2003年10月アーカイブ

暗闇のフロア、PC版

| コメント(0) はてなブックマーク - 暗闇のフロア、PC版 

独 暗闇のフロア 2Fシュピーレはエッセンで発売されたばかりの新作、暗闇のフロアのPC版をフリーダウンロードで公開しました。モンスターの習性をよく読んで、自分の仲間を食べられないようにするゲームで、現地投票でも評価が高かったゲームです。アッティカインシュとともに、発売早々に無料で遊べるというPRがトレンドとなっています。

 モンスターは初めに向いている方向に進み始めます。途中で左右の視界に人間が現れると方向転換して襲い掛かります。ただし、同じ距離に2人の人間がいると、どちらも襲えなくなるという習性があります。さまざまなアイテムを配置してモンスターから人間を守りましょう。操作パネルの上から順に、

1.緑のスマイル…プレイヤーです。1人もモンスターに食べられてはなりません。

2.黄色のスマイル…他プレイヤーです。全員モンスターに食べられなければなりません。

3.壁…モンスターの視界を遮ります。これにモンスターがぶつかると、後ろにあるものは壁ごと押されます。周りの壁まで押されると人間はつぶれてしまいます。

4.左向きの壁…モンスターがぶつかると、必ず左に曲がります。

5.右向きの壁…モンスターがぶつかると、必ず右に曲がります。

6.反対向きの壁…モンスターがぶつかると、必ず180度回転します。

7.ガラス…視界を遮らない壁です。

8.墓場…モンスターが入ると死にます。

9.血糊…モンスターはスリップしてしまい、左右に曲がれません。

最初から置かれているものは動かせません。指定されたアイテムをクリックで全て配置したらスタート。緑を一匹も殺させずに黄色を全て殺させればクリアです。現在18面まで遊ぶことができ、ホームページで毎週公開されるパスワードを入力すればその先のステージも遊ぶことができます。このステージをクリアすればキーワードがわかり、それをホームページに応募すれば素敵な賞品がもらえるそうです。まずは第1ステージから練習してみましょう。

 完全なパズルゲームですが、ソリテアで力試しをしてはいかがでしょうか。なお、ボード版は多人数プレイ可能で、テレポートなどの追加アイテムや若干のルールの違いがあります。(2F Spiele

ドイツカードゲーム賞は「コロレット」

| コメント(0) はてなブックマーク - ドイツカードゲーム賞は「コロレット」 

独 アラカルト ドイツのゲーム専門誌「フェアプレイ」は毎年恒例となったカードゲームだけを対象としたアワード「アラカルト(a la carte)」を発表しました。30名以上のゲーム専門家が選んだ1位はコロレット。年間大賞(ノミネート)、ドイツゲーム賞(9位)に続きドイツ3賞を制覇しました。ミヒャエル・シャハトの手軽で悩ましいカードゲームで、国内外で評判がよかったものですが、この受賞で名実ともに今年のベストカードゲームということができそうです。2位もドイツ両賞に入っている宝石商、3位には他賞を受けていないヨーロッパツアーが入りました。4位以降の詳細はSpielboxから報じられました。(Gamas We Play

【アラカルト・ドイツカードゲーム賞】

1位 コロレット(Coloretto, M.Schacht, Abacus)

2位 宝石商(Edel, Stein & Reich, R.Staupe, alea)

3位 ヨーロッパツアー(Europa Tour, A.R.Moon&A.Weissbrum, Schmidt)

4位 カナル・グランデ(Canal Grande, A.R.Moon,A.Weissbrum, Adlung)

5位 ジキル博士とハイド氏(Dr. Jekyll & Mr. Hyde, W.Werner, Bambus)

6位 ギロチン(Guillotine, P.Peterson, Amigo)

7位 バルーンカップ(Ballon Cup, S.Glenn, Kosmos)

8位 ムガル(Mogul, M.Schacht, Timbuktu)

9位 太っちょカーズ(Fette Autos, H.Glumpler, Erkonig)

10位 指輪物語・決闘(Der Herr der Ringe - Das Duell, P.Neugebauer, Kosmos)

年間ゲーム大賞、選考方法かわる

| コメント(0) はてなブックマーク - 年間ゲーム大賞、選考方法かわる 

独  ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)選考委員会は29日、新たな若い審査員2名の参加と選考方法の変更を発表しました。

 新たに加わったのはフリージャーナリストのシュテファン・ドゥックシュ氏(Stefan Ducksch, 36)と、ラジオジャーナリストのベルンハルト・レーライン氏(Bernhard Loehlein, 38)の2人で、これで審査員は合計12名となりました。ほかの審査員が50歳前後なので若い審査員の感性が選考にどう影響するか見ものとなります。また、年間子どもゲーム大賞の審査員も新しくなりました。

 選考方法は来年から、5月にノミネート5作を発表し、6月にその中から大賞を発表するという形式になります。1999年から行われていたノミネートと最終ノミネートという2段階選抜はなくなりました。これに代わって、ゲーム数を限らずに幅広く集めた推薦ゲームリスト(Empfehlungsliste)が発表されます。

 審査委員会はこの推薦ゲームリストについて、幅広い層の購買・選択を助けるとしていますが、その背景には、10作品前後のノミネートリストに入るかどうかで売り上げが大きく変わる不公平感を解消すると共に、ベストゲームの数を絞ることで年間大賞の意義を強く打ち出すという2つの意図があるものと見られます。実質上、ノミネート5作品に入るかどうかという厳しい競争がメーカーやデザイナーに課されています。(Spiel des Jahres

エッセン国際ゲーム祭、新作の評価

| コメント(0) はてなブックマーク - エッセン国際ゲーム祭、新作の評価 

独 世界最大のボードゲームイベントであるエッセン国際ゲーム祭(Spiel '03)が、10月23日から4日間に渡って開催されました。ドイツのゲーム専門誌「フェアプレイ」は毎年恒例の現地アンケートを行い、その結果を発表しました。ゲームサイトGames
We Playではこの集計をもとに、ドイツのメーカーと個人メーカーに分けてリストアップしており、主なメーカーの動向はこちらで探ることができます。

 アレアのプエルトリコ・カードゲーム、サンフアンが2年前からのフィーバーを受けてトップ。発売前にオンラインサイトBrettspielweltで公開されたインシュアッティカも上位に入りました。ゲームデザイナーコンテストからスカウトされたマヤも注目度が高い模様。デザイナーとしては、看板娘でメジャーとして認知されつつある異色のデザイナー、フリードマン・フリーゼの作品が3作も入っています。

 2月に行われるニュルンベルクおもちゃ見本市と比べ、エッセン国際ゲーム祭は中小企業が活躍する傾向が強いですが、その中から評価を固めてメジャーメーカーに発展する企業が生まれていくことが期待されます。(Fairplay

【フェアプレイ誌主催スカウト評価】

1.サンフアン(San Juan, A.Seyfarth, alea) 78/1.78

2.インシュ(Yinsh, K.Burm, Don&Co) 64/1.80

3.マヤ(Maya, B.Eisenstein Abacus) 116/1.80

4.フレッシュ・フィッシュ(Fresh Fish, F.Friese, Plenary Games) 53/1.91

5.鉄道ダイス(Railroad Dice,J.Kappe, Wassertal ) 50/2.02

6.アッティカ(Attika, M-A.C.Merkle, Hans im Glueck) 192/2.12

7.暗闇のフロア(Finstere Flore, F.Friese, 2F-Spiele) 140/2.12

8.ルドフィール(Lidoviel, F.Friese, Drubberholz) 65/2.20

9.魔法の剣とドラゴン(Zauberschwert & Drachenei, J.Schwinghammer Adlung) 59/2.20

10.フォイリオ(Feurio, H.Glumpler, Erlkonig) 71/2.25

 (右側の数字は得票数-50票以上/評価-1最高〜5最低の平均)

ゲームズ100は「ニューイングランド」

| コメント(0) はてなブックマーク - ゲームズ100は「ニューイングランド」 

米 ゲームズ100 アメリカのゲーム雑誌「ゲームズ・マガジン」は2004年のベストゲームを選んだ「ゲームズ100」を選出し、ゲーム・オブ・ジ・イヤーをはじめ10部門についてベストゲームを発表しました。ドイツでは年間大賞ノミネートもされないばかりかドイツゲーム賞でも8位どまりだったニューイングランド。アメリカ版も発売されて知名度が高まったばかりでなく、アメリカが舞台のテーマ設定や、戦略性の高さがアメリカ人の心を捉えた模様です。ほかの部門についても、ドイツのゲーム賞とは趣向の異なる幅広いラインナップとなっています。(Funagain Games

【ゲームズ100 2004】

ゲームオブジイヤー:ニューイングランド(New England, A.R.Moon & A.Weissblum)

アブストラクト戦略ゲーム:クランス(Clans, L.Colovini)

上級戦略ゲーム:ワイルドライフ(Wildlife, W.Kramer)

ファミリーゲームアイムザボス(I'm the Boss, S.Sackson)

ファミリーカードゲーム:クイーンズネックレス(Queen's Necklace, B.Cathala & B.Faidutti)

2人カードゲーム:バルーンカップ(Ballon Cup, S.Glenn)

ファミリー戦略ゲーム:ズーシム(ZooSim, C.v.Moorsel)

歴史シュミレーションゲーム:ハンマー・オブ・スコット(Hammer of the Scotts)

パズル:川渡り(River Crossing)

パーティーゲーム:ディブズ(Dibs)

ワードゲーム:クロスワード・ピラミッド(Crossword Pyramids)

ラミーキューブ世界選手権、日本人が優勝

| コメント(0) はてなブックマーク - ラミーキューブ世界選手権、日本人が優勝 

 9月19〜22日、第5回ラミーキューブ世界選手権がスイスのセント・モーリッツで開催され、日本人の桑原正人氏が優勝しました。この大会は1991年のイスラエル大会を皮切りに3年に1度開かれており、今回は過去最大となる26ヶ国の代表が世界一をかけて戦いました。

 桑原氏は第1回に続いて2回目の優勝という快挙です。大会の写真集はこちらで、アルプスを背景に大きいトロフィーを持っている桑原氏の姿を確認することができます。おめでとうございます。

 ラミーキューブ(Rummikub)はイスラエル生まれの数字合わせゲーム。持ち札のタイルを場札と組み合わせて早くなくすことをめざすパズル志向のゲームです。1980年のドイツ年間ゲーム大賞など数々のアワードを受賞し、世界中でこれまで4000万売られました。日本版はこれまでいくつか発売されましたがまもなく絶版になっており、入手するには海外版を購入するか、店頭在庫を求めるしかないという状態です。(Rummikub

〈参考〉公式ページ(英語)・日本語ページ

飛行機の中で「ゲームの夕べ」

| コメント(0) はてなブックマーク - 飛行機の中で「ゲームの夕べ」 

独  ドイツの飛行機会社ジャーマンウィングスは今月16日、18:30発ケルン・ボン発ドレスデン行きの国内線で、ゲームを遊んだり懸賞つきのクイズに答えたりするゲームの夕べを開催することを明らかにしました。

 ドレスデンにあるカール=クーベル子ども・家族基金フェルゼンヴェーク研究所と、ドイツ年間ゲーム大賞協会が協力し、スペシャルゲストとしてクラウス・トイバーが搭乗します。航空会社の社長は「ただ座って新聞を読んでいるだけではなく、飛行機はもっと楽しくできる。これまでもポップコンサートやマスコミ会議、朗読会を開いてきた。でも16日のゲームの夕べははたぶん世界初の雲の上で行う飛行機パーティーとなるだろう」と言っています。

 エッセン国際ゲーム祭を間近に控え、盛り上がりを見せるゲームシーンですが、この勢いをさまざまな場面に投入し、社会を活性化させていく試みとして注目されます。(Spielbox

フランス年間ゲーム大賞2004は「スカッド7」

| コメント(0) はてなブックマーク - フランス年間ゲーム大賞2004は「スカッド7」 

仏 スカッド7AFPEJ(フランス・マルチプレイヤーゲーム普及促進連盟)は2日、フランス年間ゲーム大賞2004の大賞を発表しました。最終ノミネート7タイトルから大賞に選ばれたのは、異色のリアクションゲームスカッド7

 日本では未紹介ですがオランダのメーカー・ジャンボが発売し、フランス版も発売されている作品です。オーストリアゲーム大賞では友達と遊ぶゲーム部門でレーベンヘルツと共に入賞しています。

 作者はドラゴンデルタのロベルト・フラーガ。ジャンボ社のゲームであり、ノミネート入りしているマニキ(Maniki)も同じ子どもゲームとして評価を得ており、これを機会に昨年度発売されたジャンボ社のゲームが日本でも紹介されることが期待されます。(Jeu de l'anee

【フランス年間ゲーム大賞2004】

 スカッド・セブン(Squad Seven, R.Fraga, TF1 Games)

〈ゲームの概要〉

ゲームにはCDが付いており、ジャングルの音を流しながらプレイします。プレイヤーは付属のピストル(プラスチック製)を持って7人のチームで宝を求めてさまよいます。手番になったら山札からカードをめくり、出てきたカードによってリアクションをしなければなりません。宝カードなどの場合、ピストルで一番早く撃った人が手に入れます。別のカードを撃ってしまうとメンバーが1人死んでしまうので絵柄に注意しなければなりません。CDには夜の音と昼の音があり、それによってリアクションが異なる場合もあります。そのほか、テーブルを一周したり、カードを混ぜなおしたりといった指示もあります。CDが終わるまでの17分間に生き残りながらできるだけ宝を集めることを目指します。

カレンダー