2004年4月アーカイブ

アレックス・ランドルフ逝去

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伊 2002 アメリカ・アリゾナ生まれでイタリア・ベネチア在住のゲームデザイナー、アレックス・ランドルフ氏が4月28日、81歳で永眠しました。82歳の誕生日を5月4日に控えた5日前のことでした。

 故シド・サクソンと並ぶゲームデザイナーの先駆者で、ドイツのゲーム市場に新風を送り続け、現在のドイツゲームの繁栄を築きました。ドイツ年間ゲーム大賞関連の受賞は最多の17回。ツイスト(Twixt、1979年)からこぶたのレインボーレース(Rüsselbande、2001年)まで20年以上、子どもゲームとアブストラクトゲームを中心として幅広い分野でコンスタントに受賞してきました。

 同時にゲームデザイナー連盟(SAZ)でゲームデザイナーの地位向上にも奔走し、個人デザイナー主導でゲームを開発する仕組みが生まれるもとになりました。晩年は名誉会長に就任。ゲーム雑誌などでの執筆活動も盛んに行い、ゲームデザイナーたちから厚い信望を得ています。晩年はベネチアでゲーム紹介本(未出版)を製作していました。

 ドイツにはエッセン国際ゲーム祭に幾度となく顔を出したほか、1961年より68年まで日本に滞在、オーストリア、スイス、フランス、スペイン、イタリアへの発信、多国籍ゲームメーカー・ウィニングムーヴスの設立、そして晩年はイタリアのベネチアでレオ・コロヴィーニと共同でベニス・コレクションに携わるなど、国際派でもありました。2002年にはエッセン国際ゲーム祭で異例のアレックス・ランドルフ展が開催され、病気療養中にもかかわらず駆けつけてインタビューなどに応じていました。

 彼の作品は日本でも人気が高く、ガイスターはげたかのえじきチャオチャオハイパーロボットこぶたのレインボーレースザーガランドなどの入手可能なゲームは定番級として、また冷たい料理の熱い戦いイースター島イモムシイモムシなどの絶版ゲームはオークションで高額取引されるようなゲームとして知られています。


「私は、伝統ゲームが危機に瀕しているとは思いません。机と、一緒に集まるのが好きな人たちがいる限り、この机にはボードゲームがあり続けるでしょう。」

(フローレンス・ボードゲーム学術会議への寄稿より・1999年)


 謹んでご冥福をお祈りいたします。(Brett'n Board, Spielbox, Spielwiese)

『ソフマップ・デジタルバイヤーズ』にカタンの記事

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デジタルアイテム購入マガジン・ソフマップ・デジタルバイヤーズ6月号の「マニアはじめて物語」にカタンの特集記事。「テレビゲームももう飽きちゃった」人への導入ガイドとして。

テーブルゲームシンポジウム

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一橋大学のゲームサークル主催でテーブルゲームシンポジウムが6月6日開催(一橋大学KODAIRA祭)。グループSNE・安田均氏の講演「テーブルゲームのこれから」やパネルディスカッションなど。一般参加可、無料。

「友達を集めて」9日間

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米 ゲームデザイナーのA.R.ムーン氏は毎年恒例のイベント「友達を集めて(The Gathering of Friends 2004)」をオハイオ州コロンバスのホテルで開催しました。このイベントはムーン氏の知り合いのゲーム愛好者やメーカー関係者が集い、9日間連続で新作を中心に遊び続けるという祭典で、国内からだけではなくドイツからもたくさんの参加者が集まり、毎日夜遅くまで遊んでいました。

 Brett'n BoardのM.スヴェロフ氏とGamefestのR.トーンキスト氏のレポートによると、ハンス社の新作サンクト・ペテルスブルクとDOW社の新作メモア'44が特に人気があったほか、試作段階で出展されたウィイングムーヴスのカリブ海写真)、2Fシュピーレの電力会社のリメイク(写真)が注目されていた模様です。一方、アレア新作の五番街はやや期待外れだったよう。期待が高すぎるのかもしれません。カリブ海は移動させたい船を一斉公開で決めて交易するゲームで、夏ごろ発売予定とのこと。

 メーカーの協賛を受けてたくさんの賞品(写真)が用意されました。また8日目には蚤の市(写真)も開催され、遊ぶ・買うの両方とも満たされたようです。(Gamefest

【Brett'n Board M.スヴェロフ氏の評価】

 サンクト・ペテルスブルク(Sankt Petersburg):9

 ドス・リオス(Dos Rios):8、カリブ海(Karibik):8

 メモア'44(Memoir'44):8、五番街(Fifth Avenue):7

 インダス(Indus):7、オーバルトリック(!):7

 Tahuantinsuyu:7

【Gamefest R.トーンキストの高評価ゲーム】

 卵のダンス(Eiertanz) 電力会社(Power Grid)

 ハンザ(Hansa)、乗車券(Ticket to Ride)

 ドス・リオス(Dos Rios)、カリブ海(Karibik)

 メモア'44(Memoir'44)

ニュルンベルク新作ゲーム会

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Poeppelkisteのディット夫妻がニュルンベルクの新作中心のゲーム会。子どもから大人まで200人以上の参加者が遊んで面白かったゲームを3つ挙げた結果、人気のあった新作は…

 1位:サンクト・ペテルスブルク

 2位:サンファン

 3位:ゴア

 4位:ラージャ

 5位:乗車券

子ども向けにはシュニッツェル・ハンターや子どもクイズなどが開かれ、子どもも大人も織り交ぜた人狼は少年たちが慣れた調子で仕切っていたという。さすが普段から遊んでいる様子。

ロンドン・トイフェア

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ロンドン・トイフェア(主催:イギリスおもちゃ&趣味連盟)が開催。30以上の出展者は、ハズブローとウィニングムーヴスを除きアメリカやドイツで見られないメーカーばかり。今年のトレンドはカーレースだったとか。

同じころウィーン・ファンタジーゲーミング・コンベンション(主催:ファンのためのファン)が開催。こちらはTRPG寄り。著名デザイナーのサイン会などで盛り上がったそう。

ゲームデータベース、ついに始動

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日  昨年からテストが行われていたplay:gameのボードゲームデータベースがベータテストとして一般公開されました。前段階で入力された10段階評価とコメントを閲覧できます。また「リスト別表示」から登録されているゲームを見たり、「統計情報」から評価の高いゲームのランクを見ることもできます。

 登録ゲーム件数は現在360タイトル以上。各ゲームについて原題から受賞歴まで24項目のデータと、総合評価・サブ評価など14項目の評価が並び、好きな項目を閲覧できます。評価は初期の偏った評価でも乱高下しない「ベイズ推定法」で安心。

 また、ユーザー登録を行うと入力も行ったり、見たい情報だけをカスタマイズしたり、自分の所有ゲームや評価を公開してちょっとしたホームページにもできるようになっています。ボードゲームギーク(Boardgamegeek)のシステムがモデルになっているとのこと。データベース運営のメーリングリストもあり、ユーザー登録することで、よりよいデータベースを作るための意見交換に参加することができます。

 ユーザーとして登録した場合ログインのセキュリティーが厳しく、ファイアウォールなど解除しなければいけない場合があるのと、スクロールを少なくするためにページが多くなっているのでナローバンドで見るにはかなり時間がかかるという欠点がありますが、行き届いたデザインと豊富なデータ項目はよく練りこまれており、あとはデータ入力を待つばかりという段階です。

 1年に300タイトル以上発売されている今日、データ入力は決して1人や2人ではできません。みんなでつくる皆のためのデータベース、皆さんも参加してみませんか? これで日本でも本格的なデータベース化が始まることになりそうです。(play:game

JBP検討(3)部門分け

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医者が患者を診察して薬を処方するように、集まっている人たちの性格や今の気分、その場の雰囲気を見極めて最適のゲームを出せるならば一番よい。多少刺激の強い薬を出すこともできるだろう。


それに比べれば日本ボードゲーム大賞はよく売れた市販の売薬のようなもので、誰でもたいてい楽しめる分だけ、当たり障りないという欠点もありうる。そこでカスタマイズするために、現在4つの部門が設定されている。



海外ゲーム・入門者部門

ルールが比較的易しく、初心者でもすぐに楽しめるゲーム。家族向け。トランスアメリカコロレット。「入門者」でなくとも、フリークが重いゲームの合間に遊んだり、軽いゲームを好む人がよく遊んだりするので、とにかく広い層に受け入れられているということ。

海外ゲーム・フリーク部門

より発展的な内容で、ゲームに慣れた人が楽しめるゲーム。 プエルトリコ宝石商。フリークが集うウェブ(国内・海外問わず)やサークルではこの賞が一番注目され、話題にもなるが、実世界ではこれらのゲームをやりこんでいる人はむしろ少数派であることに注意しておきたい。

国産ゲーム部門

日本語パッケージで一般発売されたもので面白いゲーム。ブロックスアップル・トゥ・アップル。国産オリジナルだけでなく、日本のメーカーがローカライズした海外ものでもよい。但し日本語のルールが添付されているだけのものは除外。当初想定していなかったが、サンファンのように海外産日本語パッケージゲームも入るので「国産」という名称は検討しなければならない。

子どもゲーム部門

8歳くらいまでの子どもが理解でき、かつ親などの大人も一緒に楽しめるゲーム。穴掘りモグラねことねずみの大レース。大人も一緒に楽しめるというのは、子供だましと感じることがなく、大人だけで遊んでも盛り上がれるという意味。子供ゲームの新作はそれほど多くないことから、入手できるものであれば発売年は問わない。

この部門分けは、必要最小限の構成を意識して作られたが問題がないわけではない。



  1. 入門者とフリーク部門の境界に基準がないこと。今年はアルハンブラが両部門でノミネートされ、どちらにおいても3位に終わった。どちらの部門に挙げるべきか迷うようなゲームはたくさんあるので、大いに悩むことになるだろう。

  2. 同じく入門者と子ども部門の境界も曖昧である。現時点ではドイツに倣って最低対象年齢によって機械的に(8才までなら子ども、9才からは入門者)分けているが、この境界線上にあるゲームも多い。

  3. フリーク部門の孤立。フリーク部門にノミネートされるようなゲームは値段が高く、時間もかかるため頻繁に遊ばれていない。その結果、投票数自体が少なく、また投票があったとしてもウェブなどでの評価が投票時の先入観となったり、入門者寄りの相対的に軽めなゲームに比重が移ったりしがちになる。遊ぶ人が増えて票数が増えるのが一番だが、フリーク部門については選考委員会制など、別な選考方法が相応しいのかもしれない。

  4. 国産ゲームと海外ゲームを分ける必然性。現時点において国産ゲームは発展途上で、海外ゲームと一緒にすると負けてしまうという見方から、国産ゲームをもっと注目してもらうためと、外国語が苦手な方が安心して遊べるために別立てされているが、将来的に国産ゲームにどんどん傑作が出てきて、国際的にも評価が高まってくるならば分ける必要が薄れるだろう。

  5. 大賞が4つもあるということによるインパクトの薄れ。今はさまざまな層からボードゲームに着目してもらうという実利を取って別々にしているが、海外の賞のようにひとつを決めたいという気持ちも当然ある。さらに大賞は国産ゲームにとってもらいたいというのも日本人としての人情。4つの部門を全て平等に扱うのか、どれかひとつをクローズアップしていくのかはこれからの課題となる。


このように見ていくと、各部門がずいぶん異なった方向性をもっていることに気づく。一方で選考方法はいずれも投票なのだから、方向性とマッチしていないところがあるかもしれない。とはいえ部門別に選考方法を変えるなどといった煩瑣なことはできないので、方向性を投票者に十分周知しつつ選んでもらうということになるだろう。


年間ゲーム大賞も何年かに一度選考方法を変えている(最終ノミネートや今年から始まる5タイトルオンリーノミネート)ようだし、部門分けも何年か後に構成しなおしたい。


七つの印、シュピールグートを受賞

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米 spiel gut Amigo社は8日、昨年のエッセンで発表された七つの印(Die Sieben Sielel)がシュピールグート(spiel gut、良い玩具)賞を受賞したことを明らかにしました。

 シュピールグート賞はドイツ年間ゲーム大賞と同様、メーカー・ショップ関係者を除くさまざまな分野から選ばれた「子どもの遊びと玩具審議会」がテストとディスカッションの末選出するもので、50年近い伝統ある賞です。基本的にデザイン・素材重視で幼児向けの木製玩具が多く選ばれる傾向にあります。ボードゲームではハバ、ドライマギアなどの子どもゲームメーカーが受賞しており、アミーゴもココタキで受賞したばかりですが、大人向けのカードゲームというのは珍しいケースです。

 七つの印はシュテファン・ドーラ氏によるトリックテイキングゲーム(全員1枚ずつカードを出し、一番強いカードを出した人が総取りするというタイプのカードゲーム)。このゲームでは予め宣言した色のカードを集めることを目指しますが、1人お邪魔者のプレイヤーが邪魔に専念するので思ったように取れません。日本ではメビウスから日本語訳つき(2200円)で国内販売され、好評を博しています。

 ドイツではスカートをはじめとして無数のトリックテイキングゲームがありますが、その中のひとつが重要な賞を受賞したことは、トリックテイキング文化が根強いことを示すと共に、これをドイツ外に広めようという意思がはたらいたのかもしれません。近いうちにロゴ入り版が日本に入ってくることになりそうです。(Amigo

 →ゲーム紹介:名古屋EJFメビウスThe table game which plays happily

 →シュピールグート:日本窓口ドイツ本サイト今月のボードゲームコーナー

メビウス便4月

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4月のメビウス便はニュルンベルク発表の新作続々登場。

ラベンススバーガーからはクニツィアのレースゲームマルコポーロ(Marco Polo)とオンライン版もある子どもゲームメイク&ブレイク(Make'n Break)。

アバクスからシャハトの期待作、交易ゲームハンザ(Hansa)と子どもカードゲームネズミ(Mausen)。

去年のエッセンで発売されたコスモスの2人ゲームドラキュラ、マテウスがイラストを手がけたハンスのカードゲームサンクト・ペテルスブルク

以上6タイトルから半分を4月、残りを5月に。オプションとしてアミーゴアバクスの子どもカードゲーム。マイスターの窓さがし(Meister Scheibenkleister)、シュタウペのココナッツはどこ?(Wo ist die Kokosnuss?)、クライネフィッシュ風のピラニア(Kai Piranja)。(4/9)

エルニーニョ

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 ゲームマーケットで紳士服のたかのから発売されたゲーム漫才本。昨年のゲームマーケットで発表された第一作『Laugh out laud!』に続く第二弾。『爆笑問題の日本原論』*1のようなスタイルで、ボードゲームをネタにしている。タイトルははなまる作文ゲーム(糸井重里作/河田)からとったものだろうか。ジンクピリチオンと共に使いづらいカードだった。


 たかのさんがわざわざインドまで送って下さり、娯楽のないインド暮らしでは特別に楽しく読んだ。1度目はさらりと、2度目はじっくりと、3度目は面白いところを選んでというように、何度も読み返している。何度か読んでからだんだん可笑しくなってくるところがあるから不思議だ。


 今回はたかのさんの他に3人の寄稿者があり、それぞれの作風を楽しくことができる。芸人・テレビ・アニメネタは残念ながら分からないことが多かったが、そこを差し引いても十分面白い。特に面白かったのは(ネタバレにならないようにしています)



ワーウルフ(たかの作)

ロールプレイの魅力とスケープゴートの心理を鮮やかに描き出す

クニツィーア(Mattyan作)

ロード・オブ・ザ・リングの設定、実は!

初めてのゲーム(阿里政夫作)

ゲーマーの間でよく話題に上る「初めての人に出すゲーム」に新解答。

フォーム改造(姫村タクミ作)

思わず歌ってしまいました。

 前回一部で物議をかもしたブラックなネタは、今回全て伏字になっているのがちょっとだけ(本当にちょっとだけです)物足りない気もするが、その分普通にゲームを好きな人にも読んでもらえそう。ゲームマーケット以降の入手方法はよく分からないが、興味のある方はどうぞ。『Laugh out laud!』から続けて読めば、もっと面白いかもしれない。


http://www.edit.ne.jp/~takanos


追記:たかのさんの日記によれば名古屋バネストで委託販売されたとのこと。さらに通販にも乗りました。これで日本全国どこからでも入手可能です(ある限り)。




*1:買った直後に電車で読んで噴き出し、恥ずかしい思いをした本のひとつ。もう一つは『いじめてくん』(吉田戦車)


ドイツ人はウンコ好き?

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Spielboyにてドイツ人のウンコ好きを考察する記事。ドイツのスカトロジー(糞尿趣味)を紹介しながらウンコやトイレが登場するゲームを続々紹介。原始スープからにわとり羽取り競争拡張まで、結構あるもんです。ゲーム王国ドイツの意外な一面を垣間見たい方に。(4/7)

乗車券分析

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Brett'n Boardに乗車券(Ticket to Ride)のレビューとプレイエイドとして都市別重要度の表。評価は9と高いが、コメントでは「ムーンらしく従来の要素の新しい組み合わせ」と。今年のエッセンではヨーロッパマップも発売されるとのことで、年間ゲーム大賞も射程距離? それからハンザも好評。「王と枢機卿に匹敵するレベル」と。(4/6)

FFGの新作レースゲーム、ドイツ上陸

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米 Arena Maximus Spielboxオンラインはすでに発売中のファンタジーフライトの最新作、アリーナ・マクシムス(Arena Muximus)の紹介を掲載しました。ローマを舞台に戦車がレースを繰り広げます。

 アリーナは32枚のタイルを並べて作ります。タイルには壊れた橋や石のブロックがありますが、はじめの3枚だけめくられており、先の方は近づかないと分からないようになっており、先頭を走っている戦車はその不利です。

 プレイヤーは10ポイントをスピード、攻撃力、防御力に振り分けてオリジナル戦車を作ります。スピードはその分だけ最高速度が上がりますが障害物をよけるときにスピードの調整が必要です。攻撃力は敵の戦車を押しのけるのに必要で、防御力はそれを守るのに使います。

 障害物をよけきれなかったり、敵の戦車に攻撃されたりするとダメージポイントが加算されていき、1回休みになったりレースから脱落することになったりします。Spielboxはポイントの振り分けが悩ましく、スピーディでエキサイティングなゲームと評しています。クニツィアのデザイン以外ではなかなかヒットが出ないファンタジーフライトですが、アベ・カエサルとのテーマの親近性やフォーミュラ・デミシシッピ・クイーンなど定評のあるレースゲームから面白い要素を加えたことで、期待作と言えるでしょう。デザイナはK.ウィルソン氏。2〜5人用、10歳以上、プレイ時間45〜60分。(Spielbox

 →名古屋EJFの紹介

JBP検討(2)広報

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 日本ボードゲーム大賞(JBP)の結果は、各ショップ・サークル、インターネット(ゆうもあ・Spielbox・各メーカーサイト)、情報誌『シュピール』、会員誌『ゆうもりすと』で広報されている。しかしボードゲーム自体がマイナーなジャンルであることもあって、一般にはまだまだ知られていない状況だ。


 コロレット宝石商もタイトルを聞いただけでピンとくるコアなファン層の外延に、いかにしてこの賞の存在を知らせていくかは、なかなか難しい、しかし大切な問題だ。


 現在広報を行っているところは、世間の目からはほとんど触れられていない。『シュピール』の流通もまだまだ少ないし、ショップやインターネットでの広報も十分とはいえないだろう(人手不足なんです)。


 また昨年ぐらいから徐々に新聞や雑誌でドイツ系ボードゲームが取り上げられる機会が増えたが、当然のことながら初めて接する人をターゲットにしており、定番ゲームの紹介だけでめいっぱいになってしまう。今年の新作とかトレンドといったところまではなかなか手が回らない。


 一番世間の目に触れているのは、ビバリーがトイざラスなどの広告でロゴを使っていることだろう。これはJBPの知名度向上にとってかなり大きい。しかしそれ以外となると、ショップにたまたま立ち寄った人とか、ネットサーフィンで流れ着いた人とか、ゆうもあのゲーム会に参加した人ぐらいなもので、はなはだ心もとない。


 もっともボードゲームはひとつの趣味であり、好き嫌いや適性もあるだろうから、世間の誰にでも受け入れられるわけではない。例えば最近のテレビゲームに飽きたというファミコン世代、子供の知育玩具を求めている親や教師、安くひまをつぶせるものを探している学生、ちょっと変わった時間を過ごしたいカップル、アトラクションがネタ切れ気味の老人会、何かコレクションしたいという人、おしゃれなインテリアがほしい人などなど、いろいろな切り口から予備軍にアタックしていかなければならない。


 しかしこれらの予備軍にいきなり「今年はコロレットです!」と言ったところで無意味に等しいか、反対にこの趣味を近寄りがたいものしてしまう恐れすらある。JBP以前の普及活動を積み重ねていかなければならない、ボードゲームの一般理解が先だということになってしまう。


 これが日本ボードゲーム大賞本体の広報が難しいという所以である。それならばゆうもあのゲーム会活動を継続しつつ、次第に浸透するのを待つということになろうが、これはややもするとオタク化・縮小化を招きかねない。外部との交流をもたないで内側だけで自己完結していると、次第に外からの風が入らなくなり腐ってくるものだ。


 「外に出ていく精神」…抽象的であるが、理屈ではない。JBPの広報に限らずゆうもあの活動全般についてこのことを常に意識して自己を奮起させたい。無視されようが出る杭は打たれようがやるしかない。それにしてもどこに出ていったらよいのか……ご意見求む(笑)。(Thanks to Mr.Hasegawa, who suggested many things on this topic.)


I CANNOT choose the best. The best chooses me. (Tagore,"Stray Birds")


乗車券が好評

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フェドゥッティがデイズ・オブ・ワンダーの新作乗車券を絶賛トランスアメリカとあまり変わらぬ難易度なのに深いと。彼はこのメーカーと関係が深いことを差し引いて考えるべきか? ゲームマーケットでバネストから購入した方のレポートに期待!(4/1)

ドイツ年間ゲーム大賞の予想コーナー

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Poeppelkisteがドイツ年間ゲーム大賞の予想コーナーを設置。問いは大賞と子ども大賞のそれぞれについて

1.お勧めリストに以下のメーカーから2タイトル入るか

2.以下のサイトは発表前夜までに3タイトル以上レビューを掲載するか

3.大賞のコンポーネントに入るもの

の3問ずつ。ノミネート5タイトルとお勧めリストという今年からの選考システムに注意。名前とメールアドレスを入れて応募しよう。賞品はクレメントーニの沈んだ街とドライマギアのオバケだぞ〜。Yes/No式なので気軽に参加してみては?(4/1)

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