JBP検討(2)広報

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 日本ボードゲーム大賞(JBP)の結果は、各ショップ・サークル、インターネット(ゆうもあ・Spielbox・各メーカーサイト)、情報誌『シュピール』、会員誌『ゆうもりすと』で広報されている。しかしボードゲーム自体がマイナーなジャンルであることもあって、一般にはまだまだ知られていない状況だ。


 コロレット宝石商もタイトルを聞いただけでピンとくるコアなファン層の外延に、いかにしてこの賞の存在を知らせていくかは、なかなか難しい、しかし大切な問題だ。


 現在広報を行っているところは、世間の目からはほとんど触れられていない。『シュピール』の流通もまだまだ少ないし、ショップやインターネットでの広報も十分とはいえないだろう(人手不足なんです)。


 また昨年ぐらいから徐々に新聞や雑誌でドイツ系ボードゲームが取り上げられる機会が増えたが、当然のことながら初めて接する人をターゲットにしており、定番ゲームの紹介だけでめいっぱいになってしまう。今年の新作とかトレンドといったところまではなかなか手が回らない。


 一番世間の目に触れているのは、ビバリーがトイざラスなどの広告でロゴを使っていることだろう。これはJBPの知名度向上にとってかなり大きい。しかしそれ以外となると、ショップにたまたま立ち寄った人とか、ネットサーフィンで流れ着いた人とか、ゆうもあのゲーム会に参加した人ぐらいなもので、はなはだ心もとない。


 もっともボードゲームはひとつの趣味であり、好き嫌いや適性もあるだろうから、世間の誰にでも受け入れられるわけではない。例えば最近のテレビゲームに飽きたというファミコン世代、子供の知育玩具を求めている親や教師、安くひまをつぶせるものを探している学生、ちょっと変わった時間を過ごしたいカップル、アトラクションがネタ切れ気味の老人会、何かコレクションしたいという人、おしゃれなインテリアがほしい人などなど、いろいろな切り口から予備軍にアタックしていかなければならない。


 しかしこれらの予備軍にいきなり「今年はコロレットです!」と言ったところで無意味に等しいか、反対にこの趣味を近寄りがたいものしてしまう恐れすらある。JBP以前の普及活動を積み重ねていかなければならない、ボードゲームの一般理解が先だということになってしまう。


 これが日本ボードゲーム大賞本体の広報が難しいという所以である。それならばゆうもあのゲーム会活動を継続しつつ、次第に浸透するのを待つということになろうが、これはややもするとオタク化・縮小化を招きかねない。外部との交流をもたないで内側だけで自己完結していると、次第に外からの風が入らなくなり腐ってくるものだ。


 「外に出ていく精神」…抽象的であるが、理屈ではない。JBPの広報に限らずゆうもあの活動全般についてこのことを常に意識して自己を奮起させたい。無視されようが出る杭は打たれようがやるしかない。それにしてもどこに出ていったらよいのか……ご意見求む(笑)。(Thanks to Mr.Hasegawa, who suggested many things on this topic.)


I CANNOT choose the best. The best chooses me. (Tagore,"Stray Birds")


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