2005年5月アーカイブ

フランス・金のエース賞

| コメント(0) はてなブックマーク - フランス・金のエース賞 

オランダのニュースサイトによると、下記の仏・金のエース賞はアメリカ発のコミュニケーションゲームタイムズアップに決まった模様。訳なしならば書泉ブックマート(神保町)などで入手可能。(Bordspel)

ゲームサイトを考える集い(5)普及について

| コメント(0) はてなブックマーク - ゲームサイトを考える集い(5)普及について 



インターネットを通してボードゲームを普及させるといったとき、何か違和感を感じることがある。まずボードゲームは普及すべきものなのかという根本的な問題、次に普及がインターネットでできるのかという問題、そして趣味程度の労力で普及になるのかという問題、ほかにあるかもしれないが大きく分けてこの3つの問題を考え、違和感の解消を目指す。なお下記の考察は普及が楽しいものだという前提で書かれているので、苦痛にしか思えない人には当てはまらないかもしれない。



ボードゲームは普及すべきものなのか

普及させるというからには、現在はまだ知られていなくても、それを導入することが世の中の役に立つものでなくてはなるまい。水洗トイレの普及、携帯電話の普及とは言っても、インド哲学の普及なんて話には(おそらく)ならないのである。ボードゲームはその点どうか。愛好者にとっては素晴らしいものにちがいないが、誰にとっても役に立つものとまで言うのは難しい。無数にある趣味のひとつといってしまえばそれまでで、人為的に普及させなくても好きになる人は自然に好きになるだろうという考え方もある。「考える会」では普及を考えなければいけない趣味という時点で終わっているのではないかという意見も出された。
 ボードゲームをひとつの趣味と捉える限り、確かに普及すべきものとは言い難い。しかし、ここで楽しいという以外のボードゲームの効用を考えてみると、普及する価値が見えてくるのではないか。例えば親子・友達のコミュニケーションの向上、社会性の育成、思考力・発想力・交渉力の強化など(熊本ドイツゲームの会「ドイツ製ゲームの効能」、ゆうもあ「ボードゲームとは?」)。
 こう列挙してしまうと堅苦しいが、結果としての効用であってはじめから意識しておく必要はない。楽しく遊んでいるうちにためにもなるといった寸法だ。ただ楽しめばよいものに無理に理論付けするのは好きではないが、知らない人に試してもらいたいと思わせる魅力や価値があることは疑いがない。
「このゲームは最高!」「テンサーイ!(意味不明)」

普及がインターネットでできるのか

家族や友達に教える、サークルを開く、地元の文化祭に出展する、学校・保育園・老人施設などのレクリエーションに紹介するなどのリアル世界での普及活動は間違いなく実効性が高い。翻ってインターネットは顔が見えず、実際に遊ぶわけでもない(BSWなどオンライン対戦もあるがドイツゲームに関してはまだまだ一般的ではない)。ネットサーフィンでゲームサイトにたどり着くことなど稀だろうし、そこにいくら面白い面白いと書かれていたところで、実際に遊んでみなければわからない。このためオンラインで普及することなど無理だろうという考えもある。
 確かに、全くボードゲームのことを知らず、また知りたくもない人をオンラインだけでボードゲームの世界に誘うことはまずできない(オフラインならば不可能ではない)。しかし、ちょっとでも興味があれば、その興味をさらに増やすことはできるのではないだろうか。0.1を1に、1を2に。私のサイトは一足飛びに9を10にしようとしてしまっているが、どんな興味の段階であれ、情報に接して興味が増すならばそれこそが普及と言えるだろう。
 インターネットの最大の強みは時間や距離の制約がないことだ。全く知らない人にも細やかに影響を与えられる。
「♪ああ日本のどこかに私を待ってる人がいる……」

趣味程度の労力で普及になるのか

ひとにぎりの関係者を除き、たいていの人にとってボードゲームは道楽である。「考える会」では本気で普及するならば職業になってしまうのではないかという話にもなった。例えば日本ではボードゲームを手に入れる手段が少ないのが第一の問題だが、じゃあ札幌なり、仙台なり、大阪なり、博多なりに新しく店を開くのかと言われれば片手間には決してできまい。マスメディアで取り上げてもらうほどの金もコネもない。
 しかし、それは愛好者に普及する道がないことを意味しない。千人や一万人にボードゲームを知ってもらうことが普及とは限らないからだ。むしろ利益の有無に影響されない愛好者だからこそできる普及のあり方があると、私は思う。ゲームを買う、そして身近な仲間で遊ぶ、ブログにちょっと感想を書いてみる、ゲームマーケットに参加する……そんな普通のゲーマー生活だって、意識するしないに関わらず普及の一端を担っていることになる。彼女1人でも普及は普及。肩肘を張らなくても、普及という看板を大々的に上げなくても自分が楽しいと思える範囲内で普及はできる。
 だがさらに、職業とまではいかなくとも、もっと労力を惜しまなければ惜しまないほど、その途中は苦しいとしてもその結果得られる喜びや満足感はそれだけ大きなものとなるだろう。
「わたし、普及するつもりなんてこれっぽっちもなかったんです、でもいつの間にか……」

それではどういうスタンスで普及するか? オンラインにせよオフラインにせよ、おせっかいや押し売りで嫌がられないように気をつけながら、潜在的なニーズをどうやって掘り起こしていくかは、別に考えていかなければならない。


バックパッカー、エッセンへ

| コメント(0) はてなブックマーク - バックパッカー、エッセンへ 

バックパッカーのためのエッセンガイド。10日間の鉄道フリーパスを買ってフランクフルトからメルヘン街道をのんびり北上、小さい街を選んで宿泊、でもゲームにだけは金を惜しまない。大箱の中に中箱、中箱の中に小箱を入れてスペース節約などの運搬方法も。(Gamewire)

ゲームサイトを考える集い(4)初心者向けコンテンツ2

| コメント(0) はてなブックマーク - ゲームサイトを考える集い(4)初心者向けコンテンツ2 




デザイン面

ウェブページ全般に当てはまることだが、色づかいや文字の大きさ、レイアウトの見やすさ、サイト構造のわかりやすさは基本。考える集いではデータを軽くすることやフレームを使わないことも提案された(sirouさん)。素人がいじるには限界があるのも確かだが、できるだけのことはやってみたい。ちなみにTGWも素人仕事だが、トップページはテーブルタグでレイアウトをし、スクロールせずにある程度読めるように字を小さくしている。一方それ以外のページはスタイルシートでline-height : 20pt;font-size : 12pt;margin-left : 80px;margin-right : 30px;を指定し、ゆったりとした配置にしている。自分のサイトは気づきにくいことが、他のサイトを見ていて「こういうのいいな、イタダキ!」「これは見にくいな。うちも気をつけよう」などと思って自分のサイトにも反映することがある。

写真の多用

百聞は一見にしかず。写真が1枚あるだけで、まどろっこしい説明を省くことができる。moonさんのページのように、あまり重くなくてきれいな写真を載せたいものだ。moonさんは同じアングルで何枚も撮って、その中でよかったものにさらに何度も色調補正しているとのこと。ボードゲームは接写が多くなるためきれいに撮るのはなかなか難しい。ひとまず逆光にならないように!

専門用語は丁寧に

私の場合、例えばプレステのゲームの話を聞いてもちんぷんかんぷん。いつも遊んでいる人にとっては常識でも門外漢にはちっともわからないこともある。メーカー名、デザイナー名、過去のゲーム名、ゲーム用語など使うならば説明をつけてもらえるとうれしい。ほんとうに予備知識のない人に話をするならば、全く使わない方向で努力してみたい。ゆうもあのレビューや、『ボードゲーム天国・王国』のレビューは、一般向けを意識している。

キーワード

一般の人がちょっとボードゲームに興味を持ったとき、何で検索するだろうか。gioco del mondoのあきおさんによれば、ドイツゲームをメインに紹介しているサイトにも関わらず最も多い検索ワードは「おばけ屋敷ゲーム」だという。「ボードゲーム」「モノポリー」「人生ゲーム」「ウノ」「おばけ屋敷ゲーム」「カタン」etc. そんな人のためにちょっとしたコンテンツを用意しておくのも有効かもしれない。おばけ屋敷ゲームや人生ゲームそのもののレビューを書くのではなくて(もちろん書いてもいいですが)、そういった超定番ゲームから現代ボードゲームへの橋渡しができれば素敵だろう。

ボードゲーム以外との関連付け

ボードゲームのことだけを書くのではなく、親子、教育、ドイツ、合コン、ギャンブルなど他のものと関連付ければ、それだけ間口が広がることになる。例えば『カルカソンヌ』のレビューをフランスの歴史ある街の美しい風景から説き起こしてみたり、パーティーゲームを軽いノリで紹介してみたり。All About カード・ボードゲームはマニア向けだけにならない切り口の工夫がなされている。レビュー1つとっても、いろいろな切り口で書けるはずだ。

2つの趣味をつなげる

ネットサーフィンでボードゲームのサイトに流れ着く人は、サイト管理者の別の趣味を入口にしていることも多い。例えば「小林製薬」や「ウルトラセブン」で検索して来た人が、トップページから「ボードゲーム」をクリックとか、ブログの日記にボードゲームと関係ないキーワードで流れ着いたりとか。「自分と同じ趣味をもっている管理人が、何やら面白そうな遊びをしているぞ?」と思わせることだ。具体的にはボードゲーム以外のコンテンツを作るか、そこまで行かなくてもブログに別の趣味のことを書くなどの方策が考えられる。

面白さを伝えること

親切なサイト設計は大事だが、伝えたい情熱は大事な原動力となる。正直に言って、実際に遊ぶ楽しさを文字で表すことはとても難しい。でもそんな不自由さを乗り越えて、他の趣味にはないボードゲームならではの面白さを少しでも伝えられたら、少なくともいくらかの興味をもってもらうことはできるだろう。語り口は人それぞれでも、真摯な態度と遊び心を両立させて、読者の心に届く文を書きたいものである。

そしてリアル世界へ

百聞は一見にしかず、百見は一遊にしかず。熊本ドイツゲームの会は、ボードゲームの説明を読んで遊びたくなった人に実際に遊ぶ場を作っている。リアルな世界とリンクしているサイトはそれだけで価値が上がる。その意味でサークルのサイトは開催日時を更新するだけでも意義があると言えるだろう。

これらのアイデアは、ゲームサイトを考える集いで参加者から出された意見を整理したものです。


ゲームサイトを考える集い(3)初心者向けコンテンツ

| コメント(0) はてなブックマーク - ゲームサイトを考える集い(3)初心者向けコンテンツ 



決して悪いことではないが、ボードゲームのサイトが全体としてマニアの域を出ていないのは事実である。その理由はボードゲーム自体の敷居の高さに帰するところが多いが(輸入品であることによる値段や言語の問題、ルール説明の煩雑さ、遊ぶために必要な人数の多さ、そしてそれらに基づく趣味としてのマイナー度など)、選択的にしか情報を得られないというインターネットの特性もあるのだろう。


そんな現状から、このままでは閉じた世界になってしまうと考えて、ボードゲームになじみのない人にも訴えるコンテンツを作ろうという人が出始めた。そういう方向性を持っているサイトとしてsirouさんのLet's Play Boardgame!や双六屋カゲゾウさんのAll Aboutカード&ボードゲーム、古原さんの熊本ドイツゲームの会、あきおさんのgioco el mondo、あとゆうもああたりが挙げられる。私のサイトではまえがきがこれを意識している。


「初心者」というのは語弊があるが(スタイル、好み、経験から「初心者/経験者」の項参照)、ボードゲームになじみがない人を広く意味している。もちろん、そういう人向けにどのサイトもコンテンツを作るべしというのではない。そういうコンテンツを作るのが好きな人向けに、どういう方法があるかを考えていきましょうというわけだ。考える集いでは、初心者とは何か、普及とは何かという大きな議論になったが、ここではそれをひとまずおいて、共有できる技術的な話を記録する(フライト時間が近づいたので続きはまた明日)。


ゲームサイトを考える集い(2)play:gameデータベース

| コメント(0) はてなブックマーク - ゲームサイトを考える集い(2)play:gameデータベース 



play:gameデータベースは、さまざまな可能性を秘めた宝庫だ。ある程度のボードゲーム知識を前提にしているので誰でもというわけにはいかないが、何種類か遊んで少しはまり始めた人ならば、データベースを利用することによって新たな知見が生まれ、趣味を豊かにすることができるだろう。


ここではいくつかの利用例を挙げてみたい。



新作の評価を得る

クニツィアの新作『バベルの塔』は、おそらくもう少しでメビウスから一般発売されるだろう。買いか否か? そんなときは評価コメントリスト。メビウス便など真っ先に遊んだ人が感想を書き込んでいる。投稿者がまだ少ないのでそれほど盛り上がっていないが、増えれば購入の参考にできるだろう。

ゲーム検索

今日のゲーム会は7人になりそうというとき、7人でできるゲームは何があったかな?なんていうときに、人数で検索してみる(7人で遊べるゲームの検索結果)。同様にクニツィア大会とか、さらには7人でできるクニツィア大会なんて調べ方も(さすがにほとんどないが)。テーマ、エリア・時代で検索することも可能だ。きっと思わぬゲームに出会えることだろう。

データを使う

自分のホームページでゲームを紹介したいとき、データを自由に使うことができる。原題、発売年、プレイ人数、プレイ時間、対象年齢、デザイナー、メーカーetc. これまでは箱を開けたりして調べていたものが、簡単にコピーペーストで利用できる。さらには、データベース上で公開されている画像も、自分のホームページで使ってよいことになっている。

プレイ記録をつける

ドイツ系ゲームの特徴は多種類をどんどん回していくところにある。何のゲームを遊んだか、記録したいと思っていても自分のホームページにレポートを書くほどの時間や気力がないという人は多いのではなかろうか。そんなときにプレイ記録(けがわさんの記録)。ユーザー登録して、ゲームタイトルを表示→ゲーム評価を編集→プレイ日/回数を入力でリストに反映される。所有ゲームを把握するのにコレクションリストもある。公開・非公開も選択可だ。

データ登録

だんだんデータベースの醍醐味がわかってきたら、自分から評価してみたり、データを入力してみたりしてみよう。登録されていないゲームも、原題・邦題(仮でも可)・読み仮名・プレイ人数の4項目さえ入れれば登録できる。

慣れるまでは手間取るかもしれないが、参加者が増えるほど有用で楽しくなっていくはずだ。使いにくい、使い方がわからないという人に使い方ガイドが用意されることになっている。


読者参加型サイトは、最初は盛り上がってもすぐに伸び悩むケースがこれまでに多かった。その主原因は書き込みへの反応や見返りがないということにある。play:gameデータベースも読者参加型サイトであるが、1人の管理者vs参加者全員というかたちではなく、参加者が相互にギブアンドテイク(情報を得る・情報を出す)の交流を進めることによって、みんなで大きくしていければいいなと思う。


ゲームサイトを考える集い(1)

| コメント(0) はてなブックマーク - ゲームサイトを考える集い(1) 



5月14日(土)、都内(江東区)で新作ゲームを遊ぶ会&ゲームサイトを考える集いが開催された。参加者は24名。参加者のひとりである益田ラヂヲさんが参加者やレポートをまとめたページを作ってくださり、その中でも特にsirouさんが経過をまとめた上で発展的に考察を進めてくださっているので、そちらを参照していただきたい(手抜きですみません)。


最初にあいさつをしたとき、体が震えるほど緊張した(冷房が効きすぎていたからかも)。24人もずらりと並ぶと、フリートークという雰囲気ではない。司会として場を和ませる努力が足りなかったせいで、発言するにはかなりの勇気を要する状態となってしまったが、さすがそこは趣味のこと、沈黙が続くことはなく、発言順を整理しなければいけないほどに発言が相次いだ。盛り上げて下さった参加者の皆さんにはほんとうに感謝をする次第である。


この会の主旨であり結論ともなったのは、ボードゲームをただ遊ぶだけでなく、その情報を発信するという趣味でつながれた人脈作りである。共通の目的を設定して皆でそれを達成しようというつもりはない。同じボードゲームサイトではあってもその方向性はさまざまだし、各管理者は他のサイトに気兼ねなく自分の「これを伝えたい!」を思い思いに表現してほしい。


その上でのこのような集いは、マンネリで更新が滞っている人、更新はしているけれども何か変化を求めたい人、あるいは何かやりたいけれども思いつかなかったり、時間や技術がなかったりする人が、お互いにもっている情報を交換して使えるなと思うことがあったら足しにしてもらいたい、あるいは気が合えば親交を深めてサイトでもコラボレーションでもはかってもらいたいというような意図がある。


1時間目のテーマ「play:gameデータベースの活用」は、遊んだゲームのデータを調べる時間を節約したり、時間をかけないでプレイ記録をつくったりというメリットを紹介しつつ、より使いやすくするためのアイデア出しをした。2時間目のテーマ「初心者のためのページ作り」は、初心者をどう定義するかという問題はあれ、ボードゲーム一般に何となく興味がある人が検索でふらりと訪れたときなどにどういう内容をどういう語り口で書いておくかということが話し合われた。3時間目はサイトの話から少し離れ、国産ゲームをより多く取り上げること、邦題はさまざまあるので原題を併記するようにすると分かりやすいこと、あとはゆうもあが運営する日本ボードゲーム大賞についてどのような見方がなされているかを伺った。


話し合われた内容をサイト運営のヒントにするというだけでなく、サイト運営者の素顔をオフラインで見て、その人間を知るということが非常に楽しいことだったと思う。翌々日まで後を引くような興奮があった。


ただゲームで一緒に卓を囲んだというだけでは、その人がどんな人かなかなか見えてこない(それだけで楽しい人もいますが)。もちろんおしゃべりなどはおいといて単純に遊びたい人もたくさんいるので、どんな集まりにもというわけにはいかないが、予め周知しておけば、ゲームの合間に軽食でも取りつつ軽いおしゃべり(今回は軽くなかったが)をはさむのはとてもいいことではなかろうか。


メビウス便5月

| コメント(0) はてなブックマーク - メビウス便5月 

ドイツゲーム賞、投票開始

| コメント(0) はてなブックマーク - ドイツゲーム賞、投票開始 

独 ドイツゲーム賞 フリードヘルム・メルツ社は9日から、今年のドイツゲーム賞(Deutscher Spielpreis)のインターネット投票を開始しました。7月末の締め切りまで2ヶ月にわたって、世界各国からの投票を受け付けます。今年から、本人確認のために入力したメールアドレスに確認メールが送られて認証する方式になりました。

 年間ゲーム大賞が愛好者の予想と隔たったノミネートリストを発表したことから、年間ゲーム大賞は一般向け、ドイツゲーム賞はフリーク向けという棲み分けが一層進み、昨年の乗車券(6位)のように、年間ゲーム大賞を獲得しながらもドイツゲーム賞では上位に入らないなどの結果も予想されます。

 対象は昨年のエッセンと今年のニュルンベルクで発表された新作。新作リストおよび投票方法についてはこちらをご覧ください。日本からもどんどん応募しましょう。(Deutscher Spiele Preis)

金のエース賞、ノミネート発表

| コメント(0) はてなブックマーク - 金のエース賞、ノミネート発表 

仏 金のエース ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)に引き続き、フランスの年間ゲーム大賞となる金のエース賞(As
d'Or)のノミネート作品が発表されました。この賞もドイツと同じように、8名の審査委員が100以上のゲームから選んだものです。

 フランス国内の流通に乗ったものであるため、ドイツでの販売からタイムラグがあって新作になっているものもあります。ノミネート10作のうち、ドイツ年間ゲーム大賞のノミネートと重複しているものはなく、推薦リストでもゲシェンクが重複しているに留まり、ドイツゲームを入れながらも色合いのかなり違うものになりました。大賞の発表日は2、3週間後とされています。(Jeux a Deux)



  • プエルトリコ(Puerto Rico / A.Seyfarth / Tilsit-Alea)
  • スプラッシュ・アタック(Splash Attack / T.Chapeau / Gigamic)
  • アカバ(Akaba / G.Hoffmann / Haba)
  • ごきぶりポーカー(Bug Bluff / J.Zeimet / Drei Magier)
  • キャメロットの影(Les Chevaliers de la Table Ronde / S.Laget & B.Cathala / Days of Wonder)※未発売
  • ディアバリ(Diaballik / P.Lefrancois / Territoires d'Outre-Mondes)
  • ドラゴン・ツイスター(Dungeon Twister / C.Boelinger / Asmodée)
  • マニラ(Manila / F-B.Delonge / Zoch-Gigamic)
  • ゲシェンク(No Merci / T.Gimmler / Gigamic-Amigo)
  • タイムズアップ(Time's Up / P.Sarret / R&R-Asmodée)

年間ゲーム大賞、ノミネート発表

| コメント(0) はてなブックマーク - 年間ゲーム大賞、ノミネート発表 

独 ドイツ年間ゲーム大賞 ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)選考委員会は8日夕、2005年のノミネートリストと推薦リストを発表しました。ノミネート数は昨年に引き続き、一般大賞と子ども大賞について5タイトルずつ、推薦リストは9タイトルずつに絞り込まれました。

 年間ゲーム大賞のノミネートは以下の通り(リンク先はメビウス、プレイスペース広島、各メーカー)。今年は発表時点でメビウスルートが2タイトル、プレイスペース広島ルートが1タイトル、未輸入2タイトルという輸入状況です。



 選考の方針は明らかにされていませんが、難易度の低いもの(勝利への道)から高いもの(ヒマラヤ)、ボードゲーム(80日間世界一周)、ギミック系(ナイアガラ)、2人用(ジャンボ)と同じジャンルが重ならないような配慮を見て取ることができます。これまでの傾向から難易度が中庸で3人以上でも遊べるゲームが大賞を受賞するとすれば、80日間世界一周ナイアガラの受賞可能性が最も高いことになりますが、はたして結果はどうなるでしょうか。ドイツのウェブサイトSpielboxで行われている年間ゲーム大賞予想・中間集計ではナイアガラが1位、80日間世界一周が4位、勝利への道が9位となっています。

 一方、同時に発表される年間子どもゲーム大賞のノミネートは以下の通り(リンク先はプレイスペース広島と各メーカー)。国内で発売されていたものは2タイトルに留まりました。



 推薦リストは以下の通りです。家族向けゲームとしてノミネート入りが予想されていたゲームでは、マニラウボンゴオーストラリアアマゾン探検などがリスト入りを逃しました。フリーク向けで期待されていたルイ14世バベルの塔を含め、投票が開始されたドイツゲーム賞(Deutscher Spielpreis)での入賞が見込まれます(リンク先はメビウス、名古屋EJF、Spielnet、当サイト、各メーカー、データベース)。



大賞は6月27日発表予定。(Spiel des Jahres

Verflixxt!

| コメント(0) はてなブックマーク - Verflixxt! 



毎年、ドイツ年間ゲーム大賞のノミネートは愛好者の予想を裏切ってきたが、昨年からその傾向を強めた。愛好者も決してフリーク向けのゲームを予想しているわけではないので、審査員たちは愛好者の考えるような家族ゲームからあえて距離を置き、将来のために何か新しいものを提示しようとしているのかもしれない。


ノミネートされた5作品のうち、難易度が最も低いとされているVerflixxt!(くそったれ)は、クラマーとキースリングという大賞の常連作家で、しかもメーカー大手のラベンスバーガーから発売されていながらあまり注目されていなかった作品だ。ラベンスバーガーはエッセンでYESを、ニュルンベルクではオーストラリアを推しており、この作品は大々的に宣伝していない。おそらくラベンスバーガーにとってもノミネートは意外だったにちがいない。


Verflixxt!は、シンプルながらもひねりのきいたスゴロクゲームだ。スタートからゴールまで、プラスタイルとマイナスタイル、それからマイナスをプラスにできるラッキータイルを並べる。自分のコマは3つ(5?6人なら2つ)。サイコロを振って、その数だけ自分のコマをどれか1つ進める。


あるタイルの上に自分のコマが1つしかないとき(他にコマがないとき)、そのコマを動かしたらタイルを取らなければならない。プラスだったらよいが、マイナスタイルは誰も取りたくないので他の人のコマと一緒に移動したり、「見張り」と呼ばれる中立のコマを踏み台にする。中立のコマは条件さえ満たせば誰でも動かせるので、これを上手に使うのがポイントだ。


全員がゴールしたら獲得したタイルで得点計算。ラッキータイルは、一番大きいマイナスタイルをプラスに転化できる。-9点が+9点になってしまうのだから重要だ。2枚あれば、2番目に大きいマイナスタイルもプラスに転化できる。これを見越してあえて大きいマイナスタイルを取りに行くという選択もありだろう。


バリアントルールとしてタイルの並び順を変えたり1が出たら別のことができたりするというもあるが、基本的にはこれだけ。遊んでいないので実際にどう運ぶかは分からないが所詮サイコロ次第なので、気楽にマイナスを踏んで「くそったれ」というような遊び方になるだろう。


これが数ある作品を押しのけてノミネートされたことを考えると呆気ない感じは否めない。コンポーネントも地味で、大賞がこれになる確率は低いのではないかと思われる。


カレンダー