2005年10月アーカイブ

エッセンの配布物

| コメント(1) はてなブックマーク - エッセンの配布物 



ルールはこれだけなので、自作して遊ぶのもよいだろう。


大河(Der große Fluss)


カタン有限会社で配布したカタンの3連タイル。在庫がある限りカタンショップで注文した人におまけとしてつけられる(ただしカタンショップは日本から注文不可)。


3連タイルをボード中央から海に向かって置く。この3連タイルの辺に街道、開拓地、都市を作れば1ゴールドポイント、海辺の金塊マークのところに開拓地か都市を建てれば2ゴールドポイント。3ゴールドポイントで1勝利点となり、12勝利点で勝利。


チャイナ拡張(China Mini-Erweiterung)


アバクスシュピーレで配布したチップ18枚セット。緑のチップ「和」、赤のチップ「平」、黄色のチップ「竹」が6枚ずつ。


裏にして混ぜ、各地域に2枚ずつ、交差点になっていない家のマスに置く。その地域のどこかに家が建ったとき、2枚をめくる。ボーナスチップのあるマスに家を建てたらチップ獲得。ゲーム終了時に種類別に一番多くチップを集めた人が6点(同点タイでも全員6点)。


カタンの漁師(Die Fischer von Catan)


ゲーム情報誌『シュピールボックス』の付録。魚チップ1匹が11枚、2匹が10枚、3匹が8枚、ボロ靴が1枚、4,5,6,8,9,10のダイス目が書かれた漁場が1枚ずつ。魚チップは裏返して混ぜ、漁場は外枠1つにつき1つ、港になっていない海岸に設置。


漁場に接して開拓地・都市を作ると、そのダイス目が出たとき魚チップを引く(都市なら2枚)。初期配置で海岸に作れば最初からもらうことも可能。チップは裏にしてもつ。以下の数だけ魚を出せば(捨て札)特典がある。魚のお釣り・両替なし。



  • 2匹…盗賊を砂漠に戻す(資源カードは奪えない)

  • 3匹…誰から1枚資源カードを引く

  • 4匹…ストックから好きな資源を1枚取る

  • 5匹…すぐに街道を1本引く

  • 7匹…発展カードを1枚取る


魚チップは手札制限に数えず、盗賊によって奪われることもない。漁場も港もある交差点はどちらも兼ねる。捨て札になった魚チップは表にしておき、引けるチップがなくなったら裏にして補充。魚チップの中にあるボロ靴はすぐに公開し、持ち主は手番に自分の勝利点以上(同じかそれ以上)のプレイヤーがいたら渡せる。これをもっていると、勝つための勝利点が1点上がってしまう(基本セットなら11点)。


エッセンの入場者は4%減

| コメント(0) はてなブックマーク - エッセンの入場者は4%減 



エッセンで10月13?16日の4日間にわたって開催されたボードゲームメッセSpiel'05(コミックメッセ併設)の入場者数は144,000人で、昨年より5500人(4%)の減だった。


出展者数は昨年の24ヶ国690団体から30ヶ国723団体に増えて新記録をマークしたが、入場者は2003年の15万人をピークに頭打ちとなっている。そのため出展者1団体あたりの来場者数で見ると3年前から2割以上も減ったことになる(下表)。


出展者にとってエッセンの魅力は、もう1つのボードゲームイベント・ニュルンベルクおもちゃ見本市と比べて出展料が安価なことだ。それで世界のボードゲーム製作者たちをひきつけているが、その実閑古鳥が鳴いているブースも散見される。出展すればよいという時代から集客は実力次第という時代に移り変わっているようだ。


また、今年出展した遊宝洞の方のお話によれば、迷子になりそうな広大なホールのため、ブースが入口付近にあるか奥地にあるかで集客数がかなり変わるらしい。


【エッセンSPIELの入場者数と出展者数】


年 入場者数 出展者数 1出展者あたりの入場者数(四捨五入)


2002 148,000人 573団体 258人


2003 150,000人 612団体 245人


2004 149,500人 690団体 217人


2005 144,000人 723団体 199人


アラカルト・カードゲーム賞

| コメント(0) はてなブックマーク - アラカルト・カードゲーム賞 



Spielbox-onlineのフォーラムに書き込まれた情報によると今年のカードゲーム賞は、ジャンボ(Jambo)だったようだ。2人専用だが、年間ゲーム大賞ノミネート、ドイツゲーム賞入賞という実績からすれば順当といったところだろう。


Spiel’05のゲーム評価

| コメント(0) はてなブックマーク - Spiel’05のゲーム評価 



昨日までの4日間にわたって、ドイツ・エッセンで年に1度のボードゲーム・メッセ「Spiel」が行われた。ゲーム情報誌『フェアプレイ』が「Scoutaktion」というアンケート調査を毎年会場で行っていて、新作の評価をいち早く知るのに役立つ。それが今年はもう公開されているので、行かなかった者としてはありがたい。これを見ながら、今年の新作の品揃えを見ていこう。


まず、全体に評価の高かったゲーム。30票以上で平均の高い順に以下のようになる(カッコ内は左が獲得票数、右が6段階評価の平均)。



  1. ケイラス(Ystari) 143/1.68

  2. 電力会社拡張・イタリアとフランス(2F-Spiele) 49/1,80

  3. ビキニ(Edition PlayMe) 159/1.91

  4. ピュンクト(Don & Co) 71/1.94

  5. キャメロットを覆う影(Days of Wonder) 176/1.96

  6. オスティア(Pro Ludo) 32/1.97

  7. 君主論(Mind the Move) 105/1.98

  8. 三頭政治の終焉(Lookout Games) 74/2.05

  9. 古代(Eggert-Spiele) 125/2.06

  10. シェアパニック(Fragor Games) 86/2.09


1位となった「ケイラス」は昨年「イス」を発売したフランスのイスタリ社のゲーム。プレイヤーは建築家となってフェリペ王のために城を作る。城の材料や資金は城下街のお店に部下を配置して調達するのだが、お店にはいろいろな種類があり、利用するお店の組み合わせが楽しい。


3位の「ビキニ」はゲームショップのPlayMeが初めて出版した作品。タイルめくりと陣取りのゲームで、ビキニ環礁で島を発見して影響下におさめるゲームだ。島がたくさんあるので、そこをどう戦略的につなげていくかがポイント。


10位の「シェアパニック」は昨年エッセンで評価が高かった「リープフロッグ」をカエルからヒツジに変えたリメイクもの。


それ以外のゲームについては、Table Games in the Worldのエッセン新作情報を参照されたい。


さて、毎年このリストになかなか入らないメジャーなメーカーの期待作はというと、以下の通り。メジャーなメーカーは、期待が高いせいか評価が厳しくなる傾向があるので、上記のものとは一概に比べることはできない。しかし以下のリストだけに絞ってみれば、何が面白かったかは見えてくるだろう。



  • ラム酒と名誉(alea) 57/2.39

  • オルトレマーレ(Amigo) 206/2.14

  • ドラゴンライダー(Amigo) 124/3.76

  • アーク(Doris & Frank) 147/2.22

  • 魔法のほうき(Kosmos) 79/2,44

  • エラズント(Kosmos) 154/2.47

  • ベオウルフ(Kosmos) 101/3,52

  • ハチエンダ(Hans im Glück) 191/2,43

  • チグリス・ユーフラテスカードゲーム(Hans im Glück) 96/2.68

  • カルカソンヌ・新しい国(Hans im Glück) 135/3,01

  • お金は臭くない(Goldsieber) 105/3.14


この中ではダントツ、昨年評判だったゲームのリメイク「オルトレ・マーレ」がトップで、次にドリス・フランクの3年ぶりの新作「アーク」が入る。アレアの「ラム酒と名誉」は「サンファン」「ルイ14世」と比べるとインパクトがないが、ハズしてはいないようだ。同様に、クラマーの戦略ゲーム「ハチエンダ」、今春から発売が延期となっていた「魔法のほうき」、「カンダミール」でコケていたカタン新シリーズの「エラズント」も評価が高い。一方で「ドラゴンライダー」「ベオウルフ」「カルカソンヌ・新しい国」「お金は臭くない」は平均以下となっている。


最後に日本のメーカー。今年は遊宝洞もグラパックジャパンも予めドイツのウェブで紹介されており、スカウトでも投票が入った。票数がドイツのメーカーから見れば少ないのは仕方ないとして、高い評価が集まっているのは嬉しい。



  • 幻影奇譚(遊宝洞) 17/2.24

  • ワルモノ2(グラパックジャパン) 11/2.27

  • サッカーチェス(グラパックジャパン) 9/2.44

カレンダー