2007年5月アーカイブ

メビウスゲームズ、アマゾンに出店

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日本を代表するボードゲームショップ、メビウスゲームズがアマゾンに出店していることが分かった。「おもちゃ&ホビー」のコーナーで現在77アイテム(在庫切れあり)が登録されている。

メビウスがこのたび出店したのは、「マーチャント@amazon.co.jp」というアマゾンの新サービス。日本では4月24日から始まったばかりだ。誰でも出品できる「マーケットプレイス」や大口出品者用の「プロマーチャント」とは違い、専用ページを公開できる。出店企業は一般募集しておらず、アマゾンが業績などから声をかける招待制。メビウスゲームズに白羽の矢が立てられたことは、ボードゲーム愛好者にとって嬉しいニュースである。

アマゾンへの出店で決済が容易になり、ボードゲームのネット通販がよりしやすくなるだろう。またボードゲームがどんどん登録されることで、レビューやリストマニアなどからボードゲームに触れる人も多くなることも期待される。ASINがふられたことでブログなどでの言及がしやすくなったという意見もある。

ゲームストアバネストが独自のショッピングサイトを立ち上げ、メビウスがアマゾンに出店した今年、ボードゲームのネット通販は、新時代に突入していく。

アマゾン:メビウスゲームズ
メビウスママのひとりごと:みなさま〜お願〜い amazon
企業の独自出店が可能に,アマゾンが新サービス「マーチャント@amazon.co.jp」開始
mutronixの日記:amazonでメビウスゲームズの品物が買えます

ドイツ年間ゲーム大賞トト、1番人気は『大聖堂』

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ドイツ年間ゲーム大賞のノミネート作品・推薦作品が5月20日に発表されたのを受けて、ドイツのゲームサイトspielbox-onlineは大賞トトの中間結果を発表した。

中間発表までに451票の投票があり、51タイトルのゲームが予想されている。最も予想が多かったのは『大聖堂』で、100票以上の予想が寄せられた。しかし発表では推薦リスト止まりで、大賞の可能性はない。

ノミネートされた5作品の中では、イスファハン、アルカディアの建設、ズーロレット、テーベの東、バグダッドの盗賊の順で予想が多い。推薦リストにも入らなかったゲームの中では、ポルトベローマーケット、タルバ、コロッセウム、グアテマラカフェ、ヴェネチアが入っている。

投票に当たっては、お気に入りのゲームではなくて大賞に選ばれそうなゲームを予想することになっている。しかし中間発表リストは難易度の高いゲームが多く入って人気投票の様相を呈しており、現在投票が行われているドイツゲーム賞の結果もこれに近くなりそうだ。

【ドイツ年間ゲーム大賞トト中間発表】
1. 大聖堂(推薦リスト)
2. イスファハン(ノミネート)
3. アルカディアの建設(ノミネート)
4. ポルトベローマーケット
5. ノートルダム(推薦リスト)
6. ヴェネチアの柱(推薦リスト)
7. ズーロレット(ノミネート)
8. テーベの東(ノミネート)
タルバ
ヴァイキング(推薦リスト)
9. コロッセウム
10. グアテマラカフェ
ヴェネチア

15. バグダッドの盗賊(ノミネート)

Spiel des Jahres Toto: Zwischenstand 20.05.2007 - 10:00 Uhr
ドイツ年間ゲーム大賞2007、ノミネート発表

ごきぶりポーカー日本語版発売

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ごきぶりポーカーこれだけで面白いのかと思うくらい簡単なルールで、驚くほど楽しめるカードゲームとして人気の高い『ごきぶりポーカー』の日本語版が、本日メビウスゲームズから発売になった。価格は据え置きで1,800円。カードはイラストしか描かれていないので、日本語化されたのは箱とルールのみ。

メビウスゲームズにはこれまでにも『サンファン』や『ニムト』の日本語版を手がけており、これで3作目。ステキな書体の日本語でタイトルが書かれた箱によって、外国語に抵抗のある人も取り込み、さらに愛好者を増やすことだろう。タイトルの下には『「コレ、ゴキブリ。」その言葉は本当か嘘か!!あなたの決断は?!ブラフゲームの大傑作!!』とゲーム紹介も加えられている。

発売元のドライマギア社(ドイツ)は、メビウスゲームズのほかにも国内数社にゲームを卸しているが日本語版は初。社長のリュッティンガー氏は「「日本人はどうしても日本語版がほしいというわけじゃないね。彼らはむしろ異国情緒を求める。ボードゲームもそうで、ルールの訳があればいいんだよ。(『日本と韓国のボードゲーム』)」と述べていたが、一般への普及を見据えて日本語化に乗ったようだ。

すでにお持ちの方もそうでない方も、これを機に遊んでみてはいかが?

メビウスママのひとりごと:無事入荷

カタンワールドチャンピオンシップ2007日本大会

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『カタンワールドチャンピオンシップ2007』日本大会開催!(カタン公式サイト)

カタンの公式サイトにて、今年の日本大会の場所と日程が発表になった。東京(2ヶ所)、神奈川、名古屋、大阪、広島、福岡の7会場にて7月21日〜8月11日まで地区予選大会を行い、9月2日の決勝大会にて日本代表が選ばれる。

申込は名古屋(ゲームストアバネスト)、広島(イエローサブマリン広島店)は直接店舗へ、それ以外の会場はホームページにある専用フォームより。地方大会は自費参加だが、決勝に勝ち進めば東京までの交通費と宿泊費が支給される。日ごろの腕試しに、参加してみてはいかが?

2002年のカタン日本版発売以来、毎年続けられてきた日本大会は今年度にて終了になるという。来年以降、世界大会の参加権がどのようにして決まるかは不明だが、公の日本代表として送り出されるのは今回が最後になるかもしれない。今まで参加したことのない人もぜひ。

日本選手は、これまでの世界大会で優秀な成績を収めてきたものの、世界チャンピオンの座はまだ射止めていない。昨年の大井氏の2位が最高記録。今秋のドイツで優勝トロフィーを手にするのは、あなただ!

『アルゴ』『トリンカ』DS版、本日発売

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学研から発売され、販売数50万個を超えたカードゲーム『アルゴ』と、その後継作『トリンカ』のニンテンドーDS版が、TDKコアから本日発売になった。タイトルは「算数オリンピック委員会考案 数字で鍛える脳力トレーニング アルゴ&トリンカ」で定価3990円。

今回のDS版では、コンピュータ対戦、勝ち抜き戦、「詰めアルゴ」100問、4人までのダウンロードプレイが可能。DSならではの遊び方ができるようになっている。TDKコアのホームページでは、開発に携わったP.フランクル氏のコマーシャル映像も。

脳力ブームで次々とゲームソフトが発売されている中のひとつではあるが、『アルゴ』も『トリンカ』も、ゲームの魅力はオリジナルのカード版を使って実際に人と遊ぶことで十分に引き出される。相手の目線、息づかい、笑い……コミュニケーションの楽しさは、カード版にかなわないだろう。この2作品が楽しめたら、さらに『テンプラス』などへ。このソフトを通じて、アナログゲームを手に取る人が増えることを期待したい。

Gamewatch: TDKコア、遊びながら数字に強くなるDS「数字で鍛える脳力トレーニング アルゴ&トリンカ」
TDK KORE: 算数オリンピック委員会考案 数字で鍛える脳力トレーニング アルゴ&トリンカ
Amazon.co.jp: 頭のよくなるゲームアルゴ(オリジナル版)
Amazon.co.jp: トリンカ(オリジナル版)

日経夕刊にバネスト記事

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日本経済新聞(5/17)の夕刊に、名古屋のゲームショップ、ゲームストアバネストが紹介されている。
記事の切り抜きはこちら

記事のタイトルは「繁盛すれば世界が顧客 開いてみようネットショップ」。『ヴァイキング』と『クラウド9』を机の上に並べ、ノートパソコンに向かう中野店長の写真を掲載。記事には、1999年の店舗開店と同時に通販サイトを立ち上げ、3年後には「国内で三本の指に入る」アナログゲームのネットショップになったこと、さらに今年から安全性の高いネットショップ開業・運営支援サービスに移行したことが触れられている。

もちろんネットショップを開けば必ず繁盛するというわけではなく、ゲームストアバネストが国内で代表的なネットショップになったのはまず品揃えの豊富さによるところが大きいのだろうが、日本中に散らばるボードゲーム愛好者に取ってネット通販はもはや欠かせない。この流れが今後さらに加速すれば、通販サイトの充実度や安全性がお店の売り上げを左右することになるかもしれない。

難所(Schikane)

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難所(Schikane)

M.ケラー作/6人/8才以上/spielbox2007年3号付録

「難所」はトランスアメリカ、トランスヨーロッパ共通の小さな拡張セットです。
・アイデア
大陸を横断して一大鉄道網が張り巡らされます。でも、自分が引いた線路をほかの人が厚かましくも利用するのは不愉快ではありませんか? たまにはそんな人たちを締め出してやりましょう!
・用具
色つき線路:18(6色、各3本)
・準備
通常通りに準備します。そのほかに各自、自分の色の線路を3本もちます。
・変更点
通常通りのルールで遊びます。黒い線路の代わりに、ゲーム中3回、自分の色つき線路を置くことができます。これらの線路もルールに従って置いてください。色つき線路を利用できるのは、持ち主だけです。ほかの人が色つき線路のある路線を利用したければ、別方向からつなぎ直さないといけません。ただし1つの交差点から置ける色つき線路は2本までです。色つき線路を後で黒い線路に取り替えることはできません。
例:Rさんはビルバオ行きの路線に赤い線路を2本置きました。Gさんはブレストに行きたいと考えています。でもパリには赤い線路が2本あるので、もう黄色い線路を置けません。そこでパリの東側から5本線路を引いていかなければなりません。
(C)ウィニングムーヴズ・ドイツ

『テンプラス』PC版

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学研から3月に発売された『テンプラス』から、サムズテンがPC版で遊べるようになっている。→こちら

サムズテンは、コマを縦横に移動して各色の合計がちょうど10になるようにコマを取っていくゲーム。『テンプラス』に収録されている3つのゲームのうち、運の要素がないいわゆるアブストラクトゲームで、先の先を読むことが求められる傑作だ。

PC版は1人用だが、ボード上に2箇所の妨害マスがあって一筋縄ではいかない。最高記録は33点、全取りの34点はマークされるのだろうか?

ドイツ年間ゲーム大賞2007、ノミネート発表

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大賞ロゴドイツ年間ゲーム大賞審査委員会は20日、2007年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネートリスト、および推薦リストを発表した。プロのゲームジャーナリストほか10名の審査員によって選定された今年の佳作は以下の通り。

ノミネート数は2004年以来の5タイトル。推薦リストには12タイトルが挙げられた。発表に当たって選考委員会は「特に難易度がやや高めのファミリーゲームの分野で新作が多く、これが選考にも反映されています。今回挙げられたゲームはすべて、道具・イラストともにたいへん素晴らしく、あまりゲームを遊ばない人でも分かりやすいようにルールが作られているものばかりです」とコメントしている。幅広い層に配慮した選考の難しさを物語っているようだ。

大賞の発表は6月25日。楽しみにして待とう。

【ドイツ年間ゲーム大賞2007ノミネート作品】
バグダッドの盗賊(Der Dieb von Bagdad / T.ギムラー / クイーンゲームズ)
ズーロレット(Zooloretto / M.シャハト / アバクス)
テーベの東(Jenseits von Theben / P.プリンツ / クイーンゲームズ)
アルカディアの建設(Die Baumeister von Arkadia / R.ドーン / ラベンスバーガー)
イスファハン(Yspahan / S.ポーション / イスタリゲームズ)

【ドイツ年間ゲーム大賞2007推薦リスト】
万華鏡クラシック(The Kaleidoscope Classic)、アッペンツェル城(Burg Appenzell)、今だ13を打て(Jetzt schlägt's 13)、スカイブリッジ(Skybridge)、ダイスビンゴ(Würfel-Bingo)、プレステル美術市場(Der Prestel Kunstmarkt)、ヴェネチアの柱アルケミストノートルダムヴァイキング大聖堂インペリアル

【ドイツ子ども年間ゲーム大賞2007ノミネート作品】
カエルの飛び込み大会(Hüpf hüpf, Hurra!)、雄ヤギのベッポ(Beppo der Bock)、騎士たちの塔(Burg-Ritter)、メルヘン王国を救え!(Rettet den Märchenschatz)、言うとおり描いて!(Gesagt - getan!)

(リンク先はメビウスゲームズ、名古屋EJF、すごろくや、moon Gamer)

Nominierungs- und Empfehlungsliste Spiel des Jahres 2007
Nominierungs- und Empfehlungsliste Kinderspiel des Jahres 2007
GeekList: Spiel des Jahres 2007 - the nominated games

ポーランド年間ゲーム大賞に『電力会社』

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Gra roku 2007ポーランドのボードゲームサイトにて年間ゲーム大賞2007が発表された。エキスパートが選んだゲームの中から、500票近い投票によって選ばれたのは『電力会社(Wysokie Napięcie)』。2Fシュピーレの新版は2004年の発売だが、ポーランド版は2006年の発売だ。

ポーランド人デザイナー特別賞には『ネウロシマ・ヘクス(Neuroshima Hex)』が受賞。ヘックスを使ったウォーゲームのようだ。ノミネートには『勝利への道』『ヒツジ牧場』『ウィング・オブ・ウォー』の3点。

同サイトによると、2005年の大賞は『カタン(Osadnicy z Catanu)』、2004年は『ドラコン(Drakon)』が選ばれている。ノミネート作品にも『カルカソンヌ』『操り人形』など、国際的に評価されている作品が少なくない。

ドイツの隣国ながらボードゲームの状況をあまり聞かなかったポーランドでも根強いゲームファンがおり、ボードゲーム熱はヨーロッパ全土に広がっている模様だ。

Gra Roku - wyniki po raz kolejny
Boardgame News: Power Grid Wins Gra Roku 2007

日本ボードゲーム大賞2006に『おい、それは俺のサカナだぜ』ほか

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今年5回目となる日本ボードゲーム大賞2006(NPO法人「ゆうもあ」主催)の結果がウェブページで発表された。

この賞は全国のゲームサークル、ショップ、およびウェブなどからの一般投票によって決められる。海外ゲーム・入門者部門はダントツで『おい、それは俺のサカナだぜ(HEY! That's my fish!)』。オランダのゲームが初めて受賞した。今年初めて自由記入方式となった海外ゲーム・フリーク部門では『郵便馬車(Thurn und Taxis)』。2位の『ケイラス(Caylus)』とは僅差。

国産ゲーム部門にはバンダイの『チケット・トゥ・ライド』が選ばれた。オリジナル国産では『R-ECO』と『シャドウハンターズ』が同点で並んだが、海外人気ゲームの日本版にはまだ一歩及ばない模様だ。子どもゲーム部門には、ドラマチックな展開で大人にも好評の『レースギャロッポ(Giro Galoppo)』。

日本ボードゲーム大賞も今年で5年目となり、毎年4部門ですでに20作品が受賞したことになる。海外の受賞傾向とも少し違った日本のテイストが反映されたゲームばかりだ。TPOに応じて、前の受賞作品も遊んでみたい。

ゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2006発表!
Boardgame News: Winners of the Japan Boardgame Prize 2006
Bordspel Nieuws - actueel: Japan Boardgame Prize
Tric Trac: Les aventuriers du rail, Jeu de l'année au Japon !
spielbox-online: Preisträger des Japan Boardgame Prize 2006

Shigureden: a theme park for Hyakunin Isshu

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In January 2006 a new meuseum and theme park for "Hyakunin Isshu", a japanese traditional cardgame opened in Arashiyama, Kyoto.

Basically Hyakunin Isshu is a poem collection, but has been played as a cardgame using card deck. 100 cards are spread out on the floor. The reader reads one of 100 poems. The players try to be the first one to grab the card matching to the poem. Players should try to memorize all hundred poems so that they can grab the cardquickly after hearing the very first part of each poem.

The chairman of Nintendo built this museum and visitors can play the digital game of Hyakunin Isshu. Nintendo produced DS software for it, too.

How about visiting there and playing it?

-Shigureden Official Site
-Boardgame Geek: Hyakunin Isshu
-Okuno Karuta: Hyakunin Isshu(how much and where to buy)

『STUDIO VOICE』でギプフプロジェクト

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マルチメディアマガジン『STUDIO VOICE』(INFASパブリケーションズ)の2007年6月号に、アブストラクトゲームの記事が掲載された。半ページではあるが、ギプフプロジェクトの全6作の写真が掲載されている。

『STUDIO VOICE』では、2007年1月号でもボードゲームが紹介しているが、ビジュアル面を大事にする同誌にとって、ヨーロッパ産のボードゲームの洗練されたデザインは新鮮に移るのかもしれない。

今回紹介されたギプフプロジェクトの作品群は、アブストラクトゲームらしく一見すると地味なコンポーネントだが、写真を並べると白と黒のコントラストが独特の美しさをもっていることに気づく。全部揃えてみたくなるような誘惑につい駆られてしまう。

もちろん見かけだけではなく内容も一級品。シリーズ6作のうち4作までがドイツ年間ゲーム大賞でノミネートされたり、推薦リストに入ったりしているのだ。2人用のアブストラクトゲームを敬遠している人は、ぜひ1つお試しを。

STUDIO VOICEホームページ
桃源郷ホームページ(ギプフプロジェクトの輸入)
すごろくや紹介記事:STUDIO VOICE

『ズーロレット』拡張を無料でもらおう

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シャハトの新作『ズーロレット(Zooloretto、国内未発売)』を販売しているアバクスシュピーレ社では、メールで申し込んだ人全員に拡張シートを送るキャンペーンを行っている。

応募方法は、zooloretto@abacusspiele.deまで氏名と住所を送るだけ。〆切は5月21日で、その後にポストカードが送られてくる。また抽選でアバクスシュピーレ社の新作も当たるという。

アバクスシュピーレでは、これまでにも『ハンザ』の新ボーナス表、『カリフォルニア』の新ボーナスカードなどを郵送配布してきた。無料の拡張を配布することで、ゲーム本体の購入を増やすのが狙いと見られる。

『ズーロレット』はフェデュッティのゲーム会で一番多く遊ばれ、オーバーホフゲーム会でも4位に入るなど、新作の中で評価が高い。日本では未発売だが、いずれ発売されるまで、この拡張を手に入れて楽しみにしておこう。

Abacusspiele - Gewinnspiel

『チグリス・ユーフラテス』『フィレンツェの匠』再販

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フリーク向けのゲームとして高い人気を集めながらも絶版になっていた2つのゲームが再販になった(国内販売は未確認)。

『チグリス・ユーフラテス』はR.クニツィア作のボードゲーム。メソポタミア文明を舞台にした陣取りゲームで、1998年のドイツゲーム賞を獲得している。ハンス・イム・グリュック出版から発売されていたが、この度はペガサスシュピーレから。ボードが裏表二面になっていて、異なる地形で遊ぶことができ、新しいバリアントルールもついている。

『フィレンツェの匠』はW.クラマーとR.ウルリヒ作のボードゲーム。イタリアの富豪となって芸術家たちのパトロンとなり、彼らが仕事しやすい箱庭を作るという競りゲーム。2001年の国際ゲーマーズ賞で大賞を受賞した。アレアから発売されていたが、この度はプロ・ルードから。2つの拡張と2人用バリアントルールがついている。

近年、次々と新作が発売される中で、絶版になった名作ゲームを遊んでみたいという機運も高まっている。面白いか分からない新作よりも、面白さ折り紙つきの名作ゲームのほうが安心できるという気持ちもあるのだろうか。これによって『ラー』『トーレス』『タージマハル』など、一時期はネットオークションで高騰していたゲームが安価に入手できるようになったことは嬉しい。

ゲームをすでに持っている人にも、拡張やバリアントなどの付加価値がついており、購買意欲をそそられるようになっている。次はどんなゲームが再版されるだろうか。

Pegasus Spiele - Euphrat & Tigris (Neuauflage)
Pro Ludo! - Fürsten von Florenz(PDF)

『ゲーム探検隊』-改訂新版-

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書苑新社から89年に発売された幻のゲーム研究書が、このたびグランペールから復刊された。アナログゲームの面白さを幅広い視点でアプローチした読み応えのある本である。

第1章「ルールとは何か」では、ルールのあり方からゲームの特徴を描き出す。古いゲームなどで正しいルールが判然としない場合の決定方法として現地主義(実際にやっている人が正しい)、合理主義(整合性があるほうが正しい)、功利主義(面白ければOK)、文献主義(記述に忠実に)の4つが紹介されていて、ルール解釈に迷ったときなど有用である。

第2章「ゲームの楽しみを探る四つの味わい」ではゲームの面白さを思考・偶然・交渉・体験という4つの要素から分析し、それぞれの典型的なゲームを例示する。簡潔にして的を射た分析で、実際この4つの組み合わせで、ボードゲームの楽しみはほぼ網羅されるといってよい。

第3章「ゲームの分類学」では、アナログゲームの系統的な分類を試みる。ボードを使わない「テーブルゲーム」とボードを使う「ボードゲーム」に大別し、続いてプレイヤーのスタート地点について対照型・非対称型に分けて、最終的に18の枝に分かれるが、用語の正確な使用や新しいゲームの考案に役立つだろう。

第4章「ゲームの確定性定理と非確定性定理」では、完全情報・有限・二人・ゼロサムの要素を満たしたいわゆるアブストラクトゲームでは必勝戦略が(理論上)あること、あるいは必ず引き分けにもちこめることを証明。本書中最も知的刺激にあふれる章だ。

第5章「読みと感覚」では先の先を読むという「読み」と何となく正しそうという手をうつ「感覚」を典型的なゲームから例示。第6章「運と実力」では相反しながらゲームを性格づけるこの2つの要素が実は不可分であることを説く。ゲームのパラメータを考えるときに有用だろう。

第7章「ゲームにおける奥の深さ」では間口の狭さ(覚えなければいけないルールの多さ)に比して奥が深いゲームが評価される傾向を指摘する。初心者がむずかしいと感じる条件をひっくり返せば、いつも議論になる初心者の定義にもなる。特に、ルールは簡単でも何をしたらよいか分からないゲーム(『ニムト』)は初心者向きではないという説を裏付けている。

巻末コラム「歴史は遊ぶ」では古今東西の歴史に現れるゲームの話。皇帝や政治家、貴族たちは昔から本業を忘れるほどゲームに興じてきたようである。実に博学。さらに本書に登場したゲームのルール9つを紹介している。知らないゲームも多くて楽しい。

例示されるゲームはほとんどアブストラクトゲームかトランプゲームになっているのがやや味気ないが、それはこの本の全体としてゲームの原理を明らかにする狙いがあるためだろう。新たに加筆されたコラムでは『マジック:ザ・ギャザリング』やコンピュータの発達にも触れられているが、テーマを重んじながらもウォーシミュレーションとは異なる現代のドイツゲームについてはほとんど触れられていない。この本の初版が出版された90年代以降、何かしら新しい展開があるのか興味のあるところである。

ゲーム一般に熟達したい人、ゲームの面白さをはっきりした言葉で表したい人、新しいゲームを創りたい人などなど、ゲームのことが好きで、もっと深く知りたい人にお薦めの書である。

グランペール『ゲーム探検隊』

ゲームマーケット2007新作評価アンケート結果

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2007/4/10-4/31実施 有効回答総数45名

個別評価
(5/とても面白い?1/全く面白くないまでの五段階評価平均と評価数、高い・多い順)

  1. 大量絶滅(骨折ゲームズ)4.27/15
  2. ルールの達人(カワサキファクトリー)4.18/34
  3. 仔ぶた急便(チームきりたんぽ(仮))3.94/16
  4. パレード(骨折ゲームズ)3.92/13
  5. テレパス会議(JoseeDesign)3.71/24
  6. Attick to Cellar(もみあゲームズ)3.63/16
  7. サクリファイス(Hammer Works)3.46/13
  8. フェスティバル(グランペール)3.36/14
  9. HEXATILE(R-TOY)3.29/14
  10. SANDAN(R-TOY)3.20/15
  11. おバカショッピング(King's Court)3.16/25
  12. WALLS(R-TOY)3.13/15
  13. プチヨーグ(ソリスト合唱団)3.00/11
  14. 組成峰(高天原)2.93/15
  15. 陰陽師−五行トリックテイキング−(カワサキファクトリー委託)2.92/13
  16. 合戦(高天原)2.69/16
  17. くいずです(B2FGames)2.61/31
  18. チキンハンター(Hammer Works)2.57/13
  19. ハーメルンのたて笛(ボードゲームのおもちゃ箱)2.56/27

注目された作品
(複数回答可につきパーセンテージは全体との比較、同点はタイトルの五十音順)

  1. ルールの達人(カワサキファクトリー)20(44%)
  2. テレパス会議(JoseeDesign)15(33%)
  3. くいずです(B2FGames)15(33%)
  4. 仔ぶた急便(チームきりたんぽ(仮))12(27%)
  5. おバカショッピング(King's Court)11(24%)
  6. 大量絶滅(骨折ゲームズ)11(24%)
  7. ハーメルンのたて笛(ボードゲームのおもちゃ箱)11(24%)
  8. HEXATILE(R-TOY)10(22%)
  9. SANDAN(R-TOY)9(20%)
  10. Attick to Cellar(もみあゲームズ)8(18%)

年令

  • 11〜20 3(7%)
  • 21〜30 16(36%)
  • 31〜40 24(53%)
  • 41〜50 2(4%)

性別

  • 男 43(96%)
  • 女 2(4%)

居住地

  • 関東 17(38%)
  • 都内 11(24%)
  • 東海・近畿 10(22%)
  • 北海道・東北 3(7%)
  • 中国・四国 2(4%)
  • 信越・北陸 1(2%)
  • 九州・沖縄 1(2%)

ゲームマーケットの参加経験

  • 初めて 9(20%)
  • 2回目 17(43%)
  • 3回目 8(18%)
  • 4回目以上 11(24%)

ゲームマーケット2005新作評価アンケート結果
ゲームマーケット2006新作評価アンケート結果

ドイツゲーム賞、投票始まる

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ドイツで2番目に大規模なゲーム賞であるドイツゲーム賞(Deutscher Spiele Preis)のインターネット受付が5月1日から始まった。この賞は一般投票の得票数によって決められる純粋な人気投票で、ゲーマー好みの新作がランクインする。

投票はこちらから、ファミリーゲーム/大人用ゲームとして5タイトルまで、子どもゲームとして1タイトルまでのタイトルとメーカーを記入。投票者の情報として上から名前(Vorname)、名字(Nachname)、番地+町名(Straße)、市町村名(PLZ)、都道府県名(Ort)、国名(Land)、電話番号(Telefon)、Eメール(E-Mail-Adresse)を全て入力して送る(Absenden)ボタン。入力したアドレスに認証メールが送られてくるので、そこにあるリンクをクリックしてはじめて有効票となる。

対象となるのは昨年のエッセン今年のニュルンベルクで発表になった新作。〆切は7月末日で、時間はまだたっぷりあるからじっくり遊んでお気に入りのゲームを投票しよう。

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