2007年12月アーカイブ

2007年の新作を振り返る

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年末も迫り、今年のベストゲームを振り返る動きがサイトで見られる。

まずは『テーベの東(Jenseits von Theben)』。ドイツのゲーム専門誌『フェアプレイ』編集部6名のうち2名がマイゲーム・オブ・ザ・イヤーに挙げており、水道橋のボードゲームショップ・メビウスのメビウスママさんと高円寺のボードゲームショップ・すごろくやの店長さんが一番に挙げる。先日行われた「日本版The One Hundred 2007」でも新作の中では最上位になった。ドイツゲーム賞では9位止まりだったがインパクトの強さで記憶に残るゲームとなっているようだ。

次には『大聖堂(Die Säulen der Erde)』。世界のゲーム賞の受賞数は今年1番のフリークゲーム、メビウスの店長・メビウスおやじさんはこちらを挙げ、『フェアプレイ』誌からも1人挙げている。そして『ノートルダム(Notre Dame)』と『ヴァイキング(Wikinger)』。この2作は『フェアプレイ』誌の評価が高く、「ベスト2人ゲーム」「トップ戦略ゲーム」に挙げる人もいる。以上3作はドイツゲーム賞で上位3位を占めており、異論は少ないだろう。

『フェアプレイ』誌が得意とするカードゲーム部門では6人中3人が『ケイラス・マグナカルタ(Caylus Magna Carta)』を挙げ、アラカルト・カードゲーム賞の結果と一致した。

年末の機会に、今年のベストゲームを振り返ってみてはいかがだろうか。なお、ボードゲームランドでは今月末まで2人ゲーム賞の投票を受け付けているので投票してみよう。

メビウスママのひとりごと:ゲーム屋が評価する今年のゲーム
Fairplay Online: Fairplay-Jahresbilanz

スペイン年間ゲーム大賞2007は『大聖堂』

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スペイン年間ゲーム大賞スペイン年間ゲーム大賞審査委員会は22日、10月に発表していたノミネートリストから今年の大賞を選出した。『チケットトゥライド』、『ロストシティ』に続く3回目の大賞に選ばれたのは『大聖堂(スペインの原題でLos Pilares de la Tierra)』。

大賞はバルセロナで開かれた第3回ゲーム祭(III Encuentros de Juegos de Mesa 2007 en Barcelona )で発表された。『大聖堂』はこれでドイツゲーム賞、オーストリアゲーム賞(エクスパートゲーム部門)、ゲーム100選、ノルウェー年間ゲーム大賞と並んで5冠を達成した。ノミネート入りした3賞も含め、今年世界で一番評価されたボードゲームといえるだろう。

この人気を受けて、現版の発売元コスモス社は6人まで遊べるほか、職人・特権・イベントを加えた拡張セットを発売、またドイツのボードゲーム専門誌『シュピールボックス』も最新号で職人カードを付録にしている。

JdA 2007: Los Pilares de la Tierra
TGW:スペイン年間ゲーム大賞2007ノミネート発表

家族で楽しめるテーブルゲームランキング

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日本経済新聞の付録「NIKKEIプラスワン」で、家族で楽しめるテーブルゲームランキングが発表された。1位は『チケットトゥライド』が選ばれ、以下『ブロックス』、『カタン』と海外オリジナルのボードゲームが並んだ。

編集部は「小学生以上の子どものいる家庭で親子で楽しめるテーブルゲーム」というテーマで14人の専門家にアンケート。ボードゲーム界からゆうもあ理事長の一階良知氏、ゲームマーケット代表の草場純氏、JAGAの清水孝祥氏、オールアバウトの双六屋カケゾウ氏、メビウスゲームズの能勢良太氏、すごろくやの丸田康司氏、グループSNE代表の安田均氏、モノポリー元世界チャンピオンの百田郁夫氏の8名と、雑誌メディアから『GAMEJAPAN』の瀬尾亜沙子氏、『玩具通信』の辰巳敦子氏、トイジャーナルの藤井大祐氏の3名、さらに大型店舗から東急ハンズ渋谷店の岡勝一氏、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaの木内清人氏、博品館の佐久間直樹氏の3名。

代表的なおもちゃ販売店で扱っているゲームのうち、トランプなどのカードゲームや将棋、オセロなどの定番を除く35種類を候補とし、各自5位までを挙げてもらって順位を加味して集計したという。順位は以下の通り(リンク先はアマゾン)。

ランキングにはじっくり考えられるゲームから、わっと盛り上がれるパーティゲームまで多彩なゲームが並ぶ。プレイ時間の短さや待ち時間の少なさを注意してというリンク先のポイントなどを読みながら、このクリスマスから年末年始にかけて遊ぶゲームを探してみよう。

【親子で楽しめるテーブルゲームランキング】
1位:チケット トゥ ライド ~アメリカ横断鉄道レース!
2位:ブロックス
3位:スタンダードカタン
4位:人生ゲーム ゴールドメジャー
5位:Ravensburger スコットランドヤード
6位:ジャンボ黒ひげ危機一発! ゆれタルしゃべっタル!
7位:モノポリー
8位:ジェンガ
9位:クルード
9位:野球盤 メガスタジアム

NIKKEIプラスワン:家族で遊ぶテーブルゲーム 海外発、楽しさ奥深く

アレア

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アレアラベンスバーガーからハイデルベルガーへ
(フェアプレイ81号抜粋)

ダイスのロゴとともにラベンスバーガーの三角コーナーも印刷されていたアレア(alea)の販売がハイデルベルガー出版(Heidelberger)に移る。この決定は多くの人にとって驚きだった。ラベンスバーガー(Ravensburger)の自家販売は基本的に非常に強力であるとみなされている。最も有名なゲーム編集者のひとりであるシュテファン・ブリュックと共に、ラベンスバーガーはヒームゼーに小さくて上等なゲーム工場を開いた。こうしてアレアのブランドはラベンスバーガーによって1998年、野心的なプロジェクトとして始まる。しかしこの事業の経済的な成功は得られなかった。

日本ボードゲーム大賞2007ノミネート発表

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日本ボードゲーム大賞2007NPOゆうもあは、今年の日本ボードゲーム大賞のノミネート作品を発表した。今年はサークル・ゲーム会の主催者によるアンケート結果をもとにし、海外ゲーム・入門者部門に11タイトル、子どもゲーム部門に9タイトルが挙げられた。

今年6回目となる日本ボードゲーム大賞は、例年通り4部門で構成。ノミネートされた2部門のほか、海外ゲーム・フリーク部門と国産ゲーム部門はノミネートをせず、新作リストの中から自由に選んで投票する方式になっている。

1年以内に国内発売された海外ゲーム(子どもゲーム除く)は189タイトル、国産ゲームは33タイトル。国産ゲームではクオリティの高い作品が発売されるようになっており、今年から初めて「日本で最初に発売されたゲーム」に対象が限定された。

投票もまもなく始まる。そのまえに、ノミネートされたゲームや、今年注目されているゲームで遊んでいないものがあったら遊んでおこう。

ゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2007 ノミネート作品発表!
ゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2007投票ご協力のお願い

日本版The One Hundred 2007

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ミクシィで2331人が参加する大コミュニティ「ボードゲーム」にて、12月1日〜15日にかけて今年で3回目となる日本版The One Hundredが行われた。呼びかけて集計したのはさとーさん(ボードゲームのおもちゃ箱)。各自がベスト15を発表して集計したもので、今年は78人が参加した。結果は以下の通り(カッコ内は昨年の順位とそこからの上下、新作は★、国産は■)。

01.アクワイア (02↑)
01.カタンの開拓者たち (01→)
03.プエルトリコ (05↑)
04.モダンアート (06↑)
05.乗車券(含メルクリン、USA、ヨーロッパ) (06↑)
06.電力会社 (04↓)
07.18XX(含1830、1846、18EU、1841、1856、1890、1897、18FL) (50↑)
08.6ニムト (06↓)
08.ラー (10↑)
08.バトルライン(含ショッテントッテン) (27↑)
08.ブラフ(含ライアーダイス) (03↓)

The One Hundred Japanese 2007

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The One Hundred Japanese 2007 was decided in "Mixi", Japanese SNS. Mr.Sato, designer of "Tekeli-li", opened this contest and 78 players of the boardgame community voted their best 15 games at present. Original The One Hundred was held by Mr.Jackson in USA. -ono

01.Acquire
01.Die Siedler von Catan
03.Puerto Rico
04.Modern Art
05.Ticket to Ride (Märklin, USA, Europa)
06.Funkenschlag
07.18XX (1830/1846/18EU/1841/1856/1890/1897/18FL)
08.6 nimmt!
08.Ra
08.Battle Line (+Schottentotten)
08.Bluff (+Liar's Dice)

エレファント・アクションカード

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画像ファイル(PDF):http://www.michaelschacht.net/p/elefaXP1.pdf
以下のルール変更を行います。
追加のカード:14枚(6種類)
ゲームの準備:パスカードは使いませんので除きます。アクションカードを混ぜて、裏向きに各自2枚ずつ受け取り、手札にします。残りは裏向きの山札にしておきます。
ゲームの進行:手版には以下の3つのアクションから必ず1つを行わなければなりません。
1.陶磁器カードを買う
2.象カードを取る
3.アクションカードを使う
アクションカードを使う:アクションカードを1枚(捨て札の山に)出して、そのアクションを行います(カードを捨てるだけで、行わなくてもかまいません)。そして次の人の手番になります。
アクションカードがなくなったら:捨て札の山を混ぜて新しく山札を作ります。
陶磁器を2枚以上失ったら:お金カードのほかにアクションカードを1枚、山札から引きます(山札がなくなっていればもらえません)。
アクションカード
上段左から
・場札の象カードを1枚取り除く(捨て札の山へ)
・場札の陶磁器カードを1枚取り除く(捨て札の山へ)
・(山札にあれば)お金を1枚取る
下段左から
・自分の陶磁器カードを1枚場札の陶磁器カードと交換する
・場札の象カードを全て取り除き(捨て札の山へ)、その分だけ山札から補充する
・右どなりの人が次の手番を行う(手番の回りは変わりません)

ゲームマーケット2008、出展受付中

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国内最大のアナログゲームイベント、ゲームマーケット2008(4/27、浅草産業貿易センター)の出展受付が始まっている。今年はホームページに参加フォームが設置され、申し込みが容易になった。申し込み後、登録料を振り込む方式。

次回は4種類のブースが用意される。
1.大型ブース
主に企業向け。販売スペースに机1、デモスペースに机1(オプションで増設可)、椅子7、カタログ1ページ、登録料20,000円、12月31日〆切(先着順で定員まで)

2.中型ブース
1と3の中間向け。販売スペースに机半分、デモスペースに机1、椅子7、カタログ半ページ、登録料10,000円、12月31日〆切(先着順で定員まで)

3.一般ブース
主に同人向け。販売スペースに机半分、椅子2、カタログ半ページ、登録料3,000円、1月18日〆切(多数の場合は抽選)

4.フリーバザール
主に物販向け。120cm×120cmの床スペース、2時間300円、4時間600円、終日1000円、1月18日〆切(多数の場合は抽選)

今年来場者が1000人を突破したゲームマーケット。ゲームマニアから一般まで幅広い参加が見込まれるようになった。従来の目玉であった中古ゲームの流通から、意欲的な新しい国産ゲームの販売まで注目のイベント。今度は見るだけでなく、出展してみてはいかが?

ゲームマーケット2008:ご出展のみなさまへ

トリックトラック賞に『フィレンツェの匠』

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トリックトラック賞フランスのボードゲーム賞であるトリックトラック(Tric Trac)は、2007年の金賞に『フィレンツェの匠』を選出した。

トリックトラック賞は2001年から始まり今年で7回目を迎える賞。インターネットを中心に、一般投票と審査委員投票の複合によって決められている。

『フィレンツェの匠』は2000年にアレアから発売され、ドイツゲーム賞3位、ゲーマーズチョイス賞優勝と高い評価を得た。2006年にイラストも新たに再販されたときには、外国の出版社でも同時発売。先ごろ発表されたオランダゲーム賞に並んで、フランスでの受賞は外国での再評価を表すものであろう。

フランスではイスタリ(Ystari)社が取り扱う。イラストもイスタリ社のC.デマージュ氏が担当。『ケイラス』、『イスファハン』などと並んでフランスのフリークゲーマーにうまく浸透した模様だ。

銀賞にはD.ヘンの『将軍(Shogun)』、銅賞には『大聖堂』が入賞した。その他ファイナリストは以下の通り。

【トリックトラック賞2007】
金賞:フィレンツェの匠(Les Princes de Florence / W.クラマー、R.ウルリヒ)
銀賞:将軍(Shogun / D.ヘン)
銅賞:大聖堂(Les Piliers de la Terre / M.リーネック、S.シュタドラー)
ファイナリスト:バトルロア、ケイラスマグナカルタ、アーカムホラー、インペリアル、ノートルダム、ピッチボウル、タルバ

Tric Trac: Tric Trac d'Or 2007, les resultats !
TGW:『チグリス・ユーフラテス』『フィレンツェの匠』再販

テーブルゲームフェスティバル、650名参加

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去る11月25日(日)に浅草・台東館で開かれたテーブルゲームフェスティバル(TGF)は、主催者によると650名が参加して盛会となった。今年で4回目となるTGFは、入場者数が今年1,000人を超えたゲームマーケットと並んで国内の二大恒例イベントになりつつある。

ゲームマーケットがエッセン国際ゲーム祭だとすれば、TGFはニュルンベルク玩具見本市のような位置づけ。国内のゲームデザイナーが試作品を持ち寄り、ゲーム販売ではなくテストプレイに重点が置かれている。

今年のTGFでは川崎晋氏(カワサキファクトリー)の『シチリアの殖民』、佐藤敏樹氏(ボードゲームのおもちゃ箱)の『ZooBiz』、常時次人氏(操られ人形館)の『宝石泥棒の予告状』、Hammer氏(Hammer Works)の『Treasure Box』、冒険企画局の『迷宮牧場の決闘』など、意欲的な新作が発表された。

またメビウスゲームズ、ゲームストアバネスト、ホビージャパンでは10月のエッセン国際ゲーム祭で発売になったばかりの新作を和訳つきで販売。『ドラゴンイヤー』『ダージリン』『フィロー』『キャッシュ&ガンズ・ライブ』『ジプシーキング』『リンク』『キューバ』『ハンブルグ』などがテストプレイ&販売された。

なお、グランペールから発売された拙著『ドイツゲームでしょう!』は100部弱の売り上げ。お買い上げいただいた方々、ありがとうございました。

【主な出展情報】
さとーの部屋:テーブルゲームフェスティバル2007に参加します
操られ人形館:2007テーブルゲームフェスティバル(当ブースの内容)
Hammer Works:TGF2007 事前情報
もみあゲームズ:SWEET×SWEEP aWAY
アトラデザイン:「トラッカーズ」をTGFに参考出展
グランペール:TGF2007まで、あと1週間
ゲームストアバネスト:TGFの出し物につきまして
ホビージャパン:TGF2007にGAME JAPAN特選ゲームが出店します
すごろくや:テーブルゲームフェスティバル2007に出展します

【主なレポート】
moon Gamer:テーブルゲームフェスティバル (11/25)
ユッキーのダイスdeゲームトーク:テーブルゲームフェスティバル2007終了 その2
操られ人形別館:2007テーブルゲームフェスティバル
minegiの雑多な日々の日記:テーブルゲームフェスティバル2007
TRPGログノート:テーブルゲームフェスティバル2007
柿の種商会:テーブルゲームフェスティバル

テーブルゲームフェスティバル2007:公式サイト
TGW:テーブルゲームフェスティバル2007、開催決定

京都でボードゲームと ドイツビールの宴

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京都で隔月発行されているフリーペーパー『SCRAP(スクラップ)』は、年末にボードゲームのパーティを企画している。

タイトルは「ボードゲームと ドイツビールの宴2」。同誌が主催するリアル脱出ゲーム、クリスマス俳句会、コミュニケーション推理ゲーム会とともに年末年始に行われる。全てがゲーム形式という、遊び心いっぱいの参加型イベントだ。

前回は150名も参加し、大盛況だったという。今回はドイツゲームのほかに彦根カロムも設置され、思考ゲームからアクションゲームまで幅広く楽しめそう。都内で行われているUrventのようなボードゲームパーティに参加したいと思っていた関西在住の方には朗報だ。

2007年12月26日(水)19:00から、アバンギルド(京阪三条駅徒歩2分)にて。料金は前売2000円/当日2500円、前売り券予約はリンク先からメールにて。

フリーペーパーSCRAP:ボードゲームと ドイツビールの宴2

M.シャハト

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ドイツのテレビ番組でM.シャハトのコーナーがあったので字幕を付けみた。今年の大賞作『ズーロレット』を生み出したデザイナーの生活をのぞいてみよう。

字幕.in:ミヒャエル・シャハト(上の貼り付け動画が見られない方はこちらへ)
3sat.online: vivo-Porträt: Michael Schacht
TGW:M.シャハト

F.フリーゼ

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ブレーメンの地方紙にゲームデザイナー、F.フリーゼを紹介する記事が載っていたので訳出。

フィッシュ・フルッペ・フリカデル〜デザイナーF.フリーゼ〜

フリーデマン・フリーゼは、よいゲームのためとあらば自分のエコロジー主義すら捨てて原子力発電所も作る。とりわけ自分が考えたボードゲームならばなおさらである。『電力会社』では一番大きな電力網を作り、一番お金を儲けた人が勝つのだ。

フリーデマン・フリーゼは37才、実際の生活もゲームデザイナーとして暮らしている。すでに27タイトルのゲームを発表し、一部は自身の「2Fシュピーレ」から発売している。『看板娘(Fische, Fluppen, Frikadellen)』や『むかつく友達、行きたくないパーティ(Fiese Freunde, Fette Feten)』などの作品があるが、最も成功したのはやはり『電力会社(Funkenschlag)』で、ポーランドでは年間ゲーム大賞も受賞した。

アメリカ、チェコ、スロヴァキアでも、このゲームはとても好まれているという。1月には韓国とフランスで発売される予定だ。すでに30,000セットが世界中で売れた。「10,000セット以上売れるのは、大きなメーカーですら上々の成績なんだよ」とフリーゼは言う。インターネットで行われた世界中のフリークによる評価によれば、このゲームは最近2位に選ばれた。『電力会社』はフリーゼにとってこの業界でいうところの「パンとバターのゲーム(定番ゲーム)」となり、これによって失敗を乗り越えることができた。というのも、フリーゼは言う。「絶対失敗作にならないという保証はないからね。」

彼は自分の作品が店ざらし品にならないよう、基本的な準備の段階から努力している。「普通の消費者は1年に1つか2つしかゲームを買わないものさ。」彼はよく知っている。「そこで私はもうずっと考えなければならないんだ。どうして私のゲームがそこになければならないかって。」ゲームのアイデアはタイトルにマッチし、イラストもピッタリでなければいけないし、ルールブックは分かりやすくなければならない。あるゲームのアイデアを思いついたら、夜の2時でもパソコンに座る。数学科卒であり、イニシャル「F」とともに緑色の髪もトレードマークにしている彼は、まず自分自身でテストプレイする。「ソロプレイで難しいのは、ブラフをかけなければならないときぐらいのものさ。」それから友人を毎週行われるゲーム会に呼び、彼の発明品を紹介する。「大切なことは何より、ゲームが最後まで崩壊しないでもつこと」とフリーゼは言う。

もう子どものときから熱狂的なゲーマーだった。でもすぐに『モノポリー』や『リスク』は退屈すぎるようになった。村からブレーメンの街へ引っ越したとき、より複雑なゲームを知って愛好するようになる。彼が一人で週末にノミの市で買った100タイトルのゲームは、今日の1200タイトルにも上る広範なコレクションの礎となった。22才で彼は最初のゲーム『斡旋屋(Wucherer)』を作ったが、タイトルの「F」にこだわり始めるのはこの後である。

『フィロー(Filou)』は彼の最新ゲームで、ネコをテーマにした8才以上の子ども向けカードゲームだ。2008年2月のニュルンベルグおもちゃ見本市では動物クイズ『動物誌(Fauna)』を発表する。動物が原則として買い手に気に入られることが多いということはフリーゼも分かっているけれども、両方が『パンとバターのゲーム』になるか失敗作になるかは予想できない。『電力会社』については来年50,000セットに達すると彼は見込んでいる。「古典になる素質はある」とフリーゼは自信をもつ。電力財閥はもう、クリスマスのために特別版の契約を結んでいる。

ad hoc news: Fische, Fluppen, Frikadellen

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