あーぎ!てくと(Aargh!Tect)

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腰を振りながらングング!
言葉を使わず、特定のサインだけで指定された建築物を作らせるアクションゲーム。大きなこん棒が入っていて、エッセン国際ゲーム祭ではひときわ注目を集めていた。
2チームのチーム戦で早さを競う。親がカードを引いて建築物のパターンを確認したらスタート。6種類のジェスチャーと6種類の命令は一覧になっていて、これを見ながら指示を出し受けする。
6種類のジェスチャーは積み木と板に対応しており、首を振れば黄色の棒、腰を振れば緑の棒というように指定する。6種類の命令は「ングング!」(取れ)や「カルング!」(回転しろ)などで、ジェスチャーと命令を組み合わせてカードのパターンを作らせていく。
親の意図するものと違った場合に登場するのがこん棒である。子は頭を2回叩かれる。2回叩かれたらやり直しだ。でも、正解だった場合も1回叩かれることになっている。結局叩かれるんじゃないか。
10人いたので5人1チームになり、親を1人1回ずつして5本勝負とした。私が親のときは頭を叩くのに夢中になって(快感であった)いるうちに負け。2対2で迎えた最終戦、我がチームは一を聞いて十を知るほどになっており、写真のような難しい建築物を一気に組み立てて勝利。
親になって指示に悩むのも、子になって親の指示の裏にある意図を推理するのも、必死に遊んでいるのを見ているのも、どれでも楽しい。「ウッホホーイ!」とか言って原始人になりきって遊ぶのがポイントだ。
Aargh!Tect
W.オバート/ハイデルベルガー(2009年)
4〜8人用/6歳以上/45分

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