サンタ・ティメア(Santa Timea)

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嵐が襲う、手札はない

次々と襲い掛かる嵐を切り抜けて航海するカードゲーム。トリックテイクだが、一番弱いカードを出さないようにすることが目標である。

場に嵐カードが3枚並んでいる。東西南北の4スートで、取った人は1〜3点のダメージになる。まずは一番奥の嵐から。

スタートプレイヤーから時計回りに1枚ずつ手札を出して、一番弱いカードを出した人がこの嵐カードを受け取らなければならない。手札にも東西南北の4スートがあり、どれを出してもよい(メイフォロー)だが、現在の嵐カードと同じ風向きならば額面通り、逆向きなら全て0、90度横向きなら半額になる。だから負けないためには、できるだけフォローするのがよい。

もう1つ面白いルールがあって、ほかの人と同じ数だった人は全員、一番弱いカードでも嵐カードを受け取らないですむ。その場合、嵐カードは次に弱いカードの人へ。だからいくら強いカードを出しても、残りの人が皆バッティングしたら嵐カードを取らなければならない。前のトリックで一番強いカードを出した人が次のスタートプレイヤーになるが、このバッティングのルールによって、スタートプレイヤーを取ることも危険になる。

一番弱くても、強くてもダメということで、できるだけ真ん中あたりになるようにカードを出すのだが、手札はそう都合よく持っていない。しかも枚数が減るに従ってやりくりはどんどん苦しくなる。とてつもないマゾゲーである。

もっともクレバーな切り抜け方もある。バッティングを誘って先手番からわざと数字の低いカードを出して仲間を募るという方法。でもトップ目だとはめられる恐れもある。嵐カードは常に3枚並んでおり、次の嵐と次の次の嵐が分かる。この情報を元にセーブするのもよいだろう。そして、同じスートの嵐カードを3種類全部集めるとチャラになるというルールがある。あえて取りにいけば皆譲ってくれるだろうが、最後の1枚は取らせてもらえないかもしれない。

1ディール終わったら、ダメージの多い順に順位をつけ得点を受け取る。同点順位があると、1位はあまりもらえない。5ディール繰り返して合計得点の多い人が勝ち。

上家のnaoさんが終盤までよい手札を温存してきて、私はしのぎきれずにダメージ食らいまくった。みんなで結託してnaoさんを追い落とそうにも、それぞれやりくりが厳しく、誤爆せざるを得ないことも。結局naoさんが逃げ切って勝利。

1ディール乗り切るごとにほっとするくらい、息が詰まるゲームだが、その苦しさがだんだん病みつきになる。

Santa Timea
D.リーケンス/アルゲントゥム出版(2009年)
2〜5人用/10歳以上/30分
ゲームストアバネスト:サンタ・ティメア

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このブログ記事について

このページは、おのが2010年4月15日 11:09に書いたブログ記事です。

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