一番進むのはどれでしょう?
4面、6面、8面、12面のダイスを転がしてゴールを競うアクションレースゲーム。作者のブルクハルトの変態ぶりよりも、発売を決定したツォッホ社の勇気に拍手を贈りたい(日本に入らないまま絶版になってしまったけれど)。
数字の書かれた帽子と、傾斜の違う坂と、面数の違うダイスと、大きさの違う反射板の4つのパーツを組み合わせて自分のモグラを作る。基本ルールでは同じ色で統一するが、発展ルールはドラフト制のチューンアップ。時計回り、反時計回り、時計回り、反時計回りという順番で1つずつ好きなパーツを取る。組み立てたモグラをスタートラインに置いてスタート。
順番は帽子の数字で若い方から。コースは狭く、追い越しが難しいので先手のほうがよい。坂にダイスをセットして、帽子の口を引っ張ると、モグラの口からダイスがコロコロ転がる。傾斜が急であればあるほど、面数が多ければ多いほど遠くへ。ここがゲームの心臓部である。
転がったダイスはそのままにして、次の人の番。また自分の番になったら、ダイスに接するようにモグラを設置し、角度を調整してダイスをセットする。ただし、帽子に書かれていない数字が出るとノーカウント。よく転がるダイスでも、帽子の制限がきついとなかなか進めない。
コーナーでは反射板を置き、ダイスをぶつけてルートを変える。大きい反射板ほど、狙った通りに曲がってくれる。小さいと、ぶつからなかったり、ぶつかっても飛ばされてしまったり。
コーナーを3箇所回って最初にゴールに戻ってきたモグラの勝ち。
12面ダイスを取ったのはよかったが、坂が一番低かった。1回のロールで5〜6センチといったところ。ぽちょむきんすたーさんの8面ダイスはとにかくカーブする。でももっとひどいのは鴉さんで、四面ダイスは高い坂なのに2〜3センチしか転がってくれない(転がるというより、滑り落ちるという感じ)。hataさんの六面ダイス+一番高い坂(写真右)が抜群の安定感でダントツ1位。
ダイスの進み方はすこぶる地味だが、口の両側にあたって進まなかったり、ほかのダイスを跳ね飛ばしたりと、ハプニングが楽しめた。
König der Mauwürfel
G.ブルクハルト/ツォッホ(2002年)
2〜4人用/5歳以上/20分
メーカー絶版
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