2010年10月アーカイブ

ターボチーム(Turbo Team)

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子供大好きウンコネタ

自分のボード上にある動物たちを全部、ダイスでゴールに進めるゲーム。ハバ社の小箱の新作である。エッセン国際ゲーム祭でハバ社は、赤い絨毯の広いブースを取っており、小さいテーブルがたくさん並んでいて、棚から自由に持ってきて遊ぶことができる。子連れの家族がのんびり遊んでいる姿が微笑ましい。

ダイスは6個あり、まず白いダイス1個を振る。ダイスの目は4色の動物と、トロフィー、ウンコがあり、ウンコが出ればアウト。アウトでなければ、次に茶色のダイス2個を振ることができる。それもウンコが出なければ、さらに白いダイス3個へ。

ダイス振りは途中でやめてもよい。ウンコが出る前に、安全策をとることも可能だ。全部振ってアウトでないか、途中でやめた時点で、出た目の数だけ自分の動物を進める。ウンコが出てバーストしたら、手番が即終了だけでなく、自分の動物の前にウンココマを置かれてしまう。

もうひとつの出目であるトロフィーは金色でゴージャスに彫られている。ウンコを帳消ししたり、ウンココマを除去したりできるほか、好きな動物を2マス進められてすごく嬉しい。

ふうかさんがトロフィーに恵まれ早くもリーチ。後を追うkarokuさんと私はダイス6個をめざしてバースト連発。茶色のダイスでダブルウンコだったときは悶絶した。結局ふうかさんがそのまま逃げきって1位。他人の出番に「ウンコ出ろ!」とかいうのがおかしい。ウンコよ永遠なれ。

Turbo Team
B.ラッフ、U.ラップ/ハバ(2010年)
2〜4人/5歳以上/10分

ロビンフント(Robin Hund)

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これ持ってましたー

犬の盗賊を集めてお宝をゲットする記憶ゲーム。手番には2枚の場札から1枚を取る。紋章がないカードは自分の手札に入れ、5種類揃ったらお宝カードを1枚もらえる。紋章があるカードは誰かに渡し、相手が持っていなければ、その相手の手札の枚数分だけ犬コマを進めて、1周したらお宝カードを1枚もらえる。

カードを渡したとき、相手が持っていると何もできない。だから相手が何を持っているか覚えておいて、まだ手に入れていないと思われるものを渡さなければならない。ところが、カードは揃うたびに捨てるのでどんどん移り変わっていく。うろ覚えで渡して残念!持ってましたーという場面が多い。

規定枚数の宝カードを取るか、宝カードの中に描いてあるお宝が規定数に達したら勝利。記憶が弱かったが、いい宝カードを引いて勝利できた。

Robin Hund
E.ヴァイス/ハバ(2010年)
2〜5人用/6歳以上/15分

ブルゴーニュ(Burgund)

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1つのダイスからアクション無限

アレアが来春発売を予定している新作の試作版。作者のフェルトがアレアから発表するのは通算5タイトル目になる。エッセン国際ゲーム祭では、入り口にほど近いラベンスバーガーのブースから隔離され、奥まった9番ホールでひっそりとデモプレイが行われていたにも関わらず、次のゲームに入ろうと並んでいる人がいるのはアレアのブランド力を感じる。

基本はダイスゲーム。ダイスを振って、出目に対応するエリアからタイルを取り、自分のボードの出目に対応するマスにタイルを置く。タイルにはさまざまな特殊能力と得点パターンがあり、自分の戦略にあったタイルを選択することで差をつける。

タイルには、自分の街を広げる六角形のタイルと、勝利点などを得る四角形の商品タイルがある。街タイルは、常に隣接して置かなければならず、置けるカラーも決まっていて、置く順序もよく考えなければならない。

ダイスの目を増減できるチップがあり、また同じ目でもできるアクションが複数用意されているので、運の要素は高くない。むしろ、無数にある選択肢からベターな選択を重ねていくことになる。したがってプレイ時間も長めで、初プレイでは2時間を超える。

編集者S.ブリュック氏直々のインストによりメビウスおやじさんたちとプレイ。1ラウンドだけの参加で、メビウスママさんに代わって頂いたが、考えることがたくさんあって刺激的なゲームだった。

Burgund
S.フェルト/アレア(2011年予定)
2〜4人用/12歳以上/30〜120分

ひつじのショーン:野菜サッカー(Gemüsefußball)

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ドライブシュート!……ムリ

クレイアニメ『ひつじのショーン』によるゲームは2009年から7タイトル作られ、いずれもコスモス社である。有名デザイナーが手がけており、単なるキャラ商品ではない。

『野菜サッカー』は、名作『バンパレナ』のように、ボールの転がる行き先をプロットするゲームだ。小箱ながら、大人でも白熱するアイデアが仕掛けられている。

スタートチップ、壁チップ、得点チップの中から、1枚ずつ取っていく。スタートチップでボールのスタート地点と手番順が決められる(1人1枚)。壁チップは箱を使った斜面の好きな箇所へ差し込み、得点チップは4ヶ所あるボールのゴール地点に置く。

何周もしてチップを全部取るか設置したら、いよいよボールをシュートしよう。チップの順番に、ボールを置いて指で弾き、斜面を転がす。盤外に吹っ飛んだりせず、無事ゴールにたどり着いたら得点チップをゲット。

2番手以降は1箇所、壁チップを移動できる。そしてシュート。前の人が得点チップを取ったゴールにまた入っても、何ももらえない。4番手まで終わったら、チップを全て元に戻して次のラウンドへ。規定ラウンド終了後に、得点チップの多い人が勝つ。

1番手は、目の前に壁が幾重にも立ちふさがり、途中で止まったり、盤外に弾き飛んだりしてまずゴールできない。4番手くらいになると、入りそうな場所はもう得点チップがなくなっている。手番順とともに、おはじきのテクニックが試される。

karokuさんが果敢に1番手を取るも、連続でハズレ。私は手堅く2番手を狙うも、安い穴にしか入らない。その間にふうかさんが高得点をゲットして勝利。終了後、けがわさんと1番手でシュート練習したが、2割くらいの成功率だった。

Shaun der Schaf - Gemüsefußball
ブラント夫妻/コスモス社(2009年)
2〜4人用/5歳以上/20分

宮崎と札幌にショップオープン

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九州や北海道に住むゲーム愛好者は、通販を利用するときに送料が高くなるという悩みがあった。この悩みを解消するショップが相次いでオープンしている。

宮崎市に10月22日オープンしたアナログゲーム専門店「縁〜ENISI〜」は、TRPG・ボードゲームのショップ。プレイルームも完備しており、1回のプレイにつき昼の部(10時〜または14時〜)が300円、夜の部(18時〜)が500円で利用できる。メンバーが足りない場合はスタッフがサポートする。遊べるゲームは『タリスマン』『レッドノバンバーを救え!』ほか順次追加されている。ネット通販は現在のところ準備中。

縁〜ENISI〜
所在地:宮崎市大橋1丁目36番地永吉ビル1F
TEL/FAX:0985-55-0630 メール:enisi@onyx.ocn.ne.jp
営業時間:10時〜20時(プレイルーム利用は23時まで可)
定休日:未定


札幌市に10月10日仮オープンしたネットショップ「カプセル」は、海外ゲームの日本語版や国産ゲームを扱う。『トーレス』や『インカの黄金』など、通好みのアイテムが並ぶ。ほしいアイテムはツイッターやミクシィでリクエストすることもできる。正式オープンは11月。通販のみ。

カプセル
TEL:050-1567-9412 メール:info@bg-capsule.com
ミクシィ:ボードゲームカプセル ツイッターID:bg_capsule
送料:道内500円、ほか800〜1300円
支払方法:銀行振込・代金引換・現金

エッセン国際ゲーム祭、来場者新記録

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10月21日から4日間にわたって、ボードゲームでは世界最大のイベント、エッセン国際ゲーム祭が行われ、来場者が154,000人と新記録をマークした。一時期15万人を割り込んでいたものの、昨年、今年と増加傾向にある。

初日の開場時間には、チケット売り場に長い行列ができ、2時間かかった人も。また44000平方メートルの広い会場内も例年以上に混み合い、通路が渋滞するほどだった。

今回は32カ国から786団体が出展し、そのうち外国が45%と、国際色も増している。日本からは、ヤポンブランド、B2Fゲームズ、ねこまど、冒険企画局が出展。ほかに韓国や中国からも出展があった。会期中に発表された新作は650タイトルにのぼる。

ここで発表される作品は愛好者向けが多く、例年これから3ヶ月ほど、期待の新作がどんどん国内発売される。

来年の会期は10月20日から4日間で行われることになっている。

spielbox-online:Erfolgreicher Abschluss der Internationalen Spieltage

リンク:日本人レポート
タナカマコトの「手番ですよ。」(ピコピコカルチャージャパン):ドイツの一大イベント『EssenSpiel』
ふうかのボードゲーム日記:Spiel '10へ向けて出発1日目は近所を散策2日目は設営を眺める3日目はspiel '10開幕4日目はドイツ最後の夜5日目は「さようならエッセン」帰宅そして雑感
play:game:エッセン シュピール 2010
mobius_mamaのブログ:ママレポート(1)日本人の活躍代打ち魅力的な子ども達
ブログでじゃむたん通信:向かう道中あれこれ近場を散歩プレス日&1日目2日目はカレーの日帰宅の巻会場内の様子とゲーム
Twitter:Essen-Spiel-2010-in-Japanese
神尾屋本舗:ドイツ旅行記32日目3日目4日目5日目6日目
ピグフォン:初出展の模様1初出展の模様2
TGW:エッセン0日目エッセン1日目エッセン2日目エッセン3日目エッセン4日目

エッセンの人気は『世界の七不思議』

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ドイツのボードゲーム情報誌『フェアプレイ』は、エッセン国際ゲーム祭の新作人気投票「スカウトアクション」の結果をホームページで発表した。30票以上を獲得したタイトルの人気順位は以下の通り。650タイトルにのぼる新作の頂点に立ったのは『世界の七不思議(7 Wonders)』。票数・評価ポイントともに他を圧倒した。

スカウトアクションは毎年『フェアプレイ』のブースで行われ、今年のトレンドを占う重要な情報となっている。住所氏名の登録と引き換えに投票用紙を発行し、重複投票をしにくくして、公平性を期す。下記ゲーム名の右の数字は、評価の平均(5段階評価で1が最高)と投票数。

会場では、アメリカのボードゲームサイト「ボードゲームギーク」のブースが出され、同様の人気投票が行われていた。スカウトアクションの上位3位はボードゲームギークの人気投票でも上位に入っている。

1位の『世界の七不思議』はフランスのゲームで、ホビージャパンから近日発売予定、2位の『トロワ』はベルギーのゲームで、国内発売は未定だが、ボードゲームギークに日本語ルールが公開されている。3位の『ナビゲーター』はドイツのゲームで国内発売未定。

【スカウトアクション2010】
1位:世界の七不思議(7 Wonders)1.84/126
2位:トロワ(Troyes)1.98/64
3位:ナビゲーター(Navegador)2.04/79
4位:エイジ・オブ・インダストリー(Age of Industry)2.05/39
5位:オリンパス(Olympus)2.11/47
6位:ニュルンベルクへの始発列車(First Train to Nürnberg)2.12/34
7位:キーウェスト(Key West)2.13/31
8位:ヴィニョス(Vinhos)2.18/40
9位:フロレンザ(Florenza)2.23/30
10位: