チャビリンス(Chabyrinthe)

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ネコラビリンス




ラベンスバーガー社のロングセラー『ラビリンス』を、後に『世界の七不思議』で知られることになるフランスのデザイナー、A.ボザが手軽に遊べるようにした作品。パイプをつなげて、ネコさんをお家に返してあげよう。タイトルはフランス語の”chat(シャ、猫)”とラビリンスを合わせたもの。ラベンスバーガー社も2000年に『カードラビリンス』を発売しているが、『ラビリンス』により近い。
4×4にパイプカードを並べ、その周囲にネコカードとネコのおうちカードを置く。手番には、パイプカードを1枚回転させ、手札からパイプカードを1枚入れてスライド。これでネコとおうちがつながればネコカードをゲットできる。
ネコカードをゲットできたら、おうちカードを1つずらし、ネコカードも1つ隣に置いて、次の人の番。こうして誰かが15点分のネコカードを集めたところで、ネコカードに書かれた得点の多い人が勝つ。
手軽だが『ラビリンス』のパズル感覚は損なわれていない。うまくいけば高得点のネコカードをつなげたり、あわよくば2匹同時につないで両取りをしたり、さらに次に出てくるネコを置いた瞬間にゲットしたりと、欲をいえばキリがないが、本当のところは、1匹でもつなげられれば御の字。手番の人はうんうん唸っているのに、ほかの人はあっさり岡目八目だったり。
終盤は道が整ってくるので、両取りや連鎖を狙いやすい気もしたが、1匹つなぐのがやっと。その間に、ふうかさんとkarokuさんは高得点のネコを確実に集め続け、karokuさんが1位。見かけとは裏腹に、相当頭を使うゲームである。
Chabyrinthe
A.ボザ/カクテルゲームズ(2007年)
2〜4人用/8歳以上/20分
テンデイズゲームズ:チャビリンス

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