2011年5月アーカイブ

ライクワイズ(Likewise!)

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ニアミス連発

『フラッシュ』という手軽なコミュニケーションゲームがある。お題から連想するものを8つ書いて、同じ答えを書いた人の分だけ得点になるというもので、紙と鉛筆さえあれば楽しめるものだ。このゲームは、そのお題を、形容詞+名詞のカードでランダムに生成してひねりのきいたものにする。

形容詞カードと名詞カードを1枚ずつ引いて並べる。例えば「奇妙な」「アクセサリー」というようなお題ができる。制限時間内に、お題から連想される答えを1つずつ書いて一斉公開。最多数だった人たちに得点が入る。

形容詞が入ることで回答が絞られるかに見えて、その形容詞の捉え方に微妙な差があるために回答がずれるのが楽しい。「奇妙な」「アクセサリー」では「ピアス」「へそピアス」「舌ピアス」などの回答が出るなどニアミスが続き、7人中2人が一致すれば多数派という状況だった。確実に誰かと回答を合わせた神尾さんの勝利。

Likewise!
作者不明/バッファローゲームズ(Buffalo Games, 2008年)
3〜6人用/12歳以上/35分
国内未発売

TBSラジオでボードゲーム紹介

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本日、TBSラジオの番組「大沢悠里のゆうゆうワイド」で、ボードゲーム・カードゲームが登場した。

ボードゲームが登場されたのは12時からのコーナー「ゆうゆうお昼のスーパートーク」。火曜日は日経エンタテインメント発行人の品田英雄氏がコメンテーターになっている。番組中には『どうぶつしょうぎ』『お先に失礼します』『ワードバスケット』が紹介され、実際に遊んだ様子も実況された。

TBSラジオ:大沢悠里のゆうゆうワイド

ストリームス(Streams)

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このマスに書いていれば…!

ルールを聞くと「それって『ビンゴ』じゃないの?」と思うほど簡単である。ランダムに番号が発表されるのを、ただ自分のシートのマスに書きこんでいくだけ。全部埋まったら得点計算で、うまく並んでいるほど高得点になる。何人でも、何十人でも遊べる。時間もあまりかからず、2ゲーム、3ゲーム続けて遊んでもいい。

『ビンゴ』はくじ引きだが、『ストリームス』はゲームである。発表された番号は、どのマスに書きこんでもよい。最終的には、数の小さい順に並べなければならないので、小さい数字は左端の方、大きい数字は右端の方に書くことになるが、中間くらいの数字となると悩ましい。

確率計算は有効だが、もちろんいつも確率が高いほうになるとは限らない。40枚の数字カードのうち、使うのは20枚。数字は1〜30で、中間の数字は2枚ずつ入っている。さらに、どの数字にでもできる☆カードがある。カードの構成が絶妙だ。

マスが残り少ない終盤は、カードがめくられるたびにあちこちで悲鳴が上がる。小さい順に並んでいる列が、途中で分断されてしまうのである。計画から外れた数字も、どこかのマスに書きこまなければならない。その「ゴミ捨て場」の選択も、勝敗を分ける。

そして得点計算にまた一工夫ある。基本的には列が長いほど得点が高いが、ある長さでは下がってしまうところがある。そのためエキスパートには、わざと列を崩すといった高等戦術(?)も求められる。

みんな同じ数字でやるので、序盤は置く場所に違いがないが、中盤くらいから少しずつ変わってくる。「16来い、16!」「うわーここで1かよ!」1枚めくられるたびに一喜一憂の声があちこちで上がり、それが終盤に向けてどんどんエキサイトしていく。そして悔しいのでもう1ゲーム。非常に盛り上がった。

Streams
居椿善久作/すごろくや(2011年)
6歳以上/1人〜何人でも/10分

高円寺0分:ストリームス

サンダーストーン拡張1『精霊獣の怒り』日本語版発売

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アークライトは28日、デッキ構築RPGゲーム『サンダーストーン』の拡張セット1『精霊獣の怒り(Wrath of the Elements)』日本語版を発売した。2〜5人用、13歳以上、45分、3,780円。

追加されたのは「ダンジョンの特色」カードで、モンスターに混じって落とし穴や毒ガスなどの「トラップ」や、新しいモンスター「ガーディアン」がダンジョンデッキに加えられる。これが出たら、全員が英雄を失ったり、呪文が使えなくなったり、手札を1枚ずつ廃棄し続けることになる。

また、新たなモンスター「ホード」は、同じモンスターが連続で登場。倒されるたびに体力が上がり、たくさん倒すほど高得点となる。そしてタイトルにもある邪悪な精霊たちの効果は強力。英雄を破棄してしまう「溶岩の拷問」、ほかのモンスターをダンジョンに返せなくする「蒸気の拷問」など悶絶必至。

迎え撃つ英雄たちもパワーアップした。明かりアイテムを破棄して魔法攻撃に変える「ブラインド」、村で病気カードを破棄できる「ディヴァイン」など7種類。全員に病気を与え、モンスターの体力を減らす強力な呪文「クリーピング・デス」、攻撃力の代わりに病気を得る「呪いのメイス」など、武器も多彩だ。一層激しさを増す攻防を制するのは誰か?

オリジナルの英語版は昨年発売され、BGGでは基本セット以上に高い評価を得ている。『サンダーストーン』は、これを含めて3つの拡張セットが発売されており、来月に4つ目も発売されることになっている。順次、日本語化されていく模様だ。

『アセンション』日本語版発売

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アークライトは本日、アメリカのデッキ構築カードゲーム『アセンション(Ascention)』日本語版を発売した。2〜4人用、8歳以上、30分、4,410円。

モンスターに占領された世界を救うため、強力なヒーローやコントラクトを召喚してモンスターを倒すファンタジーゲーム。『ドミニオン』に始まるデッキ構築カードゲームを、『サンダーストーン』よりもライトに仕上げた。昨年発売された英語版では、日本の愛好者からも好評を得ている。

このゲームの特徴として、カードを購入する「ルーン」とモンスターを倒す「パワー」という2種類のリソースがある。どちらかに特化しすぎないよう、臨機応変に入手していかなければならない。また、獲得可能なカードは常に6枚しかなく、減った分だけ補充される仕組みで、ランダムに変わるところも新しい。その分準備も楽だ。また、天界・自然界・機械・虚空という4つのカラーがあり、色を揃えると性能を発揮するものもある。

新しいシステムを加えながら、テンポのよさでデッキ構築入門としても薦められる一品。テキストは全て日本語となって遊びやすい。

初回特典として、下記のリンクにあるショップで購入するとプロモーションカード「ディープドローン」が付く。6月末日まで。

アークライト:アセンション完全日本語版

モンテ・クリスト伯の秘密(The Secret of Monte Cristo)

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高い財宝を持ち帰るべし

マルセイユ沖の城に隠された財宝を集めるボードゲーム。このお城に隠された財宝は、小説『モンテ・クリスト伯』の主人公ダンテスがかつて投獄され、脱獄してイタリアのモンテクリスト島から持ち帰ったものである。つまりこのゲームは小説の後日譚ということになる。

ゲームは、�@かばんカードで探検家を補充し、�A6ヶ所の地下牢に探検家を送り、�B地下牢に財宝チップを配置して、地下牢の財宝がいっぱいになると得点計算をするという流れである。得点計算では、地下牢ごとに探検家の多い順に財宝チップを取るが、財宝に対応する色のかばんカードが必要となる。また、財宝の色によって価値が異なるので、どの地下牢が儲かりそうか、そしてほかの人を出しぬいて財宝を取れそうか考えなければならない。

このゲームの特色は、手番がボールでどんどん変動していくところだ。アクションスライド(写真奥)の4つのレーンに、各プレイヤーのボールを置き、該当するアクションでボールが一番手前にある人がプレイする。うまくプロットすれば、「ずっとオレのターン!」が可能(その後しばらくヒマになるが)。

アクションが終わったら、ボールをほかの3つのレーンの一番上に移す。先の先を読み、自分のほかのボールの位置も見てアクションを選びたい。4つ目のアクションでは、ボールの位置か財宝の価値を変えることもできる。

私が価値の高い宝石で2回大量得点して、勝負は決まったかに見えた。しかしかばんを使い果たしてしまい、しばらく得点できなくなっているうちに、最後のラウンドでcarlさんが一気に追い上げて逆転。中盤から考えることが俄然増えてくるので、そこでどのような手を打つかが勝敗を分けたようだ。

デザイナーはフランス人だが、往年のドイツゲームのようなテキスト依存のない骨太なシステムである。深く考えなくてもプレイできるが、ほかの人のもっているかばんの色と地下牢の財宝の状況、手番の回り方など、いくらでも深く考えられる。価値の高い財宝で一気に大量得点することもできるので、お互い牽制しなければならない。満足度の高いゲームである。

The Secret of Monte Cristo
C.シャヴァリエ(Charles Chevallier)、A.ウルボン(Arnaud Urbon)作/ズィーマンゲームズ(Z-Man Games)
2〜4人用/8歳以上/45〜60分
ボードゲームショップ検索:モンテ・クリスト伯の秘密

キップリング(Kippling)

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崩れる前に大量得点

ぐらぐらする台に、自分のコマを乗せて得点するゲーム。バランスゲームかと思ったら、得点パターンがいくつかあり、崩れるリスクが高いところほど得点も高いという、面白いゲームだった。

台は中央の一点だけで支えられており、重心が移ると傾くようになっている。ダイスを振って、対応するマスに自分のコマを置くだけ。1の目は中央一択だが、2〜5の目はいくつかマスがあり、6の目はどこに置いてもよい。

コマを置いたとき、縦横斜めにどの色でも5目並ぶか、そのマスに4個以上積み重なったら得点。5目並んだ列で上から見えている自分のコマの数、4個以上積み重なったマスにある自分のコマの数が得点になる。コンボも可能。

コマがたくさんあるほど、得点が大きいので、どうしても偏って置かれることになる。そのため台はどんどん傾いていく。それでもあえて危ないマスにおくか、安全なところに置いていったんバランスを取るか。

1回目は3人プレイ。慎重にバランスを取る中、karokuさんが一石二鳥を連発して勝利。2回目は4人プレイ。思い切ったところに置くプレイであっという間に崩れ、序盤で得点した私の勝利。台は崩れそうで崩れず、置き方によって展開が異なる。

Kippling
F.ティボー(Frank Thibault)/ラベンスバーガー(1983年)
2〜4人用/8歳以上/25分
絶版・入手難

『チケットトゥライド』iPad版発売

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デイズ・オブ・ワンダー社は18日、『チケットトゥライド』iPad版を発売した。6.99ドルで英・仏・独語のみ。

『スモールワールド』に続いてリリースされたiPad専用ボードゲーム。AIと5人プレイまでできるほか、7月からは世界中のプレイヤーとオンラインプレイも可能になる。また、アメリカマップのほか、日本語版が発売されているヨーロッパマップ、スイスマップ、アメリカ1910拡張(別売)も加えて遊ぶことができる。

『チケットトゥライド』はアメリカの鉄道を目的地から目的地へとつなぐ路線配置ゲーム。2004年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞したほか、アメリカ、オランダ、フランス、スペイン、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、チェコ、ハンガリー、日本のボードゲーム賞に入賞した。日本ではバンダイが日本語版を発売したが絶版になり、現在はホビージャパンから『チケット・トゥ・ライド ヨーロッパ』が発売されている。

デイズオブワンダー社では無料で遊べるPCオンライン版を早くから公開しており、『チケットトゥライド』はすでに2300万回遊ばれているという。

iTunes App Store:Ticket to Ride for iPad

ストラスブール(Strasbourg)

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ギルドの出世は最小コストで

フランス北東部の都市を舞台に、中世のギルドに影響力を使って出世するボードゲーム。フリークに人気のS.フェルトの作品で、今年の年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされた。舞台はフランスだが、カードの数比べによるアクション獲得と、ゲーム終了時の秘密ボーナスという、ドイツゲームに典型的なシステムを用いて、しびれるゲームに仕上げている。

ゲームは5ラウンドで、毎ラウンドはじめに影響力カードを引いて配分する。影響力カードは各自のデッキとなっており、構成はほかの人と変わらない。何枚引いてもいいが、カードは24枚だけで、しかも使いきりなので、5ラウンド全体のことを考えて引かなければならない。カードは1〜6の数字が書いてあり、適当に組み合わせて裏にしておく。

このカードを使って、アクションの競りを7回行う。予め分けておいた中から一組ずつ表にして(パス可)、影響力の合計が多い人から権利が得られる。アクションは貴族・教会に市議会を送る、ワイン・鍛冶・靴ギルドの商品を取り市議会と街に一族を送る、商品を売る、礼拝堂・建物を置いて街エリアの価値を高めるというものがあり、ラウンドごとにギルドの順番が異なる。

どのカードを公開するか、あるいはパスするかは非常に悩ましい。手番順と、ほかの人が何を求めているか考えて、僅差で勝つようにしたい。アクションによっては、2位、3位でも獲得できるアクションがあるので、適度な妥協も必要だ。

アクションが終わったら市議会にいる一族の数で名声ポイントと特権チップ(ビッドの保留権)を手に入れ、次のラウンドとなる。フェイズ分けはシンプルである。

ゲームが終わると、街に置いたコマで得点が入る。ここでゲーム最初に配られる「任務カード」が登場。指定された建物のとなりに自分の一族がいるとか、自分の一族が一列に並んでいるとか、所持金が一番多いなどの条件を達成していれば難易度に応じて名声ポイントが入る。任務カードは5枚配られ、その中からいくつキープしてもよいが、達成できないと失点。終盤になると達成できるかどうか焦る。

ほかの人がセーブしている間に、少ない影響力でアクションをものにした神尾さんが1位。任務カードの達成見込みは、何回か遊ばないと分からないようだ。限られたカードの数比べと、達成できるかどうか分からない任務カードでヒリヒリするゲームである。

Strasbourg
S.フェルト/ペガサスシュピーレ(2011年)
3〜5人用/12歳以上/60〜90分
ボードゲームショップ検索:ストラスブール

ドイツ年間ゲーム大賞2011ノミネート

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ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)審査委員会は23日、今年のノミネート作品を発表した。今年から赤いポーンの年間ゲーム大賞と青いポーンの年間キッズゲーム大賞に加えて、灰色のポーンの年間エキスパートゲーム大賞が制定され、各賞で3タイトルずつ、合計9タイトルがノミネートされている。

メインである年間大賞にノミネートされたのは、大賞作家クラマー&キースリングの建築ゲーム『アサラ』と、沈没する島から脱出するアメリカ発の協力ゲーム『禁断の島』、同じくアメリカ発のタイル配置ゲーム『クゥワークル』。

多くの予想で有力視されていた『世界の七不思議』はエキスパートゲーム大賞にノミネートされている。ほかにノミネートされたのは、『グレンモア』の作者の新作『ランカスター』と、フェルトの『ストラスブール』だった。

エキスパートゲーム大賞が制定されたことから、ノミネート数は従来の各5タイトルから各3タイトルに減少。また推薦リストは年間大賞とキッズゲーム大賞で10タイトルずつ発表されている。年間大賞の推薦リストにはフリーク向けの『ブルゴーニュ』と『ルナ』(いずれもS.フェルトの作品)が入っており、エキスパートゲーム大賞と兼ねていると見られる。

年間大賞とエキスパートゲーム大賞の発表は6月27日ベルリンにて。キッズゲーム大賞の発表は7月25日ハンブルクにて行われる。

【年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)ノミネート】
アサラ(Asara / W.クラマー、M.キースリング / ラベンスバーガー)
禁断の島(Die verbotene Insel / M.リーコック / シュミット)
クゥワークル(Qwirkle / S.M.ロス / シュミット)

推薦リスト:おばけキャッチ、ブロッカーズ、ウルルモンド、髑髏と薔薇、サフラニート、太陽海そして砂、ブルゴーニュルナフリーズ

【年間エキスパートゲーム大賞(Kennerspiel des Jahres)ノミネート】
世界の七不思議(7 Wonders / A.ボザ / レポスプロダクション)
ランカスター(Lancaster / M.クラマー / クイーンゲームズ)
ストラスブール(Strasbourg / S.フェルト / ペガサスシュピーレ)

【年間キッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)ノミネート】
もぐりイモムシ(Da ist der Wurm drin / C.クライナート / ツォッホ)
小さな魔法使い(Die kleinen Zauber Lehrlinge / T.ダウム、V.ライトナー / ドライマギア)
モンスターがすむ家(Monster-Falle / M.&I.ブラント / コスモス)

推薦リスト:パップザット、枕の戦い、グリマッフェン、怖いサル、ジッケザッケ、小さなカエルの音楽、大きな動物クイズ、マゴーの本読み魔法、千とひとつの宝物、バナナジャンプ、大玉ころがし、Tレックスからの脱出、宝島

Spiel des Jahres:Drei mal drei Nominierte 2011

ハゲワシは舞い降りた(Unter Geiern)

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鬼のいぬ間に食事

荒野でハゲワシが食事を取り合うドイツのゲーム。食事に時間がかかっていると、ほかのハゲワシもやってきて横取りされてしまうかもしれない。

裏向きに並んだ砂漠カード。この中に食料が隠されている。自分の番になったら、ハゲワシを移動して、そこにある砂漠カードをめくる。ハズレがほとんどだが、中にはエサとなる動物の死骸が発見される。

エサには、一度の食事で手に入る満腹ポイントが書いてあり、そこにとどまることで毎回少しずつ入るようになっている。大きいエサほど食べるのに手番数がかかるようになっている。

エサが見つかると、上昇気流カードをめくったり、満腹ポイントを消費したりしてほかのハゲワシも集まってくる。ハゲワシが到着すると、カードをめくってチキンレースでデュエル。好きなだけカードをめくって9に近いほうが勝つが、10以上はバーストしてしまう。勝ったらエサを横取り! 負けた方はすごすご退散しなければならない。

エサの数は少なく、探すより横取りに行ったほうが効率がよい。でも決闘に勝てるかどうか、まさにサバイバル。私は序盤で美味しいエサを見つけてパクパク。karokuさんが何度も襲ってきたが死守して勝利。そのころふうかさんは、隅っこのほうで小さいエサをしっかり食べていたが及ばなかった。

食べ物の恨みは恐ろしいというが、食べ物をめぐっての決闘がバースト勝負となると本当に燃えるものだ。カードを折ってハゲワシのコマにするのがカッコいい。

Unter Geiern
M.ニーツァー(Michael Nietzer)/ゲームヘッズ(Gameheads)2010年
2〜6人用/10歳以上/30〜45分
ゲームストアバネスト:ハゲワシは舞い降りた
ふうかのボードゲーム日記:ハゲワシは舞い降りた

自宅ゲーム会

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今月2回目の自宅ゲーム会。くさのまさん、carlさん、神尾さん、ぽちょむきんすたーさん、だーゆさん、鴉さん、tomokさんと7人が遠方からお越し下さり、盛況となった。1卓でコミュニケーションゲームを遊んだ後、2卓に分かれて長めのゲームを遊び、終わってまた軽めのコミュニケーションゲームや食事。バラエティあふれるラインナップで、たっぷり遊んだ。

ケツ爆弾(Arschbombe)
机の上からカードを投げ込んで、ほかのカードに重ねるアクションゲーム。宙に舞って思ったところになかなか着地しない。それどころかプールにも入らず、プールサイドに激突して死傷者続出。(Zoch, 2011)

ストリームス(Streams)
ランダムに出る数字をシートに書き入れて、なるべく多く昇順に並べるゲーム。マスが少なくなる終盤に行くにつれ皆で悶絶。得点計算に一工夫あって、またそこで悶絶。崩れたときのリカバリーが重要で、意外に考える。(すごろくや, 2011)

テレストレーション(Telestlations)
カード日本語化のリクエストがあったので40枚くらい日本語化してプレイ。偶数人数プレイでは、最初の絵は自分が描く。今回も相変わらずの誤解続出で腹を抱えて笑った。絵が下手でも、心の目で伝わるものもある。(USAopoly, 2009)

パンテオン(Pantheon)
神々への捧げ物を揃え、また地中海沿岸を巡って阪神を集め柱を作るゲーム。捧げ物のスペックや神様の特殊効果が累積していき、それぞれの特性を生かした戦略がある。柱を捨てて、捧げ物と神様集めに専念した鴉さんがリードしていたが、半神を大量に集めたくさのまさんが1位。私は神様の集め方がちぐはぐで最下位。

モンテ・クリスト伯の秘密(The Secret of Monte Cristo)
探検家を送って、地下牢に隠された財宝を集めるゲーム。探検家と財宝チップを置いて、探検家の多い順に財宝チップを取るだけだが、それぞれのアクションがガラス玉の並びで決められており、先の先を読んで手番を考えなければならない。高得点の宝石で一気に稼いでいたが、最後の最後にcarlさんが大逆転。(Filosofia, 2011)

ストラスブール(Strassbourg)
カードを組み合わせて数比べをし、ギルドの特権を手に入れるゲーム。カードは限りがあるため、ほかの人の狙いを読んでぎりぎりのところで勝つことを目指す。最初に配られる使命カードの成否は、経験が必要なようだ。(Pegasus, 2011)

ライクワイズ(Likewise)
形容詞カードと名刺カードで生成されるお題に答え、多数派なら得点になるゲーム。「悲しい都市」「美しいバンド」など。神尾さんが真ん中をいく回答で1位。(Buffalo Games, 2008)

5秒ルール(5 Second Rule)
5秒以内にお題を3つ答えるゲーム。ボールが転げ落ちるタワーを見つめていると答えが出てこない。前の人がいったゲームはもういえないため、2つで終わって自分の番になると苦しんだりする。(Patch Products, 2010)

5秒ルール(5 Second Rule)

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慌てて思いつかず

日本では床に落ちた食べ物を拾って食べれる決まりとして広く(?)知られている5秒ルール。しかしアメリカでは、塔からボールが落ちるまでの5秒間に、お題に合うものを3つ答えるゲームである。5秒は一瞬、脳みそフル回転で答えきりたい。

親がお題カードを引いて、発表したらすぐ塔を逆さまにする。となりの人はボールが落ちるまでに、お題に合うものを3つ答える。答えられればポイント。答えられないと、引き続きさらに次の人になる。

その次の人は、前の人が回答している間に考えることができるが、前の人が言った答えはもう言えないというキツイ縛りがある。こうして1周して誰も3つ答えられなかったら、親のポイントとなる。

お題は「ディスカウントショップ」「女性スポーツ選手」「昼間のバラエティ番組」など。プレッシャーとの勝負である。2つまでは一気に出るがあと1つが出てこない。そんなプレッシャーをふうかさんが跳ね返して勝利。「女性スポーツ選手」でkarokuさんが慌てて「安達祐実」と答えたのが笑った(福原愛と答えたかった模様)。

5 Second Rule
作者不明/パッチ・プロダクツ(Patch Products、2010年)
3人以上/10歳以上/15分

メビウスゲームズ、『ミッドナイトパーティ』日本語版を発売

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メビウスゲームズは19日、『ミッドナイトパーティ(Mitternachtsparty)』日本語版を発売した。W.クラマー作、2〜8人用、8歳以上、20〜30分、3200円。小さい子供でも遊べ、人数の幅も広く、時間も長くないので遊ぶ機会が多いゲームが、安定して入手できるようになる。

お城のパーティに招待されたお客を、オバケに捕まらないように部屋に逃がすパニックゲーム。サイコロを振って、出た目だけ自分のコマを進めるが、オバケの目が出るとオバケが3歩進む。オバケは地下室の奥から出てきて、捕まったお客は地下室に閉じ込められてしまう。その前に、周りにある部屋に逃げ込みたいところだが、各部屋定員は1人だけ。無事に逃げこむことはできるだろうか。

オバケが進む確率は3分の1だが、確率通りにいかないところがポイントで、まったく動かなかったり、いきなり連続で動いたりと、まるで意志をもっているかのよう。また、オバケのコマの中にお客をすっぽりかぶせる仕掛けも楽しい。

初版は1989年にラベンスバーガー社から発売され、ドイツ年間ゲーム大賞の候補作品に選ばれた。その後2003年にアミーゴ社が再版したが、すでに絶版になっている。このたびの日本語版は、絶版の連絡に対してメビウスゲームズが掛け合って実現した。コンポーネントに日本語化する箇所はないが、箱とルールが日本語になって手に取りやすく、遊びやすくなっている。

NPOゆうもあが初心者・キッズ向けに薦めるゆうゲームズに選ばれたこともあるファミリーゲームの定番。探していた方に朗報だ。

メビウスゲームズ:ミッドナイトパーティ

『ジャングルスピード』日本語版、6月中旬発売

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ホビージャパンは6月中旬、フランスのリアクションゲーム『ジャングルスピード』日本語版を発売する。2〜10人用、7歳以上、15分、2730円。

フランスではすでに100万セットを売り上げ、日本でもすごろくやでおすすめ1位(英語版。『アメージングテーブルゲーム』より)、先日の日経新聞のランキングにも入った(10位)作品がついに日本語版になる。

配られた自分の山札を順番にめくっていき、ほかの人と同じ形の図形が現れたら、その人同士で、テーブル中央のトーテムを相手よりも早くつかむ。遅かった方は捨て札の山すべてを自分の山札に加えなければならない。こうして先に自分の山札と捨て札のすべてがなくなれば勝つ。

図形が曲者で、類似の図形がたくさんあり、お手つきをしてしまうと全員の捨て札を引き取らなければならないというペナルティがある。この極度の緊張感が、かえって爆笑を誘うパーティゲームである。

非常にシンプルなルールと、広い人数対応、短いゲーム時間で、ファミリーやボードゲームになじみのない友達とも楽しめる。

従来の英語版と比べ、ベルギーで製造される日本語版は、パッケージとルールブックが日本語化されただけでなく、トーテムが木製になり、またカード裏面のイラストが変更されて、発売予定の新拡張セットに対応できるようにしてある。

Urvent、明日開催

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世界のボードゲームとお酒とおしゃべりを愉しむゲームイベント、Urvent(アーベント)が明日、千駄ヶ谷のバール「ジパング」で行われる。16:00〜21:00、500円×2枚のドリンクチケット付きで3,000円。女性はサイコロ振って出た目×100円引。

友達、パートナーとの参加はもちろんのこと、ビギナーでも1人でも、スタッフがサポートするので気軽に参加できる。ボードゲームのコーディネートはオフィス新大陸にお任せ。

Urventは定期開催されているイベントだが、前回は震災で中止になっていた。

問い合わせ、参加申込はATNDFacebookmixiメールから。

Urvent(携帯サイト)

デザイナー/メーカー名の表記

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海外の名前を完全にカタカナ表記することは、対応する子音がなかったり、母音が入らないところで母音が入ってしまったりするため不可能である。そこで、近い表記を目指すわけだが、人によって異なることがある。

どんな表記があるか、紙媒体のボードゲーム関連書籍を調べてみた。調査したのは『ノイエ』(1998-2001、N)、『トイプラス』(2002、T)『バンプレス』(2001-2003、B)、オフィス新大陸の『ボードゲーム天国』と『ボードゲームキングダム』(2003-2005、O)、『シュピール』(2003-2010、S)、『ドイツゲームでしょう』(2007-2010、D)、安田均氏の『ボードゲーム大好き』と『ゲームを斬る』と『ボードゲームジャンクション』と『ボードゲームストリート』(2002-2011、Y)、『ゲームリンク』(2009-現在、G)である。括弧内の数字は、レビューサイトでの使用頻度。

まずデザイナー名から。

Schachtは、Nで「シャハット」「シャヒト」、Oでは「シャフト」「シャハト」と表記していたが、T、S、Y、Gは「シャハト」(365)で一致する。ただしDの2010年版は「シャフト」(29)が採用されている。実際の発音(1)(2)は、どちらにも聞こえる。

Faiduttiは、Nで「フェイドゥッティ」(42)、T、Oで「フェドゥッティ」(135)と表記していたが、Y、S、Dにおいて「フェデュッティ」(73)になった。ただしGはNに回帰して「フェイドゥッティ」を採用している。実際の発音は「フェイドゥッチ」といった感じだろうか。

未だ定着を見ていないのはKeyaertsで、Nで「ケアルツ」(0)、Yは「ケヤエルト」(2)、Sで「ケヤーツ」(8)となっているが、Gは「ケイアルト」(0)「キーヤーツ」(14)「ケイヤール」(0)と変わってきた。

KniziaはYのみ「クニツィーア」(85)であとは「クニツィア」(639)。実際の発音は伸ばしているようには聞こえない。DornはYのみ「ドルン」(3)であとは「ドーン」(102)、DorraはTとDの2010年版のみ「ドラ」(29)であとは「ドーラ」(90)。DelongeはNが「デロンゲ」(10)、Yは「デロンジェ」(1)、Sは「デロンゲ」から「デロンシュ」(66)になった。Friedemannは使用例が少なく、Yが「フリーデマン」(92)、Gでは「フリーデマン」から「フリードマン」(58)に変わった。実際の発音は「フリーデマン」に近い。WallaceはYが「ウォーレス」(23)、Gが「ウォレス」(20)。レビューサイトでは「ワレス」(329)が圧倒的に多い。実際の発音は「ウォレス」にも「ワレス」にも聞こえる。

次にメーカー名。

RavensburgerはN、T、B、O、S、Dともに「ラベンスバーガー」(269)で、YとBが「ラベンズバーガー」(57)、Tには「ラーベンスブルガー」(0)も見られる。ちなみに実際の発音に最も近い「ラーフェンスブルガー」(5)はほとんどない。これは不二商以来の表記の伝統だろう。Hans im GluckはN、Bでは「ハンス・イン・グリュック」(7)だったのがT、O、S、Dで「ハンス・イム・グリュック」(120)になっている。GoldsieberもN、Bでは「ゴールドジーバー」(22)だったのがT、O、S、Dで「ゴルトジーバー」(103)。ZochもN、Bでは「ゾッホ」(0)だったのがT、O、Y、S、D、Gともに「ツォッホ」(242)になっている。eggertはSで一時「エッゲルト」(19)と表記されたこともあったが、O、Y、S、Gともに「エッガート」(67)で揃っている。実際の発音は「エッガート」寄りか。

さて、こうした表記の揺れが、年月を経てだんだん人口に膾炙してくる。上記の例だと「シャハト」、「クニツィア」、「ドーラ」、「デロンシュ」、「ワレス」、「ラベンスバーガー」「ハンス・イム・グリュック」、「ゴルトジーバー」、「ツォッホ」、「エッガート」は、レビューサイトの使用頻度で対抗馬を5倍以上引き離しており、デファクトスタンダードになっていると見られる。一方、Faidutti、Friedemann、Keyaertsはまだ一定しておらず、時間が必要となりそうだ。

ところで、エッセン国際ゲーム祭で精力的にデザイナーと会談してきたストーンR氏が「その発音では通じなかった」と異を唱え、「シャフト」「ドラ」「フリーデマン」「ラーフェンスブルガー」「アーレア」などと表記するべきだと主張している。表記を統一しなければならないplay:gameでは編集合戦が続く。

私にはあまり表記へのこだわりはなく、国内未紹介ならば適当に表記するし、様子を見て変えたりもする日和見主義である。そのような態度でストーンRさんの熱意に打たれ、Dの2010年版では実験的に「シャフト」「ドラ」に変更してみた。ストーンRさんの創出ではなく、OやTでの使用例があったからであるが、定着している状況での変更に戸惑いの声も大きい。先日の「ボードゲームストリート書評」では多くコメントが寄せられ、安田氏が独自の邦題をつけていることを問題にしておいて、独自のデザイナー名にするのはダブルスタンダードではないのかという批判もあった。

そこで今回、過去の使用例と使用頻度を調べてみたわけであるが、ほかにも考えなければいけないことがある。すでに別の意味で用いられている表記や、別の検索ワードで引っかかりやすい表記は、混同を避けるため使わないというのが一点目。「シャフト」は棒(Schacht)や穴(Schacht)の意味があり、「ドラ」は麻雀用語だけでなく「ドラマチック」「ドラスティック」など語頭によく用いられる。

それから、実際の発音に近づけるメリットと、広まっているものを変更するデメリットとの比較衡量が二点目。大幅に違っていて、まだあまり広まっていないならば変えるが、広く使われていて微調整する程度ならば、そのままにするという選択を取る。Schachtは「シャフト」と「シャハト」のどちらにも聞こえ、またドイツの政治家に「ヒャルマル・シャハト(Hjalmar Schacht)」という表記もある。Dorraは「ドーラ」ほどでなくとも「ド-ラ」くらいの隙間がある。

発音と表記は別物という意見もある。本来の発音に近いかどうかを問わず、スペリングをイメージできるよう一定の法則に従って表記したり(フランス語では難しいが、ドイツ語ではある程度まで可能)、日本国内で通じるように発音しやすいものにしたりすることが重要であるというという考え方で、これも一理ある。ドイツ語でaの後にchが来たら「ハ」と表記することが一般化しており(Nachtmusik=ナハトムジーク)、「シャフト」では「Schaft」と区別できない。

以上は言語面での検討だが、さらにほかにもその名前に隠れた歴史的背景・地域的な特性・個人の思想信条、その国の文化の我が国における受容度など、調査検討しなければいけないことはまだまだある。長い時間かけて議論し、定期的に見直していくことが望ましい。

このように、過去の使用例・現在の使用頻度・混同を避ける表記・変更するデメリット・日本語の事情などの観点から検討した結果、少なくとも当サイトでは当面、このような表記を採用することにした。

ミヒャエル・シャハト、ブルーノ・フェイドゥッティ、フィリップ・ケイヤール、ライナー・クニツィア、リューディガー・ドーン、フランツ・ベンノ・デロンシュ、シュテファン・ドーラ、フリーデマン・フリーゼ、マーティン・ワレス、ラベンスバーガー、ハンス・イム・グリュック、ゴルトジーバー、エッガートシュピーレ、ツォッホ
ほかに―ヴォルフガング・クラマー、シュテファン・フェルト、アンドレア・マイアー、コルネ・ファン・モーセル、アントワン・ボザ ……これだけ検討して、前とほとんど変わってない(笑)。

いろいろな観点があるにせよ、実際の発音に近い表記を取ることは優先事項であることは間違いないので、今後、新人デザイナーが出てきてきたときは、スカイプなり、エッセンで実際に会うなりしてなるべく早く調べて提案をするようにしたい。

ファーストフード(Fast Food)

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しまった、かぶった!

すばやくハンバーガーを押して、具を集めるリアクションゲーム。前に取った具と同じ色の具は取っていけないので、記憶力も求められる。tambourine_dcさんが『ペタマックをつくろう!』というタイトルで紹介し、練馬おやこボードゲームの会などで人気を集めている

『ハリガリ』の要領で、手元の山札から1枚ずつめくって、全体で同じ具があったら素早くハンバーガーを押す。「ブヒ」とかハンバーガーにあるまじき音がするのが笑う。最初に押した人がカードをゲット。その下から出てくるカードで連鎖が起こることもあるので油断できない。

手に入れた具は、自分の袋に入れて隠しておく。ここで直前に取った具と、同じ色の具は取ってはいけないというルールがポイント。覚えているはずが、ほかの人に負けじと急ぐあまりつい取ってしまう。脳と脊髄がばらばらに動いている感じだ。

3人プレイ。次に何が出たら取るか先読みして1位。でも人数が増えたらそんなことを考える余裕はなくなり、より反射神経を研ぎ澄ますことになりそうだ。

Fast Food
M.グットマイヤー、M.マスホルダー/ゴライアス(2009年)
2〜6人用/7歳以上/15分
ボードゲーム通販ドットコム:ファーストフード
練馬おやこボードゲームの会:ルールダウンロード

ワイ・ディド・ザ・チキン(Why did the Chicken ...)

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ふざけた回答が選ばれた

ランダムに生成された質問に対し、親に気に入ってもらえるような答えを作るゲーム。「笑点の大喜利のようなゲームだ」という評価を聞いていたが、回答をいくつでも書けるのと、選ばれた人以外はどの回答を書いたか分からないことにより、リラックスして好きな回答を出せるのがいい。

お題は質問カード1枚と名詞カード2枚で作る。「〇〇が△△になったらどうなる?」「〇〇と△△に関する格言は?」といった質問に、ランダムに言葉が入るわけだ。名詞は中学校の英単語レベルの簡単なものでも、組み合わせによってできるお題はもうぶっとんだものばかり。

砂時計を逆さまにして、その間に各自、メモ用紙に回答を書く。制限時間は結構長く、いくつ書いてもよい。じっくり考えて、親が喜びそうな回答を書く。もっとも、親の好みに合わせなくても、皆がウケれば選ばれやすくなるだろう。

時間が来たら、親のとなりの人が読む(筆跡で分からないようにするため)。親はその中から2つを選び、選ばれた人は得点になる。2つとも同じ人の回答なら一挙2点。

「王様と床屋にまつわる格言といえば?」に、「床屋の王様は1000円」は私。でも「王様、ソコ切っていいすか?」は、となりで読んでいた鴉さんが、読む前に大ウケしてしまうほどで、回答者のtomokさんはMVPとなった。でも1位はウィットの利いた答えを連発したぽちょむきんすたーさん。ノリのいいメンバーで、論理派、ぶっ飛び派など得意な方向性で遊ぶとすごく楽しい。

Why did the Chicken ...?
H.コーリー/プレイアゲインゲームズ(2004年)
4〜8人用/12歳以上/45分
ゲームストア・バネスト:ワイ・ディド・ザ・チキン

4月のメビウス便

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(写真と文:石川 久)

 ゴールデンウィークはゲームサークル主催の合宿に参加されて、テーブルゲームに明け暮れた方もいらっしゃるのではないだろうか。
 時期こそ異なるが、ドイツでも「プフェファークーヘル」というイベントが行われ、300名以上もがテューリンゲン州のホテルに集まり、新作ゲームを1週間遊び倒して、その人気投票を行っている。今回のメビウス便の「ランカスター」が3位、「パンテオン」が6位にランクインしている。
 5月15日のボードゲームサークル「まんまる」にて、いずれもプレイすることができた。つい先月に旗揚げしたばかりのサークルではあるが、60名を超える参加者が集い盛会であった。

◎Pfeffersäcke 2011
http://www.pfeffersaecke.de/PK/PK2011/PK2011.htm

パンテオン(ハンス・イム・グリュック)10歳以上/2〜4人/90分(8点)

 
 ハンス・イム・グリュック社長のベルント・ブルンホファーが、「サンクトペテルブルク」「ストーンエイジ」に続いて発表した新作。クレジットされたミヒャエル・トゥメルホファーとは氏のペンネームである。
 ブルンホファーは、1946年7月27日生まれの64歳。1983年に妻のマグレットと、「アラカルト」のデザイナーとして知られるカール・ハインツ・シュミールと共同してハンス・イム・グリュックを設立。これまでに数多くの名作をリリースしてきた。


風格漂う「幸せのハンス」社長


新たなゲーマーズゲームが誕生!

 「パンテオン」とは、ギリシャ語で「全ての神々」を意味する言葉である。プレイヤーは神々の恩恵を受けつつ、地中海沿岸に勢力を広げ、モニュメントの柱を建設するのが目的。
 ゲームは6つのエポックに区切られ、1つの民族が繁栄しては衰退する。「ヒストリー・オブ・ザ・ワールド」(「ヴィンチ」or 「スモールワールド」)の影響が大きく見て取れる。
 それぞれのエポックでは、民族カードの1枚がめくられて、ひとつの民族がボードに登場する。獲得物タイルが袋から引かれ、その民族のマークが描かれたマスへと配置したら、それぞれの民族によって異なる特殊効果もここで発動する。
 プレイヤーのコマは、共通のストックから一旦自分のストックへと持ってこないことにはボードに配置できない。「エルグランデ」などにも見られるシステムだ。
 コマの配置には「移動」というアクションを選択すれば実行でき、足型の大きなコマを受け取り、これにより1マス分を移動できる。さらに移動カードを追加してプレイすれば、カード1枚につき2マス分の移動が行える。
 エポックの民族のスタート地点には神殿が置かれ、プレイヤーはこれを起点に移動を行わなければならない。コマは神殿か自分のコマに隣接していなければならず、「ティタニア」とも同じドーン・ウォークが採用されている。さらに1つのマスには2つのコマしか置けない制限があり、後から置くプレイヤーには追加コストがかかる。早い者勝ちの競争原理が自然と生まれる。
 手番プレイヤーが移動を終えたら、他のプレイヤーも時計回りの順番で移動アクションを行う。まるで「プエルトリコ」の役職選択のようだ。手番プレイヤーには、足型の大きなコマの1マス分の特典があるというわけだ。


ボードゲームによく登場する地中海沿岸


足跡を模したコマが配置されていく

 各エポックが終了するごとに、ボードに配置した足型のコマは取り除かれてしまうが、柱のコマだけはそのままボードに残され、次のエポックでネットワークを伸ばすのにも利用できる。
 神タイルを獲得しても恩恵と得点が入ってくるので、こちらも侮れない。神タイルの獲得には捧げ物が必要で、タイルによっても組み合わせや数が異なる。捧げ物カードは使うと捨て札になるが、捧げ物タイルはそのまま保持して、次の手番にも再利用できてしまう。だが、これはお金で購入するしかなく、さらにお金を積めば、その価値をグレードアップできる。地獄の沙汰も金次第である。
 第3エポック終了時には中間決算が起こり、ゲーム終了時と同様にボードに配置した柱の合計数に応じて得点が入る。柱が多ければ多いほど1本あたりの得点が高くなる仕組みだ。
 ルール量はメビウス訳で20ページ、そのルール説明には45分を要した。第1エポックだけで30分が経過したが、その後の収束性は悪くなかった。全体のプレイ時間は2時間程であった。
 これまでの傑作ゲームの長所をうまく盛り込んで、ブルンホファー流にアレンジされた「シビライゼーション」とも言い換えることができるのではないだろうか。
 この日、このゲームを2回続けて遊ぶこととなった。というのも、連続手番が行える神タイルの効果が使い捨てなのを何度も使用できると間違って説明したからだ。これによりゲームバランスが崩れてしまった。お付き合い下さった方には申し訳なく、この場を借りてお詫び申し上げたい。

◎スコア ※敬称略
道化師 59点, atog 73点, みずる 71点, 石川 54点

◎Pantheon for BoardGameGeek
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/94480/pantheon

ランカスター(クイーン)10歳以上/2〜5人/60分(7点)

 アーレアの「グレンモア」で、鮮烈なデビューを飾ったマティアス・クラマーのデザインというこもあり、注目度の高いゲームである。ランカスターとは、イングランド朝のひとつで都市名でもある。現在でもエリザベス女王はランカスターに広大な領地を所有している。
 ゲームの舞台は1413年のイングランド。若き国王ヘンリー5世は、国内平定とフランス遠征の野心に燃えていた。各プレイヤーの目的は、この時代の最も強力な領主として騎士団を形成し、国王の野望に貢献しつつ、ゲーム終了時に最も多くのポイントを獲得することである。


コンポーネントがぎっしりで箱が重い


今後は改心してコスモスサイズにするのか?

 このゲームは5ラウンドにわたり、1つのラウンドは3つのフェイズで構成される。第1フェイズでは、自分の屋敷にある騎士コマ1個を地方、城、戦争の3つのエリアの中から選んで配置する。進行に伴ってコマ数に差が生じるため、コマがなくなったプレイヤーの手番は単に飛ばされることになる。
 地方では、既にコマが置かれたマスにも置くことができる。ただし、相手のコマを追い出すには、相手より大きくなければならない。従者コマを併用することで強さが上昇する。追い出されたコマは、そのプレイヤーの手元に戻され、以降の手番にはまた配置できるが、従者コマはストックへと戻されてしまう。手番による綾が大きいので注意が必要だ。
 プレイヤーボードの空いたマスに騎士コマを配置すれば、他のプレイヤーと争うことなく、確実に収益が得られる。
 さらにプレイヤーはフランスとの戦争にも参加できる。コンスタントにポイントを獲得する重要な要素でもあるだけに、より強い騎士団を送り込めれば理想的だ。ひとつのマスにも複数の騎士コマが配置できるので、後の手番で戦力の増強も図れる。ただし、これに従者コマを使うことはできない。最初の6マスに騎士コマを置いたプレイヤーには、国王の恩恵タイルを1枚選んで、その収益が得られる。この効果は直ちに適用されるので、他のプレイヤーを出し抜くこともできたりする。
 最後の騎士コマが置かれたら、第2フェイズの議会へと移行する。
 ここでは、新たに提案される3つの法案について、1つずつ順番に投票を行って、各プレイヤーは賛成か反対かを表明する。投票コマを使って増票も可能だ。賛成と反対が同数ならば可決と見なされ、有効な法案として即適用(3つの投票が終わったら、使わなかった投票コマは全てストックに戻す)。
 第3フェイズは、第1フェイズに地方、城、戦争について、配置したコマからの収益を受け取る。9つの地方については、そこにある貴族タイルを取るか、他の収益を得るか、3コインを支払ってその両方を得るかを選択する。
 続いて自分の城ボードの貴族の数に応じて投票コマを受け取り、コマを置いているマスや、拡張タイルが置かれている収益が受け取れる。
 戦争については、全員の騎士団の強さを合計して、それがフランス軍の数値と同数以上であればイングランド軍の勝利だ。貢献順位に応じてポイントを獲得する。ここで気をつけなければいけないのが、騎士の強さが同数の場合、後からマスに配置した方が貢献順位が上位と見なされることだ。
 面白いのは、フランス軍に負けてもポイントが受け取れるところだ。ただし、ポイントは減って、コマも置かれたままとなり、次のラウンドでも戦争をしなければならなくなる。


ボード全体は見やすく判りやすい

 5ラウンドが終了したら、最終決算を行ってゲーム終了。騎士団の合計数、城の改築タイル数をそれぞれに比べて、1位と2位にはポイントが与えられる。獲得した貴族の数に応じて、ボードに示されたポイントが得られる。全種類の貴族を集めることができれば、それだけで36ポイントにもなる。
 ポイントの獲得方法もいろいろとあって、戦略性が高く感じられて、それほど複雑なゲームでもない。

◎スコア ※敬称略
石川 77点, なるお 31点, はん 49+点 どきゅん 49点

◎Lancaster for BoardGameGeek
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/96913/lancaster

ケツ爆弾(ツォッホ)8歳以上/2〜4人/15〜20分(4点)

 「ブクステフーデ」で、2006年のアラカルト・カードゲーム賞の第1位に輝いたベンハート・ラフとウヴェ・ラップのコンビによる共作。
 このゲームでは、灼熱の太陽に照らされた真夏のプールで高飛び込みを競う。暑くなるこれからの季節にピッタリのテーマだ。
 「ケツ爆弾」とは意表をつく邦題だけれども、これはスイマーがお尻からプールへと飛び込んで、派手な水飛沫を上げるさまを表している。


「ぴっぐテン」に続く大論争の予感!?

 まずはプールサイドのカードを並べて、四角い枠を作ったら、これで競技場(プール)の完成だ。プレイ人数によっても大きさが変化するように調整されている。各プレイヤーは6枚のスイマー・カードを受け取る。
 手番が来たら、プレイヤーは立ち上がり、自分の目の高さから、カードを枠の中のプールをめがけてカードを落とすのだ。


スイマーカード

 スイマーにも素人と玄人がいて、その得点形式も違ってくる。
 素人スイマーの場合、左隣のプレイヤーが、すでにプールにある任意のカードをターゲットとして指定する。投げ入れたカードがターゲットのカードに触れて、さらに描かれたスイマーに重なっていなければ3点を獲得する。スイマーに一部でもかかっていたら2点。スイマーを全く隠していたら1点。ターゲットのカードに触れられなければ0点で得点できない。プールサイドのカードに触れたり、その枠外に出たら−1点を食らってしまう。
 玄人スイマーの場合、プールの中にあるどのカードとも重なってはならない。少しでも触れると0点だから厳しい。もしも、他のカードに触れずに着水できれば、プレイヤー自身の最初のカードであれば1ポイント。2枚目なら2ポイント。最後の6枚目で成功すれば6ポイントとなる。プールには他のスイマーのカードが次々と投げ入れられるので、終盤ほどその難易度も上がるというわけだ。


プールサイドは得点フレームでもある

 また投げ方についても、ノーマルジャンプとスペシャルジャンプの2種類があって、手番プレイヤーが選択できる。スペシャルが成功すると得点も2倍になる。
 とまあ、実にバカバカしいアクション・ゲームだったりするわけで、細則がいろいろあったりして、レビューするこちらも疲れてくるが、意外なほどテクニカルで難しいゲームだったりする。
 それでも、短時間でプレイできるので、同じメンバーで繰り返し遊んでみた。少しはスキルアップできたかも。みっちりやり込んで「投扇興」のような域にまで高めてくれるプレイヤーが現れることを密かに期待している。

◎スコア(1回戦→2回戦) ※敬称略
なるお 6点→-5点, はん 10点→10点, どきゅん -2点→13点, 石川 -4点→9点

◎Arschbombe for BoardGameGeek
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/91655/arschbombe

『インカの黄金』日本語版、アークライトから発売

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アークライトは6月中旬、『インカの黄金』日本語版を発売する。3〜8人用、8歳以上、20〜40分、2520円。

伸るか反るかの度胸を試す多人数ゲームの傑作『ダイヤモンド』(2005年)のリメイク。インカの黄金を探す探検隊の一員となり、危険を冒して進むのか、キャンプにとどまるのか、命を賭けたチキンレースを行う。宝を得て逃げおおせるか、失敗して全てを失うか。簡単なルールと多人数対応で盛り上がる。

デザイナーは『チケットトゥライド』のA.R.ムーンと『あやつり人形』のB.フェデュッティ。ドイツ年間ゲーム大賞では推薦リスト、アラカルトカードゲーム賞では4位にとどまったが、ゴールデンギーク賞でライト・パーティゲーム部門賞、オーストリアゲーム賞では多人数ゲーム部門賞、日本ボードゲーム大賞では入門者部門1位と高い評価を得ている。

この度の日本語版はアメリカのグリフォンゲームズによる新版で、同時公開の意思表示は木製コマではなくカードで行うように変更されている。

Gryphon Games:Incan Gold



ワードバスケット、売上伸びる

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先月の日経新聞のボードゲームランキングで1位を獲得した『ワードバスケット』の売上が大きく伸びていることが、販売元メビウスゲームズのブログで明らかになった。

メビウスママの報告によると、家電量販店のヨドバシカメラでゴールデンウィークから取り扱いが始まったが、まもなく首都圏13点ぽで売り切れ。また、アマゾンのランキング(カードゲーム・トランプ)でも、仮面ライダーオーズのメダルを入れる「プライムポーカー100枚空ケース」315円についで2位につけている。

ワードバスケットは昨年8月1日、日本ゲーム協会(JAGA)、販売元のメビウスゲームズ、デザイナーの小林俊雄氏による共催で大会も行われている永岡書店から発売され、全国書店などで取り扱われたが、その後いったんは絶版になっていた作品。今後は売上だけでなく、販路もさらに拡大していくことが期待される。

メビウスママのブログ:ワードバスケット

ワレスの『産業の時代』日本語版発売

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ホビージャパンは本日、イギリスの人気デザイナーM.ワレスの『産業の時代』日本語版を発売した。2〜5人用、13歳以上、120分、6300円。

産業革命黎明期のドイツとアメリカ・ニューイングランド地方を舞台とした経済発展ゲーム。輸送路となる鉄道、産業の基盤となる製鉄所、紡績施設・工場・港を作り、エネルギー源の石炭を供給して、中産階級や海外の需要を満たしていく。技術の発展に伴って、利益を得る手段は進化するため、市場の動きを見つつ、もっとも見返りの大きな産業を見極める判断力が問われる。

熱烈なファンが多いゲームデザイナー、M.ワレスの作品が名作『ブラス』をリメイクした作品で、オリジナルは昨年発売され、国際ゲーマーズ賞を受賞している。

ホビージャパン:産業の時代 日本語版

カルカソンヌ日本選手権、8月14日開催

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世界大会への予選も兼ねたカルカソンヌ日本選手権が8月14日(日)、すみだ産業会館(東京・錦糸町)で行われる。エントリー受付は5月21日(土)午前8時から、先着50名。参加費無料。

2001年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、日本語版も発売されているタイル配置ゲーム『カルカソンヌ』。世界大会は2006年から毎年開かれ、昨年の第5回は25カ国の代表が参加した。第3回から、ドイツ代表のR.クエルフルト氏が3年連続優勝を果たしており、日本からも挑戦者が待たれている。

日本選手権は、日本語版の発売元であるメビウスゲームズが主催。JAGA日本ゲーム協会が運営を協力する。全て2人ゲームで予選を5回を行い、成績優秀者で準決勝・決勝を行う。チェスクロックを使用し、持ち時間は1人15分という、世界大会に準じたレギュレーション(『ゲームリンク』4号「最新ゲーム事情:ドイツのボードゲーム大会」参照)。

優勝者は、10月22日にドイツ・エッセン国際ゲーム祭で行われる第6回世界大会への出場権と、副賞として往復航空券・期間中の宿泊券が贈られる。

R.クエルフルト氏はインタビューで、「タイルの構成を全部覚えるのは基本。あとはBSWなどで練習あるのみ」と答えている。腕を鍛え、奮って参加しよう。

メビウスゲームズ:カルカソンヌ日本選手権
Spielzentrum Herne:Carcassonne Championship

キャット&チョコレート、アークライトから再版

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2010年の日本ボードゲーム大賞に、国産品として初めて選ばれた『キャット&チョコレート』が、アークライトから再版することが決まった。6月11日発売、1995円。

幽霊や生ける屍、崩落する床、噴きだす炎……幽霊屋敷で遭遇する様々なアクシデントに、ネコやチョコレートといった一見役に立たなさそうなもので立ち向かう。こじつけでも何でも、皆が「SAFE!」判定をすればOKだ。苦し紛れのむちゃくちゃな説明に大笑いのパーティーゲームである。

昨年のゲームマーケットで発売されて以来広く遊ばれ、日本ボードゲーム大賞では『電力会社』など海外傑作ゲームの日本語版をしのいで1位に選ばれた。エッセン国際ゲーム祭にも出展され、フランスのムーンスターゲームズから『テキサス・ゾンビーズ』というタイトルで英仏独語版が発売されることが決まっている。

第2版ではデザインの変更はないが、箱に日本ボードゲーム大賞のロゴが入るほか、アイテムカード「カードゲーム」が追加される。これまでアマゾンのほか、一部専門店でしか買えなかった販路も、アークライトの取り扱いによって拡充すると見られる。

初版の版元である同人集団Qvinta Essentiaものづくり部では、ツイッター連動のウェブ版『キャット&チョコレート』を公開している。購入前に遊んでみてはいかが。

TGW:キャット&チョコレート

サーカス・マックス6月号にボードゲーム記事

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KKベストセラーズの季刊の総合エンタメ誌『CIRCUS MAX (サーカス・マックス)』6月号(5月10日発売)に、ボードゲーム記事が掲載された。550円。

記事は「計画停電を乗り切ろう!節電ボードゲーム大図鑑」というタイトル。東京・三鷹のボードゲーム専門店テンデイズゲームズが制作協力した。ビジュアル多彩で、ファミリー向け、パーティー向けのさまざまなボードゲームが紹介されている。

雑誌は「美女タレント悩殺ハプニング」などアダルトな内容を含むので、購入の際は注意のこと。

KKベストセラーズ:CIRCUS MAX
twitpic:全面的に協力した記事が載ったサーカス•マックスという雑誌が発売しています。

セイ・エニシング(Say Anything)

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一発ネタも裏をかいて

お題カードの質問に皆で答えて、親がどの答えを選びそうか予想するコミュニケーションゲーム。写真は「宝くじで100万ドル当たったら?」への回答。見事にかぶってしまっている。親が「ドライマギア買収」を選ぶとは、誰が予想しただろうか?

あくまでも選ぶのは親なので、親の性格を読んで気に入ってくれそうな回答を考えなければならない。全員の回答をオープンして、親が秘密の円盤で回答を選んだら、全員の予想タイム。1人2枚のチップを出す。自信があれば自分の答えに2枚置いてもよい。

予め選んでおいた親の答えをオープンして得点計算。予想が当たればチップの枚数だけ得点、親も自分が予想した回答に置かれていたチップの枚数だけ得点(ただし3点まで)。したがって親も、得点するためには奇抜な回答を選べない。ほかの人が、自分がどれを選びそうかを考えるという、客観的な思考が求められる。

回答が親に選ばれた人も得点なので、出た瞬間、皆がこれで決まりだろうと思うくらいのインパクトのある回答を狙う。しかしその気合が空振りして、思いっきりすべってしまわないようにしたい。

Say Anything
D.クラプシェット、S.ピララマリ/ノーススターゲームズ(2008年)
3〜8人用/13歳以上/30分
国内未発売

ウィット&ウェイジャー(Wits & Wagers)

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皆の答えに自信喪失

数字で答えるクイズに答えて、皆の答えに賭けるクイズ&ビッドゲーム。メンサセレクト、ゴールデンギーク賞、ゲームズマガジン賞のほか、フィンランド、ノルウェーの年間ゲーム大賞でファイナリストに選ばれた。現在の版は2009年で、クイズも最新のデータが用いられている。

「人間の骨の数はいくつ?」「アメリカ合衆国の人口は世界の何パーセント?」「世界一高いレゴタワーは何フィート?」「1回のオリンピックに1人で取った金メダルは最高何枚?」「マイクロソフト社が最初のOSを発売したのは何年?」といった、全て数字で答える問題が出る。各自、30秒以内に答えを書いて提出。

全員の答えを『クイズいいセン行きまSHOW!』のように、降順にボード上に並べる。ボードはそのままオッズ表にもなっていて、全員の答えの中間は2倍、そこから離れるにつれて3倍、4倍と増える。

これを見て、今度はチップを賭ける。2ヶ所に賭けることができ、前に獲得したチップを積み増すこともできる。自分の答え一点で賭けたいところだが、ほかの人の自信ありそうなのを見るとそちらになびいたりも。でも自信があるからといって当たっているとも限らない。

制限時間が終わったら、いよいよ正解の発表。内輪で、一番近い答えにチップが与えられ、またその答えに賭けていた人はオッズに従って払い戻しがある。規定ラウンドでチップを一番多く集めた人の勝ち。

よく正解する人でも、あり金をつぎ込んで負けてしまったりすることもあるため、賭け方次第で勝敗が分からないところがいい。そもそも、「アメリカ人が平均して食べるジャガイモは1人何ポンド?」なんていう問題は想像も及ばない。知識よりも勘の勝負だ。

答えが最後にきちんと分かるのでスッキリ。答えに対し、「そんなに多いの?」「テレビで見たことがあったんだけどなあ」「自信あるって言ったじゃないですか!」などなど、みんなでワイワイコメントしあうのも楽しい。

Wits & Wagers
D.クラブシェット/ノーススターゲームズ(2005年)
3〜21人/10歳以上/25分
国内未発売

ゲームマーケット2011春、出展者固まる

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6月12日(日)に浅草で開かれるアナログゲームイベント「ゲームマーケット2011春」の出展者一覧が、ホームページで発表された。今年は昨年の123を上回る140団体がエントリーしている。

国内のボードゲームショップでは、メビウスゲームズ、すごろくや、テンデイズゲームズ、伊藤商会(プレイスペース広島)、R&Rステーション、ゲームストア・バネストなどが勢揃い。国内未紹介の輸入ゲームも数多く販売されるだろう。

国内メーカーでは、ジーピー、ホビージャパン、グランペール、遊宝洞、ワンドローなど、同人ではカワサキファクトリー、Hammer Works(OKAZU brand)、ピグフォン、カナイ製作所、King's Court、染井吉野ゲームズ、チームきりたんぽ、遊星からのフリーキック、操られ人形館、高天原、みさき工房などが出展し、オリジナル新作を発表する。新作リストはこちらなどでまとめられているのでチェックしておこう。

昨年の参加者数は2200名。出展者数の増加で、それを上回る参加者が見込まれる。

ゲームマーケット2011春:出展ブース・ホールマップ

テレストレーション(Telestrations)

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大笑いの伝言ゲーム

言葉→イラスト→言葉→イラストと伝言して、お題を正確に伝えるアメリカのゲーム。2010年のゴールデンギーク賞で、ベストパーティゲームに選ばれた。謎の絵が生み出すとんでもない誤変換に大笑いする。

各自1冊ずつ、スケッチブックをもつ。お題カードで指示されたお題を1ページ目に書いて、それぞれとなりの人へ。となりの人はお題を見て、2ページ目に30秒でスケッチする。時間が来たらさらにそのとなりの人へ。受け取ったら2ページ目だけを見て、予想したお題を3ページ目に書く……このように、言葉とスケッチを交互に替えて1周する。全員のスケッチブックが回り、全員同時にかくので、ダウンタイムはない。

1周したら答え合わせ。1冊ずつ、1ページ目から開いていって、答えが一致していれば、その答えを予想した人とその前にスケッチした人に得点。また、最後の答えがお題と一致していれば持ち主に得点が入る。3ラウンドの合計点を競う。

絵が微妙だったりすると、どんどん変な方向に進んでしまう。例えば次の動画をご覧頂きたい。鴉さんが容器を塗ってしまったために起こった悲劇である。

スケッチブックは水性ペンで書いて消せるタイプ。タブがついているので、直前のページだけを間違わずに見ることができる。お題は「それ、どう描けばいいの?」と悶絶するものばかりで、チャレンジ精神を刺激される。

答え合わせはずっと爆笑。お題をローカライズした国内販売が切望される。

Telestrations
Unknown / USAopoly(2009年)
4〜8人用/13歳以上/30分
国内未発売

すごろくや、『ストリームス』を発売

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東京・高円寺のボードゲーム専門店すごろくやは本日、人数を問わず遊べる数並べゲーム『ストリームス』を発売した。居椿善久作、1〜6(∞)人用、6歳以上、10分、2100円。すごろくやのほか、テンデイズゲームズで取扱われている。

『すすめ!!海賊さん』『イチゴリラ』に続く同店のオリジナル作品。1〜30のカードを1枚ずつめくって、各自その数字を自分のシートのマスに記入する。すべてのマスが埋まったとき、昇順で並んでいる数字の個数で得点を競う。

ビンゴのように簡単なルールながら、どのマスに数字を書き入れるかで考える要素もある。マスが埋まってだんだん苦しくなっていく状況に、皆で盛り上がれるゲームだ。シートを人数分用意すれば何人でもプレイでき、同時に記入するため時間もかからないので、大人数でも楽しめる。

昨年のテーブルゲームフェスティバルから、『ストリーム!』という仮題で試作品が発表されており、ゲームマーケットを前にようやく製品版のリリースとなった。内容物はカード40枚、得点シート100枚、ロゴ入り鉛筆6本。得点シートは100枚100円で別売りもある。

高円寺0分:ストリームス

フロスティ(Frosti)

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震えるし急かされるし

ペンギンの手の上に氷が乗っている。ペンギンは寒くてブルブル。崩れないように上に積み直してあげよう。

ジェンガだが、ペンギンの手の下に電動バイブレーターが入っていて、毎回積んだあとにボタンを押して起動しなければならない。ブイーン。この振動で氷がずれて、どんどん不安定になっていく。

この振動ではみ出してくるのは、重心がかかっていないブロックなので、抜くブロックを見極めるのに役立つだろう。でも安心して抜こうとしたら、途中から重心がかかって危なくなることも。

ただ振動するだけではない。時折クワックワッとペンギンが鳴いて急かす。長考反対キャンペーン。恐る恐る氷を抜いているときにいきなり鳴かれるのでビクリ。緊張感が否が応にも高まる。

ふうかさん、karokuさんとプレイ。1ゲーム目はkarokuさんが振動前に崩してしまったので、2ゲーム目。ふうかさんが見事振動で崩した。インパクトがあまりに強かったので後日再プレイ。メンバーが集まってくるまでの間に遊んだ。

国内で販売されてもイケそうだが、どうだろうか。

Frosti
作者不明/ノリスシュピーレ(2010年)
2人以上/5歳以上/5分

自宅ゲーム会

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100km圏内の愛好者をお招きしてこどもの日自宅ゲーム会。仙台から神尾さん、ぽちょむきんすたーさん、郡山からくさのまさん、庄内からnagaさん、鴉さん、山形からtomokさんがご来訪。前回に引き続き多人数で、震災の後日談などを交わしながら羽根を伸ばした。7人でのゲームは少ないが、このところ多人数パーティゲームに力を入れているので事欠かなかった。

キップリング(Kippling)
ぐらぐら揺れる台の上で、ダイスで指定されたマスにコマを置いて、縦横斜め一列の得点を集めるゲーム。4人で欲張ったのですぐ崩れてしまう。(Ravensberger, 1983)

フロスティ(Frosti)
決定的瞬間を取りたくて繰り返しプレイ。振動ではみ出したブロックが取れそうで取れないのがもどかしい。(Noris, 2010)

セイ・エニシング(Say anything)
質問に対し、親が気に入る回答を書いて予想するコミュニケーションゲーム。ちょっとひねりを利かせたつもりがかぶってしまったり。(North Star Games, 2008)

ニワトリの理由は…(Why did the chicken...?)
ランダムに生成された質問に対し、親が気に入る回答を書いて選んでもらうコミュニケーションゲーム。誰が書いたか分からないのをいいことに、ハメを外した回答が続出。(Play Again Games, 2004)

ウィット&ウェイジャー(Wits & Wagers)
数字で答えるクイズに答えて、誰の答えが正しいかチップを賭けるゲーム。自信をもっていたはずの答えが、ほかの人と並べてみると不安になることも。(North Star Games, 2005)

テレストレーション
お題を見てイラストを描き、イラストを見てお題を予想するというの繰り返す伝言ゲーム。遠くなるにつれて少しずつずれていく様子がおかしく、今日一番の大ウケゲームとなった。(USAopoly, 2009)

カカドゥー(Kakadoo)
動物の鳴き声を言いながらカードを出すウノ系のゲーム。カードの色によって鳴き声を言ってはいけなかったり、動物によってスキップやリバースがあったりして、間違えるとペナルティがある。緊張した。(Amigo, 2010)

キャリアポーカー(Karierenpoker)
トリックを取っても、より上位の人がスタートプレイヤーになってしまうため下克上がたいへん難しい大富豪。(Hexagames, 1988)

キスメット(Kismet)
3つのダイスから2つを組み合わせて、時分のカードの数字にするゲーム。手番の人にカードがないとき、いち早くノックすると権利をもらえる。一瞬の判断力が求められた。(Abacusspiele, 1997)

『世界の七不思議』人気続く

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今年の新作ゲームの人気を占う「プフェファークーヘル(Pfefferkuchel)」の結果が、ドイツのボードゲーム情報サイト・シュピールボックスにて発表された。

「プフェファークーヘル」は、復活祭の休日を利用して約300名の参加者がホテルに集まり、1週間ゲームを遊ぶイベント。週末に人気投票の結果を集計して発表している。昨年の1位『フレスコ』、一昨年の1位『ドミニオン』はドイツゲーム賞にも選ばれている。

結果は、昨年のエッセン国際ゲーム祭で発売以来、高い人気を集めている『世界の七不思議』が、ニュルンベルク国際玩具見本市の新作を大きく引き離して1位。この人気ぶりからすれば、ドイツゲーム賞の1位は確実な情勢だ。

このたび初めて人気状況が明らかになったニュルンベルク国際見本市の新作では、フェルト+アレアの『ブルゴーニュ』、クイーンゲームズの『ランカスター』、ハンス・イム・グリュック+トゥメルホファーの『パンテオン』がベスト3となっている。

【プフェファークーヘル2010】
1位:世界の七不思議(7 Wonders)247点
2位:ブルゴーニュ(Die Burgen von Burgund)166点
3位:ランカスター(Lancaster)82点
4位:トロワ(Troyes)71点
5位:ナビゲーター(Navegador)43点
6位:パンテオン(Pantheon)33点
6位:クウィークル(Qwirkle)33点
8位:モンド(Mondo)26点
8位:ルナ(Luna)26点
10位:ストラスブール(Strasbourg)25点

spielbox-online:7 Wonders gewinnt den Pfefferkuchel 2011

『ブランノワール』、6月11日アークライトから発売

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アークライトは6月11日、パーティー系のオリジナルカードゲーム『ブランノワール』を発売する。2〜6人、12歳以上、30〜60分(1ラウンド10〜15分)、2,850円。

ファンタジーがテーマ。プレイヤーは冒険者として、ギルドからの依頼を受けてクエストの旅に出発する。ライバルたちに先を越されないように急ぐが、ドラゴンやゴーレムなどのモンスターの妨害に遭うなど、旅の道程は厳しい。

システムは「アメリカン・ページワン」や「大富豪」のような、手札から条件にあったカードを出して、早く手札をなくすゲーム。誰でも簡単に覚えることのできる基本ルールと、場に伏せて手札とは別にして使用する特殊なカード「スクロールカード」が加わることによって、スリリングなゲーム展開がプレイヤーたちを待ち受ける。

イラストは萌え系とは一味異なるファンタジー系。冒険の雰囲気を味わいつつ、手軽なルールで盛り上がろう。

ドイツゲーム賞2011、投票始まる

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ボードゲーム愛好者の投票で今年の一番人気を決めるドイツゲーム賞の投票が、インターネット上で始まった。誰でも投票できる。締め切りは7月31日。

対象となるのはエッセン国際ゲーム祭2010ニュルンベルク玩具見本市2011で発表された新作。下記のページを開き、面白いと思う順に5タイトルまで(全て埋めなくてもよい)、タイトル(原題)とメーカー名を記入する。さらに今年のベストキッズゲームを1タイトル。

下の段には個人情報を全て記入しなければならない。Vorname(名前)、Nachname(名字)、Straße(町名と番地)、PLZ(市町村名)、Ort(都道府県名)、Land(国名=Japan)、Telefon(電話番号=+81の後に0を除く市外局番から)、E-Mail-Adresse(メールアドレス)、E-Mail wiederholen(同じメールアドレスを再入力) 。入力が終わったら「absenden」のボタンで送信する。

受け付けられると、入力されたメールアドレスに確認のメールが届くので、そこに指定されたURLをクリックして投票完了となる。

まだ国内で一般発売されていない新作もあるので、締め切りまでたっぷり遊んでから投票してみよう。発表は9月にネット上にて、授賞式は10月のエッセン国際ゲーム祭にて行われる。

近年の受賞は『フレスコ』(2010)、『ドミニオン』(2009)、『アグリコラ』(2008)、『大聖堂』(2007)、『ケイラス』(2006)。コア愛好者が投票するだけに、遊びごたえのあるフリークゲームが選ばれる傾向にある。

Deutscher Spiele Preis:Abstimmung

3〜4月のアクセス解析

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Googleアナリティクスによる統計。セッション数は、震災直後に大きく落ち込んだものの、その後節電でボードゲームが脚光を浴びたこともあって1〜2月比4000増の61387。

ゲームタイトルのキーワード別ランキング(セッション数)
1.どうぞどうぞ 977
2.世界の七不思議 333
3.メルカトル 133
4.レジスタンス 129
5.果てしなき世界 114
6.ネッシーを追え 98
7.藪の中 97
8.パトリツィア 95
8.私の世界の見方 95
10.アサラ 93

ゲームタイトルで検索してきたものばかりではないと思うが、フリーダウンロードで配布されている震災カードゲーム『どうぞどうぞ』が圧倒。多言語版が発売されて注目されている『世界の七不思議』を3倍近く引き離した。まもなく日本語版が発売される『レジスタンス』の注目度が急上昇している。

さて、Googleアナリティクスは訪問者を都道府県別にリストアップする機能がない。「都市別」にはできるが、山形県では山形と鶴岡しか出てこないあたり、全市町村というわけではないようだ。そこで、都道府県別はYahoo!アクセス解析による統計。

訪問者の都道府県別ランキング(全セッション数におけるパーセンテージ)
1.東京都 25.0%
2.神奈川県 9.7%
3.大阪府 7.6%
4.愛知県 6.0%
5.埼玉県 5.8%
6.静岡県 3.3%
7.北海道 3.1%
8.千葉県 2.9%
9.福岡県 2.1%
10.兵庫県 2.0%

ほぼ都道府県別人口に沿った順位だが、日本人口の28%にあたる東京・神奈川・埼玉・千葉の4都県だけで43%になることから、ボードゲーム人口の首都圏への偏りを見て取ることができる。それだけ地方のボードゲーム人口は少ないということであり、うちの自宅ゲーム会が100km圏内から人が集まらなければ成り立たないのも頷ける。

リピーターの比率は実に92%。毎度訪問いただき、ありがとうございます。

1〜2月のアクセス解析

自宅ゲーム会

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ゴールデンウィークを利用して、ふうかさんとkarokuさんが2泊3日で遊びに来て下さった。山形は今やっと桜が咲いたところだが、あいにく連日の雨。しかも仕事が入って十分におもてなしできなかったが、ボードゲームだけは寝る間も惜しんでたっぷり遊んだ。
今回は主に、海外から輸入した日本語訳のないボードゲームを、原文ルール直読みで遊んだ。英語よりドイツ語のほうがずっと読みやすかったのは、ルール記述の問題か、私の語学力の問題か(おそらく後者)。個別のレビューは後日。

サハラ(Sahara)
ラクダに荷物を積んで、オアシスに届けるレースゲーム。毎回ダイスで風向きが変わり、ラクダはその方向にしか進めない。荷物を2つ積んでノロノロ歩くkarokuさんと私のラクダを尻目に、軽快に配達したふうかさんの圧勝。(Hausser, 1970)

キップリング(Kippling)
ぐらぐら揺れる台の上で、ダイスで指定されたマスにコマを置いて、縦横斜め一列の得点を集めるゲーム。3人なのでコマが少なくて台は崩れなかった。一石二鳥を決めたkarokuさんの勝利。(Ravensberger, 1983)

リオグランデ(Rio Grande)
橋をかけた川を延ばして得点するカードゲーム。川は共通で、誰が育てている川でも橋を置くことができる。橋の位置を交換したり、川を干上がらせたりする台無しカードがあるため、欲張りすぎは禁物。お邪魔カードをブロックしたkarokuさんの勝ち。(Piatnik, 2009)

マヤ・マッドネス(Maya Madness)
ゲーム内容はこちら。お互い牽制している間に-44まで下がった。0に戻った後、最後のシークレットナンバーを達成した私の勝利。(Gamewright, 2003)

フロスティ(Frosti)
電動で床が振動するジェンガ。ペンギンの手の上に氷が載っていて、寒くて震えるという設定である。しかもペンギンがときどき叫ぶので、どきっとする。1回目はkarokuさん、2回目はふうかさんが崩した。今回のゲーム会一のインパクト。(Noris, 2010)

タヒチ(Tahiti)
真珠と船を盤面につなげて得点するボードゲーム。真珠と船を置く権利は競りで決められるとか、競りで使うお金を宝箱にしまうと、ゲーム中は使えないが、あとで得点になるとか斬新。高値で競り落とし、パスで回収するというメリハリのある手でkarokuさんが勝利。(Franjos, 1995)

海賊の黄金(Piratengold)
海に繰り出してお金を集めて帰る航海ゲーム。ダイスで決められる風向きで移動の方向が決まるため、なかなか帰って来られない。そして相手から奪ったり、風向きを変えたり、ワープしたりするカードプレイが中心。リーチしたふうかさんが吹き溜まりにはまっているところで、カードを使って私が逆転勝利。(Ludoart, 2004)

トリッキートレック(Tricky Trek)
ライオンが動物を食べながら前に進むレースゲーム。動物のコマが超カワイイシリーズ第1弾。動物コマを握って、多い人から進む。シカやブタなどの美味しい動物を食べて一気に進みたいが、ほかの人の選択でチョウしか食べられないことも。最後にシカ2匹で爆走した私の勝利。(Cwali, 2009)

トリッキーサファリ(Tricky Safari)
サファリパークの中でうろうろ動き回っている10匹の動物を、全て写真に収めるゲーム。動物のコマが超カワイイシリーズ第2弾。動物は全て一定の法則で動いており、先回りしていかなければならない。中盤で2枚一度に撮れたkarokuさんが、そのまま勝利。(Cwali, 2010)

ツォカート(Zockato)
獲得トリック数を予想してお金をかけるトリックテイキングゲーム。毎ラウンド、ダイスでディール枚数が決まり、ルールカードで微妙にルールが変わる。途中からふうかさんの手札がなぜか最強になったが、確実なときだけ大金をかけたkarokuさんの勝利。(Zockato, 2009)

5秒ルール(5 Second Rule)
塔からボールが落ちるまでの5秒間に、お題に合うものを3つ答えるゲーム。答えられないと、次の人に回り、次の人には考える時間があるが、前の人がいった答えはもう言えないというキツイ縛りがある。ふうかさんがプレッシャーに負けずぽんぽん出して勝利。(Patch, 2010)

ヘイ、ウェイター!(Hey, Waiter!)
自分の前にある料理を効率よく捌き、お客様に運ぶゲーム。基本はチーム戦で、一度のアクションで同時に料理をなくせるように料理を分割する。3人の場合は2対1で、1人になったkarokuさんが苦戦する中、ふうかさん&私ペアが勝ち。(R&R Games, 2010)

トーテモ(Totemo)
色が合うようにトーテムポールを積んで、隣接するブロックで得点するゲーム。スコアトラックにはボーナスチップがあり、ここに止まるように得点して追加アクションをするのがカギ。立体のコンポーネントが圧巻。追加アクションを決めまくったkarokuさんの勝利。(Surprised Stare, 2010)

チーズカオス(Käse Kaos)
巨大なチーズの穴に同時にスプーンを入れて、3つのチーズをいち早く取り出すアクションゲーム。皆でゴソゴソやっているのが怪しい。驚異的なスピードでふうかさんの勝利。(Goliath, 2010)

ファーストフード(Fast Food)
1枚ずつ手札をめくって、ペアが出たらすばやくハンバーガーを叩くリアクションゲーム。同じ色の具は続けて取れないというルールがあり、しかも前に取った具は見えないので記憶の要素もある。ハンバーガーコマが押すと「ブッ」というので大笑い。集中力で私の勝利。(Goliath, 2009)

アンケート:GameLink

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Q.44:情報誌GameLinkは購読していますか?(2011年4月)

A.毎号欠かさず 47票(24%)
B.興味のある号のみ 28票(15%)
C.購読していない 119票(61%)

隔月刊というハイペースでありながら、きちんと定期刊行されている『GameLink(ゲームリンク)』。ウェブではなかなか読めない海外の最新情報や新作紹介をいち早く届け、また毎号のカードゲーム付録も魅力です。私も「最新ゲーム事情」という連載を、創刊以来担当させて頂いておりますが、ほかの記事の充実ぶりに圧倒されています。

4月のアンケートでは、『GameLink』の購読状況を伺いしました。その結果、当サイトの読者の約4割の方が購読していることが分かりました。高めの価格設定から考えると、なかなか高い割合なのではないかと思います。

ウェブで大方の情報がすぐ手に入る現在、有料な上に発行まで時間がかかる紙媒体は不利ですが、電源を入れなくても気軽にちょっとずつ読めたり、ふと目に入った記事から興味の範囲が広がったり、何年か後に資料として役立ったりと、メリットは少なくありません。次号はパーティゲーム特集です。ちょっと気になったら手にとってみてはいかがでしょうか。

5月のアンケートは、ボードゲームの購入量の変化についてです。近年、国内取扱いアイテム数が増え、ボードゲーム人口も増加しつつあるようですが、読者の皆さんの購入量はどうなっているのか、興味があります。アイテム数の増加やボードゲーム熱の上昇に伴って増えている方、収納問題やほしいゲームがなくなったなどの事情で減っている方、同じペースを守っている方、一番近いものをお答え下さい。なお、「以前と比べて」というのは数年前くらいを想定しております。

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