2011年10月アーカイブ

Ninety.&ソンタナオリジナルゲームコンテスト(4)

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都内のゲーム&カフェバー「Ninety.」(新宿・曙橋)とタイ料理店「ソンタナ」(世田谷・経堂)が7月から行なっているオリジナルゲームコンテストの最終審査が行われ、優勝作品が決定した。

最終審査は、第三次審査に進んだ各3タイトルを実際にテストプレイする形で行われた。Ninety.側では2つのゲームが、ソンタナ側では1つのゲームがグランプリに選ばれた。審査はお店のスタッフで行われたが、どの審査も大変な力作ぞろいで難航し、頭を悩ませたという。

グランプリに選ばれたのは、Ninety.が『ヒットメーカー!(サークル薫風・佐藤氏)』と『連駒(ガーデンゲームズ・樫尾氏)』、ソンタナが『9Tours(OKAZU brand・林氏)』。お店のコンセプトにマッチし、かつ気軽に遊べるようなテンポのよいゲームが揃っている。

これらの作品は、お店のオリジナルゲームとして、11月以降それぞれの店舗に置かれ、いつでも遊べるようになる。お店でしか遊べない※ゲーム、ボードゲーム愛好者はこれを目当てにお店を訪ねてはいかが。

※追記:お店との協議により、デザイナーの判断で自由に製作販売してよいことになっており、『9Tours』はゲームマーケットでの販売が予定されているという。

Ninety.&ソンタナオリジナルゲームコンテスト:最終審査結果発表

Ninety.&ソンタナオリジナルゲームコンテスト
Ninety.&ソンタナオリジナルゲームコンテスト(2)
Ninety.&ソンタナオリジナルゲームコンテスト(3)

セレクタ社、キッズゲームから撤退

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『ごちそう畑』『水晶を取り戻せ』『レースギャロッポセレクタ』『いかだ動物園』などの傑作キッズゲームをリリースしてきたセレクタ社(ドイツ)が、来春のニュルンベルク玩具見本市を最後に、当面キッズゲームから撤退することを明らかにした。

近年増加し続けてきたボードゲーム・パズルの売上に陰りが見られることや、低価格化によって市場の縮小傾向が加速しているため。M.メンツェル社長は「我々のキッズゲームは"メードインバイエルン"のプレミアムクオリティで出荷されていますが、このところ不調でした。」と明かす。

ドイツ年間キッズゲーム大賞を受賞した『おしゃれパーティー』『ねことねずみの大レース』などは「コンスタントに需要がある」ため絶版にしないという。セレクタ社は今後、人員を増強して本来の木のおもちゃの製造に集中する。

Reich der Spiele:Selecta verlegt keine neuen Kinderspiele mehr

『クォーリアーズ!』『サンダーストーン』拡張、11月26日発売

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アークライトは11月26日、同社が日本語版を手がける人気ボードゲームの最新拡張セットを相次いで発表する。

魔神到来!『クォーリアーズ!:魔神到来!(Quarriors! Rise of the Demons)』はデッキ型ダイスゲーム『クォーリアーズ!』の最新拡張。新ダイス「堕力源」により、ゲームは新たな変化を見せる。もはやドラゴン最強の時代は終わり、強いことが最強ではなくなった。いかに堕力源ダイスをコントロールできるかが勝利のカギ。そして新モンスター「魔界の王」や、「堕落」の魔法カードも登場し、戦場はさらに混沌の渦に。新ダイス20個、新カード19枚に加え、プロモカードも3枚入っている。

2〜4人用、14歳以上、30分、2730円。この拡張を遊ぶには『クォーリアーズ!』本体が必要。

魔神到来!コンポーネント

宿命の軍団『サンダーストーン:宿命の軍団(Thunderstone: Doomgate Legion)』はデッキ型ファンタジーRPGの拡張第2弾。伝説の英雄となり、パーティを率いてダンジョンに突入、魔物を倒しながら伝説に名高い「サンダーストーン」を探す。『精霊獣の怒り』に続くこの拡張セットでは、遂にダンジョンに宝物が登場。もはやダンジョンは厳しいだけの場所ではない。一方、パーティーがかかる「病気」のヴァリエーションも多数登場。新しい武器や村人たち、新しい英雄たちや個性的な新モンスターなども入っている。

1〜5人用、13歳以上、45分、3780円。この拡張を遊ぶには『サンダーストーン』本体が必要。
宿命の軍団カード

『Motto たんとくおーれ』11月26日発売

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Motto たんとくおーれアークライトは11月26日、デッキ構築ゲーム『Motto たんとくおーれ』を発売する。3〜4人用、12歳以上、40〜60分、4200円。

日米累計1万セットが生産され、今年のエッセン国際ゲーム祭にも出展された『たんとくおーれ』のシリーズ第4弾。上級メイドが登場し、野外パーティを楽しむ。広場から上級メイドを呼ぶとともに、一般メイドたちの努力・集中・工夫を使って、片付け、飾りつけ、料理を行って勝利点を稼いでいく。

デッキ構築に加えて、新たにワーカープレイスメントのシステムを採用。親から順番に上級メイドを1枚ずつ選び、特定の勝利点にチャレンジする。次の手番から親になる能力をもつ上級メイドも。これまで以上に熱い駆け引きが楽しめる。

また従来の横長のストレージボックスから、21×29×7cmの新パッケージに変更される。従来の『たんとくおーれ』シリーズの一部のカードを混ぜられるが、単体でプレイすることも可能。

『Dr.シャーク』多言語版、11月下旬発売

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Dr.シャークホビージャパンは11月下旬、指先の触感で手がかりを探すユニークなボードゲーム『Dr.シャーク(Dr.Shark)』多言語版を発売する。2〜6人用、10歳以上、45分、5,880円。

フランス人のデザイナーコンビ、A.ボザ(『世界の七不思議』)とB.カタラ(『キャメロットを覆う影』)による作品。『モウ』『Mr.ジャック』などを手がけてきたフリカン(スイス)から、今年のエッセン国際ゲーム祭で発売されたばかりの最新作である。

舞台は南太平洋。Dr.シャークは個人所有の島で富豪たちとのカクテルパーティーを企画していた。この謎の多い名士は、秘密犯罪組織の首班である疑いが濃厚だった。プレイヤーはスパイとなってカクテルパーティに潜入し、プールの底から証拠を集めなければならない。

証拠はジグソーパズルのピースになっているが袋に入っており、裏面の特殊加工(紙やすり、つるつる、模様入りなど)を指ざわりだけで見分ける。感覚を研ぎ澄ませて、必要な証拠を手に入れた人が勝者だ。

ニトロプラス+ドミニオン、12月下旬発売

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ホビージャパンは12月下旬、PCゲーム会社ニトロプラスとのコラボによるドミニオン『Nitroplus Card Masters』を発売する。2〜4人用。5500円。

美少女アニメ、美少女ゲーム作品で人気のニトロプラスの歴代ゲームキャラクターを用いた作品。Phantom PHANTOM OF INFERNO、吸血殲鬼ヴェドゴニア、鬼哭街、“Hello, world.”、斬魔大聖デモンベイン、沙耶の唄、天使ノ二挺拳銃、塵骸魔京、刃鳴散らす、竜†恋[Dra+KoI]、機神飛翔デモンベイン、月光のカルネヴァーレ、続・殺戮のジャンゴ -地獄の賞金首-、スマガ、CHAOS;HEAD、スマガスペシャル、装甲悪鬼村正、装甲悪鬼村正邪念編、STEINS;GATE、アザナエル、ソニコミのほか、ゲスト作品としてBLASSREITER、Fate/Zero、ギルティクラウンが参加している。カードイラストは全て描き下ろしで、ストレージボックスに入っている。アクションカードはニトロプラスのスタッフが厳選しており、基本セット以外からも収録されている。

豪華ボックスにビジュアルガイド、プレイマット、サプライケースも入った初回限定版(写真左)も発売される(8800円)。

ホビージャパンで『ドミニオン』にキャラクターを載せたものは『東方祀爭録』に続いて2作目。今後も、発売元リオ・グランデ社公認によるキャラクターコラボシリーズ『Dominion Characters』を発売していく予定だ。

ニトロプラスドミニオン
デザインは開発中のもので、実際の商品とは異なります。

『キング・オブ・トーキョー』日本語版発売

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ホビージャパンは21日、フランスの怪獣対戦ゲーム『キング・オブ・トーキョー(King of Tokyo)』日本語版を発売した。2〜6人用、8歳以上、30分、4,200円。

『マジック:ザ・ギャザリング』のR.ガーフィールドがデザインし、これまで英語版が発売されていたダイスゲーム。突然変異した怪獣や巨大ロボットがトーキョーを舞台に大暴れする。6個のダイスを振って、ほかの怪獣に攻撃したり、体力を回復したりして、生き残りを目指す。それぞれの怪獣がもついろいろな特殊能力を駆使した、派手な戦いが待っている。

自分の怪獣かロボットを選んでスタート。自分の番になったら、ダイスを6個振って、出た目によって都市を破壊したり、ほかの怪獣やロボットを攻撃したり、特殊能力カードを獲得したりする。1人だけ生き残るか、都市破壊ポイントが規定値になったら勝利。

東京にいる怪獣(ロボット)がキングで、都市破壊ポイントをたくさん得られるが、その分全員から狙われる。さまざまな特殊能力を駆使して、生き残りを狙う。

キング・オブ・トーキョー日本語版

シュピール'11:スカウトアクション

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シュピールでは毎年、現地で新作の人気投票が行われている。主催はドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』。「スカウトアクション(Scoutaktion)」と題されたこの投票は、重複投票を避けるため記名式で、1〜5の5段階で評価する(1が最高)。結果は以下の通り。

昨年『トロワ』で初登場したパールゲームズによるカードゲーム『トゥルネー』が1位。2位にはフェルトのボードゲーム『トラヤヌス』、3位にはアメリカのカードゲームのドイツ語版『ローマに栄光あれ』が入った。

上位は明け渡したものの、ドイツゲームが10位以内に8タイトル入り、昨年の2タイトルから大幅に増えた。ドイツメーカーが、スカウトアクションやドイツゲーム賞の主な投票者であるフリークの心を再びつかみ始めている。

【フェアプレイ・スカウトアクション】
1位:トゥルネー(Tournay/パールゲームズ)1.71, 65票
2位:トラヤヌス(Trajan/アンモナイトシュピーレ)1.89, 70票
3位:ローマに栄光あれ(Ruhm für Rom/ルックアウトゲームズ)2.2, 88票
4位:電力会社:原始の火花(Funkenschlag - Die ersten Funken/2Fシュピーレ)2.22, 65票
5位:ハワイ(Hawaii/ハンス・イム・グリュック)2.28, 107票
6位:ヘルベチア(Helvetia/コスモス)2,31, 114票.
7位:祈り、働け(Ora et Labora/ルックアウトゲームズ)2.36, 58票
8位:ラパ・ヌイ(Rapa Nui/Kosmos)2.42, 36 票
9位:サンチアゴ・デ・キューバ(Santiago de Cuba/エッガートシュピーレ)2.49, 59
10位:コニーアイランド(Coney Island/アルゲントゥム)2.51, 69票
11位:海賊と商人(Korsaren der Karibik/ペガサス)2,56, 41票
12位:キング・オブ・トーキョー(King of Tokyo/ハイデルベルガー)2.66, 101票
13位:ダンジョンファイター(Dungeon Fighter/ハイデルベルガー)2.75, 52票
14位:イノベーション(Innovations!/イエロ)2.78, 36票
15位:遺言(Last Will/チェコゲームズ出版)2.78, 37票
16位:フォルトゥナ(Fortuna/ザ・ゲームマスター+フッフ)2.86, 51票

Fairplay Online:Tagesergebnisse der Scoutaktion

第6回カルカソンヌ世界選手権、日本人準優勝

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(取材・撮影:正田謙)

ドミニオン世界大会の翌日、同じ会場にて第6回カルカソンヌ世界選手権が開催され、日本代表の小向真之介氏が準優勝を獲得した。

22カ国の代表と、前回まで3年連続優勝のR.クエルフェルト氏が参戦。2人プレイで予選6ラウンドと準決勝・決勝が行われた。日本ではメビウスゲームズが全国大会を開催し、66人の中から初めて代表を送り込んだ。

日本代表の小向真之介氏は、激戦を勝ち抜いて見事決勝に進出したが、惜しくもオランダ代表に敗れて準優勝。日本選手権と比べて「レベルが2段階ほど違う感じ。来年はリベンジしたい」。日本選手権の前は3人以上でしか遊んだことがなかったが、大会に向けては2人にして週2回、1回につき5〜6回ずつ練習してきた。世界大会に向けては、遊ぶよりもタイル構成や確率を研究していった。また、対戦相手だけにタイルの構成表を渡してタイルのどれがプレイされたかをチェックしてもらい、人為的に相手のレベルを上げて練習したという。

優勝したオランダ代表のE.ブルテン氏は女性プレイヤー。接戦が多くエキサイティングで楽しかったという。普段はオンライン(BSW)で遊ぶことが多く、実際に人と遊ぶのは週に1度ほど。強くなる秘訣は「タイル構成を完全に覚えることと、機会を伺って与えられたチャンスを確実にものにすること」。

『ドミニオン』に続く快挙で、日本人が大活躍のエッセン国際ゲーム祭となった。
カルカソンヌ世界選手権
世界王者E.ブルテン氏と準優勝の小向真之介氏

シュピール'11:帰国

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日曜日の最終日は朝の出発だったのでシュピール最終日はお休み。電車30分でデュッセルドルフ空港、1時間半でパリ・シャルルドゴール空港、11時間で成田空港へ。

今回のシュピールを振り返って、3点を挙げておきたい。

1.新作落ちと品薄
発売が間に合わなかったり、品薄で売り切れてしまったりする作品が目立った。ローゼンベルクの新作『祈り、働け』は初日に200部しか来なかったし、エッガート社は『田舎に死す』が間に合わなかった。例年、シュピールより前倒しで発売されているアミーゴ社の製品がなかなかリリースされず、メビウス便が遅れた。これらは製造会社シェア・シュピーレの倒産と、それに伴うルド・ファクト社の負荷オーバーが原因である。
このため買うほうとしては、初日の重要性が高まった。この情報は知っている人が多かったようで、結果的にレアになってしまったところには行列ができ、たくさんの荷物を抱えて歩く愛好者の姿が初日に見られた。

2.日本代表の活躍
日本が今年初めて参加した、『ドミニオン』と『カルカソンヌ』の世界大会は、それぞれ優勝、準優勝という素晴らしい成績を収めた。かつて『カタンの開拓者たち』の世界大会でも日本は好成績を収めていたが、ここでもその強さが証明された。
この成績は、日本のボードゲーム人口の増加と関連していると思う。人口が多ければ、その中に研究熱心なトーナメントプレイヤーが出る確率も高まる。そもそも、ホビージャパンとメビウスが渡航費を出して代表を送るようになったこと自体、マーケットの広がりを示している。

3.国内輸入の増加
メビウスゲームズ、ゲームストアバネスト、ホビージャパン、アークライト、テンデイズゲームズなどが積極的に新作を輸入してくれているおかげで、現地でしか買えないものがだいぶ少なくなった。フェアプレイのスカウトアクションで上位に入るような新作なら、今ではたいていどこかが仕入れる予定になっている。
そのため、翻訳がないものを急いで買って荷物を増やさなくてもよくなった。買うものといえば限定品や、さらにマイナーなメーカーの作品、中古品などが中心である。別に買わなくとも、のんびりと見て回って、気になったものを実際に遊ぶのもよい。シュピールは、新作をテストする場として「テスティパル」と呼ばれている。

第1回ドミニオン世界選手権、日本人優勝

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10月22日、ドイツのエッセン国際ゲーム祭「シュピール」内にて第1回ドミニオン世界選手権が開催され、日本代表のルネ(ハンドルネーム)氏が優勝した。

ヘルネ・ボードゲームセンターが『カタンの開拓者たち』『カルカソンヌ』に続いて運営する世界大会。世界16カ国から16名の代表が参加し、予選4ラウンドと準決勝・決勝が行われた。9月に行われた日本選手権で208名の頂点に立ったルネ氏は、世界大会でも予選から決勝まで全勝。他を寄せ付けない実力で、ぶっちぎりの優勝となった。賞品として、表彰状と発売されたばかりの『ドミニオン:異郷』英語版、賞金1000ユーロが贈られた。

2位はノルウェー代表、3位はドイツ代表。ルネ氏は、国によって実力差はあったものの、決して楽な戦いではなかったという。表彰後、各国の代表と連絡先を交換して、オンラインでの再戦を約束していた。副賞は「帰りの飛行機代にあてます」。

4位となったオーストリアの国内選手権は26名で、代表の女性は日本選手権に200名以上が参加したことを驚いていた。「日本選手権の上位陣は、誰が出ても優秀な成績を取るはず」とルネ氏。来年の世界選手権は未定だが、日本代表の活躍が予感される。
ドミニオン世界選手権優勝

シュピール'11:3日目

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会期は日曜日までの4日間だが、1日早めに帰ることにしていたので本日が最終日。早めに行ったがすでに開場しており、平日以上に賑わっていた。こうなると、お目当てのゲームが遊べる確率は低く、通りかかったときにたまたま空いていれば遊ぶというスタイルになる。1タイトルだけは終わりそうな卓の横で20分くらいねばって午前中に3タイトル。午後4タイトル。結構遊べたほうだと思う。

ティップキック(Tipp-kick)
ドイツのおもちゃ屋に結構売っている伝統的なサッカーゲーム。キッカーとキーパーの2体を操ってゴールを狙う。コマはサイコロ状になっていて、次にどちらが蹴るか決まる。ロングシュートが意外と入るのが面白い。けがわさんとガチ勝負で3対2で勝利。(Mieg, 1921)

片手いっぱいのペンギン(A Fistful of Penguins)
動物サイコロを振って得点を稼ぐゲーム。同じ動物が多く揃うほど得点が高いが、ダイスを足したり振り直したりするにはペンギンコマが必要で、そのペンギンを取るペンギンの目も適宜用意しておかないといけない。可愛い外見とは裏腹に、どのダイスを振りなおせば得か、シビアな選択に迫られる。けがわさんとサシで勝負。最終ラウンドはどちらも大量得点したが、相手から奪うリスの目で私が1点差の勝利。(Watsalpoag, 2011)

テネリファ(Teneriffa)
アフリカの島を舞台に、スペイン貴族が影響力を競うドイツのゲーム。エッセン初出展。毎ラウンド、自分の職業カードを裏にしてプロットし、左から順番に使う。壁職人で城壁を作り、その城壁で商人が得点し、農夫が作物を作り、輸出商が輸出する。しかし直後に泥棒をプロットされると、取り分を持っていかれてしまう。置く順番とプレイする順番が違うところがミソで、どの職業をどこに置いたか、すごい心理戦が繰り広げられる。デザイナーさんとけがわさんと勝負。首都の城壁で大量得点したデザイナーさんの貫禄勝利。(Holstein Spiele, 2011)
テネリファ

フォルトゥナ(Fortuna)
影響力を増やしてローマへの道を進むゲーム。毎回、自分の前に並べられた3つのアクションカードから1つを選んで、水・麦・ワインを作ったり売ったり、軍隊や女官を増やしたり、建物を建てたりする。使ったアクションカードは他の人に回して、代わりに次のラウンド用のアクションカードを取る。それからダイスを振って、皇帝からの恩恵を受ける。かつかつのお金で手番順が決まるシビアなゲームだが、皇帝からの恩恵だけは運で決まるのが面白い。序盤から積極的にスタートプレイヤーを取りに行ったふうかさんと、建物を有効活用した神尾さんがトップで並んだがお金の差でふうかさんの勝利。(The Game Master, 2011)
フォルトゥナ

王女の舞踏会(Ball der Prinzessin)
王子様が理想の王女様を見つける記憶ゲーム。王女様を鏡の上でコマ回しして踊らせて、マントの下から見える服が、ダイスと同じ王女様を探す。これだと思ったらマントを上げて、合っていればチップがもらえる。マントと服だと言われても、スカートと下着にしか見えず。序盤にリーチしたが集中力が切れてしまって引き分け。(Haba, 2011)

エクスペディション・ディーノ(Expedition Dino)
キューブをハンマーとピッケルで落として、恐竜の化石を発掘するアクションゲーム。ちょうど1個だけ落下させなければならない。ハンマーしか使えないときは結構難しい。大人用バリアントで崩したら負けというルールにして、積極的に落としたkarokuさんの勝ち。(Haba, 2011)

ゲリー・ゴーダ(Gary Gouda)
ネズミがチーズを集めて目的地にたどり着く大箱ゲーム。取ったチーズはネズミの下に敷き、ネズミの体高が上がると通れない壁が増えていくという仕組み。しかも、どの壁が通れないかは見た目では分からないという工夫で、いくつもっているとどの壁が通れないか覚えておかなくてはならない。序盤から安全策で順調に集めた私の勝利。(Haba, 2011)
ゲリー・ゴウダ

プレスルームで、U.ローゼンベルク氏が新作をプレゼンしているのを見かける。3週間前に第二子が生まれたばかりで慌ただしい中、もう次の構想を練っていた。エッセンは発表の場だけでなく、次の1年が始まる場でもある。

【フェアプレイ・スカウトアクション:金曜日18時】
1位:トゥルネー(パールゲームズ)
2位:トラヤヌス(アンモナイトシュピーレ)
3位:電力会社:原始の火花(2Fシュピーレ)
4位:ローマに栄光あれ(ルックアウトゲームズ)
5位:ハワイ(ハンス・イム・グリュック)
6位:コニーアイランド(アルゲントゥム出版)
7位:ヘルベチア(コスモス)
8位;ザ・シティ(アミーゴ)
9位:ダンジョンファイター(ハイデルベルガー)
10位:サンティアゴ・デ・キューバ(エッガートシュピーレ)
11位:ディスクワールド(コスモス)
12位:キング・オブ・トーキョー(ハイデルベルガー)

シュピール'11:2日目

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今日も何事もなく気になったゲームをプレイ三昧。人気のゲームは90分クラスなので卓がなかなか空かず、しばらく待った末に諦める。行ってすぐ卓が空くこともあるので、タイミングの問題だが、あいにく時間は限られている。開場の10時から17時はあっという間に過ぎた。

ピクトマニア(Pictomania)
「妻」「ガールフレンド」「花嫁」「婚約者」などの紛らわしいお題から1つを描き分けるお絵描きゲーム。チェコゲームズのフヴァキルの作品で、ペガサスシュピーレからも発売された。場には6枚のお題カードが並び、各自ランダムにお題が指定される。一斉に描き始めて、描き終わった人からほかの人の絵を当てに行く。早く当てるほど得点なので、絵は早く描き終わりたいが、早すぎると当ててもらえないジレンマ。難易度が変えられるのがいい。最難のレベル4は散々だったが、レベル1で貯めた分で勝利できた。早速ホビージャパンが発売を決定した模様(Czech Games Edition, 2011)。
ピクトマニア

モンキーランド(Monkeyland)
めくられたチップと同じサルを探すクニツィアの記憶ゲーム。サルはめくるたびに移動するので、場所が覚えていられない。大人用に難易度の高いバリアントもある。単純ながら2つ覚えるのでも精一杯だった。神尾さんが驚異の記憶力を発揮して1位。宿に帰ったらけがわさんが当然のように購入していた。(Sirius Products, 2011)

ダンジョンファイター(Dungeon Fighter)
ダイスを的の上に転がしてモンスターを倒す協力ゲーム。フェアプレイの人気投票でいきなり上位に飛び込んできた。ダンジョンを進むたびにモンスターが登場し、ダイスを的に向かって投げる。的には数字が書いてあり、その分のダメージを与えられるが、的から外れるとダメージを食らう。英雄によってさまざまな特殊能力があり、モンスターによって投げ方が指定されることもある。さらにショップで武器や道具を買えば、新しい攻撃ができる。そういう細かい設定が、ゲーム中の笑いを盛り上げる。三層目まで行ったが、机の下からダイスを投げさせるモンスターになかなかダメージを与えられず全滅。(Cranio Creations, 2011)

ダンジョンファイターズ

空いている時間は、小さいメーカーを回って気になったゲームの説明をしてもらい、気に入ったものを少々購入。このところ日本の代理店がマイナーなメーカーまで手を伸ばしてくれるので、たいていのものは日本で訳付きで手に入る。そのため、さらにマイナーなメーカーに挑戦できるようになった。

今日は早めに切り上げて、一路デュッセルドルフへ。快速で30分くらいかかるが、エッセンよりレストランの選択肢は広い。うろ覚えだったが何とか自家製ビールとムール貝料理が名物のレストラン「シュマッハ」に到着。10人ほどで楽しいひとときを過ごした。

盛り上がりすぎて帰りはぎりぎりになった。帰りの電車でけがわさんが読んでいたボードゲーム雑誌と同じ雑誌を読んでいる人がいて意気投合。聞けばエッセンの後、隣町のドゥイスブルクに行きウィスキーの試飲をしてきたという。相当へべれけで、買ったものを見せようとリュックサックを開けたら、『世界の七不思議:リーダー』がウィスキーの瓶と一緒に出てきたのには笑った。こんな飲兵衛さんでも、普通にボードゲームを遊んでいるのがすごい。

【フェアプレイ・スカウトアクション:木曜日18時】
1位:トゥルネー(パールゲームズ)
2位:ザ・シティ(アミーゴ)
3位:祈り、働け(ルックアウト)
4位:ローマに栄光あれ(ルックアウト)
5位:ヘルベチア(コスモス)
6位:キング・オブ・トーキョー(ハイデルベルガー)
7位:イノベーション(イエロ)

シュピール'11:1日目

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今回のエッセン国際ゲーム祭は通訳や取材の仕事がなく、のんびりと過ごすことができている。そうなれば当然、実際にボードゲームを遊びにいく。各メーカーには試遊卓が用意されており、英語ではあるがインストもしてもらえる。実際にコマを動かしながら説明してくれるので、言葉を聞き落としてもだいたいは理解できる。分からなかったところは質問して、あとは1ラウンドくらい見ていてもらえば、正しいルールで遊べるし、原文のルールを読む手間も省ける。

シンガポール(Singapore)
建物を作ってさまざまなアイテムを手に入れ、お金や得点に換える拡大発展型のゲーム。後になるほど強い建物が出てくるので、適宜新しい建物に移動していかなければならない。黄色いキューブ「阿片」を手に入れたり、売って大儲けしたりできる建物は、建設時にブラックマーカーを引かなれければならず、これが溜まると罰金の危険が増す。その前にうまくさばいたり、贖罪したりしておかなければならない。阿片で大稼ぎし、後半は足を洗ったが、karokuさんが1点差の大逆転で勝利。(White Goblin Games, 2011)
シンガポール

アルバ・ロンガ(Alba Longa)
ローマ帝国の国作りゲーム。ダイスを振って1個ずつ取り、ダイスの色に沿って軍隊・現金・畑・信仰・モニュメントに人員を振り分ける。軍隊はほかのプレイヤーを攻撃し、現金はダイスを取るのに使い、畑は食料供給を増やし、信仰は収穫高を上げる。人口とモニュメントを増やすのが目標。序盤に軍隊がなかったばかりに袋叩きにあった神尾さんと私とふうかさんが沈み、その間に着々と人口を増やしたdjさんの勝ち(QWG, 2011)
アルバロンガ

シディ・ババ(Sidi Baba)
1人が盗賊の親方(マスター)となり、ほかが探検家となって迷宮を探検するゲーム。マスターはついたての裏地図を見ながら、探検家が今見える風景のタイルを出す。砂時計が落ちてランプがなくなる前に、宝箱を開けて洞窟を脱出しなければならない。協力ゲームだが、無事脱出できれば獲得コイン数で勝敗を競う。はじめは闇雲に走りまわっていたが、次第に入り組んだところも気がつくようになる。マスターの神尾さんが置いた岩がかえってヒントになって宝箱発見。そして脱出成功。今まで通ったルートを覚える空間認識力・記憶力が問われた。(Hurrican, 2011)
シディ・ババ

ドローデルおばさんのドレーデル(Tante Drodels Drödel)
実は本日遊んだ唯一のドイツゲーム。荷物を積んで、お題のコマとできるたけ同じ重さの木のコマを目分量で荷物を積む。最後に集めたコマを天秤にかけて、お題のコマと同じ重さ(天秤が一番水平)な人が勝つ。木のコマは25個も入っており、どれがお題になるか分からない。神尾さんが驚異の目分量で1位。(Zoch, 2011)
クローデル

日本語版がホビージャパンから発売予定されている『祈り、働け』のドイツ語版が無事届いていた。印刷がぎりぎりで、本日は200部、あとは土曜日に届くという。作者ローゼンベルクが第二子の出産で忙しく、プロモカードは1枚だけに留まった。
祈り、働け

シュピール'11:開幕

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第29回となるエッセン国際ゲーム祭「シュピール'11(Spiel)」が20日から4日間にわたって開催される。今年は34カ国から810団体が出展し、750タイトルの新作が展示される。

参加国は前回の32カ国から2カ国の増。特に今年はチェコ、ルーマニア、スロバキア、ハンガリー、ポーランドといった東欧や、ウクライナ、ロシアなどドイツ以東の国々が目立つ。アジアからも、日本、中国、台湾、韓国が出展している。ホール数は新たに1つ増設されて10。広さは46000平方メートルにもなった。

主要メーカーの代表が組織するボードゲーム専門委員会(Fachgruppe Spiel)によると、2011年のボードゲーム売上は前年比11%増。15%増えたキッズゲームが牽引している。学校の秋休みで子供たちの参加が非常に多く、入場者は15万人を見込む。

世界一の規模をほこるボードゲーム祭は、ボードゲームを社交性を高める重要なツールとして、また世代や社会をつなぐ余暇の楽しみとして発信する。

Internationale Spieltage SPIEL

シュピール'11:プレス日

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午前11時から記者会見があり、その後別室でプレビュー。各メーカーがこぞって新作を紹介し、国内外から記者がつめかける。プレビューしていないメーカーについては、設営中のブースを回って実物を見ることもできる。

今年はどのメーカーも準備が遅いように思われた。その原因は2つあるようで、1つはシェア・シュピーレというボードゲーム製造会社の倒産、もう1つはメルツ社による前日購入の禁止通達である。

ドイツのボードゲームメーカーの多くは、自前で製造ラインを持っていない。ファイルを作ったら、あとは製造会社に外注する。ドイツ近辺でこれまでその仕事を受け持ってきたのが、カルタ・ムンディとルド・ファクトとシェア・シュピーレだったが、そのうちシェア社が今年倒産してしまったのである。『ドミニオン』を印刷していた会社で、日本語版が長らく品切れになっていたのは実はこのせいだった。これまでシェア社に頼んでいたところは全て残りの2社に集中し、その結果製造がぎりぎりになったという。

開催前日の会場は、出展者証かプレスパスがなければ入れないことになっているが、これまで入場チェックが甘かったため、割と自由に入ることができた。そのため限定品を購入してしまう人が増え、主催のメルツ社は、パスのない人の入場禁止と、前日購入の禁止を各ブースに通達した。これで前日にせっせと品物を並べる必要がなくなり、準備をのんびりとするようになったようだ。

そんなわけで荷物がほとんどない会場を回っていると、ホワッツユアゲームズ(イタリア)の社長を見つける。『ヴァスコ・ダ・ガマ』『ヴィニョス』と2年連続で話題をさらったが、今年はブース自体出していない。昨年『ヴィニョス』の印刷が間に合わなくて損失を被ったのかと思ったが、話を聞いてみるとベルリンに引っ越したという。デザイナーとのやり取りはメールでできるが、イタリア語か英語のできるテストプレイヤーが見つからなくて難航している。ゲーム作り自体を止めたわけではなくて、来年のニュルンベルクには新作を発表するという。

ドイツゲーム賞授賞式まで時間があったので、1ゲーム遊んでから会場へ。日本人以外でも結構知り合いが増えて、握手して再会を喜べるのが嬉しい。ドイツゲーム賞は、4タイトルも入賞したS.フェルト氏の独壇場。1位と3位が非ドイツゲームだったので、その分フェルト氏の活躍に期待を寄せているようだ。

プレス日は、新しい情報がたくさん得られてたいへん有意義な1日となった。

ケルンボードゲームショップめぐり

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エッセンから快速で1時間、駅前にいきなり大聖堂がそびえ立つケルン(Köln)の街を歩く。ボードゲームショップめぐりが目的だったが、駅を出ると吸い寄せられるように大聖堂に入り、気がつくと2時間も経っていた。どんなに興味がなくても、ここを通過していくことはできないだろう。

1件目のボードゲームショップは「シュピールブレット(Spielbrett)」。アクセスは地下鉄「ケルン中央・大聖堂」駅から16号線か18号線で「ノイマークト」駅に行き、そこから地上に出て路面電車9号線で「ツルピッヒャープラッツ」までいくと、あとは1分ほどで着く。ケルン中央駅から歩いていけないこともないが、地下鉄と路面電車を乗り継いだほうが楽だ。

新作の品揃えが豊富なだけでなく、中古ゲームも扱っているところが特徴。価格はエッセンの中古屋さんよりずいぶん安い。『古代ローマの新ゲーム』が15ユーロだったのには驚いたが、荷物の都合であきらめ、『生きるか死ぬか(Sein oder Nichtsein, 1989)』を15ユーロで購入。

シュピールブレット

2件目はシュピールブレットからやや南、ケルン大学方面にいったところにある「ヴォルトシュピール(Wortspiel)。絵本屋さんだが、ハバやセレクタのキッズゲームのほか、アドルングなども少し置いてあった。神尾さんが『飴ちゃん工場(Drops & Co.)』を25ユーロの割引で購入。

3件目はシュピールブレットの北、路面電車9号線で1つ手前の駅にある「ハイヴワールド(hive world)」。フリーク向けのボードゲームが並び、奥にはプレイスペースがある。遊ばれているのはほとんど『ポケモン』や『マジック:ザ・ギャザリング』などのTCGだったが、『数エーカーの雪』が3箱並んでいるなど、品揃えは悪くない。

この3件はいずれも同じエリアにあり、まとめて回ることができる。ファッション店の多い中心街から外れ、飲食店が立ち並ぶくらいの立地が、ボードゲームショップにはちょうどよいのかもしれない。

4件目はデパート「ガレリア・カウフホフ(GALERIA Kaufhof)」。創業120年、全国80カ所に支店があるだけでなく、どの街でも中心街のど真ん中にあるので立ち寄りやすい。おもちゃ売り場にはボードゲームがたくさん置かれており、エッセンに行くボードゲーム愛好者が最初に見るものの一つとなっている。ケルンのガレリアは売り場が広く、フリークゲームもたくさん置かれていた。

そんなわけで今回は4件。もっと探せば本屋、おもちゃ屋などにも売り場を見つけることができるだろうが、のんびり途中ビールでも飲みながら回るのがよい。ボードゲームショップめぐりは、ドイツ観光の1つとしてなかなかよいものだと思う。

列車の中でボードゲームを遊ぶ家族

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ドイツボードゲーム博物館のあるケムニッツから、国際ボードゲーム祭の開かれるエッセンまでは電車で6時間かかる。ケムニッツからライプツィヒまで1時間、ライプツィヒからハノーファーまで3時間、ハノーファーからエッセンまで2時間。電車賃はインターネットの早割で片道65ユーロ。

ライプツィヒからハノーファーに行く急行インターシティで、隣りに座った家族が、おもむろにダイスゲームの『シンシナティ』をプレイし始めたのには驚いた。コンポーネントが豪華で、決して持ち運びしやすいゲームではない。1時間くらい遊んで、そのあとおやつを食べて今度はトランプ。4人がけ席は中央にテーブルがついていて、ボードゲームを広げるのにもってこいである。

降りる駅が一緒だったので、お母さんにショートインタビューをしてきた。「いつもボードゲームを遊んでるんですか?」「そんないつもというわけじゃないですよ。今日は道中子供たちが退屈するからもってきたの。」「エッセンでシュピールのメッセがあるんですが知ってますか?」「シュピールのメッセ? 知らないわ。」

普段はあまり遊ばないのに『シンシナティ』をプレイ。でもそれなのにエッセン国際ゲーム祭は知らないという家族。これだけのサンプルからは結論付けられないが、ボードゲーム人口の広がりぶりを垣間見たように思う。エッセン国際ゲーム祭の参加者は15万人。このメッセを知っているけれど来ない人、知らないけれどボードゲームは遊ぶ人を含めればこの100倍いてもおかしくない。

かつて日本でも家族連れは旅行の道中、トランプなど遊んでいたはずが、いつの間にかめいめいがマンガや携帯電話やDSなどで会話せずに過ごすようになった。そんな過ごし方を日本人ができなくなっていることに一抹の寂しさを覚えた。


(写真撮影:神尾竜一郎)

エロティック・パントマイム(Erotik Pantomime)

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ドイツには、カップルで楽しむエロティックなゲームがたくさんあり、ポルノショップで販売されている。その多くは、本当にカップル同士でないと遊べないものだが、中には、パーティゲームとして多人数で遊べるものもたまにある。

このゲームは、引いたカードに書かれたテキストをジェスチャーで表現して、当ててもらうというもの。「人間と嗜好」「おもちゃと下着」「想像と決まり文句」「その他」の4ジャンルがあり、どのジャンルかだけ言ってからジェスチャーを行う。手足その他の体のパーツを使ってもいいが、しゃべったり、効果音を入れたりしてはいけない。最初に当てた人が次の親となり、これを繰り返して一番カードの多い人が勝ち。

どんなお題があるか紹介するのは控えさせて頂くが、カップルで遊ぶというシチュエーションは想像しにくい。男だけで遊んだら盛り上がりそうだが、私にそんな機会があるかどうかは分からない。親はたいへん恥ずかしいことをやらなければならないので、罰ゲームに使うという方法もありそう。

Gigimax: Erotik Pantomime

ドイツボードゲーム博物館(Deutsches Spielemuseum)

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エッセン国際ゲーム祭「シュピール」が始まる前に、ケムニッツにあるドイツボードゲーム博物館を見学してきた。シュピールは水曜の記者会見からスタートするが、ドイツボードゲーム博物館は月曜と火曜が休館日であることから、早めに日本を発って、日曜日に行かなければならなかった(別にシュピール会期中でも休館していないので、後から行くという方法もある)。

ケムニッツは旧東ドイツの都市で、エッセンからは特急を使っても6時間かかる。今回は日本から直接なので、ライプチヒ空港で降りて1時間ちょっと。シュピールに合わせて行こうと思うと、前でも後でもなかなか行きにくい。

中央駅の近くのホテルに荷物を預けて、行き方を訊き、路面電車1号線シェーナウ行きに乗って「カップラードレーエ」で降りた。少々迷ったが、歩いて10分ほどで到着。

入場料は4ユーロ。1階がプレイスペース、2階が博物館になっている。まずは博物館から。ここには紀元前のサイコロや、19世紀のボードゲーム、ドイツ初のモノポリー(1933年)などが陳列されている。古いゲームはほとんどが双六であるが、各時代のイラストがそれぞれ味わいがあって興味深い。マリア・テレジアのゲーム禁止令文書なんていうのもあった。

ゆっくり展示を見てから1階へ。プレイスペースでは、コスモスやアミーゴなど国内主要メーカーのボードゲームが棚にいっぱい入っており、自由に出して遊ぶことができる。メーカーが宣伝を兼ねて提供しているのだという。新しいゲームが多いが、絶版ゲームもちらほら。家族連れやカップルがボードゲームを楽しんでいる姿も見られる。

今年の年間ゲーム大賞棚があって、そこで未プレイだった『小さなカエルの音楽(Kleine Froschmusik)』、『恐竜から逃げろ(Flucht vor dem T-Rex)』(ともにキッズゲーム大賞推薦リスト)など7ゲームを遊ぶ。これだけで元を取った気分だ。

閉館まで遊べそうな勢いだったが、昼食抜きだったのと、帰り道が寂しくなりそうだったので早めに退出。ショップでM.コッベルトの『文化財としてのボードゲーム(Kulturgut Spiel)』という本を購入した。ほかにもいくつかボードゲームが販売されており、格安品もあった。

路面電車で繁華街まで戻ったが、日曜日なので店はほとんど閉まっている。そんな中で、市役所の古い建物の地下にある「ラーツケラー(Ratskeller)」というレストランを発見。内装が驚くほど豪華なのに、料理はほとんど10ユーロ以下。魚料理にビールを飲んで、食後にケーキビュッフェと紅茶までつけたのに、20ユーロに満たなかった。残念ながら、エッセンにはこれほど美味しい店がない。

路面電車の街並みと、ボードゲーム遊び放題の博物館、そして美味しいレストランで大満足の1日だった。明日も少し街の中を散策してから、6時間かけてエッセンに向かう。

Deutsches Spielemuseum

レオナルドの謎(The Enigma of Leonardo)

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いいスケッチを流すな

レオナルドの発明品スケッチを縦横に揃えて、チップを集めるロシアのカードゲーム。ロシアのライトゲームズ社は、初出店となる今年のエッセン国際ゲーム祭に4タイトルを用意しているが、そのうちの1つである(残りの3タイトル『エボリューション:種の起源』『十字軍の王国』『ポーション作りの練習』については当サイトですでに紹介済み)。いずれもイラストが非常に美しく、またゲームは社名の通りライトながらひねりがある。


それぞれ自分の前に十字型にカードを並べてスタート。自分の番には、4枚のいずれかに手札を出して、スケッチを揃えることを目指す。イラストが揃えばチップがもらえ、規定枚数のチップを集めれば勝ち。同じチップは1回しかもらえないので、だんだん上がりにくくなる。

ポイントは、手札を出したとき、前に置かれてあったカードは左どなりの人の同じ位置に移るというところ。絶好のカードが渡らないように注意するだけでなく、揃いにくくなるよう、全く違うスケッチを出したい。

もっとも、妨害のつもりが絶好のカードを渡してしまうことも。私からナイスなカードが流れてきたtomokさんが一挙に2パターン揃える快挙で1位。1枚のカードにはスケッチが2パターンあるので、どちらかは揃えられることが多い。手札次第だが、そのチャンスを見逃さないのがポイントのようだ。

The Enigma of Leonardo
S.マーチン作、ライトゲームズ(2007年)
2〜4人用、8歳以上、40分
RightGames: Potion-Making
ゲームストアバネスト:レオナルドの謎

ポーション作りの練習(Potion-Making: Practice)

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目指せタリスマン

ドラゴンの牙やマンドレークの根っこなどの材料から、ポーションやタリスマンを作るロシアのカードゲーム。多彩な材料をいかにさばけるかがカギとなる。

手札からカードを出し、指示された材料が場札にあればポーションができる。ポーションができなければ、場札に1枚出して1点。ポーションができれば、難易度に応じて得点できる。

このようにしてできたポーションと、ほかのポーションをかけ合わせてさらに上級のポーションを作れれば得点が高い。このとき、自分が前に作ったポーションのほかに、ほかの人のポーションを拝借できる。得点は半分になるが、さらに上を目指すなら早めに作っておきたいところだ。

こうしてできあがる最上級のポーションはタリスマンとエリクシール。ここまで到達するのは容易ではない。

私の手札には最初からタリスマンがあったので、これを作っていく作戦。できあがることはできあがったが、なかなか自前では調達できず、ほかの人のポーションを拝借することが多くて得点が伸びない。その間に簡単なポーションをたくさん作ったくさのまさんが終始リードし、最後に高得点の薬を作って勝利。

材料が多すぎて思うように作れないのがもどかしく、その分できあがったときの喜びが大きい。

Potion-Making: Practice
S.マーチン作、ライトゲームズ(2005年)
2〜6人用、8歳以上、30分
RightGames: Potion-Making
ゲームストアバネスト:調薬の試験

『アグリコラ』Fデッキ

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Fデッキは、2010年のエッセン国際ゲーム祭で発売された24枚のカードセットで、箱に入っている。Xデッキと同じく、お遊び拡張(not-entirely-serious expansion)とされている。24枚全部をシャッフルして山札にしておき、アクションスペースで木材を3つ以上手に入れるたびに、1枚引く。アクションスペースカードの場合は、表にしてボードのわきに置いて、ほかのアクションスペースと同様、家族コマを置いて効果を使う。イベントカードの場合は、すぐに効果を発揮し、従わなければならない。職業カードの場合は自分の職業に加える。進歩カードの場合は自分の進歩カードに加える。

シュピール’11新作情報:その他

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管理人が気になっているものを少々。

トゥルネー(Tournay)
S.ドゥジャルダン、X.ジョージ、A.オーバン作、2〜4人用、12歳以上、60分、パールゲームズ(ベルギー)
昨年『トロワ』で注目を浴びたパールゲームズの新作。同じデザイナーチームが作ったカードゲームです。9世紀、ノルマン人に襲撃された都市を復興します。市民コマを使ってカードを引いたり、建物の効果を使ったりします。建物のコンボで市民コマを増やしたり、建設費用を下げたりして手を進め、名声の得られる建物を多く建設します。
今日もプレイミス:トゥルネー
トゥルネー

ポセイドン王国(Poseidon's Kingdom)
G.ラモント、F.ラモント作、2〜4人用、10歳以上、60分、フラゴーゲームズ(スコットランド)
心引かれる造形のコマで毎年注目を集めるフラゴーゲームズの新作は、海の生き物が登場します。タコのハンスに捉えられた仲間を助け、サメを襲撃をかわして、ポセイドンの鉾を取り戻します。前作『アンティクス』で用いたアリ塚のシステムと、波を表すダイスロールが特徴です。1000部限定。
ポセイドン王国

シベリア(Siberia)
R.シュトックハウゼン作、2〜4人用、10歳以上、60分、dlpゲームズ(ドイツ)
昨年『バンコクの運河』をリリースしたメーカー。資源が豊富なシベリアで資源を採掘し、お金を稼ぎます。毎ラウンド袋からアクションカウンターを引き、探査できる資源と職業を決めます。これに基づいて、順番に資源を取り、自分がセールスマンを置いた株取引所で販売します。
シベリア

シディ・ババシディ・ババ(Sidi Baba)
P.リストセラ作、3〜7人用、14歳以上、30〜45分
『ミスタージャック』のメーカーからもう1点。暗闇の中、盗賊が洞窟の迷路を歩きまわって宝を探します。1人が洞窟のマップをもち、ほかのプレイヤーに、今前に見えているものを教えます。ほかのプレイヤーは議論して、どちらに進むかを決めなければなりません。制限時間内に宝を見つけることはできるでしょうか。しかも、1人だけ裏切り者のアリババが紛れており、さりげなく間違った方向に導こうとします。

シュピール’11新作情報

『アメージングテーブルゲーム 2012』発売

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世界のボード・カード・パーティゲームの情報誌『アメージングテーブルゲーム 2012』が本日、八重洲出版から発売される。昨年10月に発売された創刊号に続く第2号。1,050円。

「超、簡単、超、楽しい おしゃれゲーム」「オセロの歴史&工場見学」「世界の"即買い"ゲーム50選」など、普段ボードゲームを遊ばない層も興味をもちそうな見出しが並ぶ。表紙を飾るのは先日発売されたばかりの『ディクシット・オデッセイ』。

出版社では「日本はもとより、世界の最新テーブルゲームを収録。アナログゲームの楽しさをたっぷりと味わうことができ、頭の体操、老化防止ほかコミニュケーションツールとしてももってこい。ゲームは家族、2人で、はたまた友達大勢でと、種類ごとにわかりやすく整理。すでにアナログゲームのせかいにどっぷりにはまっている人も、これからという初心者にも、ゲーム選びのガイド本として活用して欲しい。」と謳う。

付録は『なんてったってさいたま』。今月日本語版が発売された『なんてったってホノルル』の日本版で、日本の土地や名所を正確に東西南北に並べるゲームだ。本誌のオリジナルで、ほかでは手に入れることができない。

読み物としても、ゲームとしても楽しめる一冊。秋の夜長に遊ぶゲームをこれで見つけよう。

八重洲出版:アメージング テーブルゲーム 2012 SECOND ISSUE

シュピール’11新作情報:デザイナー

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1〜2タイトルのみ発表していメーカーから、デザイナー的に注目される作品をピックアップしました。

トラヤヌス(Trajan)
S.フェルト作、2〜4人用、12歳以上、60〜120分、アンモナイト・シュピーレ(ドイツ)。
ローマ皇帝のもとで政治家となって名声をあげるボードゲーム。今年のドイツゲーム賞で3タイトル(『ブルゴーニュ』『ルナ』『ストラスブール』)が入賞したフェルトの作品です。アクション選択はマンカラ方式で、円形に並んだアクションスペースからコマを取って時計回りに1個ずつ置いていき、最後に置いたスペースのアクションを選択できます。領土を広げ、建物を作り、貿易し、元老院で票を集めます。→今日もプレイミス:トラヤヌス
トラヤヌス

コニーアイランド(Coney Island)
M.シャハト作、2〜4人用、10歳以上、30〜60分、アルゲントゥム出版(ドイツ)。
家族経営の小さいアミューズメントパークを育てるボードゲーム。『ズーロレット』のシャハトがデザインしました。全員共通のボードに建物を作り、芸人を招き、やがて大きなアトラクションを建設します。アトラクションはたくさんの資材が必要になる上に、広いスペースと芸人が必要です。毎手番のはじめに収入が入り、これと建物の効果を合わせて自分のエリアを広げます。記者や警察などにお金を払って、特殊能力を得ることもできます。
コニーアイランド

極悪非道(Nefarious)
D.X.ヴァッカリーノ作、2〜6人用、13歳以上、30〜60分、アスコラゲームズ(アメリカ)
昨年、田邉顕一氏の『伊能大図』英語版を発売したメーカーが、『ドミニオン』の作者の新作カードゲームを発売します。マッドサイエンティストとなって、冷凍光線、遮蔽装置、ロボット型ペットなどの開発を競争します。毎ラウンド、アクションを同時に選んでボードにコマを置く、収入を得る、設計図を得る、製品を作るなどを行います。ボードにコマを置くと追加収入が得られるようになります。毎ゲーム2枚のツイストカードが公開され、戦略が変わるのが特徴です。
極悪非道

ドクターシャーク(Dr.Shark)
A.ボザ、B.カタラ作、2〜6人用、45分、フリカン(スイス)
『ミスタージャック』のメーカーが、『世界の七不思議』のボザを起用しました。南太平洋の島で、ギャングのボスが開いたパーティーに潜入して、秘密を暴きます。プール(布袋)の中にある手がかりを、サメに食べられないように気を付けて集めなければなりません。袋の中には、紙やすりやフェルトなどで表面加工されたジグソーパズルが入っており、指先の感覚を頼りに30秒以内に拾い出します。
ドクターシャーク

フュージョン(Fusion)
R.シュタウペ作、2〜4人用、6歳以上、シュタウペ・シュピーレ(ドイツ)
R.シュタウペ久々の作品となります。1〜6、f〜n、色の組み合わせが描かれたカードを、リアルタイムで出して手札をなくすゲーム。「=」の場合は文字か色が合うように、「+1/-1」は数字が1つ違いになるように、「≠」はいずれも異なるように出さなければなりません。瞬時の判断力が問われます。
フュージョン

いちゃいちゃ(Flirt)
B.ラッハ、W.クラマー、U.ラップ作、3〜6人用、10歳以上、40分、W&Lシュピールシュパース(ドイツ)
今月日本語版が発売された『なんてったってホノルル』のデザイナーコンビがW.クラマーと組みました。自分のニックネームを考えてゲームに臨みます。お互いにじゃれあい、会うたびに好きになり、婚約して結婚に至ります。お互いSMSカードやハートを贈りあい、一番ポイントの高いベストカップルを目指します。
いちゃいちゃ

開戦の理由(Casus Belli)
M.ゲルツ作、2人用、12歳以上、75分、PD出版(ドイツ)
ロンデルシステムによる戦争ゲーム『古代(Antike)』を2人専用にしました。ポエニ戦争(ローマ対カルタゴ)、ペロポネソス戦争(アテネ対スパルタ)の2つのシナリオがあります。先に9人の人物を掌握したほうが勝ちます。

シュピール’11新作情報

第3回パンデミック大会、11月12日

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11月12日(土)、都内(渋谷)にて、第3回パンデミック大会が開かれる。3人1チーム(3人未満も可)で、10月20日まで参加者募集中。参加費1000円。

毎回、実際のウィルス関連事件にちなんで開催されている。昨年の天然痘根絶30周年、H1N1パンデミック終息宣言に続いて今回は、「人に感染するほぼすべてのA型インフルエンザの感染を阻止する抗体の発見」を記念する。

同じカードの並びでスタートし、初級・中級・上級・英雄級にチャレンジする。基本セットのみ。問い合わせ、申し込みは下記のホームページより。

『パンデミック』は世界中に蔓延するウィルスに、協力して特効薬を開発し根絶するアメリカの協力ゲーム。2009年にホビージャパンから日本語版が発売され、品切れになるほどの人気が続いている(11月に再販予定)。

・パンデミック対策チーム評議会:第三回パンデミック大会

シュピール’11新作情報:カクテルゲームズ

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異色の缶入りゲームを出し続けるフランスのメーカー、日本のゲームも入っています。

失せろ、このバカ野郎!(Casse-toi Pov'con!)
L.モーブロン作、2〜6人用、12歳以上、15分。
2008年にサルコジ大統領が発言したセリフをタイトルにしたカードゲーム。左翼政治家となって、苦手な記者のカードを取らないように気をつけて、記者がぎっしり描かれたカードを取ります。急いで取れば苦手な記者が入るかもしれず、じっくり選べばカードを取れません。→パリノアメリカノウゼンカズラ
失せろ

フォートラックフォートラック(Foutrak)
A.ドロワ、L.ルピティエ、P.M.ジェイエ作、3〜8人用、8歳以上、20分。
カードには描いてある1番から4番のイラストを、ジェスチャーと音で表現するカードゲーム。手番プレイヤーは1人を指名して、どちらが早いか競います。黄色はジェスチャー、青は音、緑はジェスチャーと音です。

オウガ・ボウガオウガ・ボウガ(Ouga Bouga)
B.l.ルドノート、D.クオドバシュ作、3〜8人用、7歳以上、20分。
原始時代の言葉を覚えて繰り返します。「ミティ」はマンモス、「アトル」は火のこと。絵を見て覚えて、出したカードを繰り返していきます。間違っていると思ったらチャレンジし、当たればカードをもらえます。また全員のカードを言えた人は「オウガ・ボウガ」と言ってボーナスがもらえます。

マンガパーティーマンガパーティー(Manga Party)
吉田まさのり作、3〜8人用、6歳以上。
浅草のゲームマーケットで話題となったタンサンファブリークの『ヒットマンガ』のフランス語版です。セリフの吹き出しが空白になったカードが並び、読み手がセリフを適当に言います。ほかのプレイヤーはどのカードを選んだのか当てなければなりません。

Cocktail Games
シュピール’11新作情報

シュピール’11新作情報:アドルング

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7ユーロの小箱で統一されたカードゲームメーカーは、今年もバラエティに富んだ作品を発表します。

トゥレグ(Tuareg)
F.ベラルディ、2〜5人用、10歳以上、20〜45分。
イタリアのデザイナーの作品で、イタリアのメーカー、ストゥディオ・ジオーキ(studiogiochi)のライセンス商品。砂漠の遊牧民が、ラクダに水や金、岩塩、キビなどを積んでオアシスからオアシスへ移動します。ほかの遊牧民より価値の高い品物を運んでほうびをもらいます。
手番には4枚の手札から、荷物カードを自分のラクダに積みます。1頭のラクダには2種類の商品しか積めず、また水はほかと混ぜることはできません。特殊カードでロバに積んだり、ほかのラクダから盗んだりもできます。オアシスに着いたら、商品の種類ごとに品物の数が多かった人が得点します。
トゥレグ

コケコッコメー(Kikerikimäh!?)
H.ビュッケン、D.ハンネフォルト作、2〜6人用、6歳以上、15分。
チャレンジカードで「その動物の足を説明する」「その動物の歩き方を指で表現する」「その動物の食べ方をジェスチャーする」などの課題が与えられ、動物を当ててもらいます。当たれば、当てた人と共に手札をなくすことができ、手札を一番最初になくした人の勝ちです。
コケコッコメー

空飛ぶじゅうたん(Fliegende Teppiche)
L.クチュケ作、2〜4人用、8歳以上、30分。
カードを実際に投げて目的地の上にたどり着くことを目指します。目的地カードが並べられ、順番にじゅうたんカードを投げ入れて、目的地カードの上に乗れば獲得できます。何枚か取られたら得点計算が起こり、目的地カードを多く獲得した人に得点が入ります。またゲーム終了時に獲得した目的地カードでボーナスがあります。失点になる目的地カードもあります。
空飛ぶじゅうたん

テントウムシ(Marienkäfer und so)
J.ミシェル作、2〜6人用、6歳以上、15分。
カードには3種類の昆虫がシルエットで描かれており、1匹に×印がついています。全員に1枚ずつ配られたカードの昆虫を探します。山札からめくって、×印の昆虫が前にめくられたことがあり、かつ残りの2匹のどちらかが自分が探しているカードだったら叩いて取ります。全員が山札をもって1枚ずつめくっていくバリアントルールもあります。
テントウムシ

Adlung-Spiele
シュピール’11新作情報

シュピール’11新作情報:フッフ&フレンズ

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フォルトゥナ(Fortuna)
M.リーネック、S.シュタドラー作、2〜4人用、10歳以上、60分。
ザ・ゲームマスター(オランダ)との共同制作。『大聖堂』のデザイナーコンビによる作品です。カエサルの治世のローマ帝国が舞台で、プレイヤーは地方の諸侯となってローマ中央を目指します。農業を工夫してたくさんの作物を作り、それを売って軍隊を雇ったり、神に捧げ物をしたりします。帝国の危機に活躍し、黄金のコイン、フォルトゥナを皇帝から授けられるのは誰でしょうか。
フォルトゥナ

タラット(Talat)
B.ホワイトヒル作、2〜3人用、9歳以上、33分。
プレイヤー人数分のボードを同時に使うアブストラクトゲーム。敵の駒を取り、敵陣に入ることを目指します。3つの形と3つの高さのコマを配置し、手番に1つだけ移動します。手番に動かせるのは1個だけなので、どれを優先するかほかのプレイヤーのボードにも注意を払わなければなりません。
タラット

積み木で作ろう(Was klotzt du?)
I.ブラント、M.ブラント作、3〜6人用、8歳以上、30〜45分。
チームに分かれ、お題の単語を積み木を並べていち早く当ててもらうパーティゲーム。砂時計で制限時間も決められています。積み木をたくさん使えば使うほど、得点が上がります。
積み木で当てよう

アルバ・ロンガアルバ・ロンガ(Alba Longa)
G.ジャン作、2〜5人用、12歳以上、90分。
クワインド・ゲームズ(オランダ)との共同制作。カナダ人のデザイナーによる作品で、フランスのボードゲームデザイナーコンクールで優勝しました。ローマなど5つの行政区を受け持ち、人口を増やしてモニュメントを作ります。ダイスロール、マネージメント、ワーカープレイスメントのミックスに、ほかの都市との戦争もあります。3つのバリアントルールを加えてプレイすることもできます。

ヤカリヤカリ・協力ゲーム(Yakari - Das kooperative Brettspiel)
A.ロベ、R.フラガ作、1〜6人用、6歳以上、20分。
インディアンの子供を主人公にしたTVアニメのゲーム。日が暮れる前に試練を果たして家に帰ることを目指します。ダイスで息を吹いて飛ばしたり、おはじきをしたり、投げたりといったアクションが指定され、砂時計が落ちる前に成功させなければなりません。

ヤカリ・カードゲーム(Yakari - Das Kartenspiel)
M.ペデルツォーリ作、2〜4人用、6歳以上、15分。
カードをめくって、全員同時にカードに合う色・模様・人数のお友達カードを探します。

ファウナ・コンパクト(Fauna Kompakt)
F.フリーゼ作、2〜8人用、8歳以上、20分。
2009年にドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『ファウナ』がポケットサイズになりました。170頭の動物カードが入っています。

Huch! & Friends
シュピール’11新作情報

香りの痕跡(Duftende Spuren)

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嗅覚を鍛える

香りの痕跡

12種類ある香水をかぎ分け、匂いを記憶するという尋常でないボードゲーム。20年前の作品で、ドイツゲーム賞8位に入賞している。説明書には「経年により香りが飛ぶことがある」と書かれていたが、保存状態がよかったおかげで濃厚な香りを楽しむことができた。

カフェの踊り子ファティマは、毎晩違う香水をつけてきて、その香水をかぎ分けられる王子を夫に選ぶという。街のあちこちで香水を探し、宮殿に行って昨晩の香水がどれだったか当ててこなければならない。3本先取。

まずカフェに黒い香水瓶が置かれ、その匂いを全員でかぐ。この時点でもう異常な雰囲気。手番になったら、ダイスを振り、王子コマを移動する。どこかの家に着いたら金の香水瓶を開けて匂いをチェック。うーん、同じような違うような……

あちこち回って、これだ!というのが見つかったら宮殿に向かう。ちょうどの数でないと入れないので手間取ることも。無事、宮殿に着いたら、探している香水の在り処を言う。黒の香水瓶と比べて、同じならゲット。違っていたらカフェに戻って1回休みとなる。

匂いを覚え、嗅ぎ分ける―そんな経験は普通しない。香水のにおいをいくつもかいでいるうち、もとの匂いがどんなのだったか分からなくなってくる。そこで「甘い」「気持ち悪い」「和風」などと形容してラベリングしてみた。慢性の鼻炎だという鴉さんはそれすら諦め、直感だより。そんな中で、くさのまさんが天性の嗅覚を発揮して連続正解。

そこで今度は、くさのまさんの動きに注目してみた。香水を嗅いでいるときの顔色を伺い、これだという顔をしたら先回りするという姑息な作戦。ガン見されたくさのまさんだったが、プレッシャーをはねのけて3本目を取り勝利。私は、お気に入りの「バラ」を当てるのが精一杯だった。

はじめは嗅ぎ分けができなくて途方に暮れるほどだったが、何回も嗅いでいるうちに不思議とその香り独特のイメージが湧くようになってきた。嗅覚が磨かれるというのもなかなか気持ちがよいものである。何の役に立つか分からないが。

Duftende Spuren
C.ハイドーン、J.ハイドーン/ハイドーンス
2〜5人用/10歳以上/75分
絶版・入手難

シュピール’11新作情報:イスタリ

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8月に日本語を含む多言語版が発売された『オリンポス』のメーカー、フランスです。

ケベック(Quebec)
P.ブードワン、P.ポワソン・マーキー作、2〜5人用、13歳以上、90分。
2007年のフランスのゲームデザインコンテストで優勝した作品です。カナダのスコーピオン・マスク社と共同で出版します。カナダのケベックを舞台に、4世紀にわたって建物を作ったり、労働者を配置したりして勝利点を競います。建物によって宗教、政治、商業、文化の4分野で影響力をつけ、また労働者でエリアの最大勢力を取ります。1つのエリアで決算が終わると、1位を取ったプレイヤーの労働者の半分が次のエリアに移動でき、また次のエリアで1位を取りやすくなります。この連鎖反応によって、陣取りがよりインタラクティブになります。
ケベック

オリンポス拡張:エクメネオリンポス拡張:エクメネ(Olympos: Oikoumene)
P.ケイエール作。新しい発見タイル、奇跡タイル、目標タイルが入っています。発見タイルは、薬やファランクスや建築技術などがあり、購入すると特殊能力が得られます。奇跡タイルは得点になり、目標タイルは最初に達成した人が得点を得ます。

Ystari Games
シュピール’11新作情報

シュピール’11新作情報:クワリ

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創業15周年を迎えたオランダのメーカーは、ずいぶんとタイムリーな作品を用意しています。

メルトダウン2020(Meltdown2020)
C.v.モーセル作、1〜5人用、8歳以上、40分。
2020年、原子力発電所が事故を起こし、周辺の住民が危険な状態になっています。プレイヤーはレスキュー隊となって、安全に住民を避難させなければなりません。しかし事態は刻一刻と変わっており、臨機応変な対応が求められます。
メルトダウン2020

チャンピオンズ2020(Champions2020)
C.v.モーセル作、2人用、10歳以上、50分。
2002年に発売されたフットサルのゲーム『ストリートサッカー』を、11人制のスタジアムサッカーにリメイクしました。ダイスで選手を移動してゴールを目指します。ファウルの判定とフリーキック、イエローカード、選手交代など本格的なルールが加わりました。
チャンピオンズ2020

モンドリアン2020(Mondriaan2020)
C.v.モーセル作、2人用、8歳以上、15分。
赤青黄色の色が合うようにタイルを置き、同じ色でつながっているタイル枚数だけ得点できます。手札の3枚は公開で、相手のタイルのパターンにも注意を払わなければなりません。
モンドリアン2020

ゴミ箱行きゴミ箱行き(Ab in die Tonne)
C.v.モーセル作、2〜5人用、5歳以上、20分。
全員がそれぞれゴミ箱を持ち、スタートプレイヤーと同じゴミを『バティーク』の要領で自分のゴミ箱に入れます。15個入れたらゲーム終了で、上にはみ出した分だけ失点になります。

Cwali
シュピール’11新作情報

シュピール’11新作情報:ホワイトゴブリンゲームズ

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アークライトが日本語版を制作した『ホテルサモア』のメーカー、オランダです。

シンガポール(Singapore)
P.ズィルフェスター作、3〜4人用、12歳以上、90分。
イギリスの植民地支配社T.ラッフルズは商人たちを新天地に招きました。プレイヤーはこの商人となって、交易所を大きな都市に成長させます。小さな都市とひとつの建物から、毎回土地を増やし、新しい建物を作り、通りにそって労働者を移動して資源を手に入れたり、交換したり、勝利点に変えたりします。闇市を使うとチップを引いて、黒が増えるとペナルティのリスクが上がります。
シンガポール

パニックステーション(Panic Station)
D.オスロー作、4〜6人用、10歳以上、40分。
政府によってエイリアン退治に送り出された隊員は、基地の中でエイリアンを見つけ出し、火炎放射器で倒します。協力してミッションに取り組みますが、その矢先、エイリアンが隊員に寄生し、裏切り者となります。誰が寄生されたのか分からないため、疑心暗鬼に陥ります。
パニックステーション

リボルバー(Revolver)
M.チャプリン作、2人用、12歳以上、90分。
西部を舞台に保安官とギャングに分かれ、カードを駆使して戦います。全員捕まえるのが先か、メキシコに逃げるのが先か、時間との勝負です。それぞれ別のデッキを使用し、銃撃戦が繰り広げられます。
リボルバー

ロストテンプルロストテンプル(Lost Temple)
B.ファイドゥッティ作、2〜8人用、10歳以上、40分。
探検家となって謎の寺院を目指すレースゲーム。『操り人形』と同じ職業選択システムで自分のコマを進め、最初にゴールに着いた人が勝者です。「職業を指定して、その職業を選んだ人は進めない」「宝石を2つ支払って次の寺院まで進む」「職業を指定して宝石を全て盗む」など、職業のタイプも『操り人形』をほぼ踏襲しています。

ドラゴンズゴールドドラゴンズゴールド(Dragon's Gold)
B.ファイドゥッティ作、3〜6人用、8歳以上、45分。
2001年にフランスのデカルト出版から発売された制限時間付き交渉ゲーム。みんなでカードを出しあってドラゴンを倒すのは簡単ですが、その後、制限時間内に獲物の宝石を配分しなければなりません。誰かがゴネたりして時間がなくなると、誰ももらえなくなってしまいます。新バリアント付き。

ラットゥス・アフリカヌスラットゥス・アフリカヌス(Rattus: Africanus)
H.ベルイ、A.ベルイ作、2〜6人用、10歳以上、45分。
ペストをテーマにしたボードゲーム『ラットゥス(ラッタス)』の拡張第2弾。北アフリカのボードが加わって広域化し、不思議な能力を持ったアラビア風のキャラクターが登場します。

White Goblin Games
シュピール’11新作情報

『なんてったってホノルル』日本語版発売

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ホビージャパンは本日、地理トリビアゲーム『なんてったってホノルル(Ausgerechnet Honolulu)』を発売した。2〜6人用、10歳以上、20分、2,100円。

ランダムに登場する都市名を、東西南北に並べるドイツのカードゲーム。2006年にアラカルト・カードゲーム賞を受賞した『なんてったってブクステフーデ』(ドイツ国内)、『なんてったってウプサラ』(ヨーロッパ)の全世界版となる。今月発売されるボードゲーム情報誌『アメージングテーブルゲーム』2号付録『なんてったってさいたま』(日本国内)の元ネタでもある。

中央に1枚の都市カードを置いてスタート、自分の番になったら1枚引いて、前に置かれたカードから東西南北のいずれかに並べていく。間違っていると思ったらコール。カードを裏返すと緯度・経度が書かれており、当たっていればチップをもらえる。アフリカや中央アジアなどで聞いたこともない都市名がどんどん出てくるので、知識以上に知ったかぶりの演技力がものをいう。普段ゲームを遊ばない人にも。

ホビージャパンゲームブログ:行こう、行こう、湯の国へ『なんてったってホノルル』

シュピール’11新作情報:チェコゲームズ出版

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ぶっとんだテーマと斬新なシステムの組み合わせの妙で注目を集めるチェコゲームズ出版。今年も見事なラインナップです。

ダンジョンペットダンジョンペット(Dungeon Petz)
V.フヴァーキル作、2〜4人用、12歳以上、90分。
『ダンジョンロード』の続編。インプのリーダーとなって、ダンジョンロードに気に入ってもらえそうなペットを飼育します。ペットといっても、魔法を知っていて、いたずら好きで、手に負えないモンスターばかり。同時にインプの数を出す独特のワーカープレイスメントでペットを育て、ペットのいろいろな要求にこたえたり、大会に出品して賞金を稼ぎます。

ピクトマニアピクトマニア(Pictomania)
V.フヴァーキル作、3〜6人用、9歳以上、45分。
「男」「女」「少年」「少女」「老人」「老女」「赤ちゃん」というように区別の難しいカードを渡され、その中から指定された絵を描きます。ほかの人もそれぞれ別のカードを渡され、同時に絵を描いています。先に描き終えて、ほかの人がどれを描いているか当てましょう。先に当たるほど得点も上がります。細かい部分を描いている暇はありません。

遺書遺言(Last Will)
V.スヒー作、2〜5人用、12歳以上、60分。
おじの遺言では、お金を一番最初に使いきった人に遺産を相続するとありました。そこで甥であるプレイヤーたちは、劇場や高級レストランに通ったり、中古不動産を高額で買って叩き売りしたり、パーティーをしたりボートを買ったりといった無駄遣いの競争を始めます。最初に所持金を使い切った人が勝者です。

ギャラクシートラッカー第2拡張(Galaxy Trucker - Die zweite Erweiterung)
V.フヴァーキル作、2〜5人用、10歳以上、90分。
リアルタイムで宇宙船を組み立てて航行するボードゲームに、2番目のビッグエクスパンションが出ます。宇宙船内にエイリアンが入り込み、船員を食べたり宇宙船を爆破したりします。

Czech Games Edition
シュピール’11新作情報

ボードゲームリサイクルCUBE、本日横浜にオープン

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中古ボードゲーム専門店の「ボードゲームリサイクルCUBE」が本日11時にオープンする。横浜駅みなみ西口より徒歩7分。火〜金曜13:00〜20:00、土日11:00〜20:00、月曜日、第2、第4日曜休(9日、10日は特別営業)。

詳細なレビューで知られる「ボードゲームCU部(キューブ)」のウサギこと内田哲史氏が開いたボードゲームリサイクルショップ。実店舗をもつ中古専門店としては国内初となる。

主に輸入ゲームを取り扱い、開店時には『ゴッズ・プレイグラウンド』6800円、『ストロングホールド』5900円、『インペリアル』5500円、『ケイラス』5200円、『ドミナントスピーシーズ』5200円、『カール大帝』4500円、『レーベンヘルツ』4500円、『メディナ』4200円、『ラー』3500円、『スルー・ジ・エイジズ』3300円、『楽しい動物園』3100円、『アトランティックスター』3000円、『メディチ』3000円、『大勝負』2600円、『タイムズスクエア』2400円、『王への請願』2000円、『エルフの玉座』1800円、『花火&生花』1500円、『トレンディ』1300円など120点を揃える。ラインナップと価格は全てホームページで、状態は店舗で確認可能。

買取、委託販売、通販も受け付ける。買取は直接持ち込みで、状態を確認してから買取額の提示・支払いを受ける。日本語ルールの有無、仕分け袋やカードスリーブに入っているもの、カードにシールが付いているものでも受け付けるが、欠品・欠損は程度により受け付けられないことがある。委託販売も同様の手続きで、出品価格は相談可能。委託料は、売れた場合のみ30%となっている。詳しくはホームページにて。

通販はメールで受け付ける。10月11日から。

絶版になるまでの時間が短くなり、「買わないで後悔するより買って後悔しろ」とまで言われるボードゲーム。中古市場が活性化することで、遊ばなくなったゲームが押入れに眠ったままでなく、そのゲームを待っている人の手元に届くことが期待される。

ボードゲームリサイクルCUBE
〒220-0005 横浜市西区南幸2-20-12 タイヨウビル304
TEL/FAX 045-548-4992

ヨコハマ経済新聞:横浜駅西口に日本初の「ボードゲーム」専門のリサイクルショップ

シュピール’11新作情報:ツォッホ

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今年のツォッホはほとんど情報が出ていませんが、イタリアのゲームサイトによると、イタリアのゲームが多く出版される模様です。

アクイレイア(Aquileia)
C.ドーロ作、3〜5人用、12歳以上、90分。
イタリアのゲーム賞「プレミオ・アルキメーデ(Premio Archimede)」受賞作品。ローマ帝国第2の都市で富を築きます。ワーカープレイスメントでカードやダイスを手に入れ、コロッセウムでグラディエーターを戦わせたり、馬車の競争をさせたりします。その賞金でさらに建物を作り、勝利点を集めます。
アウエリア

カリマンボ(Kalimambo)
A.スクリットーレ作、3〜7人用、8歳以上、20〜30分。
「プレミオ・アルキメーデ」5位入賞作品。狭い道を、サイに追いかけられながらカードを出して逃げまくるレースゲームです。

それ捕まえろ(Schnapp's)
C.A.ロッシ作、3〜8人用、9歳以上、30〜45分。
似たようなカードがテーブルに並べられて、説明を聞いて取るパーティーゲームです。協力の要素もあります。

Zoch-Verlag
シュピール’11新作情報

エパミノンダス(Epaminondas)

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ファランクス自由自在

エパミノンダス

縦横斜めに列を作って相手の陣営を陥れる2人用アブストラクトゲーム。1980年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品。コマを1つずつ動かすのではなく、まとめて列を組んで一気に動かすのでダイナミックである。

自分の番には、単独のコマか、コマの列(「ファランクス」)を1つ動かすことができる。コマは八方向に1マス、ファランクスはコマの数まで。斜めに3個並んだファランクスなら、斜めに3マスまで進める。

ファランクスの組織は自由。コマを一箇所にまとめておけば、そこから縦横斜め自由自在にファランクスを組んで出撃できる。移動先で集結してまた別のファランクスに組み直してもよい。でも一箇所に集めすぎると、ほかのエリアが手薄になるというジレンマがある。

相手のコマを取るには、相手よりコマの数が多いファランクスを組まなければならない。大きなファランクスを作ったほうが有利だが、ファランクスのコマ数はあくまでも同じ列で比べるので、わきから攻められるともろい。

敵陣の1列目にあるコマの数が、相手を上回った状態で、相手が次の手番でタイに戻せなければ勝ち。

1戦目はぽちょむきんすたーさんが強大な2列のファランクスを組み、私はそれを斜めから分断する作戦。1回は切ったものの、再結集されて負けた。2戦目はくさのまさん対ぽちょむきんすたーさん。各地で小競り合いが続いたが、少しずつ戦力を奪ったぽちょむきんすたーさんの2連勝。

大きいファランクスが一気に動くのがダイナミックで面白い。斜めのファランクスなど奇手で大きなファランクスを分断したときは気持ちよかった。2人用アブストラクトは苦手だが、このゲームはクリエイティブな手があれこれ考えられるのがよい。

Epaminondas
R.アボット/ビューテホルン(1979年)
2人用/10歳以上/20分
絶版・入手難

『タケノコ』日本語版、11月中旬発売

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タケノコホビージャパンは11月中旬、A.ボザの新作ボードゲーム『タケノコ(Takenoko)』日本語版を発売する。2〜4人用、13歳以上、45分、5,250円。

今年のボードゲーム賞を総なめにしている『世界の七不思議』のデザイナー、A.ボザの作品で、フランスのマタゴー社から昨年の秋に発売される予定だったが、延期されてようやく今秋発売となった。

舞台は日本。中国の皇帝から日本の帝に、パンダが贈られた。プレイヤーは臣下となって、パンダの世話をしなければならない。土地を耕し、灌漑し、庭師の手を借りて3種類の竹(緑、黄、桃)を育てる。柔らかくおいしい竹を求めるパンダの食欲は猛烈で、これに応えるのは至難の業。繊細なパンダに竹を与え、土地をうまく管理し、理想的な竹林を作り上げた人が勝利する。

パンダと庭師の彩色済みフィギュアや、節ごとに分かれている積み重ね式の竹のコマなど、コンポーネントも美しい。

Editions du Matagot:Takenoko
タケノコ(コンポーネント)

シュピール’11新作情報:ヤポンブランド

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日本から6年連続の出展となるヤポンブランド。例年、ゲームマーケットの新作を中心に出展して話題を呼んでいます。今年はアークライトが参加し、幅が広がりました。

ひも電・輸送編(String Railway -Transport-)
林尚志 作、2〜5人用、10歳以上、30〜75分。
ひもをレールに見立ててテーブルに配置する異色の鉄道ゲーム第2弾。貨物を運ぶという要素が加わって戦略的な要素が深まりました。→ホームページ

未確認生物テレビ(Cryptids TV)
藤原快 作、3〜8人用、10歳以上、20〜40分。
ランダムに配られる変な生物のイラストを、お題に従って臨機応変にTVリポートするコミュニケーションゲーム。みんなの投票で、一番のリポーターを決めます。→ホームページ

大商人(Master Merchant)
カナイ セイジ 作、3〜4人用、10歳以上、15分。
商家につかえる奉公人となり、わずかなお金をやりくりして、用心棒、忍び、奉行などの協力をとりつけます。「おおあきんど」としてお店を出すことを目指します。→ホームページ

キングスプレート(Kings Plate)
金子宙生 作、2人用、12歳以上、15分。
チェスとポーカーを合わせて、TCG風のテイストを加えた2人用対戦型カードゲーム。オリジナルソリティアや、2〜4人で遊べるチェス風のルールもあります。→ホームページ

シェイクスピアカルタ(Shakespeare Carduta)
吉見あや子 編、3〜6人用、7歳以上、15分。
シェイクスピアの劇中のセリフと、その劇に関連した絵でカルタ取りをします。読み上げCDつきで、ランダム再生すれば読み手なしで遊ぶことができます。→ホームページ

エンドブレイカー!SCG(EndBreaker! SCG Build&Break)
安田均&河端ジュン一 作、2〜4人用、8歳以上、40〜60分。グループSNEによるTRPGをもとにしたデッキ構築ゲームです。第1弾と第2弾「アマツカグラ」まで発売されます。→ホームページ

ダイナマイトナース・リターンズ(Dynamite Nurse Returns!)
吉澤淳郎 作、3〜5人用、16歳以上、40〜60分。次々と運ばれてくる患者を治療したりたらい回しにしたりする往年の名作をデッキ構築ゲームで再現。日本では8月に発売されたばかりの新作です。→ホームページ

くにとりっ!天下は萌えているか(Tenka -Is the world on fire?-)
鈴木銀一郎 作、2〜6人用、16歳以上、30〜60分。戦国時代を描いたデッキ構築ゲームの第2弾です。→ホームページ

くにとりっ!外伝 決戦萌ヶ原(Kessen -The Battle of Moegahara-)
鈴木銀一郎 作、2,4,6人用、16歳以上、30〜60分。戦国時代を描いたデッキ構築ゲームの第3弾で、チーム対戦を行います。→ホームページ

ブランノワール(Blanc Noir)
窪内直樹 作、2〜6人用、16歳以上、30〜60分。クエストを達成して手札をいち早くなくすパーティーゲーム。→ホームページ

あいどるプロジェクト(Idol Project)
工藤雅之 作、3〜5人用、16歳以上、60分。芸能事務所を経営してアイドルを雇い、ドーム公演をめざすカードゲーム。→ホームページ

けもぱに(Kamomimi Panic)
工藤雅之 作、4〜8人用、16歳以上、30〜60分。皆の中に紛れ込み、夜に盗みを働く怪盗を見つけ出す人狼系ゲーム。→ホームページ

Japon Brand:Games Exhibited in SPIEL '11
シュピール’11新作情報

グラフ・ルード2011に『ロバの橋』

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グラフ・ルード9月30日、ライプチヒのホビー祭にて、ボードゲームの優れたイラストに贈られるグラフ・ルード(Graf Ludo)が発表され、『ロバの橋(Eselbrücke)』のM.メンツェル氏と、『きかんしゃのぼうけん(Voll in Fahrt)』のA.ユング氏が受賞した。

グラフ・ルードは、ボードゲームの箱絵やコンポーネントの見栄えを、メディア関係者、芸術家、子供を含むボードゲームファンが投票で評価する異色の賞。ファミリーゲーム3点とキッズゲーム3点がノミネートされ、それぞれ大賞が選ばれ、1000ユーロ(10万円)の賞金が贈られる。主催しているのは家族を中心とした生活環境を増進するカール・キューベル基金。

2009年はM.ホフマン、C.シュテファン、M.A.スズキ(『ボニーとクライド』)とG.ズィルヴァイラ(『オオカミと七匹の子ヤギ』)、2010年はO.シュレンマー(『フレスコ』)とR.フォークト(『ヴァンパイアの夜』)の各氏が受賞している。

Graf Ludo:Gewinner des GRAF LUDO 2011: “Voll in Fahrt” und “Eselsbrücke”
メビウスゲームズ:ロバの橋
たっくんのボードゲーム日記:きかんしゃのぼうけん

シュピール’11新作情報:ラベンスバーガー/アレア

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カーサ・グランデ(Casa Grande)
G.ブルクハルト作、2〜4人用、8歳以上、30〜45分。
自分のエリアを確保して建物を建設します。建物の上に屋根をのせて、さらに上の階を作っていきます。屋根をのせるとき、ほかのプレイヤーの建物を使ってもかまいません。そうすることで、両者に利益が入ります。屋根の形はさまざまで、同じ階のどの建物で使うかよく考えて置かなければなりません。最も豪華な建物を作った人が勝者です。どんどん高くなっていく立体の建物が見ものです。
カーサ・グランデ

電子ラビリンス(Das Elektronik Labyrinth)
M.J.コッバート、R.クニツィア作、2〜4人用、8歳以上、45分。
悪い魔法使いによってラビリンスに閉じ込められた魔法使いを助け出し、悪い魔法使いを倒します。魔法の本からは、ラビリンスの住人たちの声を聞くことができ、魔法の宝石のありかや、悪い魔法使いを倒す方法を教えてもらえます(『誰だったでしょう?』と同じく、ドイツ語でしゃべります)。
電子ラビリンス

11アウト!マスター11アウト!マスター(Elfer raus! Master)
W.クラマー作、2〜6人用、8歳以上、30分。
カード配置ゲームの古典を、巨匠がリメイクしました。7並べのようにカードを場に並べて早く手札をなくすことを目指しますが、特殊カードが入り勝敗は最後の1枚まで分かりません。

スコットランドヤード・スイス(Scotland Yard Schweiz)
2〜6人用、10歳以上、45分。
ミスターXがスイスに逃げ込みました。スキーを使ってアルプスの山にも逃げこむミスターXを、うまく捕まえることができるでしょうか。
スコットランドヤード・スイス

プエルトリコ10周年記念盤(Puerto Rico Jubiläumsedition)
A.ザイファルト作、2〜5人用、12歳以上、60〜90分。
今なお高い評価を保ち、世界中で25万セット販売された傑作の発売10周年を記念して豪華版が作られます。これまでの拡張2つが入り、イラストも全て新しくなりました。コインは金属製、建物タイルは厚手でイラストが入っています。65ユーロ。
プエルトリコ10周年記念盤

Ravensburger
シュピール’11新作情報

オランダゲーム賞2011に『ハンザ・テウトニカ』

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先月、ノミネートが発表されていたオランダゲーム賞の投票が終了し、結果が発表された。オランダ、ベルギーから1,043名の愛好者が投票した結果は以下の通り。

1位の『ハンザ・テウトニカ』は、中世の北ドイツを舞台に、豪商となって交易能力を上げ、商館を建てて都市をつなぎ、名声を高めるボードゲーム。2009年にドイツのアルゲントゥム出版から発売され、今年度にオランダ語版が発売されていた。

受賞全投票者の6割が投票し、2位の『世界の七不思議』を500ポイント以上差をつけての圧倒的な人気。ここまで主なフリーク向けの賞を総なめしている『世界の七不思議』が後塵を拝するのは珍しい。ちなみに昨年の1位は『電力会社』。

受賞した『ハンザ・テウトニカ』は11月19日にアメルスフォールトで行われるドゥコシム・ボードゲーム祭にて表彰される。

【オランダゲーム賞2011】
1位:ハンザ・テウトニカ(999ゲームズ)
2位:世界の七不思議(レポス)
3位:禁断の島(ホワイトゴブリン)
4位:ウィザード(999ゲームズ)
5位:インペリアル2030(ザ・ゲームマスター)
6位:K2(ホワイトゴブリン)
7位:リノ(Lino/ジョーコ)
8位:太陽、海、そして砂(クワリ)

Nederlandse Spellenprijs:Verkiezing 2011
ボードゲームショップ検索:ハンザ・テウトニカ

シュピール’11新作情報:クイーンゲームズ

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『ランカスター』がエキスパートゲーム大賞にノミネートしたクイーンゲームズの今年のラインナップは、有名デザイナーを投入して気合が入っています。

キングダム・ビルダー(Kingdom Builder)
D.X.ヴァッカリーノ作、2〜4人用、8歳以上、45分。
『ドミニオン』作者がデザインしたボードゲーム。森林や山地など様々な地形のヘックスに、村を作って王国を築きます。手番には地形カードを出して、指示された地形に村を作ります。ほかの村に隣接して村を作れば、追加アクションができます。手元の3枚のカードに指示された条件(海岸にある村、あるエリアで一番多いなど)で、ゲーム終了時に最も多く黄金を手に入れたプレイヤーの勝利です。バリアブルボードに、収入条件カード、追加アクションカードが毎回変わる仕掛けです。
キングダム・ビルダー

カステッリ(Castelli)
G.ブルクハルト作、2〜4人用、10歳以上、45分。
イタリアの領主たちが城の建設を競います。ボードは方眼になっており、資材の取れるタイルと建設スペースが交互に配置されています。毎手番、1枚ずつタイルをめくり、回転させることで、隣接する建物によりどのプレイヤーがどの資材を取れるかが決まります。このようにして手に入れた資材で城を建設し、勝利点を競います。拡張セットが2つ、同梱されています。
カステッリ

スパルタ(Sparta)
Y.ホルトカンプ作、2人用、10歳以上、30分。
アテネとスパルタの戦いを描いたアブストラクトゲーム。現在14歳のデザイナーが12歳のときに制作したという作品です。
スパルタ

ドイツ鉄道(German Railways)
H.ウー作、3〜5人用、12歳以上、90分。
2008年にウィンサムゲームズから発売された『プロイセン東鉄道(Preußische Ostbahn)』のリメイクです。クイーンゲームズでは、この作品を皮切りに「アイアンホースコレクション」と銘打って、シリーズ化していきます。

ランカスター:新法律(Lancaster: Die neuen Gesetze)
M.クラマー、W.パニング作、2〜5人用、10歳以上、60分。
『ランカスター』の拡張で、プレイヤーが投票する新しい法律が18入っています。基本セットの法律と入れ替えてプレイします。

アルハンブラ・カードゲーム:ベルギー(Alhambra - Das Kartenspiel: Sonderedition Belgien)
アルハンブラカードゲームのイラストをベルギーの街並みに変えました。小便小僧などが登場します。

Queen Games
シュピール’11新作情報

シュピール’11新作情報:ハンス・イム・グリュック

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エッセンといえばハンス、ハンスといえばエッセン。ドイツゲームの牽引役ハンス・イム・グリュック社は、今年もフリーク好みのラインナップを用意しています。

ドミニオン:異郷ドミニオン:異郷(Dominion: Hinterlands)
広い世界に目を向け、未開の異郷に領地を伸ばします。そこは食文化も、着ている服も、交換の仕方も違う世界が待っています。『ドミニオン』6番目の拡張は、26種類の王国カードが入っており、メインテーマは「入手するとすぐに発動する」というものです。
ホビージャパンから日本語版の発売が予定されています。

ハワイハワイ(Hawaii)
G.デーグル作、2〜5人用、10歳以上、75分。
ハワイの村づくりゲーム。どんどん高まる住民の需要にこたえて資源を用意し、数々の難題に取り組みます。ビーチでのんびりフラダンスなど見ている暇はありません。5ラウンドで最もよい村を作った人が勝者です。

ストーンエイジ拡張ストーンエイジ:スタイルがゴール(Stone Age: Mit Stil zum Ziel)
B.ブルンホファー作、2〜5人用、10歳以上、75分。
2008年に発売されたワーカープレイスメント&ダイスロールゲームの拡張。先史時代のプレイヤーは、小屋の作り方と狩りの仕方を覚え、今度は見かけにもこだわるようになりました。原材料を宝石や装飾品にして着飾ります。また、シュピールボックス誌の付録になった小屋タイルが同梱されるほか、5人までプレイできるようになります。

ドミニオン+カルカソンヌ拡張(Dominion+Carcassonne Erweiterung)
ミニ拡張セットが3ユーロで販売されます。

Hans im Glück
シュピール’11新作情報

ククカード、11月再版

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グランペールは11月上旬、ヨーロッパの伝統ゲームを現代日本に再現した人気パーティゲーム『ククカード』を再版し、アークライトから発売する。2〜15人用、12歳以上、30〜60分、得点チップ同梱で1,680円。

『クク』はたった1枚ずつ配られるカードの強弱を予想しながら、となりの人とカードの交換(カンビオ)を行う。すべてのプレイヤーの中で一番弱いカードを持っている人が負けになるが、カードの効果で思わぬどんでん返しも起こる。シンプルかつエキサイティングな生き残りカードゲームだ。

ほかに『キッレ』『トリオンフォ』といった遊びを楽しむこともできる。得点用チップ(紙製)は、DX版に引き続いて同梱されたが、価格はぐんと抑えて手に取りやすくなっている。

play:game評価コメント:ククカード

スポットイット!(Spot it!)

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スポットイット!見つからない!

同じイラストを探すリアルタイムカードゲーム。アメリカのブルーオレンジゲームズから発売され、ほどなくしてアスモデー出版から「ドブル(Dobble)」というタイトルでメジャーデビューした。5つのルールが入っており、そのどれもがエキサイティングである。

丸いカードが55枚。カードには大小さまざまなイラストが描いてあるが、どのカードでも、2枚を比べれば必ず1つだけ同じイラストがあるというのが特徴。これには感心する。5つのルールに共通して、カードを出すときには共通するイラストの名前をいって出すということになっている。

例えば『ワードバスケット』式の。共通するイラストの名前を言って中央にカードを出し、いち早く手札をなくすことを目指す。ほかにも、カードを1枚ずつ一斉に出し、共通するイラストの名前を言って相手に押し付ける「ホットポテト」など、シンプルなルールで熱いゲームが楽しめる。

イラストは大小が異なるので見つけにくく、見つかってもその名前を言うのにワンテンポかかるのが面白い。すぐに見つかることもあればじりじりした沈黙が続くことも。タナカマさんやシミーズさんらとプレイしてあまりの盛り上がりに、全ゲームを遊ぶほどだった。

Spot it!(Dobble)
D.ブランショ(Denis Blanchot)、G.ジル・ネーヴズ(Guillaume Gille-Naves)、I.プルーチン(Igor Polouchine)/ブルーオレンジゲームズ(2009年)ーアスモデ出版(2010年)
2〜8人用/ 7歳以上/20分
テンデイズゲームズ:スポットイット!
スポットイット!

自宅ゲーム会

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ルールの翻訳でいっぱいいっぱいだった9月。カレンダーをめくったら、ぽっかりと予定が空いていることが分かってゲーム会を開くことにした。急な連絡にもかかわらず、tomokさん、くさのまさん、鴉さんにお越しいただいて、4人ゲームをじっくりと遊ぶ。

ハムスター大相撲(Sumo Ham Slam)
ぼってりした体型のハムスターを、下から磁石で動かすアメリカのアクション相撲ゲーム。ダイスロールで「食べる」「稽古」「本番」を選び、口からペレットを入れて重くしていくという成長の要素もある。倒れそうで倒れないかと思えば、いきなりコロコロと転んでしまうハムスターのコミカルぶりが可愛て笑えた。引き落としなどの高度な技を繰り出したくさのまさん勝利。(Gamewright, 2010)

ポーション作りの練習(Potion-Making: Practice)
ドラゴンの牙やマンドレークの根っこなどの材料から、ポーションやタリスマンを作るロシアのカードゲーム。できあがったポーションでさらに上位の薬を作っていけるので、手札を見て計画的に作っていく必要がある。終始リードしていたくさのまさんが、最後にすごい薬を作って逃げきり。私は最高のタリスマンとエリクシールを作ったが及ばなかった。(RightGames, 2005)

レオナルドの謎(The Enigma of Leonardo)
レオナルドのスケッチを縦横に並べてカードを集めるロシアのカードゲーム。カードは左どなりのプレイヤーに流れるので、適宜妨害しつつカードを揃えることになる。妨害のつもりが絶好のカードを渡してしまうことも。tomokさんが一挙に2パターン揃える快挙で1位。(RightGames, 2007)

パンティーレイダー(Panty Raider)
女子寮に忍び込んで下着を盗んでくるという、変態なテーマのカードゲーム。装備や師匠でポイントを上げ、ときには相棒と組んで難易度の高い下着を落とす。ほかのプレイヤーの泥棒を妨害できるカードもあって、終盤は誰が上がるか分からないエキサイティングな展開となった。鴉さんが、妨害をくぐりぬけて勝利。私はダイスの目がとことんダメでことごとく失敗に終わった。(Mindsoon, 2010)

ドロイド(Droids)
ロボットの動きをプロットして、さまざまなミッションを遂行するフランスのボードゲーム。プロットは移動のほかに、ものを運ぶ、撃つ、ほかのロボットを動かすなどのプログラムがあり、タイルを置いた列でしか発動しない。シナリオが7つあり、今回は1つ目の生き残り戦。プロット段階から公開なので、相手の動きに応じて先の先を読まなければならない。うっかりくさのまさんの射程圏内に入ってしまった私が撃たれて終わり。(Eurogames, 1991)

いい匂いの足あと(Duftende Spuren)
12種類の香水を鼻でかいで記憶し、指定された香水と同じものを探すゲーム。ドイツゲーム賞8位。『ザーガランド』のように、ダイスで移動して同じ香水を探し、ゴールで答え合わせをするが、記憶できるのは匂いだけ。これは全くほかにない感覚のゲームだった。くさのまさんが天才的な嗅ぎ分けで1位。私はくさのまさんの顔色を見ながら推理していたが1本当てるに留まった。鴉さんは鼻炎のため直感プレイだったが0本。(Heidorns, 1991)

『ルーンエイジ』『傭兵隊長』日本語版、近日発売

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アークライトは、ファンタジーフライト社初のデッキ構築ゲーム『ルーンエイジ(Rune Age)』日本語版を10月29日に、フランスの名作ボードゲーム『傭兵隊長(Condottiere)』日本語版を11月上旬に発売する。

ルーンエイジ『ルーンエイジ(Rune Age)』は、今年発売されたばかりの新作で、ファンタジーフライト社(アメリカ)初のデッキ構築ゲーム。ボードゲーム『ルーンバウンド』の世界を舞台に、4つの部族の中のひとつを率い、様々なバトルを繰り広げる。プレイするシナリオによって、協力ゲーム・競争・ソロプレイに変わるのが特徴だ。2〜4人用、13歳以上、20〜60分、3,150円。

ルーンエイジ

傭兵隊長『傭兵隊長(Condottiere)』は、オイロゲームズ・デカルト(フランス)から1995年に発売され、その後ファンタジーフライト社から2007年に再版された名作陣取りゲーム。プレイヤーは傭兵隊長となり、数字カード特殊カードを使って、イタリアの小国を争う。手札の補充が限られているので、使いすぎると不利になってしまう。自分の手札を見ながら相手の手札を推し量り、最小限の戦力で勝つ駆け引きのぶつかり合いが楽しめる。2〜6人用、12歳以上、30〜45分、2,520円。→当サイトのレポート

傭兵隊長

アークライトゲームズ:海外ゲーム日本語版

アンケート:今年になってから

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Q.52:今年になってからボードゲームにはまった人が…(2011年9月)

A.知り合いにいる 71票(39%)
B.知り合いにいない 86票(47%)
C.自分がそうです 26票(14%)

水道橋のボードゲーム専門店メビウスゲームズでは、今年の前半で昨年1年分の販売個数(売上ではなく)に達したといいます。またゲームマーケットは昨年の参加者から3割増の3000人に達しました。震災による節電でマスコミが盛んに取り上げたこともあって、今年になってから愛好者が急増したようです。

このアンケートでも、今年になってから身の回りにボードゲームにはまった人がいるという方が、自分自身を含めて半数を超えるという結果になり、愛好者の急増が裏付けられたかたちです。

『ワードバスケット』などのライトなカードゲームが好まれているようですが、その中の一部が、専門店や通販でしか手に入らないようなものまで手を伸ばし、しっかりはまってくれることを願ってやみません。

10月のアンケートは『世界の七不思議』についてです。昨年の今月、エッセン国際ゲーム祭で発売されて1年が経ちました。その間、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞、ドイツゲーム賞、アラカルト・カードゲーム賞、国際ゲーマーズ賞などの主なゲーム賞を総なめし、多言語版、日本語版と発売された今一番ホットなゲームです。このゲームを所有しているか、遊んだことがあるかをお尋ねします。

ちなみに管理人は、遊んで面白かったので購入したけれども、購入したものは未開封という状態です(よくあります)。

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