2011年11月アーカイブ

アグリコラ世界選手権、デンマーク代表が優勝

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今月19日、ウィーン・ボードゲーム祭(オーストリア)の会期中にアグリコラ世界選手権が行われ、デンマーク代表のR.ダム(Rasmus Damm)氏が優勝した。日本でも9月に日本選手権が行われたが、代表は不参加となった。

今回は14カ国がエントリー。世界選手権には各国4人まで代表が参加でき、37名が参加した。大会のために作られた「世界選手権デッキ」(未発売、英語かドイツ語)23枚から7枚を選び、手札とした。順位別にテーブルを組み直すスイス方式。

優勝したダム氏は3戦全勝。2位はチェコ、3位と4位はハンガリー代表。参加したのはオーストリア、スペイン、ドイツ、イタリア、ベルギー、フランス、スロバキア、スイス、チェコ、デンマーク、ロシア、ポーランド、ハンガリーの13カ国で、日本が不参加だったアジアだけでなく、英語圏からであるイギリスやアメリカからも参加がなかった。言語依存が強く、時間のかかるゲームだけに、エッセン国際ゲーム祭で世界選手権が行われた『ドミニオン』や『カルカソンヌ』のような市民権を得るかは不明だ。

Lookout Games:Rasmus Damm ist Agricola-Weltmeister!

名古屋にゲームスペースオープン

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今月23日、名古屋市中村区にボードゲーム・カードゲームのプレイスペース「テーブルゲームほわっとぷれい」がオープンした。東山線岩塚駅徒歩約7分、火・水曜日17:00〜21:00、木〜日曜・祝祭日14:00〜21:00、月休。

生パスタと手作りケーキのカフェ「ハートビートカフェ」の2階が店舗。入門ゲームからマニア向けまで世界各国のゲームを数千種類(全て置くことはできないので適宜入れ替え)準備しており、手ぶらで行き、自由に借りて遊ぶことができる。料金は1時間400円から。物販は今のところない。

ハートビートカフェは、2007年にオープンし、これまでも毎月ゲーム会が行われていたが、このたび、毎日遊べるようになる。両店舗が営業時間中は自由に行き来できるので、食事を楽しんでからまた遊ぶこともできる。

11月3日にプレオープンしたときには、満員になるほどの愛好者がつめかけたという。今後はクリスマス企画、メンバー募集掲示板、インスト研究会、人気ゲームの発表など新しい試みを行なっていく予定だ。

なお、同じ名古屋市内にあるボードゲームゲーム専門店「ゲームストアバネスト」からは、名城線と東山線を乗り継いで約40分。名古屋ボードゲームめぐりはいかが。

〒453-0851
名古屋市中村区畑江通7-8-1だぶるビート2F
TEL:052-414-4666

テーブルゲームほわっとぷれい

奈良のカフェでボードゲーム展

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12月2日(金)から14日(水)まで、奈良のカフェSankaku(近鉄奈良駅徒歩7分)にて、「奈良がゲームになっちゃっ展 〜710(なんと)いう古都(こと)でshow〜」が開かれる。11:00〜19:00(最終日〜18:00)。 

展示を行うのは『ヒットマンガ』など異色の作品を制作しているTANSANFABRIK(タンサンファブリーク、京都)。「もし奈良がゲームだったら?」というテーマで、奈良の歴史、風土、名産、観光などをふんだんに使用したボードゲームを出展する。

10日(土)と11日(日)には、ワークショップ「紙と鉛筆でゲームを作ってあそんでみよう!」が開かれる。いずれも15:00〜、参加費1000円(ワンドリンク付き)。

タンサンファブリーク:奈良がゲームになっちゃっ展「710いう古都でShow」のお知らせ
sankaku:これからの展覧会

ゲームマーケット2011秋、盛会に

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27日(日)、国内最大規模のボードゲーム即売会「ゲームマーケット2011秋」が浅草・東京都立産業貿易センター(台東館)で行われた。

昨年まで秋に行われていたテーブルゲームフェスティバル(TGF)から名称を変更し、6月に行われた「ゲームマーケット2011春」に続いて年2回となった今回。出展者は過去最高の146団体、参加者は春と同規模の3000人となった。昨年のTGFは1500人だったので、参加者が2倍に膨らんだことになる。

春のゲームマーケットに向けた試作品のテストプレイが中心だったTGFと比べ、購入できる新作が多く並んだことや、輸入代理店・ボードゲーム専門店が10月のエッセン国際ゲーム祭で発表されたばかりの新作を発売したことも参加者増につながったようだ。

またNHKが取材に訪れ、NHK総合テレビ11月30日(水)16:50〜18:00(近畿地方を除く)の「ゆうどきネットワーク」に「なぜ人気?ボードゲーム(仮)」という10分ほどのコーナーで放映されるという。

次回のゲームマーケットは3月4日(日)大阪にて。その次は5月13日に浅草にて行われる。

新作が多く発表されたことを受けて、当サイトで春に行なっている新作評価アンケートを実施する予定です。1ヶ月ほどの期間を設けますので、ひと通り遊んでからご回答下さい。

Game Market 2011
ふうかのボードゲーム日記:ゲームマーケット2011秋に行ってきた
The Board Game Laboratory Blog:ゲームマーケット2011秋 報告
元祖〇一堂:ゲームマーケット2011秋に行ってきたよ!

『タケノコ』日本語版発売

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ホビージャパンは11月26日、A.ボザの新作ボードゲーム『タケノコ(Takenoko)』日本語版を発売した。2〜4人用、13歳以上、45分、5,250円。

今年のボードゲーム賞を総なめにしている『世界の七不思議』のデザイナー、A.ボザの作品。独英仏蘭西の多言語版で発売され、外国語版が単独で発売されたのは日本のみとなっている。

舞台は日本。中国の皇帝から日本の帝に、パンダが贈られた。プレイヤーは臣下となって、パンダの世話をしなければならない。土地を耕し、灌漑し、庭師の手を借りて3種類の竹(緑、黄、桃)を育てる。柔らかくおいしい竹を求めるパンダの食欲は猛烈で、これに応えるのは至難の業。繊細なパンダに竹を与え、土地をうまく管理し、理想的な竹林を作り上げた人が勝利する。

パンダと庭師の彩色済みフィギュアや、節ごとに分かれている積み重ね式の竹のコマなど、コンポーネントも美しい。

アナログゲーム売れ筋に『カタンの開拓者たち』

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本日の朝日新聞の別冊「be on Saturday」にアナログゲームのランキングが掲載された。「beランキング」のページにある売れ筋拝見コーナーで、10月の東急ハンズ全店の売上数によるランキング。

東日本大震災後、家族や身近な人との絆を大切にしたいという志向が強まり、ブライダル関連産業が活況を呈し、鍋やこたつなど家族みんなで使うグッズが売れている。さらに「節電」の要素も加わり、アナログゲームは改めて勝ちが見直されているという。

ランキング1位は『UNO』、以下『ジェンガ』、『番犬ガオガオ』、『黒ひげ危機一発』と続いて5位に『カタンの開拓者たち携帯キャリーケース版』がランクイン。6位が『マグネットオセロ』、7位が『ツイスター』だから、決してメジャーではない『カタンの開拓者たち』の健闘ぶりが伺える。ボードゲームなのに、カードゲーム並みの価格で買えるのも売上数アップにつながったと見られる。

朝日新聞beランキングは、昨年の12月に「わたしの好きなボードゲームランキング」を行なっており、そのときの1位は『オセロ』だった。

ゲームマーケット2011秋:新作輸入ゲーム

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今年初めてとなる秋のゲームマーケット(東京・浅草)いよいよ明日と迫った。前日に新作輸入ゲームをまとめてみた。

エッセン国際ゲーム祭「シュピール」からわずか1ヶ月となるこの時期、新作ゲームを間に合わせるのは至難の業。しかし日本の輸入代理店・ボードゲーム専門店は長年のノウハウと熱意でいくつかを間に合わせることに成功している。

先日お知らせした新作リストと同様、品数が十分でないものも多いので、開場したらどこに行くかよく計画を立てておこう。

【ゲームマーケット2011秋:新作輸入ゲーム】(一部不確定情報も含む)

メビウスゲームズ(01)
・キングダムビルダー(Kingdom Builder / クイーンゲームズ)?円
・リオドロ(Die Brücke am Rio D'Oro / アミーゴ)?円
・ブーレイ(Booray / ウィニングムーブズ)?円
・二次元ポーカー(Poker Carre / ウィニングムーブズ)?円
・カラフルミミズ(Da ist der Wurm drin / ツォッホ)?円
・プリンチパート(Principato / エッガートシュピーレ)4200円
・トリッキービッド(Tricky Bid / ウィニングムーブズ)1500円

ホビージャパン(05)
・タケノコ(Takenoko / マタゴー)5250円
・ダークミニオンズ(Dark Minions / ズィーマンゲームズ)?円
・ケベック(Quebec / イスタリ)7350円
・チケットトゥライド・アジア(Ticket to Ride Asia / デイズ・オブ・ワンダー)3780円
・パレンケ(Palenque / ズィーマンゲームズ)6930円
・アンダーマイニング(Undermining / ズィーマンゲームズ)5880円
・忍者刀(Ninjato / ズィーマンゲームズ)6930円
・大噴火(Eruption / ストラタスゲームズ)5880円
・ザヴァンドールのノーム(The Gnomes of Zavandor / ルックアウトゲームズ) 6300円
・トロワ(Troys / パールゲームズ)6930円
・竜の議会(A Conclave of Wyrms / ズィーマンゲームズ)2100円
・アルバ・ロンガ(Alba Longa / QWG)6300円
・トラヤヌス(Trajan / アンモナイトゲームズ)6300円
・カラヤのスルタン(Sultans of Karaya / MJゲームズ)1680円
・ヴィジア(Vizia / MJゲームズ)1680円

伊藤商会(10)
・トゥレグ(Tuareg / アドルング)?円
・コケコッコメー(Kikerikimäh!? / アドルング)?円
・空飛ぶじゅうたん(Fliegende Teppiche / アドルング)?円
・テントウムシ(Marienkäfer und so / アドルング)?円
・ヒロイカシリーズ(Heroica / レゴ)
・レイルズ・オブ・ニューイングランド(Rails of New England / リオグランデ)?円
・エレミニス(Eleminis / スマイリーポップ)?円
・シティー・スクエア・オフ(City Square Off / ゲームライト)?円
・アドルング・ランド(Adlungland / アドルング)?円

テンデイズゲームズ(18)
・リサイクル(LIXO? / メサボードゲームズ) 2000円
・パックス(PAX / アイロンゲームズ) 2100円
・ペルガメムノン(Pergamemnon / アイロンゲームズ) 2100円
・モンキービジネス(Monkey Business / ギガントスコープ) 2300円
・バヌアツ(Vanuatu / クロックニックドゥイル出版) 6500円
・ブルーライオン(The Blue Lion / ジャクトアレア) 1500円
・ペロポネソス(Peloponnes / アイロンゲームズ) 5200円
・ドラコ(Drako / レベル・ポーランド) 3800円
・51番目の州:新世紀(The New Era / ポータル) 4300円
・K2:拡張ブロードピーク(K2:BroadPeak / レベル・ポーランド) 3200円
・アクア(Aqua / メサボードゲームズ) 3800円
・マグナムサル(Magnum Sal / グリー・レオナルド) 4800円
・コロニアル(Colomial: Europe’s Empires Overseas / ストラタジェム) 8500円
・サンドイッチ(Sandwich / ル・ジュール) 1680円

ゲームストア・バネスト(32)
・コニーアイランド(Coney Islands / アルゲントゥム) 5000+円
・メルトダウン2020(Meltdown 2020 / クワリ) 5000円
・箱の中へ(Ab in die Tonne) 4000円
・サバイバル(I will Survive / キニゲーム) 2000円
・遺言(Der letzte Wille / チェコゲームズ) 6500円
・セリオン011(011 / エルフィンヴェルク) 7000円
・レジデントイービル・アウトブレイク
(Resident Evil Deck Building Game: Outbreak / バンダイ) 5000−円
・ソルティーオーシャン/塩の海の下で
(Upon a Salty Ocean / ジョーキックス) 6000円
・パーペチュアル・モーション・マシーン/機能し続ける機械
(Perpetual Motion Machine / ベジエゲームズ) 2500円
・クライム&ミステリー:ベーカーストリートファイル(Crime & Mystery: Lost Bakerstreet Files / ハイデルベルガー) 2000円
・亡命モンスター(Monster auf der Flucht / ハイデルベルガー) 2000円
・ベッドの下のモンスター(Monster unterm Bett / ハイデルベルガー) 2000円

ゴールデンギーク賞2011に『ドミナント・スピーシーズ』

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世界最大のボードゲームサイト「ボードゲームギーク(Boardgamegeek)」はユーザー投票による今年のベストゲーム「ゴールデンギーク賞(Golden Geek Awards)」を発表した。大賞には『ドミナント・スピーシーズ(Dominant Species)』が選ばれた。

ゴールデンギーク賞は2006年から始まり今年で6年目。これまで『ケイラス』『将軍』『アグリコラ』『ドミニオン』『ハンザ・テウトニカ』が大賞に選ばれている。この傑作に連なった『ドミナント・スピーシーズ』は、GMT社(アメリカ)の作品で、9万年前の地球を舞台に哺乳類や爬虫類となって勢力を争う。3時間クラスの重量級ゲームで、国内ではほとんど扱われていない。

大賞のほかに、今年は13部門でベストゲームが発表され、『世界の七不思議』が2部門、『数エーカーの雪』が3部門で選ばれている。

【ゴールデンギーク賞2011】
ゲーム・オブ・ジ・イヤー:ドミナント・スピーシーズ(Dominant Species)
アブストラクトゲーム:パリ・コネクション(Paris Connection)
カードゲーム:世界の七不思議(7 Wonders)
ウォーゲーム:数エーカーの雪(A Few Acres of Snow)
キッズゲーム:ワニに乗る?大冒険(Animal Upon Animal: Balancing Bridge)
パーティーゲーム:ディクシット・オデッセイ(Dixit Odyssey)
プリント&プレイ:ザ・シング(The Thing)
2人ゲーム:数エーカーの雪(A Few Acres of Snow)
ストラテジーゲーム:ドミナント・スピーシーズ(Dominant Species)
テーマチックゲーム:マンション・オブ・マッドネス(Mansions of Madness)
ファミリーゲーム:世界の七不思議(7 Wonders)
拡張:トワイライト・インペリウム3版:王冠の破片(Twilight Imperium: Shards of the Throne)
アート&プレゼンテーション:海賊と商人(Merchants & Marauders)
イノベーティブ:数エーカーの雪(A Few Acres of Snow)

Boardgamegeek:2011 Golden Geek Award Winners

『レジスタンス』日本語版、12月下旬再販

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ホビージャパンは12月下旬、多人数推理ゲーム『レジスタンス』日本語版の再販を発表した。5〜10人用、13歳以上、30分、1,890円。

2009年にネットのプリント&プレイ作品として発表されたアメリカのゲーム。司会進行役いらず、脱落者なしの人狼系ゲームとして人気を集め、7月に日本語版が発売されたが、ほどなく売り切れとなっていた。

プレイヤーは全員、地下抵抗組織(レジスタンス)の一員となって反政府活動を行っているが、政府からのスパイが紛れており、サボタージュを働く。ミッションの成否からスパイをあぶり出してレジスタンスが勝つか、正体がばれないようにミッションを失敗に終わらせてスパイが勝つか、腹の探り合いが楽しめる。

『レジスタンス』日本語版発売
TGW:レジスタンス

自宅ゲーム会

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雪もそろそろ降り始める勤労感謝の日にゲーム会。神尾さん、くさのまさん、carlさん、tomokさんと5人でエッセンの新作を遊んだ。

ゲーマーズゲームの多くは2〜4人用で、うちではなかなか出番がない。それなのに結構な数がすでにあるので、2〜4人用には食指が動かず、エッセンでも5人以上で遊べるゲームをチェックしていた。特に8人まで遊べるというゲームには目がないくらいになっている。

そんなふうにして買ってきたゲームをひと通り遊ぶと、リアクション、バッティング、コミュニケーションゲームが多い。ここ半年のマイブームでもある。

オウガボウガ(Ouga Bouga)
原始人の言葉で単語を増やしていく記憶ゲーム。自分の前のカードをめくって、その単語を中央に出し、1枚目から順に反復し、次の人を指名する。単語は「グルル」とか「アトル」とか謎すぎる上に、枚数は1枚ずつ増え、どんどん覚えにくくなっていく。5枚くらいになったところで神尾さんに行く流れで、ペナルティの一番少なかったcarlさんの勝利。(Cocktail Games, 2011)

トゥレグ(Tuareg)
粟、岩塩、金、水の4種類をラクダに載せて、種類ごとのマジョリティを取るカードゲーム。山札から3枚引いて、1枚を場(市場)に出す。ラクダには手札か市場からしか載せられない。またラクダには2種類4つまでしか積めないなどの制限がある。特殊能力カードを買うのに商品を使うため、マジョリティーはいつも微妙なラインで決まるのがしびれる。確実に得点できるアイテム「地図」を独占したくさのまさんの1位。(Adlung, 2011)

パニックステーション(Panic Station)
ゲーム内容はこちら。エイリアンにほとんど勝ち目がなかった初版からルール改訂があったので新ルールで。しかし今回も感染が遅れ人間の勝利。感染を防ぐガソリン缶がありふれすぎていて、人間側はエイリアン志望でもない限り、感染しにくい気がする。ガソリン缶がもっと少ないとか、別の用途があって消費できるとかあると話が変わりそうだが、さらなるルール改訂があるか? (ホワイトゴブリンゲームズ, 2011)

マンモスマンボ(Mammut Mambo)
カードに記された原始人のポーズをみんなでやって、遅れを取った人が負けというリアクションゲーム。作者はR.フラガ。各自、自分の前にカードを出して、全員のカードのポーズをする。同じカードはスキップする、カードの背景によってポーズの順番が逆になるというルールで非常にややこしい。しかも時々出てくるマンモス狩りでは、ジェスチャーをやめて中央のマンモスコマの早取りをするので忙しい。carlさんが正確かつ迅速な動きでカードをなくし1位。(Ravensburger, 2011)

狩りのフィーバー(Jagdfieber)
ハンターはオオカミを狩り、オオカミはウサギを狩り、ウサギはニンジンを食べるという中で、カードを1枚ずつ一斉に公開して得点するカードゲーム。ハンターに狩られなかったオオカミがウサギを取り、オオカミに食べられなかったウサギがニンジンを食べ、ウサギに食べられなかったニンジンは自分で収穫できる。ニンジンのカードの中に愛のカードがあり、これが出されるとハンターを倒せる。場に残ったオオカミやウサギを見て、何を出すか考えるのがたのしい。読みの冴えたtomokさんが1位。(Smiling Monster Games, 2011)

OK牧場(O.K. Corral)
西部のガンマンが繰り広げるスピード勝負のリアクションゲーム。めくったカードにより、中央の金塊をつかむ、札束をつかむ、両脇を撃つ、指名手配犯を撃つ、右か左の人を撃つ、立って敬礼するなどのミッションが課され、一番早い人は得点、一番遅い人は失点になる。最初に渡されるキャラクターによってボーナスがあり、重点的に狙うカードが違う。みんなの動きが素早くてほとんど同時という激しいゲームを制したのはcarlと神尾さん。(Ilopeli, 2011)

怪盗ジュエル
5箇所に置かれた財宝を、バッティングしないように獲得するカードゲーム。誰も取れなかったところはカードが蓄積するので、そこを狙う人が増えるが、その分バッティングも起こりやすいのがエキサイティングで面白かった。前のラウンドに選んだところは選べないため、激しくバッティングし合った後に悠々と獲得できることも。また残ったカードを手に入れる「ゲット」カードの存在や、同じ数字を3枚集めないと得点にならないルールもよく効いていた。7点のセットを完成させたくさのまさんの勝利。(染井吉野ゲームズ, 2011)

砂漠のトラック(Der Wüstentruck)
12面ダイスを積んでトラックがレースを繰り広げる。ダイスは燃料になっており、進むたびに減っていき、0になったらスタートに戻らなければならない。ダイスを反転させるカードを使ったり、途中の給油所で補給したり、ほかのプレイヤーから燃料を奪ったりしてゴールを目指す。激しいトップ叩きをかわしてcarlさんの勝利。私は2回もスタートに戻ってしまいダントツ最下位。(Braintrust, 1995)

タイムズアップ・ゲームギーク(Time's Up! Game Geek)
ゲーム名、デザイナー名を30秒以内にジェスチャーで当ててもらうという、ゲーマー向けのゲーム。第1ラウンドはいくらしゃべってもいいが、第2ラウンドは1単語のみ、第3ラウンドは無口でジェスチャーしなければならない。第2ラウンドくらいがちょうどいいみたい。「ピザ」というヒントでカードを出していく動作は『マンマミーア』とか、「四角」というヒントで端から置いていく動作は『ブロックス』とか。神尾と私が同点優勝。(Repos Production, 2009)

UNGERADE
ペアをめくって得点するカードゲーム。手番には1枚めくって、手札から1枚伏せて出す。めくるカードを手札から出すので、どの数字を出したか推理したり、ブラフをかけたりといった心理戦が楽しい。1点のカードを仕込んで、6点を狙うほかのプレイヤーがめくってくれたときの快感ったらない。ポーカーフェイスで読ませなかったcarlさんが1位。(青い街, 2011)

ボードゲーム講座

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地元の市民講座で「世界のボードゲームで遊ぼう」を開催して1年になってようやく、家族連れが参加するようになった。

NPOが主催している市民講座で、年に3回、近隣市町に新聞の挟み込みで広報誌を出している。これほどの広報はそうそう望めるものではない。そこで平日の夜に講座の開講を申し込んでみた。

「ドイツやフランスでは、毎年いろいろなボードゲームが作られています。人生ゲームのような双六から、将棋のような思考ゲームまでさまざまです。大人から子供まで、初めての方でも楽しめるボードゲームを遊びましょう。」

初回は3人だったものの、2回目は2人、3回目は1人と順調に減っていき、申込者がないためお休みになったことも。それが先月、急に3家族+個人で合計10名が参加して下さった。

子供は2歳から小学2年生までと聞いたので、キッズゲームを用意していった。先月遊んだのは『カラバンデ』、『カヤナック』、『スティッキー』。今月は欲を出して『イチゴリラ』、『カエルの飛び込み大会』、『ワードバスケット』、『ミッドナイトパーティー』。ワイワイキャーキャー、小さい子供でも楽しんでくれたようだ。

『カラバンデ』はゴルフのように常に一番後ろの人から弾くルール。順番にはじくルールでは置いていかれると逆転が難しいが、このルールなら接戦になって盛り上がる。『カヤナック』も、氷や雪を使わず、サイコロの目だけ移動して(場所があれば)必ず穴を開けて釣りができるルールにした。『スティッキー』は愛子さまも遊んだという売り文句で惹き付け、2歳でも参加できる幅の広さで延々と何ゲームも遊ばれていた。『カヤナック』、『スティッキー』は2箱もっていって、1回説明してから2卓で同時進行したので多人数で遊ぶことができた。

『イチゴリラ』は、おばけは単純にハズレ、虹は2枚でゲットというルール。ゴリラの色違いがあるという芸の細かさに今ごろ気づく。『カエルの飛び込み大会』は、3つ揃うたびに大喝采。小さい子にも勝ち目があって面白かった。『ワードバスケット』はさすがに難しくてみんなお地蔵さんになってしまったが、しりとりは毎日しているという家族がいて最後は協力ゲームに(笑)。『ミッドナイトパーティ』は追いかけてくるオバケにテンションが上がりまくって泣いてしまう子も。

驚いたことに先月のゲーム会が終わった後、『カヤナック』と『スティッキー』をネットで検索してアマゾンから購入したという。別にどこで買えるかなど聞かれなかったが、普通にネットで買う時代なのだと実感。

このような催しに興味を持って参加してくれる家族は、普段からトランプやしりとりを楽しんでいるみたいだ。うちの子供たちはなぞなぞやクイズはやるが、長女は大の負けず嫌いで、長男は長女に歯が立たず、次女はまだ小さくてゲームにならない。でもまたチャレンジしてみようかなと思っている。

来月は開催されない予定だったが、参加してくれた家族の要望により開催が決定。少し時間があるので、うちの子供たちと遊びながら何をもっていくか吟味しておきたい。

ソーリー!スライダーズ(Sorry! Sliders)

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カーリング!

ソーリー!スライダーズ

下にボールが入っているコマを弾いて、的への近さを競うカーリングのようなゲーム。『ソーリー!』はすごろくゲームだが、全く異なるアクションゲームに生まれ変わった。コマがツルーっとバーンを走るのが軽快で気持ちいい。

外側のバーンから的に向かって順番に4つのコマを弾く。全部のコマを弾き終わったとき、的にあるコマの位置によって得点して、4つの得点コマが全てゴールした人の勝利となる。

年齢や人数によって的とバーンをさまざまに変えられるのが特徴。的は中央から外側に向かって5〜1点のもの、中央に穴が空いていて落ちたら0点というもの、小さい危険ポイントに触れたら0点になるものなどがあり、バーンは2〜4方向や長いコースにできる。

得点コマは、ちょうどの数でないとゴールできないのがポイントで、ゴール直前のコマのために、わざと1〜2点を狙うという場面もある。ほかのプレイヤーもそれを承知で前にいたコマを狙ってぶつけてくるので攻防が熱い。

的の難易度を上げながら4連戦。だんだん上達していくもので、角度をつけたり、強弱を変えたりして狙ったところに打てるようになってくる。でも、穴や危険ポイントがあると腰が引けて力加減が微妙に狂うのがおかしかった。

Sorry! Sliders
C.v.ネス/パーカーブラザーズ(2008年)
1〜4人用/6歳以上/30分
プレイスペース広島:ソーリー!スライダーズ

ドミニオンパーティー、11月26日開催

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11月26日(土)、阿佐ヶ谷ロフトA(JR中央線阿佐ヶ谷駅徒歩2分)にて、「ドミニオン木曜会presents〜ドミニオンパーティー〜」が行われる。11:30開場、12:30開演、前売500円(下記リンクから予約)、当日1000円、飲食代別。

先月ドイツで行われた第1回ドミニオン世界選手権で優勝した日本代表のルネ氏をゲストに招き、『ドミニオン』の魅力から、新エキスパンション「異郷」の情報、どうすれば強くなれるのかまで、『ドミニオン』について語りつくす。チャンピオンに挑戦コーナーも。出演はルネ氏、ドミニオン木曜会主催のれとれと氏ほか。

開場から開演までの間、『ドミニオン』のフリープレイも行われる。ゲームマーケットの前日、阿佐ヶ谷に立ち寄ってみてはいかが。

阿佐ヶ谷ロフトA:ドミニオン木曜会presents 〜ドミニオンパーティー〜

リサイクル(Lixo?)

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ごみ処理法の理想

リサイクル

競りでごみをリサイクルするカードゲーム。『ヴィンテージ』をリリースしたポルトガルのメサ・ボードゲームズから発売された。タイトルはポルトガル語で「ごみ」の意味。

毎ラウンド、コンテナカードが1枚めくられる。コンテナはプラスチック+金属(黄色)、古紙(青)、ガラス(緑)、電池(赤)、燃えるゴミ(灰色)の5色。これを、手札のゴミカードで競る。コンテナカードに対応する色のゴミカードしか出せないが、1枚で2色かねるゴミカードもある。好きな枚数だけ自分の前に出して競り、一番多く出した人がリサイクル成功。ゴミカードを捨ててコンテナカードを手に入れる。

競りの特色は3点。1つは競り負けたとき、リサイクル失敗となって出していたゴミカードが全て失点になってしまうこと。2つ目は、パスをしてもまた復帰できること。3つ目は、終了時に残った手札も全て失点になること。この3つのルールで、お互いの顔色を伺いあう心理戦とブラフのゲームになる。

出すからにはいっぱい出して勝ちたい。でもほかの人がもっと出しそうなら早めに降りて次のチャンスにかけたい。あの人は手札が結構あるけど、赤は何枚くらいあるんだろう? さっき赤の競りをしたときは最初から降りてたな……。

枚数が少ないと思ったら早めに降りるのも手だ。何人かが激しく競り合ってたくさんカードを出してくれれば、次に同じ色が出たとき確実に競り落とせるだろう。ただし同じことを考えている人がいなければの話。本当に持っていないのか、持っていないふりをしているのか、よく見極めなければならない。

ゲームを盛り上げるのが山札に何枚か入っているストップカード。これが山札から出たときだけ、全員手札を5枚ずつ補充する。それ以外に補充はない。自分だけ手札が多くて競り落とすチャンスだと思っていたら、ストップカードが出て補充されてしまうことも。

ゴミ問題を考える教育ゲームだというが、教育ゲームに特有のゲームとしてのつまらなさは全くないどころか、近年稀に見る競りゲームの傑作の域に達している。

Lixo?
G.ドーレイ/メサボードゲームズ(2011年)
2〜6人用/6歳上/20分
テンデイズゲームズより発売予定
テンデイズラジオ:第40回「エッセンお土産話スペシャル」

ラック・オブ・ザ・ドロー(Luck of the Draw)

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奇抜な絵で運試し

ラック・オブ・ザ・ドロー

与えられたお題に奇抜な柄を描いて、後から発表される審査基準で1位を目指すお絵描きゲーム。審査基準が後から発表されるというのがポイントで、どんな風に描いたらいいか分からず、とにかくインパクトを狙ってヘンな絵が続出する。アメリカのゲームライト社から発売された。

最初に「時計」「万里の長城」「幸福」などのお題が与えられ、各自絵を描く。描き終わったら、誰が描いたか分からないように混ぜて並べる。ここでいよいよ、審査基準発表。「最もロールシャッハテストっぽい」「最も悲しい」などの審査基準が発表される。

この基準を見て、自分の主観で投票する。最多投票が得点。同じ絵に対して複数の審査基準で投票を行うので、うまくいけば1枚の絵で何点も取れるかもしれない。こうして規定点を集めた人が勝つ。

はじめは写実的に書いていたみんなも、やがてデフォルメしてインパクトをもたせたほうが投票してもらいやすいことに気づく。しかし実直に可笑しい絵を描くtomokさんを超えることはできなかった。不思議と、どんな審査基準にも選ばれ圧倒的な勝利。『イラスト募集中』以上に、絵の上手い下手は本当に関係ない。

Luck of the Draw
D.スコット/ゲームライト(2006年)
4〜8人用/10歳以上/30分
ゲームストアバネスト:ラック・オブ・ザ・ドロー 絵画の成果

ゲリー・ゴーダ(Gary Gouda)

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通れない…!

ゲリー・ゴーダ

エッセン国際ゲーム祭において、キッズゲームメーカーの大手ハバ社では毎年、巨大ゲームをもちこみ、子供たちに遊ばせている。今年の巨大ゲームとなったのがこの作品。ハバ社のイチオシというわけである。

ボードを使って16分割された部屋。ここに落ちているチーズを拾ってゴールを目指す。ダイスでスタートとゴールの部屋を決めたらスタート。ネズミは手で押して、穴を通って次の部屋に移動する。チーズのある部屋に入ったら、ネズミの下にチーズをドッキング。ちょっとだけ体高が上がる。チーズはいくつ取ってもいいが、穴を通れなかったら終了。無事にゴールまで着けばチーズを確保できる。チーズを補充して次の人の手番へ。

はじめはどんなギミックなのかみんな分からなかった。始まるとすぐ、体高によって通れる穴と通れない穴があることに気づく。チーズ1個なら通れるが2個なら通り抜けられない(ネズミ+チーズが穴に引っかかる)とか、3個までは通り抜けられるとか。いったいどうなってるの?

でも、記憶ゲームであることは分かった。見た目では全く分からない穴を、「ここはチーズ1個でしか通れない」とか「ここは2個まで通れる」というように覚えていくのである。大通しになっているスタートとゴールの部屋の穴を除くと、穴は16。覚えるのは容易でない。

序盤から欲張らずに1〜2個でゴールを目指し、コンスタントにチーズを増やした私がそのまま逃げ切り勝利。逆転を狙うkarokuさんが集める気満々でスタートした途端、1個も取らずに穴にひっかかったのには笑った。

ゲーム終了後、穴の仕組みをみんなで確認。壁に差し込む穴の大きさが違うのだが、穴の下のほうは床下に沈み込んでいて、見た目では同じ穴の大きさに見える。ネズミが通ると穴が引っ張り上げられ、大きい穴なら通り抜けられるが、小さい穴だとひっかかるという仕組みだった。穴はゲームごとに差し込む場所が違うので、最初から覚えておくことはもちろんできない。

Gary Gouda
G.ホフマン/ハバ(2011年)
2〜6人用/4歳以上/10分
国内発売未定

『プゥー』『Mr.ジャック・ポケット』多言語版、12月下旬発売

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ホビージャパンは12月下旬、スイスのフリカン社のカードゲーム『プゥー(Prrrt...)』と『Mr.ジャック・ポケット(Mr.Jack Pocket)』を多言語版で発売する。どちらもフランスのゲームデザイナー、B.カタラとL.モーブロンの作品。

プゥー『プゥ−』は密室でおならをした犯人を捜すパーティーゲーム。0〜7の数値がついた悪臭カードを5枚ずつ手札として受け取り、順番に隣のプレイヤーに「やったのは君かね?」と問いただしていく。手札の悪臭カードの数値合計が最も多いプレイヤーが真犯人だが、最初は誰が真犯人か分からない上に否認する奴も。

自分が犯人だと認めてしまえば、羞恥カード1枚(マイナス得点)を受け取り、ラウンドは終了となるが、誰も認めなかった場合、手札1枚をランダムに公開していき、犯人を一斉に指差して告発。実際に最も合計数が多い人は、羞恥カードに加えて、犯人を当てた人数分の羞恥カードを受け取らなくてはならない。ダメージが少ないうちに認めるか、リスクを承知で最後までしらを切るか。

すごろくや編『ボードゲームカタログ』にも収録(57ページ)。昨年の秋に少量が入荷していたが、これで本格的に入手できるようになる。3〜7人用、8歳以上、20分、2520円。箱を開けると光センサーで「プー」という音が流れるサウンドボックスになっており、各ラウンドの開始時に使えば臨場感の演出もできる。

TGW:プゥー

Mr.ジャック・ポケット『Mr.ジャック・ポケット』は名探偵ホームズとMr.ジャックが繰り広げる捕り物ゲームのコンパクト版。9人のキャラクターの中の1人に変装してジャックを、ホームズが推理で捕まえる。
ボードは9枚のタイルを並べて作り、ホームズと助手のワトソンと愛犬のトビーが追手となって、止まっている列から直線上にジャックが見えるかどうかを判定する。これを手がかりにジャックを絞り込むのだ。
昨年の9月に発売され、好評を博していた。2人用、14歳以上、15分、2310円。

TGW:『Mr.ジャック』ポケット版に

アリエナイマシーン(The Impossible Machine)

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ピタゴラスイッチ♪

ドミノ、ピンボール、ネズミ、カタパルト、歯車……ピタゴラスイッチのような機械をみんなで組み立てるアメリカのカードゲーム。イラストを見ているだけで楽しい。

各自に配られるカードには両脇に動力上、動力右、回転、電源などのアイコンが、イラストにあわせて書かれており、前に置かれているカードにアイコンが合うように配置する。左から右にカードが伸びていくが、時折分岐することも。

やがてゴールカード(★印)が置かれると機械が完成したことになって、スタートから毎手番、裏返しになっていく。この間も分岐先をつなげることができるが、ゴールカードが裏返しになったらラウンド終了。裏返しになったカードが得点になる。

手札に出せるカードがなかったら、置かれているカードを除去するスペシャルカードで活路を開くこともできる。得点の多い人が勝ちなので、どんどん出していきたい。絵柄を合わせるだけなので『インクレディブルマシーン』のようなパズル要素はあまりないし、わざと止めたりできないので戦略的要素も少ないが、あり得ないつながり方がおかしくて笑った。

The Impossible Machine
B.& B.クルードソン作/グロウフライゲームズ(2011年)
2〜5人用/6歳以上/10〜30分
ありえないマシーン

ゲームマーケット2011秋:新作リスト

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今年初となる秋のゲームマーケットが11月27日(日)、浅草にて開かれる。開催まであと10日となり、出展情報もほぼ出揃ったようだ。出展者は春の140団体を上回る146団体で、2フロアの会場も手狭になってきた(来年以降は3フロアになるという)。

当日発売される予定の新作リストをまとめてみた。ゲームマーケット初出のボードゲーム・カードゲーム(SLG、TRPG、書籍を除く。輸入ゲームは直近に発売された日本語版のみ)を収録している。参加される方はお買い物の計画に利用して頂きたい。また、この中から拡張を除く国産オリジナル品を対象に、評価アンケートを実施する予定なので、情報に過不足があれば、コメントかメール(フッター参照)・ツイッター(左下のバナー参照)経由でお知らせ下さい。

このほかに輸入ゲームでは、メビウスゲームズ(01)、ゲームストアバネスト(32)、テンデイズゲームズ(18)、ホビージャパン(05)、伊藤商会(10)などがエッセン国際ゲーム祭で発売されたばかりの新作を扱う予定。こちらも大いに注目される。

リスト作成にあたり、田邉顕一氏の作成したjdsa(日本同人ボードゲーム連盟)の2011年リストを利用させて頂きました。ここに感謝申し上げます。

ゲームマーケット公式サイト

タカラトミー『ボグルフラッシュ』を発売

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タカラトミーは本日、アメリカのデジタルワードゲーム『ボグルフラッシュ(Boggle Flash)』を発売した。8歳以上、プレイ人数自由、8歳以上、4,515円。

5つのブロックの液晶画面にランダムに表示されたアルファベット組み替え、制限時間内に3〜5文字の英単語をいくつ作れるか競う。5つのブロックは独立しているが、並べると英単語を識別する新リンクテクノロジーを採用。6800語以上の英単語が搭載されている。

2010年にハズブロ社から『スクラブルフラッシュ(Scrabble Flash)』というタイトルで発売され、同年、ドイツ、フランス、中国で『ボグルフラッシュ』というタイトルで販売されている。アメリカ玩具産業協会(Toy Industry Association)が主催するトイ・オブ・ザ・イヤーでは2011年のゲーム部門(ゲーム・オブ・ザ・イヤー)で大賞に選ばれ、イノベーティブ・トイ部門にもノミネートされた。

タカラトミー:ボグルフラッシュ

サル見るサルする(Monkey See Monkey Do)

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ザ・グルーミング

サル見るサルする

カードに指示されたキャラクターやアクションを、猿真似して当ててもらうイタリアのゲーム。この出版社は、今年のエッセン国際ゲーム祭でヘンテコダイスロールゲームの『ダンジョンファイターズ』を発表し話題を読んでいた。

親は「サル見る」カードを引き、「カウボーイ」などのキャラクターか、「食べる」などのアクションかを表明してから、ジェスチャーを始める。残りの人は親のジェスチャーが分かったらテーブル中央にあるバナナ(おもちゃ。ふかふかしていて肌触りがいい)を取って回答。当たれば親と当てた人に「サルする」カードがもらえる。

「サルする」カードの枚数で勝敗を決めるが、このカード、親になったときに「鼻をほじりながら」「隣の人の背中をかきながら」「片足で立って」などの縛りを加える。1枚くらいなら何とかなるが、2枚、3枚となればそうはいかない。だんだん何をやっているのか謎になってきて、演じている方は汗だくだが見ている方は大笑い。

最後は同点だったので、先に「ウキー!」と言ってバナナを取った方の勝ちというルール。人間としての尊厳を捨ててサルになりきったぽちょむきんすたーさんが勝利した。

A.D.マルティーノ、D.マイオッチ、S.ルッソ、V.ルッソ/クラニオ・クリエーションズ(2010年)
3〜12人用/6歳以上/20分
ゲームストアバネスト:サル見るサルする

アルバ・ロンガ(Alba Longa)

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戦いか国づくりか

アルバ・ロンガ

時は紀元前600年。ローマなど5つの行政区を受け持ち、人口を増やしてモニュメントを作るゲーム。カナダ人のデザイナーが、フランスのボードゲームデザイナーコンクールで優勝した作品を、オランダのメーカーが製品化した。

各自マイボードをもっており、はじめは労働者が8名いる。これを2倍に増やし、かつモニュメントを10軒作った最初のプレイヤーが勝つ。労働者を配置してアクションを行うが、労働者はマイボードから出ないので、いわゆるワーカープレイスメントではない。

アルバ・ロンガのダイスゲームの中心となるのがこの鉛筆型のダイス。4種類あり、労働者をどのエリアに配分するかを決める。黒は他国に攻め込む戦士、茶色は信仰レベルを上げて特典を得る神官、灰色は収入を得る商人、白はモニュメントを作る職人。このほかに、2ラウンドに1回は食料を生産する農夫もある(何色のダイスでも置ける)。

スタートプレイヤーが4つのダイスを振り、好きなものを1つ取って、その数だけ対応するエリアに人員配置する。次の人は残りのダイスから1つ選び、さらに次の人はその残りから…というようにしてダイスを取っては人員を配置していく。

残るダイスはどんどんしょぼくなっていくので、パスしてもよい。ダイスが全部取られるか全員パスしたら、次のプレイヤーが改めて4つのダイスを振る。なのでパスをしてチャンスをまつのもよい。ただしあまりパスしすぎると、ダイスを振るコストが増えるので注意。

全員の配置が終わったら、順番にアクションを実行する。まずは戦士から。戦士を置いている人は攻める国を選んで一斉に公開。相手国との差分により、少ない方は労働者を取り除かれてしまう。大きな痛手なので、国防もおろそかにできない。

商人は配置した人員に応じて収入、職人は2人につき1軒のモニュメントを建てられる。農夫はその都市の天候と、神官で上げた信仰レベルに応じた食料を生産する。さらに信仰レベルを消費することで、そのラウンドの特殊能力を取ることもできる。

食料は労働者を養うのに必要なほか、余剰分で労働者を増やせる。足りないと労働者がいなくなり、これまた大きな痛手となるので力を入れたい。

序盤からモニュメント建設に励んでいたら、総攻撃を受けて労働者をやられ、食糧不足気味に。同じくタコ殴りにされた神尾さんとふうかさんも労働者が減り、実質的に残る2人の戦いとなった。お互いに殴り合って消耗してくれるかなと思ったが、ある程度成長してからの攻撃はあまりダメージを与えられない上に、成長させたほうが早い。加速度的に勝利条件に突き進んだdjさんの勝利。

序盤に戦争する展開になると逆転不可能な脱落者が出てしまうようだ。かといって戦士なしで配置を終えるのは怖く、ほかのプレイヤーの配置状況を見て対応を考えるバランス感覚が必要だと感じた。

Alba Longa
G.ジャン/クワインドゲームズ(QWG)+フッフ&フレンズ(2011年)
2〜5人用/12歳以上/90分
ホビージャパンから発売予定

ガッチャ!(Gotcha!)

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粗を探しあう緊張感

W.クラマーに『プレムプレム』(2001年)というパーティーゲームがある。ゲーム中に配られるカードで一切の行動が制限され、間違うとペナルティーになってしまう。これをアメリカナイズして、もっと直接的に楽しめるようにしたような作品。

手番にはカードを出して「誰が」「○○しなければならない」というルールを作る。例えば「メガネをかけている人は喋る前に『閣下』という」など。そのほかに、直接置いて、その人だけが守らなければならないルールも発生する。「左の人が手番になったらスタンディングオベーション」「カードを引く前に『ブリリアント』という」など。これらのルールが重なるので、1人でいくつものルールに気を配らなければならない。

ルール違反を発見したら、付属のブザーを押す。普通に「ブー」という音がして、指摘した人は得点、指摘された人は失点。得点を重ねて先にゴールした人の勝ちとなるが……。

結構慎重にやっているつもりでも、間違いは起こるものである。間違ってはいけないという緊張感に負けるのかもしれない。一進一退で点数が動かず、競技終了となった。もっともこれは得点方法をちょっと変更すればいいだけの話で、ゲーム自体の楽しさを損なうものではない。

やっていることは楽しげだが、内実は全てルールで縛られているという葛藤。ほかの人の行動は笑いたくなるものばかりだが、自分も何かやらかすかと思うと、おちおち笑ってもいられなかった。でも、tomokさんが話しかけられるたび「私のことは無視して下さい……(Ignore me)」と言っていたのが思い出し笑いされる。

Gotcha!
作者不明/バッファローゲームズ(2011年)
3〜6人用/14歳以上/30分
国内未発売
ガッチャ!

荒野の1ドルペンギン(A Fistful of Penguins)

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損得計算はシビア

片手いっぱいのペンギン

動物サイコロを振ってお金を稼ぐゲーム。『ラストコール』など、コンポーネントの美しいワッツァルポーグ(アメリカ)が2011年のエッセン国際ゲーム祭で発売した。ブースでは製造が間に合わず144個しか発売されなかったため、初日で完売してしまった。

このゲームも、動物の目が描かれたダイスと、クリスタルのペンギンコマが目を引く。ダイスを取捨選択しながら振り直して、高得点を目指す。ダイスの目は、ペンギン、リス、ヘラジカ、カンガルー、ライオン、ラクダ。基本的には、同じ動物が多く揃うほど多くのお金がもらえるが、それぞれ特性がある(一覧表が配られるので、見ながらプレイできる)。

リスはほかのプレイヤーからお金を奪う。1個なら左どなりから1ドル、2個なら左どなりから1ドルとそのさらに左どなりから2ドルで合計3ドル。3個なら順番に1ドル、2ドル、3ドルと取って合計6ドル……なかなかいやらしい。

ヘラジカはリスとペアになれば9ドル。高額だが、リスがいないと0ドルになってしまう。カンガルーは1個なら1ドル、2個なら4ドル、3個なら9ドルと増え方が大きい上に、カンガルーチップをもらえて後のラウンドで、好きなカンガルーの目に変えられる特典付き。ラクダは単独でお金になり、1個5ドル。

ライオンも単独でお金になり、1個7ドルにもなる。ただし、ライオンでお金を得ると、ペンギン以外の動物が全て無効になってしまう。ライオンの目が出たとき、ライオンを増やしにいくか、ライオンを振り直すかは悩ましいところだ。

そして、このゲームのタイトルになっているペンギンは、お金ではなくクリスタルのペンギントークンをもらえる。ペンギンのダイスが1個ならトークン1個、2個なら3個、3個なら6個……。ペンギントークンを支払うと、ダイスを追加するか、振り直すことができる。ペンギントークンなしで高得点を上げるのは、よほど運がよくない限り不可能だろう。

ペンギントークンがある限り、何回でも振り直せる。これでよしとなったら、計算をしてペンギントークンやお金をもらって次の人の手番。3ラウンドで、手持ちのお金と、ペンギントークン1個1ドルで合計して多い人の勝ちとなる。

けがわさんとサシで勝負。可愛い外見とは裏腹に、どのダイスを振り直せばいくら得かというシビアな選択に常に迫られる。さらに確率計算をすれば計算機が必要なくらいだが、確率通りにいかないのがダイスゲームの醍醐味である。最終ラウンドはどちらも大量得点したが、リスでお金を奪い、私が1ドル差の勝利。

A Fistful of Penguins
J.フランクリン/ワッツァルポーグ(2011年)
1〜6人用/8歳以上/15分
ゲームストアバネスト:一握りのペンギン

アグリコラヴァ(Agricolava)

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アグリコラヴァエッセン国際ゲーム祭では、ルックアウトゲームズが「アグリコラヴァ」というビールを販促品としてもってきていた。ドイツゲーム賞の受賞記念に作った「アグリコーラ」第2弾である。

ラヴァ(溶岩)ビールはオーストリア産(http://www.lavabraeu.at/)。2002年から少量限定で生産されているものらしい。2008年からルックアウトゲームズのスタッフが愛飲しており、アグリコラとのコラボが実現した、とラベルに書かれている。

日本に帰ってから飲んだが極めて美味しい。まず、苦くない。甘い味わいが残る。アルコール度数は低いかと思ったが5.3%だった。ハレ、エッセン、デュッセルドルフで地ビール(レストランで作っているのビール)を飲んだが、エッセンのお店に一番近い感じ。

日本でもどこかで飲めないものだろうか。アグリコラヴァ、でなくてもいいのでラヴァ、でなくてもいいので美味しいビール。

先日、忘年会があってアサヒのスーパードライを1杯飲んでみたが苦すぎて飲めず、コーラで割って飲んだ。ドイツではビールのコーラ割りに様々な名前があるが、その軽油に似た色合いから(まずそうなネーミングだが)「ディーゼル」と呼ばれることがある。ケムニッツのカフェで飲んできたが、これがなかなかイケる。配合比はコーラ少なめから、最大で50:50までいろいろらしいので、興味のある方はお試しあれ。

ちなみに、ルックアウトゲームズ社の新作で日本語版が発売される予定の『祈り、働け』に登場するビールは、肉と並んで5食料ポイントになる最強の食料である。

すごろくや、『グースカパースカ』新版を発売

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グースカパースカ高円寺のボードゲーム専門店すごろくやは11月27日、オリジナルゲーム『グースカパースカ』を箱入り新版で発売する。居椿善久作、2人用、6歳以上、10分。

荒野の街で、ならず者・実業家・保安官を出して金貨を集めるゲーム。手札のカードから一斉に1枚出してジャンケン勝負をし、勝ったほうがカードに指示された金貨を獲得する。負けた方はカードが返ってくるので、後半に巻き返しを狙える。ストックがなくなるか、どちらかのカードがなくなったらゲーム終了で、コインの数を競う。

両者が同じ内容のカードをもっているとは限らず、相手の残りのカードが何か読み合うのは心理戦の要素があり、大人同士で遊べば全く違うゲームに様変わりする。

初版は2009年、袋入りで発売されたが品切れになっていた。新板はカードが耐久性のあるものになり、専用コインチップが付いて厚手の小さな箱に入っている。

高円寺0分すごろくや:ゲーム紹介:グースカパースカ (箱入り新版)

ハムスター大相撲(Sumo Ham Slam)

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ハッケヨイ、のこった、のこった!

まんまるのハムスター力士を育てて横綱を目指すアクションゲーム。磁石を使った意外性のある動きと育成の要素があって、見たまんまのゲームではない。

自分の番にはダイスを振って、「ちゃんこ」「稽古」「取組」を選ぶ。「ちゃんこ」だったら、自分のハムスターの口におもりとなるペレットをポトン。重くなれば安定性が増し、それだけ強くなる。「稽古」は土俵上に敵のハムスターを立たせ、どすこーい!と押して倒せればペレットを食べられる。上手に倒すだけでなく、ここでハムスターの操作方法をマスターしておきたい。

そして「取組」が正念場。大関(ディフェンディング・チャンピオン。自分が大関なら任意の力士)を相手に2本先取の相撲をとる。両力士を盤上において、下から磁石のついた棒で操る仕組み。重い力士は起き上がりこぼしの要領でなかなか倒れない。だから強い。

取組で通算5回勝つと勝利。重ければ勝つというわけでないのが相撲の醍醐味。あまりちゃんこを食べていなかったくさのまさんが、引き落としなどの高度な技を繰り出して勝利。このゲームの奥の深さを知る。でも練習しすぎたら、相手をしてくれる人がいなくなって、世界を目指すしかなくなるかな。

Sumo Ham Slam
M.J.ルッター/ゲームライト(2010年)
2〜4人用/8歳以上/15分
ショップ検索:ハムスター大相撲

『ルーンエイジ』日本語版、本日発売

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アークライトは本日、ファンタジーフライト社(アメリカ)初のデッキ構築ゲーム『ルーンエイジ(Rune Age)』日本語版を発売した。2〜4人用、13歳以上、20〜60分、3,150円。

今年8月に発売されたばかりの新作で、ボードゲーム『ルーンバウンド』の世界テリノスを舞台に、4つの部族の中のひとつを率い、様々なバトルを繰り広げる。4つのシナリオが入っており、それぞれ目的が異なるのが特徴。勢力争いの競争、強大な敵を倒す協力ゲームにも、ソロプレイにもなる。

デザイナーはC.コネスカ。『バトルスター・ギャラクティカ』『スペース・ハルク:カードゲーム』などの作品がある。

『カタンの開拓者たちカードゲーム』日本語版、11月27日発売

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ジーピーは11月27日、ゲームマーケットにて『カタンの開拓者たちカードゲーム(Die Siedler von Catan: Das schnelle Kartenspiel)』日本語版を先行発売する。2〜4人用、8歳以上、60〜90分、1050円。

ドイツゲームの代表格『カタンの開拓者たち』のシステムをそのままに、セットアップの簡単なカードゲームに移植した作品。コスモス社(ドイツ)が今年の2月に発売した。資源を交換して、建物を作り、勝利点が合計10点になったら勝ちという路線はそのままに、街道や騎士を隣の人から奪ったり、都市を拡張すると特殊効果が得られたりといったカードゲームならではの要素を加え、『ドミニオン』以来のトレンドに対応している。

ドイツ語版はすでにメビウスゲームズから発売されているが、日本語版の登場により、カードの名称や特殊効果の内容がひと目でわかるようになり、プレイしやすい。また価格も一気に下がって手に取りやすくなった。

『携帯キャリーケース版』『スタンダード版』をリリースしてきたジーピーでは、今後も拡張セットの日本語版を予定している。

ジーピー:カタンの開拓者たち
TGW:カタンの開拓者たち:新カードゲーム

シディ・ババ(Sidi Baba)

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アナログな3Dダンジョン

シディ・ババ

盗賊の洞窟に忍び込んで、親玉のしかけたトラップをかわし宝を持ち帰る協力ゲーム。1人が盗賊の親玉となり、残り全員と対決する。

プレイヤーの側から今見えている光景を、盗賊の親玉はみんなの前に置く。洞窟はウィザードリィのような3Dダンジョンになっており、進んだり方向を変えたりするたびに、盗賊の親玉が絵を差し替えていく仕組みだ。

盗賊の親玉だけ、ダンジョンの地図を見ることができて、はじめに宝箱を置く場所を決めるることができる。またゲーム中はみんなの指示に従ってダンジョンの中のコマを進め、そこに書かれた番号の絵にどんどん差し替えていく。時間勝負で急ぐので、親玉のプレイヤーは紙芝居屋のおじさんのように大忙し。

シディ・ババ(2)
盗賊の親玉から見たマップ。どの絵を出すかは番号で分かる。

1ラウンドは砂時計が落ちるまで。ラウンドが終わると、ランプを1枚捨て、パーティーに不利なイベント(盗賊の親方がパーティーを捕まえてスタートに戻す、踊り子に宝を貢ぐ、途中に岩を置くなど)が起こった後、先頭プレイヤーを交代し、次のラウンドとなる。

宝箱は小さいのが2つ、大きいのが1つ。大きいのを開けないと脱出できない。宝箱が開けられると、出てきた宝を先頭から取っていく。2枚集めれば高得点になる宝などがあって、単純にどれがいいとはいえない。

ランプがなくなる前に、大きい宝箱を開け、洞窟を脱出できればパーティーの勝利。その場合は、手持ちの宝のポイントで勝敗を決める。脱出できなければ盗賊の親玉の勝利。

神尾さんが盗賊の親玉で、パーティは6人。相談しても時間がかかるので、先頭の人の判断に委ねることにした。とりあえず行き止まりまで真っ直ぐ進む作戦。宝が見つからず、洞窟の外周をただ回っているだけのようだった。そこで今度は注意深く、中の方に潜入。途中のイベントで置かれた岩があり、宝箱はこの近くに違いないと血まなこになる。焦る神尾さん。karokuさんが先頭のときに大箱を見つけ出し、私がゴールに脱出させて成功。

ダンジョンは広くないのに、焦って走り回っているとたちまち迷ってしまう。空間把握能力と記憶力が試され、刺激的なゲームだった。

Sidi Baba
P.リストセラ/フリカン(2011年)
3〜7人用/14歳以上/45分
ホビージャパンから発売予定

『ハゲタカのえじき』日本語版発売

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ハゲタカのえじき日本語版東京水道橋のボードゲーム専門店メビウスゲームズは8日、『ハゲタカのえじき(Hol's der Geier)』日本語版を発売した。2〜6人用、8歳以上、20分、1500円。

故A.ランドルフの作品で、1988年にラベンスバーガー社(ドイツ)から発売され、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた。2005年にはゆうもあの推薦ゲーム「ゆうゲームズ」にも認定されている。全員同じ内容のカードを持ち、同時にカードを出して、一番大きい数字を出した人が獲物を取るが、一番大きい数字を出した人が複数いる(バッティングする)と次点の人にもっていかれてしまう。この同時プレイとバッティングのシステムはその後多くのゲームで取り入れられた。

失点になる獲物が出ると一転、一番小さい数字を出した人が取らなければならない。これまたバッティングにつぐバッティングで、一番大きい数字を出したのに取るハメになるドラマも。相手の裏の裏をかこうとする心理戦がこの上なく楽しい。

2005年に再版されたものの再び絶版となり、今年はアミーゴ社からコンパクトサイズで再版された。このたびメビウスゲームズが制作した日本語版はアミーゴ社による新版とも異なり、これまで5人までだったプレイ人数を6人に拡張。イラストもポップなイラストになっている。

メビウスゲームズ:ハゲタカのえじき

2009年、日テレのテレビ番組「スペシャルギフト」でおぎやはぎの矢作兼氏がメビウスゲームズを訪れ、有吉弘行氏、西川史子氏、山里亮太氏と『ハゲタカのえじき』などを遊ぶところが放映されている。

ピクトマニア(Pictomania)

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紛らわしいお題を描き分ける

リストの中から指定された絵を書いて、ほかの人に当ててもらうお絵描きゲーム。『スルー・ザ・エイジ』『ギャラクシートラッカー』のデザイナーが手がけたパーティーゲームである。時間をかけないで伝わる絵を描く画力が求められる。

全員に見えるように6枚のお題カードが並べられる。写真は難易度最高のレベル4。例えばこんなお題。これを描き分けなければならないのだ。
1-与える 2-差し出す 3-取る 4-約束する 5-感謝する 6-誓う 7-尋ねる
1-それ 2-彼女 3-私 4-彼ら 5-君 6-彼 7-我々
1-友達 2-彼氏 3-夫 4-知人 5-ライバル 6-元夫 7-敵

次に、マークと数字カードが1枚ずつ配られ、どのカードの何番を描くか決まる。一斉にお絵描きスタート。同じカードのほかの番号と混同されないよう気をつけて描く。

描き終わった人から、ほかの人の絵を見て、何番のカードを描いたかカードを出して予想する。先に出したほうが、当たったときの得点が高いので、早く描き終わって予想タイムに移りたいところだ。最後に答え合わせをして先に当てた順に得点が入る。

急ぎすぎてほかの人の絵を外し過ぎたり、誰にも当ててもらえないと失点になる。このラウンドに一番多く外れた人(「ブラックシープ」)が、先に終わった人が取れるボーナスタイルをもっていると失点。また当ててもらえなかった分も失点となる。ボーナスタイルは諸刃の剣。

自分と同じ番号・同じマークを取った人がいないのが大きなヒント。消去法でこれを除いて予想できるが、それでも難易度が高いお題は難しい。

レベル1から始めて1つずつ上げていってみた。最初は当てるのも当ててもらうのも調子よかったが、次第に当てるほうが厳しくなってくる。ふうかさんが最後に描いた犬みたいなのが『ネバーエンディング・ストーリー』のファルコンだと分からず痛恨のミス(「ストーリー」が正解で、私は「ポエム」と回答)。それでも私の「スケッチ」(写真)を当ててもらえたのと、序盤の貯金で何とか1位。

答え合わせで外れた人が「それはないよー!」「ああ、そういうことだったのね」などと盛り上がるのが楽しかった。

Pictomania
V.フヴァキル作/チェコゲーム出版+ペガサスシュピーレ、2011年
3〜6人用、9歳以上、25分
ホビージャパン・オンラインショップ:ピクトマニア
ピクトマニア

パニックステーション(Panic Station)

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人知れず寄生するエイリアンの恐怖

パニックステーション

寄生エイリアンが蔓延する宇宙船内で、エイリアンの巣を焼却することを目指す協力ゲーム。エイリアンに寄生された裏切り者が次々と増えていくが、誰が裏切り者なのか分からない恐怖を味わう。

各自、自分のキャラクターとアンドロイドを1体ずつもってスタート。手番には体力に応じたアクションポイントを使って、宇宙船内を探索し、アイテムを手に入れ、湧いてくるエイリアンを倒していく。

探索では、部屋カードを1枚引いて中央の部屋につなげる。新しい部屋にプレイヤーコマを移動したら、部屋の中を調査してアイテムカードを引く。アイテムにはエイリアンを攻撃する銃弾や手榴弾やコンバットナイフ、ダメージを軽減する防弾チョッキ、扉が閉まっているところを通るカードキー、そしてエイリアン殲滅に重要なガソリン缶などがある。

エイリアンは、アイテムカードの山札から「エイリアン警報」が出るか、調査済みの部屋でさらに調査を行うと出現する。4面ダイスを振って方向を決め、隣の部屋に出現。毎ラウンド1回、全てのエイリアンは4面ダイスの方向に移動し、同じ部屋にいるとダメージを食らう。体力がなくなると脱落になるので、協力して倒したいところ。しかし裏切り者の影が忍び寄る……。

アイテムカードの山札の上のほうに1枚だけ、宿主カードが入っており、これを引いた人は裏切り者として、ひそかに人間殲滅を始めることになる。ヒッヒッヒ。

宿主になったプレイヤーは、ひそかに感染を拡大させる。ここで重要なのが、プレイヤーが同じ部屋で出くわしたら、必ずアイテムを交換しなければならないというルール。同時に裏にしてカードを渡すが、このとき宿主は、アイテムに見せかけて「感染カード」を渡せる。相手はガソリン缶を渡せば感染しないが、それ以外のアイテムだと感染してしまう。第2号誕生。

感染してしまったプレイヤーは、さらにアイテム交換で感染を広げていく。最初は1人しかいなかったエイリアン人間が、プレイヤーの半数、そして全員と増えていくのである。この恐怖が疑心暗鬼を生み出す。敵だと思えば、エイリアンだけでなくキャラクターも撃ってよい。しかしそれは味方かもしれない。途中、全員のウィルススキャンが行われるが、そこでは感染者の人数しか分からない。恐怖はどんどん高まっていく。

全員がエイリアンになってしまったら、脱落した人と、最後に感染した人以外の勝利。その前にガソリン缶を3枚集めて、エイリアンの巣で焼却できれば、人間側の勝利となる。人間側の最後の1人になって巣を焼却できればヒーロー。まるで映画みたいな展開である。

ベルギーのデザイナーがオランダのメーカーから出版した作品。エッセン国際ゲーム祭では、100部しか販売されないというニュースが流れ、大行列ができていた(私も並んで買った1人)。初版のルールで遊んでみたが、宿主は1人感染させられれば御の字という状態。その後ルールが2回改訂されていたことを知った(下記)。宿主が非常に不利だったのが解消されているようなので再挑戦したい。

Panic Station
D.オースロー/ホワイトゴブリンゲームズ(2011年)
4〜6人用/10歳以上/40分
国内未発売

『ドミニオン:異郷』、12月中旬発売

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ドミニオン:異郷ホビージャパンは『ドミニオン:異郷(Dominion: Hinterlands)』日本語版を12月中旬に発売する。2〜4人用、8歳以上、30分、4200円。人気デッキ構築ゲーム『ドミニオン』シリーズはこれで7タイトル目となる。先月ドイツで行われた世界選手権で日本人が優勝したこともあり、一層注目を集めそうだ。

この拡張セットでは、次々と世界の土地を手に入れていった領主たちが、ついにたどり着いた世界の最果ての地、まだ見ぬ世界の土地や人々がテーマ。プレイヤーがカードを購入するときや獲得するときに即座に効果を表す能力が特徴となっている。

26種類の王国カード(アクションカード20種類、勝利点カード3種類、財宝カード3種類)が入っており、中にはリアクションの能力を合わせ持つ「財宝−リアクション」「勝利点−リアクション」といった強力な新カードも含まれる。今までのカードセットと組み合わせて、さらにバラエティに富んだゲーム展開が楽しめるだろう。

カードの内容やイラストは、下記のリンクでプレビューできる。初回入荷数が限られているため、確実に手に入れたい方は予約したほうがよさそうだ。

ドミニオンの日々:ドミニオン〜異郷〜カードレビュー

高円寺フェスでおもちゃッカ展

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11月12〜13日、東京・高円寺にて高円寺フェス2011が開かれ、南口駅前広場にて行われる「おもちゃッカ展」に、すごろくやとサイ企画が出展する。

すごろくやブースでは 「名人?にチャレンジ!」コーナーが設けられ、サイ企画ブースは新作『ストリームス クロス』のお試し版を100円で、普及版を500円で販売する。

『ストリームス クロス』は、すごろくやで販売されている『ストリームス』の後継作。十字架状のマス目を8の目がある特製サイコロを振って埋めていく「ダイス ストリームス」と、みんなが一斉に出した指の数で埋めていく「フィンガー ストリームス」の2つのルールで遊ぶことができる。お試し版は特製サイコロ5個のほか、カラー得点シート10枚入り、普及版は100枚入り。

そのほか、サイ企画ブースでは『それはオレの魚だ!』を快適に遊ぶことができるようにする専用ボードも100円で販売する予定。ボードゲーム関連以外にも面白そうなイベントが目白押し、今週末は高円寺へGO!

高円寺フェス2011:おもちゃッカ展
高円寺0分すごろくや:11月情報その3:12日&13日 高円寺フェス2011
サイ企画の出展物

東フリースの羊追い(Ostfriesisches Schafe-Schubsen)

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進まなくてもダメ、進みすぎてもダメ

ドイツのボードゲームサイトH@LL9000が、公開10周年を記念してエッセン国際ゲーム祭に出展した作品。500部限定で製作された。現地で買って現地でプレイ。

手札のカードは0〜9の10枚。ここから3枚まで選んで、最大3桁の数字を作り一斉に公開。この数字だけ自分の羊が進むことになる。ボードは一列10マスになっており、たとえば「76」と出したら右に7つ、上に6つ進めばよい。使ったカードは残り3枚になるまで手札に戻ってこない。

時計回りに羊を進めた後、今回一番進まなかった羊はペナルティとして浮き輪を失う。このほか、間違って池に止まったときも(後からきた羊に押し出されることも)浮き輪を失い、手持ちの浮き輪がなくなった羊は脱落してしまう。一方、一番進んだ羊には、後から進む数を調整できるボーナスタイルをプレゼント。

飛ばしすぎてもいけない。コースは2枚のボードからなり、後方のボードは、最後の羊が出ていったときにスライドする。進む先のボードがないと即脱落。ほどほどに、ときには賭けに出て進む必要がある。

ゲームは、残り2匹だけになったときに、より後ろにいるほうが勝ち。突然訪れる終盤に備えて、スピード調整をしておかなくてはならない。今回は、karokuさんが一気にダッシュをかけたときにふうかさんがまさかの牛歩。ボードがスライドせずにkarokuさんは盤外へ。私もそこそこ進んでいたため、ふうかさんが後になって勝利。

karokuさんが盤外に出なければ、ふうかさんが浮き輪を失うという賭けだった。ほどほどに進むのは難しく、ほかの人のカード使用状況を踏まえた読み合いが楽しい。

Ostfriesisches Schafe-Schubsen
F.ガルトナー、H.P.シュトール、U.ヴァインカウフ/H@LL9000
3〜8人用/10歳以上/30〜45分
限定販売品(500部)
羊追い

すごろくや、『クク21』を発売

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東京・高円寺のボードゲーム専門店すごろくやは11月27日、伝統ゲームをアレンジした『クク21』を発売する。5〜12人用、6歳以上、30分、2800円。

もとはヨーロッパに伝わる伝統ゲームで、ゲーム研究家の草場純氏らによって日本に広められた。各自にたった1枚のカードが配られ、全員の中でいちばん小さい数の人がチップを支払う。お互い誰が一番小さいかを見計らいながら、次々とカードを交換していく。カードにはちょっとした効果があり、意外なドラマが生まれる。チップをもらえるのは最後に生き残った一人。スリルあふれる駆け引きが楽しめる。

これまでメビウスゲームズやグランペールが制作してきたが、すごろくや版では「カンビオ」に特化し、特殊効果をすべてカードに記載、ラウンドカードや生存カードを加えてゲーム進行を分かりやすくする工夫がなされている。またタロット風のイラストにすることで「運命を感じ取るゲーム」にふさわしい仕上がりとなっている。プラスチックチップも付属。

しばらく絶版となっていたグランペールの『ククカード』は本日発売された。こちらは紙製チップで1680円。同じコンポーネントで「キッレ」「トリオンフォ」といった別のゲームも遊ぶことができる。

すごろくや:ゲーム紹介:クク21 / Cucco 21

ドロッセルマイヤーズ、オリジナル作品を発表

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東京・中野のボードゲーム専門店ドロッセルマイヤーズは11月27日、新作オリジナルゲーム『アダムとイヴ』を発売する。2人用、10歳以上、5〜30分、2,800円。

ドロッセルマイヤーズ店長で元スクエア・エニックス社プロデューサー、ポッドキャスト「ボードゲームおっぱい」ではバブル大佐でも知られる渡辺範明氏のデザイン。奥様で文筆家の真城七子氏が原案、宇佐美詠子がアートディレクションを担当している。

男女二人の協力プレイによる心理洞察ゲームで、2人のプレイヤーが互いに相手の気持ちを察し、不自由な制約の中で積極的に気持ちを伝えコミュニケーションの糸口を探っていく。男女2人のペアでプレイすれば、様々な人間模様、悲喜劇、もしかしたらロマンスも起こるかもしれない。

ドロッセルマイヤーズは、R.クニツィアの『モダンアート』をリメイクし、『Stamps』を制作している。古典を新作に生まれ変わらせることに成功した同店は、この作品で「新しい古典」をコンセプトにする。「新しい遊びを提供しながらも、プレイ感としては古典ゲームのそれに近いもの。ドイツゲーム文脈の現代的潮流からは外れるかもしれませんが、ある意味ではもっと根源的で、ベーシックなものを目指します」という。

ドロッセルマイヤーズブログ:初の完全オリジナルゲーム作品『アダムとイヴ』発表
アダムとイヴ

『グラフィティ』日本語版、本日発売

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ホビージャパンは本日、みんなで絵を描いてひとりが当てるお絵描きゲーム『グラフィティ』日本語版を発売した。3〜6人用、12歳以上、30分、5,040円。

2007年に発売された作品が、日本のボードゲームシーンの盛り上がりを受けて日本語化された。制限時間内にみんな同時に絵を描き、ひとりがみんなの絵を見て、何を書いたか当てる。見事当たれば得点。お題は「かんたん」と「むずかしい」のどちらかが選べるが、いずれも一筋縄ではいかないものばかり。でも、複数の絵を見ることで答えが何となく浮かび上がってくるから不思議だ。

絵を描いたほうは、珍回答に笑っていられない。回答者はは自分の好みで、一番上手で、独創的で、おかしい絵に得点を与える。そして、どの絵を誰が描いたか当てなければならない。当たれば親の得点、外れれば子の得点。このため、毎回画風を工夫して描かなければならない。

スライドすれば絵が消え何回でも描けるボードに、難易度が選べる200枚のお題カードは全て日本語ローカライズ済み。難易度を変えれば、大人も子供も楽しめる。「むずかしい」のほうにはアダルトなお題も。男女まじえて遊ぶのも盛り上がるだろう。

ホビージャパンゲームブログ:ロックはバディ・ホリーで終わったんだ。『グラフィティ【日本語版】』
play:game評価コメントリスト:グラフィティ
グラフィティ日本語版

アンケート:世界の七不思議

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Q.53:今年の話題作『世界の七不思議』を…(2011年10月)

A.既プレイ・所有 118票(35%)
B.既プレイ・未所有 70票(21%)
C.遊んだことがない 146票(44%)

今年、世界各国のゲーム賞を総なめにしている『世界の七不思議(7 Wonders)』。日本語版も7月に発売され、盛んにプレイされています。2年前の『ドミニオン』を彷彿とさせる人気ぶりに、どれくらいの方が遊ばれているのかお尋ねしました。ちなみに『ドミニオン』は既プレイ・所有が72%、既プレイ・未所有が15%、遊んだことがない方は13%でした。

結果、遊んだことがある方は56%で半数を超えたものの、『ドミニオン』には及んでいないことが分かりました。所有は35%で、『ドミニオン』の半分ほどにとどまっています。『ドミニオン』が5000円を切るのに対し、『世界の七不思議』が6300円と価格が高いのもネックになっているのかもしれません。今後の伸び代に期待といったところでしょうか。

11月は秋のゲームマーケットについてお聞きしています。昨年までのテーブルゲームフェスティバルから名称を変更し、ゲームマーケットしては初めて開催される今回のイベント。出展者は春と同じ規模になっています。27日(日)の浅草にいらっしゃる予定かどうか、お答え下さい。

ファミリーゲームズ閉店

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ファミリーゲームズ北九州のボードゲームショップ「ファミリーゲームズ」が、10月末日をもって営業を終了し、閉店した。活発に展開しているショップだっただけに、ボードゲーム関係者の間に衝撃が走っている。

ファミリーゲームズは2009年9月、九州地方初のボードゲーム専門店としてオープン。毎週土曜日の午後に店内で体験会を開いたり、学童保育やデイサービスなどでの出張ボードゲーム会を承ったりと地域密着型したボードゲームショップとして展開してきた。「九州ボードゲームフェスティバル」などのイベントに協賛し、広報にも力を入れている。

ブログからの新作情報発信も盛んで、輸入品から国産同人まで、新作を分かりやすく紹介してきたほか、テーマは夏休み中に遊んだボードゲームの感想や、旅行などで家族や友人とボードゲームを楽しんだ思い出などの感想文コンテストを実施。ほかのショップにはない独自の方向性を打ち出してきた。

閉店に至った経緯について、山口店長は「今の形のまま続けて行けないと判断した」としつつ、2年間の営業で知り合った愛好者も多く、ここで得られた知見を生かして今後もボドゲの普及に尽力したいという。

ファミリーゲームズ閉店のお知らせ

9〜10月のアクセス解析

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合計セッション数は67,873(7〜8月68,257)で微減したものの、ユニークユーザー数は10,937(7〜8月8,749)と一気に増えました。

Googleアクセス解析では、ユーザー別訪問回数も調べられます。それによると200回以上が35%、101〜200回が15%、51〜100回が12%、26〜50回が9%、15〜25回が5%、9〜14回が4%で、初めて訪れた方は11%。9割がリピーター、しかもその3分の1がヘビーリピーターという結果です。

リピート間隔では、1日に複数回訪れている方が54%、1日1回が16%、2日に1回が5%、3日に1回が3%と続きます。この結果を見て、1日2回更新できるよう心がけたいと思いました。

おかげさまで、10月31日に200万ヒットを達成しました。100万ヒットから35ヶ月での達成です。毎度のご訪問ありがとうございます。200万ヒットを報告してくださったちきさんには、ささやかな記念品を贈呈させて頂きます。

ゲームタイトル別アクセス数は以下の通りです。10月のエッセン国際ゲーム祭を境に、注目タイトルもガラリと変わります。

1.どうぞどうぞ 749(1→)
2.ありえないマシーン 122(*↑)
3.ドミニオン異郷 107(*↑)
4.オリンポス 104(*↑)
5.アークキング 101(4↓)
6.ロンドン 99(7↑)
7.世界の七不思議 95(2↓)
8.パスティーシュ 92(5↓)
9.ディクシット 90(*↑)
10.屋台料理大食い勝負 89(*↑)

デンマーク年間ゲーム大賞に『世界の七不思議』ほか

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デンマーク年間ゲーム大賞選考委員会は10月14日、3年目となる大賞「グル・ブリクン(Guldbrikken)」を発表した。各部門に選ばれたのは次の作品。

「グル・ブリクン」は6人のジャーナリストが選考委員となり、過去1年の新作でエントリー申込があったものから大賞を選んでいる。ゲームの内容(オリジナリティ、遊びやすさ、面白さ、ダイナミックさ)60%、ルールブック(分かりやすさ、教育性)20%、デザイン(コンポーネント、価格)20%で評価する。

今年は50タイトルほどの応募があり、その中からノミネート・大賞の順で絞りこまれた。2009年は『ドミニオン』や『クリッカド』、2010年は『レゴ・ミノタウロス』などが選ばれている。

【デンマーク年間ゲーム大賞】
ファミリーゲーム部門:モンド(Mondo)
キッズゲーム部門:レゴ・ヒロイカ(LEGO Heroica Fortaan)
アダルトゲーム部門:世界の七不思議(7 Wonders)
審査委員特別賞:ディクシット・オデッセイ(Dixit Odyssey)
デジタルゲーム特別賞:チケットトゥライド(Ticket to Ride)
パズル部門:トロイ(Troy: Extra Muros)

Guldbrikken
デンマーク年間ゲーム大賞

タカラトミー『プラレール JRてつどう旅行ゲーム』発売

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タカラトミーは10月14日、『プラレール JRてつどう旅行ゲーム』を発売した。2〜5人用、3歳以上、4,179円。

同社の鉄道玩具をもとにしたボードゲーム。はやぶさなどの人気新幹線が日本全国を旅行してゴールを目指す。ルーレットを回して好きな方向に進むが、途中には、イベントが発生するらいちゃんマークや、カメラチャンスのてっちゃんマークがある。

カメラチャンスでは、カードケースになっている付属カメラのシャッターを押すとプラレールカードが飛び出すギミック。これらのカードを集めて、最後に得点の多い人が勝ち。

裏面は電車に関するクイズに答えながらゴールを目指す「プラレールをさがせ!!」ゲームになっている。

タカラトミー:プラレール JRてつどう旅行ゲーム

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