2012年10月アーカイブ

『エルダーサイン』日本語版、改訂

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エルダーサイン改訂版アークライトは11月24日、クトゥルフ神話の協力型ダイスゲーム『エルダーサイン(Elder Sign)』の改訂版を発売する。1〜8人用、14歳以上、60〜90分、3780円。

オリジナルはファンタジーフライト社(アメリカ)の製品。特製ダイスを振り、その出た目を使って冒険カードの条件を満たしながら、邪神たちに立ち向かっていくゲーム。1人だけではカードの条件を満たすことが難しくても、プレイヤー全員で協力すれば条件を満たすことができるかもしれない。そんな連帯感で、ダイスのひと振りひと振りに盛り上がる。

日本語版が今年4月に発売されたがすでに完売しており、再生産のリクエストに応じて再版されることになった。再版にあたり、ルールブックに公式FAQとエラッタが反映されたほか、一部のカードのアイコン変更やエラッタの修正もされている。

アークライト:エルダーサイン完全日本語版
Amazon.co.jp:エルダーサイン 改訂版 完全日本語版

イベント『嘘つき村の収穫祭』、今週末

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ドロッセルマイヤーズは11月3日と4日、東京・お台場の東京カルチャーカルチャーで行われるリアルゲーム団体合同謎解き文化祭「謎フェス」にて、「嘘つき村の収穫祭」というイベントを実施する。両日とも3部入れ替え制で10、14、18時の開場、各会定員80名、入場料前売1000円(当日1500円)、参加費800円(2回目以降600円)。

アメリカのデザイナー、シド・サクソンの残したアイデアを元に「嘘つき村」シリーズとして再構成した謎解き&交渉ゲームイベント。誰にもルールの全貌が知らされないままゲームが始まり、ゲームの中で交渉や協力を通して、ルールが徐々に明らかになっていく。論理と直感を総動員した推理と、ヒリヒリした交渉/駆け引きを楽しむことができる。

プロデューサーは渡辺範明氏(株式会社ドロッセルマイヤー商會)、ディレクターは船木大郎氏、アートディレクターは宇佐美詠子氏、世界観コンセプトは真城七子氏(株式会社ドロッセルマイヤー商會)、そしてルール原案は川崎晋氏(カワサキファクトリー)が務める。

所要時間は30分ほどの予定で、ほかにもドイツゲームスペース@Shibuyaによる人狼体験会など、多くのイベントが開催されているのでたっぷり楽しめそう。

入場は前売券の整理番号順、当日券の順で、前売り券がすでに売り切れている回があるので早めに入手しておいたほうがよいだろう(イープラスにて発売中)。会場内はカフェテリアがあり、飲んだり食べたりしながらイベントを楽しめる(飲食代別途必要)。

ドロッセルマイヤーズ:初開催!『嘘つき村の収穫祭』

嘘つき村の収穫祭

クトゥルフカードゲーム『ミ=ゴの脳みそハント!』11月24日発売

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アークライトは11月24日、クトゥルフ神話をモチーフにしたオリジナルカードゲーム『ミ=ゴの脳みそハント!』を発売する。Role&Roll編集部デザイン、2〜5人用、8歳以上、10〜20分、2,468円。

「ミ=ゴ」とはクトゥルフ神話の有名クリーチャー。重要な儀式を成功させるため、優秀な人間たちの脳みそを集めるゲームだ。人類の危機を察知した探索者たちが、ミ=ゴの企みを阻止すべく邪魔をしてくる。さまざまな妨害をくぐり抜けて、もっとも優秀な脳みそを集められるのは、いったいどのミ=ゴか?

手軽に盛り上がれるバースト系のパーティーゲーム。3つのうち好きな山札からカードを引いて、脳みそカードを集める。続けて好きな枚数を引くことができるが、手番中に手に入れた脳みそカードを失ってしまう探索者カードや、いろいろな効果があるイベントカードも含まれている。コツコツ少しずつ脳みそを集めるか、危険を承知で一気に集めるか......選択肢は単純なのに、思わず熱くなってしまうだろう。

アークライトゲームズ:ミ=ゴの脳みそハント!"
ミ=ゴの脳みそハント!(カード)

『悪魔城への馬車』日本語版、11月17日発売

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アークライトは11月17日、多人数向けの正体隠匿ゲーム『悪魔城への馬車(Die Kutschfahrt zur Teufelsburg)』日本語版を発売する。4〜8人用、10歳以上、20〜40分、2,940円。

2006年にアドルング社(ドイツ)から発売されたカードゲーム。今回の日本語版は、イタリアのdVジョーキ社が2010年に制作した第2版("The Castle of the Devil")に基づく。

悪魔城に向かう馬車に、敵対する二つの秘密結社が乗り合わせた。お互いに分かっていることは、全員が2つの敵対する秘密結社のどちらかに所属しているということ。しかし、味方が誰かさえも最初は知らされていない。

秘密結社はそれぞれ、「聖杯」か「鍵」を集めるという目的を持っている。相手の手札を確認する「スパイ」、アイテムカードをほかのプレイヤーと交換する「トレード」、相手に決闘を申し込む「対決」といったアクションを通して情報を集め、味方を探しながら敵に悟られることなく目的のアイテムを集めなければならない。

お互いの思惑、推理がアツく交錯する人狼系カードゲーム。推理もさることながら、協力の要素も楽しめる。

play:game評価コメントリスト:悪魔城への馬車

ホビージャパン、秋の新作一挙26タイトル

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ホビージャパンは、秋の最新作26タイトルの取り扱いを発表した。いずれも日本語訳付きの海外版で、年内の入荷を予定している。

毎年、ドイツのボードゲームメッセの後は新作ラッシュとなるが、1社でこれだけたくさんのタイトルを扱うのは異例。スカウトアクションで上位に入った人気作品の多くが、このリストでカバーされることになる。このほかにも、何タイトルかの作品の日本語版が予定されている。

とても全部買いきれるタイトル数でないので、当サイトの新作レビューなどを参考に検討しておこう。

【ホビージャパン特選ボードゲーム:秋の新作】
(邦題、デザイナー表記はホビージャパン発表による)
ペガサスシュピーレ(ドイツ)11月下旬
□ウィ・ウィル・ウォック・ユー!(We will Wok you!)¥1,890
ゲームデザイン:セバスチャン・ブレアスデール
プレイ人数:2〜4人用 プレイ時間:40分
□ライナークニツィアのスペクタクラム(Spectacrum)¥3,990
ゲームデザイン:ライナー・クニツィア
プレイ人数:2〜4人用 プレイ時間:30〜45分
□チューダーの薔薇(Nobleman)¥6,300
ゲームデザイン:ドワイト・サリヴァン
プレイ人数:3〜5人用 プレイ時間:90分

ホールゲームズ(ドイツ)11月下旬
□イル・ヴェッキオ(Il Vecchio)¥5,250
ゲームデザイン:リュディガー・ドルン
プレイ人数:2〜4人用 プレイ時間:60分

クワインドゲームズ(オランダ)11月下旬
□カーソンシティ拡張:黄金と拳銃(Carson City:Gold &Guns)¥2,940
ゲームデザイン:ザヴィエル・ジョージ
プレイ人数:3〜6人用 プレイ時間:90分
□ホームステッダーズ(Homesteaders[3rd Edition])¥5,250
ゲームデザイン:アレックス・ロックウェル
プレイ人数:2〜4人用 プレイ時間:90分

マタゴー(フランス)11月下旬
□ルーム25(ROOM-25)¥3,990
ゲームデザイン:フランソワ・ルーズ
プレイ人数:1〜6人用 プレイ時間:25分
□リヴァードラゴン(River Dragons)¥5,040
ゲームデザイン:ロベルト・フラガ
プレイ人数:2〜6人用 プレイ時間:15〜45分

ホワッツユアゲームズ(ドイツ)11月下旬
□アスガルド(Asgard)¥6,300
ゲームデザイン:ピエルカ・ズィッツィ
プレイ人数:2〜4人用 プレイ時間:90分
□オドヴィル:奇妙な村(Oddville)¥3,150
ゲームデザイン:カルロ・ラヴェッツィ
プレイ人数:2〜4人用 プレイ時間:45分

エッガートシュピーレ(ドイツ)11月下旬
□ライナー・クニツィアの秦(Qin)¥4,725
ゲームデザイン:ライナー・クニツィア
プレイ人数:2〜4人用 プレイ時間:30分
□エクスプレス01(Express 01)¥3,570
ゲームデザイン:イェルク・フォン・リューテン
プレイ人数:2〜4人用 プレイ時間:約60分

デイズ・オブ・ワンダー(フランス)11月下旬〜12月下旬
□キャメロットを覆う影:カードゲーム(Shadows Over Camelot Card Game)¥3,150
ゲームデザイン:セルジュ・ラジェ & ブルーノ・カタラ
プレイ人数:1〜7人用 プレイ時間:20分 
□チケット・トゥ・ライド:ハート・オブ・アフリカ(Ticket to Ride: Heart of Africa)¥3,150
ゲームデザイン:アラン・R・ムーン

ウリカン(スイス)11月下旬
□レディ・アリスの追憶(Lady Alice)¥4,725
ゲームデザイン:ルドヴィック・ジェラード
プレイ人数:3〜5人用 プレイ時間:約30分  

ズィーマンゲームズ(アメリカ)12月中旬
□トロワの淑女たち(The Ladies of Troyes)¥5,880
ゲームデザイン:セバスティアン・ドゥジャルダン、ザビエル・ジョージ、アラン・オーバンプレイ人数:2〜4人用 プレイ時間:90分
□銀杏都市−ギンコポリス(Ginkgopolis)¥5,880
ゲームデザイン:ザビエル・ジョージ
プレイ人数:1〜5人用 プレイ時間:45分
□カッラーラの宮殿(The Palace of Carrara)¥6,300
ゲームデザイン:ミハエル・キースリング、ヴォルフガング・クラマー
プレイ人数:2〜6人用 プレイ時間:15〜45分

ライトゲームズ(ロシア)11月下旬
□日本の城(Japanese Castle)¥2,520
ゲームデザイン:セルゲイ・マチン
プレイ人数:1〜4人用 プレイ時間:20〜40分
□忍―シノビ(Sinobi ? War of Clans)¥2,100
ゲームデザイン:ダニエラ・ゴリューノフ
プレイ人数:3〜5人用 プレイ時間:45分

R&Dゲームズ(イギリス)※フッフ・フレンズ(ドイツ)経由 11月下旬
□キーフラワー(Keyflower)¥6,300
ゲームデザイン:セバスチャン・ブリースデール、リチャード・ブリーズ
プレイ人数:2〜6人 プレイ時間:90〜120分

リオグランデゲームズ(アメリカ)12月中旬
□蟻の国(Myrmes)¥6,300
ゲームデザイン:ヨァン・レェヴェ
プレイ人数:2〜4人用 プレイ時間:約60〜120分
□(株)ゴブリンズ(Goblins, Inc.)¥6,300
ゲームデザイン:フィリップ・ネドゥク
プレイ人数:2〜4人用 プレイ時間:60分
□ツォルキン:マヤ神聖歴(Tzolk'in: The Mayan Calendar)¥7,350
ゲームデザイン:シモーヌ・ルッチアーニ、ダニエーレ・タスツィーニ
プレイ人数:2〜4人用 プレイ時間:90分

ヴァレーゲームズ(カナダ)11月下旬
□D-Dayダイス:ネプチューン作戦(D-Day Dice: Operation Neptune)¥2,100
ゲームデザイン:エマニュエル・エイクィン
プレイ人数:1〜4人用 プレイ時間:約30分
□D-Dayダイス:ノルマンディ(The Ladies of Troyes)¥1,575
ゲームデザイン:エマニュエル・エイクィン
プレイ人数:1〜4人用 プレイ時間:約30分

ラリー・ファリー(Rally Fally)

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ドイツには「オーバーシュヴェービッシェ・マグネットシュピーレ(Oberschwäbische Magnetspiele)」という磁石専門のボードゲーム出版社がある。流通が弱く、国内で知られているのは『ベッポ』ぐらいだが、ドイツ教育ゲーム賞を受賞するなど注目されるキッズゲーム出版社だ。流通についてもフッフ・フレンズと提携し改善しつつある(エッセンのボードゲームメッセでは見本のみの展示)。

この作品は、今年のドイツ教育ゲーム賞で3歳以上部門に選ばれたものだが、少なく見積もっても5歳以上くらいでないと遊べないと思われる。その代わり、大人だけで遊んでも楽しめる。空飛ぶじゅうたんに乗ってアイテムを集めて回るゲーム。

各自、プレイヤーボードにアイテムを集める順番が指示されている。手番には5枚の手札から1枚を選び、空飛ぶじゅうたんに乗ったお兄さんを移動する。アイテムのところまでたどり着いたら次のアイテムへ。こうして5つのアイテムを最初に集めたプレイヤーの勝ちだ。

ポイントは、ボードが斜めになっているところと、いくつかのマスに磁石が埋め込んであるところ。磁石のあるマスに止まれば落ちないが、磁石がないマスではズズーッと滑り落ちる。エアポケットみたいな感じ。下りならば有利だが、上りだと不利だ。

さらに大人は、移動中にほかの空飛ぶじゅうたんを押しのける。押しのけられてズズーッと。「こら、何をする!」

5枚のカードは使い切らないと手札に戻ってこない仕組みで、アイテムに止まれるカードがないために遠回りしてしまうことも。そうならないように、カードを出す順番も考えなくてはならないが、磁石の有無までは前提にできない。なかなかの大人ゲームなのである。

侍さん、畑さんと3人プレイ。全員揃ってリーチとなったが、侍さんが一手早くゴール。最後の悪あがきで侍さんのじゅうたんを押しのけてみたが、かえって進んで有利になってしまった。そんな邪魔し合いがあるので、大人だけで遊んでも楽しい。

Rally Fally
P.シャッカート/オーバーシュヴェービッシェ・マグネットシュピーレ―フッフ・フレンズ(2012年)
2〜4人用/3歳以上/20分
国内未発売

シュピール'12:新しい伝統

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ドイツのボードゲームメッセ「シュピール」では、来月発行予定の『アメージングテーブルゲーム』3号の取材を依頼されていた。ドイツでは日本と違ってボードゲームを普通に楽しめる環境があるという記事で、家族連れで遊んでいる様子や、デパートのボードゲーム売り場をレポートするようにとのこと。

そこで会場内で遊んでいる家族に声をかけて写真を撮らせてもらい、インタビューを行った。以前に『シュピール』でもやったことがあるので割と手慣れたものである。家族もほとんどが喜んで協力してくれる。

インタビューの内容は本誌をご覧いただくとして、今年は平日から家族連れがとても多かったように思う。ドイツでは学校の秋休みが州ごとに定められており、シュピールの期間と重なる年と重ならない年がある。去年は重ならなかったが、今年は重なっているので参加する家族が増えたようだ。

たまたま会ったボードゲームジャーナリストのH.シュレーパーズ氏(games we play)に、どうしてドイツではこんなに多くの家族がボードゲームを遊ぶのか尋ねてみた。日照の少ない天候(特に冬)や論理を重んじる国民性などが理由としてよく挙げられるが、専門家の見方はどんなものだろうか。

シュレーパーズ氏は、「親が遊ぶから子供が遊ぶのだ」と答えた。なぜ親が遊ぶかといえば、大人向けのボードゲームが80〜90年代にドイツでたくさん発売され、その時期から遊んでいたからだという。実になるほどと思った。

日本でも、ボードゲーム中心世代は30代で、子供の頃にボードゲームブームを経験している。しかし(私も含めて)その大方はファミコンブームなどでボードゲームを中断し、最近(10年以内)に再開している。一方ドイツでは、この間にも面白いボードゲームが供給され続け、中断することなく10代、20代を送ってきたというわけだ。

ドイツでも、70年代以前にはキッズゲームが中心で、大人だけで遊ぶことはなかったという。「新しい伝統だ」とシュレーパーズ氏。

なぜ大人だけで遊ぶことを前提としたボードゲームがドイツでかくもたくさん発売されたのかは、分析の余地があるだろうが、ドイツ年間ゲーム大賞の果たした役割は非常に大きい。大人向けのボードゲームなど、もとよりヒットを期待できないわけだが、受賞することで売上が10倍にもなる賞があることは、出版社にとって大きなインセンティブになる。

ドイツの親(といってもシュピールに参加するくらいの愛好者に限られるだろうが)は、決して子供のためにボードゲームを始めたのではない。子供がボードゲームができる年齢になるのを待ちに待って、ボードゲームを始めさせるのである。日本でもそんな大人が増えたら、ボードゲームを普通に遊ぶ文化が根付くのではないだろうか。

『ボツワナ』日本語版発売

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ボツワナニューゲームズオーダーは15日、R.クニツィアの動物並べゲーム『ボツワナ(Botsuwana)』日本語版を発売した。2〜5人用、8歳以上、30分、3500円。

動物のミニチュアフィギュアが目を引く作品。手札からカードを出して好きな動物を取っていき、いずれかの動物にカードが6枚置かれたら終了。その時点でそれぞれの動物の一番最後に置かれたカードがその動物の価値となり、手持ちの動物の価値の合計で勝敗を競う。

オリジナルはアミーゴ社(ドイツ)の『フリンケ・ピンケ(Flinke Pinke)』というカードゲームで、ゲームデザイナーR.クニツィアの代表的作品。シンプルながら駆け引きの熱いゲームとして改版・リメイクされ続けている。本作品はグリフォンゲームズ(アメリカ、2010年)によるもので、これまでもニューゲームズオーダーが英語版を販売していた。

ニューゲームズオーダー:ボツワナ日本語版
レビュー検索:ボツワナ

シュピール'12:スカウトアクション

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ボードゲーム専門誌「フェアプレイ」は、ボードゲームメッセで発表された新作の人気投票「スカウトアクション(Scoutaktion)」を現地で行い、結果を発表した。この投票は重複投票を避けるため記名式で行われ、1〜5の5段階で評価する(1が最高)。結果は以下の通り。

R&Dゲームズ社(イギリス)が2年ぶりにリリースした『キーフラワー』が1位。U.ローゼンベルクのプロデュースで初参加したフォイヤーラント社(ドイツ)の『テラミスティカ』が2位。昨年の1位となったパールゲームズ社(ベルギー)による『ギンコポリス』が3位に入った。

【フェアプレイ・スカウトアクション】(45票以上・平均3以上)
1位:キーフラワー(Keyflower/R&Dゲームズ)1.54, 46票
2位:テラミスティカ(Terra Mystica/フォイヤーラントシュピーレ)1.64, 56票
3位:ギンコポリス(Ginkgopolis/パールゲームズ)1.94, 67票
4位:イルヴェッキオ(Il Vecchio/ホールゲームズ)1.96, 71票
5位:ホームステッダーズ(Homesteaders/クワインドゲームズ)2,07, 58票
6位:花火(Hanabi/アバクスシュピーレ)2.13, 86票
7位:ツォルキン(Tzolk'in/チェコゲームズ出版)2.13, 46票
8位:アンドールの伝説(Die Legenden von Andor/コスモス)2.26, 62
9位:カッラーラの宮殿(Die Paläste von Carrara/ハンス・イム・グリュック)2.32, 92票
10位:ゆらゆら海賊船(Riff Raff/ツォッホ)2,33, 45票
11位:スノードニア(Snowdonia/サプライズドステア)2.37, 46票
12位:ラクラク大統領になる方法(Fremde Federn/2Fシュピーレ)2.41, 58票
13位:エミネントドメイン(Eminent Domain/ペガサス)2.47, 59票
14位:十二季節の魔法使い(Seasons/リベルー)2.63, 84票
15位:サンマロ(Saint Malo/アレア)2.82, 62票
16位:秦(Qin/エッガートシュピーレ)2.92, 62票
17位:マイルストーン(Milestones/エッガートシュピーレ)2.98, 54票

Fairplay Online:Tagesergebnisse der Scoutaktion 2012

カルカソンヌ世界選手権、村田氏5位

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10月21日、ドイツのボードゲームメッセ「シュピール」にて、第7回カルカソンヌ世界選手権が開催され、日本代表の村田大輔氏が5位に入賞した。

世界25カ国の代表と、昨年のチャンピオン、E.ブルテン氏が参加。予選を6ゲーム行い、勝ち数で上位4人が準決勝に進出した。村田氏は昨年のチャンピオンE.ブルテン氏を破ったものの4勝2敗でブルテン氏と並び、得失点差で準決勝進出を逃した。昨年の日本選手権で3位に入賞したかなえ夫人もお子さんと一緒に応援しており、予選が終わったときには健闘ぶりに涙ぐんでいた。

優勝はチェコ代表のM.モイズィス氏。準決勝でE.ブルテン氏を破ったオーストリア代表を、決勝で3点差で下した。プラハ在住の大学生で、カルカソンヌはオンラインでほぼ毎日プレイしているという。決勝にはチェコボードゲームの社員も応援にかけつけていた。

Spielzentrum Herne:7th Carcassonne World Championships 2012


予選を戦う村田氏


決勝はオーストリア代表対チェコ代表


5位入賞の村田氏、作者のヴレーデ、長女ののぞみさんと


参加者とスタッフの集合写真

ゲームマーケット2012秋、入場カタログ販売開始

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来月18日(日)に東京・浅草の台東館で行われるゲームマーケット2012秋の入場カタログが発売となった。都内のボードゲーム専門店などで購入可能。800円。

ゲームマーケットはボードゲーム愛好者の交流と振興を目的とした国内最大規模のゲームイベント。ボードゲーム、カードゲーム、テーブルトークRPG、シミュレーションゲームなど、幅広いジャンルにわたって多数の企業やサークルが出展する。新作ゲーム、創作ゲーム、中古ゲームの販売や、ゲームの体験会もあり、1日アナログゲームが楽しめる。現在開催中のエッセン・ボードゲームメッセからも、いくつかの新作がお目見えしそうだ。

カタログは過去最高の199団体の出展者の出展内容が記されたもので、入場券代わりとなる。当日も販売されているが、窓口が混雑するため、参加が決まった方は手に入れておくとよいだろう。

出展の詳細な情報はゲームマーケットの公式ページに徐々に掲載され始めている。こちらも定期的にチェックしておきたい。

ゲームマーケット2012秋:出展情報
jdsa:ゲームマーケット2012秋(有志によるまとめサイト)

シュピール'12:プレイしたゲーム

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エッセン・ボードゲームメッセ「シュピール」の楽しみは、新作を実際に遊べることにある。どのブースでも体験卓が用意され、英語の説明もしてもらえる。シュピールはお試しプレイができるお祭りという意味で、テストとフェスティバルをかけて「テスティバル」ともいわれているのだ。

今回の方針は「日本に入ってこなさそうなものを遊ぶ」で、奥の方のマイナーな出版社を中心に回った。昨今、大手ばかりでなく、フェアプレイの上位に入るものはほとんど、近いうちに日本で遊べるだろう。日本に入ってこなさそうなものは、それなりの出来栄えではあるが、ブースをぶらりと回って気になったものを遊ばせてもらうのは楽しい。

西部の町(Western Town)
ホワイミー(フランス)のゲーマーズゲーム。非言語依存。
建物を建て、お金や木材を集め、インディアンを退けてリンカーンのお眼鏡に叶うことを目指します。建物を建てるとカードがもらえ、その効果を使えるようになりますが、ほかの人と同じカードを選ぶことで、ボーナスを得られるシステムが新しいです。建物が毎回少しずつ異なるというお楽しみもあって購入。

クロック(Clocks)
サンドタイマー(ベルギー)のダイスゲーム。
サイコロを振って、入札で手に入れ、自分のボードに配置します。1時には1、2時には2、というようにサイコロの目を合わせておければボーナスが入ります。合わないときは、お金を払ったり、ほかのアクションをしたりして目を変えなければなりません。合わせるのはなかなか大変です。

カルーア(Kalua)
ホモルディクス(スペイン)の、小さい島で宗教の信者を集める生き残りゲーム。
「幸福度」を上げて信者を集めるだけでなく、ほかの宗教に災害を起こして信者を失わせます。最後まで信者が残った人が勝ちで、出る杭は打たれるため、足の引っ張り合いを制するにはあまり目立ってはいけません。

ネコとネズミ(Katze und Maus)
ステップパズル(ロシア)の立体すごろく。
サイコロを振ってネズミがピラミッド状のチーズを登ります。ネコのマスに止まるとサイコロを振ってネコが追いかけてきます。ネズミの中にボールが入っており、穴のあるマスに止まるとボールがピラミッドの中へ。そして出てきたところまで戻らなくてはいけません。ゴールしたら勝ちではなく、途中で集めたチーズの得点で勝負。戻ったほうがたくさんチーズを集められますが、ネコに捕まる恐れもあります。

ツイーグルズ(Tweegles)
カクテルゲームズ(フランス)小箱の缶入り新作。フランスでは先月発売になっているのでまもなく日本にも入ってきそう。
カードをめくって、該当するモンスターを捕まえます。ナイフだったらまっぷたつに切れてるものをチョップで叩き、スタンプだったらつぶれているものをグーで叩きます。早い者勝ち。

魔法の影の夜(Nacht der magischen Schatten)
ハバ社(ドイツ)のキッズゲーム新作。LEDライト付き。
1人がコマを仕込んだ円盤を回して、その影を残りの人が見ます。その後で登場しなかったものをカードから当てるという記憶とパターン認識のゲーム。似たような影でも違うキャラクターなので紛らわしいです。

氷のように冷たい!(Eiskalt erwischt!)
ハバ社(ドイツ)のキッズゲーム新作。戦略的なおはじきゲーム。
ペンギンが乗っかった氷山に、氷のコマをぶつけて魚や氷山を崩します。崩れた分だけゲットできますが、ペンギンを倒してしまうとほかの人に持っていかれてしまいます。面白くて3回連続プレイ、そして購入。

おばさんはバスから追い出せない(You Cannae Push yer Granny off the Bus)
パンツ・オン・ファイヤー(イギリス)の直接攻撃ゲーム。
バスに乗っているおばさんたちが、針やステッキなどの攻撃カードでバスから追い出すことを目指します。防御カードがあれば防げますが、ないと、出口に向かって1歩進まなければなりません。最後までバスに残っていたおばさんが勝者です。

幅広い国のゲームが遊べました。

嘘つきダイスゲーム『ユー・クライ・ウルフ』発売

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翔エンタープライズは本日、鈴木銀一郎氏のオリジナルダイスゲーム『ユー・クライ・ウルフ』を発売した。2〜5人用、12歳以上、20分、4,830円。

今から100年ぐらい前、ヨーロッパの小さな農村を舞台にしたダイスゲーム。家畜や狼の数を誇張しつつ、ウソを見破られ「狼少年」と呼ばれないようにする。

各自、6個のサイコロをカップに入れて振り、出た目をこっそり確かめる。そして全員のカップの中にどの動物が何頭いるか、数字を宣言していく。順番に数字を上げていくが、そんなにいないと思ったら「お前、狼少年だろ! ( You cry wolf!) 」と言ってその動物のサイコロを全員が公開する。その動物が宣言以上ならば宣言した人、宣言未満なら疑った人がチップを相手からもらえる。こうして誰かがチップを支払えなくなった時点でゲーム終了となり、チップの最も多い人が勝つ。

狼の数は特別で、狼の目だけでなく牧羊犬も頭数に数えられる(狼はしばしば羊の皮をかぶっているから)。ドイツ年間ゲーム大賞受賞作品の『ブラフ』とは異なり、各自のサイコロの数は減らないので、爆発的に多い可能性も。そのふりをしたハッタリがさらなる疑心暗鬼を誘う。動物の目になったかわいい特製ダイスも見ものだ。

翔エンタープレイズ:ユー・クライ・ウルフ

NHKおはよう日本で『ピクトマニア』

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今朝のNHKニュース番組「おはよう日本」で、チェコのお絵描きゲーム『ピクトマニア』が紹介された。

紹介されたのは6:40ころからの「まちかど情報室」というコーナー。「大人も子どもも お絵かき楽しく」というテーマで、「LEDライトがついたペンで夜空に絵を」、「軽くなぞれば光る絵が」に続いて、「ボードに描いた絵を当て合うゲーム」という見出しで、秋葉原ロール&ロールステーションにてプレイされる様子が放映された。NHKでの紹介のため商品名は挙げられていない。

『ピクトマニア』はどのお題の絵を描いたか、お互いに当てっこするゲーム。紛らわしいお題と描き分けさえすればよいことと、スピード勝負であることから、画力はあまり問われない作品となっている。ホビージャパンが今年の夏に日本語版をリリースした。

20日(土)5:40ころから再放送される予定となっているが、番組編成の都合でカットされることもある。

NHK:おはよう日本まちかど情報室

『キング・オブ・トーキョー:パワーアップ』日本語版、11月下旬発売

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ホビージャパンは11月下旬、東京を舞台にしたモンスターバトルゲーム『キング・オブ・トーキョー:パワーアップ』日本語版を発売する。2〜6人用、8歳以上、30分、2310円。プレイするには基本セット(日本語版あり)が必要となる。

R.ガーフィールドがデザインし、フランスのイエロ社から発売された作品。当初英語版が輸入されたが、人気に押されて日本語版が発売されている。

今回の拡張では、各モンスターに進化カードが8枚ずつ加わる。基本ゲームでは各モンスターの特徴はなかったが、この拡張セットを加えることで、各モンスターごとの進化が起こり、ギガザウルスはよりしぶとく、メカドラゴンは攻撃的に、サイバーバニーはエネルギーをより得て、クラーケンはトリッキーに、といった具合に個性的な能力を得ていく。そして新モンスター「パンダカイ」がトーキョーを混乱に陥れる。

それぞれのモンスターの特徴に合わせた戦略を練ることになる。キング・オブ・トーキョーファンなら見逃せないエクスパンションだ。

シュピール'12:プレス日

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エッセン・ボードゲームメッセ「シュピール(Spiel)」は毎年、10月下旬の木曜日から日曜日まで4日間にわたって行われる。その前日、水曜日はプレス日になっており、11時から記者会見、その後で新作のプレビュー、夜にドイツゲーム賞の授賞式がある。

新作のプレビューは、部屋にテーブルが並べられ、そこに各出展者が新作を広げて、通りかかった記者に説明をしてくれる。これに参加する出展者は限られているものの、大手の新作を一同に見られるのは効率がよく、また掘り出し物も見つけやすい。

先日のテンデイズテレビで取り上げた注目の新作も手応えがあった。ノーチェックで気になった新作は次の通り。

『ルール地方の舟運(Ruhrschifffahrt)』シュピールヴォルクス
実在の地域をもとにした戦略ゲーム。500部限定

『カルア(Kalua)』ホモ・ルディクス
宗教戦争をテーマにしたカードゲーム

『西部の町(Western Town)』ホワイミー

2時間ほどかけてプレビューを回った後、設営中のブースを回ってみる。準備が終わってお酒を飲んでいるところも、今まさに準備しているところも活気があって、見ていて飽きない。毎年ここでしか会えない知り合いと挨拶をかわす。

夜はドイツゲーム賞の授賞式。10位から順番に、出版社の社長とデザイナーが壇上に招かれ、トロフィーを授与される。1位だった『村の生活』のブラント夫妻と、キッズゲーム賞を受賞した『いかさまゴキブリ』のブラント兄弟は親子である。先に壇上に上がったお父さんのマルクス氏が、後から壇上に登る子供たちを見つめる目に、心打たれた。


今年のドイツゲーム賞を制したブラントファミリー

今年はドイツゲーム賞に特別賞があって、70歳を迎えたデザイナーのW.クラマー氏が選ばれた。ドイツ初の職業ゲームデザイナーとして受賞歴、作品数ともに第一人者である。今年も『カッラーラの宮殿』をハンス・イム・グリュック社からリリースしており、インタビューでも「これが最後の作品ではない」と意気込みを見せていたクラマー氏、今後の活躍が期待される。


まだまだ元気です!

シュピール'12:開幕

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第30回となるエッセン・ボードゲームメッセ「シュピール'12(Spiel)」が18日から4日間にわたって開催される。今年は37カ国(昨年+3)から827団体(昨年+17)が出展し、数百タイトルのボードゲーム新作が展示される。

主要メーカーの代表が組織するボードゲーム専門委員会(Fachgruppe Spiel)によると、2012年のボードゲーム売上は国内では落ち込んでいるものの、輸出が盛んでシュミット社やコスモス社などは輸出額が2〜3倍、フッフ社は売上における輸出の割合が3割に達し、ハバ社も7%と堅調に増加しているという。

主催のフリードヘルム・メルツ社は「遊ぶ人が多様化し、多様なボードゲームが作られるようになった(Unterschiedliche Menschen mögen unterschiedliche Spiele)」と分析。今年は特にダイスゲーム(『ダイスマニア(Würfelmania)』『ペスカード(Pescado)』)と協力ゲーム(『アンドールの伝説(Die Legenden von Andor)』『エスケープ(Escape - Fluch des Tempels)』)に焦点を当てて紹介している。

Internationale Spieltage SPIEL

『ユークロニア』日本語版、11月下旬→1月下旬発売

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ユークロニアホビージャパンは11月下旬、架空世界の都市建設カードゲーム『ユークロニア(Uchronia)』を日本語版で発売する。2〜5人用、14歳以上、45〜60分、3570円。

『イノベーション』のカール・チャデクがデザインし、今年のエッセン・ボードゲームメッセでフランスのイエロ社から発売される最新作。同氏がデザインした『ローマに栄光あれ(Glory to Rome)』のセルフリメイク作品である。

驚異の都、ユークロニア。恐竜はいまだ絶滅せず、遺跡の寺院の柱は住人達の誇りを示すかのように高くそびえ立っている。探検家や商人が財宝を求めて遠くへ旅立ち、労働者や恐竜は建築家の指示のもと、ジャングルの真ん中に偉大なるユークロニアを建築している。

プレイヤーは、とある貴族の家の当主となり、ほかの一族と争い、新たな建物を建造して、勢力を競う。アクションや資源を消費し、建物を建設し、得点にする。勝利のために求められるのは、徹底したアクション数や手札枚数、資源の数などのリソース管理と、建築した建物の効果を効率よく利用する判断力だ。

12月25日追記:ホビージャパンより1月下旬に発売延期が発表されました。


ユークロニア(コンポーネント)

バイエルン・ボードゲームアーカイブ(Bayerisches Spiele-Archiv)

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2012年、ボードゲームメッセ「シュピール」参加に合わせて、バイエルン・ボードゲームアーカイブを訪れた。20000点のボードゲームがここに収蔵されている。常時公開されているものではないが、懇意にしているT.ヴェルネック氏(写真)にお願いしたところ、快く見せて下さった。

トム・ヴェルネック氏(73)

バイエルン・ボードゲームアーカイブは南西ドイツ、ミュンヘン近郊のハール(Haar)という街にある。 ミュンヘン中央駅からも、ミュンヘン空港駅からも、各駅停車(S-Bahn)で40分くらい。駅から歩いて5分くらいの福祉施設の中にある。ここに暮らしているヴェルネック氏のコレクションが5000点を超え、ベッドの下から、天井まで家中のあちこちに置かれているのを奥さんに怒られたのが、アーカイブ設立のきっかけだったという。

ハールは人口20000人の街で、みんなお互いに知り合いだというヴェルネック氏。市長とかけあって、幼稚園の地下倉庫を提供してもらうことになった。個人のコレクションに自治体が保管場所を提供するというのは驚きだが、ボードゲーム文化への理解と、管理好きなドイツ人の気質があってのことだろう。現在、市庁舎の地下に1部屋を設けて、市長が来賓にボードゲームを見せられるようにする準備を進めている。

幼稚園の一角に入り口がある

アーカイブの仕事は、ボードゲームを分類し、出版社やサイズに合わせて棚に収納するだけでなく、マスコミの取材対応もある。アーカイブの存在は広く知れ渡っており、テレビや新聞が、ボードゲームの特集をするときには実物の写真を撮りにくる。ドイツ国内の出版社は、9割が新作を無償でアーカイブに提供しているというが、それも自社製品をマスコミで取り上げてもらえるという効果を期待してのことだろう。ボードゲームだけでなく、関連書籍も網羅されている。

奥行きのある収納庫


棚に番号をつけて、どこに何があるかすぐ分かるようにしている


世界各国の書籍も収納されている

毎月のように無償でボードゲームが届き、それを分類して広い棚に収納していくのはボードゲーム愛好者の夢である。アーカイブのゲームは品質管理のため貸し出しを行っていないが(ちなみに地下でかびないように、大型の除湿機を24時間動かしている)、スタッフなら遊ぶことができる。また、こことは別にボードゲーム会場があり、そこにもボードゲームが置いてあって近隣の愛好者で楽しんでいるという。

ヴェルネック氏はもうひとつ、ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)の設立者でもある。この賞は1979年、7人の審査員でスタートしたが、その基本構想はヴェルネック氏がトーレ氏と共に作ったものである。以来、ずっと審査員を務めてきたが「ドイツ年間ゲーム大賞は、もう大人になったから手をかけないでよくなった」と2009年に引退した。

ちなみにヴェルネック氏の本業はアーカイブ管理ではない。シーメンス社員を経て、企業の社内コミュニケーション研修のコンサルタントをしてきた。ほかにも自家用飛行機が趣味で、セスナ機を所有している。アーカイブの上の階は幼稚園になっており、ヴェルネック氏のお孫さんも通っていた。「おっと時間だ」アーカイブの秘密の階段を通って、お孫さんを迎えに行くヴェルネック氏。子供たちがアーカイブを荒らさないように、秘密の階段には厳重に施錠しているという。幼稚園の地下にあるおじいちゃんの秘密基地、何だかとってもカッコいい。

ヴェルネック氏の奥様は日本在住経験があるというので伺ったら、奥様の祖父が天皇陛下のドイツ語教師だったという。アーカイブの管理費を市に負担してもらっていたり、ドイツ年間ゲーム大賞の設立者であったり、お孫さんの幼稚園は上の階にあったり、度肝を抜かれる話ばかりだった。

ミュンヘンでも毎年11月に「シュピールヴィーズン(Spielwies'n)」というボードゲームメッセが行われている。遊ぶ方をメインにしたメッセで、3000タイトルのボードゲームが用意され、3日間にわたって開催される。こちらもいつか訪れてみたい。

写真撮影:ふうかさん

シュピール'12新作情報:イエロ

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『キング・オブ・トーキョー』や『イノベーション』など、次々と日本語版化されているフランスの出版社です。

ユークロニア(Uchronia)
C.チャデク作、2〜5人用、14歳以上、60分。
架空世界で貴族の家を率い、都市を建設して勢力を競います。資源カード6枚の手札からゲームを始めます。場には5枚の建物カードが並び、自分の番には手札から資源カードを出すか、ほかのプレイヤーが出してるカードを使います。カードの効果によって、生産、探検、交換、建設などを行い、建物を建設すれば、その特殊効果が使えるようになります。誰かが規定点に達したラウンドでゲーム終了となり、勝利点の最も多いプレイヤーが勝利します。
ホビージャパンから日本語版が11月下旬に発売予定されています。

ミシックバトル(Mythic Battles)
B.フォークト作、2〜4人用、14歳以上、45分。
アテネとハーデスが戦争を始めました。お互いに神話に登場する伝説の将軍と精鋭の軍隊を送り込みます。「ビルディング・バトル・ボード」という、ミニチュアゲームとボードゲームとカードゲームの要素を取り入れたシステムを用い、軍隊を集め、カードをプレイして軍隊を活動させ、ダイスで戦闘を解決します。
2つの軍隊が入っており、2人または4人でプレイできます。ほかの軍隊セットも発売予定となっています。

キング・オブ・トーキョー:パワーアップ!(King of Tokyo: Power Up!)
R.ガーフィールド作、2〜6人用、8歳以上、30分。
トーキョーでモンスターたちが暴れるダイスゲームの拡張セットです。モンスターに応じた進化カードがあり、ハート3つで手札に入れることができます。これを使うことにより、ダイスの目を変更したりするなどの特殊能力が得られます。新しいモンスターとして箱絵にもなっている「パンダカイ」が加わります。
ホビージャパンから日本語版が11月下旬に発売予定されています。

ウィズ・ビン・バン(Whizz Bing Bang)
順番にカードをめくってアクションを行います。「ウィズ」だったら次のプレイヤー、「ビン」だったらリバース、「バン」だったらスキップ、「ブーン」だったら手をたたきます。それぞれのアクションにペナルティートークンがあり、最後の「ブーン」トークンを先になくした人の勝ちです。

シュピール'12新作情報:チェコゲームズ出版

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奇抜な作品で注目を集めるチェコの出版社は、新作2タイトルと拡張2タイトルで臨みます。

ツォールキン:マヤ暦(Tzolk'in - the Mayan Calendar)D.タスキーニ、S.ルシアーニ作、2〜4人用、13歳以上、90分。
高度な文明を発展させたマヤには、謎の暦がありました。1年が260日で、作物の種を植える時期、モニュメントを建てる時期、赤ちゃんが生まれる日、惑星の運行日数などを予測することができました。この暦がマヤ人の生活の基礎となっていたのです。
プレイヤーはマヤの種族を率いて、神々を喜ばせ、自分の種族を繁栄させます。ボードはギアがいくつか付いており、これが回転することで1年の流れとその間に行うアクションが分かります。作物を収穫するか、もっと成長するまで待つかが、時間の輪で分かるのです。

ゴブリン株式会社(Goblins Inc.)
F.ネドゥク作、2〜4人用、11歳以上、45分。
ゴブリン株式会社という工場では、戦争や娯楽のための巨大ロボットが建造されています。社長が引退するため、後継者をめぐる競争が始まりました。チームを作り、地球最後の戦争に打ち勝つ最高の巨大ロボットをデザインします。問題は、チームで一緒に仕事をするのに、勝者はその中の1人なのです。
みんなで巨大ロボットをデザインして建造し、操縦してほかのチームのロボットを倒します。チームメイトにはそれぞれ秘密の目標があり、それを達成できたゴブリンが新しい社長です。

ダンジョンロード:祭りの季節(Dungeon Lords: Festival Season)
V.フヴァチル作、2〜4人用、13歳以上、120分。
ダンジョンを経営して冒険者たちの侵略に備えるボードゲームの拡張セットです。1年が春夏秋冬のほかに祭りの季節を加えて5つの季節になります。ダンジョンを作るのに時間がかかりますが、冒険者たちが集まるのにも時間がかかります。新しいモンスター、部屋、罠で戦いに備えますが、冒険者たちもパワーアップします。選べるアクションは8つのママですが、季節ごとに1つのアクションが臨時アクションに置き換わります。

ギャラクシートラッカー:もう1つのビッグエキスパンション(Galaxy Trucker: Another Big Expansion)
V.フヴァチル作、2〜5人用、13歳以上、60〜90分。
制限時間内に宇宙船を組み立てて宇宙に繰り出すボードゲームの拡張セットです。ビッグエキスパンションで飽き足らないベテラントラッカーに、それぞれのプレイスタイルに合わせて導入できるいくつかのルールを加えました。基本セットとも、ビッグエキスパンションとも組み合わせてプレイできます。
このほかに『ギャラクシートラッカー』の記念版が発売されます。これまでにリリースされた拡張のカード、ボード、トークン、ルール、フィギュアが全て含まれています。

デッキ構築カードゲーム『シルク・ドゥ・モンスター』発売

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富士見書房は6日、グループSNEによるオリジナルデッキ構築カードゲーム『シルク・ドゥ・モンスター』を発売した。3〜5人用、30〜45分、3,360円。

舞台は、とあるファンタジー世界。 団員全てがモンスターである不思議なサーカス団があった。 その団長として、サーカス団を発展させるために奮闘する。そのために必要なのは、より高い演技力を持つ団員をスカウトすることと、サーカス団に資金を提供してくれるお金持ちのスポンサーを集めること。ただし、スポンサーを獲得するには、他のサーカス団と競りの形式で演技力を競い合わないといけない。

場にあるカードを購入して独自のデックを作るデッキ構築型ゲームに、オークションの要素が加わったことで、いちだんと斬新なゲームになった。自分のサーカス団に有利なスポンサーをオークションで獲得するが、スポンサーには、団員の多い派手なサーカスを好むもの、少数精鋭を求めるもの、昔取った杵柄でちょっと演技を助けてくれるものなどがいるため、どのスポンサーを獲得し、どの団員をスカウトするか、団長の経営センスとぶれない方向性が問われる。

リプレイ本『モンスターサーカスへようこそ!』も新紀元社より同時発売されている。こちらも合わせて読むことで、ゲームの楽しみ方が広がるだろう。

グループSNE:シルク・ドゥ・モンスター
富士見書房:シルク・ドゥ・モンスター

シュピール'12新作情報:ルックアウト・シュピーレ

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ローゼンベルクの作品で注目を集めて続けるドイツの出版社は、幅広い愛好者を見据えたラインナップです。

ル・アーブル:川港(Le Havre – Der Binnenhafen)
U.ローゼンベルク作、2人用、10歳以上、30分。
『アグリコラ:牧場の動物たち』に続くローゼンベルクの人気作の2人専用バージョン。倉庫をいっぱいにして、たくさんのお金を儲けることを目指します。『ル・アーブル』のテーマに、『祈り、働け』の資源リングを採用しました。手番には建物を新たに建てるか、すでにある建物を使います。31の建物が登場し、その組み合わせで効率のよい生産と売却を行いますが、プレイ時間を30分に抑えて手軽に遊べるようにしました。

スノードニア(Snowdonia)
T.ボイデル作、1〜5人用、8歳以上、45分。サプライズド・ステア社(イギリス)が制作した作品のドイツ語版です。
観光の名所、イギリスのスノードン山に登山鉄道を建設します。ワーカープレイスメントでアクションを行い、ほかの鉄道ゲームと比べ、線路・橋・駅を建設する他に山を掘削しなければなりません。そこに雨の多い天気が邪魔をします。契約カードに示された課題をクリアすることで得点になり、その合計を競います。機関車を購入すれば、それぞれのアクションでアドバンテージを得ることができます。

サバービア(Suburbia)
T.アルスパッチ作、1〜4人用、8歳以上、90分。
ベジエゲームズ(アメリカ)を率いて『蒸気の時代』の拡張などを発表しているアルスパッチの都市開発ゲーム。各自六角形の建物タイルを購入して並べ、隣接するタイルの効果で収入や人口を増やします。後半になるにつれてより強力で高価な建物が登場するので、収入を上げていかなければなりません。最後に人口の最も多い人が勝者となります。

『スモールワールド・アンダーグラウンド』日本語版、11月下旬発売

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スモールワールド・アンダーグラウンドホビージャパンは11月下旬、人気ファンタジーボードゲームのシリーズ最新作『スモールワールド・アンダーグラウンド』日本語版を発売する。2〜5人用、8歳以上、30〜80分、6930円。拡張ではなく、単独で遊ぶことができる。

全世界で10万個以上を販売している『スモールワールド』が、戦いの舞台を地下世界に移した。スモールワールドの地下は、先祖様たちの遺体を埋めてきた上に、よその帝国がすでにすぐ近くまで掘り進んできており、残された土地は少ない。地底帝国の拡張は今や風前の灯。新しい種族とパワー、さらにはモンスターが守る伝説の土地や聖なるアイテムが登場する世界を制するのは誰か。

『スモールワールド』本編と同様、これだけで遊べる独立したゲームだ。『王国』など、ほかの拡張セットと一緒にプレイすることもできる。

初回特典として、プロモーション拡張キットの「トンネル」が付属する。これを使うことで、『スモールワールド』と『アンダーグラウンド』両方のゲームボードを連結させてプレイできるようになる。
スモールワールド・アンダーグラウンド

『ロビンソン漂流記』日本語版、11月3日発売

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ロビンソン漂流記アークライトは11月3日、F.フリーゼによるソロプレイ専用デッキ構築ゲーム『ロビンソン漂流記(Robinson & Freitag )』日本語版を発売する。1人用、13歳以上、25分、2100円。

作品が全てFで始まることでも知られる奇才F.フリーゼが昨秋に発売した作品。冒険小説『ロビンソン・クルーソー』をテーマにした、ドイツゲームでは珍しいデッキ構築ゲームだ。すでに日本語ルール付きの輸入版が流通していたが、このたび満を持して日本語版が発売される。

孤島生活を謳歌していた島民フライデー。そこにあるとき、転覆した船と共にロビンソンが漂着した。早くロビンソンに島から出て行ってもらいたいフライデーは、ロビンソンが自力で島から出られるよう、ロビンソンを導いてゆく。彼の能力を表すデッキを鍛え上げ、最終的には海賊船を撃退することで船を奪い、ロビンソンが孤島を脱出できる。

1人用なので、空いた時間に手軽にプレイができ、ゲーム力を上げるのに最適。 難易度を上げることで過酷さを増すサバイバル生活は、熟練ゲーマーも唸らせるバランス設定に仕上がっている。

アークライトゲームズ:ロビンソン漂流記
ロビンソン漂流記(カード)

『ホビットの冒険 カードゲーム』日本語版、11月下旬発売

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ホビットの冒険カードゲームホビージャパンは11月下旬、まもなく映画版も封切られるJ.R.R.トールキンのファンタジー小説『ホビットの冒険』をゲーム化した『ホビットの冒険 カードゲーム(The Hobbit Card Game)』日本語版を発売する。2〜5人用、10歳以上、20分、1470円。

『指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)』の前日譚となるホビットのビルボの冒険を描いた作品を、イギリスのゲームデザイナー、M.ウォレスがトリックテイキングゲームにした。ソフィスティケイティッドゲームズ社(イギリス)が制作し、ファンタジーフライト社(アメリカ)やコスモス社(ドイツ)などによる各国語版と同時発売となる。製造はドイツ。

プレイヤーはビルボやドワーフのトーリン、魔法使いのガンダルフなどの善の勢力と、邪悪な竜のスマウグやオークのボルグなどの悪の勢力に分かれて競う。一巡の勝負に勝利すると、それぞれのキャラクターの能力に従って獲得したカードを分配できる。的確なカードを分配することで、敵には損害を与えることができ、味方には助けとなる。どのカードをいつ使って、誰を勝たせて、どのカードを分配させたら有利になるのか、結果はやってみるまで分からない。

これだけの内容でプレイ時間はわずか20分。映画で興味を持った人に気軽に出せる小品の登場だ。

ホビットの冒険カードゲーム

シュピール'12新作情報:クワリ

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クセのある作りで日本にも根強いファンがいるオランダのメーカーです。ここ数年シリーズ化している陶器製のコマを使った作品を2タイトル発表します。

ツイーーートツイーーート(Tweeeet)
C.ファン・モーセル作、2〜6人用、7歳以上、30分。
小鳥がエサを集めながら巣に帰ります。エサは、1エネルギーのマメから5エネルギーのテントウムシまであり、コースの途中に落ちています。移動は1マスにつき1エネルギーを費やします。行き先のタイルは後から並ぶので、エサは落ちていても遠回りしなければいけなくなるかもしれません。
2チームに分かれ、巣に帰ったときに残ったエネルギーが得点の平均を競います。チーム内の小鳥同士は、距離が6マス以内ならば行き先を相談できますが、7マス以上離れるとつぶやくことしかできず、10マス以上では翼をはばたかせて合図することしかできません。
小鳥のコマは陶器製です。
ツイーーート

トリッキー・ワイルドライフトリッキー・ワイルドライフ(Tricky WIldlife)
C.ファン・モーセル作、2〜4人用、8歳以上、40分。
陶器の動物コマを使ったゲームシリーズ。食物連鎖のバランスを上手にとって、公園の動物を生かします。
手番には新しく生まれる動物をストックから選んで補充します。次に、上位の動物が下位の動物を食べ、飢えた動物は死にます。このとき自分の手元で動物が絶滅すると失点になってしまいます。その後、年を取った動物が死にます。最も多くの種類の動物を生き残らせた人に名声点が入り、これを8年繰り返して名声点の最も多い人が勝ちです。
トリッキー・ワイルドライフ

クロマニョン(Cro-Magnon)

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意思疎通の進化

南フランスで発掘されたホモ・サピエンス、クロマニョン人は、約4万〜1万年前に生活しており、ラスコーなどの洞窟壁画を残している。コミュニケーションを進化させてゴールを目指すゲーム。4年前にコスモス社から発売されたが、言語依存の高さもあって国内では一般発売していない。7人以上では2人1チームとなってゴールを目指す。

クロマニオン

各チームには、担当する種族が割り当てられる。手番が来たらとりあえず種族のアクションを行わないといけない(忘れると減点)。「くさマニョン」だったらわきの下をかぎ、「冗談マニョン」だったら笑い合い、「ぶらぶらマニョン」だったら片方が踊ってもう片方が拍手する。恥も外聞も捨ててクロマニョン人になりきることだ。

アクションが終わったら、砂時計を返して制限時間内にお題をいろいろな手段で表現し当ててもらう。類人猿からホモサピエンスまで、コミュニケーションの進化は4段階に分かれており、最初はジェスチャー、次は粘土、その次は極貧ボキャブラリー、最後は絵で表現する。当たれば「ブンガ!」、おしければ「ヤーガ!」、全く違っていれば「ナーガ!」とだけ言うことができる。

ほかの人は自由に答えを言って当たれば1マス進める。手番チームは砂時計が落ちた時に、当ててもらったお題の数だけ進める。2人1チームでやるときは、交代交代でもいいし、2人で組んでもいいが、組んでチームワークを発揮したほうが正解してもらえる確率が高いようだ。

お題は「象」「火打石」「ダイヤモンド」「ベニテングダケ」「血管」「交尾」など自然にあるもの。だからといって簡単とは限らない。特に極貧ボキャブラリー(単語リストから、よい、わるい、大きい、小さい、行く、来る、動物、植物などの簡単な言葉しか使えない)での不自由さが好評だった。10人5チームでプレイ。優勝は連続正解で大量リードしたくさのまさん&さがえさんのぶらぶらマニョン。

Cro-Magnon
J.T.ヴィンステル、O.メルシア作/コスモス(2008年)
2〜12人用/10歳以上/45分
国内未発売

シュピール'12新作情報:マタゴー

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豪華コンポーネントと風変わりなシステムで注目されるフランスのメーカーです。『ルーム25』と『リヴァードラゴン』は、ホビージャパンが日本語ルール付き販売を決定しています。

ルーム25ルーム25(Room 25)
F.ルーズ作、1〜6人用、13歳以上、25分。
今からほんの少しだけ未来。とある国のTV番組「ルーム25」はやらせなしの内容で他局の番組を圧倒し、歴代最高視聴率を叩き出していました。その内容とは、5部屋×5部屋で構成された迷路の中から、唯一脱出できる部屋である「ルーム25」を囚人たちが協力して時間制限までに探し出すというもの。部屋にはそれぞれ恐ろしい危険が待ち構えており、協力してその危険を乗り越えていかなければ、刑が執行され命を落とすことになります。しかも、収録週によっては、囚人に紛れてTV局側が用意した『ガード』が成功を邪魔する場合もあるのです。シンプルなルールの協力型脱出ゲームに、スパイが紛れ込むという推理物の要素が加わった、息詰まる緊張感連続のボードゲームです。短時間で終わり、1人でも遊べるところが特徴です。
ルーム25

ケメットケメット(Kemet)
J.バリオ、G.モンティアージ作、2〜5人用、13歳以上、60分。
同社の『キクラデス』の続編。エジプトの一種族となって、神々の力を使い、肥沃な土地をめぐる戦争に勝つことを目指します。移動、徴兵、祈り、ピラミッド建設、パワーカードの購入などのアクションを選んで実行しますが、アクションはグループ分けされており、どのグループからも1つ以上アクションを行わなければなりません。祈りでポイントを集め、スフィンクスやフェニックスなどのクリーチャーを召喚すれば、さまざまな特殊効果で戦闘を有利にすすめることができます。
ケメット

リヴァードラゴン(Les Dragons du Mekong)
R.フラガ作、2〜6人用、7歳以上、30分。
2000年にデカルト出版から発売され、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『ドラゴンデルタ』のリメイクです。メコン河流域のドラゴン・デルタで、毎年勇敢な若者たちが集まり、板切れと石だけで自分の村から対岸の村まで、いち早く橋をかけてわたりきることを競います。アクションを同時にプロットし、石を置き、橋をかけて反対側に渡ることを目指します。 計画を台無しにするドラゴンカードによって、駆け引きや読み合いが白熱します。リメイクではゲームボードが両面印刷となりました。
TGiW:ドラゴンデルタ

シュピール'12新作情報:ハンス・イム・グリュック

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ハンス社は大賞作家を擁しての出展です。同社では、W.クラマーが『ハチエンダ』、M.キースリングが『ヴァイキング』以来の発表となります。

カッラーラの宮殿カッラーラの宮殿(Die Paläste von Carrara)
W.クラマー、M.キースリング作、2〜4人用、10歳以上、60分。
『アサラ』で健在ぶりを印象づけた年間ゲーム大賞デザイナーコンビの最新作。イタリアのトスカーナ地方を舞台に、世界的に有名な大理石を入手し、宮殿や教会などの美しい建物を作ります。しかし良質の大理石は高価ですし、かといって悪い大理石では満足してもらえません。ほかのプレイヤーがいつどのように仕事をするかよく目配せをしておきましょう。高い名声を得たプレイヤーの勝利です。

あやつり人形(Ohne Furcht und Adel)
B.フェイドゥッティ作、2〜7人用、10歳以上、90分。
2000年にドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされ、日本語版も発売されている正体隠匿系カードゲームがリメイクされます。手札を交換する予言者、王様がいなければ王様になれる曲芸師など7種類15枚のカードが建物カードに含まれ、特殊アクションを行うことができます。

ドミニオン:暗黒時代ドミニオン:暗黒時代(Dominion: Dark Ages)
D.X.ヴァッカリーノ作、2〜4人用、13歳以上、30分。
通算7つ目、今年唯一の拡張セットで、廃棄とアップグレードがテーマです。単独では遊べませんが、新しい王国カード35種類の他に、基本カードと一部交換してプレイするカードが入って500枚のセットになっています。ホビージャパンから日本語版が予定されています。
ドミニオンの日々:ドミニオン〜暗黒時代〜 カードレビュー

グラフ・ルード賞2012に『グリモワール』

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10月5日、ライプチヒのホビー祭「モデル・ホビー・シュピール」にて、ボードゲームの優れたイラストに贈られるグラフ・ルード賞(Graf Ludo)が発表され、『グリモワール(Grimoria)』のE.フライターク氏と、『クモの毒とカエルの鼻水(Spinnengift und Krötenschleim)』のG.シルヴェーラ氏が受賞した。

グラフ・ルード賞は、ボードゲームの箱絵やコンポーネントの見栄えを、メディア関係者、芸術家、子供を含むボードゲームファンが投票で評価する異色の賞。今年で4年目を迎える。ファミリーゲーム3点とキッズゲーム3点がノミネートされ、それぞれ大賞が選ばれ、1000ユーロ(10万円)の賞金が贈られる。主催しているのは家族を中心とした生活環境を増進するカール・キューベル基金。

女性イラストレーターであるシルヴェーラ氏が受賞するのは第1回(2009年)の『オオカミと七匹の子ヤギ』に続き2回目。『グリモワール』は日本人デザイナー、木皿儀隼一氏(ワンドロー)の作品のドイツ語版で、先日のドイツゲーム賞ではエッセンの羽根・模範ゲーム賞を受賞している。上記の受賞者には賞金としてそれぞれ1000ユーロ(約10万円)が贈られる。

Graf Ludo:Gewinner des GRAF LUDO 2012: „Spinnengift und Krötenschleim“ & „Grimoria“

Yahoo!バザールスタート

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ヤフーは10月1日、「Yahoo!バザール」をオープンした。個人ユーザーが固定価格で商品を売買できるオンラインショッピングサイトで、出品者は「Yahoo!オークション」より簡単に出品でき、購入者は「Yahoo!ショッピング」と同じように購入できる。

出品はYahoo!プレミアム会員のみ可能で、販売価格から手数料9.45%とポイント原資負担1%を引いた価格が出品者の取り分になる。送料は出品者負担か購入者負担かを選べる。10月1日〜11月14日は、手数料無料キャンペーンを開催中。

購入は、Yahoo!JAPAN IDを持っていれば誰でも可能。商品代金(と送料)を支払って購入すると、販売価格の1%分の「Yahoo!ポイント」か「Tポイント」がもらえる。決済時にはYahoo!JAPANが料金の支払いを仲介。購入者が商品を受け取ってから出品者に代金が支払われる。

ボードゲームは「ボードゲーム・テーブルゲーム」カテゴリーが用意されている。かんたん出品では、商品名、販売価格、発送元都道府県、配送方法が最低項目。あとは写真があればなおよい。気軽に出品できるので、遊ばなくなったボードゲームの放出などに利用してみてはいかが。

Yahoo!バザール:その他ボードゲーム・テーブルゲーム

シュピール'12新作情報:ホワッツ・ユア・ゲームズ

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社長がイタリアからドイツに引越しして1年休んだホワッツユアゲームズ、『ヴィニョス』以来の満を持しての2タイトル発表です。ともにホビージャパンが取り扱い、11月下旬に発売することが決定しています。

アスガルドアスガルド(Asgard)
P.ズィッズィ作、2〜4人用、12歳以上、90分。
北欧神話の神々の戦いをテーマにした、同時アクションとワーカープレイスメントのボードゲーム。寺院を建て、勇敢な戦士や強靭な巨人族を味方につけることで神々を支援します。オーディン、フレイヤ、テュール、ロキ、ヘル、トール、バルドル……自分の支援した神が最終戦争「ラグナロク」において勝利をおさめることはできるでしょうか。
アスガルド:コンポーネント

オドヴィルオドヴィル:奇妙な村(OddVille)
C.ラヴェッズィ作、2〜4人用、10歳以上、45分。
オドヴィルという街でプロジェクトを手に入れ、労働者を使って建物を建てるカードゲーム。自分が建てた建物、残った資源、キャラクターカードなどの得点の合計を競います。使用する労働者カードはそれぞれ異なる能力を持っていて、資源の獲得、コインの獲得、建設プロジェクトの獲得など異なる使い方ができます。自分の手番には労働者カードを使用するか、都市に建物を建てるかのどちらかを実行します。建物の立地により、建物の価値は常に変動していくため、周りの状況を見極めなければなりません。
オドヴィル

IGA2012に『トラヤヌス』『アグリコラ:牧場の動物たち』

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国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は今年の大賞作品を発表した。「一般ストラテジー部門」で12タイトル、「2人用ストラテジー部門」で4タイトルのノミネートが先月発表され、その中から最終投票により、『トラヤヌス』と『アグリコラ:牧場の動物たち』がそれぞれ大賞に選ばれた。

『トラヤヌス』について選考委員会は、「デザイナーのフェルト氏は、革新的なシステムを創造して評価を確立したが、本作品も例外ではない。アクションをマンカラのようなシステムで選ぶのは実に素晴らしい」、『アグリコラ:牧場の動物たち』については「楽しく、そしてやりがいのある2人用ゲームである」と評している。

国際ゲーマーズ賞の表彰式は、今月下旬にドイツで開催されるボードゲームメッセ「シュピール」で、各国から集まった選考委員の立ち会いのもと行われる。

【国際ゲーマーズ賞2012】
(一般ストラテジー部門)
トラヤヌス(Trajan / S.フェルト)
(2人用ストラテジー部門)
アグリコラ:牧場の動物たち(Agricola – Die Bauern und das liebe Vieh / U.ローゼンベルク)

International Gamers Awards:2012 Winners

シュピール'12新作情報:クワインドゲームズ

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ホワイトゴブリン社と並ぶオランダの出版社です。一時協力関係をもってQWGというブランドを立ち上げていましたが、一昨年から別々に活動しています。

黄金と拳銃カーソンシティ拡張:黄金と拳銃(Carson City Gold & Guns)
X.ジョルジュ作、2〜5人用、10歳以上、90分。
西部開拓をテーマにしたワーカープレイスメントゲームの拡張セットです。タイル1枚で家2軒分になるマンションタイル、プロモカードだったインディアンを含む新しい人物カード、高得点の起爆剤となる新しい建物、ダイスでランダムに出現して周囲の建物から収奪する無法者の4モジュールが入っており、自由に組み合わせて拡張することができます。
『カーソンシティ』の豪華版も同時リリースされます。

ホームステッダーズ豪華版(Homesteaders)
A.ロックウェル作、2〜4人用、12歳以上、90分。
2009年にテイスティミンストレル社(アメリカ)から発売された西部開拓ゲームの豪華版です。昨年同社から第2版が出ていますが、イラストも含めて一新されます。

シュピール'12新作情報:アドルングシュピーレ

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小箱のカードゲームで斬新な作品を発表し続けているドイツの出版社です。短時間ゲームを多く揃えてます。

2つから1つを作れ(Aus 2 mach 1)
D.ネーゲレ作、2〜6人用、10歳以上、10〜15分。
ボールとペンからボールペンなど、2つのイラストカードを組み合わせて単語を作ります。テーブルに並んだカードから、ひらめきでどんどんカードを取りましょう。複合語の組立てがドイツ語と日本語で異なりますが、カードは言語依存がありませんので、日本人でも遊べそうです。
2つから1つを作れ

闇の予言(Die dunkle Prophezeiung)
M.パーム、L.ツァッハ作、3〜10人用、12歳以上、30〜60分。
2つの組織のうちどちらかに所属しているプレイヤーが、悪魔城に向かう馬車の中で仲間を見つけ、必要なアイテムを揃える『悪魔城への馬車(Die Kutschfahrt zur Teufelsburg)』の拡張セット。想像を超えるイベントの数々や、重要な役割を果たす御者、1人だけで自分の目的を果たそうとする裏切り者が登場します。
闇の予言

ドラゴンの影(Drachenschatten)
J.シュヴィングハンマー作、2〜4人用、8歳以上、15〜20分。
魔法の山である晩、ドラゴンの影が現れました。そこで山の地下牢で宝物の探索が始まります。地下牢にうごめくクリーチャーを倒すには、村で武器やアイテムを入手していかなければなりません。しかし入手に時間がかかると、ほかのプレイヤーに先を越されてしまいます。アイテムの効果を上手に使って、宝をいち早く集めましょう。
ドラゴンの影

一番高い鉄道(Höchste Eisenbahn)
K.アドルング作、2〜6人用、5(3)歳以上、5〜10分。
色、かたち、番号が合うようにカードを取って鉄道をつないでいきます。トランプのスピードのように同時プレイで手札をなくした人が勝ちです。年齢に応じて難易度を変えることもできます。
一番高い鉄道

ライクダイス(Like Dice)
J.ドームベルガー作、2〜6人用、8歳以上、10〜15分。
ダイスを使わないダイスゲームです。カードにはいろいろな色と数字のダイスが2つずつ描かれており、テーブルに何枚か並んでいます。課題カードをめくり、「青いダイスはいくつ?」「赤いダイスのうち一番大きい目はどれで、緑のダイスのうち一番小さい目はどれ?」などの質問にいち早く答えます。
ライクダイス

シュピール'12新作情報:2Fシュピーレ

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『ファウナ』の日本語版が発売されるなど、デザイナーとして国内で認知されつつあるF.フリーゼの個人出版社です。

ラクラク大統領になる方法ラクラク大統領になる方法(Fremde Federn)
F.フリーゼ作、2〜4人用、12歳以上、95分。アークライトゲームズから日本語版が12月に発売予定されています。
『暗黒の金曜日』『フライデー&ロビンソン』に続く金曜日プロジェクトの第3弾。「借り物の羽」という原題が示す通り、デッキ構築、ワーカープレイスメント、ドラフトという近年流行のシステムを全部取り入れました。
1金になる父親の友人カード7枚と、勝利点になる影響力カード3枚からはじめ、毎ラウンド4枚ずつ引いてカードを出し、選挙員コマをアクションスペースに配置します。これによってカード購入資金を増やしたり、勝利点を得たりします。最後に影響力(勝利点)の最も大きいプレイヤーが大統領に選ばれます。

ガラクタあつめガラクタあつめ(Fundstücke)
F.フリーゼ作、3〜6人用、10歳以上、30分。
2002年に130部限定で製作された同タイトルが10年ぶりにリメイクされました。自転車からトラックまで乗り物カードから1枚を選び、一斉に公開して、積載量の小さい乗り物からガラクタを積み込みます。注文されたガラクタをいちはやく集めると得点になります。せっかく集めたガラクタを、泥棒に盗まれることもあるので注意しなければなりません。

電力会社拡張:北欧&イギリス・アイルランド(Funkenschlag: Erweiterung Nordeuropa/United Kingdom & Irland)
F.フリーゼ作、2〜6人用、12歳以上。
今年5月に発売されたケベック&バーデン・ヴュルテンブルク州マップに続く、両面刷りの電力会社の新しいマップです。北欧マップ専用の発電所12枚が付いています。

『ファウナ』日本語版、11月中旬発売→1月中旬

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ファウナホビージャパンは11月中旬12月下旬1月中旬、ドイツの動物クイズゲーム『ファウナ(Fauna)』日本語版を発売する。F.フリーゼ作、2〜6人用、10歳以上、45〜60分、5250円。

動物の名前とイラストを見て、生息域や体長や体重を当てる。ボードには世界地図とスケールがあり、このあたりだろうと思うところにコマを置いて、正解ならば得点になるというシンプルなゲームだ。キリンの身長は何メートル? コウテイペンギンの体重は何キロ? コガネガエルってどこに住んでいる? 正直、そんなところまで知っている人はほとんどいない。だからこそ、あれこれ想像を膨らませ、ああだこうだ言って盛り上がる。回答が当たっても外れても楽しい。

オリジナルは2008年にフッフ&フレンズ社(ドイツ)から発売され、翌年のドイツ年間ゲーム大賞でノミネート、ドイツゲーム賞で10位に入賞した。緑髪の奇才F.フリーゼが制作したファミリーゲームとしても注目を浴びた作品である。これまでもラベル付きで国内販売されていたが、日本語版になったことで、登場する360種類の動物を手間いらずで楽しめるようになった。

play:game評価コメントリスト:ファウナ

11月29日追記:ホビージャパンより発売延期が発表されました。
12月25日追記:ホビージャパンよりさらに発売延期が発表されました。

ファウナ日本語版コンポーネント

『カタンの開拓者たち』5-6人用拡張版発売

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ジーピーは9月28日、『カタンの開拓者たち』を5〜6人でも遊べる拡張セットを発売した。8歳以上、90分、1995円。

基本セットでは3〜4人で遊ぶ『カタンの開拓者たち』のマップを広げ、カードを増やし、別の色のコマを加える拡張セット。オリジナルは『カタンの開拓者たち』がドイツ年間ゲーム大賞を受賞した翌年(1996年)にドイツで発売された。手番外に資源カードの交換ができる特別ルールがあり、わいわい賑やかに遊ぶことができる。

『カタンの開拓者たち』日本語版(スタンダード)と同じのデザイン・サイズで作られているため、携帯キャリーケース版、海外版、過去の日本語版と組み合わせて遊ぶことはできない。

カタンが好きだけど、人数が多く集まってしまって遊べないという場合などに有用だ。

なお、8月に日本選手権が行われ、9月に日本代表が参戦したカタン世界選手権(アメリカ・ペンシルバニア)は、29カ国から44名の代表選手で競われ、オーストリア代表のH.シャーガー氏が優勝、香港代表のJ.チャン氏が準優勝した。日本代表の山形周平氏は残念ながら決勝進出がならなかった。

ジーピー:カタン世界選手権大会レポート
Catan.com:Catan World Championship 2012 Winner

アンケート:ドイツアマゾン

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Q.64:ドイツアマゾンからボードゲームを購入することが…(2012年9月)

A.よくある 41票(17%)
B.たまにある 42票(18%)
C.ほとんどない 156票(65%)

最も手軽な個人輸入として知られるドイツアマゾンですが、アンケートでは利用している人が3割程度にとどまることが分かりました。日本語ルールがつかないことや、簡易梱包による箱潰れ、欠品時の連絡の難しさに加え、14ユーロ固定だった送料が従量制になったことで割安感がなくなったというのもあるのかもしれません。

先月のアンケートで、4人に3人が公開日本語ルールを利用していることと考え合わせると、購入は日本語ルールが付属する国内ショップで行い、ルール確認のために公開日本語ルールを利用するという人が少なからずいると見られます。アンケートだけから断定することはできませんが、そのように仮定すれば、公開和訳ルールの存在によって、国内ショップの売り上げが落ちるとは限らないことになるでしょう。

10月のアンケートは今月行われるエッセン国際ボードゲームメッセ「シュピール」についてです。ドイツ・ルール地方の小都市で毎年この時期に行われる愛好者の祭典には世界中から15万人が参加し、日本人も増えている模様です。アンケートでは、行ったことがある、行ったことはないけど行きたい、興味はないの3択で一番近いものをご回答ください。

『大人が楽しい 紙ペンゲーム30選』10月30日発売

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紙ペンゲームスモール出版は10月30日、紙とペンなど身の回りのものだけで楽しめるゲームを解説するハンドブック『大人が楽しい 紙ペンゲーム30選』を発売する。東京・高円寺のボードゲーム専門店すごろくや著、オールカラー96ページ、1470円。すごろくやでは10月20日から先行販売を行う。

聞きなれない単語に辞書風の説明をでっちあげる『たほいや』、お題で連想した単語を書いてほかの人との一致を目指す『フラッシュ』、みんなで一文字ずつ歌を詠む『詠み人知らず』など、ボードゲーム愛好者によく知られているゲームをはじめ30タイトルの遊び方を収録。特別な用具を必要としないため、自宅・学校・飲食店・テーマパークの待ち時間・催事・パーティ・旅行の道中など、あらゆる場面で遊ぶことができる。

出版社は『ボードゲームカタログ』と同じスモール出版で、かわいいイラストとデザインで誰でも手に取りやすい本となっている。

【収録ゲーム】
古今南北/カルテット/ムード/ベリシ・ネ・ベリシ/二十の質問/ハイカット・ローカット/ハイ! ポーズ/ワタシワー/いっせーのーせ/スラップ・ザ・デック/事件は何だ/お絵描きしりとり/絵スチャー/フラッシュ/マフィア/ワードウルフ/詠み人知らず/シンプル・カンビオ/たほいや/カウント・イン・ザ・ダーク/頭足類/ランキング/アイハブネバー/テレパシー/つぎはぎ川柳/はやくわかって!/カウントダウン/ウインクキラー/デモクラシー/マネージャガ

高円寺0分すごろくや:ゲーム書籍紹介:大人が楽しい 紙ペンゲーム30選

『アグリコラ:牧場の動物たち』日本語版、11月上旬発売

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アグリコラ:牧場の動物たちホビージャパンは11月上旬、名作農業ゲーム『アグリコラ』を2人だけで手軽に楽しめる『アグリコラ:牧場の動物たち(Agricola – Die Bauern und das liebe Vieh)』を日本語版で発売する。2人専用、12歳以上、30分、3,990円。

2007年秋にドイツで発売されて以来、世界中のゲーマーを虜にしつづけ、今やボードゲームの新しいスタンダードとなった『アグリコラ』。拡張やデッキが数多く発売されているが、単体で短時間で遊べる2人用ゲームが今年登場した。

プレイヤーは農夫となって羊、猪、牛、馬を飼育する。3人の働き手に手伝ってもらい、動物たちを農場で飼ったり、厩を作ったり、柵で囲んで牧場を作ったり、農場を広げたりしていく。厩は家畜小屋に、住居は木骨造りの家に改築できる。毎ラウンド、働き手はそれぞれ1アクションずつ行うが、どのアクションが選べるかは全て、ゲームボード上にあって一目瞭然。どのアクションも1ラウンドにつき1回しか使えないが、両プレイヤーが働き手を交互に置くので、重要なアクションを確実に行えるかどうかは、両者の駆け引き次第となる。ゲーム終了時により多く動物を飼育し、より価値の高い建物を建てたほうが勝者だ。

『アグリコラ』では2人で60分ほどだったプレイ時間を30分に短縮。木製のかわいい動物コマがたくさん入っており、より多くの人が遊べるようになっている。
アグリコラ:牧場の動物たち(コンポーネント)

『私の世界の見方』日本版、お題アイデアコンテスト結果発表

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私の世界の見方スイスの傑作コミュニケーションゲーム『私の世界の見方(Wie ich die Welt sehe...)』のローカライズ日本版を企画しているテンデイズゲームズ(東京・三鷹)は、7月に行われたお題アイデアコンテストの結果を発表した。受賞作品は製品版に収録されるほか、副賞として製品(来年に発売延期)が贈呈されることになっている。

『私の世界の見方』は、1人がお題カードを読み、ほかの全員が空欄にふさわしいと思う単語カードを出して、お題カードを読んだ人が最も気に入ったものを選ぶゲーム。スイスのU.ホシュテトラーの作品で、お題カードと単語カードの豊富さで高尚にも下品にも遊べる。日本ではこれまで、ドイツ語のカードにラベル付きで販売されていたが、300枚を超えるカードに1枚1枚ラベルを貼る作業が普及を妨げており、日本版の発売につながった。

入賞作品は以下の通り。下記のリンクでは審査員のコメントや、最終候補作品も掲載されている。

テンデイズゲームズ賞
専業主婦の母親が突如ブログを公開。そのタイトルは「○○」。(第二研究員さん)

テンデイズラジオ賞
近所のスーパーの名物「○○の詰め放題」(がむ子さん)

森木ノ子賞
面接にお越しいただく際、筆記用具の他に◯◯をお持ちいただき、受付にお渡しください。(暗黒山さん)

Table Games in the World賞
私のお婆ちゃんがツイッターでつぶやいた。−○○なう(ジークリボンPさん)

余談ながら、このたびの選考はほかの審査員との重複もあるため各自3つまで選ぶことになっていた。Table Games in the World賞を担当した私が選んだ次点作はテンデイズラジオ賞を受賞した『近所のスーパーの名物「○○の詰め放題』、次々点は「この国の財政立て直しには、やはり○○がカギになってくるだろう。」 。

なお、発売延期に伴い、第2回お題アイデアコンテストを実施することがアナウンスされた。詳細は後日発表予定となっている。

Daily Life is a game:「私の世界の見方:日本版」発売記念!第一回お題アイデアコンテスト:結果発表!

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