2013年12月アーカイブ

あなたのMitspieler des Jahresは?

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「ミットシュピーラー・デス・ヤーレス」とは、今年一番よく遊んでくれたボードゲーム仲間という意味である。ドイツ語だが、ドイツにこのような賞があるわけではない。

これはゲーム会で一緒に遊んだ人の名前を記録しておき、年末に集計。一番多かった人をmixi・ツイッター・Facebookなどで発表するというもの。もちろん極私的な賞である。今年は神尾竜一郎氏で、2年ぶり2回目。仙台で「遊友会」というサークルを主催しているが、頻繁に遊びに来てくれる上に、エッセン旅行も同行している。

毎年この集計をしていて思うのは、ボードゲームは仲間なしにはできないということ。最近は1人用のボードゲームもあるが、1人より2人、2人より3人が楽しい。Mitspieler des Jahresの選考はその回数を問わず、一緒に遊んでくれるボードゲーム仲間たちに感謝を捧げるひとときになる。

集計するまでもなく、この人だという方もいるだろう。それはとても幸せなことだと思う。みなさんのボードゲームライフが、来年も充実したものとなりますように。

2013年のアクセス解析

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1年の最後にGoogle Analyticsに基づく今年の当サイトへのアクセスデータより。

ページビューは1,127,490で前年比+21%、年間100万を達成。1日平均でも3000を超えました。ユニークユーザー数は170,028で前年比+45%と上昇。新規訪問の割合が一昨年9.8%、昨年18.6%、今年21.5%と増えていることから、従来の愛好者以外からも興味をもってもらえたようです。

アクセス数に基づく注目されたゲームタイトルは以下の通り。ファンタジー協力ゲームの『アンドールの伝説』、次いでファンタジー陣取りゲームの『テラミスティカ』がが最も注目されました。いずれも今年度を代表するボードゲームで、安定と信頼のドイツ発です。

TGIW今年注目されたゲーム(検索ワードに基づくランキング、カッコ内は国内輸入元)
1位:アンドールの伝説(アークライト) 3114
2位:テラミスティカ(テンデイズゲームズ) 2509
3位:ポテトマン(メビウスゲームズ) 2272
4位:アグリコラ牧場の動物たち(ホビージャパン) 1688
5位:村の人生(ホビージャパン) 1240
6位:アウグストゥス(ホビージャパン) 948
7位:古代ローマの新しいゲーム(ニューゲームズオーダー) 851
8位:アグリコラ世界選手権デッキ(ホビージャパン) 832
9位:いかさまゴキブリ(メビウスゲームズ) 797
10位:サンファン(メビウスゲームズ) 794

都道府県別では東京、大阪、神奈川、愛知、埼玉、北海道、千葉、兵庫、京都、福岡の順にアクセスが多かったです。人口13位の京都が9位と盛り上がっている様子です。

最後に、リンク元のアクセス数ランキング。今年もありがとうございました。検索サイトを除くと、ほかにはツイッター(42998)、mixi(4289)、Facebook(3132)、feedly reader(3080)からのアクセスも多かったです。みなさまの話題作りに貢献できたことを嬉しく思います。

TGIW今年のリンクありがとうランキング
1位:ジョーコデルモンド 9987
2位:たっくんのボードゲーム日記 4440
3位:ふうかのボードゲーム日記 4404
4位:ボードゲームランド 2567
5位:A Home Of Game Apes 2006
6位:俺ビュー 1670
7位:メビウスゲームズ 1604
8位:みさき工房 1308
9位:ボードゲーム ラボラトリー 1109
10位:GIGAZINE 1088

すき間に入れて(Habe fertig)

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すき間はなかなかできず

すき間に入れて

カードをうまく出して手札を早くなくすゲーム。作者は今年『クウィックス』でドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたベンドルフである。

場は2つあり、手番には手札のカードを1枚、場に出す。場のカードと色か数字が同じカードを出せば手番が終わるが、場のカードのすき間の数で色違いのカードを出せれば続けて手番ができる。

例えば写真だと青の2と紫の7が場札である。このとき、青でも紫でもない3~6のカード(例えば赤の4)を出せば、続けて手番ができる。連鎖も可能で、うまくやれば1回の手番に何枚も出せる。

1番早く手札をなくした人は、山札からめくったカードの星印だけ得点。残りの人は手札に残ったカードの星印だけ失点となる。数ラウンドの合計で勝敗を決める。

連続手番ができるチャンスはあまりない。というのも、前の人がすき間が大きくならないようにカードを出すからである。そのうち誰かが我慢しきれなくなってポロリと出したところに、大チャンスが訪れる。そんな我慢比べがこのゲームの見どころだ。

4人プレイで20分ほど。最初に伏せるカードの選択や、カードを出す順番で結構考えるところがあった。せっかく広いすき間ができたのに、入れられるカードが手札になく、仕方なくすき間をせばめて終わるということも。1枚だけのすき間ができたときに見事入れられたときは気持ちいい。

Habe fertig
S.ベンドルフ作/ニュルンベルガーシュピールカルテン出版(2013年)
2~4人用/8歳以上/20分
ゲームストア・バネストから発売予定

ファッション誌、防衛誌でボードゲームコーナー

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12月24日発売のメンズファッション誌『CHOKi CHOKi(チョキチョキ)2014年02月号(内外出版社)』に、3ページにわたってボードゲームのコーナーが掲載されている。

「ボクらのネタ帳100!!」として、ヘアスタイルや冬服などが取り上げられる中に「密かにブーム到来!! ボードゲームワールド」のコーナー。『人生ゲームオブザイヤー』、『タブラの人狼』、『ディクシット』、『チャオチャオ』、『モウ』、『スコットランドヤード』、『テレストレーション』、『ジャングルスピード』の8タイトルがビジュアルたっぷりに紹介されている。取材は『アメージングテーブルゲーム』の伴隆之氏。

ボードゲームが買える店として、メビウスゲームズ、テンデイズゲームズ、ゲームストア・バネスト、キウイゲームズが所在地や営業時間まで掲載されている。

また、別冊付録の「おもてなしBOOK」にも、自宅でのパーティーに『人生ゲーム』や『人狼』を薦めている。

内外出版社:CHOKi CHOKi 最新号

12月21日発売の防衛情報誌『MAMOR(マモル)2014年02月号(扶桑社)』にも、ボードゲームのコーナーが掲載された。雑誌の大半である自衛隊関連情報とは別に、「コレ欲しい! MAMOR-COLLECTION」として毎号1つのテーマを取り上げている。

今号は「頭脳派ボードゲーム」。今年夏以降発売の新作の中から、『はじめての人狼』、『JINTOL』、『ピックス』などが取り上げられている。当サイトの管理人も少しだけコメントしているのでご覧頂きたい。

扶桑社:MAMOR vol.84 February

ホビー誌では時折登場するボードゲームだが、全く関連のなさそうな雑誌で取り上げられるのは、認知度の高まりを示すものといえそうだ。

日本のミニマリズム

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フランスのボードゲームデザイナー、B.フェデュッティ氏がブログで発表したコラム"Minimalisme japonais"を訳出した。ここでいう「ミニマリズム」とは最小主義、少ないコンポーネント、少ないルールで面白いゲームを作るというデザイン哲学で、日本発のゲームに顕著であるという。ボードゲーム評論の枠組みからも、これからのトレンドを占うためにも、興味深い視点である。


ボードゲーム業界はここ数年、急速に成長してきました。いろいろな技術的、経済的、社会的、文化的な理由により、ゲームデザイナー、ゲーマー、ゲーム出版社がどんどん増えています。このため、出版されるゲームの性質が変化しています。これはゲームデザインやスタイルの多様性を生み出す最も顕著な効果の1つです。芸術が発展するときいつもそうであるように、新しいトレンドが起こると、従来のスタイルと急速に調和していくものです。新しさと交配の弁証法といえるでしょう。ボードゲーム業界は、音楽や文学と比べるととても小さなものであるため、トレンドは少なく、また目立ちやすいものです。もっとも、どんな分類も境界線や周辺が常に恣意的なものではありますが。

流派とトレンド

10年前、ゲームデザインには2つの流派が目立っていました。ドイツ流とアメリカ流です。クラシックとバロックと言い換えてもよいかもしれません。前者は、抽象的またはテーマ性が薄く、見かけはつまらないとまではいかなくても地味で、ルールが明解で、インタラクションが少なく、それなりにストラテジックな深みがあるゲームを作っていました。後者は、テーマ性がとても強く、ときに暴力的だったりユーモラスだったりし、イラストが重々しく、ルールは長くてややこしく、タクティクスがカオスを生み出すようなゲームをデザインしていました。ドイツ流は「ユーロゲーム」となり、アメリカ流は「アメリトラッシュ(訳注:アメリカ的なゲームの総称)」となりました。この分類は今も有効です。私が先週プレイしたライナー・クニツィアの『秦』は旧来のドイツ流でしたし、リチャード・ガーフィールドの『キング・オブ・トーキョー』は典型的なアメリトラッシュでした。この両者はお互いに影響しあっており、ユーロゲームがより複雑に、よりインタラクティブになる一方、アメリトラッシュもより軽めで一貫性のあるルールになってきています。それどころか、今日出版されている重量級ゲームの多くは、両者のいいとこ取り(ときに悪いとこ取り)をしています。ドナルド・X・ヴァッカリーノ、マット・リーコック、アンドレアス・シュテーディングのようなデザイナーは明らかにどちらにも属していますし、私もそうだと思います。ボードゲームイベントやインターネット上では、両流派のゲーマーやゲームデザイナーがヨーロッパとアメリカから、あるいは世界中から出会い、議論し、コラボしています。ユーロゲームの最も有名なデザイナーの1人、アラン・R・ムーンはアメリカに住んでいます。

ミニマリズム

事態はより複雑になってきており、私は今、第3の流派を加えようかと思っています。それはミニマリスト、または日本流と読んでいいでしょう。日本だけではなく、すでに国際化しているものですが。
画家、作家、シェフと同様、ほとんどのゲームデザイナーは、純粋ですっきりしたデザインや、ゲームの本質を捉えるシンプルな縮図を夢見るものです。実際みんなが試してみています。単一のメカニズムに基づいた超シンプルなゲームで、1ダースのコマやカードだけでプレイでき、禅的な美しさを強調したもの。例えばシュテフェン・ミュルハウザーの『リニア』や私の『バビロン』のようなアブストラクトゲームの小品、ドイツのカードゲームではトルステン・ギムラーの『ゲシェンク』やドリス&フランクの『ピコ』、『人狼』やその派生などが挙げられます。


なぜ日本?

日本の『人狼』ブームはおそらく、近年これだけ多くのミニマリストゲームが日本発である理由のひとつだと思います。韓国発はここまで多くはありません。『ラブレター』『ロストレガシー』『RRR』『大商人』のデザイナーであるカナイセイジや木皿儀隼一の作品は多くがカードゲームで、ブラフ要素が多いものの内容はさまざまです。でも共通する感覚があり、それが杉浦のぼるのエレガントなイラストで強調されています。最近のエッセン・シュピールから、私が入手してきたのは日本ゲームばかりでした。『ドンブリコ』『Sail to India』『イカサマージ』『赤ずきんは眠らない』『成敗』『タマゴリッチ』、それと丸い箱に入った日本語ルールのみのゲーム(訳注『すしドラ!』)。そうなった理由のひとつとして、飛行機で来たので、アメリカゲームはもちろんのこと、ドイツゲームも大箱を持ち帰る余裕がなかったということがあります。しかし、私はまたフランスで入手できるか分からない日本ゲームの小箱に惹かれたのです。

私は何でも「文化の違い」で説明してしまうことを警戒し、クロード・レヴィ=ストロースのように、「場所が変わっても考え方にさほど違いはない」と確信しています。また歴史家として、「時代によって考え方が違う」という、安易で普遍的な説明も避けるよう私は努めてきました。日本のデザインのシンプルさと節制は、禅庭や夏目漱石、川端康成の短編小説のそれとつい結びつけたくなってしまいますが、人口密度が高く、都市化した国で住宅のサイズが小さいというのが本当のところでしょう。とにかく、この理由が文化的な遺伝なのか、現実の偶然なのかに関わらず、日本発の新しいゲームは古典的なユーロゲームとは違う感じがするというのが事実です。たとえそれも「ユーロゲーム」だと主張する人がいるとしても。

日本と世界

ボードゲーム業界は広く国際化され、フランス、ドイツ、アメリカ、日本のデザイナーを区別することはもう馬鹿げたものと思われるようになっています。どこの出身であってもお互い知り合いで、インターネットなどで日常的に出会い、議論しています。ミニマリズムが日本に広まっていれば、ヨーロッパやアメリカにも広まっていなければなりません。前に述べたようなさまざま理由により、日本のデザイナーが大きく取り上げられていますが、このトレンドは、ほかの地域でも無視できません。カナイセイジが『ラブレター』を構想していたとき、リッキー・タフタは『クー』をデザインし、私は『マスカレイド』に取り組んでいました。この3つのゲームは全く異なるものですが、基本アイデアは共通しています。それはすでに『人狼』や『レジスタンス』にもありましたが、各プレイヤーが特殊能力をもったカードを隠してプレイするというものです。今年の作品で60人までプレイできる『2つの部屋とブーム(Two Rooms and a Boom)』や、シェイクスピアがテーマの『ヴェトナ評議会(The Council of Vetona)』は、とても日本的だと思います。

私がこのごろ、ゲームデザイナーの友人たちに言っているのですが、1人1枚しかカードを使わないゲームの後には、全員で1枚しかカードを使わないゲームが来るでしょう。そんなゲームはもうあります。『コインエイジ(Coin Age)』というゲームで、ちょうどキックスターターの目標金額を達成したところです。

小さいビッグゲーム

ライアン・ラウカットの『8分間帝国』はもっとコンポーネントが多く、木製キューブと小さなゲームボードでプレイしますが、そのデザイン哲学は同じです。デザイナーは、『リスク』や『スモールワールド』スタイルで古典的な征服ゲームを作りつつ、15分だけで終わり、できるだけ多くの内容をできるだけ小さい箱に収めようとしました。私は林尚志による貿易とマネージメントのゲーム『Sail to India』も、『8分間帝国』と同じ前提の『小さな叙事王国』もまだプレイしていませんが、どちらも重量級のアメリカゲームやドイツゲームから厳しいダイエットと坐禅を経てできあがったものです。

どれも真の新しさではないと反対する人がいるかもしれません。この20年に私が楽しめたゲームの中には、今でいうなら「日本スタイル」とみなせるものがいくつもありました。例えば『フェレータ』『ゲシェンク』『悪魔の城』『オリエンテ』『ナゲッツ』などがそうです。場所も時間もできるだけとらないように賢くデザインされた小さなゲームは、多くが習作であり、本当に興味をもつゲーマーはほとんどいませんでした。それがポピュラーになり、次の大きなブームを生むかもしれないのは、とても良いことです。

Bruno Faidutti, Minimalisme japonais - Japanese Minimalism

カヴェルナ:洞窟の農夫たち(Caverna: Die Höhlenbauern)

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箱庭の満足感

カヴェルナ

『アグリコラ』の後継作としてローゼンベルクが発表した新作。ボード、木のコマ、タイル、カードとコンポーネントがどっさりで、『アグリコラ』より厚い箱にぎゅうぎゅう詰めである。7人までプレイできるが、慣れないうちは待ち時間が長くなるので5人以下でのプレイが推奨されている。

今度の主人公はドワーフで、畑や牧場を作るだけでなく、洞窟を掘り進めて施設を作ったり、鉱石やルビーを採掘したりする。自分のボードは森林エリアと、山地エリアの半々に分かれている。はじめ山地エリアの入り口にはドワーフの夫婦が住む居室があり、その奥に空き部屋が1つあるほかは未開である。

基本がワーカープレイスメントなのは『アグリコラ』と同じ。たくさん用意されたアクションスペースのいずれかに自分のドワーフを1人ずつ置いて、そのアクションを行う。先に誰かが置いたアクションは選べないので、競争率の高そうなところを先に取っていかなければならない。そして毎ラウンド、アクションスペースが1つずつ増えていく。

アクションの種類は多岐にわたるが、だいたいこの順番で開拓を進めていく。ほとんどが『アグリコラ』でも見られるものだが、新しい要素として施設、鉱床、武器が増えた。

1.ボードにタイルを置く:森林を草原と畑に、山地を洞窟と坑道にする。切り倒した木材、掘り出した石材が手に入る
2.施設を作る:洞窟内の空き部屋に、子孫のための居室や、さまざまな効果をもった施設を作る
3.子孫を増やす:これ以降、実行できるアクションが増えるが、その分食料も必要になる
4.畑に種をまく:小麦と野菜を植えて増やす
5.草原を牧場にする:草原の上に牧場タイルを置き、家畜の収容量を上げる
6.鉱床を作る:洞窟や坑道の上に鉱床タイルを置き、鉱石やルビーの生産力を上げる
7.武器の鍛冶:ドワーフに武器を装備させ探索に出すとさまざまなアイテムを持ち帰る
8.スタートプレイヤーを取る
9.模倣:ほかの人に取られてしまったアクションを、食料を支払って行う

施設タイルはボード上に並べられており、資材コストを支払って好きなタイルを空き部屋に置く。居室以外、どれも1枚ずつしかないのが特徴で、ほしいタイルは先にとって置かなければならない。支払う資材を減らす施設、食料供給を楽にする施設、アイテムが最後に得点になる施設などがある。

鉱床は鉱石とルビーのものがあり、「採掘」のアクションでより多くの鉱石やルビーをもたらす。鉱石は武器を作るのに使い、ルビーはジョーカーとしていろいろなアイテムに変換できる重要アイテムだ。

そして武器。ドワーフは、支払った鉱石だけ強い武器を装備でき、武器を装備したドワーフで「探索」のアクションを行うと、その武器の強さに応じてさまざまなアイテムが手に入る。武器が強いほど、いいアイテムが手に入るという仕組みだ。武器を装備したドワーフは後から配置しなければいけないというルールがある上に、探索のアクションが少ないため、武器を装備するドワーフが多くなると役に立たないこともある。武器をどんどん装備していくか、それとも全く装備しないかは、重要な選択である。

全てのドワーフのアクションが終わるとラウンド終了となり、収穫の時間となる。畑を刈り取り、ドワーフの数に応じて食料を支払い、2匹以上いる動物が増える。ここも『アグリコラ』と同じだが、収穫の頻度が多く、ほぼ毎ラウンドのように行われるので、食料調達にはことさらの工夫が必要になる。家畜は「かまど」なしに食えるが、最後は1頭につき1ポイントになるので、できるだけ食べないようにしたい。

動物は羊、猪、牛のほかに、鉱床に飼えるロバと、羊を草原で飼えるようになる犬がある。犬は食べられない。

ゲームは12ラウンドで終了となる。得点計算では動物、野菜、小麦、ドワーフ、ルビー、タイルの得点で、足りない動物の種類、使わなかったスペースが失点。

5人初プレイで約3時間。食料調達がままならず、ドワーフを増やすと一層苦しくなった。武器の鍛冶を行い、手に入れた野菜を増やして食いつないでいく。施設は、支払う石材が1つ少なくてすむものを取ったが、足りないのは木材のほうだった。終盤に失点を7点まで帳消しにする施設を作って失点を回避したが、野菜も小麦も底をついて3位。1位は、得点の高いタイルを敷き詰め、終盤にルビーを集めまくった神尾さん。

進歩カードと職業カードがなくなったことで戦略的な多様性は減ったが、その分施設タイルが加わったことでさまざまなボードの作り方ができるようになった(この点は『アグリコラ:牧場の動物たち』に近い)。終了時のボードはみんなさまざま。『アグリコラ』の箱庭性がクローズアップされていて、終わってから自分のボードを見る達成感は格別のものがある。

Caverna: Die Höhlenbauern
U.ローゼンベルク/ルックアウトシュピーレ(2013年)
1~7人用/12歳以上/プレイヤー人数×30分
ホビージャパンより日本語版が発売予定(2014年)

『究極の人狼 異端審問』日本語版、2月8日発売

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異端審問アークライトは2014年2月8日、人狼系ゲームの新作『究極の人狼 異端審問(Ultimate Werewolf: Inquisition)』日本語版を発売する。L.D.ホフマン作、3~12人用、8歳以上、30~60分、3150円。

とある村で起きている人狼被害を鎮圧するため、街から異端審問官が招かれた。しかし、異端審問官の中にも「人狼」が紛れ込んでいた・・・2013年、ベジエゲームズ(アメリカ)から出版されたスタンドアローンの新作。タイトルこそ同じだが、『究極の人狼』の拡張セットではない。

プレイヤーは、立場の異なる異端審問官(村人側、人狼側)として、村の「人狼」の排除を遂行、または妨害して争う。村の住人や居住地はカードで表現され、村に対して干渉を行い、村人側あるいは人狼側を勝利へ導く。

人狼と思われる住人に対する処刑には投票キューブを用い、より多くの投票を行うためのアクションが用意されているなど、よりゲーマー向けの人狼ゲームとなっている。

司会者不要で脱落者が出ず、3人から遊べるのも特徴だ。人狼しか知らない方に薦めて、アナログゲームの奥深さを楽しんでもらうのにもよい。

アークライトゲームズ:究極の人狼 異端審問

異端審問(コンポーネント)

『オトナの人生ゲーム カード』発売

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タカラトミーは本日、R15指定のカードゲーム『オトナの人生ゲーム カード』を発売した。五月女ケイ子イラスト、2~6人用、15歳以上、997円。カード108枚、ミニルーレット入り。

手札から自分の前に出し、波瀾万丈な人生を作っていくゲーム。カードの指示でルーレットを回してお金をもらい、就職、結婚、出産・家カードを出していく。ゴールドカードを置いたら上がりで、自分のカードに書かれた金額の合計を競う。

「ムカつく上司の肩に鳥のフンが落ちた!」「他人のブログを拝見 充実した休日が妬ましい」など、オトナだからこそ分かるコピーも充実。会社倒産や脱税発覚で人生につまずいたり、結婚相手の横取りで他人の人生を邪魔したりと、ほかのプレイヤーとのインタラクションもある。

お金のやり取りも全てカードで行い、ポケット人生ゲームと同サイズなので場所をとらないのが特徴。友人と集まる際やオフィスのランチタイム、合コンなどにも出せるようなデザインとなっている。

タカラトミー:オトナの人生ゲーム カード

京都議定書(Kyoto)

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周りを見て出す

京都議定書

10月にドイツで行われたシュピール'13会場で、日本語で話しかけてきたフィンランド人がいた。ロールD6ゲームズという出版社で働いているというその若者は、日本語を専攻していて、大東文化大学に留学していたという。その方の作品ではないが、"Kyoto"というカードゲームを作っているというので気になって訪れてみた。メビウスゲームズが12月に発売したクニツィアの『京都』とは同名だが全く別の作品。

このカードゲーム、産業界の社長となってノルマを達成しつつも、資源を使い過ぎてペナルティーを課されないようにするという、京都議定書がモチーフになっている。1997年に京都で開かれた気候変動枠組条約締約国会議(COP3)にて、温室効果ガスの削減目標が設定された。期限は2012年で、日本は東日本大震災を乗り越えて達成している。

手番には資源カードを山札か場札から取って、自分の前にプレイする。資源には石炭、原油、天然ガス、木材、ウランの5種類があり、希少度(枚数)が異なる。ラウンドごとに設定された生産目標まで、プレイしなければならない。しかしラウンド終了時に、資源の種類ごとに最も多く出していたプレイヤーには、ペナルティーが課せられる(資源によってペナルティーが異なり、枚数の多い石炭が高かったり、ウランは少なかったりするところがリアル)。お互いの状況をにらみ合いながら、出す枚数を調整するのはまさにCOP3状態。「石炭をたくさん出してきましたなぁ。それだとウチも出せるので助かります。」

しかし、ほかの人より少ないからといって油断はできない。出したカードを裏返すというアクションがあり、裏返した分はペナルティーに数えない。このため調子に乗って出していると気がついたらトップに躍り出てペナルティーが課せられることも。「聞いてないよ!」

生産した利益とペナルティーを差し引いて、最も多い人が勝つ。全体では一番多く、個別では少なくというジレンマが生み出す我慢比べが苦しくも楽しい。

シュピール'13には試作品での出展で、発売は2014年になる見込み。

Kyoto
P.サヴォラ作/ロールD6ゲームズ(2014年発売予定)
2~8人用/10歳以上/45分

『ブルーマックス』日本語版、1月中旬発売

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ブルーマックス日本語版ホビージャパンは1月中旬、1次世界大戦の空戦ゲームの古典をリメイクした『ブルーマックス』日本語版を発売する。P.ホール作、2~6人用、12歳以上、90分、6300円。

オリジナルはGDWゲームズ(アメリカ)が1983年に発売したもの(1995年に再版)。初版から30年の時を経て、ストラテリブリ社(イタリア)がリメイクして発売した。プレイヤーは第一次世界大戦のパイロットとなって、孤独な空中での任務に向かう。プロット式で行動を同時選択し、自機の現在の速度や高度によって機動をひそかに計画する。同時に公開して移動を解決するため、相手の機動を読み、己の機体の限界を知らなければ、生き残ることはできない。

射撃では新規にデザインされたカードを使用し、マップ、ユニットなどのアートワークを変更するなど、リアリティーをより高めた。六角形タイルのサイズもと大きくすることで遊びやすくなっている。またフォッカーDr.I、アルバトロスDIII、ハルバーシュタットCL.II、ニューポール24、ブリストルF.2B、ソッピース・トライプレーンなど独仏英の代表的な機体が登場。戦闘機マニアにもたまらない作品となっている。

初回注文分の限定特典として、プロモーションキットのニューポール17、ニューポール24(新機体)の追加機体セットが付属する。

おっぱい・おしり・サンシャイン(Titten Ärsche Sonnenschein)

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ギャランドゥ!

おっぱい・おしり・サンシャイン

ドイツのボードゲームイベント「シュピール」には時折、こういった作品が見つかる。試遊卓で目に止まったこのカードゲーム、見かけによらずドイツ人が長考している。すぐさま売り場を探して買い求めたのは言うまでもない。日本に帰ってからしばらくすると、ゲームストア・バネストから翻訳依頼が届いた。さすが中野さん。

好事家にはこのイラストだけで十分だろうが、一応どんなゲームか説明しよう。海辺のバーでフィーバーするべく、サングリア(ワインのジュース割り)を出してお客を集める。同じ種類(おっぱい、おしり、イス、サンシャイン)か、同じ色(赤、青、黄、緑)をできるだけ多く集めよう。

手番には山札からカードを引いて、その後4つのアクション(山札から引く、場札から引く、ほかの人の列にカードを出してサングリアを盗む、場札と交換する)から1つを行う。こうして手札を整えたら、自分の前にサングリアカードが置いてあるので、そのわきにカードをプレイ。自分の前には最初2列あるが、1つの列には同じ種類か同じ色しか置けない。写真は、おっぱいの列とサンシャイン(マッチョ)の列。ま、まぶしい!

最後にプレイしたカードによって、次のプレイヤーは4つのアクションのいずれかが禁止される。サングリアカードを盗みたいのに盗めないことがままある。山札からサングリアカードが出てきたら、手札で競りをして終了。競り落としたサングリアカードは、自分の列に付けることができる。

得点計算は、多く集めるほど得点が高い。ただし『ロストシティー』と同じで、枚数が少ないと失点になるから注意。また、サングリアカードを奪われると得点が下がる。この合計点で勝敗を競う。

最後に最も重要なルール「おっぱいアラーム」。捨て札におっぱいカードが出たら、すかさず「おっぱい!」と叫ばなければならない。言うのが遅れた人、あるいは言えなかった人は捨て札を1枚捨てなければいけなくなる。ほかの人の手番でも油断してはいけないのだ(あとスタートプレイヤーは、一番大きな声で「おっぱい」と言えた人となっている)。

5人プレイで30分。初手番にbashiさんが同色コンプリートを達成したが、その後はサングリアカードの奪い合いが起こり列がなかなか完成しない。そんな攻防をかいくぐってtomokさんが同種コンプリート。終盤は奪い合いも封じ合う展開になり、結局tomokさんが1位となった。私は序盤にサングリアカードを盗んで3列体制にしたが、3枚まで出した2列から、サングリアカードをどちらも奪われてそのまま取り返せず最下位。「おっぱいアラーム」は、みんな集中していたのでほぼ同時(その場合は捨て札なし)ばかりだったが、だんだん耳も冴えてきて、誰が最後だったかコンマ1秒で判断できるというシビアさとなった(←バカ)。

見かけによらず考えるというのは、どの種類(または色)で列を作るかを、ほかの人が集めている列を見て決めたり、どの列なら盗めそうか考えたりして手札を調整するからである。ゲームが進むにつれて出せるカードが少なくなっていくが、みんなの列が増えるので考えることは減らない。そこにときたま訪れる「おっぱいアラーム」がいいアクセントになっている。少なくとも、イラストに見とれているひまはない。

Titten Ärsche Sonnenschein
W.シュランツ/ハイデルベルガー(2013年)
2~5人用/16歳以上/30分
ゲームストア・バネスト:おっぱい・おしり・サンシャイン

豆の女王シシィ(Sissi!: Die Bohnenkaiserin)

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価値が乱高下する女王

豆の女王シシィ

ドイツのボードゲームイベント「シュピール'13」で発売された『ボーナンザ』シリーズ新作。出版はルックアウトでもアミーゴでもなく、ウィーンのオーストリアボードゲーム博物館である。タイトルになっているシシィとは、オーストリア皇后エリーザベト(1837-1898)の愛称。50豆になっていて、やたらたくさん出てくる。そのほかの豆は18豆と20豆がおらず、イラストがオーストリア風になっている。

手札の順序を変えずに豆を植えて、山札から引いたカードをトレードして植えるというところは『ボーナンザ』と同じ。同じ豆をたくさん植えれば植えるほどお金になるが、畑は2つしかないのに、いろいろな種類の豆が出てくるので、育つ前に収穫しなければいけないのが悩ましい。

『シシィ』の特別ルールは3つ。まずどの豆を植えるにも、50豆を1枚おきに挟み込まなければならないというルール。6豆だったら、6豆→50豆→6豆→50豆......というように重ねていかなければいけない。かさが増えてお金が増えるのではないかと思ったら大間違い。手札からも、山札からも、そう都合よく交互にカードは出てこないので、植え替えを余儀なくされることが多い。

それから、手番の最後に50豆が一番上にある畑は、強制的に収穫しなければいけないこと。50豆が一番上にあると、50豆のレート(かなり安い)にしかならない。6豆→50豆→6豆→50豆ときて、6豆が出せればもっと育てて3ターラーを目指せるが、6豆がないと1ターラーに終わってしまう。

そして手番の最後に、全員が1枚ずつ補充するというルール。このため手札はみるみるうちに膨れ上がり、交渉でどんどんほかのプレイヤーに放出しないとほしい豆が出せない。

この3つのルールによって、交渉は非常に活発になる。50豆の汎用性が高いので、高レートで取引されるのだが、みんなが50豆をもってしまうと一転して価値が下がるところが面白い。交換材料はよりダイナミックで、4枚、5枚と一気にカードが行き交うこともあった。「16豆2枚と50豆2枚あげますから、50豆下さい」もう訳分からん。

5人プレイで45分ほど。最初は50豆の価値をはかりかねていたが、ほかの人の手番中に植えてかさを増やしておくことの重要性が分かると価値が跳ね上がった。手札もふんだんにあるので贈与も派手。『ボーナンザ』はシビアな計算のいらない交渉ゲームだが、かといって相手が得しすぎるのもいけない。いくら手札が余っていても、絞るところは絞り、8豆と10豆を辛抱強く育てた私が僅差で1位。

Sissi!: Die Bohnenkaiserin
U.ローゼンベルク/オーストリアボードゲーム博物館(2013年)
3~5人用/12歳以上/45分
国内未発売

ナイトフライトシュピーレ、サーバー復旧に1ヶ月

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レアなボードゲームを専門に扱うネットショップ「ナイトフライトシュピーレ」は、サーバートラブルによりホームページが閲覧できない状態であることを発表した。復旧まで1ヶ月程度を要する予定で、その間は休業となる。

ナイトフライトシュピーレは2010年4月に開店したネットショップ。90年代を中心とする入手困難なボードゲーム、カードゲームを販売してきた。ネット販売だけでなく、ゲームマーケットには毎回出展しておなじみとなっている。

三隅俊也店長によると、注文を受け付けた分は発送が行われる。また所持ポイントは引き継がれ、来年1月中には業務を再開できる見込みだという。休業中の連絡先はnight_flight_spiele@live.jp

night flight spiele online

おおおおかみ!(Wooolf!)

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皆一斉に分かる瞬間

おおおおかみ!

今年ブームとなった『人狼』だが、手がかりがなくて誰に投票したらいいか分からないという方もいるようだ。公開されている手がかりがないことが、コミュニケーションゲームたる所以である。一方、手がかりがあれば推理ゲームとなるわけであって、そのひとつがこの『おおおおかみ!』である。今年のシュピールで発表され、フェアプレイの人気投票で中間発表にランクインしていた。出版社は香港。

登場するのは狼、羊飼いの少年、狩人、犬、羊。キャラクターカードが2枚ずつ配られ、数字の大きいほうが自分のキャラクターとなる。例えば狼カードと羊カードが配られれば狼、狩人と犬が配られれば狩人、羊と羊が配られたときだけ羊。この仕組みによって狼は必ずいるが、そのほかのキャラクターは、いないこともあるという状況が生まれる。

このゲームはチーム戦ではなく、各自キャラクターに応じたターゲットを当てることになる。狼なら羊が誰か(あるいは誰もいないか)、狩人なら狼と犬は誰か、というように。

自分の番には、誰かのカードを1枚こっそり見るか、質問カードで質問する。こっそり見た場合は、それが何だったかチップを置いて表示しなければならない。このとき、羊飼いの少年は何を見ても狼にしか見えない。また、上級ルールでは羊の皮をかぶった狩人とか、ややこしいカードも入っている。そのため、置かれたチップと中身が違うことがあるのがポイントだ。

質問カードは実際のキャラクターを聞くものと、もっているカードを聞くものがある。キャラクターを聞くものは「AかBかCのいずれか」というところまでしか聞けず、カードを聞いてもみんなに知られてしまうので使いづらい。

自分のターゲットが分かったと思ったら、円盤を使って表示し、ゲームから降りる。3人降りたらラウンド終了で、残りの人も円盤で表示してから答え合わせ。正解者は得点が入るが、先に降りたほうが高い。3ラウンドで合計得点を競う。

6人プレイで30分ほど。羊飼いの少年が誰か分かるまでは動けないが、1人が分かったことを手がかりに、ほかの人も分かるという展開でラウンド終了はいきなり訪れる。最初の1人が間違っていたら共倒れだが、自分の知っている情報もあるので正解率は高かった。間違わないで推理し、羊飼いの少年ボーナスを集めたtomokさんの勝利。

Wooolf!
ボノ・ライト作/キャプストーンHK(2013年)
4~8人用/8歳以上/30分
ゲームストア・バネスト:おおおおかみ!

『アイム・ザ・ボス!』日本語版発売

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アイム・ザ・ボスニューゲームズオーダーは21日、シド・サクソンの交渉ゲーム『アイム・ザ・ボス!(I'm the Boss!)』日本語版を発売した。3~6人用、11歳以上、60分、4500円。

投資家のコネを駆使して商談をまとめるビジネスゲーム。ボードを回って、止まったマスの商談を行う。手持ちの投資家は自由に使えるが、ほかのプレイヤーがもっている投資家は交渉して出してもらわなければならない。そのためにいくら支払うか、順番なく、自由に交渉する。邪魔をしたり、どんでん返しを生み出すカードもあって、賑やかなパーティーゲームとなっている。

オリジナルは、アメリカのゲームデザイナー、シド・サクソン(『アクワイア』『キャント・ストップ』)が1994年に発表した作品。当初はシュミット・シュピーレ(ドイツ)から『ゼニ、ゼニ、ゼニ(Kohle, Kie$ & Knete)』というタイトルで発売され、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた。今回の日本語版は、フェイス2フェイスゲームズとグリフォンゲームズ(アメリカ)に基づく。

日本語版制作にあたって、ニューゲームズオーダーでは表示を整理して原語依存を下げ、箱サイズを元版より一回り小さくしている(25.5cm×25.5cm×5.5cm)。

またこれに伴って、発売中の『アイム・ザ・ボス!カードゲーム』の価格を3500円から2500円に改定。『アイム・ザ・ボス!』とあわせて購入すると、特別セット価格として6000円になるキャンペーンを2月末まで行う。

ニューゲームズオーダー:アイム・ザ・ボス!
B2FGames:「アイム・ザ・ボス!」日本語版、近日発売します!
play:game評価コメントリスト:アイム・ザ・ボス

アイム・ザ・ボス(コンポーネント)

週刊ジャンプ付録に『ワンナイト人狼』

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本日発売の週刊少年ジャンプNo.4・5合併号(集英社)に、『ワンナイト人狼』がコラボした「サバイバル暗殺ゲーム」が綴じ込み付録となる。260円。

昨年から連載されている松井優征氏のコメディ漫画『暗殺教室』とのコラボ。『ワンナイト人狼』でのそれぞれの役割を「暗殺教室」のキャラクターに当てはめ、生徒の中に紛れ込んだ「殺(ころ)せんせー」を見つけ出し、暗殺することを目指す。

『暗殺教室』は、地球を破壊しにやってきた宇宙人「殺せんせー」がなぜか中学校の担任になることを希望し、生徒たちに自分を暗殺できるか挑戦させるという奇抜なストーリーの作品。今号では巻頭カラーにもなった。

週刊少年ジャンプ:次週の少年ジャンプ

『ボードゲームカタログ201』発売

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スモールライトは本日、高円寺のボードゲーム専門店「すごろくや」による紹介本『ボードゲームカタログ201』を発売した。フルカラー134ページ、1890円。

コンポーネント、ロマン、ワイワイ・フィジカル、運が楽しい(新)、知識・記憶(新)、協力・チーム戦、パズル・推理、心理・感受性、駆け引き・ジレンマ、戦術・戦略の10のジャンルに分けて201タイトルを紹介した、フルカラーによるボードゲーム図鑑。2011年に発売された『ボードゲームカタログ』から、紹介するゲームを3分の1以上入れ替えているので、新規購入者だけでなく、旧版をもっている人でも最新の情報が楽しめる。

新たに加わったのは『赤ずきんは眠らない』『アンドールの伝説』『いかさまゴキブリ』『K2』『地獄の釜』『成敗』『ツォルキン:マヤ神聖暦』『テレストレーション』『花火』『街コロ』『ムガル』『ワンナイト人狼』などで、『ボードゲームカタログ』から2年の間に新たに発売されたり、話題になった作品をふんだんに取り入れている。特にハバ社などのキッズゲーム、国産ゲームを手厚く紹介しており、すごろくやならではの仕上がりとなっている。

高円寺0分すごろくや:ボードゲームカタログ201

北海道文化放送ニュースでボードゲーム特集

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北海道文化放送では12月19日、ニュース番組の中で「札幌で夜な夜な熱狂!知的ゲームの秘密」というボードゲーム特集を放送した。12分以上にわたる番組内容は、Youtubeで見ることができる。

番組はドイツゲームの紹介から始まり、プレイスペース「卓屋」の様子をレポート。そこでは『人狼』(『究極の人狼』)がプレイされていた。スタッフの中村基史氏が年末オススメのゲームとして、『ウボンゴ』、『ディクシット』を挙げている。参加者の女性が、年齢を重ねると、なかなか友達増えない中で、いろんな人と出会えると語っているのが印象的だ。アナウンサーは「テレビゲームやネットゲームで育った世代に、実は最も新鮮なワンダーランドなのかもしれません」と結ぶ。

次に登場するのは北海道大学そばの「札幌カフェ」。ここでサークル「あぷりこっと☆じゃむ」の代表・石塚晶氏がドイツゲームについて講演を行う様子が放映された。講演の後は『ドメモ』などが遊ばれ、初めて遊んだ人が感想を述べている。「あぷりこっと☆じゃむ」では、コワーキングスペースやシェアハウスなどでボードゲームの活用を模索しているという。

その試みとして、「WAGAYA」というシェアハウスでのゲーム紹介の集いが紹介された。住人が『おばけキャッチ』『ラミィキューブ』『ノイ』をプレイし、シェアハウス見学のウリになりそうだという。

続いて小樽の木のおもちゃ屋「キンダーリープ」へ。杉本信子氏がボードゲーム流行の原因として震災の影響を説き、『スティッキー』『レインボースネーク』を推している。2階のプレイルームは1時間300円で利用できるという。

最後に手稲コミュニティーセンターでの「あぷりこっと☆じゃむ」定例会の様子をレポート。『ぐらじぇらんす』『ドブル』『テーベ』などを遊ぶ様子が映った。三児の母親でもある代表の石塚晶氏は、ドイツゲームの利点として順番やルールを守ること、会話が必要なことを挙げている。

スタジオではアナウンサーが『ゆらゆら海賊船』をプレイ。その前には『スコットランドヤード』が並んでおり、卓屋メンバーが制作した『じゃんけんキングダム』の紹介で締めくくられている。

番組中では15タイトルものボードゲームが登場し、中には内容が詳しく説明されたものも多い。また、プレイ風景には女性が多く登場し、明るい雰囲気を印象づけている。ドイツゲームという未知のジャンルの幅広さと、愛好者の幅広さに興味をもつ人が増えそうだ。

日本版The One Hundred 2013、『アグリコラ』が初の首位

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好きな非電源系ゲームを挙げる毎年恒例の年末投票「日本版The One Hundred」投票が12月5日から15日まで行われた。発起人と集計はさとーとしき氏(さとーふぁみりあ)。各自がベスト15を発表して集計したもので、今年の投票者数は168人と、ミクシィで行われていた昨年から56人の増。

今年の1位は『アグリコラ』で、昨年の2位からついに首位を奪った。昨年の1位だった『プエルトリコ』は3位に後退し、代わって2009年に1位だった『ドミニオン』が2位に上がっている。新作は『ツォルキン:マヤ神聖暦』が6位と善戦し、国産ではカナイ製作所の『ラブレター』が昨年の15位から10に上昇した。104タイトル中、新作は15タイトル(昨年23タイトル)、圏外からのランクインとあわせると約3割が入れ替わることになった。日本語版ありは50(昨年45タイトル)。

このリストの楽しみ方として、「ゲーマー度」というものがある。リストの全104タイトルから、自分が所有しているゲーム数と、遊んだことのあるゲーム数を足し合わせるものだ(最高208ポイント)。人気のあるゲームを遊んだことがあるかチェックしてみてはいかが。

クラウドファンディングで同人作品の再版プロジェクト

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先月行われたゲームマーケット2013秋で注目を浴びた同人ゲーム『オトーリバース』の再版プロジェクトが、クラウドファンディング「キャンプファイヤー」で行われている。目標金額は30万円で、1月7日〆切。

『オトーリバース』は、つぶれないようにぎりぎりまで酒を飲むカードゲーム。酒カードをめくっていって、酒カードに書かれたアルコール度数が限度量を超えたら「リバース」してしまう。その前に宴会を抜ければ、飲んだ分だけ得点になる。ほかにもアルハラ、一気飲み、もらいゲ○など、「最悪の宴」が楽しめる。

TGiW:オトーリバース

テーマの独自性が注目されてゲームマーケットでは完売となり、当サイトの人気投票で4位という高い評価を得た。これをうけての再版が計画されているが、資金不足のためクラウドファンディングで出資者を募集することになった。

出資は500円から可能で、2000円で『オトーリバース』が郵送され、それ以上でさまざまな特典がある。〆切までは出資を表明するだけでよく、実際の支払いは〆切後、目標金額に達した場合のみ行われる。達成した場合、3月のゲームマーケット大阪、6月のゲームマーケット2014春でも販売される予定だ。

クラウドファンディングを利用したボードゲームの製作はドイツやアメリカで盛んに行われているが日本ではほとんど例がない。今回のプロジェクトの成否は、今後の国産インディーズゲームにも影響を与えそうだ。

出資したい方は下記のページからどうぞ。〆切は1月7日。

Campfire:最悪の宴「オトーリバース」カードゲーム再販プロジェクト
しあわせさがせ?:クラウドファンディングでカードゲームの再販資金集めに挑戦してみた

ドイツ・メンサ賞2014に『村の人生』

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IQテストで上位2%の成績優秀者のみが入会できる国際団体「メンサ」のドイツ支部は、5回目のドイツ・メンサ賞(MinD Spielepreis)を発表した。会員の投票の結果、『村の人生(Village)』が1位に選ばれた。

数多くのボードゲーム賞と違い、対象を過去5年間の新作にしているところがこの賞の特徴。運だけのゲーム、知識だけを問うゲーム、キッズゲームは除外される。会員が1人5タイトルまで推薦でき、推薦数の多かった上位5タイトルが12月の決選投票にかけられる。

決選投票では『村の人生』が13.1%で1位。2位以下は『カミサド(Kamisado)』『ブルッヘ』『ランカスター』『トリオビジョン(Triovision)』という順番となった。そのほかに、審査員推薦(Spieletipp)として『花火』も選ばれている。

授賞式は2014年2月22日、マールブルクで行われる予定。

『村の人生』は、村の中でさまざまな功績を残して死ぬボードゲーム。昨年のドイツゲーム賞に選ばれ、今年の夏に日本語版が拡張セットと共に発売されている。

MinD-Spielepreis - Die ausgezeichneten Spiele 2014
TGiW:村の人生

狙え! 一攫千金 メダルドリーム(Medal Dream)

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クリスマスプレゼントに

ゲーセンなどにあるメダルゲームを、家庭で対戦できる作品。4人まで賑やかに遊ぶことができる。ニチアサキッズタイムのCMで気になって購入。

手持ちのコインを8枚もち、スイッチを押して内臓の音声の合図でスタート。コインを発射台にセットして中央に向かって飛ばす。発射台のわきに自分のトレイがあり、そこにコインをたくさん集めた人が勝つ。

コインは、周囲の台と、中央のバランストレイと、回転する4箇所のメダルポットにある。発射台はカタパルトのように上に飛ばすところと、下に転がすところがあり、どちらから発射してもよい。バランストレイはカタパルト、周囲の台とメダルポットは転がして狙う。

クセモノなのは回転スピードが自動で変わったり、途中で止まったりすることだ。止まってしまうと、周囲の台とメダルポットは狙えないから、バランストレイを狙うしかない。一方、バランストレイはコインがたくさん載っているものの非常に不安定で、自分のところに落ちる確率は低い。だからこそギャンブル好きはそこを狙う。

家族で5回連続プレイ。メダルポットへの入れ方をマスターした長女の勝率が高かった。長男と私はひたすらバランストレイを狙っては、自分のトレイを空っぽにしていた。3色のコインで得点を変えるルールはまどろっこしいが、1枚10点と1枚-10点になるスペシャルコインを加えたルールだけ入れるのがオススメ。

狙え! 一攫千金 メダルドリーム
作者不明/メガハウス(2013年)
2~4人用/6歳以上/5分

トリックトラック賞2013に『テラミスティカ』

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フランスのゲームサイト「トリックトラック」では15日、今年で13回目となるトリックトラック賞を発表した。前もって2日に発表されていたファイナリストからメンバーによる投票によって、『テラミスティカ(Terra Mystica)』が金賞に選ばれた。

『テラミスティカ』はファンタジーをテーマにしたドイツの陣取りゲーム。昨年の秋に発売され、今年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞推薦リスト、ドイツゲーム賞、国際ゲーマーズ賞(多人数ゲーム部門)、オランダゲーム賞(エキスパート部門)に続いて、4つ目の栄冠に輝くことになった。フランスのゲームを4年連続で金賞に選んできたトリックトラック賞では、「サプライズ(De la surprise)」と評されている。

銀賞にはチェコの『ツォルキン』、銅賞にはイギリスの『キーフラワー』が選ばれている。4位以下は下記の通り。

【トリックトラック賞2013最終結果】(括弧内はフランス国内タイトル)
金賞:テラミスティカ(Terra Mystica)
銀賞:ツォルキン:マヤ神聖暦(Tzolk'in - Le calendrier maya)
銅賞:キーフラワー(Keyflower)
4位:ギンコポリス/銀杏都市(Ginkgopolis)
5位:ゾンビサイド(Zombicide)
6位:アウグストゥス(Augustus)
7位:アンドールの伝説(Andor)
8位:リベルタリア(Libertalia)
9位:西部の街(Western Town)
10位:ルーム25(Room 25)

Tric Trac:Le Tric Trac d'Or 2013 est...

ボードゲーム十大ニュース2013

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今年もあと半月となったところで、今年の主なニュースをまとめました。当サイトでは、ニュースのない日にはボードゲームのレビューを入れることが多いのですが、毎日のように新作のリリースやイベント開催が相次ぎ、レビューを入れる暇がないほどだったどころか、1日に2回更新することも増えました。それだけ愛好者が増え、ボードゲーム界隈が盛り上がってきているということだと思います。
みなさんにとって今年はどのような1年でしたか? 十大ニュースへの感想だけでなく、個人的なニュースも、よろしければコメント欄にお書き下さい。

1.メビウス20周年でクニツィア初来日
水道橋のボードゲーム専門店「メビウスゲームズ」が創業20周年を記念して、ドイツ人の有名ボードゲームデザイナー、R.クニツィア氏を招いて講演会とパーティーを開いた。サイン会には大行列になり、講演会は参加者が抽選で絞られるほどの大人気ぶり。ここでクニツィア氏が持ち込んだ試作品から、オリジナル作品の『京都』がリリースされた。

2.テレビ、製品化、小説、映画・・・人狼ブーム到来
フジテレビで『人狼~嘘つきは誰だ?~』、TBSでも『ジンロリアン~人狼~』というテレビ番組が放映され、知名度急上昇。体験会やイベントが数多く開かれ、製品版として『会話型心理ゲーム 人狼(JIN-ROU)』(幻冬舎エデュケーション)、『人狼 ~嘘つきは誰だ?~カードバトル』(バンダイ)、『人狼ゲーム』(コザイク)、『タブラの人狼』日本語版(ホビージャパン)、『はじめての人狼』(アークライト)の5タイトル、書籍として『「人狼」カード&プレイブック』(富士見書房)、『人狼読本』(エンターブレイン)、『今夜はじめる人狼ゲーム』(スモール出版)、『決定版 人狼ゲームが100倍楽しめる本』(幻冬舎)の4タイトルが一般発売された。また、小説『人狼ゲーム』(竹書房)が桜庭ななみ氏の主演にて映画化までされるなど、マルチメディア展開も見られた。

3.ゲームマーケット、東京ビッグサイトへ。同人で活況
日本最大のボードゲームイベント「ゲームマーケット」が、長年会場にしてきた浅草から東京ビッグサイトに場所を移して開催された。昨年秋の参加者が4200人で、浅草会場では混乱したことによる措置。東京ビッグサイトでは4月も11月も約5000人の参加者を記録した。コミケの会場でもあることからか、同人作品の発表が増加し、4月には137タイトル、11月には199タイトルの新作が発売。限定品を求める愛好者で賑わった。来年は6月1日に行われる。

4.国際頭脳スポーツフェスティバル2013、縮小開催
将棋、チェス、オセロから『ラミィキューブ』、『ブロックス』、『カタンの開拓者たち』まで100種類以上のボードゲームを海外のプレイヤーとともにプレイするイベントが資金ショート。当初の予定だったパシフィコ横浜から、6会場での分散開催になったほか、女優の剛力彩芽氏ほか有名人の参加もキャンセルとなった。資金ショートの経緯については、運営を委託していた財団が契約を履行しなかったとされるが、まだ決着がついていない。

5.各地でフリマ開催、中古売買盛んに
遊ばなくなったり、収納できなくなったりしたボードゲームを持ち寄って売買・交換するフリーマーケットが盛んになっている。今年は2月に福井、5月と9月に大阪、6月に新潟、7月に東京で行われ、東京では来場者が1000人という大きなにぎわいを見せた。さらに来年1月には札幌と名古屋でも行われることが決定している。手軽に放出・安価に入手できるだけでなく、オークションやゲーム会などのイベントを加えて愛好者の交流の場となっていることが人気の理由のようだ。

6.月刊少年サンデーで『放課後さいころ倶楽部』連載開始
4月から『ゲッサン』にてボードゲームをテーマにしたコミックの連載『放課後さいころ倶楽部』(作・中道裕大)が始まり、9月には単行本にもなった。京都を舞台に、女子高校生がボードゲームを通して友情を深めていく物語で、ストーリーとボードゲームの紹介の絡め方が絶妙と愛好者にも好評。作者が関西出身ということで、大阪のボードゲーム専門店「キウイゲームズ」でトークライブも開かれた。

7.アークライトの名誉毀損訴訟、和解成立
アークライト社が昨年9月、ゲームデザイナーの池田康隆氏に対し、名誉棄損で500万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした事件が、10ヶ月の協議を経てようやく和解となった。池田氏がツイッター発言を訂正し謝罪すること、公告した後にツイッターアカウントを削除すること、500万円の損害賠償請求を取り下げることが和解内容。発言の原因になったあゆ屋の『シャドウハンターズ』無許可販売については、まだ解決を見ていない。

8.ドイツ年間ゲーム大賞に初の小箱ゲーム
ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)に、フランス人デザイナーA.ボザがデザインしたカードゲーム『花火』が選ばれた。カードゲームは先例があるが、小箱が選ばれるのは史上初めて。審査員は安価で、どこでも遊べるというメリットを強調している。日本では、日本語と韓国語の多言語版が発売中。

9.日本ボードゲーム大賞に『ラブレター』
NPOゆうもあが毎年開催している日本ボードゲーム大賞の愛好者による人気投票で、国産カードゲーム『ラブレター』(カナイ製作所)が1位に選ばれた。国産ゲームが選ばれるのは、現行の部門になってからは『キャット&チョコレート』以来2年ぶり2回目。また『ラブレター』は日本だけでなく、アメリカを経由してドイツにも紹介され、アラカルトカードゲーム賞で3位に入賞した。ドイツでは今秋、ペガサスシュピーレから一般発売になり、2014年度の注目の新作に数えられている。

10.ドイツゲームを無許可でiOSアプリ化
『ニムト』『ドメモ』『ゲシェンク』などの名作ゲームを無許可でiOSアプリ化し、別タイトルをつけて販売されていることが発覚し、作者のR.クニツィア氏が情報提供を求めた。作者はすぐに名乗り出て、権利関係を知らずに公開したこと、データを削除すること、これまで販売した利益は受け取らないことを伝えたため解決したが、ボードゲームの著作権はどこまで保護されるかという問題が改めて意識されることになった。ドイツではデザイナー連盟がボードゲームの著作権を求めるオンライン署名運動を展開している。

※ランキングは、エントリーのアクセス数・ブックマーク数・ツイート数などをもとに、当サイト管理人の独断を交えて作成したものです。

ボードゲーム十大ニュース2012
ボードゲーム十大ニュース2011
ボードゲーム十大ニュース2010

ブレーマーハーフェン(Bremerhaven)

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勝利点=名声×所持金

ブレーマーハーフェン

ドイツ北部の港湾都市ブレーマーハーフェン。「ブレーメンの港」という意味だが、ブレーメンからは60kmくらい離れている。港がなかったブレーメンが、19世紀に隣国から土地を買って港を整備したところが街になったものである。そのブレーマーハーフェンを舞台に港を経営する戦略ゲーム。港の経営ゲームで名高い『ル・アーブル』のルックアウトシュピーレ(ドイツ)から、似たようなデザインで今秋発売されたが、デザイナーはローゼンベルクではなく、新人である。

港を整備し、荷物を積んで船を招き、その荷物をトラックに積み込んで利益を上げる。さまざまな特殊能力をもった建物と、停泊している船が名声になり、名声と所持金を掛け算した勝利点を競う。勝利点=名声×所持金というのが、非常に分かりやすく、そして悩ましい。

アクションの選択は入札である。手札の5枚を順番に1枚ずつ、自分がやりたいアクションや、自分がほしいカードのところに裏にして置き、全部置いたところでオープン。それぞれのアクションやカードで、カードの数字が最も多い人がアクションを行ったり、カードを手に入れる。1ヶ所に何枚でも置けるが、無駄に争ってカードを消費すると、ほかのアクションができないだけでなく、漁夫の利もさらわれてしまう。インタラクションが強いシステムである。

入札するアクション・カードは、収入、建物カード、建設、手札のアップグレード、品物の価格変更、ランキング変更、船カード(プレイヤー人数分)、契約カード(プレイヤー人数分)で、4人プレイなら14ヶ所にのぼる。ほかのプレイヤーとの競合をなるべく避けつつ、うまくカードを配分していきたい。

アクションとカードの取得が終わったら、自分の港で建物を稼働させたり、船から荷物を降ろして契約カードに移したりする。ここで思い通りにいかないのが「時間マーカー」の存在。船カードと契約カードは、取得したときに指定された枚数の時間マーカーをのせ、毎ラウンド1枚ずつ取り除いていく。そして時間マーカーがなくなったときに、船は去り、契約カードは満期となるのである。それまでに指定された品物を届けていないと、売上から違約金を差っ引かれてしまう。

建物を建てるには建物カードスペースの入札で1位になり、さらに建設のアクションが必要だが、品物を生産したり、建設費が下がったりするなど特権がある上に、名声も高まるのでぜひチャレンジしたいところ。建物は20種類と少なめだが、イベントカードと連動しているものもあって1つ1つが個性的だ。

さらに入港した船の名声が加えられる。一度上がった名声は、船が港を去ってももう下がらない。名声トラックには、過去最高分が記録される。したがって建物をばんばん建て、頑張って豪華な船をどんどん入港させたいところだ。しかし建物を建てられる場所は限られており、豪華な船を受け入れるには埠頭を拡幅する工事が必要だ。どこに力を入れればお金と名声が共に高められるか、考えることが多い。

ラウンドの最後に起こるイベント(海賊とか、好景気とか)が前のラウンドから発表されており、対策も立てて置かなければならない。何ラウンドか行ったらゲーム終了となり、名声の過去最高記録と、所持金を掛け算して最も大きい人が勝ち。

4人プレイ・ロングゲーム(イベントがないショートゲームもある)を初プレイで3時間。序盤のカギは建設のアクションだった。みんなが必要で、入札でトップでなくても差分を支払えばできるので「相場を上げない」という「紳士協定」が広まる。しかしbashiさんが手札をどんどんアップグレードしつつ、相場を一気に上げる作戦に出た。これで計画外の支出になったり、最悪の場合建設できない人多数。その中で「銀行」を建て、直前に完了した契約の売上を全預金した鴉さんが、複利で所持金を伸ばしていく。みんなで鴉さんを止めにいったが止められず1位。しかし、tomokさんが終盤に契約を次々と果たし僅差に迫ったのが印象的だった。私は荷物が回らず最下位。手札最強だったbashiさんは禁断の「娼館」を建てて蓄財に励んだが、荷物の配達で終盤に伸び悩んで3位。

入札のときの駆け引きに加え、カツカツのお金、時間マーカーやスペース不足による制限が生み出す苦しさがやみつきになりそうなゲーマーズ・ゲームである。シンプルな得点計算方法は、お金と名声のどちらを増やしたらいいか常に悩ませられる。

Bremerhaven
R.アウアロフス/ルックアウトシュピーレ(2013年)
1~4人用/12歳以上/60~120分
ホビージャパンから日本語ルール付きで発売予定

中村誠氏、ボードゲームアドベントカレンダーを公開中

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デザイナーの中村誠氏は、今月1日から、毎日1タイトルずつボードゲームアドベントカレンダーを公開している。PDFファイルをダウンロードして厚紙に印刷し、切り取れば無料でプレイできる。

現在まで公開されているのは次の13タイトル。いずれもクリスマスにちなんだカードゲームで、記憶ゲームからワードゲームまでバリエーションに富んでおり、時事も巧みに盛り込んでいる。

1日1タイトル発表という驚異的なペースに「完走できる可能性は低い」と中村氏。クリスマスまで見事完走することはできるか。リツイートなどで応援しよう。

1日 サンタ人狼
2日 キになるクリスマスツリー
3日 雨は夜更け過ぎに雪へとかわるだろう
4日 マストノットフォロー・クリスマスカラー
5日 ひげそりサンタ大作戦
6日 PRESENT for YOU
7日 クリスマス・ラッピング・イン・リボン
8日 ボイン星人・ビフォア・クリスマス
9日 暦の上ではアドベント
10日 クリスマスカラーコレクション
11日 クリスマスぴったんこゲーム
12日 マジカルクリスマス
13日 恋人はサンタク老子
14日 雪かるた

中村誠のボードゲームアドベントカレンダー2013

『真夜中の探偵』日本語版、1月18日発売

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真夜中の探偵アークライトは1月18日(土)、アメリカのストーリーテリングゲーム『真夜中の探偵(Ace Detective)』日本語版を発売する。R.ローニアス作、2~5人用、14歳以上、45~90分、4200円。

2012年に設立されたばかりのエイツ・サミット社(アメリカ)が今年発表した作品。デザイナーは『アーカムホラー』『エルダーサイン』などストーリー性の高いゲームに定評のあるR.ローニアスで、クラウドファンディング「キックスターター」で資金を集めて製品化された。

カードをつなげて推理し、凶悪犯罪を解明するカードゲーム。1940~60年代のパルプ雑誌の探偵小説やフィルム・ノワールの世界観をベースにしている。プレイヤーたちは互いに協力して、探偵を主人公とした一本の物語を紡ぎだす。その物語の中で何人かの容疑者に手がかりトークンをのせて真犯人をあぶり出し、事件を解決するのだ。

短時間で基本的なゲームが楽しめる「ハードボイルド・モード」に加えて、物語の出来を互いに評価してプレイする「パルプフィクション・モード」があり、好きなモードでプレイできる。遊ぶたびに全く異なるゲーム展開を生み出し、華麗なイラストも見どころの作品だ。

真夜中の探偵

第1回札幌ボードゲームフリーマーケット、1月4日開催

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札幌のフリースペース「卓屋」は、1月4日(土)、札幌市内にて、第1回札幌ボードゲームフリーマーケットを開催する。ライブスペース「円山夜想」(まるやまノクターン、地下鉄円山公園駅徒歩5分)にて、14~16時、入場無料。

大阪、東京、名古屋と行われている中古ボードゲーム売買イベントが、札幌でも開かれることになった。中古ボードゲームの販売と物々交換のほか、購入したゲームのプレイや、愛好者同士の交流もできる。終了後、16時半からボードゲーム会も予定されている。

現在、出展者を募集中で、12月28日(土)か、定数(6ブース)に達した時点で締め切られる。出展料はブース数ではなく人数で計算され、1人2000円。募集要項と申し込みフォームは下記ホームページから。

卓屋ブログ:第1回札幌ボードゲームフリーマーケット

『タシュ=カラール:伝説の闘技場』日本語版、2月中旬発売

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タシュ=カラールホビージャパンは2月中旬、召喚したクリーチャーたちを戦わせるチェコの対戦型ボードゲーム『タシュ=カラール:伝説の闘技場(Tash-Kalar:Arena of Legends)』日本語版を発売する。V.フヴァチル作、2~4人用、13歳以上、30分、6300円。

昨年『ツォルキン:マヤ神聖暦』で知名度をさらに上げたチェコゲームズ出版が、今年10月のシュピール'13で発表した新作。デザインは『ダンジョンロード』『スルーザエイジ』のフヴァチルが担当した。

「タシュ=カラール」という伝説の闘技場で、魔法使い同士が決闘する。カラライト石を配置し、魔力を配列し、夢幻のクリーチャーを召喚して相手のクリーチャーを破壊しなければならない。ただ単に魔力が強く、強力なクリーチャーを呼び出せればよいのではなく、相手の先を読み、魔力の「配列」をマスターして、クリーチャーの特殊能力を活かした者が勝つ。

ゲームは1対1の決闘形式、2対2のタッグ戦、バトルロイヤル戦など、人数によってさまざまな遊び方があり、さらに閲覧中の皇帝の要求を満たすクラッシック戦と、ひたすら破壊を行うデスマッチ戦という2種類の競技ルールもある。陣取り的な要素と、トレーディング・カードゲームのようなカードの能力の要素が組み合わさったボードゲームだ。

タシュカラール(コンポーネント)
Youtube:Sasquatch 2013 (Essen Games) - Tash-Kalar: Arena of Legends

日本ボードゲーム大賞2013:投票スタート

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今年で12回目となる日本ボードゲーム大賞(主催:NPO法人世界のボードゲームを広める会ゆうもあ)の投票が本日から始まった。来年の2月12日まで。

対象は過去1年間に一般発売された新作で、5タイトルまでをリストの中から選ぶか、自由記述欄に記入する方式。新作リストには、過去最多の215タイトル(昨年比20減)がエントリーしている。もちろん全部遊んでいる必要はなく、1タイトルからの投票も可能。

ネット投票は下記のリンクから行うことができる。登録したメールアドレスに届いたURLを24時間以内にクリックしないと無効になるので注意。

そのほかに、投票用紙は全国のボードゲーム専門店に発送されており、またPDFファイルでも公開されている。サークルを主催している方は、このPDFファイルを印刷して、サークルで投票してもらおう。今年どんなゲームが出たか、リスを見てみんなで1年を振り返って楽しむのもよい。投票用紙は、郵送かスキャンデータで事務局に送れば受理される。

昨年は297名が投票し、国産のカードゲーム『ラブレター』が1位に選ばれた。また、同時にゆうもあ内の選考委員によって入門向け・子ども向けの「ゆうもあ賞」も決定されることになっている(昨年は『クラック』)。今年日本の一番人気を決める投票、奮って投票しよう。

日本ボードゲーム大賞:投票部門 投票ページ(NPOゆうもあ)

「今年最後のカタン大会」、12月15日東京蒲田

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日本カタン協会は12月15日(日)、大田区産業プラザPIO(京急蒲田駅徒歩2分)にて、「今年最後のカタン大会」を行う。10~18時、参加費2000円(当日2500円)で高校生以下には割引あり。

全国各地でカタン大会を開催している日本カタン協会のイベント。腕に覚えのある経験者だけでなく、強くはないけれど大好きという方まで1日たっぷりと『カタンの開拓者たち』にのめりこめる。いろいろな賞品のお楽しみも用意されている。

日本カタン協会では、最近ボードゲームサークルでマルチ商法などの勧誘が広がっていることを重く見て、「反社会勢力に対する排除宣言」を発表した。安心してゲームを楽しめる環境が整備されている。

事前参加申し込みは下記ホームページから。

日本カタン協会「2013年、今年最後のカタン大会」

5本のキュウリ(Fünf Gurken)

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どんどん手札が苦しく

五本のキュウリ

最後のトリックを取らないですむよう、低いカードを手札に残していくトリックテイクゲーム。20世紀後半に北欧で考案されたものらしいが、作者は分かっていない。これを今年F.フリーゼが自身のブランドから発売した。

7枚のカードが配られ、7回のトリック(順番に1枚ずつ出して、数字の一番大きい人が総取り)を行う。スートは一色しかないが、「一番大きい数字以上か、手札の一番小さい数字」という出し方のルールがある。一番大きい数字を出した人(同じ数字なら後の人)が総取りして、次のトリックを始める。

6回目までは、取っても取らなくても関係ない。大事なのは7回目だけである。このトリックを取った人は、ペナルティーとして、自分が出したカードについている本数のキュウリを受け取らなければならないのだ。負けないためには、最後の1枚をいかに低い数字にできるかがポイントである。低い数字をできるだけ出さないようにして、どんどん手札が苦しくなっていく。

受け取ったキュウリが累積で5本以上になった人は脱落。こうして負け抜けで、最後の1人になるまで続ける。

手札に高い数字と低い数字の両方があれば、高い数字のカードを出すことで低い数字を最後まで温存しておける。中途半端な数字だと、どんどん低い数字を狩られてしまい、最後は結構高いカードが残ってしまうだろう。

しかし手札の運だけではないことは、しばらくプレイすると分かってくる。手札を見て、大きい数字が出せるのにあえて低い数字を出すことで、高い数字を後半に温存しておくという戦略がある。そして皆が苦しくなってきたところで、大きい数字を出してみんなから低い数字を狩る。そうすればそこそこ低い数字でも負けは回避できるだろう(一番高くなければよいだけである)。

6人プレイで30分ほど。3人脱落したところで、無傷だった圭子さんの勝利としたが、人数が減るとどんどんスピーディになるので脱落してもあまり待たなかった。簡単に遊べて奥の深さもあるゲーム。フリーゼの目の付けどころは鋭い。

Fünf Gurken
作者不詳/2Fシュピーレ(2013年)
2~6人用/8歳以上/25分
テンデイズゲームズ:5本のキュウリ

『ヘイムスクリングラ』一般発売

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遊星からのフリーキックは11月中旬から、ヴァイキングたちが領地の発展を目指すカードゲーム『ヘイムスクリングラ』を一般発売した。デザイン・寺島由人、イラスト・森木ノ子、2~4人用、90分、4725円。

今秋のゲームマーケットで発売された国産の戦略ゲームで、当サイトの新作評価アンケートでは7位に入った。タイトルは北欧の伝説集から取られている。

ワーカープレイスメントで資源の獲得と遠征を行い、勝利点を競う。ゲーム開始時に各プレイヤーが多種多様なカードを使って自分のデッキを作るところが特徴で、カードの種類は100種類以上。ランダムに配る、カードドラフトを行う、好きなカードを選んで構築するなど、作り方によって違った遊び方ができるようになっている。

カードの種類にはコモンとレアの2種類があり、コモンカードはこの基本セットに全部入っているが、レアカードは箱によって入っているカードが異なるという、TCG的な要素を加えた。基本セット単体でも遊ぶことが可能だが、別売りのブースターパックを加えることで、カードの種類を増やすこともできる。森木ノ子氏による和みのイラストも注目だ。

遊星からのフリーキック:ヘイムスクリングラ

パシャ(Pasha)

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もうひとつ上を狙うべきか

パシャ

みんなで出したカードを、サイコロの目の強さで取り合うダイスゲーム。寡作のデザイナー、S.ドラ(ドイツ)がシュピール'13でホワイトゴブリンゲームズ(オランダ)から発売したものである。シンプルで骨太な作りに、ドイツゲームの安定感を感じさせる。

毎ラウンド、全員が1枚ずつカードを出して、この場の得点を決める。高得点のカードもあれば、マイナス点もある。この後サイコロを振って役を作り、その高い順に好きなカードを取っていくので、みんなが出すカードによってこのラウンドにどれくらい頑張ったらよいかが決まる。

その後いよいよ5つのサイコロを順番に振る。2回まで振り直すことができ、できるだけ高い役を狙う。役はワンペア、ツーペア、スリーカード、フルハウス、フォーカード、ファイブカードがあり、同じ役ならば数字が大きいほうが強いというポーカー方式。役の状況は中央のボードにマーカーを置いて示す。

運だけではない。各自アクションキューブをもっており、出目が気に入らなければ投入して振り直すか、出目を変えることができる。出目を変える場合、キューブ1個で1つ増やすか1つ減らすかなので、どの目でも対応できる3か4あたりで役作りをするのが賢明だ。キューブは限りがあり、最後まで残しておけば得点になるので、無駄遣いはできない。このラウンドは諦めるか、それともキューブを使ってより高い役を狙うか悩むところだ。

さらにボーナスタイルが毎ラウンド登場し、決まった目で一番役の高い人がもらえる。これでマイナス点カードを全て捨てたり、得点にしたり、アクションキューブを補充したりできるので、カードを諦めてもこちらを狙ってもよい。

手札は9枚で、9ラウンドで全部使い切るとゲーム終了。獲得したカード・タイル・残ったキューブの得失点を合計して、最も多い人が勝ち。

5人プレイで30分。マイナス点ばかりのラウンドや、高得点が出たラウンドはサイコロを振る手にも力が入る。失点カードを大量に受け取ってしまった人は、それを捨てられるボーナスタイルが生命線だ。そんな思惑が絡み合って、アクションキューブが投入されるのも熱い。キューブを使ってキューブのボーナスタイルを手に入れるという循環で高い役を作りつつキューブを温存し、ここぞという場面で投入できた私の勝利。carlさんはゲーム中唯一ファイブカードを達成したが、残念ながら得点が高くない場だった。

ドラの作品コンプリートを目指すほどドラ好きの私だが、多少安定感に欠けるホワイトゴブリン社でもやっぱり面白い。カードにテキストがびっしり書いてあるような作品が流行する中で、ブレのない模範的なドイツゲームである。

Pasha
S.ドラ/ホワイトゴブリンゲームズ(2013年)
2~5人用/8歳以上/30分
国内未発売

すごろくやゲーム大賞2013に『地獄の釜』

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