2014年8月アーカイブ

声優ウェブラジオでカードゲーム

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声優で歌手の今井麻美さんは、自身がパーソナリティーを務めるウェブラジオ「今井麻美のSinger Song Gamer」で無料の協力カードゲームを発表した。ダウンロードし印刷して遊ぶことができる。

「今井麻美のSinger Song Gamer」は2009年から始まったファミ通の番組で、まもなく300回を数えようとしている。歌の紹介や、新旧のオススメゲームをプレイして紹介するコーナーなどがある。

『+A Power(プラスエーパワー)』というタイトルのこのカードゲームは、プレイヤーが全員で協力して、今井麻美さんのミニライブの成功を目指すというもの。ライブを無事成功に終わらせればプレイヤー全員の勝利、ライブが失敗すればプレイヤー全員の敗北になる。今井さん、スタッフ、ファンが協力し、アクシデントを乗り越えていくためには、コミュニケーションがカギとなる。2~4人用。

作者はライトノベル作家の土屋つかさ氏で、作品中にしばしばボードゲームを登場させることで知られている。染井吉野ゲームズというサークルで『怪盗ジュエル』『行商と信頼』という作品を発表したこともある。

このゲームは、土屋氏が『人狼読本』(エンターブレイン)でウェブラジオのスタッフと知り合いになり実現したもの。このウェブラジオは、デジタルゲームを主に取り扱うが、人狼ブームで『ワンナイト人狼』が取り上げられるなど、アナログゲームにも関心が高まっていたという。

今井麻美のSSG:5周年記念カードゲーム『+A Power』!

レグロス(Leg Los!)

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レグロス

16枚並んだお題から、どの絵を表現しているか棒と円盤だけで当ててもらうクイズゲーム。作者のロッシは『アルケミスト』や『大勝負』などの作品で知られるが、クイズゲームも同じツォッホ社から『シュナップス』というゲームを発表している。制限時間以内にたくさん当ててもらうところが共通で、いかに情報を手早く出していくかがカギだ。

ボードの1~16番にランダムにタイルを並べたらスタート。親は番号タイルを引き、そこで指示されたお題を棒と円盤を並べて表現する。ほかの人はこれだと思ったお題を回答。正解が出たら次のお題に移る。こうして砂時計が終わるまで、できるだけたくさんのお題を当ててもらうことを目指す。

ポイントは2つあって、まず親は使用済みの棒と円盤が使えないところ。1つのお題にたくさんの棒と円盤を使ってしまうと、それ以降のお題で困ってしまう。要は16のお題が識別できればいいだけなので、目玉だったら円盤1つ、ピサの斜塔だったら棒2本など、できるだけミニマルに。

もう1つはほかのプレイヤーの回答権がお題1つにつき1回しかないこと。早い者勝ちなので、親が紛らわしい置き方をすると全員が一斉に間違って回答権を失ってしまう。また親でない場合は、お題ボードを見て、紛らわしいお題が出される可能性も想定しておいたほうがよいだろう。

とはいえ、ぽんぽん正解して得点するほうが効率がいいので、思いついたものをすぐ答えたほうがよい。ポイントは、お題ボードのほうをよく見ておくことだ。

6人プレイで30分ほど。最初は棒と円盤を見つめていたが、それだけで分かるはずがなかった。お題ボードをずっと見ておいて、親が最初の1個か2個を置いた時点で答える作戦に変更。これでリズムよく正解して挽回し1位。

ツォッホにしてはコンポーネントやイラストが大人しいが、「なんでそれだけで分かるの?」「もう棒がねーよ!」とかわいわいと盛り上がれる作品。

Leg Los!
C.ロッシ/ツォッホ(2014年)
3~6人用/8歳以上/30分
メビウスゲームズ:レグロス

ブラッディマリー(Bloody Mary)

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注文の品はなかなか作れず

ブラッディマリー

バーテンダーとなって客が注文した飲み物を作るダイスゲーム。変わった形の箱に入っているハイエ(Heye)社の作品で、1995年に発売された。この会社は90年台に14タイトルほど出版しているが、現在はカレンダーを主に扱っているだけでボードゲームを制作していない。

タイトルになっているブラッディーマリーは、ウォッカとトマトジュース(とタバスコ)で作るカクテルのことだが、このゲームには赤い服を着たお姉さんもブラッディーマリーと呼ばれる。

はじめ自分の前には4枚の注文カードが配られる。そのうち2枚を裏返しておく。自分の番にできることは、ダイスを振って注文カードをさばくか、獲得した注文カードを換金するか、1回休んで注文カードを全部交換するか。

ダイスを振る場合は、予め何投するか(最大3投まで)宣言して、その数だけチップを支払う。振ってから判断できない前払い制で、カードの難易度や運の調子などから判断しなければならない。途中でやめてもいいが、支払ったチップは返ってこない。

注文カードには、ウェイター/ウェイトレスと共に水、カクテル、コーラ、シャンパン、ブラッディマリー、ビールがいろいろな組み合わせて描かれてあり、ダイス1個だけで達成できるものから、3個必要なものまである。達成したカードは裏返し、わきに重ねておいて最後に得点。1個のダイスを複数の注文カードに使ってよいので、一度に何枚か達成できることもある。ほかのプレイヤーの(表向きの)注文カードも達成していれば奪うことができるので、どのダイス目を残すかよく考えなければならない。

宣言した回数だけ振っても1枚も達成できないと、ペナルティーとしてチップ2枚か、獲得したカードの山札から1番上のカードを返さなければならない。これが痛いので、保険のため宣言する回数は2回や3回にしたくなる。

チップが足りなくなったら、獲得した注文カードを1枚返して2チップにできる。しかしその分だけ得点が減るので、できるだけ選択したくないところだ。難しい注文カードばかり並んだら、全交換しておいたほうがよいかもしれない。誰かが獲得した注文カードの合計が11点以上になったら、全員に2チップずつのボーナスもある。

ゲームのテンポが大きく変わるのが「ブラッディマリー」カード。このカードが出たら、自分の前にある注文カードのうち、同じ飲み物が2つあるカードがあればいち早く取り、ブラッディーマリーカードの上に置くのだ。最初に置いた人が7点という高得点を獲得する。このブラッディーマリーカードがゲーム中に3回出てくる。油断はできない。

注文カードの山札がなくなり、自分の番になったらいつでもゲームから抜けられる。まだカードは場に何枚かあるので、確率を考えて続行してもよい。注文カードが少なくなり、全員が抜けたらゲーム終了。獲得した注文カードの点数と、チップの枚数から、まだ達成していない注文カードの点数を引いて、合計の多い人が勝ち。

5人プレイで40分ほど。ダイスは3個しかなく、全部目が違うので、ダイス1個の注文でもなかなか達成できない。ましてや3個となると、3投しても厳しいことが多かったので、その分達成できるとすごく嬉しい。時折登場するブラッディーマリーのリアクションゲームもスパイスになっている。バーテンダーがこんな調子で失敗ばかりしていたらたいへんな酒場だろうなあ。

Bloody Mary
D.ハンネフォート/ハイエ(1995年)
2-6人用/16歳以上/45分
絶版・入手難

国際ゲーマーズ賞2014ノミネート

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国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は、今年のノミネート作品を発表した。昨年の夏から1年間に国際ボードゲーム市場で発売された新作の中から、アメリカ、ドイツ、オランダなど世界各国20名の審査員が選んだ作品は次の通り。

8月になってから審査員が各自10タイトルを挙げ、そのうち5タイトルに星印をつける。そして星印のあるタイトルを2ポイント、無印を1ポイントとして集計し、10位までをノミネートとする。ドイツ年間エキスパートゲーム大賞関連では『イスタンブール』(大賞)『コンコルディア』(ノミネート)『ロシアンレールロード』(推薦リスト)がノミネートに入っている。

【国際ゲーマーズ賞2014ノミネート】
(一般ストラテジー部門)
アブルクセン(Abluxxen / M.キースリング、W.クラマー)
カヴェルナ(Caverna / U.ローゼンベルク)
コンコルディア(Concordia / M.ゲルツ)
フリーダム・地下鉄(Freedom - The Underground Railroad / B.マイアー)
イスタンブール(Istanbul / R.ドーン)
レガシー:公爵の遺言(Legacy: The Testament of Duke de Crecy / M.J.E.ヘンドリクス)
ルイス&クラーク探検隊(Lewis & Clark / C.シャボーシ)
ネイションズ(Nations / E. & R.ローセン、N. & R.ハカンソン)
ロシアンレールロード(Russian Railroads / H.オーレイ、L.オーグラー)
スパイリウム(Spyrium / W.アティア)

(2人用ストラテジー部門)
バトルロア第二版(Battlelore Second Edition / R.ボーグ)
フンギ(Fungi / B.ポヴィス)
ノルマンディーの英雄(Heroes of Normandie / ヤン&クレム)
リメス(Limes / マルティンF)
パゴダ(Pagoda / A.D.フューラー)

昨年の受賞作はそれぞれ『テラミスティカ』と『ル・アーブル:内陸港』。大賞の発表は例年9月中で、授賞式はエッセン国際ゲーム祭の会期中に行われる。

International Gamers Awards:2014 Nominees

カタンの開拓者たち'14日本選手権、松本吉高氏が優勝

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8月24日(日)、東京・新宿区の日本青年館ホテルにて、『カタンの開拓者たち』'14日本選手権ファイナル東京大会が行われた。東日本大会、西日本大会を勝ち抜いた15名が参加し、予選3回戦と決勝を行った結果、松本吉高氏が優勝した。優勝賞金を手に入れ、日本代表として10月にドイツ・ベルリンで行われる世界選手権に出場する。

参加者は西日本大会より選抜の4名、東日本大会より選抜の10名に、'13日本選手権ファイナル東京大会優勝者である末村直樹氏の15名。『カタンの開拓者たち』日本語版発売元であるジーピーの主催となって3回目となる日本選手権。今年は隔年開催の世界選手権が開催される年であるため、昨年以上に力のこもった熱戦が繰り広げられた。

予選3回戦の結果、3戦全勝のるーと氏、1勝と時間切れトップ1回の中村淳一郎氏、1勝で勝利点が多かった山形周平氏、松本吉高氏が決勝に進出。山形周平氏は2012年の日本チャンピオンで世界選手権にも出場している。松本氏は4位通過だったが、この4名による決勝戦を制して優勝した。

今年で第10回を数える世界選手権は10月10日~12日、33カ国の参加によりドイツ・ベルリンのコミュニケーション博物館にて開催される。過去9回のうち、日本代表は7回参加しており、大井真也氏の準優勝が最高記録。

ジーピー:カタンの開拓者たち'14日本選手権ファイナル東京大会

デイズ・オブ・ワンダー、アスモデに合併

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デイズ・オブ・ワンダー、アスモデに合併デイズ・オブ・ワンダー社(フランス/アメリカ)が、アスモデ社(フランス)に買収合併されることが、両者の発表で明らかになった。デイズ・オブ・ワンダー社はアスモデ内の1レーベルとなり、新製品の開発は続けられる。

デイズ・オブ・ワンダー社は2002年の設立で、『チケットトゥライド』(2004年)でドイツ年間ゲーム大賞を授賞。豪華なコンポーネントや、オンライン版の無料提供などで25カ国に合計500万セットのボードゲームを販売していたが、『スモールワールド』(2009年)以降はヒット作が出ていなかった。

アスモデ社はデイズ・オブ・ワンダー社の設立当初からヨーロッパでの販売で提携していたが、アメリカに本社をもつデイズ・オブ・ワンダー社を吸収することで、アメリカ市場への進出を狙う。アスモデ社はこれまでにも、プロルード社(ドイツ)やイギリスの問屋を買収して国際的に展開してきた経緯がある。

デイズ・オブ・ワンダー社のオーテモンCEOは「我々の経験と、成功したボードゲームの一式を、アスモデ・ファミリーに持ち込めることに興奮している」と語る。合併後もデイズ・オブ・ワンダー社の開発ラインは残され、まもなく発売となる『ファイブ・トライブス:ナカラの魔人』ほか新作の発表も継続される見通しで、日本国内での販売に影響はないものとみられる。

Forbes:Days of Wonder Merging With Asmodee
BoardGameGeekNews:Asmodee Buys Days of Wonder

スコットランドヤード東京(Scotland Yard Tokyo)

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怪盗Xのマイ目標

スコットランドヤード東京

東京の街を逃げまわる怪盗Xを協力して見つけ出すゲーム。1983年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞した作品が、舞台を東京にして今年カワダから発売された。海外では販売されていない模様である。イギリスが舞台では味わえなかったローカルな楽しみ方ができる。

怪盗X役が1人で、残りが刑事役となる。ランダムに配られるタイルで、最初の位置を決めてスタート。

怪盗Xのコマはボード上に置かず、使ったチケットだけ並べておく。何ラウンドかに1度、怪盗Xは自分がいる場所を明かすので、そこからどのチケットを使ったかによって、刑事たちは移動先を推理する。タクシーは近くを細かく移動し、バスは中距離、電車は遠距離を移動する。遠くに行けるものほど、ルートが限られているので逃走先を特定されやすい。

刑事たちは手持ちのチケットを使って追いかける。人数が少ないときはチケットを使わないで移動できる巡査も加わって、挟み撃ちをしていく。相談が可能で、怪盗X役のプレイヤーの顔色を見ながら「ここじゃね?」とかいうわけだ。怪盗X役のプレイヤーの心中は穏やかでない。

子どもたちと3人でプレイ。怪盗Xの姿が常に見えているビギナーズルールもあったが、あえて通常ルールで。挟み撃ちをせず、ほかの刑事の後を追ってくるだけなので楽勝かに見えたが、ときどきランダムな動きをするのであやうく捕まるところだった。間一髪(相手の動きによっては捕まる)が2度ほどあったが最後まで逃げ切ることができた。

ボード上は番号なので東京であることをあまり意識しないが、「レインボーブリッジはやはり通りたい」「皇居の周りをぐるぐるしたい」などの怪盗Xのマイ目標が立てられて楽しかった。

Scotland Yard Tokyo
ラベンスバーガー開発チーム/ラベンスバーガー、カワダ(2014年)
2~6人用/8歳以上/45分

カナイセイジの『R-Rivals』、9月3日発売

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ゲームの攻略本や取扱説明書を制作するキュービストは9月3日、カナイセイジの2人用カードゲーム『R』をリメイクした『R-Rivals(アール ライバルズ)』を発売する。2人用、10歳以上、5分、1200円(税別)。

オリジナルは2011年にゲームマーケットで500円ゲームズとして頒布された作品。翌年のエッセン・シュピールにヤポンブランドから英語版が出展され、今年にはブルーオレンジゲームズが『勇敢なネズミたち(BraveRats)』というタイトルでリメイクしている。『ラブレター』と同様、16枚だけのカードで遊べるミニマルな作品だ。

プレイヤーは、王子とその陣営に属するキャラクターを操り、後継者の座をめぐる暗闘を行う。キャラクターを1枚ずつ選んで出し、勝負を行うが、キャラクターはそれぞれ違う強さ・能力や、ほかキャラクターに対する有利不利がある。彼らの力をうまく使い、先に4本勝利を収めたほうが後継者の座を勝ち取る。

2~3分で説明でき、短時間で勝負がつくので、ちょっとした休憩時間にも気軽に楽しめる。また、アナザールールが多数用意されており、いろいろなルールの組み合わせで、さらに長遊べるようになっている。
R-Rivals

日本カタン協会、「非紳士的行為」に関するコメント

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日本カタン協会は、24日の日本選手権ファイナル東京大会(主催:ジーピー)を目前に「非紳士的行為」に関するコメントを発表した。

このコメントによると、日本選手権の予選となる東日本大会後、日本カタン協会には遅延行為、不正行為、暴力行為、談合があったという情報が寄せられたという。

ここで挙げられているのは制限時間を利用して故意にプレイを遅くすること、見学者が助言すること、対戦相手を挑発・侮辱すること、複数のプレイヤーが手を組んで誰かを勝たせること(いわゆるコンビ打ち)の4点。ルール上では禁止されていないが、悪質なものはイベントの競技性や楽しさなどを大きく損ない、ボードゲームの普及を妨げる可能性があるため、大会運営サイドで注意を促し、従わない場合は警告、失格、退場などの措置を取るべきであるとしている。

さらに会場でビジネス勧誘が行われたという情報も寄せられており、日本カタン協会は、このような行為が日本選手権で行われないよう、主催のジーピー社に申し入れた。また、このような非紳士的行為を推奨している団体が存在することを明かし、注意喚起を促すとともに、日本カタン協会主催のタイトル抹消などの対応を行っていく考えであるという。

日本選手権ファイナル東京大会は24日、東京・千駄ヶ谷の日本青年館ホテルにて行われ、東日本大会、西日本大会を勝ち抜いた16名によって日本チャンピオンが決定される。今年は世界大会が行われる年(隔年)であるため、チャンピオンに日本代表としてドイツ・ベルリンで行われる世界大会の出場権も与えられる。

ジーピー:カタンの開拓者たち'14日本選手権ファイナル東京大会
日本カタン協会:非紳士的行為に関するコメント

ホビージャパン、9月の輸入リストを発表(2)

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ホビージャパンは9月発売予定の輸入ゲームリスト5タイトルを発表した。英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付される。8月の14~17日にアメリカ・インディアナポリスで行われたゲームイベント「ジェンコン」で発表されたばかりの新作で、発売時期は9月中旬から下旬となっている。

ルーナシィ (Loonacy)
A.ルーニー作、ルーニー・ラブス(アメリカ)、2~5人用、8歳以上、5~10分、2000円(税別)
7枚の手札をいち早くなくすことを目指すカードゲーム。プレイヤー人数によって数が変わる場札と同じアイコンがあるカードを出すことができる。カードに描かれているアイコンは2種類で、全プレイヤーがもう出せない、もしくは出したくないと思ったら山札から1枚追加される。ゲームに進行は同時にリアルタイムで、素早いパターン認識力が試される。
インスピレーションと流れを読む力も必要な、お手軽スピーディーなカードゲームだ。※河原隆一氏とは無関係です。
ルーナシィ

キメラキメラ(Chimera)
R.H.アンダーソン作、ズィーマンゲームズ(カナダ)、3人用、13歳以上、45分、2400円(税別)。
『ティチュー』や『大富豪』にヒントを得た3人専用のカードゲーム。毎回手札が配られたら、プレイヤーのうち1人がキメラとなり、残りの2人はキメラハンターとして協力してキメラを退治する。
キメラになるのは点数をビッドして勝ったプレイヤーで、残りの2人は手札を同時交換。プレイはキメラから始まり、手札を可能な組み合わせで出し、続くプレイヤーは同じ組合わせのより強いカードを出していき、2人続けてパスされたら一手番終了で、出されたカードを獲得する。得点はビッドした点数や使ったカードで決まり、キメラかハンターかで点数の条件が異なる。
伝統的な人気ゲームを3人専用にチューンした、中華的なアートワークも美しいカードゲームだ。

ドラゴンスレイヤー (Dragon Slayer)
D.モウティマー作、インディーボード&カード(アメリカ)、2-5人用、14歳以上、15分、1800円(税別)。
キックスターターで目標金額5000ドルのところ66000ドルを集めて製品化されたダイスゲーム。どこまで自分の運を試すか、限界に挑む。戦士のダイスがなくなってしまわないうちに、ドラゴンを探し出し、屠らなければならない。どこで冒険をやめるかはプレイヤーの判断にゆだねられており、戦士のダイスが尽きてしまったらこの冒険でドラゴンを屠ったという名声はなかったことになってしまう。
待ち構えるのは最弱のブルードラゴン、グリーンドラゴン、最強のレッドドラゴン。他の冒険者に先んじて、最も名声を得るのは誰か? どこまで自分の運を信じるのかを試されるシンプルなゲーム。
ドラゴンスレイヤー

ウサギとカメウサギとカメ (The Hare & the Tortoise)      
G.キム作、イエロ(フランス)、2-5人用、7歳以上、20分、3800円(税別)。
『三匹のこぶた』『バーバ・ヤーガ』に続く物語&ゲームシリーズ第3弾。物語の後日譚で、カメとウサギのリベンジマッチが行われることになった。さらにこの一大イベントに我こそはという者たちが集い、オオカミとキツネとヒツジまで競争に加わり、世界最速の座を競う。
プレイヤーは密かにどの動物が勝つのかに賭けて、レースを応援する。動物はそれぞれ、カードを使った枚数によってどれだけ進むのか、性格が異なっており、誰がどの動物にどんな応援をしたのかは重要なヒントとなる。はたしてどの動物が勝つか。子どもだけでなく、大人も本格的なレースゲームとして楽しめる。

グランオクトパスの夜グランオクトパスの夜(Night of the Grand Octopus)
F.モラード作、イエロ(フランス)、3-5人用、7歳以上、20分、4800円(税別)。
コミカルなアートワークのブラフ&読みゲーム。偉大なる「オクトパス様」に選ばれし者としてカルト教団を立ち上げたプレイヤーは、密かに自分の配下のカルト信者と眷属を、大学のどこに差し向けるのかを計画して、大学の部屋から儀式に必要な構成要素を奪い合う。相手の派閥の裏をかき、最初にグランオクトパス様を召喚できるのはどの派閥か。
毎ラウンド、自分の信者やモンスターをどこに配置するか決めて一斉に公開する。ほかのプレイヤーと場所がかぶっていなければ、その場所の構成要素を得ることができる。かぶっていたら、交渉するか、さもなければ構成要素を減らされてしまう。またモンスターと信者が重なっていると、信者を抹殺できる。相手が何を狙っているのか見極め、裏をかいて行動しよう。
グランオクトパスの夜(コンポーネント)

コソボ治安維持部隊にボードゲーム

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ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)委員会は7月中旬、コソボ駐留中のドイツ部隊にボードゲームを持ち込んで慰問したことを紹介している。

南欧・旧ユーゴスラビア領に位置するコソボは2008年、セルビアから独立したが、独立を認めないセルビアの反発、アルバニア人と非アルバニア人との民族紛争が収まっておらず、NATO関係国によるKFOR(コソボ治安維持部隊)が駐留している。隊員は全部で4900人おり、そのうちドイツ人が700名を占める。

ドイツ年間ゲーム大賞委員会は選考委員、役員、アシスタントの5人でコソボを訪問。250タイトル、3500ユーロ分のボードゲームをもちこみ、ルール説明付きで5回、ボードゲームの夕べを開催したという。持ち込まれたのは『カタンの開拓者たち』『ブラフ』『カルカソンヌ』『チケットトゥライド』などの大賞受賞作品から、『ニムト』『ごきぶりポーカー』『スカルキング』などのカードゲーム、『くるりんパニック』『カラバンデ』『インドアカーリング』などのアクショゲーム、そして『世界の七不思議』『アンドールの伝説』『村の人生』などの重量級まで。

ドイツ兵の多くにははじめからのボードゲームファンが多く、コソボに向かう飛行機のパイロットから『アンドールの伝説』のことを尋ねられ、現地では毎週「人狼ナイト」が行われていたという。

ドイツではシュミット社が第一次世界大戦中に『イライラしないで(Mensch ärgere dich nicht!)』を戦地に送り、国民的ボードゲームになったという歴史があり、軍隊でのボードゲームは余暇の一つとして認知されている。

ドイツ年間ゲーム大賞委員会の目的は授賞だけでなく、ボードゲームを文化財として家族や仲間に推奨することであると宣言されている。以前には小児病院を訪問して、入院中の子供たちにボードゲームを遊んでもらった実績がある。ボードゲームを通して外国に住む隊員に故郷のことを思い出し、平常の状態を取り戻してほしいという狙いは、うまく叶ったようだ。

リンク先には軍服を着た隊員がボードゲームを楽しむ様子が移されている。

Spiel des Jahres:Spiel des Jahres bei der Bundeswehr im Kosovo

バトルシープ(Voll Schaf)

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一手先に取られて

ひつじいっぱい

牧場で自分の羊の群れを広げる陣取りゲーム。オリジナルは2010年にフランスで発売された『スプリッツ(Splits)』というアブストラクトゲームで、牧場の羊というテーマをのせて『バトルシープ(Battle Sheep)』というタイトルで2013年にリメイク。2014年にそのドイツ語版が発売されて、ドイツ年間ゲーム大賞の推薦リストに入った。

はじめに今回の舞台となる牧場を、タイルを並べて作る。1枚のタイルは4マスの六角形となっていて、順番に好きなように並べていく。穴だらけの牧場にするもよし、広がりのある牧場にするもよし。すでにここから戦いは始まっているのだ。自分の色の羊タイルを重ねて、ボードの端の好きなところに置いたらスタート。

自分の番には、重なった羊タイルを好きな枚数で分割し、その分割した何枚かを一直線上に障害物にぶつかるまで移動する。残った何枚かはそのマスにおいていく。こうして羊の群れがあちこちに広がっていくことになる。順番に行って、移動できるマスがなくなるまで続け、より多くのマスを自分の色の羊で専有できた人の勝ち。

直線に移動してだんだん移動できるところがなくなっていくのは、『それはオレの魚だ!(Hey, That's My Fish!、2003年)』とプレイ感が似ているが、ゲームの準備が楽なのと、羊コマに重量感がある(ポーカーチップのような感じ)のがいい。見た目とは裏腹に、ゲームが始まるとすぐたいへんシビアなゲームであることに気づくのは同じ。

3人で10分ほど。囲碁のような感覚で、ほかの羊の侵入を阻んで自分だけの領地を作りたいところだが、そうは問屋がおろさない。はじめはのんびり広がっているのが、一度火種がつくと、みんなが一挙に押し寄せてくる。うず高く積み重なった羊が周囲をブロックされて動けなくなったら悲惨だ。相手の羊タイルの枚数を気にしながら、どこを優先的に取るべきか考えなければならない。「うわー、そこ取られた!」「えー、こっちに来るの?!」先の先を読むゲームだが、先の読めない展開があちこちで起こって盛り上がる。

Voll Schaf
F.ロッタ/ブルーオレンジ(2013年)・フッフ&フレンズ(2014年)
2-4人用/7歳以上/15分
テンデイズゲームズ:バトルシープ

きゃりーぱみゅぱみゅ「キャット&チョコレート楽しい」

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ファッションモデルで歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんが、ツイッターにて『キャット&チョコレート』(日常編)の写真を掲載し「このゲーム楽しい」とツイートしている。226万人というフォロワーがおり、このツイートを1000人以上がリツイート、3000人以上がお気に入りに登録した。

『キャット&チョコレート』はアイテムを組み合わせてピンチを乗り切るカードゲーム。カードで指示されたピンチに、アイテムをどう使って乗り切るかを即興で発表し、ほかのプレイヤーの審判で得点になる。発想力やプレゼン力が試される。『幽霊屋敷編』『学園編』『ビジネス編』などいくつかのバージョンがあり、『幽霊屋敷編』は日本ボードゲーム大賞を受賞している。

きゃりーぱみゅぱみゅさんが取り上げたのは幻冬舎エデュケーションによる『日常編』で、今年4月に発売された。「靴下に穴が!」「宿題が終わらない!」「さぼっているところを見つかりそう」など、お題のカードに書かれている日常に起こりうるピンチを、「新聞」「消火器」「ネコ」「サッカーボール」などのアイテムで乗り切る。

コンセプト(Concept)

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つながりのひらめき

コンセプト

アイコンでお題を表現して当ててもらうクイズゲーム。フランス年間ゲーム大賞を受賞、ドイツ年間ゲーム大賞では大賞にノミネートされて日本語版も発売された。きわめて分かりやすいルールと、発想の面白さを楽しめるところが評価されている。

プレイヤーが2人1組でチームになり、お題カードを引く。お題カードには3つの難易度で9つのお題が書いてあり、その中から1つを選択。そしてボード上にたくさんあるアイコンに、交互にコマを置いていってヒントを出す。ほかの人は思いついた答えをどんどん言い、当たったら出題者チームとともに得点。これを一周して得点の多い人が勝つ。

これだけのルールだが、ヒントに使うコマの色がポイントで。メインとなるものに「?」コマ、サブとなるものに「!」コマを置き、その属性も色別に表すことができる。例えば「アナと雪の女王」というお題だったら(お題カードには入っていないです)、「?」コマは映画のところに置き、「!」コマは女性のところに置いていくだろう。このコマの選択が工夫のしどころだ。

7人プレイで1時間ほど。「?」を男性、「!」を医療に置いただけで「シュバイツァー博士!」「野口英世!」「正解!」ということもあれば、いくらコマを置いても(いや、置けば置くほど)謎が深まって正解が出ないときも。「相対性理論」「四面楚歌」など難易度が高い。出題者同士がお互いに相談してはいけないことになっているが、相手がコマを置いたときのリアクションがヒントになることもある。「何ですかそれ?」「無視していただいて結構です(笑)」

BGGでは、難易度によって得点を変えたり、制限時間(2分、5分)を設けたりするバリアントルールが提案されている。難易度の難しい問題でゲームのテンポが気になったので、導入してみてもよさそうだ。

Concept
G.ビュージャノ&A.リヴォル/ルポ・プロドゥクシオン(2013年)・ホビージャパン(2014年)
4~12人用/10歳以上/40分

第4回ドミニオン世界選手権、日本代表マルク氏優勝

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8月17日(日本時間で17日深夜から18日未明)、アメリカ・インディアナポリスのゲーム祭「ジェンコン(GenCon)」にて第4回ドミニオン世界選手権(Dominion World Masters 2014)が開かれ、日本代表のマルク氏が優勝を果たした。第1回ドイツ大会を制覇したルネ氏、第2回アメリカ大会を制覇した三津家和彦氏に続き、日本代表としては過去4回の大会中、2年ぶり3回目の優勝。日本代表の強さを見せつけた。

昨年に引き続き、『ドミニオン』発売元のリオグランデ社が主催し15名が本戦に出場。昨年の3回戦勝ち抜きから、今年は4回戦の順位得点で戦われた。マルク氏は1位が3回、2位が1回となり、同じ成績の選手との決勝に勝って優勝した。

Togetter:第四回ドミニオン世界選手権で日本代表のマルクさんが優勝!

第4回カルカソンヌ日本選手権、望月隆史氏が優勝

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今年で4回目となるカルカソンヌ日本選手権が8月17日(日)、東京・江東文化センターにて開催された。全国26箇所の予選を勝ち抜いた40名が参加し、予選6回戦、準決勝、決勝を行った結果、名古屋代表の望月隆史氏が優勝した。

ルールは世界選手権と同じ2人対戦。予選の成績で上位4名が準決勝に進出し、1位対4位、2位対3位で対戦した。この準決勝を予選1位の岩村響氏、予選2位の望月隆史氏が順当に通過し決勝で対決。昨年のチャンピオンで日本代表の岩村氏を、望月氏が破って優勝を手に入れた。一昨年のチャンピオンである村田大輔氏が3位。2人の元日本代表を破っての優勝である。

優勝した望月氏には、世界大会への参加渡航費用として15万円が贈られた。10月にドイツ・エッセンで行われる世界選手権に日本代表として参戦する。

今回は初めて、「カルカソンヌカーニバル」というファンイベントが行われ、白タイルプレゼント、ミープルデコレーション、巨大タイル、キッズコーナー、大展示会、フル拡張入りの盤面作り、日本チャンプサイン会、ミュージック、関連書籍展示販売、カタパルト選手権といったミニイベントが行われた。

リヒャルト・リッターシュラーク(Richard Ritterschlag)

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そう簡単に活躍させない

リヒャルト・リッターシュラーク

騎士見習いのリッターシュラーク君が、お姫様を助けたりドラゴンを倒したりするクエストをこなして一人前になることを目指すタイル配置ゲーム。2014年のドイツ年間キッズゲーム大賞にノミネートされた。

騎士のクエストはドラゴンを退治する、お姫様を助ける、盗賊を捕まえる、宝を見つける、大男を降参させる、魔女を狩るの6つ。このうちプレイ人数によって4~6枚のクエストタイルをもつ。

手番には三角形のタイルを引いて、絵柄が合うように配置する。このとき、色のついたマスが揃えば、手持ちから同じ色のタイルを置くことができる。手持ちのタイルを全て置ききった人の勝ち。

番上にいるコマはお助けキャラのラートロスさん。このタイルに隣接してタイルを置くともう一手番できる。

絵柄が合えば置ける、合わなければ置けないというだけなので、小さな子供向けかと思ったが、大人が遊べばタイルの配置の仕方がえぐい。自分のときに合わなければ、ほかの人が合わせられないように厳しい置き方をする。『カルカソンヌ』の都市をめぐる攻防のようだ。

そういったわけで手番には1枚置けるかどうかという攻防が続いていたが何と、劣勢だったkarokuさんが最後の最後で一挙に2枚置いて逆転勝利。ドラマチックな幕切れだったので満足。

Richard Ritterschlag
J.ツィルム/ハバ(2013年)
1-4人用/5歳以上/10分
国内未発売

シュピール'14新作情報:コスモス

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アンドール北アンドールの伝説:北へ(Die Legenden von Andor: Die Reise in den Norden)
M.メンツェル作、2-4人用、10歳以上、120-240分。
『アンドールの伝説』の2番目の拡張セットで、大箱入りです。プレイするためには基本セットが必要です。英雄たちは古い船に乗り、北へ向かって危険な航海を行います。未知の島に行き、海の怪物から海岸を守ります。さらに常に激しい嵐と、海の力が襲いかかります。両面刷りのゲームボード、28体のフィギュア、船が入っています。

エジプトカタンカタンの開拓者たち:古代エジプト(Die Siedler von Catan - Das alte Ägypten)
K.トイバー作、3-4人用、10歳以上、90分。
昨年の『冒険者と海賊』に続いて2年連続のカタンシリーズリリースです。基本セットなしに単独でプレイすることができます。ファラオの時代に、牛車を使って資源を運び、開拓地や神殿の街を作ります。「神の力」というルールでは、新しい資源が登場し、大きなピラミッドを作ります。

狩人と斥候狩人と斥候(Jäger und Späher)
G.ヘヒト作、2人用、10歳以上。
石器時代の部族を率いて勢力争いを繰り広げます。さまざまなキャラクターをカードプレイし、部族を発展させます。狩人を使って食料や皮革を手に入れれば、部族の飢えを凌げるでしょう。斥候を使って資源を手に入れれば、価値あるものを生産することができます。

キングスポート・フェスティバルキングスポート・フェスティバル(Kingsport Festival)
A.チャルヴェジオ、G.サントピエトロ作、3-5人用、13歳以上、90分。
ラヴクラフトのクトゥルフ神話小説『祝宴(1923)』に基づくボードゲームで、ストラテリブリ社(イタリア)が制作した作品のドイツ語版です。カルト教団の一員となり、キングスポートの街に強大な力を呼び込みます。そのために呪文や建物などの効果を使って力をため、イベントなどを起こしていきます。

街コロ(ドイツ語版)街コロ(Machi Koro)
菅沼正夫作、2-4人用、8歳以上、30分。
日本初のダイスゲームのドイツ語版。さまざまな効果を持った建物を購入し、サイコロでさらに収入を増していきます。どの建物を選択するか、サイコロをいくつ振るかによって街のかたちが変わっていきます。
TGiWレビュー:街コロ

7ステップス7ステップス(7 Steps)
M.キースリング、R.シュタウペ作、2-4人用、10歳以上。
7つのフィールド、7つの色、7つのコマで争うアブストラクトゲーム。毎ラウンド7つのコマをもち、ボード上に積み重ねていきます。置いたマスにあるコマの高さによって得点が入りますが、高さは7つまでという制限があります。上手にコマを配置し、いろいろな特別チップをうまく使った人が勝者です。

フリッツ&ミーツ(Flizz & Miez)

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追いかけられる焦り

フリッツ&ミーツ

タイルを素早く並べてレーシングカーを進めるボードゲーム。2014年のドイツ年間キッズゲーム大賞にノミネートされた。デザイナーはルックアウトシュピーレの社長であるH.ギルケ氏と、イラストレーターのK.フランツ、『アグリコラ』のカードデッキに携わったD.ユーの共同作品で、カレラ・テーブルトップゲームズというレーベルで発売された。

カレラ・テーブルトップゲームズは、オーストリアの玩具・ゲームメーカーのシュタードルバウアー社が新たに立ち上げたレーベルで、スロットカーのカレラ(Carrera)をテーマにしたボードゲームを3タイトル発表している。

このゲームは、スロットカーをネコが追いかけるという異色のレースゲームとなっている。ネコが後ろから追いかけてくる緊張に負けないで、冷静にタイルの色を合わせることができるだろうか?

レーサー役、ネコ役、審判役、移動役を交替でプレイする。合図と同時に、レーサー役は色が合うタイルを探し、1枚見つけるたびに「ブーン!」という。ネコ役はひたすらサイコロを振り、ネコの目が出るたびに「ニャー!」という。移動役はこの「ブーン!」「ニャー!」を聞いて、それぞれレーシングカーとネコを進める。ネコが追いついたら手番終了。審判役は微妙なタイミングでどちらが早かったか判定する。

レーシングカーがネコに捕まるか、10マス進んだら交替で、役を1人ずつずらして次の手番。これを繰り返してコースを先に1周した人の勝利だ。

大人ルールではボード裏面を使い、レーシングカーがジャンプ台やループのところに差し掛かったら「ブーン!」ではなくて別の効果音を言わなければいけない。またタイヤの色も揃えなければならず、ネコに捕まりやすいようになっている。

3人プレイで20分ほど。「ブーン!」「ニャー!」「ブーン!」「ニャー!」「ニャー!」「はいアウトー!」1マスか2マス進めればいいほう。焦っているため、障害物でもつい「ブーン!」といって即アウトなんてことも。最初は焦りすぎて全然進めなかったが、次第に冷静さを取り戻して最下位から追い上げる。しかし時すでに遅し、ふうかさんがぶっちぎりで1位。

タイル探しの慌ただしさに加えて、席替えのときに移動していたので結構息が切れた。スポーティーなゲームである。

Flizz & Miez
H.ギルケ、K.フランツ、D.ユー/カレラ・テーブルトップゲームズ(2014年)
2~4人用/5歳以上/15分
すごろくや:フリッツ&ミーツ / Flizz & Meiz

『ダンジョンクエスト・クラシック』日本語版、9月27日発売

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ダンジョンクエスト・クラシックアークライトは9月27日、『ダンジョンクエスト クラシック(DungeonQuest Revised Edition)』日本語版を発売する。1~4人用、14歳以上、60分、6,000円(税別)。

1985年にスウェーデンで発売された『ダンジョンクエスト』を、戦闘ルールなどを現代的に改良して遊びやすくした作品。今夏、アメリカのファンタジーフライト社から発売されるのに合わせて日本語版も製作された。2011年に日本語版が発売された『ダンジョンクエスト』(第3版)と比べると、新しい戦闘ルールによってプレイ時間が90分から60分に短縮されている。

プレイヤーは特殊な能力を持つ英雄の一人を操り、魔法の力と勇気を携えてダンジョンに挑む。目的は、ドラゴンの眠るダンジョン中心部に存在する莫大な財宝を略奪すること。生きてダンジョンを脱出し、価値ある財宝を最も多く持ち帰ったプレイヤーが勝利する。

ダンジョンはプレイの度にランダムで生成され、生死のかかった判断を常にプレイヤーたちに迫る。先の見えない探索のドキドキ感と、スピーディに展開するモンスターとの戦闘が見ものだ。

ダンジョンクエスト・クラシック(カード)
ダンジョンクエスト・クラシック(コンポーネント)

ボードゲームストリート2014

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安田均&グループSNEの皆さんが毎年発表しているレビュー・リプレイ本も、今年で4冊目(『ボードゲームジャンクション』から数えると5冊目)となった。継続は力なり、1年毎にまとめられたその年の代表作は、資料的価値がある。何十年経っても、この時期に発売された作品にどんなものがあって、どのようなトレンドだったのかを知ることができるだろう。

巻頭で安田氏は、過去1年間の新作を振り返って、ワーカープレイスメントのさらなる広がりと、正体隠匿型、クラウドファンディングの人気を分析している。ワーカープレイスメントでは『ルイス・クラーク探検隊』『洞窟農夫(カヴェルナ)』『ロシア鉄道(ロシアンレールロード)』『航海術』『スパイリウム』『ユーフォリア』を挙げる。今やワーカープレイスメントは、ゲーマーズゲームに共通のプラットフォームとなっている。

また正体隠匿型では『ラブレタ―』『レジスタンス・アヴァロン』『クー』、クラウドファンディングでは『ユーフォリア』が挙げられている。後者について「現状はやはりアマチュア出版の弱点もあり、当初はおもしろそうに見えても、実際の出来には首を傾げたくなるゲームもまだまだ多い」というのは的を射た指摘であろう。

レビューもシステムを主体に執筆されているので、評論として読める。そのため遊んだことのないゲームよりも、遊んだことのあるゲームのほうが、どのように分析しているか分かるので面白い。良い面だけでなく、今ひとつの部分にも言及されており、自分の感想と比べるのもこの本の楽しみ方だ。

『オムノムノム』『グラヴウェル』『ビーグル号の航海』『漂流者』など、日本ではあまり流通していないゲームが取り上げられているのも特徴で、危うくスルーしそうになったゲームをチェックするのにも使える。リストを見ながら、どれをまだ遊んでいないか、どれを遊びたいかを考えるのも楽しい。

そのほか、グループSNEの皆さんが楽しく遊ぶ様子を記録したリプレイ、シンプルなゲームに焦点を絞って紹介する「ウニ頭でもできるもん!」、日本人デザイナーの作品やiOSアプリで遊べるゲームを紹介するコラム、ボードゲーム大好き座談会など誌面もますます充実。毎年読んでいる人だけでなく、最近やり込んでいるという人にお薦めしたい書籍だ。

グループSNE:ボードゲームストリート2014

『アンドールの伝説:星の盾』日本語版、9月20日発売

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アンドールの伝説:星の盾アークライトは9月20日、ファンタジー協力ゲーム『アンドールの伝説』の拡張セット『アンドールの伝説:星の盾(Die Legenden von Andor - Der Sternenschild)』日本語版を発売する。1~4人用、10歳以上、60~90分、2800円(税別)。プレイするためには『アンドールの伝説』基本セットが必要。

遊びながらルールを理解できるチュートリアルストーリーや、エキサイティングなストーリーでドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞した作品の拡張セット。オリジナルはコスモス社(ドイツ)から昨秋発売された。

ドラゴン退治の後、再び災厄に見舞われたアンドールの地で、「星の光」と「希望の力」を秘めた「星の盾」を巡る新規ストーリーが展開される。伝説の盾が、悪の陣営の手に渡る前に、取り戻さなければならない。ストーリーがプレイヤーの選択や乱数によって変化するのが特徴だ。また、新しいアイテムやモンスターに加えて「製図家メリック」、「盗賊ケン=ドル」といった新キャラクターも登場する。さらに、ウェブ上でのみ公開されていた「外伝1」のシナリオセットも同梱している。

品切れになっている『アンドールの伝説』基本セットも、8月下旬から出荷される見込み。5,600円(税別)。

アンドールの伝説:星の盾(コンポーネント)

ホビージャパン、9月の輸入リストを発表

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ホビージャパンは9月発売予定の輸入ゲームリスト6タイトルを発表した。英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付される。8月の14~17日にアメリカ・インディアナポリスで行われるゲームイベント「ジェンコン」で発表される新作。10月にドイツ・エッセンで行われるシュピールに先駆けての販売だ。

アビス(ボックス)アビス(Abyss)
B.カタラ&C.シュヴァリエ作、アスモデ(フランス)、2~4人用、14歳以上、約45分、7,000円(税別)。
C.シャヴァリエ(『ソルターニーエ』『コンチネンタル・エクスプレス』『カプチーノ』)とB.カタラのコンビによる、水底深くにある世界「アビス」の要衝を支配して、その組み合わせや収集で発展を競うカードゲーム。
プレイヤーは協力者を集め、協力者を通じてアビスの領主たちを味方とし、その力をもって都市の様々な場所に影響力を振るう。
協力者のカードはドラフトによって獲得するが、アビスの領主たちはゲームボード上に並べられており、獲得した協力者のカードをコストとして支払うことで獲得できる。要衝は領主たちを使って獲得できるが、獲得に使った領主の特殊能力は使えなくなってしまう。いつ、どの領主を使って要衝を支配するのかが重要になる。

アビス


ブラック・フリート(ボックス)ブラック・フリート(Black Fleet)
S.ブリーズデール作、スペースカウボーイズ(フランス)、3~4人用、14歳以上、約60分、8,500円(税別)。
『キーフラワー』や『ウィ・ウィル・ウォック・ユー』の作者が『宝石の煌き』の出版社から発表する注目の大型ゲーム。
カリブ海の海賊、商人、そして海軍の艦長代理となって栄光と富を求める。そのために3種類の異なった役割の船を指揮しなければならない。商船は港から港へ商品を運んでお金を稼ぎ、海賊船は商戦を襲ってお宝を奪い何処かの島へ埋めて隠し、軍艦で敵プレイヤーの海賊船を沈める。手に入れた金でカードを購入して船を強化したり、特殊な能力を与えることができる。運命カードを使って敵プレイヤーの裏をかき、誰より早くお金を貯め、囚われの総督の娘の身代金を払って勝利をつかむのは誰か。

ブラック・フリート(コンポーネント)


ヒュペルボレア(ボックス)ヒュペルボレア(Hyperborea)
A.チャルヴェシオ&P.ジッツィ作、アスモデ(フランス)、2~6人用、12歳以上、90分、12,000円(税別)。
魔法の王国を繁栄させるファンタジー文明発展ゲーム。新たなる土地を得て、怪物を討ち滅ぼし、新たなる技術を見出し、国力を高みに導く。敵となる文明は、それぞれ独自の能力を備えており、征服事業は一筋縄ではいかない。
自文明の袋の中には、強力な国家へと成長するために行う開発に必要な文明コマが入っており、自分のターンに毎ラウンドランダムで取る3個のコマを使って、自文明を発展させていく。この「バッグビルディングシステム」が、プレイ時間を短縮した。
豪華なコンポーネントに、シンプルでプレイしやすいシステムを備えた新作だ。

ヒュペルボレア


シノビ・クランシノビ・クラン(Shinobi Clans)
J.マイヤー作、ポストヒューマンスタジオ(アメリカ)、3~5人用、13歳以上、60分、3,600円(税別)。
プレイヤーは残忍で狡猾なニンジャ・マスターとなり、配下のニンジャを率いて秘密の任務を遂行する。危険なローニン、高貴なダイミョウ、恐るべきショーグンたちに見え、最も腕の立つ暗殺者を雇って業物の武器を与え、ほかのニンジャ・クランの裏をかくのだ。
最も労の少なく、報酬が多い目標に対する任務を密かに選び、カードドラフトで任務に適したニンジャに最適な武器を与える。そしてニンジャをカード・スタックで慎重に配置し、敵ニンジャの計画を霧散させよう。秘密の部隊を雇うことで、密偵に戦略を盗み見られないようにすることもできる。
最後に明かされるまで、プレイヤーのクランのアクションと目的は隠されている。煙幕が掻き消え、計画、目的、シノビの技は明らかになったとき、はたして勝者は誰なのか?

シノビ・クラン(コンポーネント)


DIEファイター宇宙ダイス作戦:DIEファイター拡張セット(Space Cadets: Dice Duel - Die Fighter) 
J.エンゲルステイン&S.エンゲルステイン作、ストロングホールドゲームズ(アメリカ)、2~10人用、12歳以上、約30分、4,800円(税別)。プレイするためには『スペース・カデット:宇宙ダイス作戦(Space Cadets: Dice Duel)』が必要となる。
チーム協力型ダイスゲーム『スペース・カデット:宇宙ダイス作戦』に2つの新たな要素を追加するの拡張セット。
「戦闘機」はプレイヤー1人が扱い、単独で行動し高速で機動性に富んでいますが、シールド装置は装備しておらず、容易に破壊される可能性がある。人数によっていくつかシナリオがあり、宇宙船(主力艦)1隻と戦闘機1機でチーム戦をする「空母戦」、一方のチームが戦闘機2機を受け持ち、もう一方のチームは主力艦で迎え撃つ「航空突撃」、戦闘機同士がドッグファイトを繰り広げる「航空戦」などがある。
また、27枚の試製装備カードは、主力艦に新兵器、現行装備の拡張型、新たな移動方法など特殊な能力を加える。各チームはカードドラフトにより装備を選び、自分たちの主力艦をその戦略に併せて強化していこう。

マスカレイド拡張ブルーノ・フェイドゥッティのマスカレイド:エクスパンション(Mascarade Expansion)
B.フェイドゥッティ作、ルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)、2~13人用、10歳以上、30分。3,400円(税別)。プレイするためには『ブルーノ・フェイドゥッティのマスカレイド』が必要。
斬新なシステムと幅広い対応人数で人気の正体隠匿系のゲームが、さらに深みを増す拡張セット。はたしてあなたは高級娼婦に骨抜きとされてしまうのか、死霊術師の呪文に屈してしまうのか? ほかにも錬金術師や人形遣いなど、新たな13の仮面が、己すらも正体を失う仮面舞踏会に加わる。

『こびと人狼』プラスチック製、クラウドファンディングへ

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同人ゲームサークルのPhandprap(ファンドプラップ)は8月8日より、クラウドファンディングCampfireにて『こびと人狼』のプラスチック版の資金募集を開始した。出資額1500円以上でプロモカード付き製品が手に入る。9月9日まで、目標金額40万円。

先日紹介した同人ゲーム製作プロジェクト『三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい』に続き、新しいプロジェクトが始動した。昨年のゲームマーケット2013秋などのイベントに出展し、かわいい・シンプル・低価格をコンセプトに人気を集めて完売。このたびプラスチック製で再版する。飲みながら遊んでもOKだ。

『こびと人狼』は同じ役職でも1枚1枚キャラクターが異なり、物語があるのが特徴。また勝利条件の人数にカウントされないオリジナルの役職「まめ村人ちゃん」と「まめ人狼さん」が入っている。

プラスチック製の人狼カードとしてはこれまで、アークライトの『はじめての人狼』(2,592円)がある。

Campfire:かわいいカードゲーム「こびと人狼」をプラスチック製にバージョンアップさせたい!
Phandprap:こびと人狼

バネスト開店15周年祝賀パーティー、9月7日新宿

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名古屋のボードゲーム専門店ゲームストア・バネストが開店15周年を迎えたのを記念して、9月7日(日)にゲームスペース柏木(大久保駅3分)にて祝賀パーティーが行われる。会費2000円で誰でも参加可。定員30名、申込みはmixiにて8月31日まで(mixiに入っていない方はゲームストア・バネストまで)。

ゲームストア・バネストは海外のボードゲームを中心に輸入販売を手がけてきた。独自輸入品も数多く手がけており、店主のセレクションには固定ファンも多い。またクイズや店頭デモプレイなどの新しい試みも手がけ、今秋にはイタリア人デザイナーの作品『GLOBETROTTER:世界を巡る旅行者』をリリースする。

祝賀パーティーには中野将之店長が招待され、祝辞とパーティーゲーム、お茶と軽食で祝う。会場のゲームスペース柏木は、バネストで取り扱う商品の受け渡し場所として利用されており、縁の深いところでの和気藹々としたパーティーになりそうだ。名古屋での開催は未定だが、検討しているという。

mixi:バネスト開店15周年祝賀パーティー
Gamestore Banesto Telegraph:16年目に入りました [2014-08-07]

幽霊、幽霊、宝探し(Geister, Geister, Schatzsuchmeister!)

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幽霊の大増殖

幽霊、幽霊、宝探し

幽霊がどんどん増えていく屋敷に潜入し、宝を持ち帰る協力ゲーム。2014年のドイツ年間キッズゲーム大賞を受賞した(TGiWニュース)。『パンデミック』のようなパニック要素を取り入れつつも、子どもが遊びやすいようにシンプルに作られている。

サイコロを振ってその数だけ移動し、お宝のある部屋まで行って屋敷の外に持ち出す。今回は上級者バリアントルールで、番号順に持ち出さなければいけないルールを採用した。どの宝が何番かは、各部屋に行ってみるまで分からず、しかも1人で持てる宝は1つまでなので(そのことを表すためにリュックサックにお宝チップを差しこむようになっている)、チームワークがより一層求められた。先に行かなければいけない人のダイス目が1とか2だったときには大いに焦った。

サイコロで幽霊の目が出ると、屋敷の中に幽霊が新たに出現する。どの部屋に出現するかは、カードを引いて決める。同じ部屋に3体たまると大きな幽霊(スプーク)となり、これが6体になるとプレイヤー全員の敗北になってしまう。その前に、幽霊のいる部屋に行ってサイコロを振り、退治しなければならない。大きな幽霊は2人がかりで倒さなければならず、1人だけで同じ部屋にいる捕まってしまう。全員が捕まってしまっても敗北だ。

ここにも上級者バリアントルールがあり、「2枚引く」とか「捨て札をシャッフル」とかいった『パンデミック』的なカードが入り、同じ部屋に幽霊が集まりやすくなる。「またこの部屋か!」8つのお宝を幽霊屋敷から持ち出せれば全員の勝利。

上級者ルールを3人でプレイ。序盤、1番の宝が見つからなくて苦労する。「ここの部屋、幽霊2体になってるから倒しておきますか」「そうですね」予防的に幽霊を駆除。これが奏功して、スプークの出現を極力抑えることができた。それでもスプークが少しずつ出現してきたので、2人がかりで退治。でもダイスで退治の目が出ずピンチ! 頑張っても1,2匹しか倒せないので、最後の宝を運んだほうが早いという結論に達した。6体目のスプークが先か、宝が先か。ぎりぎりのラインだったが、何とか運び出して勝利。

ルールが簡単だからといって、勝ちやすいというわけではない。特に上級者ルールを加えたときのぎりぎりのバランスはスリリングで楽しめた。

Geister, Geister, Schatzsuchmeister!
B.ユー/マテル(2013年)
2-4人用/8歳以上/15-30分
日本国内未発売

都道府県別ボードゲーム関心度

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高校野球が始まるこの季節、都道府県別の代表校を見ていて、3年ほど前の都道府県別ボードゲーム関心度(TGiWニュース)がどう変わっているか、調べてみることにしました。手前味噌ですみませんが、当サイトのアクセス状況から。

前回はYahoo!アクセス解析でしたが、今回はGoogle Analyticsを使っています。Google Analyticsは都市別の統計しか出ないと思っていましたが、県別に切り替えられることが分かりました。前回同様、過去1年間の総セッション数(800,725)のパーセンテージを、国内人口のパーセンテージで割った数を計算してあります。1.00がほぼ人口並みのアクセス数であることを表し、高いほどアクセス数が多いことを表しています。括弧内の順位は3年前のものです。

1位の東京は変わらず、5位までの上位も安定しています。前回からジャンプアップした県は石川、山梨、滋賀、高知、富山でした。特に富山、石川は10位以内に入っており、北陸が盛り上がっているようです(北陸ボードゲームフリーマーケットが行われた福井が若干順位を下げたのが不思議です)。

全体的には都市部のほうが関心が高いという傾向が続いているようです(府県名右の*印は政令指定都市のあるところ)。地方では一緒に遊んでくれる人を集めるのも一苦労です。

【都道府県別ボードゲーム関心度】

1(1). 東京 3.69
2(3). 大阪* 1.52
3(5). 山形 1.03
4(4). 京都* 1.01
5(2). 神奈川* 0.98
6(16). 富山 0.95
7(29). 石川 0.92
8(9). 愛知* 0.92
9(10). 鳥取 0.76
10(14). 北海道* 0.74
11(7). 埼玉* 0.69
12(31). 山梨 0.67
13(8). 徳島 0.65
14(13). 新潟* 0.65
15(32). 滋賀 0.64
16(6). 香川 0.63

17(19). 愛媛 0.63 
18(22). 岡山* 0.61 
19(12). 福井 0.60 
20(11). 三重 0.59 
21(20). 千葉* 0.59 
22(15). 静岡* 0.59 
23(26). 兵庫* 0.58 
24(24). 長野 0.55 
25(27). 福岡* 0.54 
26(33). 広島* 0.53 
27(25). 奈良 0.50 
28(18). 宮城* 0.49 
29(17). 茨城 0.47 
30(45). 高知 0.47 
31(23). 山口 0.46 
32(44). 長崎 0.46 

33(39). 青森 0.43
34(41). 和歌山 0.42
35(34). 栃木 0.40
36(38). 熊本 0.39
37(35). 沖縄 0.38
38(30). 群馬 0.37
39(42). 島根 0.36
40(43). 鹿児島 0.35
41(28). 岩手 0.30
42(17). 岐阜 0.30
43(40). 大分 0.29
44(46). 宮崎 0.28
45(32). 福島 0.25
46(38). 秋田 0.19
47(47). 佐賀 0.08

『スチームパーク』日本語版、9月上旬発売

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ホビージャパンは9月上旬、SF遊園地経営ゲーム『スチームパーク(Steam Park)』日本語版を発売する。L.シルバ、L.T.ソレンティーノ、A.ブオフィーノ作、2-4人用、8歳以上、60分、5600円(税別)。

クラニオ・クリエーションズ(イタリア)が2013年に発売した作品。受賞歴はないが、テーマのよさと手軽さで日本国内でも人気を集めている。『ディクシット』の絵を描いているM.カルドゥアをイラストレーターに起用し、独特の雰囲気を創りだしたことも人気の一因となっているだろう。

ファンタジー世界のロボブルグの街に、石炭仕掛けのテーマパークを作るゲーム。蒸気遊園地「スチームパーク」のオーナーの1人となって、近郊に与えられた広大な場所に、できるだけ多くの客をひきつける巨大な石炭仕掛けのアトラクションを建設していく。ただし、ロボブルグには極めて厳しい環境条例があるため、遊園地が吐き出すゴミは可能な限り押さえる必要がある。きつい罰金が降りかからないようにするためには、トイレを作るのが有効だ。

ダイスを振って出た目に応じたアクションを行うシステム。立体のアトラクションがコマが臨場感を引き立てる。2段階の難易度があり、不慣れなゲーマーでも、困難に挑むのが好きな人でも楽しめるようになっている。

レビュー検索:スチームパーク
ふたりはボドキュア!:第34話「スチームパークで遊園地経営!」

バネスト&ジョイゲームズ、ボードゲームを製作

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GLOBETROTTER:世界を巡る旅行者名古屋のボードゲーム専門店ゲームストア・バネストは、ネット通販のジョイゲームズと共同で新作のボードゲームを製作する。11月のゲームマーケット2014秋に、第一作『GLOBETROTTER:世界を巡る旅行者』を発売する予定。

主に輸入版ボードゲームを販売してきた両者が、オリジナル作品の製作に臨んだ。ゲームストア・バネストではこれまでもゲームマーケットに合わせて無料配布のオリジナルゲームを作ってきたが、本格的な製品化は初めて。製造やアートワークでcosaic(神戸)とTANSANFABRIK(京都)が協力している。

『GLOBETROTTER:世界を巡る旅行者』はイタリア人ゲームデザイナー、S.ソレンティーノ(『ダンシングダイス』『オストラコン』)の完全新作。海外デザイナーが日本市場向けに製作するのは『京都』(R.クニツィア/メビウスゲームズ、2013年)があるが珍しいケースだ。ゲームストア・バネストの中野将之店長と、イタリアのdVジョーキ(旧ダヴィンチゲームズ)の長年の付き合いから実現した。

勇猛果敢な旅人となって、ライバルと共に都市を巡り、世界一周競争を繰り広げるゲーム。次の都市の乗り物か色に対応するカードを手札から出して先に進んでいく。気球、飛行機、自転車といった乗り物を計画的に出していかなければならない。

6月に行われたゲームマーケット2014春では、ゲームストア・バネストのブースにて試作品のデモプレイが行われている。

Facebook:Joygames x Gamestore Banesto : Product

『ツォルキン:マヤ神聖歴』日本語版、9月上旬発売

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ツォルキン日本語版ホビージャパンは9月上旬、歯車が連動するボードゲーム『ツォルキン:マヤ神聖歴(Tzolk'in: The Mayan Calendar)』日本語版を発売する。2-4人用、13歳以上、90分、6500円(税別)。

舞台は中米、作者はイタリア人、出版社はチェコというインターナショナルな作品で2012年秋に発売された。歯車を使ったユニークなゲームシステムで人気を集め、2013年にはドイツ年間エキスパートゲーム大賞に推薦され、日本ボードゲーム大賞(投票部門)を獲得した。

プレイヤーはアハウと呼ばれるマヤ諸部族の指導者の一人となり、神々への信仰を深め、自分の部族を繁栄へと導く。

ゲームはマヤ文明同様にツォルキン(神聖歴)が重要な意味をもつ。ツォルキンは回転する複数の歯車で表され、プレイヤーはこの歯車の回転により常に変化する盤面を考慮してゲームを進めなくてはならない。作物の収穫も、物資の調達も、記念碑の建立も、神々の怒りを鎮めるのも、このツォルキンの進行がかかわるのだ。

マヤの暦に従って寺院を建て供物をささげ、周期が終えるまでに偉大なる部族となるのは誰か?

これまで英語版がホビージャパンから流通していたが、チェコの作品ということもあり価格が7000円+税だった。今回の日本語版は、価格が500円下がっている。

TGiWレビュー:ツォルキン:マヤ神聖暦
play:game評価コメントリスト:ツォルキン マヤ神聖暦

シュピール'14新作情報:アミーゴ

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ドイツゲーム界の最大のお祭りであるシュピール'14(エッセン国際ボードゲーム祭)が10月16日(木)から4日間にわたって行われます。

このページでは、新作情報を各メーカーのウェブサイト、ニュースサイトから翻訳し、どのような新作が出るかを見ていきたいと思います。日本に比較的入りやすく、よく知られているメーカーを中心に紹介しています。ゲーム名は直訳で、後に輸入販売されるときには別になるかもしれません。

例年1番最初に情報を出すアミーゴ社から。発売は9月なので、エッセン・シュピール前に国内発売される可能性もあります。

ゆかいなふくろゆかいなふくろ(Absacker)
L.コロヴィーニ&D.トッフォリ作、2-5人用、7歳以上、15分。
3枚の手札から、場に3枚までカードを出します。カードには3~7の数字があり、場には数字別に分けて重ねておきます。3のカードが3枚、4のカードが4枚というように、数字と枚数が同じになったら袋がいっぱいになったことになり、その列を全てもらいます。こうしてできるだけたくさんカードを取ることを目指します。数字が小さいカードはすぐいっぱいになりますが得点は低く、多いカードは得点が多いですが、なかなか集まりません。
ゆかいなさかなとメビウスゲームズによる日本語版が発売予定です。

キウブキウブ(ciúb)
T.リーマン作、2-4人用、10歳以上、45分。
魔法使いが1年に1度の腕試しをサイコロで行います。チャレンジしたい課題にマーカーを置いて、サイコロを振ります。指定された目をすべて出す、合計がいくら以上、同じ目がいくつ以上・・・といった課題をクリアすると、得点になります。ダイスには、振り直しや好きな目に替えるといった目もあり、課題を達成しやすくなるでしょう。最初は白いダイスだけ振りますが、出目によってカラーダイスに強化することもできます。目標によってどのカラーダイスを使うかがポイントです。

ハムスターの頬袋ハムスターの頬袋(Hamsterbacke)
F.ベラルディ作、3-5人用、8歳以上、20分。
円状に並んだ場札から補充して、同じ色・数字を揃えて自分の前に出し、それを裏返して得点にします。場札は取ったところから補充され、たくさん溜まっているところがあります。自分の前に出すときは、青の4が4枚というようにして出し、ほかの人が出しているものと同じものは出せません。裏返して得点にしたとき、手札の多い人から取ることができます。最後は得点にしたカードから手札のカードを差し引いて、得点の多い人が勝ちます。

ねじ回しねじ回し(Schraube Locker)
C.シュテール&D.レヒナー作、2-4人用、8歳以上、25分。
サイコロを振ってネジカードとナットカードをセットで集めます。円状に並んだカードの並びで決められたサイコロの出目をできるだけ多く出して、コマを進めます。移動先でほかのプレイヤーとカードを交換することができ、またカードをもらえます。手に入れたカードにはネジかナットの絵が描いてあり、ネジとナットの組み合わせができると得点になるだけでなく、ほかの人から交換で奪われなくなります。

スネークオイルスネークオイル(Snake Oil)
J.オクス&P.H.カウフマン作、3-8人用、10歳以上、30分。
親が役割カードを引き、「ゾンビ」「ヒッチハイカー」などになります。ほかのプレイヤーはその役割になった親に対し、2枚のカードを組み合わせて新商品を提案します。「かたつむり」「花」「オイル」「バナナ」「ハンマー」など、組み合わせによって面白おかしな商品ができあがります。親に選んでもらった人が得点です。オリジナルはアメリカで、2010年に発売されました。

ウィッチズウィッチズ(Witches)
K.フィッシャー&J.アンドリューズ作、3-5人用、10歳以上、45分。
『ハートスイッチ(HeartSwitch)』というタイトルで2013年にアメリカで発売された作品のドイツ語版。さまざまな特殊効果の入ったカードで戦うトリックテイキングゲームです。火のスートのカードが失点になるので、それをできるだけ取らないようにします。失点を増やしたり減らしたりする魔女カードや、数字が0なのでトリックを取らなくてすむ魔法使いカードを使うタイミングが勝敗をわけます。

セット3(Set ³)
M.J.ファルコ作、2-4人用、8歳以上、35分。
パターンが全て違う3つのセットを作るゲームが、ダイスゲームになりました。クロスワードの要領でセットになったダイスを並べ、得点を競います。

スピードカップス2(Speed Cups²)
H.シャフィール作、2人用、6歳以上、15分。
イラストに合わせてカラーカップを並べたり重ねたりするゲーム。イラストはカップではないので、読み替える必要があります。先にできたほうがカードを取ります。

小さなミツバチ(Honigbienchen)
R.クニツィア作、2-5人用、4歳以上、15分。
蜂の巣が円形に並び、その中にミツバチが入っています。めくったカードと同じ色のミツバチを見つけられたらゲット。でもクマをめくってしまったら返さなければいけません。

ちょっと見て(Schau mal)
H.シャフィール作、2-6人用、4歳以上、10分。
表と裏にちょっとだけ違うイラストが描かれたカードが中央に並んでいます。みんなが目を閉じている間に、1人が裏返したカードはどれかを当てます。

最後の晩餐(L'Ultima Cena)

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「私がキリストです」「いいえ私が」

最後の晩餐

レオナルド・ダヴィンチの絵画でも有名な「最後の晩餐」。イエスを逮捕しようと紛れ込んでいる律法学者を見つけ出し、弟子たちがイエスを守り切ることを目指す人狼系のゲームだ。弟子たちの中には裏切り者がおり、さりげなく律法学者を助けているかもしれない。

全員に人物カードが1枚ずつ配られる。イエス・キリスト、ユダ、そのほかの使徒、そして律法学者がいるが、はじめは自分以外、誰が何か分からない。

ゲームの進め方は人狼と同じで、3分間の話し合いの後、指差しで追放したい人を1人選ぶ。その後全員が目を閉じている間に律法学者が目を開け、逮捕する人を指差し、その人も脱落する。これを繰り返して、律法学者が先に全員追放されればイエス・キリストと使徒の勝利、イエス・キリストが逮捕されれば律法学者の勝利となる。

人狼と違うところは、アイテムカードが配られ、その使い方がヒントになるところだろう。毎ラウンド1枚ずつ配られ、時計回りにほかの人に渡すことができる。このとき、「裏切りの手紙」がユダのところに来たら必ず渡さなければならなかったり、「浸したパン」だったら誰か1人の人物カードを見ることができたりする。特に、「銀貨30枚」が
ユダのところに渡ると裏切り者となり、律法学者会議に参加して勝敗を共にする。このやりとりで、お互いの正体を探り合っていくのだ。

13人プレイで30分ほど。最初の偶然で律法学者の私が追放されてしまい、もうひとりのdjさんは苦しい戦いを余儀なくされる。しかしユダもどうやら裏切ったようで、展開が読めなくなってきた。肝心のイエス・キリストが一体誰か、味方の使徒さえも全く分からないため、守りようがないのである。後半になると「私がキリストです」と名乗る人が続出しておかしな展開に(笑)。使徒はキリストの影武者になって逮捕されたほうがよいし、律法学者もキリストだと名乗っておけば味方だと思ってもらえる。結局、djさんが世論を誘導しきれず追放され、使徒の勝利となったが、キリストが誰かは最後まで謎のままだった。

最後の晩餐
中村誠/キリスト新聞社(2014年)
5~15人/12歳以上/30分
聖書コレクション:最後の晩餐

関西ゲームトークVol.1、8月30日大阪日本橋にて

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関西で活躍するボードゲームポッドキャストのパーソナリティーが集う「関西ゲームトークVol.1」が8月30日(土)、大阪のロフトプラスワンWEST(日本橋駅徒歩6分)にて行われる。前売券1500円はイープラスで発売中。当日2000円、要1オーダー500円以上。

「WEBラジオパーソナリティのオフレコだから話せるボードゲーム」という副題であれやこれやと語り合うトークライブ。司会は朝戸一聖氏(TANSANFABRIK)、ゲストは第1研究員カワサキ(ボードゲーム研究室!)、COOZIN(暴走!ボードゲーム暴動!)、サワダシンヤ(狭くて浅いやつら)、ペガ(ペガの屋根裏部屋)、宮野華也(MoBラジ)の各氏。

ポッドキャストの愛聴者から、ボードゲーム自体あまりなじみのない人まで、トークを楽しむライブ。開催までの間、各ポッドキャストでイベントの告知が行われる予定なので、この機会に聴いてみよう。

イープラス:関西ゲームトークVol.1

アンケート:クラウドファンディング

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Q86:クラウドファンディングでボードゲームに出資したことが・・・

A.ある 42票(24%)
B.検討したことはある 30票(17%)
C.ない 101票(58%)

出資者を募ってボードゲームを出版するという流れが、キックスターター(アメリカ)から広がっています。資金集めだけでなくPRとしても用いられ、マニア好みの作品だけでなく、ヒット作品も生まれるようになりました。ドイツ、日本ではまだそれほど盛んではありませんが、プロジェクトが少しずつ増えてきています。

アンケートでは、出資したことのある方が4人に1人という結果でした。英語サイトがほとんどという状況から見ると、高い数字ではないかと思います。出資したことのない方でも、2割が検討したことがあるという回答でした。

これまでメジャー発売できなかった作品や、再版が難しい絶版品でも、出資者がまとまれば製作できるようになり、今後より多様な作品が生まれるようになるでしょう。クラウンドファンディング出資の楽しみは、The Game GalleryのHAL99さんらが語っているYoutubeがありますので(下記)、ご視聴して頂くと分かるかもしれません。

今月のアンケートは、ボードゲームフリーマーケットについてです。中古ボードゲームを持ち寄って売買するイベントが全国各地で広がっています。遊ばないゲームが増えてきて減らしたいという方と、欲しいゲームを安価で手に入れたいという方の要望がマッチしてこそのイベントです。あなたが参加するとしたら、売る側でしょうか、買う側でしょうか、それとも欲張ってどっちも? 近いものをお答え下さい。

クラウドファンディングで新作カードゲーム製作

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奈良のボードゲームサークル「komakiss」は本日より、未発表カードゲーム『三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい』の製品化プロジェクトをクラウドファンディング「Campfire」で立ち上げた。9月17日までで、目標額は30万円。

ゲームマーケットの出展を目指すアナログゲーム好きの夫婦が立ち上げたプロジェクト。ゲーム好きが高じて自作するようになり、試作品の中から評判のよかった作品をプロジェクトにかけた。

『三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい』は高杉晋作の言葉から取ったタイトルで、遊郭の客となって、烏をほかの客に押し付けたり、三味線を使って殺したりしていく。鳥が鳴いたら帰らなければいけなくなり脱落。最後まで鳥が鳴かなかった客が勝つ。木製のゲームボードには花魁の描かれており、時間の経過が表される。

出資受付は500円からで、3000円以上で、目標額を達成した場合に製品がリターンされる。実際の送金は期日後、目標額を達成した場合のみなので、出資の応募段階では支払いの必要がない。

国内のクラウドファンディングでのボードゲーム・カードゲーム製作は株式会社人狼のオリジナル「人狼」制作プロジェクトと、アルハラシステムズの『オトーリバース』ぐらいしか例がなく、未発表の作品は初。代表のろい氏は「ボードゲームとクラウドファウンディング。どちらも日本ではマイナーな存在です。その両方にまたがることをやって、少しでも裾野を広げられればと考えています」という。

Campfire:カードゲーム「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」製品化プロジェクト
ペンとサイコロ:ボードゲームをクラウドファンディングで商品化する!

310人のゲーム会、8月16日東京蒲田

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ゲームサークル「ミスボド」は、8月16日(土)13時から、大田区民センター(JR蒲田徒歩10分)にて第28回の例会を行う。参加定員310名が8つの部屋に分かれて遊ぶという国内最大規模のゲーム会で、半月前ですでに半数の参加申し込みが集まっている。

ミスボドは2012年から月1回のペースで開かれているボードゲームサークルで、今年から名古屋でも行われている。5月のゴールデンウィークに240名のゲーム会を開催したが、さらに大規模になった。

各部屋はテーマ別に分かれており、脱出ゲーム、ハグル、クイズなども行われる。参加費は300円だが、浴衣、甚平、作務衣で参加すると100円となる。女性用には着付け部屋と着付け師もある。終了後、恒例の二次会も開催されるので、愛好者同士で交流したい方にもよい機会だ。

参加申し込みの方法は下記ホームページを参照のこと。

ミスボド:第28回「ミスボド」のお知らせ

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