2014年11月アーカイブ

テンデイズゲームズのトークイベント、12月4日大阪千日前

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12月4日(木)、大阪・千日前のイベントスペース「なんば紅鶴(べにつる)」(南海なんば駅、各線日本橋徒歩3分)にて、「~味園アナログゲーム同好会presents~タナカマコトがやってきた!テンデイズ珍道中in紅鶴」が行われる。出演・タナカマコト(テンデイズゲームズ)、スーパーログ(バンキルポン)、林人生(なんば紅鶴)、19:30~、1500円(1ドリンク付き)。

東京・三鷹のボードゲーム専門店テンデイズゲームズのタナカマ店長が、『テレストレーション』『ゼロ』『インフェルノ』など日本語版の製作や、シュピール、ゲームマーケットなどについて話すイベント。『インフェルノ』日本語版でアートワークを担当したスーパーログ氏も参加し、話題になっているデザインについて語る。2015年度発売予定の注目作も聞けるかもしれない。

提供の味園アナログゲーム同好会は同会場で活動しているゲームサークルで、ポッドキャストでプレイ報告を配信している。タナカマ店長もテンデイズラジオでポッドキャスト配信を行っており、ボードゲームポッドキャストつながりとなっている。

~味園アナログゲーム同好会presents~ タナカマコトがやってきた!テンデイズ珍道中in紅鶴
味園アナログゲーム同好会 定期報告
テンデイズゲームズ

『ロストレジェンド』日本語版、3月中旬発売

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アークライトは2015年3月中旬、M.エリオットのファンタジーカードゲーム『ロストレジェンド(Lost Legends)』日本語版を発売する。3~5人用、10歳以上、70分、4800円(税別)。

『クォーリアーズ!』『サンダーストーン』のM.エリオット(アメリカ)が2013年、クイーンゲームズ社(ドイツ)から発表した作品。国内ではメビウスゲームズが輸入版を扱っている。デッキ構築ではなく、カードドラフトが本作のメインメカニズム。

プレイヤーたちは英雄となり、パーティを組んで難度の異なる冒険の地3ヶ所を順に巡る。配られたカードから1枚ずつ選んでは残りをとなりに渡すカードドラフトでスキルや装備品を手に入れる。英雄は怪物を倒すことで経験値とトロフィーを獲得。経験値が貯まるとレベルアップし、トロフィーによって伝説ポイントが入る。すべての冒険を終えた時、最も伝説ポイントを獲得したプレイヤーが勝者だ。

カードドラフトの前に今回の怪物が分かるので、その怪物に対応する装備ができる。勝てそうにないと思ったらとなりのプレイヤーに渡してもよいが、未知のモンスターと戦わなければならなくなってしまう。

各プレイヤーが担当する英雄はそれぞれキャラクターが異なり、長所や弱点がある。ほかのプレイヤーには怪物を安易に退治させてはいけない。プレイヤーが成長していくファンタジーRPGに、カードドラフトの駆け引きを加えた作品。

ロストレジェンド日本語版(コンポーネント)

幻冬舎エデュケーション、『どうぶつサッカー』発売

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幻冬舎エデュケーションは28日、2人用ミニサッカーゲーム『どうぶつサッカー』を発売した。プロデュース・エイベックススポーツ、デザイン・しんどうこうすけ、イラスト・藤田麻衣子、2人用、5歳以上、1500円(税別)。

シリーズ累計70万部を売り上げた『どうぶつしょうぎ』の後継的作品。コマを交互に動かし、ボールを相手のサッカーゴールに入れることを目指す。自分の番には、コマをあいているところに1マス動かすか、ボールのあるマスにコマを動かしてボールを2マスまで飛ばすか。味方にパスをつなげば、もう1回ボールを動かすことができる。コマはサル、リス、ウサギの3つがあり、サルは一番上段に来ると、2マスまで歩くことができるようになる。

仲間をどこに動かせばパスがつながってシュートできるか、相手にシュートをされないためにはどう守るかなど作戦をたてることができ、コマの動きを覚える必要もなくすぐに決着がつくので、小さな子どもでも楽しめる。

幻冬舎エデュケーション:どうぶつサッカー

パティクロ、奈良・三郷に移転、店名を「弾正」に

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大阪・八尾のボードゲームショップ「パティクロ」は11月5日、店舗を奈良・三郷に移転し、店名を「すごろく玩具の弾正(だんじょう)」に変更して再オープンした。JR関西本線・三郷駅徒歩10分。再オープン記念として、中古サンプル品のほかに店長の秘蔵ゲームも販売している。

パティクロは2007年に滋賀・瀬田でオープンしたボードゲームショップ。2008年に大阪・八尾の住宅街に移転し、今年の9月まで営業していた。新店舗も住宅街の中にあり、メビウスゲームズの輸入ファミリーゲームを中心に取り扱う。ネット通販は現在準備中。

すごろく玩具の弾正
〒636-0821 奈良県生駒郡三郷町立野北1-40-20
電話:0745-31-7550
ホームページ:http://danjou.yamanoha.com/
営業時間:月~金 12~18時 土日祝 11~18時(6~8月は19時まで)
定休日:火曜(祝祭日の場合は営業)

『アメリゴ』日本語版、3月中旬発売

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アークライトは2015年3月中旬、S.フェルトのアメリカ開拓ゲーム『アメリゴ(Amerigo)』日本語版を発売する。2~4人用、10歳以上、90分、7000円(税別)。

オリジナルは2013年秋にキックスターターを通してクイーンゲームズ(ドイツ)から発売され、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞に推薦、ミープルチョイス賞にノミネートされた作品。日本ではメビウスゲームズが輸入版を扱ったが、現在は品切れとなっている。

イタリアの探検家アメリゴ・ヴェスプッチ(1454-1512)の足跡をたどってプレイヤーは開拓者となり、名もなき島々へ航海の旅をし、土地を開拓して拠点を立て、産物を手に入れて得点を獲得していく。同社の『ヴァレンシュタイン』『将軍』でも用いられた大きなダイスタワーが特徴で、このダイスタワーにキューブを投げ込み、受け皿に出てきたキューブを使用してアクションを行う。タワーの中には複雑に梁が渡されていて、投げ込んだキューブが全部出てくるとは限らないし、前に投げ込んだキューブが出てくることもある。

アクションには船の移動、大砲の積み込み、計画、発展、建設、産物の購入、特別アクションの7つがあり、それぞれキューブに対応している。出てきたキューブの色と数によってフェイズ毎に行えるアクションの種類や回数に変化があり、それを見越して戦略を考えなければならない。ボードも毎ゲーム変化し、島の大きさが変わるため、さまざまな展開が楽しめる。

アークライトゲームズ:アメリゴ完全日本語版

アメリゴ日本語版(コンポーネント)

ボードゲーム専門クラウドファンディング 「A-JORITY」

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『落水邸物語』のデザイナー佐伯拓也氏は仲間とともに、ボードゲームの出版を支援する合同会社「wird」を立ち上げた。来年からクラウドファンディングによるボードゲーム出版支援サービス「A-JORITY(アジョリティ)」を開始するほか、オリジナル作品の企画・制作、ボードゲーム製作のコンサルティングサービス、各種イベントの企画・実施を行う。

ゲームマーケットで発表されるインディーズゲームが激増している今日、小規模頒布のためにすぐに売り切れ、追加生産ができないケースが相次いでいる。製造販売に対するノウハウがないことや資金面の問題などを解決し、良質なゲームの供給不足を解消するのが狙い。佐伯氏があるボードゲームの出版でアドバイザーに呼ばれたとき、「クラウドファンディング」と「製造・出版・販売までの一連のサポート」がカギとなることが分かり、そのイメージが会社立ち上げのきっかけとなったという。

製品化のアドバイザーは川崎晋氏、ワンドロー、沙月みと氏、コンポーネントデザインはTANSANFABRIK、ワンドロー、長谷川登鯉氏、井上磨氏、製造は萬印堂、池田紙器工業、タチキタプリント、販売はゲームストア・バネスト、メビウスゲームズ、gamefield、サンセットゲームズといった経験豊富なメンバーが並ぶ。

独自のクラウドファンディングサイトを立ち上げ、応募のあったプロジェクトに資金を集めるだけでなく、自社企画でも同人ゲームの製品化や海外絶版ゲームの再販プロジェクトで資金募集していく予定。すでに最初のプロジェクトとして、ある同人ゲームの製品化・出版企画を進めているという。また、今後、事業全体への出資も募集しており、出資者の意見を反映したプロジェクトも立ち上げる見込みだ。

国産ボードゲームのクラウドファンディングはすでに何例か成功例があるが、資金面だけでなくノウハウまでトータルに支援する仕組みができたことで、国産ゲームの活況に弾みがつきそうだ。

ボードゲーム専門クラウドファンディング「A-JORITY」(アジョリティ)

シュピール'14:ホビージャパンの輸入リスト第3弾

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ホビージャパンは、10月にドイツで開かれたシュピール'14の新作輸入リスト第3弾を発表した。今回はフランスの出版社3タイトルで、発売は12月下旬から1月中旬を予定している。

ロビン(Robin)
F.モイヤーセン作、イエロ社(フランス)/フラットラインドゲームズ(ベルギー)、2~6人用、8歳以上、30分、3400円(税別)、12月下旬発売予定。
プレイヤーはシャーウッドの森に潜むロビン・フッドとその一味に連なって、富める者から奪い、貧しき人々に施しをします。そのために、シャーウッドの森のねぐらの野営地を手伝ったり、ノッティンガム城へと続く道で旅人を待ち構えたり、ロビンからの報せを伝えたり、近隣を見まわって情報を集めたりします。危険を侵せば侵すほど手に入るものは増えますが、城にあまりに近づきすぎると、待ち構えていた警邏と守備隊に捕まってしまうでしょう。
いずれかの種類の任務を7回こなすことで、ロビン・フッドの副官となれます。ほかのプレイヤーもその座を狙っている中、ほかのプレイヤーよりもいち早く成功をつかみ取ることができるでしょうか? プレイ時間も短く、家族で遊べるお手軽さと、度胸が試される駆け引きのゲームです。
ロビン

孫子兵法(Sun Tzu)
A.ニューマン作、マタゴー社(フランス)、2人用、10歳以上、30分、5800円(税別)、1月中旬発売予定。

西暦506年、春秋戦国時代......楚の昭王、兵を率いて淮河を侵し、孫子、兵を挙げ迎える。楚の昭王軍を率い高地に陣し、孫子率いる呉兵比ぶるにその数少なし。孫子、謀りて兵を退き、昭王即ち兵を散らせ追撃を命ず。楚の兵まばらとなり、孫子これを漸次向かえて撃ち減らす。この柏挙の戦いに於いて、楚の昭王敗れ兵を郢都に退く。孫子とその兵、郢都を侵し、昭王都より出、孫子の兵法を大いに懼れる......。

プレイヤーは楚の孫子、もしくは呉の昭王となり、軍を率い、中国の平定をめざします。毎ターン、各地域のカードをプレイし、地域ごとに公開します。そのカードの値や特別な効果により、プレイヤーは兵を進めたり退けたりします。カードは1度しか使用できないものがあり、そのため適切な時を選んで使用することが勝利のためには重要です。ゲームは綱引きのように、中央に置かれた得点マーカーを自陣側に動かすことを競います。9ラウンド行うか、いずれかのプレイヤーが得点マーカーを自陣側の最後のスペースに進めると終了します。アートワークも美しい、対戦型の陣取りゲームです。
孫子兵法

アルティフィキウム(Artificium)
T.シャーゴロドスキー作、アスモデ社(フランス)、2~6人用、8歳以上、20~50分、5000円(税別)、1月中旬発売予定。
中世の施政者として、産業を発展させ、産物の効率的な循環を作り上げて、自分の都市を発展させるゲーム。生産し、加工し、資源を集めますが、ほかの都市の領主の邪魔があることを忘れてはいけません。
カードドリブンによってゲームは進みます。カードの中には資源を生み出すものや、ある資源を別の資源に変換するものや、勝利点をもたらすものや、アクションを実行できるようにするものがあります。カードの連鎖を見極めてプレイすることが、勝利のために必要となります。
ゲームは4ラウンドからなり、各ラウンドの開始時には、各プレイヤーは手札5枚を持っています。そのほかに、表向きになったカードが6枚並べられており、そこを市場と呼びます。まず最初にプレイヤーは自分の手札のカードと市場のカードを交換することができます。その次に、カードを使用してアクションを実行したり、交易をおこなって資源を集めたり、ある資源を別な資源へと変換して勝利点を得たりします。
4ラウンドが終了したところで、持っている資源などを売却して最後の得点計算が行われます。最も得点を獲得したプレイヤーは、中世の施政者として実力を示したこととなり、勝者となります。カードの効果を見極めつつ必要なカードをそろえていく駆け引きと判断が面白いボードゲームです。デザイナーはロシア人で、この作品が第一作となります。
アルティフィキウム

ムラーノ島(Murano)

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じっくりと島をデザイン

ムラーノ島

ヴェネツィア本当から水上バスで15分、運河で7つの島に分かれたムラーノ島は、ガラス細工「ヴェートロ・ディ・ムラーノ」で有名である。その美しいフォルムは、日産のクロスオーバーSUV「ムラーノ」の名前の元にもなった。この島を舞台に、商人となってお偉いさん方の要求に応え、名声を稼ぐドイツのボードゲーム。作者は『村の人生』のブラント夫妻。ムラノつながりは、もちろん日本語だけの話である。

お偉いさんの要求はわがままだ。「この島では店を沢山建てろ」「この島にはあなただけガラス工房を作って」「青いガラス細工を集めろ」「この島ではガラス工房とショップと宮殿を全部同じ軒数にしろ」「この島には客を3人以下にして」......こんな人物カードの要求を満たすように、島をデザインしていくのがゲームの中心だ。プレイヤーによって狙いが異なるため、達成は容易ではない。

中心となるシステムは「ワーカームーブメント」である。建物タイルを買う、それをボード上に建設する、ガラス細工を作る、ショップから収入を得る、人物カードを買う、ゴンドリエーレ(ゴンドラの船乗り)を配置するといったアクションは、ボード周辺にあるアクションスペースに船を移動して行う。何隻かの船がアクションスペース上にあり、空いているところに進めてアクションを行うことができる。ほかの船があるスペースでは、まずその船をどかしてから、後ろの船を進めなければならず、これにはお金がかかる。「ワーカームーブメント」といえばS.フェルトの『ルナ』(TGiWレビュー)があるが、船はみんなが共有していて、どの船を動かしてもいいため、選択肢は広い。

ゲームのポイントとなるのが、ガラス細工の製造だ。ガラス工房タイルを買い、ボード上に建設し、製造アクションを行うことでガラス細工ができる。このガラス細工はすぐに売ることができ、ゲーム中の重要な収入源になるのだが、製造のとき、島に煙と熱が立ち込め、住民を脅かすため、名声点が下がってしまう。そして名声点が十分になければ、製造することができない。宮殿などを建てて名声点を稼ぎ、その名声を使ってガラス細工を作り、その収入でまた新しい建物を作るという自転車操業。お金も名声点もカツカツなところがゲーマーズゲームらしい。

そんなカツカツぶりを少し和らげてくれるのが「特別な建物」。これを建てると、特別な建物カードを受け取り、ちょっとした特殊効果が得られる。特定のアクションのたびに収入が増えたり支出が減ったり、ガラス細工の色を変更できたり、選べるカードの枚数が増えたりする。これを活かしたアクション選択ができると、ゲームを進めやすい。

タイルの山が切れたらゲーム終了となり、得点計算に移る。ゲーム中にゴンドリエーレを置いた島に人物カードを適用し、その条件を満たせば名声点が入る。ゴンドリエーレを置いていない島には、人物カードを適用できない。どれだけ多くの人物カードを適用できるか、得点が最大限になるように建物などを配置できるかが勝敗を分ける。

4人プレイで約90分。人物カードを慎重に選ばないと全く得点できないため、選択に悩んだ。1ゲーム目はcarlさんが名声点を最大限削ってガラス細工を量産し、そのガラス細工が名声点になる人物カードで大量得点して1位。2ゲーム目はtomokさんが人物カードをたくさん集め、少しずつ加点して1位となった。島の状況を見ながら、人物カードをもっと増やすか、それともゲームを終わらせにいくかという選択肢が悩ましい。ゲーム終了時にボーナスカードの条件を満たして大逆転というゲームはよくあるが、このゲームはそうではない。ボーナスカードがほとんどの得点源で、ゲームを通してその条件を満たすようコツコツ進めていくというプレイ感覚が新しかった。

Murano
I.ブラント、M.ブラント作/ルックアウトシュピーレ(2014年)
2~4人用/10歳以上/60分

ファンタジーフライト、アスモデに合併

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アスモデ、ファンタジーフライトを合併アスモデ社(フランス)は17日、ファンタジーフライト社(アメリカ)を合併することを明らかにした。アスモデ社は、8月にデイズ・オブ・ワンダー社(フランス/アメリカ)を合併しており(TGiWニュース:デイズ・オブ・ワンダー、アスモデに合併)、急速に影響力を拡大している。

ファンタジーフライト社は『スターウォーズ』『七王国の玉座』『ロード・オブ・ザ・リング』『シド・マイヤーズ・シヴィライゼーション』などの人気作品があり、ヨーロッパでの販路の拡大を見込む。また、アスモデ社にとっても、北米市場への展開と、北米市場向けの新製品の開発ができるメリットがある。

合併後もファンタジーフライト社は独立して出版を行うが、将来的には共同開発も予定している。ファンタジーフライト社の製品の多くはこれまで通り、ファンタジーフライト社のロゴで発売されるが、アスモデグループのブランドに相応しいものはそのロゴに変更される。同様に、アスモデグループの製品でも、ファンタジーフライトのブランドに相応しいものはファンタジーフライトのロゴが付けられるという。

移行後に役員が退任したデイズ・オブ・ワンダー社の合併とは異なり、ファンタジーフライト社の役員はそのまま継続することになっており、合併というより販売提携の色彩が強い。

日本ではホビージャパンがアスモデ社の優先販売権をもっているが、『ブルームーン』などファンタジーフライト社の製品も販売しているため、大きな影響はないと見られる。

ICv2:Fantasy Flight Games Merges with Asmodee

『テラミスティカ:氷と炎』日本語版、11月20日発売

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テンデイズゲームズは11月20日、ファンタジー陣取りゲーム『テラミスティカ』の拡張セット『氷と炎(Feuer & Eis)』日本語版を発売した。J.ドレーゲミュラー、H.オスターターク作、2~5人用、12歳以上、プレイヤー人数×30分、5830円(税込)。プレイするためには『テラミスティカ』基本セットが必要となる。

先月ドイツ・エッセンで開かれたシュピール'14の新作。イエティなど地形を新たに変える種族6種類と、新しいゲームボードのほか、白とオレンジのプレイヤーコマセットが入っている。

新たなゲームボードやボーナスタイルによる変化により、基本セットとは違った戦略が生まれる。新たな勢力は、自らの地形をもたないものやボード上のパワーアクションの使用に特化した強さをもつものなど特徴的で、基本セットをやり込んでいても、新鮮なプレイ感覚が味わえる。さらに、新たに追加される手番順を決めるルールも追加できる。

『テラミスティカ』は一昨年の秋に発売され、ドイツゲーム賞、トリックトラック賞、ゴールデンギーク賞、ポーランド年間エキスパートゲーム大賞、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞ノミネート、国際ゲーマーズ賞ノミネート、チェコ年間ゲーム大賞ノミネート、オランダゲーム賞エキスパート部門ノミネート、ベルギー年間ゲーム大賞ノミネート、ポルトガル年間ゲーム大賞ファイナリストと、国際的に高い評価を受けている。日本ではテンデイズゲームズが日本語版を発売しているが、入荷するたびにすぐ売り切れている人気作品だ。

テンデイズゲームズ:テラミスティカ:拡張 氷と炎

みんなのインスト

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インスト(ボードゲームのルール説明)がうまくできないという悩みは、たくさんの愛好者が抱えているようだ。ルールを間違えてつまらないゲームになってしまった、説明が不足していて後から「聞いてないよ」と言われた、時間をかけすぎて退屈されてしまった、ちゃんと説明したつもりなのによく呑み込めてもらえない・・・

そんな悩みに応える本が『みんなのインスト』である。20名もの愛好者が、自分の理想や実践を書き綴っている。これだけ多いと内容も多岐にわたり、完全なボードゲーム初心者や子どもからゲーマーまで、人狼から『アンドールの伝説』まで、TPOやゲームに応じて参照できるようになっている。

私も「インスト論」「インスト論2」という2本を寄稿させて頂いた。前者はゲームマーケット2014春で頒布された小冊子を収録したもので、アメリカ、ドイツ、日本で心がけられていることを比較したのち、禁断の「ルールその場読み」に言及する。後者はインストを聞く側としてのマナーをまとめた。

ほかの方の寄稿を読むと、いろいろな工夫が見られる。「(ルールブックでは最後に書かれている)勝利条件・得点計算を先に説明する」などは序の口。私がなるほどと思ったのは次のようなアイデアである。早速いくつか試してみたいと思っている。

  • 遊ぶゲームのテーマや売りを一言にまとめて(キャッチコピーで)伝える(フジワラカイ氏)
  • 最初に、プレイヤーが何者なのかを教える(健部伸明氏)
  • 初心者の入った人狼では幽霊ルール(脱落しても投票できる)を採用する(アル隊長氏)
  • 「このゲームのインストだけお願い」「インストだけやります」「インストだけ聞きたい」などをアリにする(新井さとし氏)
  • 後からまとめてではなく、逐一質問する時間を作る(ダチ公氏)
  • 同じゲームを3回続けてやる(あだちちひろ氏)
  • まず箱絵を見せることから始める(さと(いぬ)氏)
  • 3つ程度のゲームをプレゼンして、参加者に選んでもらう(山岡哲也氏)

ルールブックを朗読することについては否定的な意見が多いが、ルールを漏らさないのでよいという意見もあって面白い。この書籍の発案者で編集も務めた山岡哲也氏は、「インストの一つの方法や考え方を提案するものであり、みなさんに自分なりのインストを考えていただくのが目的」と書いている。どれがベストな方法かは状況によって大きく異なり、一様ではない。これだけ千差万別のインスト方法があれば、自分に合いそうなものもきっと見つかる。

最後に草場純氏が「自分の愛するゲームを教えなさい」と述べている。自分の好きなゲームをインストすると、そのゲームの一番面白いところ(「ゲームの心」)が伝わるという意味だが、私はこの書籍に寄稿した全員が、ボードゲームへの愛にあふれ、その愛をインスト時の工夫というかたちで表していると思う。だからこの本を読んでいると、その愛の深さに幸せになれるのである。

みんなのインスト
山岡哲也編/ペンタメローネ
2014年11月16日(初版品切れ、再版待ち)

『ゼロ』日本語版、11月20日発売

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テンデイズゲームズは11月20日、R.クニツィアのカードゲーム『ゼロ(Zero)』日本語版を発売した。3~5人用、8歳以上、20分、1620円。

1998年にベルリナー・シュピールカルテン社から発売された作品。その後、アシンクロン社(フランス)が黒い箱でリメイクし、いずれも日本で取り扱われている。日本では『ボードゲームキングダム』1号の付録になったこともあり、長い間親しまれてきた。

手札と場札を交換して、手札の合計数をできるだけゼロに近づけることを目指す。手番には手札から1枚カードを出し、代わりに場札を1枚とるだけ。同じ色、同じ数字を揃えることで、合計数を減らすことができる。数字を揃えればゼロにはならず、ゼロを狙って色を揃えれば、揃わなかったときに合計点が跳ね上がるのが悩ましい。

さらに、ほかのプレイヤーが何を集めているかも重要で、ほかの人が揃える前にラウンドを終わらせればゼロでなくても勝てる。大きい数字を取った直後に終わるのは痛い。シンプルゆえに駆け引きが熱い作品だ。

テンデイズゲームズ:ゼロ 日本語版
play:game評価コメントリスト:ゼロ

『落水邸物語』、11月16日一般発売

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ゲームフィールドは11月16日、異色のトリックテイキングゲーム『落水邸物語(らくすいていものがたり)』を一般発売した。佐伯拓也作、3~4人用、10歳以上、30~60分、1800円(税込)。

オリジナルは2006年のゲームマーケットで発売された同人作品。当サイトの新作評価アンケートでは、2位となっている(TGiW:ゲームマーケット2006新作評価アンケート結果)。翌年のシュピールに、ヤポンブランドから出展されていたが、8年の時を経て国内で一般発売されることになった。ゲームフィールドが国内の同人作品を一般発売するのは、OKAZU Brandの『セイルトゥインディア』と『パトロナイズ』に続いて3タイトル目。

全員が1枚ずつカードを出し、一番強いカードを出した人が取るというトリックテイクを、全く逆からプレイする。手札のカードを最終トリックからプロット。各トリックで1枚ずつ自分が出すカードを配置していく。最後に第1トリックから順に処理していき、誰が得点カードを取るかが明らかになる。

シンプルなトリックテイキングゲームを、逆順に行うという新しい体験が楽しめる。平易なルール記述なので、トリックテイキングゲームを知らない方にも。

ゲームフィールド:落水邸物語
play:game評価コメントリスト:落水邸物語

落水邸物語

パンデミック: エボラ対策チャリティー大会、12月6日渋谷/7日名古屋

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12月6日(土)、東京・渋谷の株式会社VOYAGE GROUPセミナールーム「パンゲア」(JR渋谷駅徒歩15分、京王井の頭線神泉駅徒歩3分)にて、パンデミック: エボラ対策チャリティー大会が開かれる。13:00~18:00、参加費2000円(11月24日〆切)。

また翌日の12月7日(日)には、名古屋の守山生涯学習センター(名鉄瀬戸線守山自衛隊前徒歩3分)にて、パンデミック: エボラ対策チャリティーアナログゲーム会が行われる。10:00~16:30、参加費1500円(当日集金)。いずれも会費は「国境なき医師団」に寄付される。

『パンデミック』の作者M.リーコック氏が呼びかけているキャンペーン「パンデミックパーティー」への参加イベント。世界12カ国、40ヶ所以上でパーティーが行われ、参加者の寄付がエボラ対策チャリティーに当てられる。このキャンペーンでは10万ドル(1179万円)の寄付を目標にしている

渋谷では国内未発売のダイスゲーム版『パンデミック:ザ・キュア(Pandemic: The Cure)』をプレイする。ルール説明と1時間ほどの練習の後、1チーム3名で挑戦し、勝利と作成治療薬数(難易度別点数)で競う。

参加できない人も、カンパすることができる。参加申し込みなど詳細は下記サイトへ。

パンデミック: エボラ対策チャリティー大会(渋谷)
パンデミック: エボラ対策チャリティーアナログゲーム大会(名古屋)
Pandemic Parties

『ルーム25』多言語新版、12月中旬発売

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ルーム25多言語新版ホビージャパンは12月中旬、フランスの協力型脱出ゲーム『ルーム25(Room 25)』の日本語版を含む多言語版を新版で発売する。F.ルーズ作、1~6人用、13歳以上、30分、4800円(税別)。昨年8月に発売され、しばらく品切れになっていたが、このたびコンポーネントやシナリオを刷新して復活する。

今からほんの少しだけ未来のTV番組「ルーム25」で、囚人たちが協力して時間制限までに脱出部屋を探し出すゲーム。各部屋にはそれぞれ恐ろしい危険が待ち構えているだけでなく、囚人に紛れてTV局側が用意した「ガード」が成功を邪魔する場合もある。短時間で遊べる中に、脱出ゲームのスリル、裏切り者のなりすましを見破る推理が詰まった作品として人気がある。

この度の新版では、各キャラクターに名前もついただけでなく、フィギュアの造形もグレードアップして、見分けがつきやすいように色分けされた。キャラクター性が増したことで、プレイがより盛り上がるようになった。箱は30cm×30cmの正方形の大箱に仕様変更され、コンポーネントがきっちり収納。さらにシナリオのバランスをよりエキサイティングな方向に改良してある。

ルーム25新多言語版(コンポーネント)

ゲームマーケット2014秋:新作評価アンケート(12/24まで)

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11月16日のゲームマーケットで発表された新作は237タイトルでした。過去最高だった昨年の秋(199タイトル)を38タイトルも上回りました。

ここで恒例の新作評価アンケートを行います。投票期間は12月24日(水)まで約1ヶ月。同じIPアドレスからは期間を通して1回しか投票できないようになっていますので、できるだけたくさん遊んでから投票して下さい。

このアンケートは、エッセン国際ゲーム祭「シュピール」で行われている「スカウト・アクション」に倣ったものです。あちらでは現地で紙面による投票を行いますが、ゲームマーケットは会期が1日しかなく、また体験卓も少ないため、遊ぶ時間を考慮して後日のアンケートとしています。

リストは当サイトのエントリー「ゲームマーケット2014秋:国産オリジナル新作リスト」に基づいています。輸入ゲーム、伝統ゲーム、既存のゲームの拡張・リメイク・シリーズもの、ベータ版、過去のゲームマーケット既出、プロトタイプ・見本展示・無料配布、書籍・アクセサリ、TRPG、SLG、TCGを体験版・ベータ版・物販なし・拡張・再版(リメイク)・シリーズもの・伝統ゲームを除いています。なお、リストにないものは自由記入欄にて投票できるようになっています。括弧内は出展されたブース名です。委託販売などにより、出展者と異なる場合があります。

投票ページはこちら↓です。たくさんのタイトルが並んでいますが、プレイしたものだけ評価して下さい。評価するのは、何タイトルでもかまいません。年齢・性別・居住地・ゲームマーケットの参加経験のみ必須項目ですので、忘れず選択して下さい。また、結果の信頼度を高めるため、重複投票や、出展者が身内に過度に投票を促す行為は避けるなど、節度をもった投票を切にお願い致します。

Table Games in the World:ゲームマーケット2014秋新作評価アンケート

『人生ゲーム オブザイヤーII』発売

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タカラトミーは本日、『人生ゲーム』シリーズ56作目となる新作『人生ゲーム オブザイヤーII』を発売した。2~6人用、6歳以上、3800円(税別)。初年度3万個の販売を目指す。

昨年の『人生ゲーム オブザイヤー』に続く、1年を振り返る人生ゲーム。「新語・流行語大賞」とコラボレーションし、増税や待機児童問題などの社会的な話題や、毒舌タレント、作曲家、動画クリエーターといった注目の職業など、2014年の話題を詰め込んだ。セット内容には、小冊子『現代用語の基礎知識 人生ゲーム版』が付属されており、マス目やカードに登場する新語が解説されているほか、「新語・流行語大賞」ノミネートワード発表後と、来春の2度のタイミングでWEB連動により最新ワードが反映され、新たにトレンドカードの内容を更新できる。

マス目には、「ありのままの姿に場が凍りつく」や「野次のセンスが無く責められた」などがあり、読み上げるだけで会話が生まれるようなコピーを掲載。待機児童減少マスに止まると、待たずに保育園に子どもを預けることができ、共働き「ビジネスコース」に進めたり、増税・減税により、職業によって給料が増減したりするなど、時事問題をゲームに取り込んでいる。また、『人生ゲーム オブザイヤー』同様、「いいねカード」をやり取りして、それぞれが集めた「いいね」の数も勝敗を左右する。

タカラトミー:人生ゲーム オブザイヤーII

デンマークのゲームバー、京都河原町にオープン

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フライングタイガー雑貨ストアの「Flying Tiger Copenhagen(フライング タイガー コペンハーゲン)」は本日、京都・河原町にゲームバー「Spilbar Flying Tiger(スピルバー フライング タイガー)」をオープンする。東西線京都市役所前駅、京阪本線三条駅、阪急京都本線河原町駅よりそれぞれ徒歩5~6分。12:00~20:00、不定休。

フライングタイガーは、デンマーク・コペンハーゲンで誕生し、ヨーロッパを中心に世界22ヵ国370店舗(うち日本国内10店舗)を展開しているチェーン店。このうちコペンハーゲン店にしかないゲームバーが、世界2号店として雑貨ストアの3階に誕生する。

「スピルバー」の「スピル(Spil)」は、ドイツ語のSpiel(シュピール)と同じくゲームのこと。44坪の店内では卓球やテーブルサッカー、ボードゲームなどをはじめとした、少人数から大人数まで楽しめる多彩なゲームを用意している。メニューは、デンマークの国民食であるホットドッグや、エスプレッソをはじめとしたドリンク数種類をラインアップ。一人でゆっくりと過ごしながら楽しむコーヒー一杯から、大人数でゲームを楽しみながらの食事まで、幅広い楽しみ方に対応する。将来的には、ミュージックライブやワークショップ、ゲームトーナメントなど、イベントの開催も予定しているという。

アメリカ人が経営するボードゲームカフェ「カフェミープル」までは京阪本線で2駅(出町柳駅)。インターナショナルなゲームカフェのはしごも面白いだろう。

Spilbar KYOTO
〒604-8031 京都市中京区河原町通三条下る大黒町59-4
(Flying Tiger Copenhagen 京都河原町ストア 3F)
電話:075-223-2276
営業時間:12:00~20:00

Flying Tiger:Spilbar Flying Tigerについて

関西ゲームトークVol.2、11月22日大阪日本橋にて

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関西で活躍するボードゲームデザイナーたちが集う「関西ゲームトークVol.2」が11月22日(土)、大阪のロフトプラスワンWEST(日本橋駅徒歩6分)にて行われる。12~16時。前売券1500円はイープラスで発売中。当日2000円、要1オーダー500円以上。

8月に行われたトークライブの第2弾。前回はボードゲームポッドキャストのパーソナリティーによるものだったが、今回はゲームマーケットで創作ゲームを発表しているデザイナーが出演。「ボードゲーム製作者ならではのボードゲームの話」という副題であれやこれやと語り合う。前回のゲストだった第1研究員カワサキ氏(ボードゲーム研究室!)が司会を務め、朝戸一聖(TANSANFABRIK)、灰原ちんたろう(賽苑)、北条投了(チキンダイスゲームズ)、宮野華也(MoBGAMES)、ゆお(こっち屋)の各氏がゲストとして登場する。

テーマは私のゲームの作り方、いいゲームルールわるいゲームルール、いいアートワークわるいアートワーク、ボードゲームのテーマの話、ゲーム制作一体いくらかかるのか?!、ボードゲームの宣伝方法、人とゲームの適切な立ち位置、次はどんなゲームを作りたいかの8つ。ゲームマーケットのこぼれ話も聴けそうだ。

イープラス:関西ゲームトークVol.2

『タンクハンター』第2版、12月20日発売

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アークライトは12月20日、国産カードゲームの古典『タンクハンター』第2版を発売する。デザイン・吉澤淳郎、イラスト・M.WOLVERINE、2~8人用、12歳以上、10~45分、3000円(税別)。

オリジナルは1989年にホビージャパン発売された戦車ダイス&カードゲーム。ルールを一部改良し、イラストを一新してリメイクされた。各国の戦車が描かれた205枚のカードとダイスで熱い戦いを繰り広げる。デザイナーの吉澤淳郎氏には、デッキ構築ゲーム『ばるば★ろっさ』などの作品があり、イラストは「血の通った戦車」で知られるM.WOLVERINE(えむ・うるぶりに)氏を起用した。

戦車1台1台の性能がデータ化されているカードを用い、ダイスを振って戦う。何台かの戦車でユニットを作り、その戦闘力とイベントカードの効果によってより多くの戦果を上げることを目指す。攻撃の成否はダイスで決めるため、運も味方に付けなければならないのは本物の戦場と同じ。歩兵や砲兵といった部隊、またその運用、さらに戦場における様々な「よくある状況」を表すカードによって、戦車戦の特性、戦場の雰囲気まで味わうことができる。

アークライトゲームズ:タンクハンター第2版

『カヴェルナ:洞窟の農夫たち』日本語版、12月上旬発売

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ホビージャパンは12月上旬、U.ローゼンベルクの農場経営ゲーム『カヴェルナ:洞窟の農夫たち(Caverna: Die Höhlenbauern)』日本語版を発売する。1~7人用、12歳以上、プレイヤー人数×30分、9500円(税別)。

発売以来、世界中のゲーマーを虜にし続けている農場経営ゲーム『アグリコラ』のスタッフが贈る次世代の農場経営ゲーム。昨年の秋に発売されていた大箱ゲームに、待望の日本語版がついに登場する。厚みのある大箱に、コマがびっしり詰まったゲーマーズゲームだ。総重量は3.5kgにも及ぶ。

プレイヤーは、小さな洞窟に住む小さなドワーフ一族のリーダーとなって、森林と洞窟を同時に開拓する。森林は伐採して畑や牧場にし、洞窟は奥へと掘り進めて鉱石を掘ったり、部屋を作ったりする。どの部屋を作るかによって戦略が大きく変わるだけでなく、鉱石を鍛冶して武器を作り、探索できるようになったことで行動に広がりが生まれた。

『アグリコラ』ファンはもちろんのこと、箱庭系ゲーム、農業ゲームをじっくり遊びたい方に。

TGiWレビュー:カヴェルナ:洞窟の農夫たち(Caverna: Die Höhlenbauern)

ゲームマーケット2014秋:参加者7200名

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11月16日(日)に東京ビッグサイトで行われた日本最大のアナログゲームイベント「ゲームマーケット2014秋」は、爽やかな秋晴れの中、たくさんの参加者が訪れ、約7200名が参加していたことを、主催のアークライト社が発表した。前回(2014年6月)の「ゲームマーケット2014春」から700名、1割の増となった。

前回と同じホールに345団体の出展者、237タイトルの新作が並べられて迎えたゲームマーケット。午前10時の開始から各ブースに行列ができたが、午後になっても訪れる人が絶えず、昨年の規模を上回ることになった。

次回はゲームマーケット2015大阪で3月1日、その次はゲームマーケット2015春で5月5日(祝)に行われる。大阪はまもなく出展〆切(一次〆切11月19日)なのでご注意を。恒例の新作評価アンケートは、まもなく開始予定です。

【参加者レポート】
BoardGame Garden:ゲームマーケット2014秋、行って来ました。
元祖〇一堂:ゲームマーケット2014秋に行ってきたよ
双六小僧の卓ゲ道楽:ゲームマーケット2014秋に行ってみた
ふうかのボードゲーム日記:ゲームマーケット2014秋に行ってきた
俺ビュー:ゲームマーケット行ってきました!
Hammer's Lookout:ゲームマーケットでした
いえろ~のボードゲーム日記:新規購入ボドゲ ゲームマーケット編
buqbuq diary:ゲームマーケット 2014秋
ちいさな書棚。: ゲームマーケット2014秋でした
雲上四季:ゲームマーケット2014秋に参加してきました
ボドゲなチラ裏:ゲームマーケット2014秋に参加しました。11/16
零と壱の狭間:ゲームマーケット2014秋 に行ってきました
ボードゲームの日々:ゲームマーケット2014秋お疲れ様でした。
どうでもいい は なし:ゲームマーケット2014秋 当ブースにお越しいただきありがとうございました
ある元心理カウンセラーのボードゲーム日記:ゲームマーケット2014秋に行ってきました!
出水のボードゲーム三昧:ゲームマーケット2014秋
HAL99ボードゲームブログ:ボードゲーム四方山話:2015年11月17日号 GM2014秋ショップ様インタビュー
Webアーネンエルヴェ:ゲームマーケット2014秋に行ってきました!
Ich will spielen!:ゲームマーケット2014秋レポート
hakoのボードゲーム忘備録:2014年11月16日 ゲームマーケット14
The Board Game Laboratory Blog:ゲームマーケット2014秋に参加してきました
ボドゲ色のすたるじぃ:GM2014秋に行ってきました
海長とオビ湾のカジノロワイヤル:ゲームマーケット2014秋 ~雰囲気けっこう変わりましたねスペシャル
たっくんのボードゲーム日記:ゲームマーケット2014秋に参加してきました
フランとアバンと仲間たち:【59-1】当日の居酒屋で
モテゲー男子更衣室:#51_ゲムマ2014秋会場から
大門さいころ倶楽部通信:第27回『ゲームマーケット2014秋に行けました!』
味園アナログゲーム同好会 定期報告:GM14秋の戦利品報告
ペンとサイコロ:僕らはマニア化していないか?同人ボドゲの近況
ほらボド!:第27夜「ゲームマーケット2014秋!物欲大反省&会場インタビュースペシャル」(前編)
ほらボド!:第27夜「ゲームマーケット2014秋!物欲大反省&会場インタビュースペシャル」(後編)
ゆるこいぶろぐ:7,000人以上が訪れた"ゲームマーケット2014秋"に行ってきました
4Gamer.net:ますます拡大を続けるアナログゲームの祭典「ゲームマーケット2014秋」。その幅広さと奥深さをたっぷりレポート

ゲームマーケット2014秋レポート

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11月16日(日)、東京ビッグサイトにて、ゲームマーケット2014秋が開催された。345団体が出展し、237タイトルの新作が発表された。参加者数は間もなく公式発表があると思うが、6月に行われたゲームマーケット2014春の6500人を超えるものと思われる。

今回も開場の午前10時前から長い入場待機列が形成された。午前1時(!)に到着したという猛者もおり、開場2時間前には、すでに400人が集まっていたという。待機列の先頭の方にお目当てを聞くと中古ゲーム、輸入ゲーム、同人ゲームとさまざまだったが、中古ゲームと答える方が多かった。もともと中古ゲームは一品物である上に、東京ボードゲームフリーマーケットが今年開かれなかったこと、中古ゲームを出展しているブースが今回少なかったことから、需要が高まっているようだ。

ゲームマーケット2014秋:待機列

午前10時に開場すると、待機列の先頭から会場のあちこちに分かれ、やがて行列ができ始めた。歩行もたいへんなほどである。今回行列が特に長かったのところは、ちゃがちゃがゲームズ、ぼくのたからもの、いい大人達、Domina、カナイ製作所、ジーピー、テンデイズゲームズあたりが目についた。参加者は事前情報を集めて、会場限定や、少部数のところに優先して並ぶものである。

ゲームマーケット2014秋:入場

そんな購買客を尻目に、私は午前中ずっと、全ブースの国産新作チェックを行っていた(3時間かかった)。当サイトではリストを公開して情報提供を呼び掛けているが、新作が落ちたり、当日発表の新作があったりするのでチェックが欠かせない。ノーチェックだった好ゲームもあるので割と楽しい作業だ。

お昼にはゲームマーケット大賞審査員である草場純さん、朱鷺田祐介さん、秋山真琴さんと顔合わせ。創設が発表されたばかりのゲームマーケット大賞は、秋・大阪・春と3回のゲームマーケットで発表された新作の中から、広くお勧めできる一品を選ぶというもの。現在メーリングリスト上で細部を協議しているところだが、一度会っておくことで、議論をスムーズに進めるのが狙いである。今回の見どころなどについて、有意義な情報交換をすることができた。

ゲームマーケット2014秋:ゲームマーケット大賞

顔合わせが終わると、小腹が空いたので昼食。今回は会場を出てすぐのところに、移動販売の屋台が出ていたのがありがたい。いつもだと会場の隅でカロリーメイトを頬張って済ませるところが、温かいうどんでお腹を満たすことができた。ちなみに(?)『うどんエイリアン』は完売、『ワンコジロー』は間に合わず。

ゲームマーケット2014秋:移動屋台

午後は予約品の受け取りと、気になっていたゲームの購入。ここ数年はテーマが自分好みのマニアックな作品しか買ってこなかったが、ゲームマーケット審査員になったことで知らず知らずのうちに気合いが入ったか、先月ドイツで行われたシュピール'14よりたくさんのゲームを買っていた。初めてゆうパックを利用したが、かばんが軽くなってもっと買う破目になったのは言うまでもない。『エッセン・ザ・ゲーム』のようだ。

ポッドキャスト「ほらボド」のインタビューを受けてから、こちらもいくつか気になったブースでインタビュー。

Domina
ゲームマーケット2014春に『NightClan』を発表し、高い評価を得たサークル。『NightClan』は3000部以上のヒットになったという。2作目となる『Latria』も長い行列ができたが、500部用意していたので最後まで買えた。一般ブースのバックヤードには入りきれない量なので、荷物を2つに分けたという。占星術を用いて王位を狙うゲームで、7人までプレイできるのが特徴。

ゲームマーケット2014秋:Domina

ワンナイト人狼
短時間・少人数で人狼を楽しめることでロングセラーとなっているワンナイト人狼は、ハロウィンver.、モンスターver.、どこでもいっしょver.、超人ver.と各種バージョンを取り揃えて出展。かわいいドット絵のキャラクターデザインだけでなく、役職も少しずつ違うところがコレクション欲をそそる。販売数はゲームマーケット2014春の2倍になったという。

ゲームマーケット2014秋:ワンナイト人狼

ゲームストア・バネスト
初オリジナル作品の『グローブトロッター』をついにリリース。売れ行きは好調で、試遊してから買う方が多い。イタリア人デザイナーの作品で、カードプレイで世界を旅行するゲーム。はじめはルールが厳しく、手札が悪いとどうしようもなくなることがあったが、中野店長がデザイナーに伝えて改良してもらったという。また、TANSAN&CO.やcosaicを通して海外で印刷製造したノウハウは、その後「世界印刷」に結実することになった。編集者としての才能も見せた中野店長は、第二弾としてF.ラッキー氏の農場ゲームを計画している。

ゲームマーケット2014秋:グローブトロッター

ジーピー
『カタンの開拓者たち:都市と騎士版』と、限定販売の『古代エジプト版』を販売。『古代エジプト版』は100部がすぐに売り切れとなった。『都市と騎士版』はトライソフトによる『騎士と古城』から10年以上経過しており、遊んだことのないユーザーが増えたことに加え、兜が着脱できる騎士コマなど見栄えがよくなって体験卓はいつもいっぱいだった。

いい大人達
ニコニコ動画のゲーム実況で人気を集めるグループ。初の製品版となる『紙とペンとサイコロだけで冒険者になれるゲーム』を求める長い行列ができた。また、体験卓ではメンバーが入ったプレイを観戦する人だかりができ、ニコニコ動画さながらに肉声でコメントをして盛り上がっていたのが興味深い。会場ではほかにも応募制で大賞を選ぶ「自作ゲームフェス」が行われており、ニコニコ動画とのコラボは目が離せない。

ゲームマーケット2014秋:いい大人達

ちゃがちゃがゲームズ
今年のゲームマーケット大阪で話題となった福井の創作ゲームサークルが東京に初出展。450部の予約をさばくのにてんてこ舞いで、行列は閉場間際まで切れなかった。「大阪とは桁違い」とメンバーは語っていたが、大阪で話題になっていたものが、ついに東京で買えるようになったというのは大きい。新作ポストカードの『おさわり人狼』も話題を集めていた。

ゲームマーケット2014秋:ちゃがちゃがゲームズ

今回感じたのは、出展者と参加者の増加により、ロングテール現象が起きていることである。売れ行きのいいところとそうでもないところが益々はっきりと分かれ、2割の出展者が8割の参加者を集めるような状況に見えた。しかしゲームマーケットの魅力は、この多様なロングテールにある。テーマ的に尖りすぎているもの、システムが破たん寸前のものなど、明らかに売れ筋ではないゲームの中にこそ、参加者にとってお宝のような作品がある。そしてその中からまた新たなトレンドが生み出されていく。この多様性が、世界に誇る日本ゲームをこれからももっともっと面白くしてくれるだろう。

インタビューを終えるともう閉場時間。8時間会場にいて、ゲームを試遊することは叶わなかった。コミケのように2日間開催になったらいいなと思うが、それはまだ先の話だろうか。新幹線の時間があるため、急いでゆりかもめに乗って帰途についた。

シェッフェルン(Scheffeln)

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博打の裏にもしたたかな計算

シェッフェルン

闇商売の店をリムジンが回る。自分のリムジンが一番儲かる店に止まることを目指すゲーム。タイトルは「大儲けする」という意味のドイツ語。ドイツのdlpゲームズが、クラウドファンディングで製品化した。出資者には拡張セットが付いている。

お店を環状に並べ、それぞれリムジンを置き、各自が好きなカード(リムジンに対応している)を取ってスタート。自分の番にできることは、手札を1枚表向きに出して、その色のリムジンを進めるか、裏向きに出してカードを交換するか。どの色のリムジンでも進められるところがポイント。

全員が4枚ずつカードを出したらラウンド終了となり、自分のカードに対応するリムジンが止まっているマスの収入を得る。店は時計回りにだんだん高くなっていくが、みんなが狙って競争率が高まるうえに、最高値の先は最低値なのでリスクが高dい。

リムジンは店を時計回りに1マスずつ進む。前のマスに別のリムジンが止まっていれば、上に乗って「ダブルデッカー」となる。ダブルデッカーの下にいるリムジンが進めば、上のリムジンも一緒に移動できる。また、そのままラウンド終了となれば、ダブルデッカーの下にいるリムジンには収入がない。だから下にならないようにコントロールしなければならないし、下になってしまったら上のリムジンを進めてリカバーするか、カード交換しなければならない。

カード交換は有効な手立てだが、儲けが大きそうなリムジンは先に誰かが取ってしまう。だからといって初手からカード交換するとダブルデッカーの下になったり、先に飛ばされて儲けが激減したりしてしまう。なかなか悩ましい。最後の1枚で交換することは禁じられており、最後の1周で大どんでん返しが起こることも。

4人プレイで30分ほど。1周する間に状況がどんどん変わってしまうため、運の要素が大きいかと思ったが始めて見ると考えることが多かった。リムジンの位置によって上に乗られやすいか、安全に進みやすいかという有利不利があり、またせっかく絶好の位置にいたのに自分の最後の1枚で墓穴を掘ってしまうこともある。いろいろな事態を想定しながら、ほどほどの確率で先を予想してカードを選ぶのが面白い。

序盤に大儲けしたcarlさんを追いかける展開。ほかのみんなでcarlさんのリムジンを追い落とそうとするが、自分の儲けのこともあるため叩ききれない。棚からぼたもちで一気に追い上げたがわずか及ばなかった。自分のリムジンが最高位にいるときの最後の1周は、とてもドキドキする。

なお、ゲームには5人以上で遊べるルールが付いているが、カードを順番にめくっていって、どのリムジンが一番儲けられそうか考え、そのカードを素早く取るというパズルチックなゲームである。

Scheffeln
R.シュトックハウゼン/dlpゲームズ(2014年)
2~8人用(通常ルールは2~4人用)/10歳以上/20分
ゲームストア・バネスト:シェッフェルン

ゲームマーケット2014秋:新作輸入ゲーム

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年々、創作ゲームがどんどん盛んになっている中、輸入ゲームも発売される。先月にドイツで行われたシュピール'14の新作が早くもお目見えしているところも。

いずれも行列のできるブース。BGGなどで検索して、予めどれを狙うかチェックしておこう。

ゲームマーケット2014秋:国産新作リスト(印刷用)

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ゲームマーケット2014秋が、いよいよ11月16日(日)に東京ビッグサイトにて開かれます。先日公開したリストに基づいて、国産オリジナル新作247タイトルをまとめたリストを制作しました。PDFファイルで、A4で3ページあります。

・予約したゲームの受け取り忘れチェック
・当日絶対手に入れたいゲームや、現物を見て購入を検討したいゲームの備忘録
...ならびに用意するお金の計算(重要)
などにお役立て頂けたらと思います。

なお、出展はあくまで各団体のホームページなどで告知されているものにもとづいており、未確定情報も含んでいます。内容や価格に変更がある可能性もありますのでご注意下さい。

また、当サイトでは週明け、このリストに基づいて恒例の新作評価アンケートを行います。アンケートへの掲載を希望されない方は除外しますので週明けまでにメール・ツイッターなどでご連絡下さい。

ゲームマーケット2014秋国産新作リスト(PDF)

国際ゲームの日にボードゲーム、山中湖

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11月15、16日の2日間、山中湖情報創造館(山梨県・バス停山中湖キャンプ場徒歩3分)にて、ゲームイベント「ゲームオン・ユアライブラリー」が行われる。両日とも10~17時、入場無料。

全米図書館協会が定めた「図書館で国際ゲームの日(International Games Day@your library)」に呼応して行われるイベント。世界中で1200館、日本では2館が参加している。図書館機能を備えた山中湖情報創造館は、2012年からビデオゲームで参加していたが、今年新たにボードゲームが加わった。

ボードゲーム関連は静岡Spiel-Bande(百町森の有志と元スタッフによる、静岡でゲームを普及する団体)と、静岡県立大学ゲームラボが担当。静岡のボードゲームショップ百町森が、販売で協力する。

ボードゲームの体験会のほか、百町森の佐々木隆行氏、静岡県立大学のジョナサン・ディハーン氏による講演会が開かれる。また1日目は有馬玩具博物館の高橋氏が訪れ、昭和天皇で話題となった『クロキノール』の体験会も行われる。

百町森が得意とする3才前後から遊べる易しいゲームから、小中学生や大人まで遊べるゲームまで幅広く用意して参加者を待つ。

百町森:国際ゲームの日@山中湖情報創造館

『ポイズン』日本語版、11月16日発売

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cosaicは11月16日、ゲームマーケット2014秋を皮切りに『ライナー・クニツィーア ポイズン(Poison)』日本語版を発売する。R.クニツィア作、イラスト・九月姫、3~6人用、10歳以上、30~60分、1800円(税別)。

オリジナルはプレイルーム・エンターテイメント(アメリカ)が2005年に発売した作品。2008年にアミーゴ社(ドイツ)がドイツ語版をリリースし、テーマを変えて『パン屋の1ダース(Baker's Dozen)』『13(13)』『13日の金曜日(Friday the 13th)』などというタイトルでも発売されている。アラカルトカードゲーム賞(2009年)5位。

プレイヤーは悪ふざけが大好きな魔女となって、目の前の大釜に順番に霊薬を注ぎ入れていく。霊薬の扱いは注意が必要で、大釜をあふれさせてしまったら、その魔女は中身をすべて飲み干さねばならない。ただし同じ霊薬をいちばん多く飲んだ魔女には、特別に解毒薬が与えられる。

自分の番になったら、3つの「大釜」のいずれかに手札からカードを1枚置く。そして、いずれかの大釜でカードの数字が合計13以上になってしまうと、その大釜にあったカードをペナルティとして受け取ることになる。

ゲームの基本はこれだけだが、1つの色を最も多く集めたプレイヤーはその色のカードからペナルティを受けないというルールや、毒薬カードの存在があり、プレイヤー同士の駆け引きによって何度も繰り返し遊べる面白さ、奥深さにあふれた名作だ。

今回の日本語版では『モンスターメーカー』シリーズを手がけた九月姫氏がイラストを担当し、ほのぼのとした雰囲気になっている。

cosaic:ライナー・クニツィーア ポイズン
play:game評価コメントリスト:ポイズン

ゲームマーケット2014秋:ポストカードゲーム

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11月16日(日)に東京ビッグサイトで行われるゲームマーケット2014秋。今回注目の動きにポストカードゲームがある。絵はがきの形態で提供されるゲームで、コマやダイスは遊ぶ人が用意する。それゆえたいへん安価なだけでなく、ポストカードに収まるミニマリズムが求められるのは、ゲーム制作者にとっても挑戦しがいがあるようだ。

ゲームマーケットではかつて「500円ゲームズ」という企画があった。販売価格500円、製作費1個あたり500円以下、販売数100個以内という条件で同人ゲームを制作するもので、その中から『ラブレター』や『セイルトゥインディア』などの名作が生まれている。ポストカードゲームは価格・内容面でさらにミニマリズムを極めているが、500円ゲームズと同じように複数のサークルがそれぞれ取り組む自主的なキャンペーンとなっている。

今回の条件は頒布するものがポストカードのみであること、切手を貼って送れるように宛名記載欄を設けること、それゆえ切らないで遊べることで、販売価格は500円以下。実際のところ100円で購入できるものが多く、たくさん買ってもあまり財布が痛まない。

この企画の発起人は十式ゲームワークスで、春のゲームマーケットで『ロボダイス』というポストカードゲームを発売していた。今回もポストカードゲームを作るにあたり、ブログで競作を呼びかけTwiPlaで賛同者を募ったところ、たくさんの制作者が手を挙げた。その数は38団体、44タイトルにものぼり(11月2日現在)、今回発表される新作の5タイトルに1タイトルはポストカードゲームという比率まで膨れ上がった。

十式ゲームワークスでは「ポストカードゲーム場内マップ」を配布し、発売している各ブースを参加者が回りやすいようにしている。

十式ゲームワークス:ポストカードゲーム場内マップについて

ゲームマーケット2015大阪、出展〆切迫る

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4回目を迎える「ゲームマーケット2015大阪(3月1日、ハナミズキホール)」の出展申込締切(一次)が11月19日(水)と近づいている。出展する予定の方は忘れずに申し込もう。

ゲームマーケットは、2000年から浅草で行われている国内最大のボードゲームイベント。新旧ゲームの販売、創作ゲームの販売、中古ゲームの販売、同人書籍・グッズの販売などで賑わい、2012年から大阪でも開催。前回は約2350人が参加している(TGiWレポート)。

今回の会場は3年間使った大阪OMNビルから、広さ3倍にあたる3000平方メートルのハナミズキホールに移り、前回の107団体を超える出展者を見込む。最寄りは地下鉄・鶴見緑地駅徒歩5分。新大阪から鶴見緑地駅までは地下鉄を乗り継いで45分。

出展形式は広さに応じて一般ブースが4320~8640円、企業ブースが21600~60480円。一次募集は11月19日で締め切られ、空きが残っている場合のみ二次募集(12月5~12日)が行われる。

申し込みフォームやその他の詳細はホームページにて。

ゲームマーケット2015大阪:ご出展のみなさまへ

『カタンの開拓者たち 都市と騎士版』日本語版、11月21日発売

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ジーピーは11月21日、『カタンの開拓者たち』の拡張セット『都市と騎士版(Städte & Ritter)』の日本語版を発売する。3~4人用、12歳以上、90分、3800円(税別)。プレイするためには『カタンの開拓者たち スタンダード版』が必要。11月16日のゲームマーケット2014秋で先行販売となる。

ジーピー社が『航海者版』『探検者と海賊版』に続いてリリースする拡張セット。オリジナルは1998年にコスモス社(ドイツ)から発売され、20カ国で各国語版が発売されている。日本ではトライソフト社が『騎士と古城』(絶版)というタイトルで日本語版を発売したことがあり、愛好者からは「騎士カタン」と呼ばれている。

この拡張セットでは、カタン島に蛮族が迫ってくる。この襲撃に対抗すべく騎士を強化して備えるとともに、交易品で都市を拡充して戦略カードを手に入れていく。騎士団の強化と、都市の拡充の両立が悩ましく、多彩な戦略を試すことができるまさに「究極のカタン」だ。

『騎士と古城』では、都市の拡充はスプリングタイプのノートをめくっていく方式だったが、現在のドイツ語版に合わせ、タイルからチップを裏返していく方式に変更。また、コマは全てプラスチック製となり、木製ディスクだった騎士のコマはカブトを着脱できるようになっている。

ゲームマーケット2014秋では、『古代エジプト版(Die Siedler von Catan - Das alte Ägypten)』(オランダ語版・日本語ルール付き)もジーピー社のブースで発売される。今秋ドイツで発売されたばかりの限定版で、ナイル川がマップを縦断する古代エジプトを舞台に、神々の助けを借りてピラミッドの建設を争う。こちらは拡張セットではなく、単体でプレイ可能。

株式会社ジーピー

カタンの開拓者たち:都市と騎士版(コンポーネント)

『ブルージュ』日本語版、12月20日発売

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ブルージュ日本語版アークライトは12月20日、S.フェルトのボードゲーム『ブルージュ(Brügge)』日本語版を発売する。2~4人用、10歳以上、60分、6000円(税別)。

オリジナルは2013年にハンス・イム・グリュック社が発売したもの。人気絶好調のデザイナー、S.フェルトを初めて起用したことで話題となり、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞ノミネート、ドイツゲーム賞3位、オーストリアゲーム賞フレンドゲーム部門、国際ゲーマーズ賞ノミネートなどを受賞した。日本ではメビウスゲームズが『ブルッヘ』というタイトルで輸入版を取り扱っている。

現在、ベルギーの代表的な観光都市となっているブルージュが最も繁栄した15世紀が舞台。プレイヤーは街の有力者として名声・地位・権力を得ることを目指す。住民の支持を集めるためには、運河を建設したり、建物を増やしたりすることで街に貢献しなければならない。

街にはたくさんの協力者がおり、その街を支配する商人や役人、貴族たちを味方につけて、より多くの名声などを手に入れる。街に災厄が訪れることもあり、被害を減らす準備も怠ってはならない。この協力者が、実に165人もおり、どの人物に助力を頼むのかも腕の見せどころとなる。

圧倒的に美しいアートワークと、温かみのある都市や人物たちのイラストで、ゲームシステムだけでなく、視覚的にも楽しめる一作となっている。

ブルージュ日本語版(コンポーネント)

『新電力会社デラックス』日本語版、12月13日発売

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アークライトは12月13日、『新電力会社デラックス(Funkenschlag Deluxe)』を発売する。F.フリーゼ作、2~6人用、12歳以上、120~140分、7400円(税別)。

発電所や資源に投資して、北米、ヨーロッパ全土に電力網を拡大していくボードゲーム。2004年に発売され、オランダゲーム賞、イタリア・ルッカゲーム賞、ポーランド年間ゲーム大賞、アメリカ・ミープルチョイス賞を受賞、ドイツ年間ゲーム大賞推薦、日本ボードゲーム大賞2位など数々のゲーム賞を受賞。日本を含む数多くのマップが発売されてきた2Fシュピーレの代表作が、発売10周年を迎えて豪華版となった。

プレイヤーは電力会社の経営者となって、発電所をどんどん作り、電線を延ばして街に電気を届ける。火力、風力、太陽光、原子力といった発電所の選択と、それに応じた資源をうまく調達しなければならない。

グラフィックは一新され、パーツもグレードアップ。リニューアルされた木製パーツは、各プレイヤー色の発電機コマだけでなく、資源ごとに異なる形状のトークンとなり、燃やせるゴミは天然ガスに置き換えられた。発電所カードは完全に刷新され、資源補充表もカード化されて一層プレイしやすくなった。

また、両面仕様のゲーム盤は、これまでのアメリカ合衆国&ドイツだけでなく、北米大陸およびヨーロッパ全土をカバーしている。2人プレイの際には「コンツェルンとの競合」というエキサイティングな新ルールも導入できる。

アークライトゲームズ:新電力会社デラックス 完全日本語版

新電力会社デラックス(コンポーネント)

ゲームマーケット2014秋:書籍・同人誌

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11月16日のゲームマーケット(東京ビッグサイト)で発売されるボードゲーム関連書籍リストです。新旧問わず掲載しております。追加・修正などがありましたらお寄せ下さい。

A31 スモール出版
□トランプゲーム大全 ¥3800
A41 リットーミュージック
□人との会話がはずむカードゲームの本 ¥2484
□勉強が楽しくなるカードゲームの本 ¥2484
C04 蒼猫の巣
□ころLOVE ¥300
D03 カルカソンヌ研究所
□カルカソンヌ最強指南書 ¥1000
□カルカソンヌ最強ファンブック ¥1000
□カルカソンヌ最強観戦ガイド ¥300
D04 アグリコラ理論
□アグリコラ理論 ¥1000
D05 カタンフリークス
□カタンサバイバルタクティクス ¥800
D29 操られ人形館
□突撃!隣のボドゲ棚 第1号 ¥1000
E41 Power9Games
□語っていいボド! ¥500
E39 スリットアニメーション
□ぱらぱら漫画!!
H18 sukuranburu
□ボードゲーマーガールズ2
H20 JaponBrand & Penta Merone
□みんなのインスト ¥800
H29 ボドゲシオ
□ボードゲームはじめました。
J18 ワンモアゲーム!
□ボードゲームおぼえがき ¥600
K21 Wisteria
□ボードゲーム普及マニュアル ¥700
□ボードゲーム批評理論「ぷらとんとアリスとくれす」 ¥500
□電源不要ゲームレビュー ¥300
□サンファン研究本 ¥300
K31 駒澤シミュレーション研究会
□十二季節の魔法使いレビュー本

『クレムリン』日本語版、11月16日発売

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ニューゲームズオーダーは11月16日のゲームマーケット2014秋を皮切りに、『クレムリン(Kremlin)』日本語版を発売する。U.ホステトラー作、速水螺旋人イラスト、3~6人用、50歳以上、20~120分、6000円(税込)。

ソビエト政界の黒幕に扮し、息のかかった政治家を用いて乱痴気騒ぎめいた権力闘争を繰り広げる政治ゲーム。ソ連崩壊前の1986年にファタ・モルガーナ社(スイス)より発売され、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネート、アヴァロンヒル社(アメリカ)から英語版も発売されていた。オリジナルのドイツ語版は今も販売されているというロングセラー作品だ。

舞台は1951年のモスクワ。「粛清」に明け暮れる政治家たちの黒幕となって、周囲が病死やシベリア送りになる中、書記長になるチャンスをうかがう。自分の息がかかった政治家を書記長に就かせ、十月革命記念パレードで手を振らせるのは誰か?

26人の候補者から密かに10名を選び、1~10点の影響力をつける。KGB長官などの役職についている人物について影響力を発表し、多い人がその権限を行使できる。こうして昇進や粛清を繰り返し、3回パレードに成功した書記長に、影響力を多くつけていたプレイヤーが勝利する。影響力をあからさまに発表しては狙われるし、隠しすぎると昇進できないというジレンマがある。

イラストの速水螺旋人氏は、ロシア、ソビエト連邦、SFをテーマに、コミックやTRPGを数多く制作しており、『大砲とスタンプ』 『スパイの歩き方~好ましからざる人物~』などの作品がある。

New Games Order:クレムリン

クレムリン日本語版

ゲームマーケット2014秋:国産オリジナル新作リスト

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いよいよ10日前となったゲームマーケット2014秋(11月16日、東京ビッグサイト)の国産オリジナル新作リストをまとめました。作成にあたってはJDSA国産同人ボードゲーム一覧(たなやん氏)および、これを加工したGM2014秋出展者一覧(jun1s氏)を元データとして利用いたしました。輸入ゲーム、伝統ゲーム、既存のゲームの拡張・リメイク・シリーズもの、ベータ版、過去のゲームマーケット既出、プロトタイプ・見本展示・無料配布、書籍・アクセサリ、TRPG、SLG、TCGを除きます。

未確定の情報もありましたので、追加・修正などの情報提供をお待ちしております(ツイッター、メール、コメント)。特に、カタログ情報のみの作品、発売が間に合わない作品の情報提供をお願いいたします。随時修正し、直前に一覧表を公開したいと思います。

現在のところ新作は236タイトル。春のゲームマーケットから49タイトル、昨年秋のゲームマーケットから37タイトル増加しました。すでに予約・取り置きが締め切られているものもありますが、参加される方はチェックしておきましょう。

ゲームマーケット公式サイト

『キュージェット』再版、本日発売

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メビウスゲームズは本日、『キュージェット』第2版を発売した。W.リーデッサー作、2~6人用、10歳以上、30~40分、3800円。

ドイツの名作レースゲーム『アベ・カエサル』(1989年)のリメイクとして、テーマを変えて2004年に発売された作品。メビウスゲームズのオリジナル商品で、日本ボードゲーム大賞(国産部門)で1位となり、海外からも注目されたが、しばらく絶版となっていた。

カードを出して、その数だけコマを進めるレースゲーム。コースのところどころが狭くなっており、渋滞したり、遠回りしなければいけなかったりする。これを利用してお互いに邪魔し合いながら3周することを目指す。

初版は金属のコマだったが、今回はつかみづらいという理由により木のコマに変更。またボードで見づらかったコースを修正したり、分かりづらかったルール文面を手直ししたりしている。細かいところでは、ボードの淵の部分まで紙が巻き込まれた。

メビウスゲームズ:キュージェット

チケットトゥライド世界選手権で不正行為、アメリカ代表が繰り上げ優勝

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デイズオブワンダー社は、9月にパリで行われた第2回チケットトゥライド世界選手権の決勝で不正行為があったことを発表し、オランダ代表の優勝を剥奪したことを発表した。これによって準優勝のアメリカ代表K.ヘイルフロン氏が優勝に繰り上がった。

日本を含む世界27カ国の代表で争われた世界選手権。大会後、インターネットで決勝のライブ中継を見たファンから、決勝で不正行為が行われたという情報が寄せられたという。デイズオブワンダー社は精査した結果、決勝の第2回戦で不正行為の証拠を見つけ、優勝したE.パウエルセン氏に照会。パウエルセン氏は不正行為を認め、トロフィーを返却した。どのような不正行為があったかについては、デイズオブワンダー社は明らかにしていない。

副賞のイースタン&オリエンタル・エクスプレスで巡るシンガポール・バンコク7泊8日ペア旅行も、ヘイルフロン氏に贈られることになった。また、繰り上がりによって、2位はベルギー代表、3位はロシア代表となっている。

Days of Wonder:2014 Ticket to Ride World Championship marred by irregularities in final match

『カードライン:動物編』日本語版、11月下旬発売

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ホビージャパンは11月下旬、動物雑学カードゲーム『カードライン:動物編(Cardline: Animals)』日本語版を発売する。2~8人用、7歳以上、15分、2200円(税別)。

動物のいろいろな特性を順番に並べるゲーム。好評発売中の歴史雑学カードゲーム『タイムライン』の姉妹編として、2012年にアスモデ社(フランス)から発売された。『カードライン』シリーズも好調で、国編と恐竜編が発売されている。

全110枚のカードそれぞれには、哺乳類、鳥類、魚類、昆虫類などさまざまな動物と、その動物の特性(平均全長、平均体重、平均寿命)が記されている。このカードをその時のルールで決めた特性(大きさ、重さ、寿命のいずれか)の順に正しく並べていくのがこのゲームの目的。

場札の右か左に、手札の1枚を出す。出したカードをめくって、置いたとおりに前のカードより特性が多い/少なかったらOKで、違っていたらカードを捨てて1枚引かなければならない。だんだん狭くなってくる領域に、うまくはめこむことはできるか。「ヒツジはハリネズミよりも大きくて重いということはわかるけど、どっちが長生きするのかな? たしかカメは長生きのはず。ハリネズミも同じくらい小さくて軽いので、長生きしそうだけど......でも、寿命の長いことで有名なゾウやクジラと比べたら......」などと悩むことになる。

遊び方は簡単で、楽しみながら動物の知識も身につく、子供から大人までエキサイティングにプレイできるカードゲームだ。

イリーガル(Illegal)

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部屋の隅でゴニョゴニョ

イリーガル

酒、銃器、麻薬、ポルノ雑誌、売春婦、宝石、秘密ファイル、盗難車・・・アングラで非合法なものを交換で集めるカードゲーム。最後には裁判があるので、何を出し、何を集めているかバレてはいけない。

各プレイヤーには、いずれかのディーラーと、いずれかのバイヤーがランダムに割り当てられる。麻薬ならディーラーは麻薬商で、バイヤーはロックスター。ポルノ雑誌ならディーラーはポルノ出版社で、バイヤーはコレクター。売春婦ならディーラーはポン引きで、バイヤーは金持ちの王族。何が割り当てられたか、ほかのプレイヤーに知られてはいけない。

ディーラーに対応するリソースを5枚と、それ以外のリソースを1枚持ってスタート。3分間与えられるので、その間にほかのプレイヤーと自由に交換する。この交換の仕方が独特で、1対1で部屋の隅に行ってヒソヒソ話で交渉するのだ! これは、どのアイテムを流しているか、そしてどのアイテムを集めているか隠すための仕組みだが、イリーガル(非合法)感が漂う。交換が終わったらまた別の人と部屋の隅へ。「これとこれでどうでしょう?」「それならこれで・・・」「ほかにいいブツはありませんか?」

3分経つと、リソースの分配がある。各種類1枚ずつテーブルに並べて、早い者勝ちで1枚ずつ取っていく。ここでも、誰が何を取ったかが裁判での手がかりになるので、集めていないものをわざと取ったりしてカモフラージュする。

交渉・リソース分配を5回行って15分。そして裁判が始まる。裁判では、ディーラーとバイヤーが1人指定され、それはどのプレイヤーなのかを1分間議論する。議論が終わったら一斉指差しで投票。票数の多かった人にそれぞれの容疑者カードが行く。これをプレイヤー人数分だけ行ったら、種明かしの時間だ。

順番に自分のディーラー、バイヤーカードを公開し、裁判で受け取った容疑者カードが当たっていれば-5点、外れれば+1点。ほかにバイヤーに対応するリソースが1枚1点となって、合計点の多い人が勝ち。

5人プレイで25分。カードの割り当てと時間の管理はゲームマスターがすることになっていたが、様子を見に来た妻にカードを割り当ててもらって、時間は同梱の砂時計ではなくアラームの出るスマホを使用したため、全員が参加できた。

序盤は様子見で、集めていないカードをぐるぐる回したため、バイヤーもディーラーもほとんど分からない状態。でも好きそうという理由だけでtomokさんにポルノ雑誌と売春婦が集まっていく。tomokさんから、やたらこの2つが流れてくるので、実際は集めていないだろうなと思ったが、結局tomokさんのバイヤーは金持ちの王族で、売春婦を集めていたのだった。裏をかかれる。

でも1位はノーマークのお酒をコンプリートした上に、怪しまれるだけ怪しまれて投票で得点したcarlさん。結局投票は誰も当てられなかったが、カモフラージュし過ぎると怪しくなくなって、誰からも投票してもらえないことが分かった。ほどほどの怪しさが重要だ。

Illegal
C.ベーリンガー/ルディカリー(2014年)
5~9人用/18歳以上/25分
国内未発売

『アサンテ』日本語版、11月16日発売

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コザイクは11月16日、ゲームマーケット2014秋を皮切りに、ドイツの2人用カードゲーム『アサンテ(Asante)』日本語版を発売する。R.ドーン作、2人用、12歳以上、40分、2800円(税別)。

『タルギ』に続くコスモス社(ドイツ)2人専用ゲームの日本語版。オリジナルは同じ作者の作品で、2005年にドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『ジャンボ(Jumbo)』の改良版として2013年に発売された。イラストは米田仁士氏が担当し、アフリカ人の顔がアップで描かれていたドイツ語版から、親しみやすい絵柄になっている。

プレイヤーはアフリカの商人となり、動物や住人たちの能力を活用しながら、対戦相手より早く、より多くのお金を稼ぐことを競う。手番では、カードのドロー、手札の使用、商品の仕入れ、売却にいたるまであらゆる行動を、限られたアクション回数を駆使して効率よく行う必要がある。アクション回数をすべて消費するか、これ以上アクションをしないと宣言すると手番は相手に移行。対戦相手と交互に手番を繰り返しながら、妨害したり、出し抜いたりと、奥深い駆け引きに満ちた対戦を楽しむことができる。

カードの効果も多岐にわたり、組み合わせによる戦術の幅も豊富。時間を忘れて熱中できる、遊び応え抜群のカードゲームだ。

cosaic:アサンテ完全日本語版

2014年9〜10月のアクセス解析

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アクセスの多かった記事ランキング(セッション数)
1.『インフェルノ』日本語版発売 1971
2.ジャンプSQ.19にボードゲームコミック 1857
3.『ダンジョンギルド』日本語版、11月15日発売 1812
4.『クシディット王国記』日本語版、10月上旬発売 1720
5.シュピール'14新作情報:ルックアウトシュピーレ 1547
6.ルフトハンザ、ヘックメックジュニアを無断製作、配布中止に 1545
7.シュピール'14新作情報:ペガサスシュピーレ 1413
8.『キングスポート・フェスティバル』日本語版、10月上旬発売 1315
9.シュピール'14:ホビージャパンの輸入リスト第1弾 1218
10.『交易王』日本語版発売 1261

10月中旬にドイツ・エッセンで行われたボードゲームメッセ「シュピール」関連の記事を抜いて1番注目されたのが、『インフェルノ』日本語版。テンデイズゲームズがR.クニツィアの作品をリメイクしたものですが、独自の強烈なイラストで話題を呼びました。日本語版のリリースは頻度を上げていますが、新作だけでなく幻の名作のリメイクだったりすることで注目度が高くなるようです。

2位はジャンプSQ.19に掲載された読み切りのボードゲームコミック『ライズエンドロール』についての記事。3位はアークライトが台湾の作品を日本語化した『ダンジョンギルド』の記事が入りました。

今期の訪問数は157,453、ユニークユーザー数が45,238、ページビュー数は251,559となっています。1日平均のページビューは4,123と、初めて4,000を超えました。いつもご訪問頂きましてありがとうございます。

オレカジ(Ole-Kaji)

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ギャンブルは控えめに

オレカジ

異境の国の大公となって、航海や建設を行い、国を発展させるボードゲーム。ゲームマーケット2014春に初出展のTAGAMIGAMESが発表した。ワーカープレイスメントゲームで、プレイヤー人数×30分という遊びごたえに加えて、タイトルにもなっているギャンブルの要素がいいスパイスになっている。

毎ラウンドダイスを振って、全員がその数のワーカーを置くことができる。ダイスの出目が小さいと苦しいが、お金を払って追加することも可能。逆に出目が大きいとき、ワーカーを減らすことによって収入を得ることもできる。このラウンドにいくつアクションが必要かを見積もる戦略性が問われる。

さてワーカーの数を決めたら、ボード上のアクションスペースに順番に1つずつワーカーを置いていく。ほかの人もほしそうなアクションスペースは早めに置くのがワーカープレイスメントの基本。アクションスペースはいろいろあるが、基本的に、資源を生産して建物を建設するか、操船能力を上げて航海に出るかという方向で進めていく。

資源には木材・石材・鉄鉱石があり、建物によって必要な資源が異なる。建設すると、資源、戦力、操船能力、経済力、得点がデフォルトで(アクションなしで)手に入るようになる。この拡大再生産がたまらない。さらに面白いのは、「商館I」「商館II」のように建物にレベルがあり、「II」は「I」を建てていないと建設できないところだ。このため、資源のやりくりが苦しいゲーム前半から、ある程度は建物を作っておかなければならない。

航海はややギャンブルの要素がある。このアクションを選んだら、航海カードをめくって、自分の操船能力や戦力が条件を満たしていれば達成となる。達成すると絹、サトウキビ、黄金、スパイス、奴隷(!)などの交易権が手に入り、これを揃えることで大得点になる。目指せ全種類コンプリート!

そしてこのゲーム最大の特徴が「カジノ」と「黒魔術」という2つのギャンブルスペースである。ここにワーカーを置いておくと、次のラウンドにダイスを振ったときに当たれば配当が得られる。例えばカジノで「1/2」に置くと、次のラウンドで1か2が出たとき、ワーカーが3人追加される。1か2が出るということは、ほかのプレイヤーが1人か2人しか置けないわけなので、その中で4人も5人も置けるというのはものすごく有利である。しかし、3分の2の確率で外れるギャンブルであることを忘れてはいけない。さらに「黒魔術」は、自分の得点と引き換えに強力な能力を得るものだが、次のラウンドに6分の1の確率で同じ能力がもらえる。これが当たったときのフィーバーはすごい。

3人プレイで90分ほど。カジノでワーカーが当たったものの、序盤に航海に力を入れすぎて、建設のスピードが遅れたのが響いて負け。建設分野ではふうかさんがいい建物を独占し、他の追随を許さなかったが、karokuさんが終盤に怒涛の航海で追い上げて1位。コツコツ積み上げるワーカープレイスメントと、ハイリスク・ハイリターンのギャンブルは相容れないように思われるが、このゲームでは両立させることに成功している。敗色が濃くなってギャンブルに全力をつぎ込むのではまず勝てない。地道に建設や航海を進めるとともに、余ったワーカーでギャンブルするくらいのバランス感覚が試される。

ole-kaji 船を出せ!建物を建てろ!俺はカジノに行ってくる!
田上雄一/TAGAMIGAMES(2014年)
2~4人用/12歳以上/70分
すごろくや:オレカジ

アンケート:小物入れ

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Q89:ボードゲームを遊ぶとき、小物入れやダイストレイなどを・・・

A.いつも使う 105票(58%)
B.ときどき使う 56票(31%)
C.用意しない 21票(11%)

コンポーネントの多いゲームでは、チップやコマを小分けにする小さなお皿が重宝します。コマを分類することで、取りやすいだけでなく見栄えも美しくなります。また、ダイストレイがあるとダイスが机の外に飛び出したり、ほかのコマにぶつかってずれたりする事故をなくせます。でも、こういった小物入れ類は当然のことながら、ゲームには付属せず、自分で買ってこなければなりません。

アンケートでは、実に半数以上の方がいつも使っていると回答しました。時々使うという方と合わせると9割近くの方が使っており、大部分となっています。コンポーネントの少ないライトなゲームでも、使っている方は多いのかもしれません。『インカの黄金』などは、ジップ袋から出すよりも、小皿から出したほうがお宝感がありますね。

小皿は100円ショップで手に入りますので、使っていない方は探してみるとよいでしょう。いろいろなものが見つかります。

11月のアンケートは、カードスリーブについてです。カードが破損しないよう、カードスリーブに入れる方が増えているようです。メイデイ社では、カードサイズに合わせて実に22種類のカードスリーブが販売されています。皆さんはいかがなさっていますか。3択から最も近いものをお答え下さい。

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