2015年9月アーカイブ

『テラ~わたしたちの地球』日本語版、11月中旬発売

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ホビージャパンは11月中旬、F.フリーゼのうんちくクイズゲーム『テラ~わたしたちの地球』日本語版を発売する。2~6人用、10歳以上、45~60分、5,000円(税別)。

子供から大人まで楽しめる動物クイズボードゲーム『ファウナ』のゲームシステムを使った世界のうんちくクイズゲーム。F.フリーゼがデザインし、フッフ&フレンズ社から昨年9月に発売された。今回、日本語版のほかに、英語、イタリア語、ポーランド語、スペイン語版でも発売される。

ゴールデン・ゲート・ブリッジの長さ、クレオパトラの王位在位年数、世界一高い建物の高さ、世界一深い湖の深さなどを、地図上の場所とともに知ったかぶりで当てる。答えは推測コマを置いて回答するが、正解に近くても得点になる。ただし置いた推測コマは外れると没収されてしまうので、置き過ぎないようにしないといけない。。

箱に入れて解答部分を隠すお題カードは150枚。表と裏で300の問題があり、4段階の難易度に分けられている。私たちの住む地球を再発見しにいこう。

カナイセイジの『ストリートファイターライバルズ』発売

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キュービストは本日、カナイセイジの対戦型カードゲーム『ストリートファイターライバルズ』を発売した。デザイン・カナイセイジ、イラスト・別天荒人、2人用、10歳以上、5分、2,700円。

カプコンの対戦格闘ゲーム『ストリートファイター』を元にしたカードゲーム。リュウ、ケン、ダッドリー、ジュリ、春麗、ポイズン、ガイル、ザンギエフという8人のキャラクターが、多彩な技を繰り出しあって闘う。

自分が選んだキャラクターのカード10枚から、2枚を除き、8枚で戦う。一斉にカードを出してダメージ判定を行い、これを繰り返して先に10ダメージ与えたほうが勝つ。

それぞれのカードは必殺技になっており、カナイセイジ氏が得意とする特殊効果が満載。どの技をいつ仕掛けるか、相手の技を読んでどう対応するか、といった読み合いが熱い。

プレイ時間5分程度というシンプルさと、『ストリートファイター』という知名度の高いテーマで、ボードゲームにあまり馴染みのない方にも遊ばれそうだ。

4Gamer.net:[TGS 2015]カナイセイジ氏の最新作はまさかのストリートファイターコラボ。カプコン物販ブースで先行発売されていたカードゲーム"ライバルズ"をさっそく遊んでみた

シュピール15:ルックアウトシュピーレ

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グランド・オーストリア・ホテル(Grand Austria Hotel)
V.ギグリ(『コミュニ』)&S.ルキアーニ(『マルコポーロの足あと』)作、2~4人用、12歳以上、90分。
ウィーンは20世紀初頭、ヨーロッパの大中心地でした。芸術家、政治家、貴族、市民、旅行者が街の通りを埋め尽くし、皇帝が王座についていました。
プレイヤーはこのウィーン近代のホテル経営者になり、小さなホテルを広げ、部屋を増築していきます。しかし客はグルメばかり。それぞれの客に応じた料理と飲物を提供しなければなりません。従業員を増やすことも有利になります。
しかし皇帝に忠誠を誓うのを忘れると、寵を失うことになるでしょう。
1人だけが小さいコーヒーハウスからグランドオーストリアホテルを作ることができるのです!
スタートプレイヤーはサイコロを振り、出た目に応じてアクションボードに振り分けます。手番には6つのアクションから1つを選んで実行します。その際、アクションスペースに置かれたダイスが多いほど、得られるものも増えます。それから実行したアクションスペースからダイスを1個取り除き、場合によっては追加アクションを行うことができます。アクションには、必要な料理と飲物を入手したり、新しい部屋を用意したり、従業員を雇ったり、皇帝に捧げ物をしたりできます。しかし顧客がいないとホテルは発展できません。顧客を確保し、その注文に応じることができた人だけが、重要なボーナスアクションを実行できます。
また従業員カードも大きなメリットが有ります。ただし7ラウンドしかないので、全てを行うことはできません。ですから適切な選択をして、先をうまく読めたプレイヤーが勝利するでしょう。
カードは116枚入っていますが、毎回その一部しか使わないので、ゲームの展開は大きく変わり、それぞれ別々な戦略が必要となるでしょう。

ヘンギスト(Hengist)
U.ローゼンベルク作、2人用、7歳以上、20分。
ローマの軍団がブリタニアを去ってから30年が経ちました。ピクト人とスコット人が力をつけ、島に押し寄せます。この苦難に、ブリタニアを守るべく、ボルティゲルンがサクソン人の兄弟であるヘンギストとホルサを呼び寄せました。プレイヤーはヘンギストとホルサとなってやってきますが、ボルティゲルンはケチで給料を支払ってくれません。
そのため2人はお金を自分で稼がなければならなくなりました。手元にあるのは地図、強い戦士、そして船。海岸沿いにはたくさんの街や村、修道院や農場があり、略奪を待っています。名声と宝を手に入れるのはどちらでしょうか?
プレイヤーは入江に置かれた宝タイルを奪い合います。略奪団を使って先に宝にたどり着いたほうが、宝を手に入れます。しかし道の一部は隠されており、まず道を発見しなければなりません。急がば回れということもあります。ゲームカードと発見カードを計画的に配置し、運を引き寄せたものが、価値の高い宝を集めることができるでしょう。

シュート&ゴール(Schuss und Tor)
R.ホフマン作、2~4人用、8歳以上、10分。
1985年に発売され、2001年にルックアウト社がリメイクした作品の再リメイクです。2つのチームに分かれ、カードを出し合ってゴールを狙います。

スカイ・アイランド(Isle of Skye)
A.ペリカン&A.プフィシュター(『ブルームサービス』)作、2~5人用、8歳以上、60分。
スコットランドのスカイ島は世界で最も美しい景色のひとつに数えられています。柔らかい砂浜、穏やかな丘の風景、印象的な山々が息を呑み、誰しも魅了されます。
この配置ゲームで、プレイヤーは5つの部族のリーダーとなり、小さな王国で必要な勝利点を手に入れることを目指します。しかし16枚の得点カードのうち、毎ゲーム4枚しか使いません。そのためゲームごとに展開が変わり、さまざまな戦略が求められます。
毎ラウンド、各プレイヤーは地形タイルを2枚自分の前に出し、それぞれの売値を決め、全員同時に買うかどうかを決めます。高値で売れればいいのですが、誰も買ってくれないとそのお金を支払って自分の王国に置かなければなりません。これが毎回、面白い決断を迫ります。
ゲーム終了時に勝つのは勝利点が最高だったプレイヤーです。お金が最もあるプレイヤーとは限りません。
この作品は夏に発売されており、国内流通も始まっています。

路面電車(Trambahn)
H.オーライ(『ロシアンレールロード』)作、2人用、8歳以上、30分。
技術的な進歩は、昔ながらの路面電車も変えました。以前は馬が引いていたのに、蒸気、そして電気に置き換わっていきます。プレイヤーはライバル会社の経営者となり、ミュンヘンで生き残りをかけて争います。
手札をプレイして、路線網に新しい停留所を作ったり、乗客を乗せて対応する路線を動かしたり、お金を出して新しい路線に電車を導入したりします。
ただし停留所を作るときは、カードを昇順に出さなければなりません。しかしできるだけ数字の低いカードから出すと、勝利点が高くありません。数字の高いカードは儲かりますが、路線は短くなってしまうでしょう。路線には路面電車も出さなければならず、また路面電車の値段はどんどん上がっていくので、お金もたくさん支払わなければなりません。
10回の得点計算の後に、勝利点の多いほうが勝者となります。イラストはミュンヘンの歴史的な絵葉書を用い、ドイツにおける路面電車の発展が分かるようにもなっています。この作品も夏に発売されています。

地元フェスでボードゲーム

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毎年、当サイト管理人の地元公民館で行われているフェスティバル「ぼくらの文楽(ぶんがく)」で、ボードゲームの体験会を担当した。

第5回ぼくらの文楽

田舎のフェスティバルといっても5回目を迎え、1日で3000人が参加する。音楽、クラフトや食べ物の出展、ワークショップなど、親子をターゲットにして行われ、地元だけでなく遠方からも参加者がある。第1回は、お目当てのミュージシャンを追いかけて、沖縄から参加した方もいたという。

ボードゲーム関連では以前に、木更津のボードゲームショップ「ゆかいなさかな」の黒川昌樹氏を招き、積み木とボードゲームの体験即売会も行われている。

今回のボードゲームコーナーも、体験して気に入ったら買えるように、「ゆかいなさかな」のご協力により、8タイトルをサンプルと共に提供して頂いた。用意したのは『にじいろのへび』『ゆかいなふくろ』『ペンギンパーティ』『キャプテンリノ』『ドブル』『ドメモ』『ブロックス』『穴掘りもぐら』である。

インスト要員については、フェスのスタッフをお借りしたほかに、いつも我が家にボードゲームを遊びに来ている仲間を誘って、私を含めて7人も集めることができた。以前、地元の文化祭で私だけでやろうとして当日急に仕事が入り、中止になってしまったという苦い思い出があったので一安心である。当日は果たして私に半日仕事が入り、フェスのスタッフも受付や物販のかけもちだったため、これでも足りないくらいだった。

シルバーウィークだったので前日から集まってゲーム会。そして夜には「ぼくらの人狼」と名づけて人狼会を行った。当日スタッフに私の妻も加わって5時間11ゲーム。これだけ続けて人狼を遊んだのは初めてだったが、続けて遊ぶことでそれぞれのキャラクターが見えてくるのでとても面白い。ゲーム仲間はそのままお泊まりで、翌日のボードゲームコーナーに臨んだ。

当日は10時から17時まで。和室に長テーブルを2つ組み合わせて3卓。長テーブルだと、端と端で別々のゲームができるため、最大6ゲームが同時に遊べる。そのほかに『巨大キャプテンリノ』用のスペースを作った。1卓に1人がインスト係として張り付き、ルールの説明や進行を担当する。もともと家族向けのフェスだったため、どんどん子供たちが遊びにやってくる。食事をとる余裕もないくらいで、7時間はあっという間に過ぎた。いったい何ゲーム遊んだか覚えていない。

用意したゲームはどのゲームも満遍なく遊ばれていたが、特に順番待ちができた『ブロックス』と、同じ子が何度も遊びたがった『ドブル』、あと小さい子供には『にじいろのへび』が人気だったようだ。『キャプテンリノ』は半ば協力ゲームのようになって、親子でどれくらい高いビルができるか挑戦していた。階が高くなるとお父さんが子供を抱っこして積ませるのも微笑ましい。

今回はドイツゲーム@Shibuyaの主宰者でもある児玉健さんらのけん玉パフォーマンス「ずーまだんけ」もいらしていた(地区内に日本一の競技用けん玉工場「山形工房」があり、けん玉愛好者には聖地とされている)。外ではけん玉ショー、内ではボードゲームコーナーと、子供と、子供の心を失っていない大人には至福の時間だったと思う。

1日中インスト係を務めたゲーム仲間は「(今回紹介したゲームは)もうしばらく遊ばなくていい」というほどだったが、順番を守ってプレイさせるとか、小さい子供にはハンデを与えるとか、メンバーによってはルールを簡略化するといった調整が、大きな経験値となったようだ。何ゲーム、何十ゲームと説明しているうちに、そのゲームならではの楽しませポイントもつかめてくる。終わってからの打ち上げは、そんな話に花が咲いた。

ボードゲームコーナーは予想以上に好評で、今後は定期開催されるようだ。仕事が増えてしまったような気がするが、これをきっかけにボードゲームの輪が広がっていくことを願っている。ボードゲームの普及について考えている方は、こういった地元イベントへの出展を検討してみてはどうだろうか。案ずるより生むが易し。

ジョハリ(Johari)

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売りたいとき売れず

ジョハリ

インドの宝石市場で、宝石を仕入れて販売し、名声を競うゲーム。イタリア人がデザインし、ルックアウトシュピーレ(ドイツ)が2014年のエッセン・シュピールで発表した作品である。セットコレクション、一手を争うシビアなアクション選択、そして特殊効果カードと、ゲーマーにたまらない要素が詰め込まれている。

毎ラウンド、実行できるアクションは3つ。手元のアクションカードから1枚を選んで、同時に公開し、所持金の多いプレイヤーから実行するというのを3回繰り返す。

アクションは宝石を買う、宝石を売る、貴族を雇う、お金を得る(バクシーシ)、偽物の宝石を守る、宝石を交換する、前にプレイしたアクションをもう1回行うの7つ。お金を得る以外は、コストがかかり、特に1枚目に出すと高い。しかし後から出すとほかのプレイヤーに先を越されて何もできなくなるかもしれないというジレンマ。

宝石は種類ごとに分けられた「ストア」か、ランダムに混ざった「バザール」から手に入れる。売るときは全色揃えるか、1種類だけまとめるかのどちらか。そして売ったときにその個数に応じて名声ポイントが入る。どの宝石を売りたくて、どの宝石を集めるかを考えていかなければならない。

売るときに悩ましいのは、1種類だけまとめて売るときは、「同じ宝石を集めている2位のプレイヤーとの差分」だけが利益になるというルール。このため、その宝石を一番多く集めており、かつほかに集めている人がいる状態でなければ売ることができない。たくさん集めている人がいれば、ほかのプレイヤーはあえてその宝石を取らず、売る機会を作らせないだろう。かといって全色揃えるのも容易ではない。そこで貴族の特殊能力が重要になってくる(宝石をほかの色扱いにできるなど)。

さらに、宝石には本物と偽物があって、ほかの人が宝石を売ったときに偽物があると、1枚捨てなければならない。このルールもすごく効いていて、一手でも早く揃えて売ることを目指さなければならないようになっている。焦るー。

規定ラウンドでゲーム終了。宝石を売ったときに入る名声ポイントと、貴族のボーナスで多い人が勝つ。

3人プレイで1時間ほど。序盤からどんどん宝石を集めて売っていったが、コストがかかってジリ貧に。最後はバクシーシで小金を稼いでは使うというプレイとなってしまった。これではいつも後手後手でやりたいことができない。これに対し、序盤はお金を貯めて、貴族カードを取りつつじっくり攻めたcarlさんが貴族カードのコンボを作り、終盤は何でも売れるような状態にして1位。tomokさんも節約プレイだったが、ここぞというところで貴族カードを先に取られて2位。

お金を貯めこんでいても勝つことはできない。ゲーム全体の流れを見据え、かつたまに巡ってくる絶好の機会では少しコストがかかってでも先手を取りにいくという思い切りの良さも求められる。ほかのプレイヤーとの絡みで商機が回ってくるのがとても面白い。

Johari
C.ラヴェッチ作/ルックアウトシュピーレ(2014年)
2~4人用/10歳以上/60分
国内未発売

シュピール'15:ペガサスシュピーレ

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ポートロイヤル:契約がまだあるよ(Port Royal: Ein Auftrag geht noch...)
A.プフィシュター作、1~5人用、8歳以上、20~50分。
アラカルトカードゲーム賞4位で日本語版も発売されている作品の拡張セット。王の探検命令を満たすべく、リスクを承知で乗組員の手札で臨みます。この拡張セットでは乗組員が同盟を結び、新しい契約に挑戦します。協力ゲームとソロゲームのバリアントルールでも遊べます。

オクトダイス(OctoDice)
C.トゥッサン作、1~4人用、10歳以上、20~30分。
深海ステーション「アクアスフィア」での研究を進めます。でも役に立つ調査ロボットが故障してしまいました。そこでエンジニアと学者たちが自ら作業をしなければなりません。ダイスを使って研究室を拡張し、クリスタルを調査し、タコボットを捕まえ、調査ロボットを修理します。上手な選択が求められます。
同社のボードゲーム『アクアスフィア』をスピーディーなダイスゲームにして、箱もコンパクトになりました。全プレイヤーのインタラクションと数多くの戦略があって、短時間でゲームに没頭できます。

π(パイ)×プラム(Pi mal Pflaumen)
M.クラマー作、2~5人用、8歳以上、30~40分。
ルールが簡単なトリックテイキングゲーム。各プレイヤーが果物カードを1枚ずつ出します。一番大きな数字を出したプレイヤーが、全員が出した中から最初に1枚を取ります。最後だったプレイヤーは最後の1枚のほかに、プラムカードを受け取ります。果物は組み合わせによって得点になるので、必要なトリックを狙い、いくつかのカードの特別アクションをうまく使っていきます。
複雑でなく、新鮮なゲーム感で、家族や友達向けの古典的なトリックテイキングを楽しめます。17世紀、18世紀の自然科学にヒントを得たイラストが目を引きます。

バン!:エキストラハード(Bam!: Extrahart)
S.アッカーマン、L.ベックマン作、3~6人用、18歳以上、20~40分。
お題カードの空白欄に合ったカードを出す『アップルトゥアップル』『私の世界の見方』系のパーティーゲーム。親がお題を読んで、空白欄に合うと思うカードを全員が出します。いったん混ぜて1枚ずつ読み上げ、親が1枚を選び、選ばれたプレイヤーに得点が入ります。2つのカードを出すお題もあります。2013年に同社から発売された同タイトルから対象年齢を2歳上げ、「新しいジェームズボンド映画のタイトル」→「シリアへの冒険旅行」など、より過激なお題が入っています。

タモリ倶楽部同人アナログゲーム特集の感想まとめ

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先週の18日に放送されて以来、反響の大きさに驚いているところです。地元でもたくさんの方から「見ました!」といわれ、嬉しいような、恥ずかしいような気持ちです(特に『ピクテル』のお題は羽目をはずしすぎて反省中)。

放送後1週間に視聴された方の感想をtogetterにまとめました。紹介されたどのゲームも面白そう、遊んでみたいという声が上がっています。またタモリ倶楽部が取り上げる題材にボードゲームが選ばれたことに、愛好者は悲喜交交のようでした。

マニアックな内容ではありましたが、中には同人だけでなくボードゲーム全般に興味をもった方や、再び遊びたくなった元愛好者もいるようで、ボードゲームを趣味にする方が増えたらいいなと思います。

明日22時から、りにょりさんのツイキャス『酢~ぱ~りにょ』に出演します。酢豚さんのデフォルメイラストはさておき(笑)、タモリ倶楽部の話にもなると思いますので、興味ある方はお聴き下さい(多分、録音されるので後日でも聴けます)。

国際ゲーマーズ賞2015に『マルコポーロの足あと』『われら人民』

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国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は24日、今年の大賞作品を発表した。8月に発表されていた「一般ストラテジー部門」で12タイトル、「2人用ストラテジー部門」6タイトルのノミネート作品の中から(TGiWニュース)、最終投票により『マルコポーロの足あと』と『我ら国民なり』がそれぞれ大賞に選ばれた。

『マルコポーロの足あと』は7日に発表されたドイツゲーム賞に続く受賞で(TGiWニュース)、今年の代表的なゲーマーズゲームの座を手中にした。昨年の『ロシアンレールロード』に続き、ハンス・イム・グリュック社のドイツゲーム大賞作品が選ばれることになった。

『マルコポーロの足あと』はメビウスゲームズが輸入版を7800円で販売している(メビウスゲームズ:マルコポーロの足あと)。『われら人民』はテンデイズゲームズが輸入版を5400円で販売しており、入手可能となっている(テンデイズゲームズ:われら人民)。

国際ゲーマーズ賞の表彰式は、エッセン・シュピール会期中の10月9日(金)、各国から集まった選考委員の立ち会いのもと行われる(授賞会場は7番ホールD106ブースにて12:30から)。

【国際ゲーマーズ賞2015】
(一般ストラテジー部門)
マルコポーロの足あと(Auf den Spuren von Marco Polo / S.ルキアーニ、D.タスキーニ / ハンス・イム・グリュック出版、999ゲームズ、ズィーマンゲームズ)
(2人用ストラテジー部門)
われら人民(Wir sind das Volk / R.シヴェル、P.ズィルフェスター / ヒストゲームズ)

International Gamers Awards:2015 Winners
TGiWレビュー:マルコポーロの足あと

ゲームマーケット2015秋:第2回ごいた大会

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第2回ごいた大会11月22日((日)に東京ビッグサイトで行われるゲームマーケット2015秋にて、「第2回ごいた都道府県支部交流戦」が行われる。14~16時半、エントリー受付は9月30日までで、定員は30ペア60名。

ボードゲーム愛好者の間でも評価が高く、さまざまなバージョンが今も出続けている伝承遊戯『能登ごいた』。「能登 for me!」をキャッチコピーに、第2回の大会が開かれることになった。

都道府県支部交流となっているが、支部のない都道府県からも参加できる。同じ本部・支部や都道府県が当らないように相手を変えて4ゲーム行い、勝ち点で3位までを表彰する。

申し込みは下記リンクにて。参加費1500円はゲームマーケットのカタログ付き入場券代で、事前に郵送される。

当日は石川県能登地方からも4組8名の達人のほか、『ごいた』考案者の子孫、布浦氏も参加する。本場のつわものと対戦できる格好の機会だ。

第二回ごいた都道府県支部交流戦・東京大会の募集

シュピール'15:エッガートシュピーレ

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ポルタ・ニグラ(Porta Nigra)
W.クラマー、M.キースリング作、2~4人用、12歳以上、90分。
アウグスタ・トレヴェルム(今日のドイツ中西部の都市トリーア)に豪華な建物が建ちました。今日もそびえ立っているポルタ・ニグラ(黒い門)です。大賞作家のクラマーとキースリングが同名のボードゲームをデザインしました。プレイヤーは建築家となります。手番には2枚の手札から1枚のアクションカードを出さなければなりません。簡単そうに聞こえますが、建築家は現場を周回しており、タイミングの問題が難しいと分かるでしょう。購入した石材で建設して儲けるには、適切な場所にいなければなりません。コストもかかります。
ルールは難しくありませんが、戦術の深さが有ります。立体の石材コマと雰囲気たっぷりのイラスト、直感的なシンボルにより、エキサイティングな建築競争に没頭するでしょう。

私の村の人生(My Village)
I.ブラント&M.ブラント作、2~4人用、12歳以上、90分。
2012年にドイツ年間エキスパートゲーム大賞、ドイツゲーム賞を受賞した作品のダイスゲーム版。ラウンドごとにダイスを振り、順番に2個ずつ選んでアクションを行います。選んだ2個のダイスに対応するカードを取り、アイテムを製造したり、買物客に配達したり、旅を進めたりしていきます。教会を作ればさまざまな特殊能力が得られ、議会を作れば得点源が増えます。アクションは時間のコストもかかり、一定の時間を費やすと村人が亡くなるシステムは踏襲されましたが、さらにネズミダイスが加わり、放っておくと得点源がネズミに食べられてしまいます。ダイスゲームながら、どのアクションを選んでどの分野に力を入れるかという選択が悩ましい作品です。

モンバサ(Mombasa)
A.プフィシュター作、2~5人用、12歳以上、60~120分。
大交易会社時代に、アフリカ大陸で富と名声を手に入れることを目指します。モンバサ、カイロ、セントルイス、ケープタウンの会社に投資するのが儲かることを知っています。コーヒー、バナナ、木綿といった商品によって、徐々に会社の配当が入ってきます。しかし会社の価値は何より、アフリカで交易所をどれくらい増やすかにかかっています。会社を上手に発展させるには、戦術的な巧さが必要です。ほかのプレイヤーに勝つには運よりも思考力が問われることに気付くでしょう。
優れたシステムで戦術の可能性が広がり、ゲームの深みがある作品です。革新的なカードのシステム、常識を超えたセッティング、息を呑むような冥界なイラストで、ゲーマーやエキスパートにとって特別なハイライトになるでしょう。

東京・新小岩にボードゲームバー開店

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9月16日、東京・新小岩にゲーミングバー「UN LOCK」(アンロック)が開店した。JR総武本線新小岩駅徒歩4分、営業時間18~24時。電話03-5607-9139。

ボードゲームの魅力に取り憑かれたイナム氏が、時間の都合などでボードゲーム仲間が少なくなったのをきっかけに開いたお店。落ち着いた空間で、気の合う仲間とボードゲームを楽しみながらお酒や食事が楽しめる。

席料はかからず、飲食費(食事全品500円)のみでボードゲームが遊べる。『ガイスター』『カルカソンヌ』『カタン』『宝石の煌き』『ドミニオン』などが用意されている模様だ。

Gaming bar UN LOCK

ケンブルカスケード(The Battle at Kemble's Cascade)

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じっくり攻めるシューティング

ケンブルカスケード

レトロなコンピュータシューティングゲームを題材にしたボードゲーム。敵機を撃ち落とし、隕石を避けてボスに臨む。

画面が下に流れていくスクロールは、トレイにタイルを並べて表現している。ラウンドが終わるごとに、一番下のトレイを取り除き、新しいタイルを置いて一番上に置く。こうすることで、遠くにいた敵が近づいてくるのである。ちなみに一番下のトレイにいた戦闘機はスクロールアウトせず、強制的に1つ前のトレイに移動する。よけきれないと前にある隕石や、味方の戦闘機にぶつかってしまう。

さて自分の手番にはまず移動と攻撃が1回ずつできる。移動はタテ・ヨコ・ナナメに1マス。攻撃は一方向に一番近い敵機に一発。最初は武器がしょぼいので、方向を変えるのにもエネルギーを使う上に、1ダメージしか与えられない。しかし敵機を倒すと「ベロニウム」という鉱石(このゲームのお金)が入り、これで武器をグレードアップすれば、方向やダメージを増やすことができる。

さらにエネルギーを費やすことにより、移動か攻撃が2回まで可能。その後、敵機の攻撃を受ける。周囲8マスにいる敵機からそれぞれ1ダメージずつ。そのほかに遠距離攻撃ができる敵機も存在する。

ダメージはすぐに受けず、一旦マーカーで記録しておいて、次の手番にその分だけエネルギーを減らす。エネルギーがゼロになるとやられて次の戦闘機を出さなければいけなくなるが、次の手番までに回復できるのがポイントで、それで生き延びたり、最後の攻撃を加えたりできる。特に最後のボス戦は、ボスに近づくだけで大ダメージを食らうので、ダメージとエネルギー消失のタイムラグを使って、何機かを犠牲にしないと倒せないだろう。

ケンブルカスケード(プレイヤーボード)

得点は、中ボス・大ボスを倒したり、与えられたミッションを達成したりすることで入ってくるが、一番大きいのが、ほかのプレイヤーの戦闘機がやられたときに生きていると2点という得点。このためできるだけダメージを回避して、とにかく生き残ることが大事である。

ほかにも、パワーカードを途中で取って1回限りの特殊効果を使えたり、ワープゾーンで窮地を脱出したりするといった有利な出来事も盤上に出てくる。特にパワーカードの使いどころが生死を分けるだろう。

最後にボスが出てきて、これを倒すか、スクロールして消えていくとゲーム終了。ボスは複数のタイルにまたがっており、部分的に倒していくしかない。その戦力は絶大だが、何機かやられていくうちに少しずつ打ち崩していく。倒したときの爽快感はたまらない。

3人プレイで90分。ミッションが強制スクロール4回というものだったので、前の方にいかないで耐える。前方に隕石や敵機が並んで絶体絶命のピンチに陥ったが、karokuさんが周囲を巻き込んで自爆するパワーカードを使ってくれたおかげで窮地脱出。そこからは死なないように逃げてボスまで生き延びた。その間にふうかさんとkarokuさんが何度かやられてくれて入った得点で1位。武器のパワーアップが遅れたので、ボスには大したダメージを与えられず、karokuさんに倒してもらった。

どの方向に移動して、どれに攻撃すればダメージが少ないか、あるいは休んで武器をパワーアップしたほうがよいか、さまざまな選択肢をじっくり考えていくゲーム。超スローモーションでシューティングゲームをやったらこんなふうになるのかもしれない。

The Battle at Kemble's Cascade
ティルランド兄弟作/ズィーマンゲームズ(2015年)
2~5人用/13歳以上/70~90分

ローソンで「水曜どうでしょう」一番くじ第3弾、A賞はカードゲーム

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16日からローソン全国各店舗にて、一番くじ「水曜どうでしょう」第3弾が行われている。A賞は『対決列島カードゲーム』。くじは1回620円でなくなり次第終了。

北海道のローカル深夜番組ながら、根強い人気をほこる旅メインのバラエティ番組のコンビニくじで、2014年6月、2015年1月に続く第3弾。これまでのA賞はボードゲームだったが、今回はカードゲームが用意されている。

「対決列島」は名物の甘いもので早食い対決をしながら北海道から鹿児島まで日本を縦断していく企画で、同日DVDが発売されている。A賞のカードゲームには対決列島の戦いで交わされた名場面・名セリフがつめ込まれている。

くじでA賞を逃しても、くじの半券で応募できるダブルチャンスキャンペーンで、A賞のセットに73枚のカードが追加され、藤村、嬉野両氏の直筆サインが入った「辛口バージョン」が100個当たる。

一番くじ:水曜どうでしょう

タモリ倶楽部に出演

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18日深夜に放送された『タモリ倶楽部』にて「同人アナログゲーム」が特集された。ゲームマーケットで発表された作品5タイトルを出演者が実際にプレイし、たいへん盛り上がっている。

紹介された作品は『あるみ缶』(缶詰本舗)、『刺し身にたんぽぽを載せるだけの簡単なお仕事です』(芸無工房)、『ピクテル』(ボドゲイム)、『カッパたん』(Asobi.dept)、『心霊写真』(Projection Card)。いずれも普段ボードゲームを遊ばない人でも分かりやすく、テレビ映えのする作品が選ばれた。当サイトの管理人が全て選んだのではなく、草場さん、すごろくやさん、蕪木Pさん、ふうかさんなど、同人ゲームに詳しい人から取材を重ね、それぞれの制作者に連絡を取った上での選定である。

7月にtogetterで「TVや写真映りのよいメディアからの取材うけがよさそうな『見た目が派手』な同人ボードゲームとは」というトピックがまとめられていたのも、情報収集の時期と重なっている。『枯山水』にも通じるが、まずはコンポーネントの見た目が十分惹きつけることが、メディアだけでなく普段ボードゲームを遊ばない人にとっても大切な要素といえよう。

こうして選定された5タイトルは、進行役のほんこんさんのうまいツッコミも手伝って、楽しいゲームであることが一般の方にも伝わったのではないかと思う。放映後、「タモリ倶楽部」でツイート検索しているが概ね好評のようだ。そしてツイート数の多さにテレビ番組の威力を思い知らされた。この番組を通して、ボードゲームにはたくさんの種類があることを知ったり、紹介された作品を遊んでみたいと思ったりした方は、ネットで探したり、ゲームマーケットに足を運んだりしてみてほしい。

さて、紹介されるゲームが選定された頃、私も出演することになった。お坊さん姿で、腕には数珠をかけてきてほしいという。これもまた「コンポーネントの見た目」か。ボードゲームとは結び付かないと思ったが、お寺の紹介をして頂いたり、『ピクテル』のお題でお坊さんあるあるを紹介できたり、『心霊写真』で成仏させたりと、意外とつなげられるものである。収録日は日帰りだったので道中ずっとこの格好で通し、東京駅でケロリンのたらい(『艦おけ』用)を抱えた北条投了さんとワゴン車に乗り込むのは、相当怪しい2人組だったのではないかと思う。

収録はゲームを遊ぶこと自体を純粋に楽しませて頂いた。ボードゲームジャーナリストという肩書なので、ゲーム紹介に補足して解説する場面もあったが、ゲームが始まってしまえばもう関係ない。このメンバーでボードゲームを遊んだということが貴重な経験であった。出演者がそれぞれ素のキャラクターを出して盛り上げていくのはさすがである。その中に、北条投了さんが出演者にいじられていたのは、おいしかったというべきか。

収録の時間はあっという間に終わり、出演者の方々と近くのレストランで昼食を取って解散。ゲームマーケット2015春に参加できなかったので、そこで出展された方々とゆっくりお話できたのも収穫である。

各作品の販売状況は、『ピクテル』がすごろくやとイエローサブマリンにて、『心霊写真』がすごろくやにて取り扱われている。『カッパたん』は11月15日に秋葉原で開かれる「アナログゲームラボ in 秋葉原」にて頒布される予定。『あるみ缶』と『刺し身にたんぽぽを載せるだけの簡単なお仕事です』は11月22日に東京ビッグサイトで開かれるゲームマーケット2015秋にて入手できる(かもしれない)。

ゴー・ダッ・チーズ(Go da Cheese)

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えっ、何で私がチーズもらえるの?!

ゴー・ダッ・チーズ

イヌ、ネコ、ネズミのカードを出してチーズを取り合うカードゲーム。OKAZU Brandがゲームマーケット2015春で発表した作品で、10月のエッセン・シュピールにも出展される。国際的にも評価がすっかり定着したOKAZU Brandだが、このゲームもその期待を裏切らないだろう。アミーゴ社の製品といわれても信じられるクオリティーの高さだ。

円形に並んだチーズカードに、手札から表や裏にしてカードを置いていき、全部置き終わったところで、それぞれのチーズを誰のネズミが獲得できたか判明する。中にはネコに捕まったり、そのネコがイヌに捕まったり、たいへんドラマチックな展開が待っている。無事にチーズを食べられたネズミと、ネコが捕まえたネズミ、イヌが捕まえたネコが得点になり、得点の多い人が勝ち。

チーズとネズミはドイツゲームに頻出のテーマだが、このゲームはカードの出し方が独特だ。自分の番には手札から3枚カードを出せるが、1枚目はいずれかのチーズの前の列に裏にして、2枚目と3枚目はそこから時計回りにとなりの列に表にして出す(表にするところでも、裏にして出せるカードあり)。

基本的に前にいるネズミからチーズを食べられるので、カードが少ない列か、チーズの多い列を狙ったほうがよいが、そういう列はすぐ長い行列ができる。それぞれの列に応じてイヌ、ネコ、ネズミのどれを出すか、裏にして出せる最初の列をどこにするかが悩みどころだ。

また、自分の番にはカードを3枚出すか、自分の山札からカードを3枚引くかのどちらかしかできない。手札は6枚しかもてないが、6枚まで貯めて選択肢を増やしてから出すか、3枚になったところで早い者勝ちでいくかも悩ましい。

このようにカードの選択、カードを出す列の選択、さらに引くか出すかの選択があり、短時間ゲームながら唸らせられる。とはいえ非公開情報も多いので、「今、ネコ置いたでしょう?」「いやいや善良なネズミっすよ」などとカマをかけながらプレイできる気楽さもあり、会話も盛り上がる。

15分ほどすると、全員の山札がなくなり、カードが全て場に置き終わる。そこでいよいよオープンして得点計算だ。まずイヌは、前後1枚にネコがいれば捕獲。それからネコは前に向かって3匹ネズミを捕獲。こうして場がだいぶ片付いた後で、生き残ったネズミがチーズにありつける。まずは王様ネズミが列の一番前へ。そしてチーズカードに書かれた数字の枚数だけネズミがチーズを食べる。こうして捕獲した動物・食べたチーズを合計して、得点の多い人が勝ち。

5人プレイでも15分ほど。裏になっているカードが結構あるので、それを推理して対抗していく。終盤は超長い列ができて、その後ろに置いたってチーズにはありつけないだろうと思ったが、ふたを開けてびっくり。イヌやネコに荒らしまわられ、前のほうにいるネズミが全滅状態になって回ってくる棚からぼたもチーズ。中には順当な列もあるが、時折起こるどんでん返しに大ウケした。

最後の最後に結末が分かるので、それまでわくわく感がどんどん上昇していく作品。子どもと繰り返し遊ぶのにもよい。

Go da Cheese
林尚志/OKAZU Brand(2015年)
3~5人用/6歳以上/15分

ドイツで一般向けボードゲーム専門誌創刊

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ドイツのボードゲーム専門誌『シュピールボックス』を刊行しているノストハイデ社は28日、第2のボードゲーム専門誌『シュピール・ドッホ!(Spiel Doch!)』を発刊する。年2回刊行、3.90ユーロ(530円)。一般向けの雑誌で、駅売店などで販売される。

ドイツの世論調査によれば、昨年1年間、頻繁にボードゲームを遊んだ14歳以上のドイツ人は530万人、時折遊んだ人は3420万人に上った。しかし3100万人が全く遊んでおらず、「巨大な潜在需要がある」と見る。そこでボードゲームに興味はあるけれども詳しくないという人、たまにしか遊ばない人をターゲットに発刊されることになった。創刊号は3万部を発行する。雑誌名は「ちょっと遊んでみてよ!」ぐらいの意味。

編集長はU.バルチ氏。『フェアプレイ』を経て『シュピールボックス』に移籍したボードゲームジャーナリストで、ドイツ年間ゲーム大賞の審査委員も務めている。

創刊号の記事は、プロバスケットボール選手D.ノヴィツキー氏のインタビュー、ドイツ年間ゲーム大賞の裏側、『カタンの開拓者』の歴史、カナダ・トロントのボードゲームカフェの紹介などのほか、レビューとして『コルト・エクスプレス』、『街コロ』、『ザ・ゲーム』、『パッチワーク』、『レミング』、『ブルームサービス』、『スカルキング』、『ルーニークエスト』、『クレージーココナッツ』、『スピードカップス』、『私の世界の見方』、『ラブレター』、『ビースティバー』などを取り上げる。付録には『ビースティバー』の追加カード「タスマニアデビル」が付く。

『シュピールボックス』には英語版があるが、『シュピール・ドッホ!』は現在のところドイツ語のみ。日本からも通販で購入できる。

Spiel Doch

タモリ倶楽部で同人アナログゲーム特集

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18日にテレビ朝日系列局で放送される「タモリ倶楽部」に、同人アナログゲームが特集される。24時20分(19日0時20分)から。

MCのタモリ氏のほか、ゲストに鴻上尚史氏、ほんこん氏、おのののか氏が出演。ボードゲームジャーナリスト(当サイトの管理人)が紹介する5本のゲームに挑戦する。

同じみかんの写真を神経衰弱風に当てる『あるみ缶』(缶詰本舗)、カッパの形の紙コップに水をたらし、あふれさせたら負けという『カッパたん』(ASOBI.dept)など、紹介されるゲームはどれも一風かわったものばかり。出演者はツッコミながらも大盛り上がりする。

紹介されるゲームの選定では多くの関係者から意見を集めた模様。管理人もお坊さん姿で出演し、もっともらしい解説をしています。地域によっては放送時期が異なるので、下記のページでご確認下さい。

Yahoo!テレビ:タモリ倶楽部

大阪・心斎橋にボードゲームバー開店

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大阪・心斎橋に11日、ボードゲームバー「ダイス」がオープンした。18:30~23:30、木曜休。

8人までプレイできる大きなテーブルが1卓と、たくさんのボードゲームが用意されており、お酒を飲みながら楽しむことができる。チャージ料は500円で2時間まで、30分延長するごとに100円増(最大で1000円)。1人5品以上の注文で延長分のチャージ料は無料になる。

飲み物はカクテル、ビール、ウィスキー、梅酒など。つまみはナッツ、チョコ、チーズ、ポテトサラダ、生ハム、ソーセージ、アヒージョを提供する。9月中はワンドリンク券がプレゼントされる。

大阪には飲食を楽しみながらボードゲームできる場所として、同じ心斎橋にゲームバー・コンティニュー(18:00~29:00)、新中島南方にスノーの酒場(18:00~26:00)、谷町六丁目にボードゲーム喫茶デザートスプーン(8:00~22:00)などがあり、これで選択肢がまたひとつ広がったことになる。

Twitter:ボードゲームBARダイス

『枯山水』増刷4000部も版元品切れ、再増刷へ

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ニューゲームズオーダーは13日、ボードゲーム『枯山水』が版元品切れになり、流通在庫のみとなっていることを明らかにした。初版分と合わせると、5,500部が販売されるという前代未聞の事態となっている。

新装版4000部は先月20日に発売されたばかり。8,640円という高価格帯でもあり、十分な製造数と見られていたが、ボードゲーム専門店だけでなく家電量販店でも取り扱われるようになり、わずか1ヶ月足らずでの在庫切れとなった。

卸元の在庫がなくなっただけで、流通はまだ十分あるというが、ニューゲームズオーダーでは再増刷を検討しているという。

シュピール15:ハンス・イム・グリュック

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スカイライナーズ(Skyliners)
G.ブボラ作、2~4人用、8歳以上、30~40分。英語版はズィーマンゲームズから発売。
『マンハッタン』のようにコマを積み重ねて高層ビルを建設します。各プレイヤーは自分の側から見て、得点の条件に合うように作らなければなりません。最終的に建物がいくつ見えるかをビッドします。建設場所は5×5で25箇所ありますが、高いビルの奥にあるビルは見えないため、見える建物は限られていきます。うまく調整して、狙い通りの建物数にすることはできるでしょうか。

ジャーマンレールロード(German Railroads)
H.オーレイ、L.オグラー作、1~4人用、12歳以上。
2014年にドイツゲーム賞を受賞した『ロシアンレールロード』の拡張セット。3つのモジュールが入っており、組み合わせてプレイできます。
モジュール1はドイツマップで、ロシアマップと入れ替えて新しい路線とチャレンジができます。決められた路線はなく、途中駅を建設し、路線を選んで延伸していきます。多様な展開と、戦略の可能性が楽しめるでしょう。
モジュール2は新しい資源の「石炭」で、機関車と工場を改良することができます。さらに精製して鋳造所に使い、現金収入にすることもできます。機関車に使えば、移動距離が伸びます。
モジュール3は「ソロ」で、ダミープレイヤーのカードを入れて戦い、ハイスコアを目指します。

カルカソンヌ:丘や谷を超えて(Carcassonne: Über Stock und Stein)
K.J.ヴレーデ作、2~5人用、7歳以上、35分。拡張ではなく、これだけでプレイすることができます。
緑の中に入り、果樹・小麦畑・ひまわりの美しい風景が広がっています。みずみずしいリンゴや甘いイチゴの誘惑に抗える人はいないでしょう。今度のカルカソンヌシリーズは、田舎の楽しみがテーマですが、競争はのんびりしていません。一番多く収穫し、熱心に歩きまわって動物を捕まえた人が勝利できるのです。
草原にはさまざまな動物がおり、また都市ではなくさまざまな作物が取れる畑になっています。

カルカソンヌ:スターウォーズ(Carcassonne: Star Wars)
K.J.ヴレーデ作、2~5人用、7歳以上、35分。
ニュルンベルクで発表されていたスターウォーズ版カルカソンヌがいよいよリリースされます。ルールはより洗練・簡略化され、新しいプレイ感が楽しめます。特に2人プレイがより楽しめるようになっています。

嵐、SEKAI NO OWARIが『キャット&チョコレート』

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日本テレビで9月12日22時から放送されたバラエティ番組「嵐にしやがれ」で、嵐のメンバーと人気バンドSEKAI NO OWARI(セカオワ)のメンバーによる『キャット&チョコレート』対戦が放映された。同番組では1月に嵐とSEKAI NO OWARIが『ワードバスケット』で対戦しており(TGiWニュース)、ボードゲームが頻繁に取り上げられている。

『キャット&チョコレート』はSEKAI NO OWARIのピアノ担当であるSaori氏がハマっているというカードゲーム。いくつかのバージョンがあるが、今回は日常編が用いられた。カードを引いて出てきたピンチを配られた、手札にあるアイテムでどうやって乗り切るかを説明し、みんなに判定してもらう。

「さぼっているところを見つかりそう」ではSaori氏が「メガネをかけて本を読んで勉強しているふりをする」、「苦手な相手から遊びに誘われた」では二宮和也氏が「おかんにガムテープで縛ってもらい、誰かに襲われた体で電話を掛ける」、「片思いの相手を振り向かせたい」ではFukase氏が「仏像を見に行こうよと言ってネコを連れて行き動物好きをアピール」、「タクシーに乗りたいのに止まってくれない」では大野智氏が「ワインを飲んでダッシュしてタクシーより速くなった」、「親友が芸人になると言い出した。でも向いていない」では二宮和也氏が「口紅を塗ってお姉になり芸人になるなら私と付き合えとラブレターを出す」、「あれ、トイレットペーパーがない」では大野智氏が「手で拭いて石鹸で洗った」などと回答。成績は3勝1敗でSEKAI NO OWARIに軍配が上がった。

番組で取り上げられた『キャット&チョコレート日常編』はアマゾンで品切れとなっている。

嵐にしやがれ:放送内容
ショップ検索:キャット&チョコレート日常編

シュピール15:2Fシュピーレ

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504(504)
F.フリーゼ作、2~4人用、12歳以上、30~120分。
遠い銀河に才能ある学者たちが住んでいました。いわゆる「ルドゾフ(遊びを愛する者)」です。彼らは巨大な空洞の中に504の小さな世界を創造しました。各民族に基本的な法律とルールをプログラムし、3つの異なる原則を守らなければいけないようにしました。ルドゾフは小さな世界をよく観察した上で、徐々にほかの原理を試し、ライバルよりも民族を繁栄させたいと思うようになりました。やがてそのその世界の中で、最も名誉ある文明をもつことが重要になりました。こうして巨大な空洞の中では、今まで見たことのない世界がどんどんできていきました。
『504』は革命的なモジュール式のシステムです。504のゲームが1つの箱に入っています。輸送、競争、特権、軍事、発見、街道、多数決、生産、株という9つのモジュールを組み合わせて、それぞれ独特なプレイ感のゲームができます。例えば世界を発見して特権を手に入れるレースゲーム(253番)、みんなでルート網を作り、企業を設立して労働者を雇う18XX系の株ゲーム(968番)。品物を輸送してお金を稼ぎ、多数決で勝利点を取る戦争ゲーム(417番)などです。
504のゲームのルールが入った「世界の本」1冊、ゲームボード、街道・勝利点・品物のタイル、株・特権・得点のカード、住民・勝利点・本部・輸送車の木製コマ、ダイス、コインなどが大量のコンポーネントが入っています。

電力会社:株式上場(Funkenschlag - Erweiterung Die Aktiengesellschaftent)
F.フリーゼ作、2~6人用、12歳以上、120分。
『電力会社』の10番目の拡張セットで、『電力会社デラックス』の1番目の拡張セットです。
プレイヤーはさまざまな株式会社の株主となって、財産を築くことを目指します。市場で最も大きい電力会社の配当を手に入れることを目指すルールと、自らが小さな株式会社を経営して電力市場で成功することを目指すルールがあります。会社経営ルールでは、株を売って資金を得、そのお金でライバルの成功した会社の株を手に入れます。
これまでの拡張セットや発電所を組み合わせると、222通りの組み合わせで遊べます。また、この株のルールは『504』の9番モジュールに基づいています。

フィンランド年間ゲーム大賞2015に『ニューヨーク1901』ほか

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フィンランド玩具協会は8月27日、今年のフィンランド年間ゲーム大賞(Vuoden peli)を発表した。大賞および最終候補作品は以下の通り。

フィンランド年間ゲーム大賞は、ノルウェーなどと同様にメーカーがエントリー料を支払って推薦した作品を審査委員が選び、候補、最終候補、大賞の順に絞り込む仕組み。1994年から始まり22回目となる。

過去にはファミリーゲーム部門で『バトルシープ』『おばけキャッチ』『禁断の島』などが、ストラテジーゲーム部門で『宝石の煌めき』『秦』『パリコネクション』などが選ばれている。

ファミリーゲーム部門の『ポートロイヤル』とパーティーゲーム部門の『テレストレーション』は日本語版も発売されている。またストラテジーゲーム部門の『ニューヨーク1901』はブルーオレンジゲームズ(アメリカ)が8月に発売したばかりの新作で、日本ではテンデイズゲームズで取り扱いが始まったばかりだ。

【フィンランド年間ゲーム大賞2015】
キッズゲーム部門:ムッカパッツァ(Mucca Pazza、コンピート)
ファミリーゲーム部門:ポートロイヤル(Port Royal、ラウタペリト)
ストラテジーゲーム部門:ニューヨーク1901(New York 1901、コンピート)
パーティーゲーム部門:テレストレーション(Huhupuheita、コンピート)

Lautapeliopas:Vuoden peli -voittajat 2015

オリジン(Origin)

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世界に広がれぼくらの子孫

オリジン

ミトコンドリアのDNA解析から、人類の祖先はアフリカ大陸の女性だったと考えられている。アフリカの真ん中に置かれたコマから、世界各国に人類を広げ、文明を発展させていくフランスのボードゲーム。壮大なテーマの割に、徹底的に要素を絞り込んで作られていて、15万年の歴史をたった1時間以内でシミュレートできる。人類コマが形態を変えながら世界中にどんどん広がっていくのが小気味よい。

最初はアフリカ大陸に部族コマが1個だけ。自分の番にできることは、となりのエリアに新しい部族コマを置いて自分の村を作るか、自分の村を近くのエリアに移動させるか、ほかの人の村と場所を交換するか。新たに部族コマを置いたエリアの色に応じて、タイルやカードを獲得する。これらがポイントになり、その合計を競う。見かけはエリアマジョリティーに見えるし、ゲーム中もついつい自分の村を増やすことに専念しがちだが、実はセットコレクションとパターンマッチングのゲームなのだ。自分の村がいくら多くてもそれ自体は得点にならない。

エリアの色は5種類あって、それぞれもらえるものが異なる。薄緑色のエリアでは即時効果のあるカード。緑色のエリアでは狩り場の得点チップ、オレンジ色のエリアでは永続効果のあるカード(ただしイノベーションチップが必要)、茶色のエリアでは集めるほど得点になるイノベーションチップ、そして紫のエリアでは指示された条件を満たすとポイントになる目的カードがもらえる。どの色のエリアに行って、何をもらうかという選択がこのゲームの中心である。

部族コマは高さ、太さ、色がそれぞれ3種類ずつある。最初にアフリカ大陸の中央に置かれているのは背が低く、一番細い部族コマだ。となりのエリアに置くコマは1要素だけ+1段階までのものでなければならない。低い・細い・茶色だったら、中背・細い・茶色か、低い・中太・茶色か、低い・細い・白色(または黒色)のいずれかとなる。ゲームが進むにつれて、残りのコマが少なくなるのと、成長しきってしまうのとで、置けるコマがどんどんなくなっていく。そのため拡張ではなく、すでにあるものを移動せざるを得なくなり、目的カードの達成に支障をきたすことがある(特定のエリアに自分の村が3つあるなど)。

最後はカードかチップか部族コマがなくなったらゲーム終了。リードしているプレイヤーは、なくなりそうなものをどんどん取ってゲームを終わらせにいくので、終盤の展開は早い。

4人プレイで1時間ほど。序盤はめいめいが最初に配られる目的カードに沿って、その達成を目指した。私はイノベーションチップのレベル1を集めると得点になるというカードだったので、広く浅く集めていく。そのためイノベーションチップのレベル2に着手するのが遅れ、永続効果のカードがなかなか出せない自体に。目的カードに縛られたのがよくなかった。その後、レベル2を集めると得点になる目的カードを入手して効率は良かったものの、目的カードの得点以外が手薄になってしまった。蓋を開けてみると目的カードの達成枚数はあまり差が出ず、使わなかったカードの得点が増えるという永続効果でどんどん得点を増やした鴉さんが1位。

ひとまず目を引くのはさまざまな色・形のコマだが、実は組み合わせを考えたカードとチップの取り方が重要だという変わったプレイ感のゲームである。

Origin
A.マイニーニ作/マタゴー(2013年)+cosaic(2015年)
2~4人用/8歳以上/45分

『指輪物語:モルドールへの旅』日本語版、10月上旬発売

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モルドールへの旅日本語版ホビージャパンは10月上旬、トールキンのファンタジー小説『指輪物語』をテーマにした協力ダイスゲーム『指輪物語:モルドールへの旅(Der Herr der Ringe: Die Reise nach Mordor)』を発売する。M.リーネック作、2~4人用、8歳以上、20分、1,800円(税別)。

コスモス社(ドイツ)が今年のエッセンシュピールで発売する最新作。映画にもなったファンタジー小説のストーリーに沿って、世界を破滅させる指輪を、滅びの山に投げ入れることを目指す。

プレイヤーはフロドをはじめとする4人のホビットとなり、"ひとつの指輪"をモルドールに運び、滅びの山の炎で永遠に破壊することを目指す。しかし、モルドールへの旅は出発地である袋小路屋敷からすでに危険に満ちている。幽鬼ナズグルが指輪を狙って追跡してくるのだ。

手番には5つのシンボルダイスを振る。出目には指輪、ナズグル、オーク、旅の仲間、ガンダルフ、白い木があり、指輪でホビットが、ナズグルでナズグルが進む(このゲームはボードではなく、マップシートに鉛筆で書き込む方式)。オークは指輪を打ち消し、旅の仲間はオークを打ち消し、ガンダルフはナズグルを打ち消す。互いに打ち消し合う効果であるため、振り直しでバランスよく出目を出さなければいけないが、そこは運次第。ナズグルより先にモルドールに到着すれば全員の勝ちとなる。

上級ゲームでは、道中止まったマスでイベントが発生する。裂け谷、モリア、ロスロリエン、ローハン、ヘルム峡谷、ゴンドール、ミナス・ティリス、シェロブの棲処のそれぞれで、ストーリーに合わせて出目が足されたり無効になったりする。さらに冒険が波乱に満ちたものとなるだろう。

モルドールへの旅日本語版(コンポーネント)

ツリーフロッグ、自社製作を終了

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ツリーフロッグ・ゲームズ(Treefrog Games)は、8月25日、自社製作を終了することを明らかにした。今後はボードゲームのデザインに専念し、ほかの出版社からリリースされることになる。

ツリーフロッグ・ゲームズはゲームデザイナーM.ワレス氏の個人レーベルで、2000年にイギリスで設立された(当時はウォーフロッグ・ゲームズ)。『蒸気の時代(2002年)』で一躍注目を浴び、『ブラス(2007年)』『オートモービル(2009年)』などゲーマーに愛される作品を作り続けてきた。

その後「ツリーフロッグ」に名称し、ワレス氏はニュージーランドに移住。そのためランニングコストが増大し、製作を断念することになった。来年発売予定の『ハンドフル・オブ・スターズ(A Handful of Stars)』を最後に、ツリーフロッグ・ゲームズのロゴが入ったゲームはリリースされなくなる。

中断している『ブラス』の再版プロジェクト(TGiWニュース)については、イーグル・グリフォンゲームズ以外の出版社での製作を模索しているという。ワレス氏は今年3月にメイフェア社と提携を解消しており(TGiWニュース)、今後の見通しは立たない状況だ。

Treefrog Games:Treefrog's New Direction

第1回ゲームマーケット大賞、二次審査通過作品発表

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ゲームマーケット事務局は8日、第1回ゲームマーケット大賞の二次審査通過作品15タイトルを発表した。7月に発表された一次審査通過35タイトルの中から選出され、この中から来月に優秀作品、そして大賞が選ばれる。

ゲームマーケット大賞は、アナログゲームシーンのさらなる盛り上がりのために設立された新しい賞。国内最大のアナログゲームイベントであるゲームマーケット過去3回に発表された作品の中から作品をセレクトし、11月のゲームマーケット秋に大賞が発表される。

二次審査を通過した15タイトルの制作者13団体(OKAZU Brandとオインクゲームズから2タイトル選出されたため-2団体)には、今後1年間、出展申し込みが抽選になった場合、自動的に当選する権利が与えられる。

ゲームマーケット公式:【ゲームマーケット大賞】二次審査通過作品 発表!

【ゲームマーケット大賞 二次審査通過作品】
Eight Epics(カナイ製作所)、MAYOR(やおよろズ)、PRINCESS ESCORT(てぃ~くらぶ)、7つの紋章、7つの部族(高天原)、ゲット☆スイートラブ(しらたまゲームス)、ゴー・ダッ・チーズ(OKAZU brand)、チューリップ・バブル(ぐうのね)、ピクテル(ボドゲイム)、ひつじとどろぼう(Power9Games)、ひとひら(桜遊庵)、ブレーメンズ(大気圏内ゲームズ)、ミネルウァ(Minerva)(OKAZU brand)、ライツ(オインクゲームズ)、海底探険(オインクゲームズ)、枯山水(New Games Order)

『ホワイトチャペルからの手紙』日本語版、10月上旬発売

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ホワイトチャペルからの手紙ホビージャパンは10月上旬、1人VS全員の推理ゲーム『ホワイトチャペルからの手紙(Letters from Whitechapel )』日本語版を発売する。G.マーリ&G.サンピエトロ作、2~6人用、13歳以上、90分、6,000円(税別)。

2011年にネクサス出版(イタリア)から発売され、『ホワイトチャペル』というタイトルで日本語版も販売されていた作品の改訂新版。19世紀末のロンドン、切り裂きジャックがホワイトチャペルの路地に現れ、夜な夜な娼婦たち殺害していた。その切り裂きジャックを捜査員たちが追跡し追い詰めていく。

プレイヤーのうち1人が切り裂きジャックとなり、ほかのプレイヤーは彼を追う捜査員となる。切り裂きジャックは恐るべき殺人を実行した後、捜査員からの追跡を逃れ、迷路のように入り組んだホワイトチャペル地区の闇夜に紛れる。切り裂きジャックが次の殺人を犯す前に、捜査員側は推理をきかせ、お互い協力して、切り裂きジャックを何としても追い詰めていかなければならない。はたして、史上最も有名な連続殺人犯、切り裂きジャックは史実と同じく正体不明のまま逃れてしまうのか? それとも彼の秘密を白日の下に暴き、法の裁きにかけることができるだろうか?

『スコットランドヤード』で有名になった1人VS全員の追いかけっこだが、このゲームではスタート地点(犯行現場)が全員に分かっており、また切り裂きジャックは予め決めておいた隠れ家にたどり着かなければならない。この難易度の高さを、特殊移動でカバーしており、追う方も追われる方もより高度になっている。

雰囲気たっぷりのアートワークを用いた、追跡と逃走の手に汗握るボードゲームだ。

内容物:ゲームボード1枚、早見表6枚、手紙タイル4枚、捜査主任タイル5枚、特別移動トークン5枚、婦人トークン8個、巡回警官トークン7個、娼婦コマ5個、警官コマ5個、ジャックコマ2個、犯行時間トークン1個、ついたて1枚、記録シート1冊、マーカー類27個ほか

play:game評価コメントリスト:ホワイトチャペル

ドイツゲーム賞2015に『マルコポーロの足あと』

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ボードゲームメッセ「シュピール」を主催するフリードヘルム・メルツ社(ドイツ)は本日、26回目となる今年のドイツゲーム賞(Deutscher Spiele Preis)を発表した。愛好者の投票により、『マルコポーロの足あと(Auf den Spuren von Marco Polo)』が1位に選ばれた。

ドイツゲーム賞は、前年の秋から当年の春までに発売された新作を対象として、はがき、インターネット、用紙による投票で選ばれている。5タイトルまで記入する方式で、たいていは5タイトル以上新作をプレイしている愛好者が投票するため、毎年フリーク向けの作品が選ばれる傾向にある。昨年は『ロシアンレールロード』、一昨年は『テラミスティカ』が受賞した。

今年1位に輝いた『マルコポーロの足あと』は、イタリア・ヴェネツィアから中国・北京に向かって交易しつつ旅をするゲーム。ダイスを置いてアクションを選ぶシステムと、各プレイヤー固有の強力な特殊能力が高い評価を集めている。昨年、一昨年と同様、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞の推薦リストから選ばれた。日本ではメビウスゲームズが輸入版を取り扱っている。

年間エキスパートゲーム大賞を受賞した『ブルームサービス』は圏外、ノミネート作品は『オルレアン』が2位で『エリジウム』は圏外と、結果が大きく異なっている。ドイツ年間ゲーム大賞の『コルト・エクスプレス』が3位、ノミネート作品は日本発の『街コロ』が8位で『ザ・ゲーム』は圏外だった。ドイツ年間ゲーム大賞、年間エキスパート大賞でノミネート・推薦リストに選ばれなかったゲームからは、『ムラーノ島』『ファイブトライブス:ナカラの魔人』『アクアスフィア』が入賞している。

一緒に投票にかけられるドイツキッズゲーム賞には『スピンデレラ』が選ばれ年間キッズゲーム大賞とダブル受賞となった。授賞式は10月6日、ドイツ・エッセンで行われる「シュピール」前夜祭にて行われる。

【ドイツゲーム賞2015】
1位:マルコポーロの足あと(Auf den Spuren von Marco Polo / D.タスキー二、S.ルキアーニ / ハンス・イム・グリュック)
2位:オルレアン(Orléans / R.シュトックハウゼン / dlpゲームズ)
3位:コルト・エクスプレス(Colt Express / C.レンボー / ルドノート)
4位:ムラーノ島(Murano / I.ブラント、M.ブラント / ルックアウト)
5位:アルルの丘(Arler Erde / U.ローゼンベルク / フォイアーラント)
6位:ファイブトライブス:ナカラの魔人(Five Tribes / B.カタラ / デイズ・オブ・ワンダー)
7位:カカオ(Cacao / P.ウォルター・ハーディング / アバクス)
8位:街コロ(Machi Koro / 菅沼正夫 / コスモス)
9位:アクアスフィア(AquaSphere / S.フェルト / ペガサス)
10位:パッチワーク(Patchwork / U.ローゼンベルク / ルックアウト)

【ドイツキッズゲーム賞2015】
スピンデレラ(Spinderella / R.フラガ / ツォッホ)

【エッセン金の羽根賞2014】
アルケミスト(Alchemists / M.コトリー / ハイデルベルガー)

Deutscher Spiele Preis:Preisträger 2015

カナイセイジの忍者カードゲーム『シノビアーツ』発売

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キュービストは5日、忍びの戦いをテーマにしたカードゲーム『シノビアーツ(Shinobi Arts)』を発売した。カナイセイジ作、3~5人用、10歳以上、20分、1,800円(税別)。

プレイヤーは忍者となり、相棒の忍者とともに、場内に隠された貴重品の奪取を目指す。プレイヤーはそれぞれ陣営に所属しており、同じ陣営の仲間と共闘するほか、抜け忍となって仲間を裏切り、手柄を自分のものにすることもできる。自分の忍術や相棒の奥義を使って、ライバルとなる他の忍びより価値の高い品を入手しよう。

手番には、場に並んだ貴重品カードを1枚見るか獲得するか、ほかのプレイヤーを攻撃して貴重品カードを奪う。貴重品を手に入れるには最初に3枚配られる忍術カードを使う。忍術カードには特殊能力があり、さまざまな効果が得られる。ラウンドの最後に、各自が獲得した貴重品を比べ、最も高いものをもっていたプレイヤーに勝利点が入る。カナイセイジ氏が得意とする特殊能力の駆け引きが短時間で楽しめる作品だ。

キュービストはカナイセイジ氏の作品を連続してリリースしており、この作品は『R-Rivals』『マギアレーナ』に続いて3作目。今月末に発売される次回作『ストリートファイターライバルズ』もカナイセイジ氏がデザインしている。カナイファンの方はコンプリートしてみてはいかが。

シュピール15:チェコゲーム出版

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コードネーム(Codenames)
V.フヴァチル作、2~8人用、14歳以上、15分。
2人のスパイマスターが25人のエージェントの秘密の正体を知っています。そのチームメイトはエージェントの「コードネーム」だけを知っています。
2つのチームでエージェント全員と先にコンタクトを取ることを競います。スパイマスターは1単語の手がかりを出して、ボード上の複数の単語を知らせます。チームメイトは敵チームの単語を避けて、正しい色の単語を当てることを目指します。また、暗殺者も回避しなければなりません。手がかりをうまく伝えることはできるでしょうか。

スルー・ジ・エイジズ:新しい文明物語(Through the Ages: A New Story of Civilization)
V.フヴァチル作、2~4人用、14歳以上、120分。
2006年に同社から発売され、ボードゲームギークで現在4位につけている文明建設ゲームがリメイクされます。
新版ではエキスパートプレイヤーの力を借りておなじみのシステムを少しだけ改良し、カードを大幅に改訂することで、バランスを調整しました。より公正な軍事システム、合理化された汚職係数、そして素晴らしい新しいアートを楽しみにしましょう。新しい文明の物語が始まります!

浪費家クラブ(The Prodigals Club)
V.スーヒー作、2~5人用、14歳以上、プレイヤー人数×20分。
ビクトリア朝の紳士の正しい役割とは、価値の高い財産を手に入れ、晩餐会に出席し、影響力のある人々に覚えてもらうことでした。言い換えれば、ビクトリア朝の正しい紳士とは耐え切れないほど鈍くなければいけません。そんな生活は、ちょっと楽しめるかもしれません。
プレイヤーは3つの分野で競争をします。それは選挙で負けること、所持品を全て失うこと、上流社会で最も影響力のある人々を怒らせること。それぞれの競争はモジュールになっており、好きな2つを組み合わせてプレイすることも、全部を一挙に投入することもできます。1つのモジュールはほかの2つに影響を与えるので、勝つためには全ての分野でバランスのよい戦略を取ることがが求められます。
同じ作者の『おかしな遺言』のテーマを受け継いだスタンドアローンのゲームです。『おかしな遺言』と組み合わせて遊ぶルールもあります。

タシュカラール伝説の闘技場:ネザーボイド(Task-Kalar: Arena of Legends - Nethervoid)
V.フヴァチル作、2~4人用、14歳以上、40分。
ゲートウェイが開き影と炎の土地が現れました。奇妙な力を繰り出す悪魔姿のモンスターがアリーナに登場します。タシュカラール闘技場が、ネザーボイドの別次元の王国に開かれます。
ネザーボイドは、タシュカラールの新しいデッキです。通常のカードやコマのほかに、次元を超えてエネルギーを供給するポータルを表すトークンが入っています。
このポータルは盤上に置かれ、重要な戦術となります。この別次元をマスターすれば、デッキの完全な力を知ることになるでしょう。

ギャラクシートラッカー:ミッションズ(Galaxy Trucker: Missions)
V.フヴァチル作、2~4人用、14歳以上、60分。
下水管でできた宇宙船で宇宙を飛ぶよりも面白いことはあるでしょうか。下水管、放射性同位体、高性能爆薬でできた宇宙船で出発しましょう。
この拡張セットは、『ギャラクシートラッカー』のデジタルゲーム版をフィーチャーしてアナログ化したものです。超重量の荷物、危険なアーテファクト、ガラス瓶に入った美味しい飲み物を積んでいきます。簡単だと思ってはいけません。新しいカードによって危険は倍増します。
プレイするためには『ギャラクシートラッカー』本体が必要です。フライトのたびに特別なミッションが与えられ、ほかにない解決法と報酬が待っています。

『モノポリー80周年記念エディション』日本語版発売

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タカラトミーは8月27日、『モノポリー80周年記念エディション』日本語版を発売した。2~6人用、6歳以上、3,500円(税別)。5000個限定販売。

1935年の発売以来40言語以上に翻訳され、世界111カ国で累計2億5000万個以上が販売されているボードゲーム。80周年記念エディションは各国で発売されている。

コンポーネントには歴史を感じるクラシカルなデザインのカードやお金、木製の家やホテルを採用。コマは各年代を代表して、1930年代は「ランタン」、40年代は「バスタブ」、50年代は「大砲」、60年代は「騎兵」、70年代は「世界選手権のトロフィー」、80年代は「蒸気機関車」、90年代は「ドル袋」、2000年代は「ネコ」のコマになっている。

2009年以降開催されていなかった世界選手権も、80周年記念にあわせて今年開催される。今月8日、マカオにて開かれ、日本代表で土井田勉氏が出場することになっている。日本代表は過去に2回世界一に輝いたことがあり、今回も活躍が期待される。

タカラトミー:モノポリー80周年記念エディション
日本モノポリー協会

『アラビアの壺』東京都認定商品に

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ギフトテンインダストリは、振ると音の鳴る壺を使ったゲーム『アラビアの壺』が東京都の認定商品になったことを明らかにした。都内の施設が希望すれば、都の全額負担で購入される。

『アラビアの壺』は3×3に並んだ壺を振って聞き分け、同じものが入った壺を縦横斜めに揃えることを目指すゲーム。ゲームマーケット2014春に発表され、立体のコマと視覚障がい者と健常者がともに楽しめる仕組みで注目されている。第2弾の触覚で楽しむゲーム『ダッタカモ文明の謎』もクラウドファンディングで100万円以上の資金を集めて製品化されている(TGiWニュース)。

今回の認定は「新事業分野開拓者」というもので、中小企業の新規性の高い優れた新商品の普及を応援するために産業労働局が行っている。ホームページでPRされるほか、都の機関が試験的に購入できる「トライアル発注」が柱だ。例年15商品程度が認定されており、今年度は16商品が認定された。

ギフトテンインダストリが今年2月に始めた立体コマ製作サービスの「メイカーズポスト」では、福祉作業所とのコラボも行っており(TGiWニュース)、ゲームを通じて障がい者の社会参画を推進する活動が評価されたといえそうだ。

すごろくや:アラビアの壺
東京都:平成27年度 東京都トライアル発注認定制度認定商品概要(PDF)

"アラビアの壺"が東京都のお墨付き商品になりました!今日がその授賞式でした。この制度はすごくて、東京都の施設で"壺"が欲しい、ということになれば、都が全額出して買ってくれるという恐るべきものです!!

Posted by 濱田 隆史 on 2015年9月3日

『わたしはだあれ?』『メイ・カー』日本語版発売

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わたしはだあれ?&メイカー日本語版すごろくやは8月20日、3~4才から遊べるリトアニアの知育カードゲーム『わたしはだあれ?(Welches Tier bin ich?)』と『メイ・カー(MaCar)』の日本語版を発売した。それぞれ1~16人用、3~12歳、5~30分、1,481円(税込1600円)、1~4人用、4歳以上、20分、1,481円(税込1600円)。

どちらもウアブ・サヴァス・タカス・イル・コー社(リトアニア)が保有するボードゲームブランド「ロジス(Logis)」の作品。幼児向けを中心に数多くの製品を発行しており、欧州を中心に、可愛らしいアートワークやシンプルかつ奥深いゲームシステムで注目を集めてきた。同社のゲームの日本語化は本邦初となる。

『わたしはだあれ?』は、出題者が引いたカードの動物を当てるべく、他の全員が対象を絞り込めるように「はい」か「いいえ」で答えられる質問をあれこれ考えてたくさん聞き、推理で当てていく知育系のカードゲーム。ドイツ年間キッズゲーム大賞2014で推薦リストに入っている。

『メイ・カー』は、早い者勝ちで場の部品タイルを取捨選択し、手元につながるようにうまくつなげ、自分だけのオリジナル自動車を作って得点を競うゲーム。 「自分だけのかっこいいクルマ」を作ろうと頑張ることで、創造力や美的感覚が養われる。

高円寺0分すごろくや:わたしはだあれ?
同:メイカー

ゲームマーケット2015秋:2人専用ゲームで「いい夫婦」

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サイ企画の居椿善久氏は、ゲームマーケット2015秋が「いい夫婦」の日(11月22日)に開催されるのにちなんで、2人専用の創作ゲームを募集している。11月1日まで。

2人専用ゲームをまとめて紹介しアピールする企画。夫婦で遊べるぐらいのゲームを探している来場者が、そのようなゲームを出展されているブースを回れるようにする。広報の方法はまだ明らかにされていないが、チラシかウェブになるものと見られる。

参加条件は2人専用であること、会場価格が2200円以下であること。新旧は問わない。1人のデザイナーにつき1タイトルで、合計22タイトルの応募を目指す。ゲームマーケットに出展を予定されている方は、参加を検討してみてはいかが。

詳しくは下記ホームページまで。

TwiPla:【ゲムマ非公式】ボードゲームで「いい夫婦」の日 #いい夫婦の日2人専用ゲーム企画

『ミステリウム』日本語版、10月1日発売

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ホビージャパンは10月1日、協力型コミュニケーション推理ゲーム『ミステリウム(Mysterium)』日本語版を発売する。O.ネフスキ、O.シドレンコ作、2~7人用、10歳以上、42分。

ウクライナのゲームデザイナーがデザインし、『ディクシット』で知られるフランスのリベル社が今年発売する作品。日本語版は英語版、フランス語版などと同時発売となる最新作だ。

1人のプレイヤーが幽霊役となり、ほかのプレイヤーは霊能者となって、幽霊の死にまつわる奇妙な事件を解明し、その魂を安らかに眠らせることを目指す。

幽霊は話すことができない。そこで集まった霊能者たちに幻視を送って(幻視カードを提示して)意思を伝え、霊能者たちはこの霊的なメッセージを正しく解釈して、運命の夜の事件を再構成する。限られた時間の中で、協力と直感による推測で、真犯人を明らかにすることはできるか?

『ディクシット』のような不思議な絵柄のカードをヒントに謎を解くというコミュニケーションゲームの要素ももった、新感覚の推理ゲームだ。

内容物 幽霊用:ついたて1枚、幻視カード84枚、幽霊用カード54枚、幽霊トークン6枚、犯人トークン6枚、カラスマーカー3枚、砂時計1個
霊能者用:霊能者カード54枚、直感トークン6個、スリーブ6枚、洞察力トークン36枚、進行ボード4枚、洞察力レベルマーカー6枚、洞察力トラック1枚、時計ボード1枚 ほか

『アルケミスト』日本語版、10月10日発売

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アルケミストアークライトは10月10日、チェコの推理ゲーム『アルケミスト(Alchemists)』日本語版を発売する。M.コトリー作、2~4人用、13歳以上、120分、6,800円(税別)。

『ダンジョンロード』『ダンジョンペッツ』など変わったファンタジーテーマで知られるチェコゲームズ出版から発売され、スカウトアクションで4位になった作品。ホビージャパンが『工房の錬金術師』という邦題で発売する予定だったが、取り扱い中止になったままとなっていた。国内での一般発売は初めてとなる。

マンドレイクの根、サソリの尾、スカスカのキノコにイボだらけのガマ......プレイヤーは錬金術師となって、材料を調合して実験を行い、情報を集め、その情報を組み合わせて成分を特定していく。そしてその推理結果を論文に発表して名声点を稼ぐ。しかし名声点はさまざまな方法で得られ、推理が正しいだけでは勝利できない。ときには間違った論文を発表したり、他人の論文に賛同して一緒に名声点を得ようとしたり、発表会で展示実験をしたり、名声点が得られるアーティファクトを購入したりすることもあり、戦略的な駆け引きが楽しめる。

ゲームのたびに毎回変わる実験の結果は、チャートをもとにゲームマスターが判定するが、スマートフォンの無料アプリを使えばゲームマスター不要で簡単に判定ができる。デジタルとアナログを組み合わせるという新しい試みを行った意欲作だ。

ポルトガル年間ゲーム大賞2015に『ラ・グランハ』

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ポルトガルのボードゲームサイト「シュピール・ポルトガル」は9月2日、2015年のポルトガル年間ゲーム大賞(Jogo do Ano)を発表した。5タイトルの最終候補から、審査委員会の投票でドイツの『ラ・グランハ(La Granja)』が選ばれた。

ポルトガル年間ゲーム大賞は2006年からスタートし、9回目を迎える。サイトのメンバーが10タイトルの新作を挙げ、その中から最終候補を5タイトルに絞って投票にかけられる。コンポーネント、テーマ、システム、繰り返しプレイする価値、インタラクション、総合的な楽しさの6項目で審査され、ベストゲームが決まる仕組み。過去には『アグリコラ』『ブラス』『祈り働け』『キーフラワー』『ネイションズ』などのゲーマーズゲームが選ばれている。

『ラ・グランハ』はゲーマーズゲームの新興出版社シュピールヴォルクス社(ドイツ)から昨年発売された農場経営ボードゲーム。カードをボードの上下左右に差し込んでスペインの農場を発展させていく。国際ゲーマーズ賞にもノミネートされており、日本での注目も高まっているが、国内での一般発売はまだ始まっていない。ポルトガル年間ゲーム賞からは、恒例の授賞したゲームをあしらった美しいトロフィーを授与される。

【ポルトガル年間ゲーム大賞2015】
大賞:ラ・グランハ(La Granja / M.ケラー、A.オーデンダール作 / シュピールヴォルクス)
ノミネート:アークライト、カンバン:自動車革命、我ら民族、春秋戦国

AND THE WINNER IS :...LA GRANJA ! JOGO DO ANO - GAME OF THE YEAR SPIEL PORTUGAL Congratulations to all nominees ! #boardgames #JdA

Posted by Spiel Portugal on 2015年9月1日

JGC2015でゲームマーケット出張版

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今週末に開かれるアナログゲームイベント「JGC(Japan Game Convention)2015」にて、ゲームマーケット出張版が開かれる。新横浜プリンスホテル(JR新横浜駅徒歩2分)にて9月6日(日)10時~15時半、入場料500円。

JGCはTRPGがメインのイベントだが、ボードゲームのコーナーも充実してきた。操られ人形館、カナイ製作所、こげこげ堂本舗など36団体が出展。販売スペースと試遊スペースが用意され、ゲームマーケットと同様に創作ゲームや関連アイテム、同人誌などを買ったり体験したりできる。

このほか期間中を通して、ボードゲーム体験会と物販も行われる。主催のアークライトのほかに、イエローサブマリン、グループSNE+コザイク、ゲームストア・バネストが出展。新発売のゲームをいち早く購入したり、体験したりできる。当日参加の時間帯はホームページ参照のこと。

JGC公式ウェブサイト

アンケート:旅先でボードゲーム

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Q99:旅行先でボードゲームをすることが・・・

A.よくある 52票(33%)
B.たまにある 56票(36%)
C.ない 48票(31%)


8月は夏休みやお盆の帰省などで、遠出する機会が多かったのではないでしょうか。ボードゲーム愛好者ならば、旅先でも何かボードゲームを遊んでみたいもの。みなさんは何を遊びましたか?

アンケートでは、旅先でボードゲームをすることがあると答えた方が7割を占めました。実家、宿、海で、山でのボードゲームは、非日常感と開放感があって楽しさが一層増します。家族で来ている人は、家事から開放されて遊ぶ時間もたっぷり取れるでしょう。

管理人は先月、家族旅行の車中で『ブラックストーリーズ:ファニーデス』を遊びました(レポート)。運転者も回答していましたが、だんだん考えこんでしまってなかなか危険だったのではないかと(笑)。その後、『ブラックストーリーズ:ファニーデス』は車の中に入れたままにしてあって、ちょっとしたお出かけでも1,2問くらいずつ遊んでいます。

今月のアンケートはルールが理解できず遊べなかったことです。秋のゲームマーケットまで3ヶ月を切り、創作ゲームサークルさん向けに「ルールライティングのチェックポイント」を掲載したところ大きな反響を頂きました。実際問題、プレイヤー側として、ルールブックを読んでも理解できず遊べなかったという事例がどれくらいあるのか、お聞きしたいと思います。3択の中から一番近いものをお答え下さい。

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