2015年10月アーカイブ

『クトゥルフ・レルムズ』日本語版、12月5日発売

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クトゥルフ・レルムズ日本語版アークライトは12月5日、クトゥルフ神話をテーマにしたデッキ構築ゲーム『クトゥルフ・レルムズ(Cthulhu Realms )』日本語版を発売する。D.カッスル作、2~4人用、14歳以上、25~45分、2,400円(税別)。

宇宙の王国が戦争を繰り広げる2人用デッキ構築ゲーム『スターレルム』をリメイクして、今年TMG社から発売された作品。お互いライバルにダメージを与えて正気でいられなくすることを目指す。

クトゥルフ・レルムズ日本語版(コンポーネント)クトゥルフが目覚めようとしている!そしてそれを歓迎するように、口にする事すら恐ろしいその邪神の仲間たちが次々とその正体を現し始めた。あなたは最後まで正気を保っていられるだろうか。それとも...。

小さなデッキから始め、5枚の手札で手番を行う。カードをプレイして正気度を回復したり、ほかのプレイヤーの正気度を下げたりする。ライバルに破壊されるまで永続的に有効なカードもある。そしてランダムに並べられた場札から、コストを支払って新しいカードを補充する。

デッキ構築ならではのコンボがポイントで、自分のデッキにいま何が必要なのかを見極めて手に入れよう。正気度がなくなったら脱落。ほかの全員を脱落させるか、サプライがなくなったときに正気度が最も高いプレイヤーが勝者となる。

内容物
●プレイヤーシート:4枚  ●カード類:112枚
●正気度トークン:4個  ●ルール説明書:1冊

アークライトゲームズ:クトゥルフ・レルムズ

ゲームマーケット2015秋:入場チケット、カタログ発売

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ゲームマーケット事務局は、11月22日(日)に東京ビッグサイトで開かれるゲームマーケット2015秋の入場チケットを発売した。チケットのみ1,000円、チケット付き公式カタログ1,500円。

チケットは小冊子になっており、ブースマップや会場内での注意事項などのみ記載されている。チケット付き公式カタログはその他に、出展者のPRカットやイベント内での催し物、インタビューなどの読み物が記載されている。

購入はアマゾンのほか、秋葉原R&Rステーション、イエローサブマリン、キウイゲームズ、ゲームストアバネスト、書泉、すごろくや、ディアシュピール、テンデイズゲームズで可能。

入場チケットは当日の購入も可能だが、開場時は混雑するため、早い時間から参加予定の方は求めておいたほうがよいだろう。なお高校生以下の学生・児童は入場無料となっている。

シュピール15:ホビージャパン、新作輸入リスト第2弾を発表

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ホビージャパンは11~12月に発売する輸入ゲームリストを発表した。10月のシュピールで発表された新作で、日本語ルールが付属する。

ポートロイヤル:契約をもうひとつ......(Port Royal: Ein Auftrag geht noch...)
A.プフィシュター作、ペガサスシュピーレ(ドイツ)、1~5人、8歳以上、20~50分、1,800円(税別)、11月下旬発売予定。プレイするためには『ポートロイヤル』が必要。
初心者から上級者まで楽しめるカードゲーム『ポートロイヤル』に新たなカードやルールを加える拡張セット。1人用ルールや協力プレイルールなど、新たな遊び方にも挑戦できる。
もはや探険命令だけでは足りない。勝利のため、新たな契約にサインをするのだ。契約にはお互いに競い合うものあり、時間との勝負となるものある。一緒に競い合うライバルがいなくても大丈夫。新たな挑戦が君を待ち受け、新たな人物が助けとなるだろう。

イスタンブール:コーヒーとお恵みを(Istanbul: Mocha & Baksheesh)       
R.ドーン作、ペガサスシュピーレ(ドイツ)、2~5人、10歳以上、40~60分、3,400円(税別)、11月下旬発売予定。プレイするためには『イスタンブール』が必要。
2014年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞受賞作『イスタンブール』の拡張セット。4つの新たな場所や、新たなルビーの入手経路が加わり、ほかプレイヤーとの新たな駆け引きが起こる。
イスタンブールで貴重な布地、最高の香辛料、新鮮な果物を売るのはいい商売だった。しかし今、バザーの顧客は新たな珍味、コーヒーを楽しんでいる。抜け目のない商人として、この風味のよい豆を売ることで生み出せる富の匂いを嗅ぎつけたのだ。
この新たな挑戦に取り組むために、あなたは助手以外の手助けを必要としている。幸い、施し(バクシーシ)をすれば、酒場の客はちょっとした小間使いを喜んで請け負ってくれる。また、ギルドホールでも有益な助力を得ることができるだろう。

プラムの法則(Pi mal Pflaumen)    
M.クラマー作、ペガサスシュピーレ(ドイツ)、3~5人、8歳以上、30~40分、1,800円(税別)、11月下旬発売予定。
17世紀から18世紀にかけては科学が進歩した時代だった。この時代の印象的な2人の人物として、レオンハルト・オイラーと、マリア・ジビーラ・メーリアンが挙げられる。オイラーは有名な数学者であり、π(パイ)という数字の理解において多大な功績を挙げた人物だ(彼の名を含む「オイラーの等式eiπ+1=0」は一見関係のないπ、e、iを含む美しい数式である)。マリア・ジビーラ・メーリアンはその詳細な観察力で昆虫の変態を発見した自然学者であり、画家でもあった(彼女の緻密で美しい画風は、イモムシからチョウへの変態の絵で今日も知られている)。
この2人をモチーフにしたカードゲームで、ラウンドごとに25枚あるカードセットを使うトリックテイキング。この時代の雰囲気を伝える無理数πの要素や、マリア・ジビーラ・メーリアンのスタイルで描かれたカードイラストが目を引く。初心者からトリックテイキングの上級者まで楽しめる作品だ。


ポルタ・ニグラ(Porta Nigra)
W.クラマー、M.キースリング作、エッガートシュピーレ(ドイツ)、2~4人、12歳以上、75~120分、8,500円(税別)、11月下旬発売予定。
ローマ帝国後期、アルプス以北では「アウグスタ・トレーウェロールム」が最大のローマ都市だった。カエサル皇帝の時代に興り、ローマ人によって作られてきたこの都市は、この時代では皇帝の住む世界都市となっていた。今日でも残る偉大な建造物が、ローマの栄光を示している。今日はドイツの都市「トリーア」となったが、この2世紀に据えられたその建造物こそ、ラテン語で「黒い門」を意味する「ポルタ・ニグラ」である。
プレイヤーはこの時代のローマの建築家となり、ポルタ・ニグラ建造のために働くことになる。各プレイヤーはゲームボード上の円環状のトラックにいる職人の親方に指示を出すことで、その親方のいる場所でのみ、建物を建てたり購入できる。親方をトラック上の遠くの場所に進めるにはコストがかかるため、購入や建築には計画性が必要だ。また、自分の手番にできるアクションの種類や回数は、それぞれのプレイヤー専用のデッキから引かれたカードにより決まる。
市内各地の建造物は実際に立体的にコマを積み上げて建造していくことになるため、見た目も非常に魅力的な作品だ。


モンバサ(Mombasa)
A.プフィシュター作、エッガートシュピーレ(ドイツ)、2~4人、12歳以上、75~150分、7,000円(税別)、11月下旬発売予定。
アフリカ大陸で、モンバサ(ケニア)、ケープタウン(南アフリカ)、カイロ(エジプト)、サン=ルイ(セネガル)の各都市にある勅許会社(国王の許状を与えられた植民地貿易会社。東インド会社などが有名)の株式を取得し、これらの会社の交易所をアフリカ大陸に拡大していくことで、富を得るのが目的だ。
カードを用いて、アクションの選択と同時にローテーションも決めていくユニークなシステムを使用する。毎ラウンド、プレイヤーは手札から密かに実行するアクションを選んで、一斉に公開し、アクションを実行。使用したカードは捨て札となるため、再び同じアクションを実行するには、何ラウンドか待たなければならない。各都市の勅許会社のボードは両面仕様となっているため、その組み合わせによりゲームは毎回変化する。
『ブルーム・サービス』や『ポート・ロイヤル』のアレクサンダー・プフィシュターによる、重量級の経済ゲームで、エッセンのスカウトアクションでも2位と注目を受けた作品だ。

ストロングホールド(第2版)(Stronghold 2nd Edition)
I.トレヴィチェク作、ストロングホールドゲームズ(アメリカ)、2人用、8歳以上、45~90分、9,500円(税別)、12月下旬発売予定。
攻城戦をテーマにした2人用のゲームが今年リニューアルされた。プレイヤーはそれぞれ、城を守る、城を攻めるという違う立場でゲームに挑む。ゲームボードは攻城戦が行われている要塞と包囲している軍勢のいる地形を表しており、城壁を挟んで両者が対峙する。
籠城側は、少数の兵士が城壁内にこもっており、一方、攻城側は無数の軍勢と恐るべき怪物たちを率いる。毎ターン、そこかしこで戦闘が行われていく。攻城側は攻城兵器を組み立て、兵士たちに装備を与え、恐るべき黒魔術による儀式を執り行う。一方、籠城側は守りのかなめである城壁を修理し、火砲を設置し、兵士を訓練する。
7ラウンドが終了した時点で、城門が明け渡されてしまったら攻城側の勝利、それまでに守りきれば籠城側が勝者となる。
第2版ではアートワークやコンポーネントの変更だけでなく、カードが攻守10枚ずつ追加され、セットアップの時間を減らすことに成功。好評だった『ストロングホールド』が2人プレイ専用に全面改訂されての再登場だ。

アヤ:河巡る旅(AYA)
O.グレゴワ、T.クワンテン作、ブラックロックゲームズ(フランス)、2~5人、8歳以上、30分、5,800円(税別)。2016年1月中旬発売予定。
水の女神の世界、アヤにようこそ。あなたは川をさかのぼり、眼前に広がる自然の恵みや様々な景勝と動物たちを探す旅に出る。この旅を記す素晴らしい写真を撮るために、協力していこう。プレイするたびに、世界は違う様相を見せる。
協力して色々な景勝地や動物トークンを、ドミノで繋げていく。時間までにドミノを取って慎重に配置し、ドミノの上に動物たちを置いて、時間が来たら何とそのドミノを倒す! うまく景勝地まで倒れたり、動物トークンを落とさずにドミノが倒れれば成功。美しいアートワークと豪華なコンポーネントが魅力的な、協力型のアクションゲームだ。

ハルイチバン(Haru Ichiban)
B.カタラ作、ブラックロックゲームズ(フランス)、2人、8歳以上、20分、3,000円(税別)。2016年1月中旬発売予定。
その春一番の風を使って見習い庭師同士が、蓮池の水面に美しく調和のとれた文様を描くのを競う2人対戦型のゲーム。
庭師はそれぞれ1~8まで数字のふられた8枚の花を持っていて、5×5マスの蓮池には、蓮葉が1枚だけ暗い面を表にして16枚並んでいる。お互い、その花を選んで同時に公開し、数字の小さな方が小庭師、もう一方は大庭師となる。小庭師は自分の花1つを暗い蓮葉に置き、大庭師は自分の花1つをいずれかの蓮葉に置く。そして小庭師は蓮葉を1つ隣接するマスへ動かし、大庭師はいずれかの何も置かれていない蓮葉を裏返して暗い面を向ける。これを繰り返して、蓮池に自分の色の花で条件を満たすパターンを作れたら、すぐに対応する得点を獲得する。
『Mr.ジャック』や『アビス』の作者が送る、和風テイストの手軽な対戦型ゲームだ。

『デッド・オブ・ウィンター』日本語版、12月5日発売

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デッド・オブ・ウィンター日本語版アークライトは12月5日、協力と裏切りのゾンビゲーム『デッド・オブ・ウィンター(Dead of Winter: A Crossroads Game)』日本語版を発売する。I.ヴェガ&J.ギルモア作、2~5人用、13歳以上、60~120分、7,300円(税別)。

オリジナルは昨年、プラッドハットゲームズ(アメリカ)から発売された作品。ゴールデンギーク賞でイノベーティブ部門・テーマゲーム部門の二冠に輝き、そのほか3部門にノミネートされた。ボードゲーム愛好者からの人気を受けて、日本語版のほかに、英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語、イタリア語、ポーランド語、スペイン語版が制作されている。

舞台はゾンビが徘徊する死の世界。プレイヤーは唯一残った「最後の砦」にこもったスペシャリストとなって、信頼できる部下と、またそれぞれの目的をもっている。しかしみんなの目的はバラバラで、しかもその本心は誰にも分からない。しかも裏切り者が紛れているかもしれない。毎回発生する危機に対処し、ゾンビを倒し、逃げ、自分の目的を達成していこう。

敵はゾンビだけではない。裏切り者だと思ったら、多数決で仲間の1人を追放することができる。ただし、追放されたプレイヤーは脱落せず、新たなルールのもとでゲームを続ける。追放された裏切り者も、勝利を目指して「最後の砦を滅ぼそうとすることができるのだ。ゲームが終了したとき、生き残って勝利を手にするのは誰か? ゾンビの冬が待っている。

内容物
カード類:331枚  プラスチック製コマ立て:61個  シート類:11枚
最後の砦ボード:1枚  マーカー類:3個  アクション・ダイス:30個
コマ類:61体  感染判定器:1個  トークン類:137個  ルールブック:1冊 

デッド・オブ・ウィンター日本語版(コンポーネント)

第1回ゲームマーケット大賞、優秀作品発表

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ゲームマーケット事務局は23日、第1回ゲームマーケット大賞の優秀作品5タイトルを発表した。9月に発表された二次審査通過15タイトルの中から選出され、この中からゲームマーケット2015秋当日に大賞が発表される。

ゲームマーケット大賞は、アナログゲームシーンのさらなる盛り上がりのために設立された新しい賞。国内最大のアナログゲームイベントであるゲームマーケット過去3回に発表された作品の中から作品をセレクトし大賞を選出する。当サイトの管理人も審査員を務めている。

優秀作品5タイトルの制作者には、翌年のゲームマーケットにおいて、一般ブースを1回無料で出展する権利と、授賞式のための交通費が贈られる。また、授賞式は11月22日(日)に東京ビッグサイトで行われるゲームマーケット2015秋にて会場内で行われ、5タイトルの制作者が招かれ、大賞作品が発表される。

どの作品が大賞に選ばれるか、お楽しみに!

ゲームマーケット公式:【ゲームマーケット大賞】優秀作品の5作品を発表!

【ゲームマーケット大賞 優秀作品】
海底探険(オインクゲームズ)
枯山水(New Games Order)
ひとひら(桜遊庵)
PRINCESS ESCORT(てぃ~くらぶ)
ミネルウァ(Minerva)(OKAZU brand)

cosaicから『ドラゴンズ・エッグ』発売

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cosaicは24日、国産カードゲーム『ドラゴンズ・エッグ』を発売した。デザイン・黒井龍(グループSNE)、イラスト・九月姫、3~5人用、10歳以上、30分、1,800円(税別)。

グループSNEの社内コンテストから生まれた作品で、ドラゴンによる、ドラゴンのための、ドラゴン尽くしのカードゲーム。プレイヤーはドラゴンの部族の長となり、ほかのプレイヤーたちと財宝を使って卵の取り合いをする。ときには特殊能力を駆使して、より多くの卵を得ることが目的だ。

0~10までの財宝カードを手札として持ち、場に出された卵カードに対して1~2枚をプレイする。その財宝カードを比べて、最も高い数値の財宝カードを出していた人がその卵カードを獲得できる。しかし「竜の両翼」によって相手の財宝を入れ替えたり、「竜の爪牙」によって捨て札にしたり、「竜の宝珠」によって自分の財宝の価値を倍にしたりといった特殊能力が発動し、予測できない展開が生まれる。

その一方で、一度プレイしてコツを掴めば、特殊能力を前提に戦略を立てて遊べるようにもなってくる。心理戦も熱い作品だ。

発売を記念して11月7日(土)、大阪のイエローサブマリンなんば店にて体験会が行われる。デザイナーの黒井龍氏のほか、グループSNEのメンバーが参加し、購入もできる。予約・問い合わせはイエローサブマリンなんば店(電話06-6635-4662)まで。

ゲームマーケット2016神戸:出展申し込み開始

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ゲームマーケット事務局は本日から、ゲームマーケット2016神戸(2月21日(日)、ポートアイランド)の出展募集を開始した。〆切は11月12日13時。定数を上回る場合は抽選で決められる。

関西では4回目となるゲームマーケット。過去3回は大阪で行われていたが、今回初めて神戸での開催となる。前回のゲームマーケット2015大阪は出展が140団体、新作の国産ボードゲームが74タイトル発表され、参加者は3000人に達している。

今回の出展形式は一般ブース、中古ブース、企業ブースの3種類で、出展料は6,480円から86,400円。今回初めて、販売スペースと試遊スペースが隣接し、少人数でも販売と試遊に対応できる「一体型」と、隣接ブースとの間隔が広く、たくさんのゲームを持ち込める「中古ブース」が設けられた。

申し込み方法はゲームマーケットのホームページから参加申込フォームに記入して送付する。〆切後、事務局から通知があるので、返信に従って出展料を支払う。このほかに、カタログ原稿を12月21日まで送らなければならない。

創作ゲーム、中古ゲーム、輸入ゲーム、関連グッズ、書籍など出展するものは自由で販売もできるが、成年向け商品の販売・プレイはできない。詳しくはホームページを参照のこと。

ゲームマーケット2016神戸:出展申し込み

ドイツ年間エキスパートゲーム大賞はエキスパート向けではない

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ドイツ年間ゲーム大賞のホームページから、審査員コラム「ドイツ年間エキスパートゲーム大賞の5年」を翻訳。
Spiel des Jahres e.V.:Fünf Jahre Kennerspiel des Jahres



「ヤッター!」アレクサンダー・プフィスターは勝利の腕を挙げた。たった今、『ブルームサービス』が年間エキスパート大賞に選ばれたのだ。プフィスターの共同デザイナーであるアンドレアス・ペリカンも飛び上がって手を叩いた。ラベンスバーガーのプロダクトマネージャーであるトーマス・ツンビュールと共に、2人は歓喜の声に包まれた。
2015年7月、ベルリンの授賞式での年間エキスパートゲーム大賞の受賞者の喜びようを見れば、この賞がまだ始まったばかりなのに需要が高いことが分かるだろう。この賞を受賞することは、騎士に叙任されるようなものである。

プフィスターとペリカンの『ブルームサービス』はこれで5回目の年間エキスパートゲーム大賞となる。最初の受賞は2011年の『世界の七不思議』で、以降、『村の人生』、『アンドールの伝説』、『イスタンブール』と続く。
年間ゲーム大賞、年間キッズゲーム大賞のほかに、3つ目の賞を審査員はどうして制定したのだろうか。
過去を少し振り返ってみよう。1978年、ボードゲーム評論家8名が年間ゲーム大賞連盟を設立し、毎年大賞を授賞することにしたとき、『ミューレ』『ダーメ』『ハルマ』『チェス』以外にもボードゲームがあることを世に知らせようとしていた。毎年新作が発売されることを示し、その新作の一部は優れたクオリティーをもっており、それゆえできるだけ注目されるべきだと考えられていた。
年間ゲーム大賞の授賞は、こうした特別なゲームに高い注目を集めさせるものだった。これが成功したのは、とりわけ最初の受賞作『ウサギとハリネズミ』が、新しい賞の完璧な大使になったためである。
現代においては状況が変わっている。ボードゲームは80年代と90年代に巨大な成長を遂げ、余暇の過ごし方として定着した。毎年新しいボードゲームがリリースされることも広く知られるようになった。
そして新作は2ダースや3ダースだけではない。数百タイトルのボードゲームが毎年発売されている。年が経つにつれ市場はどんどん多様化し、ほとんどルールのないキッズゲームから、何時間もかかる戦略ゲームまで、全てのターゲットに向けてボードゲームが供給されている。

年間ゲーム大賞の受賞は、この発展によって重要でなくなったかといえば、むしろ逆である。どんどん増え続け、概観できない新作の中で、年間ゲーム大賞の授賞は指標と信頼性を提示している。年間ゲーム大賞を購入すれば、優れたゲームを入手できたという信頼がもてる。
「優れた」ものといっても多岐にわたる。カードゲーム、ダイスゲーム、配置ゲーム、パーティーゲーム、戦術ゲームなどだ。ただし年間ゲーム大賞がずっと前から対象にしていないジャンルがある。それはひとつかみのゲーム通向けの、高度に複雑なゲームである。年間ゲーム大賞の目的は、ボードゲームを文化財として家族や仲間に勧め、広げるというものである。そしてそれができるのは、みんなにとって傑作のボードゲームである。

年間ゲーム大賞と年間キッズゲーム大賞のほかに2011年、3つ目のカテゴリーとして年間エキスパートゲーム大賞が導入されたということは、それゆえ説明が必要となるだろう。というのも、年間ゲーム大賞と異なり、みんなにとってではなく、エキスパートにとっての賞だからである。
年間エキスパートゲーム大賞が導入される前のノミネートリストを見ると、年間ゲーム大賞は大股開きをしなければならなかったことが分かる。候補となったゲームの幅は、2008年は『ズライカ(マラケシュ)』から『ストーンエイジ』まで、2009年は『フィッツ』から『ドミニオン』まで、2010年は『ディクシット』から『フレスコ』までと大きい。つまり、とてもライトなものから本当に難易度の高いものまであったのである。

発売されるボードゲームがどんどん多様化していたのと同様に、ターゲット層も多様化していた。年間ゲーム大賞のターゲットである経験の少ない愛好者だけでなく、年間ゲーム大賞で経験を積み、受賞作を精力的に遊び、しかし年間ゲーム大賞の指針と信頼をさらに求めるという層も増加している。
年間ゲーム大賞が、この2つの層を同時に相手することは難しい。そしてある程度経験のある愛好者に指針を示すために、年間エキスパートゲーム大賞が創設されたのである。年間エキスパートゲーム大賞も、ボードゲームを文化財として家族や仲間に勧めるものであるが、より深いかたちである。
次に、この賞はイノベーションを促し、経済的にはあまり利益がでそうにない優れたボードゲームを発売するための刺激を与えるという狙いもある。そして結局はとりわけ、年間エキスパートゲーム大賞によって、年間ゲーム大賞はみんなのための傑作を選ぶ賞であり続けられる。

このコンセプトから明らかだが、年間エキスパートゲーム大賞は、年間ゲーム大賞と同じ普及を狙うものではない。しかしこの新しい賞は最初から成功し、市場での認知度がすぐに広がった。我々審査員はこの成功を、我々の想定が正しかった証拠と受け止めている。それは、我々が考えていたターゲット層は確かに存在すること、そしてそれは大きな層であること、彼らは年間ゲーム大賞の推薦を指針にしていること、そして我々の大賞ロゴを信頼していることである。
年間エキスパートゲーム大賞は、エキスパートのための賞ではないし、そうなりたいとも思っていない。指針となるための賞は、心からゲームを知っていて、市場を見渡すみんなのためのものである。エキスパートには何も勧める必要はない。彼らはエキスパートだからである。
だんだんと「エキスパートゲーム」という概念も定着してきている。5年前まではそうではなかったが、会話にどんどん登場するようになり、「初心者向きではないが、同時に突き出てもいない、その中間のゲーム」という分類がなされている。
これまでの受賞作が示すことは、「エキスパートゲーム」は「複雑なゲーム」「計算の必要なゲーム」「思考ゲーム」と同義ではないことだ。2013年の受賞作『アンドールの伝説』は、確かにプレイヤーに複雑な要求を迫るが、例示の多い入門ルールのおかげであまり経験のないプレイヤーでも楽しめる。2015年の受賞作『ブルームサービス』でも同じ考えである。万能薬ではなく、勇気と、直感と、運が試される。

最後にもう1つ、将来さらに別の賞が新設されるのかという質問に答えよう。
過去から分かる通り、長い目で見ればありえない話ではないが、今のところ変更の予定はない。
ドイツ年間ゲーム大賞で一番大事なことは、愛好者の指針となることである。新しい賞は、混乱を引き起こし、既存の賞の価値を損なう恐れがある。したがって新しい賞は必然性があり、明らかに既存の賞と違うものでなければならない。年間キッズゲーム大賞、年間ゲーム大賞、年間エキスパートゲーム大賞のトリオで、3つのカテゴリーをカバーしており、3つの大きなターゲット層に対応している。この構造は実証済みで、変更する理由がないのである。



このコラムから分かる通り、ドイツ語の"Kennerspiel"を「エキスパートゲーム」と訳すのは正確ではないようだ。エキスパートは、ボードゲームのことを知り尽くしており、賞などなくても自分のお気に入りのゲームを探し出すことができる。ドイツ年間エキスパートゲーム大賞は、そのようなエキスパート向けの賞ではなく、経験はあるし、ボードゲームも大好きだが、エキスパートというほど詳しくはない人向けの賞であるという。したがって"Kennerspiel"は「中級者ゲーム」というぐらいの意味であることが分かる。

ティトゥス・テンタクル(Titus Tentacle)

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目にも留まらぬタコの足

巨大タコ

エッセン・シュピールでは、デモプレイ用に大きく作られたハバ社の巨大ゲームが毎回注目を集めている。たいていはギミックの派手なゲームだ。そのギミックに加え、コスチュームを着たインストラクターが実況するので、周囲にはいつも人だかりができている。

このデモプレイには、ハバ社で今年一番の新作が選ばれるが、今年はこのゲームだった。作者はコロヴィーニ。巨大タコの足をかわして、船で宝島に向かうキッズゲームだ。

手番にはサイコロを振って、出た色のマスまで自分の船を進める。そのマスにほかの船があればその先にある同じ色のマスへ。これでうまく行けば、一振りで一気にゴールに入ることができる。

さて、サイコロでタコの目が出ると、タコを暴れさせることができる。タコを回して、攻撃したい船に照準を合わせたら、タコの頭を押す。すると周囲の穴から足が飛び出すという仕掛けだ。この足があまりに素早く飛び出してすぐ隠れるので、シャッターに収めるのが大変。目にも留まらぬタコの足に蹴られてマスから飛ばされてしまったコマはスタートに戻らなければならない。

照準を定めたつもりでも、タコの頭を押す力加減や、船の位置によって飛ばされないことがあるのはアナログの魅力。大人でも外れることが多いのだから、子供だったらなおさらだろう。それだけならいいが、間違って自分の船まで飛ばしてしまったりすると悔しい。「あっ、外れた!」

4人プレイで30分くらい。大人だけでやれば当然のように、ゴール間近にいる船がタコに狙われる。そのため、無駄にゴール前に踊り出ることを避け、ところどころにある安全地帯に待機させたり、自分の複数の船を少しずつ進めたりと慎重なプレイが多かった。やたらタコの目が出るので一瞬終わらないかと思ったが、神尾さんがトントン拍子に宝を集めて1位。

タコの頭を押すときの悲喜こもごもは、大人でも十分に楽しむことができる。

Titus Tentacle
L.コロヴィーニ/ハバ(2015年)
2~4人用/4歳以上/30~45分

金沢にゲームスペースオープン

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10月3日、金沢市松村に「ゲームスペース金沢」がオープンした。金沢駅から北鉄バス11分「市立工業高校前」下車徒歩約8分。金沢西ICから車で約10分。平日は夜のみの営業で200円(制限時間なし)、土日祝は午前からの営業で300円(3時間)。営業時間についてはホームページ参照。

北陸三県で初のボードゲーム専門スペース。店内にボードゲームが常備されており、自由に借りて遊ぶことができる。

54畳のスペースに6人掛けテーブルが8台あり、48名まで入れる広さが魅力。また地元のゲームサークルが定期的にゲーム会を開催しているので、相手にも困らない。ゲーム会の開催情報はツイッターで告知されているのでチェックしていこう。

10月31日(土)の18時頃からはハロウィンゲームパーティ、大晦日には年越しゲーム会が予定されている。

沖縄アナログゲームフリーマーケット、今後は隔月開催

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10月25日(日)、那覇市三原のボードゲームショップ「サイコロ堂」にて、沖縄アナログゲームフリーマーケットが開催される。13~19時、出品者は参加費500円、一般参加者は無料。

2014年7月に開かれ、約40名が訪れたボードゲームフリーマーケットが帰ってくる(TGiWニュース)。前回はまだ実店舗が立ち上がっていなかったサイコロ堂が今回の会場だ。お店をまだ訪れていない人はこの機会に行ってみてはいかが。

サイコロ堂では、今後も隔月でアナログゲームフリーマーケットを開催していくとしている。

Doorkeeper:沖縄アナログゲームフリーマーケット#3

2015年7〜9月のアクセス解析

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1.タモリ倶楽部で同人アナログゲーム特集 4235
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10.『宝石の煌き』携帯アプリに 1938

今四半期の一番の話題はタモリ倶楽部でした。出演した私にとっても、ボードゲーム愛好者でないたくさんの知り合いから「見た」と声をかけられ、その中には「『あるみ缶』がほしい」など具体的なゲームに興味をもつ方もいて、影響力の大きさを思い知ったところです。これをきっかけに、ボードゲームのメディア露出がもっと増えるかもしれません。

新作では『曼荼羅』、『ノイシュヴァンシュタイン城』、『ケンブルカスケード』が注目されていました。ランク外も含めると、『クー:改革』『ラー』『シノビアーツ』『ブルームサービス』『ミステリウム』などもアクセス数が高かったです。3ヶ月のページビューは389,124(1日平均4,229)、ユーザ数は70,592でした。いつもご訪問頂きありがとうございます。

ゲームマーケット2015秋:まとめて通販の出品者を募集

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同人ゲームサークルの「ペンとサイコロ」は、来月のゲームマーケット2015秋で頒布されるゲームをまとめて通販する企画「ボドゲ通販イベント 2015秋」を発表した。現在、出品する団体を募集している。10月23日まで。

今回初めて、出展者の定員を超えて抽選が行われたゲームマーケット。落選して出展できなかった団体でも出品できる機会を設けるとともに、当日参加できない方が作品を入手できるようにする。

ゲームマーケットでの出展の有無は問わず、誰でも出品できる。ゲームマーケットに参加するサークルは、ゲームマーケットと同じ頒布価格・特典にすることが条件。「ペンとサイコロ」にて購入受付と集金を一括して行い、注文数を確定。ゲームマーケット終了後に順次発送していく。手数料は売上が3000円未満の場合は無料、1万円未満で700円、1万円以上で売上の10%。申込方法などの詳細はホームページを参照のこと。

「ペンとサイコロ」は『三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい』をクラウドファンディングで出版するなど、新しい試みを打ち出している同人ゲームサークル。ゲームマーケット2015大阪でも同じ仕組みの通販を行い、5サークル8作品を41人が購入している。

なおこの企画は非公式なものであり、ゲームマーケット事務局は関わっていない。

ペンとサイコロ:「ボドゲ通販イベント 2015秋」 を開催します

『人狼ラップ』公開

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株式会社人狼は20日、パーティーゲーム『人狼』を紹介するテーマ曲『人狼ラップ』を公開した。監修・上鈴木兄弟。iTunesなどの楽曲配信サービスで配信されるほか、カラオケ「JOYSOUND」でも配信されることになっている。

『人狼ラップ』では、人狼の実際のゲームの流れを歌詞にしてルールや役職まですべて詰め込んでおり、遊んだことのない人にもゲームの雰囲気を伝える。Youtubeで公開されているミュージックビデオではプレイ風景が映し出されていて、参加者の表情を見るのも楽しい。

株式会社人狼は2012年の設立以来、人狼を使用したイベント・企業研修のプロデュース、『会話型心理ゲーム 人狼』(幻冬舎エデュケーション)の監修、フジテレビ『人狼~嘘つきは誰だ?~』や吉本の芸人を中心とした講演『ガチ人狼』アドバイザー参加など、人狼の普及活動を展開している。

クラウドファンディングでボードゲーム図書館、札幌

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カムイゲームズは現在、クラウドファンディング「READYFOR?」にて、ボードゲーム図書館の設立プロジェクトを行っている。10月29日まで、一口3000円以上、目標200万円。現在のところ、達成率は4%に留まっている。

カムイゲームズは2015年2月にオープンしたボードゲームのネットショップで、日本語版・同人ゲームなどで遊びやすい作品を扱っている。

ボードゲーム図書館はドイツに多く見られる形態で、図書のようにボードゲームを取り扱い、館内で遊べるようにしたり、貸し出したりしている。図書館に併設されている場合と、ボードゲームだけを取り扱っている場合がある。後者のタイプのボードゲーム図書館を、札幌に作ろうというプロジェクトだ。

提供される予定のサービスは、無料試遊スペース、200~500円での貸し出し、月1~2回のイベント。より幅広い層への普及を狙うとともに、絶版になるのが早いボードゲームのアーカイブ化も兼ねる。

出資者への特典としては、オリジナルロゴステッカー、オリジナルミープルストラップ、館内展示物に使用するミープルへお名前を記載、初年度の年会費免除、おすすめのドイツゲームを1点プレゼント、館内の目立つ箇所に一年間の広告掲載権、一日館長権、設立記念イベントへのご招待が出資額に応じて用意される。

READYFOR?:日本初のボードゲーム図書館を北海道でオープン!

『たまもーる』キックスターターで英語版リメイク

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梟老堂は羊飼いゲーム『たまもーる』の英語版リメイク"Wolf&Hound"を、キックスターターで開始した。11月6日まで。24ドル以上出資で製品が送られる。

『たまもーる』はゲームマーケット2014秋に発表された作品。プレイヤーは羊飼いとなり、牧場の羊を悪いオオカミから守る。牧羊犬を自分たちのチームに呼び込めるよう、うまくオオカミを相手チームに押し付ける。新作人気アンケートでは規定票数に届かなかったものの、高い評価を得た(TGiWニュース)。

プロジェクトを進めているのはNinja Star Games(アメリカ)。過去に操られ人形館の『The Majority』をキックスターターで成功させた実績がある。

今回のリメイクは英語版だが、日本語説明書も付属する。また全点イラストを描き下ろしたほか、追加ルール「お肉と骨」「休眠カード」、2~3人用ルールを追加した。

梟老堂:「Wolf & Hound」 (たまもーる 英版リメイク)

パカルのロケット(Pacal's Rocket)

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パターンを作ってピラミッド建設

宇宙船を使ってマヤのピラミッドを建設していくボードゲーム。ブルクハルトがピアトニク(オーストリア)から発売した。エッセン・シュピール会場ではこのところ、ピアトニクのブースで新作を遊んでいくというのが私たちの定番になっている。ゲーマーズゲームではないが、いつも遊び応えのあるドイツゲームが出てくるからだ。

各自、筒形の宇宙船をボード上に置いてスタート。自分の番には、宇宙船を移動して、筒の中にエネルギーチップを入れていく。宇宙船が再び移動すると、中からエネルギーチップが出てくる。こうして出てきたエネルギーチップが一定のパターン(縦横斜めなど)になっていると、そのパターンの難しさに応じた階数のピラミッドを建てられる。

ラウンドの最初にサイコロを振り、全員がその数だけ宇宙船を移動できる。一直線に移動した場合、自分の宇宙船のほかに、ほかのプレイヤーの宇宙船にもエネルギーチップを入れてよい。曲がった場合は、狙ったパターンを作りやすいが、自分の宇宙船にしかエネルギーチップを入れられない。この2択のジレンマがなかなか効いている。

宇宙船は、パターンができたエネルギーチップのいずれかに建てる。そのマスにあったほかのプレイヤーのエネルギーチップは取り除かれてしまうので、ほかのプレイヤーがどのパターンを狙っているかよく見ておかなければならない。

得点は、ピラミッドを建てたエリアから入る。各エリアで最初に建てたときと、階数で上回ったとき、そしてゲーム終了時に一番高いときに得点が入る。得点の高いエリアは競争率が激しいので、周辺部に広がるのも一手。ゲーム終了時には、周辺部にある川辺と湖の岸辺でそれぞれ階数を競い、ボーナスも入る。

5人プレイで1時間くらい。最初に中央の7点エリアの競争が激しくなったので、川辺を中心に広げることにした。川辺ではふうかさんと競合しているうちに、ほかのエリアにkarokuさんのピラミッドが広がっていく。けがわさん、神尾さんはお互いエネルギーチップをつぶしあって手が遅れ、結局karokuさんが1位。

パターン作りの早いもの勝ち合戦がエキサイティングで、またその裏をかいて周辺部に広がるなど作戦も豊富にあり、クリエイティブなゲームである。

Pacal's Rocket
G.ブルクハルト作/ピアトニク(2015年)
2~5人用/8歳以上/45分

『サイコパス人狼』発売

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スロウカーブは10月2日、アニメーション『PSYCHO-PASS サイコパス』をもとにした『PSYCHO-PASS サイコパス人狼 ゲーム』を発売した。5~16人用、13歳以上、30~60分、1,500円(税込)。

『PSYCHO-PASS サイコパス』は近未来の日本が舞台のアニメーションで、今年1月に劇場版が封切された。人間の心理状態や性格傾向を数値化する「シビュラシステム」が導入された監視社会で、厚生省管轄の警察組織「公安局」の刑事の活動と葛藤を描く。

人狼ゲームでは、シビュラ社会市民と、人狼にあたる「例外者」、さらに「監察官」「執行官」「分析官」「協力者」「局長」の役職が入り、ストーリーさながらの臨場感が楽しめる。

都内にて無差別殺傷事件が発生。しかし不思議なことに、事件現場近くの街頭スキャナーには、サイコパスが悪化した人間は記録されていなかった。おそらく犯人は、何らかの方法で犯罪係数を特定できないようにしている。そうなれば犯人の捜索は困難であり、仮に発見できたとしてもドミネーターでは執行不可能と思われた。そんな折、公安局局長・禾生壌宗から犯人の無傷での確保が命じられる。公安局刑事課一係はシビュラ社会の正しき市民と協力して、犯人を拘束しなければならない。「シビュラ社会の住人」と犯人=「例外者」たちの心理バトルが、いま始まる!!

スロウカーブはエンタメ会社で、2013年にコミック『となりの801ちゃん』の人狼イベント「オタク人狼~リア充を探せ!」を開催している。

聖書コレクション第5弾『バイブルリーグ』11月22日発売

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株式会社キリスト新聞社は11月22日のゲームマーケット2015秋にて、「聖書コレクション」シリーズの第5弾『バイブルリーグ』を発売する。デザイン・中村誠、グラフィックデザイン・TANSAN&Co.、イラスト・ましう、1~2人用、6歳以上、30分、2,500円(税別)。

舞台は聖書から球場へ。前代未聞の聖書野球ゲームだ。聖書に登場する人物の中から9人を選び、「夢の球団」を結成。それぞれの個性を生かし、作戦を練りながら攻防戦を繰り広げる。

モーセ、ダビデとゴリアトなど、旧約聖書から15人、新約聖書から15人の選手を収録。そこから選手を選び、それぞれの効果を生かせるよう打順を組む。そして1打席ごとにナンバーカードを出しあい大小と特殊能力を比べて得点していく。お互い選んだカードの読み合いによる心理戦が展開される。

しかし点数に関係なく勝敗が決まる特殊ルール「最後の審判」も。さらに今回も最強のプロモカード「イエス・キリスト(昇天)」を同梱している。

本製品に同梱される紙製の野球盤ボードを、厚手の特製ボードに替えられるクラウドファンディングを開始している。1000円以上の出資で特製ボードが送られる。目標額30万円、11月17日まで。

moon shot:聖書をモチーフとした野球ゲーム「バイブルリーグ」を応援してください。

『アルスラーン戦記 ボードゲーム 盤上演義』発売

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タカラトミーは本日、ファンタジー小説『アルスラーン戦記』のボードゲーム『アルスラーン戦記 ボードゲーム 盤上演義』を発売した。デザイン・景山太郎、2~4人用、15歳以上、30分、6,000円(税別)。

『アルスラーン戦記』は田中芳樹氏のファンタジー小説で、2013年からコミックにもなり、今年になってTVアニメ化もされている人気作品。ボードゲームはその世界観を楽しみながら、みんなで協力してステージクリアを目指す。

プレイヤーは登場するキャラクターをそれぞれ担当し、「第一次アトロパテネ会戦」「カーラーンとの戦い」「一路ペシャワールへ」「聖マヌエル城攻略」の4ステージでルシタニア兵と戦う。キャラクターによって手札枚数や特殊能力が異なり、それぞれの特性を生かし、弱点を補って敵に立ち向かわなければならない。

勝利条件と敗北条件はステージによって異なるが、敵部隊の増加を抑えて、キャラクターをゴールマスに入れることが基本となっている。毎ラウンドめくられるイベントカードで起こる不利な状況を、みんなで相談してどう打開していくかがポイントだ。

発売を記念して16日から体験会が行われている。本日は秋葉原のロール&ロールステーションと与野のフタバ図書で13~18時。それ以降の日程はホームページ参照のこと。

タカラトミー:アルスラーン戦記 ボードゲーム 盤上演義

キックスターターで2人用アブストラクトゲーム製品化プロジェクト

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LOGY GAMESは9月から1ヶ月にわたり、2人用アブストラクトゲームの製品化プロジェクトをキックスターターで行っている。25ドル以上の出資で製品版が送られる。目標額1000ドルで10月20日まで。目標額はすでに達成済。

LOGY GAMESは2人用アブストラクトの手焼きタイル製ゲームに特化した独特な路線の創作ゲームサークル。ゲームマーケットだけでなく、エッセン・シュピールにも出展している。

5月にキックスターターで行われた『スカイスクレイパーズ』という2人用アブストラクトゲームのオンライン&実プレイプロジェクトが不成立だったことから再挑戦となった。前回の目標額50,000ドルから大幅に下げ、製品版も30ドル以上から抑えて出資者を募っている。

今回のプロジェクトは、『スカイスクレイパーズ』の駒の動きを基本に考案した新作6ゲームを1パッケージのコンボBOXに仕立てたもの。戦略の異なる6つのゲームをプレイできる。

Logy Games:The Buildings

『ローリングワールド』11月21日発売

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アークライトは11月21日、林尚志氏のダイスゲーム『ローリングワールド』を発売する。イラスト・ryo@にゃも、1~8人、8歳以上、15分、2,500円。ゲームマーケット2015秋で購入できる。

2014年にOKAZU Brandから発売された『ローリング・ジャパン』(TGiWレビュー)のマップ集。日本マップ、ゲームライト社(アメリカ)から発売されるアメリカマップのほかに、ドイツ、フランスマップの計4種類が入っている。

各自6色のマス目で構成された地図をもち、7色あるダイスを袋からランダムに2個取り出して振り、そのダイスの色に対応したマスに出目の数字を書き込んでいく。「数字の差が2以上ある隣接マスを作ってはいけない」というルールで、想像力と柔軟性が試される。

人数を問わず遊べるのもメリット。たくさんの数字を書き入れて勝者になるのは誰か。『ストリームス』『クウィックス』に連なる作品で、運の要素も適度にあり、わいわい楽しめる。

マップは使い捨てのため、追加メモパッドも同時発売される。各マップ50枚ずつ入って300円(税別)。

内容物
ダイス:7個 ペン:8本 布袋:1枚 説明書:1冊
日本地図シート:1冊(50枚) アメリカ地図シート:1冊(50枚)
ドイツ地図シート:1冊(50枚) フランス地図シート:1冊(50枚)

アークライトゲームズ:ローリングワールド

クニツィアのカードゲーム『イカロス』日本語版発売

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グループSNEは10日、R.クニツィアのブラフカードゲーム『イカロス(Icarus)』を発売した。イラスト・相沢美良、3~7人用、8歳以上、15分、1,800円(税別)。

ヴィクトリーポイントゲームズ(アメリカ)から今年発売されたばかりの新作。オリジナルは2009年にコスモス社(ドイツ)から発売された『詐欺師(Hochstapler/TGiWレビュー)』で、高く飛びすぎたがために命を失った神話の英雄がテーマになっている。

使用するのは0から7の数字が書かれた7色のカード。数字によって枚数に違いがある。各ラウンドの開始時にスタートプレイヤーがカードの色を1つ選び、全員の手札にあるその色のカードの数値の合計を予想する。以降のプレイヤーは時計回りに、その数値をどんどん吊り上げていかなくてはならない。そんなに合計が高くないと思ったらチャレンジをして、全員のカードを確かめ、失敗したプレイヤーが失点する。

手番に数値の合計を予想して宣言する前に、手札を1枚交換できるのがポイントで、ブラフでみんなを混乱に陥れることができる。ダイスゲームの『ブラフ』よりも色の種類だけ選択肢が多く、またカードのカウンティングもあって、どの色でいくか、上げるかチャレンジするかのジレンマもより悩ましい。

グループSNE:イカロス

シュピール15:ホビージャパン、新作輸入リスト第1弾を発表

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ホビージャパンは11~12月に発売する輸入ゲームリストを発表した。10月のシュピールで発表された新作で、日本語ルールが付属する。

ニッポン:明治維新 (Nippon)
P.ソレダーデ&N.B.センティエイロ作、ホワッツユアゲームズ(ドイツ)、2~4人用、12歳以上、60~120分、7,400円、11月中旬。
明治期の日本は、鎖国をしていた時代から、海外に門戸を開き、西洋の文物を貪欲に取り入れ新たな国家体制を作り始めた。そして海外に使節を送り、技術者や教師を招き、鉄道網を整備し、目を見張る速度で発展を始めた。時の政府は資本の集中する4つの主な財閥を支援し、日本経済の先導者とした。そして、これら財閥の発展は日本の発展を促し、日本の命運に大きな影響力を与え始めた。
『ニッポン:明治維新』では、プレイヤーは財閥の一つとして、新たな産業を興し、影響力を広め、技術力を高め、商品を海外へ輸出したり、地方の需要を満たすことでその富を蓄積し、世界にもまれな速さでの産業革命を遂げていく。巨大財閥の始まりは、昔ながらの絹糸の生産から始まったが、すぐにそのほかの産業を取り込み複合化していき、世界経済の新たな担い手へと急速な発展を遂げた。ゲームでは、プレイヤーはどの産業分野に力を入れていくのかを選び、日本での影響力を高めていくことになる。いずれのアクションを選んでも、新たなる機会が開けることになるだろう。
エッセンの新作人気投票でも2位という注目を受けた。日本の現在の発展の礎となった時代をテーマとした、決断力が試される、ハイテンポな経済ゲームだ。

シニョーリエ(Signorie)
A.キアルヴェジオ&P.ズィッチ作、2~4人用、12歳以上、60~120分、7,400円、11月中旬。
15世紀のイタリアは、繁栄と陰謀の渦巻く地だった。混乱した政治情勢は、「シニョーリエ」と呼ばれる血縁関係による新たな支配者組織が生まれる温床となり、野望に満ちた貴族たちが台頭することとなった。そして後ろ暗い行いが長年行われたる後、彼らシニョーリエは都市の支配をし、イタリアの礎となった。そして、その物語は歴史の一幕となった。
『シニョーリエ』では、プレイヤールネッサンス期に権力をふるった一族、シニョーリエの一人となる。各ラウンドの初めに5色20個のダイスが降られ、プレイヤーは1度に1つ、ダイスを選ぶ。選んだダイスは、各プレイヤーの都市をあらわすプレイヤーボードに配置され、アクションが実行される。選んだ色により行えるアクションが決まり、その目はどれだけコストが軽減されるのかを表す。毎ラウンド、各プレイヤーは4つのアクションを実行できる。そしてラウンドの終了時、プレイヤーが選んだダイスの目の合計が13以下であれば、報酬を得ることができる。
ダイスを使ったシステムは簡潔にして斬新で、プレイヤーにさまざまな決断を迫る。常に資金は不足がちで、大きい目のダイスを選びたくなるところですが、収入のことを考えるとそうもいかない。
ダイスを使ったシステムで注目の、エッセンの新作人気投票でも同率2位と注目の、新作の経済ゲームだ。

シェイクスピア(Shakespeare)
H.リガル作、イスタリゲームズ(フランス)、1~4人用、13歳以上、プレイ人数×20分、7,000円(税別)、11月下旬。
シェイクスピア、ゲームこそまさにうってつけ! ロンドン劇場はざわめいていた。1週間後に女王陛下に新たな劇を披露し、劇団への援助を引き出さなくてはならない。あなたたちに残されたのは6日間だけ。演劇をそのあいだに完全なものへと近づけ、もっともすばらしい評価をいただいたものこそ勝者となる! さまざまな劇団員を集めて、観衆や批評家たちの評価を得るのだ。
『シェイクスピア』では、プレイヤーは劇場の支配人となり、俳優や舞台職人、宝飾職人などを集め週末の公演にむけて新たな劇を用意しなくてはならない。プレイヤーはそれぞれターン順に従って、非公開入札をして俳優や舞台職人などを雇い上げていく。自分のターンにはその職人や俳優たちに立派なセットを組み上げさせたり、豪華な衣装を用意したり、練習をさせる。これらのアクションは各キャラクターごとに異なり、例えば俳優ならリハーサル、服飾担当なら衣装を用意するなどのアクションを行うことができる。つまり、適切な団員を集め、アクションを行うことで劇の完成度を高めていくことになる。
アートワークは美しく、1人プレイも可能な、ユニークなテーマの新作だ。

マフィア・デ・クーバ (Mafia de Cuba)
N.ポンサン作、ルイ・メーム(フランス)、6~12人用、10歳以上、10~20分、4,200円(税別)、11月中旬。
1955年12月29日、ハバナ。ドン・アレサンドロが忠実なる部下との食事を終えたとき、「仕事」に捕まった。突如、レストランの事務所で電話が鳴った。マフィアのゴッドファーザーが、バティスタ大統領府に召喚されたのだ。彼は、部下に上等のシガーボックスを預けた。そして、そのシガーボックスは二重底となっており、シガーをよけ、底を外すと、そこにはダイヤモンドが隠されているのだ!
各プレイヤーはシガーボックスを取り、それを開け、以下のいずれかの選択をする。すなわち、裏切ってダイヤモンドをいくつか盗んでしまうか。忠誠を誓い「誠実な」マフィアの一員の、運転手でいるか。CIAのエージェントとしてふるまうか。
夜更けには、ゴッドファーザーはシガーボックスを再び手にしてしまう。そして、ダイヤモンドがそこに無かったら、彼は間違いなく激怒するであろう。彼は、何としてもダイヤモンドを取り返し、裏切り者にはコンクリート製の特製の靴をはかせたうえで港の水底で反省してもらわなくてはならない。部下たちによる議論と推理が終わった時、忠実なる部下の助けにより、ゴッドファーザーは盗まれたダイヤを取り返すことができるだろうか? それとも的外れな非難により忠誠を失ってしまうのだろうか、狡猾な盗人がほくそ笑むことになるのだろうか、さもなくば、CIAがこのならず者を塀の向こうに叩き込むことになるのだろうか?  
革命前のキューバのマフィアをテーマにした、スタイリッシュなアートワークの人狼系の正体隠匿・推理ゲームだ。

ガムガム・マシーン(Gum Gum Machine) S.ドラ、 R.ツァ・リンデ作、フッフ&フレンズ(ドイツ)、2~4人用、8歳以上、30分、6,000円(税別)、11月中旬。
カチャッ、ぐりん、パチッ、ポロッ! ボタンを押せ! レバーを引け! ちゃんと謎が解けたら完全なガムガムゲットだ!
『ガムガム・マシーン』は家族で楽しめるパズルゲーム。プレイヤーの目的は、幸せいっぱいなガムガムを手に入れること。ガムガム研究所では、いま見習い研究者を募集中......さぁ、履歴書を持って、いっぱいガムガムを作っちゃおう! 一番素敵なガムガムをつくるのは誰か?!
マシーンの組み合わせは自由自在、ガムガム製造マシーンを操って、いろんな色が入った最高のガムガムを製造しよう。でもガムが出てくる法則は、マシーンの並びをよく見て考えなくてはならないぞ! ピタゴラ装置っぽいマシーンを組み合わる、家族で遊べるボードゲームだ。

チケット・トゥ・ライド:イギリス(Ticket to Ride Map Collection: Volume 5 - United Kingdom & Pennsylvania)
A.R.ムーン作、デイズ・オブ・ワンダー(フランス)、2〜5人用、30~60分、5,800円(税別)、11月下旬発売。プレイするためには『チケット・トゥ・ライド』か『チケット・トゥ・ライド:ヨーロッパ』が必要。
イギリスマップとペンシルバニアマップの2面でプレイできる拡張セット。イギリスマップでは追加の機関車と「自動給炭器」や「熱圧縮器」などの技術カードが加わり、技術レベルを高めることでより速い機関車を作り、より長い路線を獲得できるようになる。
ペンシルバニアマップは、米国鉄道史の巨人であるペンシルバニア鉄道をテーマに、鉄道会社に投資して強大な鉄道網を建設することを目指す。結果投資の収支が赤字にならないようにして、ほかのプレイヤーの投資競争に勝とう。目的地カードの代わりに実際の鉄道会社を模した60枚の株式カードを使い、チケットカードで鉄道網を築き上げていく。しかも鉄道網を敷くだけではなく、各路線で最大株主になることで点数を獲得するのだ。

アビス:クラーケン拡張セット(Abyss: Kraken)
B.カタラ作、ボンビクス(フランス)、2~4人、14歳以上、45分、4,200円(税別)、12月中旬。プレイするためには『ASYSS/アビス』本体が必要。
『アビス』の第1拡張セット。カード能力のコンボや絶妙なリソースコントロールや相場感が要求される独特のプレイ感でファンが多かった『アビス』に、更なる組み合わせを提供する。基本ルールに変更はないが、新たな支援者、裏通貨ネブリセス、新たな貴族、新たな地域が加わる。

密輸人ギルドは深海の王国のさらに暗き深みにある、巨大な海魔の墓場の中心に居を構えた。この恐ろしき死者の都で、謎のクラーケンの援けを得て、密輸人ギルドの主だった者たちはネブリセスを取引していた。
ネブリセスとは、恐ろしく美しい黒真珠であり、非合法な闇通貨として海底の王国で取引されているものだ。そしてこの闇通貨は血に塗れたものでもある。ネブリセスを使えば、貴方の権力は容易に拡大できるだろう。しかし、この魔性の真珠の闇に取りつかれた者が待ち受けるのは恐るべき運命なのだ!

ラプトル(Raptor)
B.カタラ、B.フェイドゥッティ作、マタゴー(フランス)、2人用、9歳以上、25分、5,000円(税別)、11月下旬。
草むらの向こう、科学者たちはラプトル(ドロマエオサウルス科の肉食恐竜)たちの家族を観察していたが、危険を感じていた。慎重に、計画的に行動しなくては、子供を守るためなら親ラプトルは何をしでかすか分かったものではない。
『ラプトル』では、プレイヤーは恐竜の群れか科学者の調査隊のどちらかを受け持ち、それぞれの目的を果たそうとする。ゲームはカードを同時にプレイして値の低いほうがそのアクション(科学者側は発砲や、ジープでの移動、恐竜側は草むらに隠れる、科学者を脅す)を行うが、その代わりにその数値差が対戦相手の移動/攻撃力となる。
いずれの側にせよ、必要となるのは戦略眼と計画性。毎回ボードを組み替えてプレイでき、ルールもシンプルなので繰り返し遊びたくなる非対称対戦型の手軽なボードゲームだ。

ゾンビvsチアリーダー(Zombies vs Cheerleaders)
R.トケ作、マタゴー(フランス)、2人用、10歳以上、20分、2,800円(税別)、11月下旬。
科学部の学生が過ちを犯し、大学構内はゾンビたちが群れる地獄と化した! しかし、希望は残されている。机や椅子やロッカーでこしえた急造のバリケードに隠れた6人の勇敢なチアリーダーたちが、ヘアスプレーの火炎放射器やパンティーのスリングショットを携えて死者たちの群れに果敢に挑む。
同タイトルのアメコミをまさかのボードゲーム化。プレイヤーはゾンビ陣営とチアリーダー陣営に分かれてプレイする。チアリーダー側は、ゾンビをすべて破壊しなければならないが、ゾンビ側はチアリーダーを1人でも食べることができれば勝利する。ゾンビマニアなら納得のシチュエーションもバカバカしく楽しい、非対称型の対戦型カードゲームだ。

シュピール15:参加者162,000人で新記録

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10月7日から4日間、ドイツ・エッセンにて行われたボードゲームメッセ「シュピール」は、昨年の16万人を超える16万2000人が参加し、参加者記録を更新した。

昨年から、展示ホール面積は9%増の63,000㎡、出展者は78増の910団体(41か国)、新作は150タイトル増の1000タイトルと、いずれも過去最高に達した。初日から多くの参加者が詰めかけ、20分早く開場しなければならないほど。また土曜日に行われたカタンのギネス記録挑戦には25か国から1,040人が参加するなど、記録づくめの年となった。

ドイツ・ボードゲーム出版社協会のH.フッター代表は次のように述べる。「シュピール15は大きな成功を収めました。全ての出版社の多方面のアクションにより参加者は楽しみ、各ブースの行列は各出版社の面白い新作への大きな期待を示しています。出店社から購入・注文しようと熱気に包まれました。ボードゲームを好きになり、欲しがる人はどんどん増えています。これから数週間は、メッセで展示されたボードゲームがきっと愛好者やショップで大きな話題となり、もっとたくさんの人がボードゲームで素晴らしいひと時を過ごすことになるでしょう。当日参加した何百人ものデザイナーにより、メッセの期間中に展示された試作品は、このジャンルがいかに創造的かを示し、2016年がまた素晴らしい年になることを約束してくれるでしょう。」

次回のシュピール'16は2016年10月13日(木)から16日(日)まで。

第10回カルカソンヌ世界選手権、望月隆史氏準優勝

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10月11日、ドイツのエッセンで行われているメッセ「シュピール」にて、第10回カルカソンヌ世界選手権が開催され、昨年世界チャンピオンの望月隆史氏が準優勝に輝いた。

世界31カ国の代表と、昨年のチャンピオンが参加。日本からは今年の日本選手権優勝者である根岸丈氏と、昨年のチャンピオンとして望月隆史氏の2人が参加した。日本選手権と同様に2人対戦で予選を6ゲーム行い、勝ち数で上位4人が準決勝に進出するレギュレーションである。

予選を通過したのは日本、ギリシャ、オランダ、ブラジル代表という顔ぶれ。望月氏は第9回、ギリシャ代表のP.リツァルドプロス氏は第8回、オランダ代表のE.ブルテン氏は第6回に優勝しており、4人中3人が世界チャンピオンという顔ぶれとなった。

望月氏は予選を2位で通過し、準決勝ではブラジル代表を破って決勝に進出した。決勝は昨年と同じくP.リツァルドプロス氏との対決となり、101対97と僅差で敗れた。根岸丈氏は残念ながら予選敗退。

会場では、もはや定番となったカルカソンヌデザインの着物姿をまとったメビウスママさんをはじめ、多くの日本人が集まり、声援を送っていた。

シュピール'15:スカウトアクション

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ボードゲーム専門誌『フェアプレイ』は、ドイツのボードゲームメッセ「シュピール」で発表された新作の人気投票「スカウトアクション(Scoutaktion)」を現地で行い、結果を発表した。この投票は重複投票を避けるため記名式で行われ、1~5の5段階で評価する(1が最高)。結果は以下の通り。

1位はスペインを舞台にした農場経営ゲーム『ラ・グランハ』。昨年シュピールヴォルクス社(ドイツ)より発売されたが、少部数だったため今年PD出版(ドイツ)が一般発売した。2位はエッガートゲームズの『モンバサ』、ホワッツ・ユア・ゲームズ(ドイツ)の『ニッポン』と『シニョーリエ』が並び、3位にはルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)の『世界の七不思議:対決』、クレイニオ・クリエーションズ(イタリア)の『カウンシル・オブ・ザ・フォース』、ルックアウトシュピーレ(ドイツ)の『グランドオーストリアホテル』が入っている。今回は小数第1位までで順位を付けているため、同じ順位に多数のゲームが並ぶ。

また規定票数には届かなかったが評価の高かったものとして、『ブルターニュ(Bretagne、プラセンティア)』、『古くて暗いもの(Alte Dunkle Dinge、フォイヤーラント)』、『2つの街の間で(Between Two Cities、ストーンマイヤーゲームズ)』、『血の宿屋(パールゲームズ)』、『アンドールの伝説:チャダ&トルン(コスモス)』、『リールの召使(Haspelknecht、ホワイトゴブリン)』、『オクトダイス(ペガサスシュピーレ)』、『パンデミック:完全治療(ズィーマンゲームズ)』、『クウィント(Qwinto、ニュルンベルガーシュピールカルテン)』、『浪費家クラブ(チェコゲームズ出版)』、『タイド・オブ・タイム(Tides of Time、ペガサスシュピーレ)』、『タイムストーリーズ(Time Stories、スペースカウボーイズ)』が挙げられている。

【フェアプレイ・スカウトアクション】(40票以上)
1位:ラ・グランハ(La Granja/PD出版)1.9
2位:モンバサ(Mombasa/エッガートシュピーレ)2.0
2位:ニッポン(Nippon/ホワッツユアゲーム?)2.0
2位:シニョーリエ(Signorie/ホワッツユアゲーム?)2.0
3位:世界の七不思議:対決(7 Wonders: Duel/ルポ・プロドゥクシオン)2.1
3位:カウンシル・オブ・ザ・フォー(Council of the Fourtho/クレイニオ・クリエーションズ)2.1
3位:グランド・オーストリア・ホテル(Grand Austria Hotel/ルックアウトシュピーレ)2.1
4位:コードネーム(Codenames/チェコゲームズ出版)2.2
4位:スカイアイランド(Isle of Skye/ルックアウトシュピーレ)2.2
4位:ミステリウム(Mysterium/リベル)2.2
4位:シェイクスピア(Shakespere/イスタリゲームズ)2.2
5位:ディスカバリーズ(Discoveries/ルドノート)2.3
5位:私の村の人生(My Village/エッガートシュピーレ)2.3
6位:セレスティア(Celestia/ブラックロック出版)2.4

Fairplay Online:Aktuelle Scoutergebnisse von der Spiel '15

シュピール15:『カタン』1040人プレイで世界新記録

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10月10日、ドイツ・エッセンで行われている「シュピール」会場にて、『カタン』のギネス挑戦イベント「カタン・ビッグゲーム」が行われ、1,040名が参加し、世界新記録を塗り替えた。

『カタン』の同時プレイはボードを連結し、それぞれのボードに2人ずつ向い合って座り、それぞれ交互に手番を行う特殊ルール。ダイスの出目は全員共通で、中央のスクリーンに映し出される。都市は9軒もあり、となりのボードや相手の陣地に開拓地を建てるとボーナスもあって、25点先取でゲーム終了となる。

これまでの世界記録は2013年にアメリカ・インディアナポリスの「ジェンコン」で記録された922名。今年も7月に「ジェンコン」で世界記録挑戦が行われたが、失敗に終わっていた。

「シュピール」は16万人が参加する世界最大のボードゲームメッセで、しかもこのイベントのためにホールを1つ開放。参加費は1人7~13ユーロだったが、前売券は早期に売り切れ。当日は日本人も参加し、2時間にわたる熱戦を繰り広げた。世界新記録の報が伝えられると、会場から大きな拍手が起こっていた。

Catan:Catan - Big Game

シュピール15:会場で遊んだゲーム

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シュピール会場ではどのブースでも体験テーブルがあり、ルール説明付きで遊ぶことができる。ゲーマーズゲームは帰国してからじっくり遊べるので、ギミック重視でプレイ時間5~10分くらいのライトなゲームを中心に遊んだ。このようなゲームはゲーマーが遊ばず、また回転も早いため、すぐ遊ぶことができる。時間は説明込みでトータル2時間もかかっていないが、たっぷり遊んだ気持ちになれた。

ビフ・バフ(Biff Baff)
最初に入り浸ったのがオランダのおもちゃ会社ゴライアス(Goliath)のブース。このゲームは、中央の円盤にチップを置いて、そのチップの順番にアクションをする。箱を両手でたたく→箱を片手でたたく→拍手→指パッチン→バンザイ・・・というようにチップが並ぶので、その通りに全員で合わせてアクションを行う。これを繰り返していき、間違った人は抜けて、最後に残った人が得点となる。簡単そうに見えて、『ウィー・ウィル・ロック・ユー(リズム&ボール)』のようにだんだんスピードアップするので、意外に難しい。動きも激しくなるので、終わるころには汗をかくほどだった。

スーパーサンドマン(Super Sandman)
同じくゴライアスの作品。触れても手が汚れないキネティックサンドを使ったゲームで、カードをプレイして自分のコマを向かい側まで進めることを目指す。長靴カードで進むことができるが、レンガや水で相手の進路を妨害したり、その上に橋を渡して通ったりできる。大人が遊べば当然、激しい足の引っ張り合いになるわけで、私のゴール前など、レンガだらけで通行不可能になってしまっていた。karokuさんが最後にレンガを踏み潰すカードで華麗にゴール。

空飛ぶじゅうたん(Fliegender Teppich)
同じくゴライアス。磁石の力で宙に浮いているじゅうたんの上に、ランプやら宝箱やらを載せていき、落ちたら負けというゲーム。ちょっとの振動でも落ちるので、丁寧に載せなければならない。手が震えた。

カエルだまし(Fopp den Frosch)
こちらもゴライアス。自動で何秒間か目を開けるカエルメガネを使って、虫をどの色のカエルが食べたか当てるゲーム。見えていない間にささっと隠すのだが、それを音や気配で推理する。カエルメガネをかけた顔がおかしい。

誰が屁をした?(Wer pupst?!)
こちらもゴライアス。ボタンを隠しもち、ランダムに指定された人がボタンを押すと屁の音がする。その指定された人は誰なのかを、顔色で当てるゲーム。ゲーマーがやるとみんなポーカーフェイスすぎて当てられないが、年頃の方が遊ぶと顔が真っ赤になったりして分かるのだろうか。

リングス・アップ!(Rings Up!)
ライトなパーティーゲームを得意とするブルーオレンジゲームズ。カードに指定された順番でリングを指に入れるゲーム。アミーゴの『ハリガリ・リング』と比べるとリングが伸びない分、ひねりが少ない。

オイレカ博士(Dr. Eureka)
同じくブルーオレンジゲームズで、作者はフラガ。カードに指定された通りに、試験管の中にあるボールの順序を入れ替えるゲーム。『ハノイの塔』パズルの要領だが、ボールを直接触れてはいけないため、試験管からうまく転がり落ちるように調整する器用さが問われる。

ゲス・ホワット?(Guess What?)
親が言ったお題に合うと思うイラストを選び、親と一致していたら得点になるゲーム。ふうかさんのお題「ボードゲーム」は、どのイラストもそう見えてきて難しかった。

リズム&プレイ(Rythm'n'Play)
フランスのファシリイ・ジュー社。ドレミファソラシのカードを上向または下向に出していき、誰も出せないまま1周したら得点になるカードゲーム。一番下(上)まで行ってほくそえんでいたら逆向きになって延長したり。神尾さんがごっそり集めてトップ。

ザ・タワー(The Tower)
イタリアのクレイニオ・クリエーション社。ビルの窓から指を入れて、自分のコマを一番下の階まで落とすアクションゲーム。どの窓から指を入れても良く、ほかの人と指が触れ合いまくる。とはいえ、砂時計が落ちるまでの制限時間があってみんな必死なので、指先が触れ合うのにドキドキしている暇はない。むしろ、相手の指を押しのけたりして激しい攻防が繰り広げられる。

空飛ぶキウイ(Flying Kiwis)
ドイツのフッフ&フレンズ社。ゴムひもで飛ばすカタパルトでキウイタイルを中央に飛ばして、2×2ができたら勝ちというゲーム。同時プレイなのでどんどんタイルが飛んできて、終わったと思ったら、上書きされていたなんてこともしばしば。ほかの人が箱の外に飛ばす中、ゴムひもを引く加減がうまく呑み込めて勝利。

スペイン年間ゲーム大賞2015に『コルト・エクスプレス』

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スペイン年間ゲーム大賞(Juego del Ano)選考委員会は、今月2日から3日間、コルドバで行われた第10回国際ボードゲーム祭にて、スペイン年間ゲーム大賞を発表した。9月に発表されていた5タイトルのファイナリストから、フランスの西部劇ゲーム『コルト・エクスプレス』が大賞に選ばれた。

スペイン年間ゲーム大賞は今年で10回目。過去には『ジャイプル』『アンドールの伝説』『ファウナ』『ディクシット』『アグリコラ』などが受賞している。昨年の『ジャイプル』に引き続き、今年も比較的ライトな作品が選ばれた。『コルト・エクスプレス』は走る列車の中でガンマンがお宝を奪い合うゲーム。ルドノート社(フランス)から発売され、ドイツ年間ゲーム大賞も受賞している。

ファイナリストには、ドイツでも高く評価されている日本発のダイスゲーム『街コロ』も選ばれた。そのほかの作品は全てリメイクものであるだけに、目新しさが際立っている。

【スペイン年間ゲーム大賞2015】
大賞
コルト・エクスプレス(Colt Express/C.レンボー)
ファイナリスト
・街コロ(Ciudad Machi Koro/菅沼正夫)
・エルグランデ第2版(El Grande/W.クラマー&M.キースリング)
・クシディット王国記(Lords of Xidit/R.ボネッセ)
・マニラ(Manila/F.B.デロンシュ)
(括弧内はスペイン国内の流通タイトルとデザイナー名)

Premio JdA 2015: Colt Express

シュピール15:ヤポンブランド・ミニマルゲームズ

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日本から出展して10年目となるヤポンブランド。それはシュピール会場内に、ゲームマーケットが出張してきているようだった。

ヤポンブランドは日本でボードゲームを製作している企業・サークルが合同で出展している企画で、毎年数多くの作品を欧米に持ち込んでいる。回数を重ねるたびに経験値と知名度を上げており、初日の開場後は多くの愛好者が行列を作った。「最後尾はこちら!」ゲームマーケットでもおなじみのあの列である。

今回は雨ということもあって、開場時間が早まったが、決まりで10時になるまでは販売できない。そこで約100人ほどが行列を作ることになった。

並んでいる人に話を聞いてみると、ドイツだけでなくオランダ、イギリス、アイルランドからも来ていた。1番に並んでいた人は8時くらいに会場に着いたという。お目当てを聞くと『ひつじとどろぼう』『フラム・ルルイエ』『タイムボム』『エイト・エピックス』『ガラクタオークション』などが挙がってきた(持ち込み数が少なく、予約時点で売り切れとなってしまった『バンパイアレーダー』を買いたかったという方も多数)。どれを買うかは、総合データベースサイト「ボードゲームギーク」で情報をチェックして、自分の好みで決めてくるようだ。

ヤポンブランドではあらかじめ注文票を渡しておいて、チェックを付けたものを販売するというかたちで時間短縮に努めていたが、予約受け取りもあり、次々に人が訪れるため、行列は午後までなくならなかった。たくさんのスタッフがいたが、みなさんてんてこ舞い。売り切れも徐々に出ているようだ。

「続きを読む」から今年出展されている作品を見ることができる。ゲームマーケット2015春に出展された作品だけでなく、来月の2015秋に出展される作品もすでにお目見えし、日本からも熱い視線が注がれている。

Japon Brand / Minimal Games

アラカルトカードゲーム賞2015に『街コロ』

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ドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』は本日、ホームページにてアラカルト・カードゲーム賞2015を発表した。識者の投票によって『街コロ』が1位に選ばれた。『街コロ』はこれでドイツ年間ゲーム大賞ノミネート、ドイツゲーム賞8位と並んで3つの賞に入賞した。

『街コロ』は2012年にグランディングから発売された日本の作品。サイコロを振って収入を得、そのお金で建物を買って街を広げていく。ドイツ語版は2014年、コスモス社から発売された。

今回はシュピールの会期中に発表が行われ、デザイナーの菅沼正夫氏に代わってヤポンブランドの健部伸明氏がフェアプレイのブースで賞状を受け取った。

2位には同じくドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『ザ・ゲーム』。日本人デザイナーの林尚志氏による『セイルトゥインディア』が4位入った。日本人作品が2タイトル入ったのは初。

【アラカルトカードゲーム賞2015】
1位:街コロ(Machi Koro / 菅沼正夫 / コスモス)
2位:ザ・ゲーム(The Game / S.ベンドルフ / ニュルンベルガー)
3位:ビースティー・バー(Beasty Bar / S.クロース / ツォッホ)
4位:セイルトゥインディア(Auf Nach Indiean / 林尚志 / ペガサス)
5位:エボリューション(Evolution / D.クラプチェットほか / シュミット)
6位:ウーゴ!(Ugo! / T.ヤンセンほか / シュミット)
7位:バッドバニー(Bad Bunnies / J.ゼメ / シュミット)
8位:グリード(Greed / D.ヴァッカリーノ / クイーンゲームズ)
9位:狩人と斥候(Jäger + Späher / G.ヘヒト / コスモス)
10位:悪魔の針(Stichling / R.ツァリンデ / ラベンスバーガー)

Fairplay Online:À la Carte Preis 2015: Machi Koro
TGiWレビュー:街コロ

シュピール15:開幕

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10月8日(木)、ドイツ北部のエッセンにて、ボードゲームメッセ「シュピール(Spiel)」が開催される。期間は日曜日までの4日間で、16万人の参加を見込む。

33回目を迎え、ボードゲーム・カードゲームのメッセとしては世界最大のイベント。ネットゲーム全盛の現代において、その規模は年々膨れ上がっている。今年から会場を広げ、展示面積は昨年の58,000㎡から63,000㎡に増加。出店者数も832団体から910団体に増えている。そのうち6割がドイツ以外の41か国からの出展で、国際色はいよいよ増している。また、出展される新作は1000タイトル以上に及ぶ。

ドイツのボードゲーム出版社協会の発表によると、「ボードゲーム・パズル」は今年8ヶ月の売り上げが昨年の同時期より8.4%の増。特にファミリーゲームの売り上げが好調で、12.6%の増となっているという。ドイツ国内の各地で行われる定期的なゲーム会やイベントが増えており、新作を遊ぶ機会につながっているとみる。

開幕に先立って水曜日に行われたプレスカンファレンスでは、『カタン』が発売20周年を迎えたのに因み、作者のクラウス・トイバーと、その子供のベンヤミン・トイバーが壇上でインタビューに応じた。会期中には『カタン』の同時プレイ人数でギネス記録に挑戦するイベントも行われる。

夜の部では先月発表されたドイツゲーム賞(Deutcher Spiele Preis)の授賞式が行われ、1位になった『マルコポーロの足あと』のデザイナーであるD.タスキー二氏とS.ルキアーニ氏らが登壇した。8位に入賞した『街コロ』は、作者の菅沼正夫氏に代わってヤポンブランドの健部伸明氏が登壇し、賞状を受け取った。

シュピール15:クイーンゲームズ

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リグリア(Liguria)
A.ズッキーニ作、2~4人用、12歳以上、60分。
プレイヤーは商人となってイタリアのリグリア海を渡り、美しくてエキゾチックな顔料を発見します。交易、征服、外交を行って、名声ポイントを稼ぎます。ビショップとの契約を履行すれば大儲けできます。いろいろな港で特殊な顔料を全て集め、自分の大聖堂に持ち帰りましょう。
『フレスコ』の前日譚となるゲームで、美しいフレスコ画を描くための顔料がいかにしてリグリア海沿岸の都市にもたらされたかが明らかになります。

トレジャーハンター(Treasure Hunter)
R.ガーフィールド作、2~6人用、8歳以上、20~35分。
5ラウンドのうちにできるだけ価値の高い財宝とお金を手に入れるスピーディーなゲームです。偽物に気を付けて、チームをドラフトで編成します。各ラウンドに手に入る財宝は2つしかありません。
はじめに財宝をゲームボードに置きます。それから全員が9枚のカードを1枚ずつドラフトして、トレジャーハンターのチームを作ります。ドラフトでカードが回るので、ほかのプレイヤーがどのカードをもっているかも少し分かります。
その後で全員、手札からカードをプレイしなければなりません。2つの財宝が欲しくても欲しくなくても。

このほかに、エスケープ拡張3:トラップ(Escape: Erweiterung 3 - Traps) 、エスケープ・ゾンビシティ拡張:生き残った者の年代記(Escape: Zombie City - The Survivor Chronicles) も発売予定です。

『赤ずきんは眠らない』11月14日一般発売

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スイッチゲームズは11月14日、日本のブラフゲーム『赤ずきんは眠らない(Eat me, If You Can)』を一般発売する。佐藤純一(Junias)作、イラスト・152°、3~6人用、6歳以上、20分、2,000円(税別)。

オリジナルは2012年のゲームマーケットで薫風から発売された作品。ヤポンブランドを通じて海外に紹介され、英語、フランス語、中国語、ロシア語、オランダ語版が発売されている。

赤ずきん、おやぶた、こぶた、そして狼役に分かれ、狼は誰を襲うか、ほかのキャラクターは狼に備えるか眠るかを選ぶ。狼に襲われずに眠れたら得点だが、襲われると得点を取られてしまう。キャラクターによって得点が異なり、狼がどれを狙うかで心理的な駆け引きがある。

今回のリメイクでは、大きくて遊びやすいカードや、見た目に楽しいハート形のトークン、分かりやすいルール解説コミックなど、コンポーネントにこだわった内容で、ゲームの時間を盛り上げる。

スイッチゲームズは日本人ゲームデザイナーの作品を世の中に送り出すことを目的に立ち上げられたアークライトのボードゲームブランド名。カナイセイジ氏の『Gods' Gambit ~神々の一手~』、川崎晋氏の『クイズいいセン行きまSHOW』に続き3タイトル目となる。

内容物
キャラクターカード:6枚
おうちタイル::6枚
進行早見表:6枚
得点トークン(丸型):24個
得点トークン(ハート型):6個
遊び方説明書:1冊

シュピール15:ルポ・プロドゥクシオン

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世界の七不思議:対決(7 Wonders: Duel)
A.ボザ&B.カタラ作、2人用、10歳以上、30分。
名作『世界の七不思議』を2人専用にアレンジしました。3時代にわたってカードを入手し、資源を用意して軍事や科学を進歩させ、文明を発展させてワンダーを完成させるという流れは同じです。違うところは、カードドラフトではなく、場札からカードを引きます。カードは表裏になって重なっており、一番上のカードしか引けません。タイミングが合えば2枚目のカードをすぐ引くこともできます。引いたカードは建設か、3金か、ワンダーの建設に使います。
両プレイヤーは4つのワンダーカードを持っており、建設すれば特殊能力が得られます。ワンダーは合計で7つしか建てられないため、早いもの勝ちです。
資源はいつでも銀行から購入できるほか、将来の建設で資源を供給するカードも有ります。資源を入手すると、同じ資源の入手コストが上がるため、これも先に取ったほうが有利になります。
勝利条件は3つあります。軍事カードを取るたびに軍事マーカーを相手の首都に進めて、相手の首都にたどり着いたら勝利です。また、6種類の科学シンボルを集めても勝ちます。それで決まらなかった場合は、ゲーム終了時に得点勝負となります。

シュピール15:パールゲームズ

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血の宿屋(The Bloody Inn)
N.ロベール作、1~4人用、14歳以上、60分。
1831年フランス。アルデシュ県の端、ペイルベイユの村はたくさんの旅人が通っていきます。欲張りな田舎の農家の一族がこれを利用して、悪魔のような策略を練りました。それは宿屋を作り、そこで旅人から強奪して、警察の疑いをかけられないように金持ちになるという計画でした。その計画がうまくいくかどうかに関わらず、確かなことがあります。全ての客が宿屋から生きて出てこられるわけではないということです。
プレイヤーはライバル同士の宿屋の主人となり、富を築きます。残念なことに、倫理観があると客から強奪できません。ただしそれも彼らが生きているうちの話。殺人に対しては、幸いなことに良心の呵責はありません。もちろん、遺体はどこにでも捨てておけるわけではありません。遺体を隠すのは大変な仕事ですし、警察もやってきます。客の中から、共犯者を雇うこともあるかもしれませんが、費用がかかります。
毎ラウンド、夕方に客カードを引いて自分の宿屋に置きます。そして夜にはその客を殺害したり、遺体を埋めたりといったアクションを行います。遺体を埋めたときに収入が入ります。朝になると警察の捜査が入り、殺されなかった客が宿代を払って出発します。こうして客カードの山札が2回なくなったらゲーム終了で、お金を最も多く稼いだプレイヤーが勝者となります。

アンケート:不可解なルール

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Q100:ルールブックが理解できず遊べなかったことが・・・

A.何度もある 41票(25%)
B.たまにある 89票(54%)
C.ない 36票(22%)

11月のゲームマーケットも近づく中、8月に当サイトのエントリー「ルールライティングのチェックポイント」には大きな反響がありました。ルールライティング経験のあるI was gameさん(ボードゲームのルールを書くための5つの tips)、The Game Galleryさん(ルールライティング時のチェック項目)でもより詳しいアドバイスが掲載され、制作者は参考になったのではないかと思います。

アンケートは、読む方の立場から、ルールブックが理解できなかったことはどれくらいあるかお訊きしました。それによると、8割の方が遊べなかった経験をお持ちだということが分かりました。何度もあるという方は4人に1人になります。折角買ったのに遊べないというのは悲劇的なことだと思います。

『ゲーム探検隊』(草場純、2007年)では、「正しいルール」にたどり着くための方法として4つの立場が挙げられています。私もルールの解釈に迷ったとき、参考にしています(特に合理主義と功利主義)。細かい部分が分からないだけだったら投げ出してしまわず、自分なりの解釈で遊んでみてはいかがでしょうか。

  1. 現地主義
    作者・実際に遊んでいる人に教えてもらう
  2. 合理主義
    ほかの部分との整合性から推定する
  3. 功利主義
    面白くなりそうなほうを採用する
  4. 文献主義
    文字通りにやってみる

10月のアンケートは、日本語版ボードゲームの日本語ロゴについてです。日本語のロゴは、普段遊ばない人がゲームを手に取るには不可欠なものでありますが、ボックスアートのデザインを著しく損なうという意見もあります。キッズゲームでは輸入玩具であることを強調するために、あえて日本語ロゴを入れないでほしいという要望もあるそうです。みなさんがお好みのレイアウトはどれか、お答え下さい。

シュピール15:イスタリゲームズ

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シェークスピア(Shakespeare)
H.リガル作、1~4人用、13歳以上、20~90分。
ロンドンの劇場は騒然としています。ある週に、女王が新しい演目を見に来て、劇団の後援を約束したからです。大胆な演劇で聴衆の心を掴んできた若い作家たちにとっては一生に一度のチャンス。でもこんな短期間で傑作を作ることができるでしょうか? この厳しい問題に答えられた人が、歴史に名を連ねるのです。
プレイヤーは劇場支配人となって役者、衣装係、舞台係、アシスタント、装飾係などを集め週末の上演に必要な物を手に入れます。6日の間、毎日1人ずつ新しいキャラクターを雇い、リハーサルなど、各キャラクターのアクションを行います。あまり働かせすぎると次の日に働けなくなってしまうので注意しましょう。
最後に役者に給料を支払いますが、支払えないと評判が落ちて名声を失います。最後に名声ポイントの最も大きなプレイヤーが勝利します。

日本ボードゲーム大賞2015:対象作品の情報を募集

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NPO法人ゆうもあは、今年の日本ボードゲーム大賞で投票の対象となるゲームリストを作成するため、情報を集めている。国内で発売されるボードゲームが年々増加している中、制作者や販売者からの情報で過不足のないリスト作成を目指す。

投票の対象となるのは「国産」「日本語版」「訳付き輸入版・多言語版」「同人ゲーム」のいずれかで、昨年10月から今年9月の間に日本国内で新しく発売されたもの。拡張・リメイク・シリーズ(同一システム)・伝統ゲームと同じ内容・パズル・知育玩具・キャラクター商品・過去の受賞作品・過去の投票対象作品を除く。また実店舗2店以上での販売実績があるものに限られる。

昨年から新設された「同人ゲーム」カテゴリーでは、該当期間内に開催されたゲームマーケット(2014秋・2015大阪・2015春)のいずれかで販売実績があるものが対象となる。

デザイナー、イラストレーター、発行元・発売元、卸・流通業者、販売店からの情報を受け付ける。下記のリンクにあるフォームから10月7日まで。寄せられた情報を元に仮リストを公開し、11月まで修正を受け付けて本リストを決定することになっている。

ゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2015 投票対象ゲームリスト作成のご協力のお願い

『タンクハンター:コマンダー』11月9日発売

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タンクハンター:コマンダーアークライトは11月9日、戦車戦カードゲーム『タンクハンター(第2版)』の第3弾『タンクハンター:コマンダー』を発売する。吉澤淳郎作、2~8人用、12歳以上、10~45分、3,000円(税別)。『タンクハンター』『イェーガー』とは組み合わせても、単独でもプレイできる。

判定にダイスを使った戦車ゲームのシリーズ第3弾。新規ユニットカード・イベントカードを合計200枚追加した独立型拡張セットだ。1台1台が実際の戦車性能をもとにカードデータ化されており、ダイスを一振りで敵戦車を吹き飛ばし、戦果にしていく。今回は新しい要素「コマンダーカード」が追加され、プレイヤーの右腕となる現場指揮官が登場する。有能な彼らの能力を利用し、指揮下の部隊を誰よりも上手く使って、勝利を目指そう。

50種類以上の戦車が登場し、200枚以上のカードが同梱されている。4月に発売された『タンクハンター:イェーガー』と同じ規模で、より深く遊ぶことができる。

アークライトゲームズ:タンクハンター第2版

シュピール15:ツォッホ出版

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ニトロ・グリセリン(Nitro Glyxerol)
L.ボルサ、A.マイニーニ作、2~4人用、7歳以上、20分。
アクションいっぱいのファミリーゲームで、手先の器用さよりもタイミングが重要になります。各プレイヤーはカラーキューブの入ったフラスコをもち、カードをめくってキューブの順番を決めたら同時にスタートします。フラスコを振り、カラーキューブを決められた順序でフラスコの口に移動させなければなりません。全部揃っていなくても色ごとに得点になるため、早めに止めて勝つ方法もあります。

8×28(8*28)
M.ヒルトル、D.L.ホイト、C.モーガン作、2~6人用、8歳以上、20~30分。
各プレイヤーはカードを1枚ずつ受け取り、裏にして自分の前に出します。カードは1~11の数字が書いてあります。ここに1枚ずつカードを追加することができます。誰も追加しないことになったら、全員のカードを表にして合計します。この合計が8と28に最も近い(ただし超えてはいけません)プレイヤーが、勝利点を得ます。勝利点は、カードを引く枚数が多いほど増えますが、それだけ超えるリスクも高まります。

ビースティバー:街に新しい動物がやって来た(Beasty Bar - New Beasts in Town)
S.クロース、A.オッポルツァー作、2~4人用、8歳以上、20分。
昨年発売された『ビースティバー』の続編で、単独で遊ぶことも組み合わせて遊ぶこともできます。列の中で1番数字の高い動物と入れ替わるサイ、奇数か偶数の動物が続く限り先を越せるダチョウ、弱い順に並べ替えるイヌなど、独特な特殊能力をもった動物が例のバーの入り口に並びます。

ヘックメック:追加の虫(Heckmeck Extrawurm)
R.クニツィア作、2~7人用、8歳以上、20~30分。
ロングセラーのダイスゲーム『ヘックメック』の拡張セット。4つの木製コマ、スペシャルダイス1個、新しいポーション2個、7つの虫チップが入っています。ボーナスの木製コマはポーション集めると手に入り、特殊効果をもっています。

シュピール15:dlpゲームズ

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オルレアン:侵略(Orléans Invasion)
R.シュトックハウゼン&ブラント夫妻作、1~5人用、12歳以上、90~120分。
ドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされ、日本語版も発売されたボードゲームの拡張セット。6つのシナリオ、新しい建物、新しいイベントカードが入っています。
「侵略」シナリオではプレイヤーが協力して軍備を行い、侵略者からオルレアンの街を守るべく、穀物倉庫を満たし、街の城壁を強化し、国境を警備します。その上に各自が別々の課題を満たさなければなりません。さらに、放火犯人やネズミなど、さまざまなイベントにも対処する必要があります。
ほかの5つのシナリオは、基本的な拡張を入れた「繁栄」、2人用で4つの課題を先に解決することを競う「対決」、そして毎ラウンド課題を解決しなければならないソロシナリオが3つです。
2~4人用だった基本セットから人数の幅が広がり、よりプレイする機会が増えるでしょう。

『ラブライブ!:ファン獲得♡スクールアイドル大作戦!』予約開始

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KADOKAWAは、TVアニメをテーマにしたボードゲーム『ラブライブ!:ファン獲得♡スクールアイドル大作戦!』を製作することを発表し、オンラインストアでの予約受付を開始した。デザイン・芝村裕吏、2~4人用、3,800円(税別)。1月発売予定。

TVアニメ『ラブライブ!』1期と2期の世界観をもとに作られたボードゲーム。アニメのイベントに沿った出来事がボードゲーム上で再現され、プレイヤーは最大3人のアイドルユニットを組んでスクールアイドル活動を行い、獲得したファンの数を競い合う。

『ラブライブ!』の場面写真を使用したカードは80枚。カードの効果はアニメ内の出来事に沿っており、またライブ会場をイメージしたスコアシートなど、ファンにはたまらないデザインとなっている。

発売は年明けの予定だが、その前に11月22日のゲームマーケット2015秋にて試遊ができる。ブース名は「電撃G'sマガジン」。

電撃屋:『ラブライブ!』ボードゲーム ファン獲得▽スクールアイドル大作戦!(予約サイト)

信州ボードゲームフリマ、10月3日開催

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10月3日(土)、長野・塩尻の公民館「えんぱーく」にて、信州ボードゲームフリマ&親子でボードゲーム体験会が行われる。JR篠ノ井線塩尻駅徒歩約8分、10:30(フリーマーケットは11:30)~16:00、入場無料。

昨年の「長野県ボードゲームフリーマーケット」に続いて同じ会場で行われるイベント。出展はイベント主催である松本市ボードゲームサークル"POP!!"をはじめ、創作ゲームサークルの「夕日の土建屋さん」「ヘムズユニバーサルゲームズ」「大門さいころ倶楽部」「G-S.T.F.&緋色の兎亭&758ボードゲーム会」、地元サークルの信州アグリコラ部、長野ゲーム協会など10ブース。地元だけでなく、名古屋、富山、山梨から出展している。

ボードゲーム体験会では人狼、バックギャモン、ごいた、各種キッズゲームが用意されている。昨年以上に充実した内容で、購入目的でなくても、ふらっと訪れて1日楽しめそうだ。

信州ボードゲームフリマ&親子でボードゲーム体験会 特設ページ

『キャット&チョコレート:冠婚葬祭編』発売

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プロデュースチームragumoは本日、シリーズ第5弾となる『キャット&チョコレート:冠婚葬祭編』を発売した。3~6人用、8歳以上、20分、1,800円(税別)。

これまで『キャット&チョコレート』シリーズをリリースしてきたcosaicと、音楽ユニット「ベベチオ」の早瀬直久氏率いるragumoのコラボで生まれた作品。結婚式とお葬式で起こるさまざまなアクシデントを、限られたアイテムとひらめきで回避しなければならない。

「ブーケトスはりきって出たら私だけ」「香典泥棒が出た」などのアクシデントに、「文金高島田」「ねこ」などのアイテムで対処する。今回新たに「祝辞」「弔辞」カードが登場し、最難関の即興性が試される。人生の一大イベントが台無しになってしまうか成功するかは、あなたのプレゼン能力にかかっている?

幽霊屋敷編、学園編、ビジネス編と混ぜて遊ぶこともでき、ほかのシリーズのアイテムを組み入れたり、逆にこの作品のアイテムをほかのシリーズで使ったりすることもできる。

ragumo:キャット&チョコレート:冠婚葬祭編

シュピール15:ホワッツ・ユア・ゲーム?

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ニッポン(Nippon)
P.ソレダーデ&N.B.センティエイロ作、2~4人用、12歳以上、60~120分。
明治時代に入った日本は、鎖国の封建時代から近代の西洋化した国に変わりました。帝国は使節を外国に派遣し、西洋から技術者や学者を招き、鉄道網を建設し、急速な産業革命を達成しました。帝国は日本の経済界で強大な力をもっていた四大財閥に頼りました。明治天皇への影響力と日本での重要性はとても高かったのです。
プレイヤーは財閥となって、新しい工業に投資し、技術知識を増やし、製品を海外に輸出し、地方の需要を満たすことで、産業革命時代の影響力を育てます。財閥の基礎は伝統的な絹製品でしたが、やがて多岐にわたって影響力をつけ、企業を合併して、新しい産業の時代の巨人になることを目指します。
ゲームに勝つには、工業の種類を注意深く選び、日本中に影響力ように投資しなければなりません。アクションのたびに、新しい可能性が開けてきます。日本史と建国をテーマにした、テンポよく、チャレンジングな選択のある経済ゲームです。
ゲームはボード上に置かれたワーカーを取り除くことでアクションを行っていきます。ワーカープレイスメントならぬ、ワーカーリムーブメントです。アクションは投資、機械化、生産、知識取得、鉱山、鉄道、船、輸出、地方市場があり、効率よく生産・販売できるように組み合わせます。3回の得点計算で、各地方の影響力を比べて勝利点が入ります。この勝利点が最も高いプレイヤーが勝者です。

シニョーリエ(Signorie)
A.チアルヴェジオ&P.ズィッツィ作、2~4人用、12歳以上、60~120分。
15世紀、イタリアは陰謀と栄華が渦巻いていました。騒がしい政治状況により、新しい携帯の政府「シニョーリア」の下地が生まれ、野心ある貴族たちが台頭してきました。何年かの潜伏期間を経て、とうとう彼らが街を支配し、イタリアの未来を決めるときがやって来たのです。彼らの物語はやがて歴史になります。
プレイヤーはルネッサンス期の最も名声が高い一族の長シニョーレとなり、影響力を増やし、当時有力だった6つの家と戦略的な同盟を結んで、強力な王国を建設します。孫の運命を賢く選ぶべく、軍事・宗教・政治という3つの職業に一族を割り当てます。それからタイミングと場所を見計らって外交に送り込んだり、政略結婚をさせたりします。
5色20個のダイスを毎ラウンド振り、そこから1個を選んでプレイヤーボードに置き、色に対応するアクションを行います。出た目の数だけアクションのコストが減ります、助手を雇えば将来のアクションが強力になるでしょう。ダイスのシステムはシンプルかつ革新的で、プレイヤーに難しい選択を迫ります。1ラウンドに各自4アクションまでできます。お金はいつも正義なので、出目の大きいダイスを選びがちですが、選んだダイスの出目の合計が少ないプレイヤーにはボーナスがあります。

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