2017年1月アーカイブ

2016年のドイツのボードゲーム市場は550億円、前年比1割増

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ドイツ・ボードゲーム出版社組合19社で組織されるドイツ・ボードゲーム出版社組合(Spieleverlage e.V.)は27日、昨年の市場動向を発表した。発表によると、「ボードゲーム・パズル」のジャンルは前年比10.3%の増加となり、4億5000万ユーロ(550億円)に達した。

内訳ではキッズ向けが15%、就学前児童用のボードゲームが22%、ファミリー・ストラテジーが26%の増加。総売上個数は4000万個で、そのうち一番がファミリー向きで22%、二番がキッズ向けで21%だったという。このジャンルでは特にカードゲームが好まれるため、パーセンテージが高くなっている。また国外に輸出されるボードゲームの割合も高まっている。

議長のH.フッター氏(フッタートレード)は、「たくさんのボードゲームに触れる人がこれほどいることを喜ばしく思います。ここ数年、どの出版社も品質とアイデアの高品質化に取り組んできました。デザイナーと一緒に、これまでにない魅力的なメカニズムを開発し、世界中の愛好者から注目を集め、ドイツは国際的に一流のボードゲーム国として認められています」とコメントしている。

ドイツ・ボードゲーム出版社組合では愛好者やゲーム会主催者が連絡を取り合えるiOS・アンドロイドアプリ「Twiddle」を開発しているが、ボードゲームサイトのデータベース利用や、イベントの評価、同じ地域に住んでいる愛好者の検索など新機能を追加している。

Spieleverlage e.V.:Weiteres Rekordjahr für die Spieleverlage

ゲームマーケット2016秋:新作評価アンケート31日まで

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昨年暮れから1ヶ月にわたって行われているゲームマーケット2016秋新作評価アンケートが1月31日で〆切られる。まだ投票していない方はお忘れなく。

このアンケートで上位作品はゲームマーケット大賞の一次選考を自動通過するが、平均得点が高くても評価数が少ないとランキングから除外される。そのためどんな評価であれ、投票されることが重要となっている。

340タイトルを超える新作の中から遊んだゲームを探し出して投票するのは大変な作業だが、励みにしている制作者も多いので、奮って投票しよう。前に投票したことのある人も、再びページを開いて追加・修正することができる。

ゲームマーケット2016秋 新作評価アンケート

クニツィアの名作競馬ゲーム『ロイヤルターフ』日本語版、2月25日発売

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cosaicは2月25日、R.クニツィアの名作競馬ゲーム『ロイヤルターフ(Royal Turf)』日本語版を発売する。イラスト・U井、2~6人用、10歳以上、45~60分、3000円(税別)。

オリジナルは2001年にアレア(ドイツ)から発売された作品。ドイツ年間ゲーム大賞候補になり、その後『ウィナーズサークル』というタイトルでリメイクされている。国内でも人気の衰えない作品だ。

由緒正しい競馬場に集まった名馬たち。プレイヤーは一癖も二癖もある馬に賭けて、一攫千金を狙う。お気に入りの馬に賭けたら、ゲートオープン。ダイスを振り、応援する馬を進めるもよし、ライバルの馬を足踏みさせるもよし。一度動いた馬はすべての馬が動くまで選べなくなるので、いつどの馬を動かすかがレースを左右する。皆で応援している馬は勝ちやすいが、倍率も低い。高配当の穴馬狙いもありだ。

『ウィナーズサークル』の追加ルールなど、さまざまなヴァリアントルールも収録。手軽に楽しみたいカジュアルゲーマーからフリークまで楽しめるようになっている。ポップなイラストも新しいプレイ感を生み出すだろう。

play:game評価コメントリスト:ロイヤルターフ

兵庫・尼崎に中古ボードゲーム専門店Schatziオープン

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兵庫県尼崎市に1月31日、関西初となる中古ボードゲーム専門店「Schatzi(シャッツィ)」がプレオープンする。JR東海道本線立花駅徒歩5分、13:00~20:00、水・土休。

カタン世界選手権で3位、有馬玩具博物館スタッフも務めたキャロルこと高橋勝巳氏が店長。昨年10月のエッセン・シュピールにも参加し、12月のゲームマーケット秋では待機列先頭に夫婦で並んだほど熱心な愛好者だ。

中古ボードゲーム専門店は神奈川・横浜の「ボードゲームリサイクルCUBE」に続き国内2店舗目。店名はドイツ語の「宝」から来ており、恋人・愛しい人という意味もある。置き場所がなくなって困っている人と、安価に買いたい人を結ぶ。

2月中旬まで買取を行わず、店主のコレクションから商品を販売する。どんなレアものが出てくるか注目される。三ノ宮から電車で約30分なので、ゲームマーケット神戸に参加される方は足を伸ばしてみてはいかが。

Schatzi(シャッツィ)
兵庫県尼崎市立花町4-11-8-1
06-7182-8399
Twitter:gameSchatzi

相場に乗り遅れるな!『ハーバー』日本語版、2月25日発売

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アークライトは2月25日、『ハーバー(Harbour)』日本語版を発売する。デザイン・S.アームス、イラスト・M.ホリデー&R.ランディ、1~4人用、10歳以上、30~40分、2700円(税別)。

オリジナルはTMG(アメリカ)がプリント&プレイ版を経て2015年に一般発売した作品。同年にドイツ語版もフロステッドゲームズ(ドイツ)から発売され、ゲームストア・バネストが取り扱っている。施設を使って商品を入手し、新しい施設を作っていく拡大生産系カードゲームだ。

手番には自分のコマを空いている施設に置き、その施設のアクションを行う。使用料を支払えば、ほかのプレイヤーの施設を使うこともできる。商品の相場はたえず変わっていき、高い施設を建てるにはタイミングも重要となる。

プレイヤーボードにはそれぞれ異なるキャラクターが付いている。キャラクターの特殊能力を生かし、施設とのコンボで港一番の資産家を目指そう。

内容物:コマ4枚、施設カード36枚、プレイヤーボード20枚、ボーナスポイントカード4枚、練習用木偶人形ボード1枚、商品マーカー20個、市場ボード1枚

ハーバー日本語版(コンポーネント)

ニュルンベルク'17:ハンス・イム・グリュック

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ヴァレッタ(Valletta)
デザイン・S.ドラ、2~4人用、10歳以上、40~80分。
地中海の島国マルタに行き、将来の首都となる街をフランチェスコ・ラパレッリの計画に基づいて建設する。注意深く建設し、納期を守った者には報酬がある、そのために必要な資源を手工業者から求めて確保しなければならない。買い付け人、左官工、屋根取り付け屋を雇い、予定を進めていく。しかしマルタの教会への連絡も忘れてはいけない。そうすることで、ヴァレッタ一番の建築士の名声を得ることができるだろう。

操り人形第2版(Citadels)
デザイン・B.フェデュッティ、イラスト・A.ボスレイ&S.エッケルト、2~8人用、10歳以上、30~60分。
2000年に発売されたカードゲームのリメイク。これまでに登場したカードに加え、拡張セット『暗黒の王』のカードも同梱。イラストを一新しカードサイズを拡大。さらに新しい拡張も加えた。プレイヤーはさまざまなキャラクターをひそかに選択し、順番にコールされてアクションを行っていく。どのキャラクターを選んだか分からないようにポーカーフェイスを駆使して、お金を集め建物を作ろう。

カルカソンヌ:サーカスが始まるぞ(Carcassonne 10. Erweiterung: Manege frei)
デザイン・K.J.ヴレーデ、イラスト・A.ペツケ&C.クイリアムス、2~6人用、8歳以上。
とうとうサーカスがカルカソンヌにやってきた。座長は息もつかせぬアクロバティックな演技がいっぱい詰まった夜のプログラムを用意している。それを見れば言葉を失うだろう。また能力ある名人たちが最新の妙技を見せてくれる。人間ピラミッドを作るためにサポーターを訓練し、サーカステントはカルカソンヌの民を引き寄せる。座長はプログラムを作り、来訪者は固唾を呑んで見守るだろう。

リアルタイム徴税ゲーム『トイバー親子の王国騒動』日本語版、2月25日発売

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アークライトは2月25日、王族の奇妙な政治を描いたリアルタイムゲーム『トイバー親子の王国騒動(Tumult Royal)』日本語版を発売する。デザイン・K.トイバー&B.トイバー、イラスト・F.フォーヴィンケル、2~4人用、10歳以上、40分、4800円(税別)。

『カタン』の作者トイバーが親子でデザインした作品。2015年にコスモス社(ドイツ)から発売され、日本国内ではメビウスゲームズが『ツーモルトロイヤル』という邦題で輸入版を取り扱っている。トイバー親子はこの作品を始めとしてコスモス社から『密輸団(Smugglers)』『マグオーマグ(Mag-O-Mag)』と立て続けにファミリゲームを発表しており、新しい動きとして注目される。

王族の一員となって、自分の彫像を国中のあらゆる場所に建てることがゲームの目的。彫像を建てるために、商品タイルをリアルタイムで取り合う。砂時計が落ちるまでに、全員同時に中央から好きなタイルを取っていくのだ。しかしあまりたくさん取ることはできない。予め暴動ルーレットが回されており、残ったタイルがこれを下回ると暴動が起こり、一番多くタイルを取っていた王族にペナルティーが発生する。

最後は彫像を最も多く建てたプレイヤーが勝利するが、欲張りすぎてもいけない。ほかのプレイヤーの動向をすばやく判断していくゲームだ。

内容物:城ボード 4枚、彫像 100体、地位タイル 4枚、商品タイル 39枚、許容タイル 4枚、支持者トークン 37個、暴動ルーレット 1個、国土タイル 10枚、砂時計 1個、国土フレーム 6枚、ルール説明書 1冊

トイバー親子の王国騒動(コンポーネント)

第1回ビープル賞に『ファーストクラス』

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ドイツのボードゲームブログ7サイトで結成された「ビープル(Beeple)」は23日、第1回ビープル賞として『ファーストクラス(First Class)』を選んだ。

ボードゲームブログの運営者がそれぞれのコンテンツを充実させると共に、ボードゲームに関心を持つ人へのポータルとなることを目指して昨年9月に結成された。メンバーはボードゲームのニュースやポッドキャストを配信している7サイトの管理人。サイトでは「シュピール」で出展されたお薦めボードゲームやレポート、クリスマスプレゼントのお薦めなどをブロガーが寄稿している。

この活動の中で選ばれた第1回ビープル賞。『ファーストクラス』は比較的ルールが易しく、モジュラー式の準備や鉄道のテーマ、どのプレイヤー人数でも楽しめることが評価された。

日本国内ではメビウスゲームズが輸入版を取り扱っている。

Beeple Award: First Class
メビウスおやじ:ファーストクラス

ニュルンベルク'17:ラベンスバーガー

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クレイジーレース(Crazy Race)
デザイン・A.ズッキーニ、2~5人用、8歳以上、30~60分。
動物が引っ張る車に乗って動物園巡りをする。タイミングよく動物を使うには、勇敢さだけでなくダイス運も必要。足の早いチーターが有利になるときもあれば、持続力のあるサイや、こっそり移動するカタツムリが有利なこともある。ラクダだって勝利をもたらすことがあるだろう。展開が多様でいつも新しいコースを制覇しよう。このレースでは、スピードだけが求められるのではなく、賢い選択も必要となる。

スコットランドヤード・カードゲーム(Scotland Yard: Das Kartenspiel)
デザイン・I.ブラント&M.ブラント、3~5人用、9歳以上、60分。
古典ボードゲームが招待隠匿系のカードゲームになった。誰がミスターXかは、ゲームのはじめに配られたカードで決まる。探偵たちはそれを見つけ出して捕まえなければならない。しかしミスターXは強力なブラックチケットで抵抗する。

パクパク(Paku Paku)
デザイン・A.ボザ、2~8人用、8歳以上、10~15分。
リアルタイムアクションゲーム。グラグラするところに皿を積み重ねよう。同時に大汗をかいてダイスを機敏に押し付けてあう。負けず嫌いのパンダたちが始めるにぎやかなダイスゲームで、もっとも冷静でいられるのは誰か?

エルドラドへの競走(Wettlauf nach El Dorado)
デザイン・R.クニツィア、2~4人用、8歳以上、30~45分。
探検隊のリーダーとなって、南アメリカのジャングルの奥地にある伝説の黄金の土地を探しに行く。ボーイスカウト、学者、原住民からなる協力者のチームを各プレイヤーで編成する。みんなの目的はひとつ。黄金地帯に最初に到達し、富を独り占めすることだ。戦術を最も上手に駆使した者に栄光がある。

『コルト・エクスプレス:護送列車襲撃!囚人対保安官』日本語版、2月中旬発売

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ホビージャパンは2月中旬、西部劇ボードゲームの拡張セット『コルト・エクスプレス:護送列車襲撃!囚人対保安官(Colt Express: Marshal & Prisoners)』日本語版を発売する。デザイン・C.ランボー、3~8人用、10歳以上、40分、3600円(税別)。プレイするためには『コルト・エクスプレス』本体が必要。

『コルト・エクスプレス:荒野の駅馬車』に続く拡張第2弾。オリジナルは2016年に発売された。今回もまた、悪名高き無法者どもがユニオン・パシフィック急行の襲撃を企てている。サミュエル・フォード保安官は武装して彼らを待ち受けていたが、「神出鬼没のメイ」と呼ばれる新たな敵が出現。この毒蛇のように危険な女には特に注意を払わなければならない。

プレイヤーの1人が保安官を担当し、ほかのプレイヤーは盗賊となる。保安官は「1つの銃を使い果たす」「盗賊を捕まえる」「全ての盗賊を撃つ」などの5つの目的のうち4つを達成することを目指す。盗賊はそれを妨害し、目標の達成に失敗したら 、最も金持ちの盗賊が勝者となる。

盗賊は護送車から囚人を逃がすことで、新しい特殊能力を身につけることができる。強力な保安官に立ち向かおう。

内容物:組立式の立体〈護送車〉1台、キャラクター・シート2枚、カード 92枚、〈保安官〉コマ 1個、〈馬〉コマ 1個、略奪品トークン 3個 他

コルト・エクスプレス拡張2日本語版(コンポーネント)

ボドゲde遊ぶよ!! phase 7-10

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運と度胸のトリックテイキング『海賊の宝島 ~オクラコーク~』2月25日発売

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オクラコークアークライトは2月25日、スイッチゲームズのレーベルで『海賊の宝島 ~オクラコーク~』を発売する。デザイン&イラスト・出嶋勉(でじ)、グラフィックデザイン・decoctdesign、、3~4人用、8歳以上、20分、2000円(税別)。

オリジナルはゲームマーケット2016春に「米光と優秀なゲームデザイナーズ」から発表され同人作品。海賊の宝を奪い合い、島から脱出するというテーマのゲームだ。ゲームマーケット新作評価アンケート12位。

システムは4色マストフォローのトリックテイキングで、フォローできなければ山札から1枚引いてパスするところが特徴。獲得したトリックの宝石が得点になるが、うまく色を合わせて手札をなくさなければならない。うまく手札をなくすことができても、獲得した宝石が足りなければペナルティーとなってしまう。最後の1枚をめぐってドラマが生まれる。

雰囲気を盛り上げる得点チップや、わかりやすいルール解説コミックが付いているほか、初版から随所に細かい調整が入り、より楽しく遊びやすくなっている。トリックテイキング系ゲームの入門にも最適だ。

内容物:宝島カード(63×88mm)36枚、脱出タイル1枚、1コインチップ16枚、5コインチップ8枚、ライフ/チキンチップ16枚、遊び方説明書1冊

オクラコーク(コンポーネント)

『アグリコラ:ファミリーバージョン』日本語版、2月下旬発売

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ホビージャパンは2月下旬、人気ゲーマーズゲームをファミリー向けにアレンジした『アグリコラ:ファミリーバージョン(Agricola: Familienspiel)』日本語版を発売する。デザイン・U.ローゼンベルク、アートワーク・K.フランツ、1~4人用、8歳以上、45分、4500円(税別)。拡張セットではなく、単独でプレイできる。

17世紀ヨーロッパを舞台に、農業を営むゲームを手軽にプレイできるようにした作品。オリジナル版は昨年夏に発売された。

はじめは農場には部屋が2つしかない木造の小さな家に家族(農夫の夫婦)が2人住んでいる。資材を集めて家を建て、家族を増やし、畑を耕して収穫し、牧場を作って家畜を飼い、自分の農場を豊かにしよう。農場に家族が増えるほど、多くのアクションができるようになるが、収穫になると、家族に食料を供給しなければならない。

基本的なシステムは『アグリコラ』と同じワーカープレイスメント。ラウンドマーカーを使って、毎ラウンドアクションスペースが増えていく仕組みをとっている。また進歩カード・職業カード・プレイヤーボードがなく、畑・牧場・新しい部屋・「かまど」や「調理場」などの進歩タイルは、タイルとして最初の家からつないで配置していく。

最後はタイルや動物コマが1つ1点。プレイ時間だけでなく得点計算もシンプルになっており、普段ボードゲームを遊ばない人も楽しめるだろう。

内容物:ゲームボード1枚、追加ボード4枚、家族コマ20個、厩コマ10個、動物コマ46個、資源コマ95個、マーカー/タイル類 多数、ルールブック1部

アグリコラ:ファミリーバージョン(コンポーネント)

ガンシューティングで撃たれまくれ!『アドレナリン』日本語版、2月下旬発売

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ホビージャパンは2月下旬、ファーストパーソン・シューティングゲームをテーマにしたボードゲーム『アドレナリン』日本語版を発売する。デザイン・F.ネドゥク、イラスト・J.ポリツァー、3~5人用、12歳以上、60分、7000円(税別)。初回出荷分特典としてプロモーション武器カード「チェーンソウ」が付属する。

チェコゲームズ出版(チェコ)が昨秋発売した新作。同社の『ダンジョンロード』のようなユーモアとひねりが効いた作品だ。

混沌と暴力に覆われた未来世界で、5人の戦士が闘技場に囚われている。最先端の兵器で武装し、弾薬を持ち、銃を取り、撃ちまくろう。手番には自分のキャラクターを移動させ、弾薬キューブを集め、それを武器に換える。用意が整ったらターゲットを決め、銃を発射する。

ポイントは、撃ったプレイヤーだけでなく、ダメージを受けたプレイヤーにも得点が入るところ。しかもダメージが増えると「アドレナリンアクション」モードになり移動が早くなる。さらにダメージを受けて死亡すると、リスポーン時にパワーアップして帰ってくるという寸法だ。撃つよりも、いかに撃たれまくるかが勝敗を分ける。

武器やパワーアップの効果はさまざま。どんどん死んで、どんどん強くなろう。

内容物:両面印刷、2分割のゲームボード1枚、別モードでのプレイ用ボード1枚、プレイヤーボード5枚(各色1枚ずつ)、アクション・タイル5枚(各色1枚ずつ)、スタートプレイヤー・マーカー1個、ポイント・トークン86個、弾薬タイル36枚、プラ製のプレイヤー用ミニチュア5個、プラ製のダメージ・トークン100個、プラ製の弾薬キューブ45個、プラ製のスカル8個、武器カード21枚、パワーアップ・カード24枚、ボット・カード1枚、ルールブック1冊、武器マニュアル 1冊

『きのこの山VSたけのこの里 オセロ ゲーム3』発売

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メガハウスは、本日、明治「きのこの山」と「たけのこの里」をモチーフとした立体型オセロ『きのこの山VSたけのこの里 オセロ ゲーム3』を発売した。2人用、1980円(税別)。

「きのこの山」と「たけのこの里」はどちらが好みかで論争があり、ボードゲーム界隈でもコミュニケーションゲーム『クイズいいセン行きまSHOW!』の問題に取り上げられたり、同人作品『きのこたけのこ仁義なき戦い』(大門さいころ倶楽部)が制作されたりしている。

ほぼ原寸大のきのこの山コマとたけのこの里コマの裏面を連結させたものをオセロ石にした。オセロだけでなく、はさみ将棋と四目並べも遊ぶことができる。論争に決着をつけよう。

メガハウス:きのこの山VSたけのこの里 オセロ ゲーム3

YMCKのCDに『海底探険』リメイク

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日本の音楽ユニット「YMCK」が本日発売したCD『FAMILY SWING(ファミリースウィング)』限定版に、オインクゲームズの『海底探険』リメイクが付属する。4860円。

YMCKはファミコンのゲームミュージックのような音源にボサノバのようなボーカルをのせた独特な作風で知られる。今回のアルバムは架空の都市「レトロフエゴ公国」で開かれる博覧会を舞台にした怪盗劇がモチーフ。

このCDの限定版として、『海底探険』をリメイクした『FAMILY TREASURE』というタイトルのボードゲームが付属する。ドット絵で描かれたYMCKのキャラクターたちがCDから飛び出して宝を探す。

ボーカルの栗原みどりさんがコンポーネントをツイートで公開している。

『ドミニオン:帝国』日本語版、2月下旬発売

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ホビージャパンは2月下旬、デッキ構築カードゲーム『ドミニオン』の拡張第10弾『ドミニオン:帝国(Dominion: Empires)』日本語版を発売する。デザイン・D.ヴァッカリーノ、2~4人用、13歳以上、30分、5000円(税別)。プレイするためには『ドミニオン』基本セット、『ドミニオン:陰謀』、『ドミニオン:基本カードセット』などに含まれる「勝利点」「財宝」「呪い」カードが必要。

『ドミニオン』の新しい拡張セットが発売されるのは第9弾の『ドミニオン:冒険』以来1年半ぶり。このセットは、栄華を極めて皇帝となった領主たちが、さらなる領地の征服や、皇帝としての生活を送ることがテーマ。300枚のカードと、96枚の金属製トークンが入っており、今購入して後で支払うことができるカード、2種類の異なったカードからなる山札、得点計算の方法を追加する「ランドマーク」などが加わる。以前発売されたセットからは「勝利点トークン」と「イベント」も使用する。

サウナ初回出荷分限定で、プロモーション王国カード「サウナ/アヴァント」のセットが付く。また、品切れとなっていた拡張第7弾『ドミニオン:暗黒時代』も同じ時期に再販されることになっている。

ホビージャパン:ドミニオン

追悼・高野豪氏を偲んで

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高野豪氏の作品

ボードゲーム雑記サイト「Rule~色褪せない日々~」などを開設していたボードゲーム愛好家の高野豪(すぐる)氏が1月13日にお亡くなりになった。

2000年代前半より関東各地および名古屋周辺のボードゲームサークルに参加。『たほいや』『アップルトゥアップル』『こんなものどんなもの』などコミュニケーションゲームに早い時期から着目し、普及に貢献した。

またゲームマーケットでは「Peace-Kraft」「紳士服のたかの」というサークル名で出展し、「サムライ」という架空の漫才コンビによる台本同人誌を頒布した。風刺が効いたネタが満載で今でも読んで楽しめる。

2003年に発行されたインタビュー同人誌『Talking Blues』では、ゲームストア・バネストの中野店長、カワサキファクトリーのカワサキ工場長と共に、当サイトの管理人も登場している。以下はその中からの抜粋である。

おの 組み立てみたいなのはあります? ゲームを続けていくつもするときに、その順番っていうか...
たかの あんまり考えてない。ただ、似たようなゲームはあまり続けない。よほどのことというか、なにかネタになるようなものでもない限り続けないですね。
おの ああ、わかります。それは基本的なところでしょうね。
たかの 逆にコミュニケーションゲームだと、実はたたみかけることができるんですよ。これをふまえて、じゃあこれいきましょうか、みたいなね。
おの なるほど。ステップアップか。いいですね。
たかの コミュニケーションゲームって人を知るゲームなので。そうすると、そこからさらに次に行くこともできるし、そこから交渉ゲームにいくこともできるんです。
おの その組み立て方は、非常に斬新に聞こえます。いい、いい。
たかの なんかピッチングの組み立てみたいですね。バッターによって、直球一本で押すこともできるし、ちょっと外角に落としてからとか。

この対談収録のときのレポートを読むと、やはりコミュニケーションゲームが主体となっている。高野氏は、コミュニケーションゲームを通して非常にたくさんの人と接し、笑い合ってきた。あまりに早い旅立ちとなってしまったが、その姿はたくさんの人の記憶に残っていくことだろう。

この機会に、高野氏の遺した同人誌をもう一度じっくり読んでいるところだ。

R.クニツィアのエジプトゲーム『アメンラー』日韓国語版発売

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テンデイズゲームは9日、R.クニツィアのエジプトを舞台にした名作ボードゲーム『アメンラー(Amun-Re)』日本語・韓国語版を発売した。イラスト・K.モワニュ、3~5人用、12歳以上、90分、8000円(税別)。

2003年にハンス・イム・グリュック社から発売され、ドイツ年間ゲーム大賞候補、ドイツゲーム賞1位、オーストリアゲーム賞エキスパート部門賞、国際ゲーマーズ賞ノミネート、日本ボードゲーム大賞フリーク部門2位など輝かしい受賞歴のあるゲームが帰ってきた。今回のリメイクはスーパーミープル社(フランス)によるもので、質感のあるピラミッドコマやエジプト調のミープルが同梱されている。

エジプトを舞台に、競りによる土地獲得とピラミッドの建設により、2つの時代にわたって高い得点を獲得することを目指す。

土地の獲得では押し出し式の競りが採用され、より高い金額を提示されるとほかの土地に移らなければならない。また、中間決算が起こると土地はすべてリセットされ、再び競りが行われるが、前半に建てたピラミッドが残るため、土地の価値に差が出てくる。

エジプト文明の長い歴史をゲームシステムに絶妙に落とし込んだゲーマーズゲーム。競りゲームを得意とするクニツィアの渾身の作品を豪華コンポーネントで楽しもう。

play:game評価コメントリスト:アメンラー

ニュルンベルク'17:コスモス

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カタンの航海者20周年記念版(Catan: Seefahrer - 20 Jahre Jubiläums-Edition)
K.トイバー作、3~4人用、10歳以上。
カタンの航海者が発売20周年を記念して新版になった。少ない追加ルールで新しい可能性を開き、変化にとんだカタンが楽しめる。「新しい岸辺」「4つの島」「オセアニア」「砂漠を超えて」「忘れられた一族」「海賊の島」「カタンの奇跡」などのシナリオに加えて、新しいシナリオが4つ追加され、航海者たちがどうやってカタン島にたどり着いたかを追う。また「航海者の伝説」用のボーナスコマも入っている。


脱出シリーズ4:忘れられた島(Die vergessene Insel)
脱出シリーズ5:永久凍土の駅(Station im ewigen Eis)
脱出シリーズ6:禁断の城(Die verbotene Burg)
M.ブラント&I.ブラント作、1~6人用、10歳以上、45~90分。
昨年の秋に3タイトル同時発売され、合計10万部を売り上げたヒット作品の続編。さまざまなシチュエーションで謎を解いて閉じ込められた空間から脱出しよう。

ホラー割り(Grusel Grütze)
K.ヒーゼ作、1~5人用、5歳以上。
魔法使いの弟子たちの協力キッズゲーム。
魔女のヒルデと一緒に、魔法の材料を使ってホラー割りを作る。魔法のシェーカーを手渡ししていくが、注意しないと爆発してしまうぞ。同じ色のチップは3枚で魔法の材料と交換できるが、4枚目になると爆発。時間までホラー割りを完成できるだろうか。

マグオーマグ(MAG-O-MAG)
K.トイバー、B.トイバー作、2~4人用、8歳以上。
『カタン』の作者とその息子がデザインした作品。マグネットの衝立を使い、一人が指示を出してもう一人がコマを動かす。スピードを競うジャングルレース、いくつのヒントでたどり着けるか競うゴルフ、アイテムを集める石器時代の3つのルールがあり、2人の場合は協力ゲームルールもある。

ゾキーバ(Sokieba)
S.シュランツ作、2~5人用、8歳以上。
ソフトダイスを用い、自分のダイスを白いダイスにぶつけることを目指す。当たったら、2つのダイスで価値を合計して得点。外でも遊べるゲームだ。

ホームズ(Holmes)
D.イバフィエス作、2人用、10歳以上。
シャーロック・ホームズとモリアリティ教授の頭脳戦を描いた2人用ゲーム。

ラッキーサーモン(Lucky Lachs)
K.グルール作、3~6人用、8歳以上。
各プレイヤーは12枚のアクションカードを受け取り、一斉に自分のカードをめくってそのアクションをコールする。ほかのプレイヤーと同じだったらそのアクションを一緒に実行する。こうして早く自分のカードをなくしたら勝ち。

5分ダンジョン(5-Minuten Dungeon)
C.ライト作、2~5人用、8歳以上。
リアルタイム協力ゲーム。5分以内にダンジョンから脱出しよう。そのためにはモンスターを倒し、障害物を乗り越えなければならない。見事クリアしても、難易度の高い次のゲームが待っている。

アンドールの伝説:闇の英雄(Die Legenden von Andor: Dunkle Helden)
M.メンツェル作、2~4人用、8歳以上、60分。
昨年秋に発売された『アンドールの伝説3:最後の望み」を5~6人でプレイできる拡張セット。闇の英雄たちがアンドールの英雄を特殊能力でサポートしてくれる。

引用のゲーム(Game of Quotes)
M.U.クリング作、2~4人用、8歳以上
昨年春に同社から発売された『ちょっと止まれ(Halt mal kurz)』に続くカンガルーシリーズ第2弾。ドイツでベストセラーになっている文学作品に基づいたワードゲームで、引用を組み合わせて面白いフレーズを作る。

世界旅行(Reise um die Welt)
G.ブルクハルト、W.クラマー作、2~4人用、8歳以上。
世界を回って8つの夢をいち早く叶えることを目指すゲーム。8月発売予定。

永遠の基礎(Das Fundament der Ewigkeit)
K.フォレットの「キングスブリッジ」シリーズ第3作目に基づくボードゲーム。小説の発表に合わせ、秋の発売予定。コスモス社では『大聖堂』『果てしなき世界』に続くボードゲーム化で、デザイナー名はまだ発表されていないが、前作と同じならばリーネック&シュタドラーになる。

キャラクター追加『マスカレイド』拡張セット多言語版、1月下旬発売

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ホビージャパンは1月下旬、正体を隠してブラフでコインを稼ぐカードゲーム『ブルーノ・フェイドゥッティのマスカレイド拡張セット(Mascarade Expansion)』を、多言語版で発売する。2~13人用、10歳以上、30分、2,600円(税別)。プレイするためには『ブルーノ・フェイドゥッティのマスカレイド』本体が必要。

『マスカレイド』は各自がそれぞれ異なるキャラクターカードをもち、ゲーム中にほかのプレイヤーのキャラクターと交換していって、コインを稼ぐゲーム。交換のふりをすることもでき、次第に自分のキャラクターが何か分からなくなっていく。『操り人形』の作者フェイドゥッティがデザインし、2013年にルポ・プロドゥクシオン社(ベルギー)から発売された。

オリジナルは2014年に発売されたこの拡張セット。「錬金術師」、「女優」、「愛人」、「賭博師」、「人形使い」、「呪われし者」、「パトロン」、「物乞い」、「熊使い」、「死霊術師」、「王女」、「賢者」、「簒奪者」の合計13種類の新たなキャラクターを追加。全部または一部を適宜入れ替えて、新しい展開を楽しめる。

内容物 キャラクターカード13枚、霊園カード1枚、ルールブック、キャラクタートークン13枚、早見表ほか

長井ボードゲーム合宿

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2003年から始まり、34回目となるボードゲーム合宿が今年も正月明けに行われた。一戸建ての貸家を利用し、自炊で1泊2日を過ごす。長く続けているとおしゃべりの時間のほうが長くなりがちだが、今回はゲームマーケット2016秋の新作を持ち込み、集中的にプレイした。お付き合い頂いたメンバーに感謝。

をかしや
をかしや
おかしの原材料を調達して指定されたところに届ける和風ゲーム。アクションポイント制を採用しており、手番には移動・原材料の購入・注文の達成などに振り分けて行動する。お店を建設したマスは素通りできるようになり、お店がつながっている限り1アクションで一気に移動できる。よいルートを作ると皆が利用してくれるので収入も上がる。しかもそのお店は決算のたび、エリアごとに多い順に得点になるという、ピックアンドデリバリー、ルートビルディング、エリアマジョリティーが複合した意欲的な作品となっている。
4人プレイで90分。序盤にルートがほぼ固定し、一手を争うシビアな展開となった。先の先を読んで、どの注文なら先に達成できそうか考えるのがしびれる。
 桜遊庵(ゲームマーケット2016秋)
 デザイン・折口日向
 イラスト・舟岡
 3~4人用/10歳以上/60~90分

グラグラケイヴ
グラグラケイヴ
グラグラ崩れやすい洞窟から鉱石を集め、アイテムを購入するゲーム。鉱石を産出するにはダイスを振り、自分のノームを送り込まなくてはならない。ダイスの中に赤いダイスがあり、鉱石がたくさん産出されている洞窟の目が出ると崩落してしまう。また、ノームを送り込んでもその洞窟にほかのプレイヤーやゴブリンがいると取り分が減る。全種類の鉱石を集めてドラゴンから宝の地図をもらおう。
5人プレイで120分。洞窟は1回しか崩落しなかったが、全種類の鉱石を集めるのに手間取った。行きたい洞窟の目がなかなか出ない。
 イリクンデ(ゲームマーケット2016秋)
 デザイン・yio
 3~5人用/60~分

エンデの建国者
エンデの建国者
未開拓の島に入植するゲーム。4枚のアクションカードから1枚ずつ出し、小屋の建設、資源の獲得、戦争などを行う。4枚のアクションカードの構成は少しずつ異なり、ラウンドが終わったらそれぞれとなりのプレイヤーに渡す。できるアクションとできないアクションがあるため、先を読んで進める戦略性が高い。
また、小屋は大きな小屋や特殊建物、さらに勝利条件となる城に改築していくことができ、特殊効果を得ることができるのもゲーマーの快楽ポイントとなっている。
4人プレイで60分。中央の荒れ地には馬がないと入れないので、早めに馬を作って中央を目指し、そこで勝利点となる鉱石を集めた。これと同時に特殊建物を最初に建てたプレイヤーに与えられる名誉トークンと併せて速攻先取で勝利。戦争を仕掛けられそうになったが、戦力を上げておいたので助かった。
ゲームに慣れれば来るべきアクションに備えた動きができるようになり、さらにさまざまな展開が生まれそうだ。
 imagine games(ゲームマーケット2016秋)
 デザイン+アートワーク・山田空太
 3~4人用/45~60分

リビドー
リビドー
戦略的エロ本収集ボードゲーム。コンビニや高級書店で購入した「Eグッズ」や、河原で拾った濡れたエロ本を隠してママに見つからないようにする。
最初にどこでEグッズを手に入れるか一斉に選択し、順番に行動していくがほかの人とバッティングしてしまうと「おやおや」。Eグッズを入手できないだけでなく、リビドーも下がってアダルトショップなどにはいけなくなってしまう。
手に入れたEグッズはベッドの下、引き出しの奥、押入れの奥、衣装棚の奥、机の裏、本棚の奥、カバンの中、図鑑の中に隠すが、ベッドの下~机の裏はママチェックで、本棚の奥~図鑑の中はほかのプレイヤー(兄弟という設定)の探索で見つかる可能性があり、どこに隠すか悩ましい。
高級書店で目星をつけた裏モノを、友達に譲ってもらうというアクションカードで入手して一躍トップになったが、何度も隠し場所を変えてEグッズを守り抜いたhataさんが逆転1位。tomokさんは果敢にアダルトショップを攻めたが叶わず。テーマの勝利。
 四等星(ゲームマーケット2016秋)
 デザイン・レイ
 イラスト・桐生みわこ他
 3~5人用/13歳以上/40~60分

老師敬服
老師敬服
道場主たちが弟子をとって鍛えていくゲーム。弟子カードにアクションタイルを割り当て、順番にオープン。お金と酒を獲得し、それで新しい弟子カードや奥義タイルを獲得したり、すでにいる弟子をパワーアップしたりする。このときほかのプレイヤーは敬服チップを支払えば、同じアクションをすることができ、うまく便乗して道場を大きくしていく。
ラウンドの最後に一番最後に使った弟子とアクションカードが一回休みになるので、一点集中すると厳しい。弟子は得点になるだけでなく敬服されるとお金や酒をもたらすので満遍なく育てていきたい。
4人で30分。運の要素もあってプレイ感は軽いが、手堅くアクションを組むか、敬服前提で大きく出るかで考えるところもある。「喝采昇竜脚」など、妙に人目を気にした感じの奥義の名前で盛り上がった。
 HOY GAMES(ゲームマーケット2016秋)
 デザイン・矢沢賢太郎
 アートワーク・山内貴司
 3~5人用/12歳以上/45~60分

カレンデ
カレンデ
2017年のカレンダーを使ったゲーム。親がカレンダーを隠して持ち、ほかのプレイヤーは順番に曜日をコールする。親は言われた曜日で暦を進め、月末を超えたらバースト。だいたい第何週目かを気にしながらコールしなければならないが、何月かは分からないので探り探り。
後半になると「カレンデ」というダミーカードが登場する。これはバーストがないので、途中で気づいた人が勝つ。
「月曜!」「セーフ!」「火曜!」「セーフ!」「水曜!」「アウト!」傍からは何を遊んでいるか謎。
 芸無工房(ゲームマーケット2016秋)
 デザイン・北条投了
 3~6人用/30分

アートアクト
アートアクト
『大人が楽しい紙ペンゲーム』に紹介されている『ウィンクキラー』のバリエーション。幽霊の中に除霊師が隠れており、除霊師にウィンクされた(ことに気付いた)幽霊は脱落する。いつでも怪しい人を告発でき、相棒との投票で正体をオープンすることができる。
ウィンクはなかなか勇気がいるが、ウィンクを全くしないままでも告発ミスで幽霊が倒され、いい勝負となった。ウィンクしているのに気づかないことも。
 ボードゲーム・パフェ(ゲームマーケット2016秋)
 デザイン・さと
 イラスト・織絵えりお
 6~12人用/18歳以上/5~10分

プラネス
PLANESS
惑星タイルをつなげて得点を競うゲーム。ラウンドの最初に惑星タイルを一斉に出して、数字の少ない人からその枚数だけタイルを置くことができる。惑星タイルだけでなく、装備タイルを出すこともでき、ほかのプレイヤーのタイルを破壊したり、それをバリアで守ったりする。
3人で20分。最初に出すタイルがバッティングすると減点というルールと、ワープとレーザーを組み合わせて一気に何枚も敵のタイルを破壊するのがおかしくて盛り上がった。破壊されにくいところにタイルを置いていく周到さも求められる。
 ボードゲーム・パフェ(ゲームマーケット2016秋)
 デザイン・河合幸太郎
 イラスト・古川稜也、とっしー
 2~4人用/8歳以上/30分

厨蓮舫党
厨蓮舫党
上下別になっている「二重国籍牌」を使った2人用麻雀。字牌はなく、清一色が基本役となる。捨て札から何を狙っているかまる分かりだが、ロン上がりの点数が高いため、立直はしないほうがよさそう。4局で私は二盃口が最高だったが、最後に振り込んでプラマイゼロ。「二重国籍牌」のため、すぐに高い役ができるのが気持ちいい。
 芸無工房(ゲームマーケット2016秋)
 デザイン・北条投了
 2人用/45分

キムの名は。
キムの名は。
場札をめくってキム王朝の名前を作るゲーム。「正」をめくったら、もう一枚「日」「恩」をめくれば2点。失敗する(キム王朝にない名前ができあがる)とペナルティで-1点になるため、1枚めくったところで自分の前に裏にしておいて1点にすることも可能。でもそのカードはみんなが覚えているので、ほかの人に取られる可能性もある。
「日」と「一」がどちらも「イル」なのが紛らわしい。ネタゲー枠。
 芸無工房(ゲームマーケット2016秋)
 デザイン・北条投了
 2~6人用/30分

ペーパーワーク
Paperwork
役人たちが書類仕事をこなし、出世していくゲーム。手番には場にあるアクションカードに書類チップを置くか、アクションカードに置かれた書類チップを取り除くことによってアクションを行う(同じカードでもそれぞれアクションが異なる)。ワーカープレイスメントとワーカーリムーブメントである。ほとんどのアクションは出世のためのコマを進めるもので、アクションのたびに自分のコマが進んでいく。
出世のコマは一方向ではなく、また2個あって最終的には進んでいないほうのコマがどれくらい進んでいるかで勝敗を決める。ゲーム中、「革命状態」や「統制状態」になることがあり、コマの位置によって勝敗が変わることもある。最終的にどちらに触れそうかを予想して自分のコマを進めていくが、それがアクション選択に影響を及ぼすのが面白い。
アクションカードはラウンドごとに最後のものが捨てられるが、そこにのっていた書類チップが多い人にはボーナスがある。チップを除去すればアクションができるが、ボーナスがなくなってしまうかもしれないジレンマが悩ましい。
3人プレイで40分。ぎりぎりのところで統制状態にならず、序盤からまっすぐ進んできた私が1位。さまざまな要素を巧みに組み合わせてすっきりとまとめ、展開の多様性も生み出しているのが素晴らしい。
 Opencircle(ゲームマーケット2016秋)
 デザイン+イラスト・みどりいちごう
 3~5人用/12歳以上/45~60分

美味しいワインを作ろう『ワイナリーの四季』日本語版、2月11日発売

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アークライトは2月11日、『ワイナリーの四季(Viticulture)』日本語版を発売する。デザイン・M.M.ペダーセン、J.ステグマイアー、A.ストーン、イラスト・B.ソーベル、1~6人用、13歳以上、45~90分、7200円(税別)。

『ふたつの街の物語』『大鎌戦役』で急速に注目を集めているストーンマイアーゲームズ(アメリカ)が2013年に発売した作品。今回の日本語版は2015年のエッセンシャル版に基づく。

舞台は伝統的なワイナリーがひしめくワインの銘醸地イタリア・トスカーナ地方で、長いこと疎遠だった親から突然ワイナリーを相続したプレイヤーが、荒れ果てた畑と古びて使い物にならなくなった施設を復興させる。

ブドウの樹を植え、畑を管理し、季節労働者の手を借りて収穫し、ブドウを搾り、醸造し、熟成させて、ネゴシアン(問屋) のオーダーに沿ったワインを出荷して、収入と名声を獲得していこう。施設を改修し、見学やテイスティングが目的の観光客の力を得ることも大切だ。

ワイン製造過程をありありと描写するだけでなく、ワーカープレイスメントによるアクション選択、建物による特殊能力、充実した木の駒と、楽しい要素満載の一作。イベントカードのテキストも日本語になり、遊びやすくなっている。

内容物:カード232枚、コマ類:226個、ゲーム盤1枚、ルール説明書1冊、ワイナリーボード6枚、早見表1枚

ワイナリーの四季(コンポーネント)

Trick Taking Partyゲーム賞2017、応募1月31日まで

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ゲームサークル「Trick Taking Party」は、トリックテイキングゲーム専門のゲームデザインコンテスト「Trick Taking Partyゲーム賞」を開催している。応募受付1月31日まで。

トリックテイキングはカードゲームの一大ジャンルで、ドイツをはじめ世界各国で伝統的に遊ばれており、日本でも熱烈なファンがいる。『ウィザード』『ヴァス・シュティッヒ』『ペッパー』など、日本語化されたものも少なくない。またゲームマーケットでも毎回、数多くのオリジナル作品が発表されており、『落水邸物語』や『7つの紋章、7つの部族』など、高い評価を受けたものもある。

「Trick Taking Party」は定期的にトリックテイキングゲームのオンリーイベントを開催しているが、このたびついにデザインコンテストに乗り出した。審査員はひげくまごろう(Trick Taking Party主催)、草場純、新澤大樹(サークル倦怠期)の各氏が務め、大賞には賞金1万円が贈られる。

応募作品は未発表のトリックテイキングゲームで、ルールのデータ、および必要に応じてコンポーネントを送る。詳細は下記ホームページを参照のこと。

Trick Taking Partyゲーム賞

東京・渋谷に週末限定プレイスペース「PLAY MARKET」オープン

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ボードゲームのプレイスペース「PLAY MARKET(プレイマーケット)」が1月15日プレオープンする。渋谷駅徒歩1分、毎週土日のみ営業、13時~22時、昼の部2200円、夜の部2000円、全日3500円(各ワンドリンク付き)。飲み物はアルコール500円、ノンアルコール300円、食べ物の持ち込み可。

ゲームを通じて広がるコミュニケーションの輪を広げ、初心者の方から経験者まで一緒に楽しめる場所を目指す。駅近の至便の場所にキッズからフリーク向けまで200種類以上のボードゲームを取り揃える。

ボードゲームカフェやプレイスペースは昨年は全国で20店舗以上がオープンしたが、今年もその勢いは続きそうだ。

PLAY MARKET
東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル5階 502
http://playmarket.jp/
Twitter

TBSテレビ『王様のブランチ』にすごろくや

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TBS系列で1月7日に放送された情報バラエティ番組『王様のブランチ』にて、お笑い芸人の徳井義実(チュートリアル)と高橋茂雄(サバンナ)が高円寺のボードゲーム専門店すごろくやを訪れ、丸田店長と共にボードゲームを楽しむ様子が放映された。

すごろくやが登場したのは「買物の達人」コーナー。10万円の予算で買い物をするという企画で訪問したすごろくや。ボードゲームのコレクションをもつことで知られる髙橋氏は「ボードゲームファンからしたら聖地」と述べ、今までで一番のヒットとして『コードネーム』を挙げた。

そして実際に『ナンジャモンジャ』『ベルズ』『メイクンブレイク』を丸田店長も交えて対戦。予算額がアップするボーナスチャンスは丸田店長のファインプレーで阻まれたが、徳井氏は『コードネーム』『バウンスオフ』『ワンナイト人狼』『大人が楽しい紙ペンゲーム』、髙橋氏は『バトルライン』『デュプリク』『カルバ』『ヒットマンガ』『13諸島の秘宝』『大人が楽しい紙ペンゲーム』を購入した。

昨年8月に放送された深夜トークバラエティ番組『にけつッ!!』で、千原ジュニア氏が髙橋氏宅で『コードネーム』を楽しんだ話を紹介している(TGiW:サバンナ高橋茂雄氏と『コードネーム』)。ホビージャパンの年間売上個数ランキングでは4位につけており、昨年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作が、日本でもウケている様子だ。


キッズゲームでボードゲーム初め

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新年のボードゲーム初めは家族でキッズゲームを遊んだ。

雪玉ゾンビ

雪玉ゾンビ
お墓から迫ってくるゾンビを雪玉を転がして倒すゲーム。毎ターン、ダイスで出たお墓からゾンビが出現し、ルートに沿って坂道を登ってくる。プレイヤーはアクションカードを一斉に出して、自分のコマを移動したり、杭を取り付けたり外したりし、雪玉(パチンコ玉)を転がす。雪玉がゾンビに当って倒れれば得点。ゾンビが村まで登ってくると、一番近いプレイヤーが失点する。こうして7ラウンドで得点を競う。
アクションカードは使い切りなので、どこで雪玉を投げるかの判断がポイント。ゾンビが遠くにいると当たりにくいが、近づけてからだと襲われる危険もあるし、その前にほかのプレイヤーに倒されてしまうかもしれない。さらにゾンビの中に倒してはいけない村人も混じっており、杭を上手く使うテクニックも求められる。
1回の雪玉で並んでいるゾンビを一気に倒せたときは爽快。対象年齢は10歳以上となっているが、キッズでも楽しめた。
ボドゲイム(ゲームマーケット2016秋)
デザイン・Shingo Fujita
グラフィックデザイン・Shintaro Ono
3~5人用/10歳以上/15~30分

パクっとプリッと

パクッとプリッと
ラッコなら貝、ウサギならクローバー、カエルならコオロギと、めくられた動物カードが食べたいカードを、裏向きの場札からめくって探す記憶ゲーム。当たったらうんちカードと差し替えていき、うんちカードをめくったら失点になってしまう。
「黒くてとてもくさいうんち(ライオン)」、「ロケットがたのねっとりうんち(カエル)」など動物によっていろいろなかたちのウンチがあり、勉強になる。プロモカードで人間の赤ちゃんもあり。
さかしんすがの(ゲームマーケット2016秋)
デザイン・さかしん
イラスト・すがのしょうへい
2~5人用/5歳以上/20分

ルビーモンスターズ

ルビーモンスターズ
ルビーを、モンスターを出して取り合う『ハゲタカのえじき』式カードゲーム。バッティングすれば単独次点が獲得する。モンスターはたった5枚だが、獲得できなかったモンスターは手札に戻ることから、先読みの要素がある。それでいて5点先取であること、失点になるドクロも2枚集めれば勝利になることから展開は早く、しっかり考えたほうが勝てるゲームである。
グランディング(ゲームマーケット2016秋)
デザイン・菅沼正夫
イラスト・堀田昇
2~6人用/5歳以上/5分

ギョっと

ギョっと
お魚を、あみやふねで取り合う『ハゲタカのえじき』式カードゲーム。バッティングすれば単独次点が獲得する。どうぐだけでなく釣り場も選び、釣り場がかぶっていなければ悠々とお魚をゲットできること、誰も選ばなかった釣り場はお魚が累積していくことから、選択がより複雑で悩ましくなっている。お魚がたくさんいる人気の釣り場を避けて、誰も来なさそうな釣り場に行ったら皆が来ていたりとドラマも生まれる。
クレーブラット(2016年)
デザイン・畑直樹、小倉ダイスケ
イラスト・サニー
2~4人用/4歳以上/5分

スパゲッティのイェティ

スパゲッティの上のイェティ(Yeti in My Spaghetti)
『崖の上のポニョ』みたいなタイトル。ボウルの上のスパゲッティの上にいる雪男を落とさないように、スパゲッティをゆっくり取り除いていくという謎シチュエーションのゲーム。スパゲッティは縮れていてほかのスパゲッティと絡まっており、ひねりながら少しずつ注意深く抜いていかなければならない。『スティッキー』式だが、ポイントは雪男が皿の中に落ちたとき、その直前のプレイヤーの勝利となる点。次のプレイヤーで失敗させようとしてわざとぎりぎりのプレイをするため、ゲームが終わるのが早い。
プレイモンスター(2015年)
2~人用/4歳以上/5分

ボドゲde遊ぶよ!! phase 7-9

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ホビージャパン2016年販売数ランキング、『ドブル』4年連続1位

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ホビージャパンは、昨年の販売数ランキングを発表した。4年連続で『ドブル』が1位となったほか、2位『パンデミック』、3位『ドミニオン』まで昨年と同じ順位となった。

新作では『コードネーム』『パンデミック:クトゥルフの呼び声』『アグリコラ:リバイズドエディション』が10位以内にランクイン。また『花火』が圏外から10位にジャンプアップした。『コードネーム』が4位に入ったことについて、先陣を切って購入しているコアゲーマーの高評価が、どのゲームが面白いか分からない新規層の購入につながったとホビージャパンは分析している。

1位の『ドブル』と比較した販売個数のパーセンテージは、2位の『パンデミック』が昨年の40%から36%に低下。2位、3位、4位の販売点数を合計しても届かない状態で、『ドブル』がふだんボードゲームを遊ばない一般層に拡大していることを現している。

さらに今年初めて、タイトル別前年比が発表された。『ドブル』は138%、『パンデミック』126%、『ドミニオン』122%、『宝石の煌き』152%と定番がさらに売れており、愛好者の市場も拡大している様子だ。ホビージャパンは「こんなの絶対俺しか欲しがらないけど、ユーザーが増えたら俺みたいな趣味の人も比例して増えたので(当社が)冒険できたよ!」というのが理想であるとコメントする。市場の拡大が多様化を後押ししている模様だ。

ホビージャパンゲームブログ:ホビージャパン扱いゲーム・2016年ランキング発表!

ネットTVで「芸能界ボードゲーム最強決定戦~冬の陣~」、1月7日配信

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インターネットテレビ「AbemaTV」で1月7日(土)20:00~22:00に、「芸能界ボードゲーム最強決定戦~冬の陣~」が配信される。出演・川島明(麒麟)、真壁刀義(プロレスラー)、菊地亜美(タレントモデル)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、解説実況・伊藤広大(こりゃめでてーな)、白坂翔(JELLY JELLY CAFE)、視聴無料。

昨年7月に放送された「夏の陣」、10月に放送された「秋の陣」に続く第3回。前回は『それはオレの魚だ!』『コヨーテ』『コリドール』『R-Rivals』がプレイされ、吉木りささんが優勝している。今回はどんなボードゲームが登場するかは当日のお楽しみ。お見逃しなく!

AbemaTV:芸能界ボードゲーム最強決定戦~冬の陣~

第5回ボードゲーム川柳大賞、作品募集

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当サイト主催の第5回ボードゲーム川柳大賞を開催します。1月15日(日)まで。

ボードゲーム関係であれば内容は自由、1人何作品でも投稿可能。〆切後、投稿作品の中から選者の投票で大賞と各選者の特別賞を決定します。優秀作品(昨年の優秀作品はこちら)は当サイトのトップページに掲載されるほか、選者提供の記念品を予定しています。

選者はふうかさん(ふうかのボードゲーム日記)、タナカマさん(テンデイズゲームズ)、渡辺範明さん(ドロッセルマイヤーズ)、メビウスママさん(メビウスゲームズ)、酢豚さん(豚の鳴き声)と当サイトの管理人・おので6名です。

応募は下記Googleフォーム、このエントリーへのコメント、またはツイッターでハッシュタグ「#第5回ボードゲーム川柳大賞」をつけてつぶやいて下さい。ご応募をお待ちしております。

昨年は1108首の応募があり、その中から12点が入賞しました。過去にどのような作品が選ばれたかは、こちらをご覧ください。

TGiW:第1回ボードゲーム川柳大賞:結果発表!
TGiW:第2回ボードゲーム川柳大賞:結果発表!
TGiW:第3回ボードゲーム川柳大賞:結果発表!
TGiW:第4回ボードゲーム川柳大賞:結果発表!

ニュルンベルク'17:シュミットシュピーレ

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ヴェルサイユの庭(Die Gärten von Versailles)
L.ブルクハルト&G.ブルクハルト作、2~5人用、8歳以上、20分。
王様のために最も美しい庭を作るゲーム。毎ラウンド、東屋、生け垣、花畑、噴水が描かれたタイルが登場する。対応するカードで正しいタイルを獲得して、連続するエリアを広げ、王様のお気に入りになろう。

欲張り牙(Raffzahn)
R.コルツェ作、3~6人用、8歳以上、20分。
モンスターがやってきた。みんな鋭い牙をもっているが、ホンモノの欲張り牙がその中にいる。そこで牙の数が多いモンスターをどんどん捕まえよう。でもほかのプレイヤーも同様に狙っている。3回までダイスを振り、中央かほかのプレイヤーからモンスターを取る。一番牙を多く集めたプレイヤーが勝者だ。頭にくる要素もあり、燃えるダイスロールが楽しめる。

フンコロガシ(Mistkäfer)
K.J.ヴレーデ作、2~4人用、8歳以上、20分。
フンコロガシはフンだけでなく、自分の列からダイスも持っていってしまった。ダイスを得点になるフンと交換しよう。こうしてクセになるダイスゲームが始まる。ひとつの列をタイミングよく得点できないと、置いてあるダイスをフンコロガシ、もといほかのプレイヤーにくすねられてしまう。『カルカソンヌ』の作者による、楽しくてエキサイティングなダイスゲームだ。

マイラミー111(MyRummy® 111)
S.ベンドルフ作、2~5人用、8歳以上、20分。
ルールは簡単、カードを揃っていない状態でもち、表や裏になったカードを取り、左や右に並べて、昇順か降順にする。子どもでも分かるルールだが、エキサイティングな挑戦が待っている。というのも、カードにはいろいろな価値があり、残念ながら価値のあるカードは適した場所に入りにくく、捨て札にするしかない。ほかのプレイヤーもそれを見て喜ぶだろう。ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート『クウィックス』『ザ・ゲーム』の作者による新しいカードゲーム。

ナッツを取れ(Schnapp die Nuss!)
A.オッポルツァー&S.クロース作、2~4人用、5歳以上、15分。
木の梢で、もう冬眠の時期なのに小さなリスたちが飛び回り、できるだけたくさんの木の実を集めようとしている。リスのお母さんが後ろから追いかける。いたずらっ子たちももう寝る時間だからね。ママに捕まる前に、たくさんの木の実を集められるのは誰かな?

トフワボフ・トータル(Tohuwabohu Total, Das Spiel zum Film 4)
C.フィオーレ&K.ハッペル&E.M.エルンスト作、2~6人用、7歳以上、10~20分。
ビビとティーナという2人組の女の子が主人公のドイツ映画をもとにしたボードゲーム。裏になったカードが自分の前にあり、悪いカードと良いカードを交換していく。限られた時間の中、協力して全プレイヤーの良いカードが悪いカードよりも数字が大きくなるようにしよう。

ゲームマーケット2017春:出展受付開始

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ゲームマーケット事務局は4日、ゲームマーケット2017春(5月14日(日)東京ビッグサイト)の出展募集を開始した。1月18日まで。定数を上回った場合は抽選、下回った場合は二次募集となる。

出展形式は一般、中古、企業、エリア、プレイスペースの5種類で、出展料はそれぞれ6480円、6480円、43200円、216000円、21600円から。一般と企業ではオプションとして試遊スペースを付けることもできる。また、2016秋と同様、「ボードゲーム:キッズ」「ボードゲーム:スタンダード」「ボードゲーム:エキスパート」「TRPG」「TCG」「SLG」「その他(書籍、グッズ、中古)」のジャンル、テーマやシステムを記入してもらい、より細かい分類を試みる。

出展できるものは、アナログゲームに関するものであれば創作、中古、輸入、関連グッズ、書籍など自由だが、成年向け商品の販売・プレイはできない。詳しくは下記リンクを参照のこと。申込は、ゲームマーケット公式サイトから出展申込フォームに記入して送付する。〆切後、事務局から通知があるので、返信に従って出展料を支払う。このほかに、カタログ原稿を期日まで送らなければならない。

ゲームマーケット2016秋は539団体が出展し、12000人が参加した。今度の春はどれぐらいの規模になるか楽しみにして待とう。なお、3月のゲームマーケット神戸の出展申し込みはすでに終了している。

ゲームマーケット2017春:出展申し込み

ニュルンベルク'17:アミーゴ

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ニュルンベルク玩具メッセが2月1日から6日間に渡って行われる。ドイツ市場では、エッセンのシュピールと共にボードゲームの新作が発表される二大イベントとなっている。ここで発表される予定の新作を、出版社別に紹介しよう。はじめはいつも情報が早いアミーゴから。

ハリガリパーティー(Halli Galli Party)
H.シャフィール作、2~4人用、8歳以上、15分。
果物の数が揃ったらベルを鳴らすパターン認識ゲームのバリアント。今度は果物が楽器を持って登場する。果物・楽器・色のうち2つ以上が同じカードがめくられたら素早くベルを押そう。また「歌っているプラム」が出たときも無条件にベルを押さなければならない。カードがなくなった人から脱落し、残り2人になった時点でカードの多いほうが勝つ。

ボーナンザ20年(Bohnanza 20 Jahre)
U.ローゼンベルク作、3~5人用、10歳以上、45分。
豆を育てて収穫するカードゲームの発売20周年記念版。「跳び豆」という新しい豆が登場する。この豆を2枚以上で収穫したとき、プレイヤー人数+1枚のカードを山札からめくり、自分で1枚取り、残りをほかのプレイヤーに1枚ずつプレゼントしていく。受け取ったプレイヤーはその豆を植えるか捨てるか選ぶ。最後に残った1枚は自分がターラーとして獲得する。

カランバ(Caramba)
H.シャフィール作、2~4人用、7歳以上、20分。
同時プレイのダイスゲーム。全員同時に5つのダイスを振って、同じ色にすることを目指す。同じ色になったらその色のコマを取る。ほかのプレイヤーがすでに取っていればその人から取ることもできる。こうして全部のコマが取られたら得点計算。獲得したコマの色によって点数が異なる。これを繰り返し、20点になったプレイヤーが勝利する。

デジャブ(DEJA-VU)
H.マイスター作、2~6人用、8歳以上、15分。
同じものが2回出たか覚えておく記憶ゲーム。カードには食べ物や道具など3つのものが描かれており、1つのものは全体で2つしかない。カードを1枚ずつめくっていき、2回目のものが出たと思ったらそれを取る。検証はせずそのままゲームを続行するが、すでに取っていたものが描かれたカードが出たら、1回目なのに取ったことになり脱落する。3ラウンドで最も多くものを集めたプレイヤーが勝利。

クラベル・トラベル(Krabbel-Trabbel)
R.クニツィア作、2~4人用、6歳以上、15分。
いろいろな記憶力を試すキッズゲーム。各プレイヤーの前にモンスターカードを置き、その上にもぞもぞ虫チップを置いてスタート。手番には山札からカードをめくリ、そのアクションを行う。アクションは指定されたモンスターのチップをめくって探す記憶アクション、もぞもぞ虫を取ったり渡したりするアクション、ジェスチャーや鳴き声を順番に増やしていくモンスターアクションの3種類。自分のモンスターカードからもぞもぞ虫チップを全部なくしたプレイヤーが勝つ。

おいしいマンモス(Lecker Mammut!)
H.ケルマレク作、2~6人用、6歳以上、15分。
ダイナミックなパターン認識ゲーム。各自、自分の前に山札を置き、手番になったら1枚ずつめくって場に並べていく。カードの動物か色が3枚揃ったら、素早く中央の棍棒カードを取る。一番早く取った人が場札を全部獲得するが、獲得したカードは以降まとめて、一番上のカードだけめくって扱う。こうして全員の山札がなくなったとき、獲得したカードの多い人の勝利。

お邪魔者デュエル(Saboteur - Das Duell)
F.モヤーソン作、1~2人用、8歳以上、30分。
スタートからゴールまで相手より早くつなぐことを目指すゲーム。通路には扉やトロルが立ちはだかるほか、アクションカードで相手を動けなくしたり、通路カードを取り除いたりすることもできる。ゴールに全部つながるか、ドワーフマーカーが全部配置されるか、山札と手札がなくなったらラウンド終了で、3ラウンド行って獲得した金塊を合計して多い人が勝つ。

黒赤黄エクストリーム(Schwarz Rot Gelb Extreme )
F.モヤーソン作、1~2人用、8歳以上、30分。
スピード勝負のパターン認識ゲーム。中央に裏にしてカードを広げ、1枚を取って同時スタート。カードには色の種類、形の種類、合計数の3つの要素があり、前のカードと3要素とも同じでないカードを探す。最初に7枚獲得した人がラウンド終了を宣言し、間違っていたカードは捨て札となり、間違いのなかったカードの多い人から得点カードを獲得する。5ラウンド合計で勝負。

アスモデグループ、独ハイデルベルガーを合併

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アスモデ社(フランス)は2日、ハイデルベルガー出版(ドイツ)、エッジ・エンターテインメント(スペイン・フランス)、ミレニアム(スペイン)の3社を合併したことを発表した。フランス・北米市場で合併を繰り返してきたアスモデ社がボードゲームの本場ドイツでも益々影響力を強める。

アスモデ社は1995年に設立、2004年にデカルト出版を買収してフランス最大手のボードゲーム出版社となった。2008年にはエッセンにドイツ支社を設立。2013年に新レーベル「スペースカウボーイズ」を立ち上げるなどグループ内開発を進める一方、2014年から各国の出版社を合併し始め、デイズ・オブ・ワンダー(フランス)、ファンタジーフライト(アメリカ)、パールゲームズ(ベルギー)、ズィーマンゲームズ(アメリカ)などを傘下に収めてきた。これによって『チケットトゥライド』『宝石の煌き』『世界の七不思議』『ディクシット』『ドブル』『ジャングルスピード』『コルトエクスプレス』『タイムストーリーズ』『パンデミック:レガシー』などの人気作品を数多く扱っている。

ハイデルベルガー出版は1991年に設立され、小規模出版社や外国出版社の販売をドイツ国内を中心に行ってきた。日本の作品もヤポンブランド創立以来取り扱われている。『アラカルト』『コードネーム』『キング・オブ・トーキョー』『ギフトトラップ』『シヴィライゼーション』『小早川』などの作品がある。アスモデ社とは2015年8月から物流で提携していたが、昨年8月にH.ビルツ社長が57歳で急逝し、先行きが不透明となっていた。

アスモデ・ドイツのC.ラップ社長は「ハイデルベルガー出版がアスモデファミリーに加わったことを喜んでいます。この合併により、アスモデは素晴らしい新作だけでなく、多様な同僚も獲得します。どちらも近年の成功をさらに高めるのに役立つでしょう」とコメントしている。ファンタジーフライト社と同様、合併後もハイデルベルガー出版のオフィスは継続し、クマのマークのロゴでボードゲーム開発も行う。

ドイツでは、自社以外のボードゲーム流通を大規模に手がけている会社としてほかにペガサス、フッターがあり、今回の合併で業界再編が進むかもしれない。ドイツ国外では関係各社ごとにライセンスが異なるため、日本への影響は小さいとみられる。

Asmodee:Asmodee und der Heidelberger Spieleverlag fusionieren!

クニツィアの2人ゲーム『王と道化』発売

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cosaicは12月3日、R.クニツィアの2人用ゲーム『王と道化』を発売した。イラスト・秋津たいら、2人用、8歳以上、20分、2500円(税別)。

コスモス社(ドイツ)より2006年に発売された『レーパーバーン午前1時半(Auf der Reeperbahn nachts um halb Zwei、英語版はTimes Square)』をリメイクした作品。オリジナルは2つのナイトクラブがダンサーと客の取り合いをするという内容だったが、テーマを変えて道化など個性豊かな側近たちの能力を駆使し、王と王冠を自らの城に導くことを目指すゲームとなった。このテーマ変更にはR.クニツィア氏の要望があったという。

王様、司教、道化、近衛兵といったコマが2人のプレイヤー間を行ったり来たりする。プレイヤーは交互に1種類のカードを出して対応するコマを動かすが、王様は常にふたりの近衛兵に挟まれて移動しなければならず、道化はほかのキャラクターに化けてそのコマを動かし、司教はせっかく動かしたコマを自分のところに持ってくる。

このようにコマがお互いに影響し合う上に、カードを一気に使用することで豪快な効果を発揮することも可能で、目まぐるしく状況が変わり、常に複数のカードが乱れ飛ぶダイナミックなゲームだ。

play:game評価コメントリスト:レーパーバーン

ももクロ『イチゴリラ』『ナンジャモンジャ』を遊ぶ

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1月1日16時からTOKYO FMで放送されたラジオ番組『ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!』にて、すごろくやの丸田店長が出演し、ももいろクローバーZのメンバーが『イチゴリラ』と『ナンジャモンジャ』をプレイした。

TOKYO FM:ももクロが、ロシア生まれのカードゲーム「ナンジャモンジャ」で遊んでみた!

この番組は毎週さまざまなジャンルの先生を招き、「○○学」と題したアカデミー形式で送っている。今回は「楽しくハッピーニューイヤー!最新ボードゲーム、カードゲーム学」と題して、すごろくやの丸田店長が先生となった。

プレイしたのはすごろくやから発売されている『イチゴリラ』と『ナンジャモンジャ』。ももいろクローバーZのリーダー、百田夏菜子さんは『イチゴリラ』について「すっごく楽しい! ルールは簡単なんですけど、頭を使うんですよ。けっこう覚えておかないといけない事とか、それを覚えた上で運任せというのと、それがすごい楽しくて。これは、小さい子でも大人でも楽しいと思います」、『ナンジャモンジャ』について「女子は絵も好きだし、男子は変なニックネームつけたりして、絶対盛り上がるだろうなって思います」とコメントした。

最後にボードゲームを買うときのポイントとして、相手とシチュエーションによって異なること、家族で遊ぶならお母さんを主体においたほうがよいことなどをアドバイスして番組はお開きとなった。百田夏菜子さんは毎年年末年始に従兄弟などとカードゲームを遊んでいるといい、今回紹介されたゲームを早速遊んでみるという。

TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(6)

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12月30日放送のTBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」にて、阿曽さんがボードゲームを紹介した。同番組で阿曽さんがボードゲームを紹介するのは昨年4月以来6回目。お正月の放送が多かったが、今回は少し早めて年末の放送となった。

毎週ボードゲーム会に参加しているという阿曽さんが担当したのはニュースクリップ「年末年始に遊びたい!オススメのカードゲーム」という特集。ボードゲームカフェ、ゲームマーケット、ボードゲームアイドルで盛り上がった1年を振り返り、『ちんあなごっこ』『見逃してくれヨォ!』『タイムライン』の3タイトルを面白おかしく紹介し、『タイムライン』は説明を受けながら実際にプレイした。

強啓氏はそれぞれ「ウンチが良かった」「阿曽ちゃんこれ作る!」「面白い!」とコメントし、上々の反応。『タイムライン』はこれまでになくゲームに夢中になる様子が伝わってきた。放送はホームページのバックナンバーで聴くことができる。

TBSラジオ荒川強啓 デイ・キャッチ!:年末年始に遊びたい!オススメのカードゲーム
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(2)
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(3)
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(4)
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(5)

アンケート:紙ペンゲーム

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Q113:「紙ペンゲーム」を遊びますか?

A.よく遊ぶ 7票(6%)
B.たまに遊ぶ 25票(20%)
C.ほとんど遊ばない 90票(74%)

「紙ペンゲーム」とは、文字通り紙とペンだけで遊べるゲームで、費用もかからず、多人数でできるのが魅力です。すごろくや編『大人が楽しい紙ペンゲーム30選』は傑作ぞろいで、管理人も『フラッシュ』や『詠み人知らず』をレクリエーションで紹介しています。『大人が楽しい紙ペンゲーム30選』が発行されてから4年になりますが、読者のみなさんはどれくらい遊ばれているのでしょうか。

アンケートでは、4人に1人が遊んでいる様子です。「よく遊ぶ」と答えたオルターさんからは「小規模から中規模までのゲーム会をよく開きますが、(10~40人)そこではよく紙ペンゲームを遊びますね。詠み人知らずは鉄板で、必ず1プレイ以上はします。専用用紙も作りました。他は、リプライでアドバイスや古今南北、ワードウルフなどが遊ばれています。最近、たほいやのアレンジバージョン「名言たほいや」というのを友人か考案して、仲間内でとても流行しております」というコメントを頂きました。

ボードゲーム愛好者にはコンポーネントがないゲームに物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが、名作とされている作品もあり、人数が集まるならば試してみる価値はあると思います。『詠み人知らず便利帳』(長谷川登鯉さん作、イエローサブマリン・アソビCafeで取扱中)のように、自分でデザインした紙でプレイするのも一興でしょう。

1月のアンケートは、月平均のボードゲーム購入費用です。昨年暮れに年間の購入費用を尋ねたところ、中央値は10万円でした(ボードゲーム消費金額2016、平均は20万4千円)。これは一昨年の結果と同じです。この金額を12で割ると、1ヶ月あたり8300円となります。果たしてこの金額が、本当に普通なのでしょうか。三択の中から近いものをお答えください。

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