2017年3月アーカイブ

仙台のボードゲームカフェ「タンブリングダイス」4月3日オープン

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タンブリング・ダイス(1)4月3日(月)、仙台市内にボードゲームカフェ「タンブリングダイス」がオープンする。3月中はプレオープンだったので訪問してきた。

仙台駅前に広がる繁華街を抜けて、少し落ち着いてきたビルの2階。肴町公園の前、カフェや美容室が点在する一角にお店はある。地下鉄なら東西線で仙台駅から一駅、「青葉通一番町」から徒歩4分の好立地である。近隣には有料駐車場も多く、自動車で来ても困らない。

お店に入るとたくさんのボードゲームがディスプレイされている。貸し出し用だけでなく、メビウスゲームズやニューゲームズオーダーを中心に70~80種類揃えた販売コーナーもあった。

テーブルは4人がけが5卓と、カウンターが4席。合わせて26人ぐらいが入れるぐらいの空間である。大きい窓とテーブルへの直接照明が狭さを感じさせない。オーナーの個性をわざと出さず、安っぽくなく、かといって高級すぎず、フラットな感じを心掛けたという。店内には凝った音響設備からマイルス・デイヴィスのスロージャズが静かに流れている。

タンブリング・ダイス(2)

コーヒーは豆専門店の協力で、冷めても美味しいブレンドを提供。また輸入ビールやカクテルなどアルコール類も用意されている。食事はホットサンドやデザート盛り合わせなど。アイスクリームとティラミスとワッフルのデザート盛り合わせは、これだけで幸せになれる。

店名「タンブリングダイス」は、同名のダイスゲームから取ったものかと思いきや、ローリングストーンズのナンバーから来ているという。しかし実際、地元のサークルがこのゲームを開店前に寄付して、どちらが元か分からなくなった。落ち着いた雰囲気の店内だが、ひとたびゲームが始まればたくさんのダイスが転がるように賑やかになるだろう。

仙台の人気ラーメン店を経営していたオーナーがボードゲームを知ったのは昨年の7月。友人が経営している飲み屋でドイツゲームの存在を知り、都内のボードゲームカフェや地元のボードゲームサークルに顔を出すようになった。管理人が行っている山形の「お寺でボードゲーム」にも2回参加して頂いている。当初は新しい趣味として楽しんでいたが、都内のボードゲームカフェを何軒か見て歩くうち、ビジネスとして成立することを知り、開店を決意。11月には法人を立ち上げ、物件を探し、内装を工事して、開店するまでわずか半年というスピードである。

地元のボードゲームサークルに参加するうちに、愛好者だけでなく創作ゲームサークルとも知り合う。店内には、宮城県内で活動する「楠本舗」と「ゆるあーと」の作品が特別棚で販売されていた。

タンブリング・ダイス(3)

今後は輸入ゲーム販売だけでなく、こうしたサークルとコラボしたボードゲームのプロデュース、中古ゲームの売買、独自輸入などを行い、仙台から日本全国に発信することを目指す。ボードゲームカフェという枠を超えて、愛好者だけでなくボードゲームを知らないたくさんの方々への広がりが期待される。

タンブリングダイス
宮城県仙台市青葉区大町1-4-14 建装ビル2F
TEL.022-226-7125
地下鉄青葉通一番町駅徒歩4分
平日15:00~24:00、土日祝12:00~24:00
平日1時間400円(最大1200円)、土日1時間500円(1500円)
ウェブサイト

会話から推理するコミュニケーションゲーム『黄金体験』、4月28日発売

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黄金体験アークライトは4月28日、スイッチゲームズのブランドでみんなの会話から何の体験かを推理する日本のコミュニケーションゲーム『黄金体験』を発売する。デザイン・エミユウスケ(リトルフューチャー)、イラスト・矢野由布子(YACO Games)、2~6人用、8歳以上、15分、1800円(税別)。

ゲームマーケット2016神戸でリトルフューチャーから発売され、第2回ゲームマーケット大賞で一次審査を通過した作品をリメイクした。

お題カードを引き、回答プレイヤー1名を除いて全員が見る。お題カードには「飛行機に乗った」などの体験が書かれており、回答プレイヤーは「どこで」「何回」「何人くらいで」といった質問をして全員の答えをもとに何の体験かを当てる。

新版では問題数が増えたほか、うまい質問が思い浮かばないときのためのサポートカードも収録。パッケージのイラストも一新し、お題カードのスタンドなど、遊びやすさもアップした。

誰の記憶にもある体験をテーマにした、みんなで盛り上がれるコミュニケーションゲームの再登場だ。

TGiWレビュー:ゴールドエクスペリエンス~黄金体験~

WAになって語ろう(Let's Make a Circle and Talk)

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御朱印あつめ 』『檀家-Danka- 』に続くお寺ゲーム第三弾。お盆に実家に集まって、普段はなかなか話さないことを語り合う雰囲気のコミュニケーション記憶ゲームである。お盆に風呂敷包みというコンポーネントが面白い。

自分の番にはカードをめくって、書かれた質問を隣の人にする。「今までで一番幸せだった瞬間」「お金に苦労しないとしたらしたい仕事」「もらいたいプレゼント」「ご先祖様に自慢して報告したいこと」など。指示によって、全員が答えることもある。

こうして順番に質問と答えを繰り返しているうちは和むが、突如として「〇つ前の質問と答えはなんでしたかな?」とお坊さんが聞いてくるカードが出る。これを引いた人は、それが誰の番だったか遡って、その質問と答えを思い出さなければならない。話をよく聞いていないと頭を抱えることになるだろう。

正解すれば全員にポイント。これを繰り返し、規定点に達したら全員が勝利となる協力ゲームである。

7人で30分。忘れないように、回答の後あれこれ補足するように質問することが勧められており、ゲームが終わってからも覚えていることが多い。家の中にたくさんあるものも、自分へのご褒美も、休みの日にしていることも全部「ボードゲーム」と答えるのはお約束。初対面の人もいたが、ゲームが終わるころには人となりがだいぶ分かった。

WAになって語ろう
デザイン・向井真人/イラスト・ 長縄キヌエ
ようがくじ「不二の会(ぷにの会)」(2017年)
3~8人用/6歳以上/15~30分

30分のSAN値競争!『ポケット・マッドネス』4月28日発売

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アークライトは4月28日、クトゥルフ神話がテーマのフランスのカードゲーム『ポケット・マッドネス(Pocket Madness)』日本語版を発売する。デザイン・B.カタラ&L.モーブロン、イラスト・M.ルセンヌ、2~4人用、8歳以上、30分、2000円(税別)。

オリジナルはファンフォージ社(フランス)から2016年に発売された作品。『Mr.ジャック』『プゥー』『ダイス・スター』など、短時間でも遊びごたえのあるボードゲームを発表してきたフランス人コンビがデザインした。

このゲームでプレイヤーは古き神々の崇拝者となり、信憑性のありそうな噂話をもとに、不穏な空気が漂う場所を調査し、古き神々にたどり着くことを目指す。謎を解く鍵を揃えることができれば、古き神々のもとへと向かうゲートが開かれるだろう。しかし、人智の理解をはるかに超える力を持つ者たちの前に、一歩間違えれば、狂気に彷徨うことになる。できるだけ長く正気を保って勝者になるのは誰だろうか。

手番には場札からカードを取るか、同じ種類のカードを出してゲートを開き特殊能力を手に入れるか、数字の高いカードを捨ててほかのプレイヤーに狂気トークンを取らせるかの三択。誰かの手札か場札がなくなるとラウンド終了で、残った手札に応じて狂気トークンが授受される。こうして誰かの狂気トークンが10枚以上になったらゲーム終了で、狂気トークンの少ないプレイヤーが勝利する。

特殊能力はゲームに逆転をもたらし、正気の瀬戸際をめぐってスリルある展開が楽しめるだろう。

内容物:場所カード63枚、ゲートカード7枚、狂気トークン40個、説明書1冊(カードサイズ:70×120mm)

ポケット・マッドネス日本語版(コンポーネント)

人生ゲームの歴史が詰まった書籍『人生ゲーム COMPLETE』発売

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主婦の友社は25日、人生ゲームの『人生ゲーム COMPLETE』を発売した。監修・タカラトミー、A5判・128ページ、1800円(税別)。

1968年に日本語版が発売され、今日においてもシリーズ新作が毎年発売されているボードゲームの代名詞人生ゲーム。完全撮り下ろしフルカラーで最新の『人生ゲームMOVE!』まで全製品版を紹介する。

製品版だけでなく、非売品、限定版、テレビゲーム版、ノベリティグッズも扱い、CMコレクションや元タカラ会長・佐藤安太氏のインタビューも掲載。また人生ゲームの元となった海外版のタイトル、一番面積の広い人生ゲーム、人生ゲーム平成版の種類、1つのマスで支払うお金の最高額など、トリビアも満載の一冊だ。

家族向けプレイスペース「ファミーリエ」、大阪貝塚に4月1日オープン

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大阪・貝塚市に4月1日、家族向けのボードゲームスペース「遊べるボードゲーム屋ファミーリエ」がオープンする。JR阪和線東貝塚駅徒歩2分、当面は週末のみの営業で、金曜17:00~22:00、土日祝日10:00~22:00。

「ボ育て(ボードゲームで子育て)」を提唱し、情報誌も制作しているまえだ氏が店主。店名はドイツ語の「家族」を意味し、近隣で活動しているボードゲームサークル名から取られた。ボードゲームカフェ・プレイスペースがひしめく大阪市内から40km南、関西空港近くに新しいボードゲームの拠点が生まれる。

乳幼児連れでも参加できるよう、畳敷きの座敷に積み木・絵本・紙芝居を用意し、間仕切りのある授乳・おむつ交換スペースも準備。テーブルは4卓で、座敷とソファー席とで30名ぐらいが入れる。遊べるボードゲームは300種類以上。絶版になったものも少なくない。重量級ゲームもあり、1人での来店も歓迎だ。

プレイ料金は大人30分200円(1ドリンク付き)からで、最大1日1200円。家族割があり、大人1人と子供1人で最大900円と1人で来るよりもお得。キッズゲームの物販もあり。お子さんを遊ばせながら夫婦でボードゲームを楽しむなど、休日のおでかけスポットとして地元から重宝されそうだ。

遊べるボードゲーム屋ファミーリエ
大阪府貝塚市半田3-6-10(旧91-1)シルク阪口2F
電話:070-5043-3776
ウェブサイト

大阪ファミーリエ(店内)

『アグリコラ:5-6人用拡張セット』日本語版、4月下旬発売

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ホビージャパンは4月下旬、『アグリコラ:リバイズドエディション』を6人まで遊べるようになる拡張セット『アグリコラ:5-6人用拡張セット』日本語版を発売する。デザイン・U. ローゼンベルク、アートワーク・K. フランツ、5~6人用、プレイ人数×30分、12歳以上、4800円(税別)。プレイするためには『アグリコラ:リバイズドエディション』が必要。

2007年にドイツで発売され、2016年にリニューアルした農業経営ゲーム『アグリコラ』が6人までプレイ可能になる。たくさんの木製コマ、リニューアルされた職業カード、プロモカードが入っており、ゲームに新しい息吹を吹き込む。

職業カードは5人以上用にデザインされ、拡張ボードには新しいアクションスペースが入っている。また、日本語版が同時発売となる『アイル・オブ・スカイ』に合わせて、プロモカードはスコットランドがテーマとなっている。

『アグリコラ』の5人プレイは愛好者の間で人気があるが、『アグリコラ:リバイズドエディション』は4人までになったため、この拡張セットではじめて5人プレイも実現することになる。愛好者待望の拡張セットだ。

内容物:農場ボード2枚、拡張ボード1枚、木の部屋/畑タイル6枚、レンガ/石の部屋タイル8枚、「食料1」チップ4枚、「食料5」チップ10枚、品物タイル8枚、カード60枚(進歩、職業)、スコアシート1冊、木製コマ(羊5個、牛3個、木材10個、柵30本、厩8個、家族10個)、ルールシート1部

アグリコラ:5~6人用拡張セット(コンポーネント)

ファミリーゲームフェスティバル2017、出展受付今月末まで

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名古屋国際会議場・白鳥ホールにて8月6日(日)、「ファミリーゲームフェスティバル2017」(主催・ヘムズユニバーサルゲームズ)が行われる。出展受付(一次募集)は3月31日まで。

昨年に続き2回目となるファミリー層をターゲットとしたイベント。前回は約700名が参加し、オインクゲームズが『インサイダーゲーム』を発売。また情報誌『ボ育て Vol.1』の発表も話題となった。

出展募集はボードゲーム、カードゲーム、ルールのあるおもちゃ、TRPGについて体験や販売、試遊、展示、関連の書籍やグッズの販売をする団体または個人で、中古ゲームは16時からの販売となる。出展料は長机半分の一般ブース2,500円から、長机2つと体験卓4つの企業ブース70,000円まで11のプランが用意されており、昨年より500~5000円下げられた。

一次募集で定員に満たなかった場合のみ、二次募集が行われる。出展申込は下記リンクから。

ファミリーゲームフェスティバル:出展申込

生還者が少ないほど儲けが大きい?!『ダンジョンヒーローマネージャー』日本語版、4月28日発売

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アークライトは4月28日、ダンジョンを探索する冒険者たちに投資するイタリアのボードゲーム『ダンジョンヒーローマネージャー(Dungeon Heroes Manager)』日本語版を発売する。デザイン・A.チャリヴェジオ&P.ジッチ、イラスト・D.モレッティ、2~6人用、10歳以上、60~90分、5800円(税別)。

オリジナルは2016年にジョーキ・ユニティ社(イタリア)から発売された作品。『ヒペルボレア』『シニョーリエ』と同じコンビがデザインした。

不道徳な投資家が、 酒場にいる不慣れな冒険者たちをうまく丸め込み、装備をさせて、 財宝や魔法の品が眠るダンジョンの探索へと向かわせる。あとはただその帰りを待ち、罠や怪物をかいくぐって生還した冒険者とお宝を分けるだけ。

毎ラウンド、酒場にいる冒険者と、装備や特殊能力を与える建物を選んだら、ダンジョンの探索が始まる。ダンジョンを選んで出発。5ラウンドのうちに冒険者は罠にかかったり、怪物と戦ったりしながら、最後のボスと戦う。冒険者が獲得した宝物は投資家であるプレイヤーのもの。そして生還者が少ないほどプレイヤーの取り分は増えるのだ。

ブラックなテーマとは裏腹に、ダンジョンの難易度と冒険者の能力をしっかりマネージメントしていかなければならない。異色のファンタジーゲームだ。

内容物:ゲームボード1枚、トークン類11個、色付きダイス6個、マーカー類7枚、白ダイス6個、カード類139枚、コイン60枚、効果早見表2枚、コマ6個、ルールブック1冊

ダンジョンヒーローマネージャー日本語版(コンポーネント)

第2回東京ボードゲームコレクション8月13日に開催、出展申込今月末まで

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8月13日(日)、東京・浅草の東京都立産業貿易センター・台東館(浅草駅徒歩7分)にて、ボードゲーム即売会「第2回東京ボードゲームコレクション」が開催される。出展者募集は3月末まで。

高円寺と渋谷でボードゲームカフェを運営するリトルフューチャーとピチカートデザインが主催。内容はボードゲーム・カードゲームなど、アナログゲームに関する物品の販売・試遊となる。前回同様、ゲストを招いてコラボレーションステージも企画している。

出展料は小ブース5400円から企業ブース32400円まで。申し込み、問い合わせは下記ウェブサイトから。

第1回は昨年10月に浅草橋のヒューリックホールにて開かれ、48団体が輸入ゲーム・創作同人ゲーム・伝統ゲーム・中古ゲームなどを出展し700名が来場した。イベントステージでは、pika☆kika(観客参加型ステージ人狼)、しゅぴ~る遊園地(ボードゲームアイドル)、吉木りさ(グラビアアイドル)、犬山紙子(エッセイスト)、中道裕大(『放課後さいころ倶楽部』作者)、望月英(声優)の各氏が出演している。

会場となる台東館は2001年から12年までゲームマーケットが開催されていたところで、7月2日には浅草ボードゲームフリーマーケット が行われる。

東京ボードゲームコレクション:出展申し込み

独エキスパート大賞『アイル・オブ・スカイ』日本語版、4月下旬発売

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ホビージャパンは4月下旬、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞したタイルオークション&配置ゲーム『アイル・オブ・スカイ:族長から王へ(Isle of Skye: Vom Häuptling zum König)』日本語版を発売する。デザイン・A.プフィシュター &A.ペリカン、アートワーク・K.フランツ、2~5人用、8歳以上、60分、4500円(税別)。

オリジナルはルックアウトシュピーレ(ドイツ)から2015年に発売された作品。デザイナーは『ブルームサービス』と同じコンビで、この作品によって2年連続でドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞することになった。国内では『スカイ島』『スカイアイランド』などの邦題で輸入版が流通している。

舞台はスコットランド北西部にあるスカイ島。やわらかな砂浜、なだらかな丘、美しい山脈といった美しい景色の島ではかつて、5つの部族が覇権をめぐって争い、領地を奪い合っていた。プレイヤーは1つの部族を率いて、領地を巧みに広げ、不要な土地は大金で売り払い、交易で儲けて、勝利点を獲得し、スカイ島の王になることを目指す。

『カルカソンヌ』のようにタイルを配置して領地を広げていくが、そのタイルは各自が値付けして、プレイヤー間で売買する。ほかの人のタイルを見て、ほしいものを買っていくが、誰からも買ってもらえないとその値段で自分が引き取らなければならない。ほかのプレイヤーがほしいタイルと所持金を考えて、絶妙な値付けをしよう。

さらに勝利点の条件はゲームのたびに組み合わせが変わり、これによって毎ゲーム異なる展開が楽しめる。1時間以内で終わるため、繰り返し遊べる話題作、ついに日本語版での登場だ。

TGiW:スカイアイランド

兵庫・姫路のボードゲームカフェ「B-Cafe」を訪問

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B-Cafe(1)昨年8月にオープンした兵庫・姫路のボードゲームカフェ「B-CAFE」を訪問した。ゲームマーケット神戸の会場に近い三ノ宮駅からJR新快速で約40分。新幹線なら新大阪から30分ほどで到着する。

姫路駅から徒歩7分。商店街を抜けた裏通りの2階にある。外では子どもたちが道路でスケボーの練習をしていた。窓からの眺めが素晴らしい明るい店内に入ると、奥の方で1卓ゲーム立っていた。カフェラテとミックスナッツを注文してしばらくくつろぐ。

「ドイツゲーム喫茶」と名付けられたこのお店は、ポッドキャスト「豚の鳴き声 」や『知ったか映画研究家』の制作で知られる「豚小屋」の「酢豚」こと黒田尚吾氏(グループSNE所属)がオーナー、同じく「アタック」こと大坪尭央氏が店長を務める。ロゴのデザインはタンサンファブリークと、ボードゲーム愛好者には馴染み深い。

大坪氏らはもともと姫路で毎月オープンゲーム会を開き、15人ぐらいでボードゲームを楽しんでいたという。しかしもっと間口を広げ、いろいろな人にボードゲームを知ってもらいたいという思いから、カフェを開いた。店内にある500種類以上のボードゲームの大半は個人所有で、初心者向けからフリーク向けまで幅広い。

B-Cafe(2)
「豚の鳴き声」ではいじられているが、実はイケメンの大坪店長

その目論見通り、ボードゲームをあまり知らない人がお客さんの半数以上を占める。一人で来店する人も多いので、そういうお客さんには相席を勧めている。実際、インタビュー中にアメリカ人の女性2人組が来店したが、一人は『カルカソンヌ』をちょっと知っているくらいで、もう一人はほとんど知らない様子だった。大坪店長は食事の提供をしながら、手が空いていればゲームのチョイスの相談に乗ったり、ルール説明もしたりと忙しそうだ。

英語教師だというアメリカの方が何か遊ぼうというので、ほかに来店していた日本人の男性2人をお誘いして『ボーナンザ』を遊んだ。お互いに初対面というだけでなく、こういうカフェでなければ会うこともないだろう組み合わせである。豆といえばコーヒー豆にもこだわりがあって、来客の1割はカフェのみの利用だという。カフェを飲みながら、壁にぎっしり並んだボードゲームを眺めていれば、遊ばないまでも気になるゲームは出てくるだろう。

現在は月末の土曜日に「B-Cafe Bar」というイベントを行っているほか、地元商店街のお誘いで出張実演も展開し始めた。徒歩でわずか2分のところにイエローサブマリン姫路店があるため物販は行っていないが、今後コラボも考えているという。

東京・大阪近辺にはもはや飽和状態とも言われているボードゲームカフェだが、地方都市にはまだまだ可能性を感じる。ボードゲームを知らない人にいかにして継続的に遊びに来てもらうかという別の課題もあるが、B-Cafeがひとつのモデルとなって、まずは政令指定都市、そして県庁所在地と広がっていけばいいなと思う。

ドイツゲーム喫茶 B-CAFE
〒670-0924兵庫県姫路市紺屋町80千葉ビル2F(JR姫路駅徒歩7分)
平日13:00~23:00、土日祝11:00~23:00/火曜休
30分250円、平日1日1200円、土日祝1日2200円
ウェブサイト

B-Cafe(3)
カフェだけの来客もある明るい店内。奥の方に段差があって秘密基地感もある。

遊んだボードゲームの記録、どのデータベース系サイトを使う?

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3月12日のゲームマーケット2017神戸で、新しいプレイ記録システム「enjoygames 」が発表された。メールアドレスでユーザー登録をすれば、所有ゲーム一覧を作ったり、ゲーム会を募集したりできる。

enjoygamesユーザー登録
http://enjoy-gam.es/user_registrations/confirm

新しい機能として、リアルタイムのプレイ記録と、ゲーム別のランキングがある。1人が遊ぶゲームのページをスマホなどで開き「参加者を集める」を選択。一緒に遊ぶ人も同じページを開き、「参加する」を選択する。こうして遊び終わった後に勝敗を記録したり、ナイスプレイをほめたりして、アイテムが増えランキングが上下する仕組みだ。

ドイツでは、ボードゲーム出版社協会(Spielverlag e.V.)が昨年、ボードゲーム会検索アプリ「Twiddle」 を開発した。自分が住んでいる近くでボードゲーム会が開かれていないかを探し、参加者と連絡を取り合うことができる。日本にも、ボードゲーム会やイベントを告知し、参加者を募るBoard Gamer's High とゲムパ がある。enjoygamesもゲーム会を告知する機能があるが、さらに個別のゲームについて成績の記録まで踏み込んでいるところが新しい。

enjoygamesには現在、約500タイトルのボードゲームがデータべ―ス化されており、リストになければ事務局にメールかツイッターでリクエストするようになっている。毎年世界中で1000タイトル以上、日本国内でも500タイトル以上の新作が発表されている現状で、データベース登録が課題といえよう。

世界最大のデータベースをもつBoardgamegeek は現在、約9万タイトルのボードゲームが登録されている。日本ではplay:game もボドゲーマ も約8千タイトルで、BGGの10分の1にも満たない。しかしBoardgamegeekは英語であるため、日本人にとっては後者のほうが使いやすい。

play:gameはBoardgamegeekを手本として作られ、詳細検索・所有ゲーム管理・プレイ記録・10段階評価・コメントなどの機能をほぼそのまま受け継いでいる。長く続いており、古典的な名作についてはたくさんの評価が寄せられているのが長所だ。トップページでは管理者のひとりであるけがわさんのレポートを読むことができるのも魅力。ただ、画面がスクロールしないように細かく分割されたデザインは、使いづらいと感じる人もいると思う。

ボドゲーマは見やすいデザインだけでなく、戦略やインストを記入できる機能や、「ボドとも」になって成績を記録できるSNS的な機能があり、ユーザー同士の交流を促しているのが特徴だ。ショップ・カフェバーの紹介やコラムも充実している。個別のゲーム紹介も詳しく、レビューサイトとしての価値もある。一方、評価については点数をつけず、ランキングは「お気に入り」をつけた人数で決めているため、遊んだ上でのレーティングは端的に分かりにくい。

ボードゲームをデータベース化しているサイトとしてはこのほかにボードゲームマグ 、テーブルシェア 、アソボド! などがあるがユーザー登録制でなく、登録件数も100タイトル未満であるため、レビューサイトとして読んで楽しむのがよいだろう。

遊んだゲームを細かく評価できるplay:game、ユーザー同士で交流しながら情報交換できるボドゲーマ、リアルタイムでスマホから対戦成績を入力できるenjoygamesと、それぞれ方向性が異なるので、何のために使うかを考えて選ぶとよいだろう。あとはBoardgamegeekに実装されているボードゲームニュースと、ユーザー同士で売買できるマーケットが、日本でもデータベースとリンクするかたちで実現したらいいなと思っている。

データベース系サイトの分類
データベース系サイトをゲームがメイン/イベントがメインと、データ重視/レビュー重視という2つの軸で分類してみた。enjoygamesは独特な立ち位置にある。

ゲームマーケット2017神戸:地獄Queue部、菊花賽、スタータップス

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3月12日に行われたゲームマーケット2017神戸でプレイしたゲーム。第1弾はこちらで、第2弾はこちら

地獄Queue部(マーチヘアゲームス)


地獄Queue部

鬼たちがキレイな石を求めて配給所で列を作って争うダイスゲーム。マーチヘアゲームズが釣りゲーム『ダイ公望』(2016年)に続いて送るダイスゲームだ。
各自15匹の鬼ダイスをジャラーっと振ってスタート。鬼ダイスは大鬼と子鬼がおり、最初から使えるのは大鬼ダイスだけである。子鬼はスリープカードの上にあり、大鬼を使って覚醒させなければならない。
手番には『ベガス』の要領で、1つの出目のダイスを全て、3つある配給所のいずれかに配置する。配給所には定員があり、配置されたダイスの数が定員に達すると、1位からキレイな石の分配が行われる。順位の判定はダイスの個数、大きさ、出目の合計。大鬼ダイスは少ないので、子鬼ダイスを早く覚醒させて増援しなければならない。
子鬼ダイスを覚醒させるには、大鬼ダイスを1つ使う。しかし同じ目の子鬼しか覚醒させられない。振り直しできるが、それにも大鬼ダイスが必要で、使われた大鬼ダイスはどんどん休憩していく。使ったダイスは1手番休んで回収でき、そのときにまた振り直す。
定員に達しそうな配給所があるとき、1個でも置いて順位を上げるか、いったんしゃがんでダイスを増やし、次の手番に賭けるかは状況次第。しゃがんでもダイス目が振るわないこともあってドラマチックだ。
2箇所の配給所がなくなったらゲーム終了で、集めた宝石で得点計算する。同じ種類の宝石をできるだけ多く集めたほうが得点が高い。そのため「自分はあまり要らないけれど、これは取られたくない」など、これもほかのプレイヤーとの駆け引きが生まれる。
ダイス目のままならなさと、エリアマジョリティーの緻密な計算の両方が楽しめる変化に富んだ作品である。
地獄Queue部
デザイン・Satoru Nakamura/イラスト・Mamiko Taguchi/マーチヘアゲームズ(2017年)
3~4人用/12歳以上/30~40分

菊花賽(しのうじょう)


菊花賽

3つの菊ダイスを揃えて品評会に優勝することを目指す2人用ゲーム。『ALL GREEN』『ヤオチュー!』と麻雀の簡易版を作ってきたしのうじょうの新作で、この作品も「2人用ダイス麻雀ゲーム」とされている通り麻雀のテイストがあるが、菊の品評会というテーマもあってオリジナリティが高い作品である。ゲームマーケット会場では、カップルや女性2人組がひっきりなしに試遊していた。
菊ダイスは白と黄色と橙があり、3つのダイスを全て同じ色か全て違う色にして、かつ連番かゾロ目で揃えることを目指す。はじめに各自袋からダイスを2つ取り、ついたての裏で振ってスタート。
自分の番には袋からダイスを1つ取って振り、ついたての中のダイスを入れ替えるか、捨てるか、3つのダイスが揃っていたらあがる(ツモ)。捨てたとき、相手はそのダイスで3つ揃うならばあがってもよい(ロン)。あがったら得点計算。あらかじめ流行の目(ドラ)というものがあり、それと同じ色か数字ならば得点が上がる。
得点分だけ相手のポイントダイス(最初は6)を減らし、0以下にすれば勝ち。
松江のホワイエピッコリーノ池田店長と対戦。池田さんはいきなり流行の菊ダイスを揃えて一挙に高得点。逆転を期して流行の目にかけたが、なかなか揃わなくているうちにもう一本取られた。流行の目が乗っているかによって得点が変わり、メリハリのある展開が楽しめる。

菊花賽
デザイン・篠崎高広/イラスト・ことり寧子/しのうじょう(2017年)
2人用/8歳以上/15分

スタータップス(オインクゲームズ)


スタータップス

6つの企業に投資をして、筆頭株主として利益を得ることを目指すカードゲーム。『ライツ』(2015年)をリメイクしてプレイヤー人数を増やした作品で、クニツィア的なジレンマに加えて、優れたデザインの企業ロゴがゲームに没頭させる。
自分の番には1枚カードを引き、手札から1枚出すだけ。基本は自分の前に出し、ゲーム終了時に企業ごとに一番多く出していた人は、出したカードが少なかった人から利益を得る。
そのため筆頭株主になれなさそうなカードは出したくない。そこで『ライツ』では左どなりの人へと流していたが、『スタータップス』は単に中央の場札(マーケット)に置けばよい。次の人は、場札か山札か選んでカードを取るが、山札から取る場合は場札の上にお金を支払わなければならない。こうして場札に置かれたお金は、次にその場札を取った人が受け取る。それで筆頭株主になれるなら渡りに船だが、甘い罠かもしれない。
さらに「独禁チップ」がゲームをエキサイティングにする。このチップは企業ごとに、最初にカードを取った人が受け取り、以降、筆頭株主になった人のところに移動する。このチップをもっていると、場札からカードを取ることができなくなり、独走が難しい。二位につけて最後にまくるのが望ましいが、果たしてそううまくいくか。
最後は手札も公開するため、誰が筆頭株主になるかは蓋を開けてみてのお楽しみ。筆頭株主は、出したカードが少なかった人からその枚数分だけお金をもらい、最も多かった人が勝つ。お金を支払う方は1枚につき1金だが、受け取る方はそのチップを裏返して3金になるところがポイント。だから早めにあきらめず、少し手を広げてチャンスを狙うのが良さそうだ。
5人プレイで、最後の最後まで誰が勝つか分からないエキサイティングな展開を楽しめた。『ライツ』は5人までだったが、7人まで遊べるようになり、人数によって展開も変わりそうだ。

スタータップス
デザイン&イラスト・佐々木隼/オインクゲームズ(2017年)
3~7人用/10歳以上/20分

ボドゲde遊ぶよ!! phase 7-14

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ゲームマーケット2017神戸:ワイルドゴールド、おそうじロボット、星を渡る

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3月12日に行われたゲームマーケット2017神戸でプレイしたゲーム。第1弾はこちら

ワイルドゴールド(ロクジゾー)


ワイルドゴールド

カードで道具を作って金鉱を掘り進めるカードゲーム。ロクジゾーはゲームマーケットは初出展で、サークル名は京都の六地蔵駅から取ったものだという。この作品は会場で早々に売り切れ、再版待ちとなった。
最初に自分の前にあるのは「小さいオノ」1つ。石カード1枚と木カード1枚からなり、これを使うと場札から1枚カードが取れる。場札には木、石、鉄、火のカードと、お宝が出てくる。手札の材料がたまってきたら、「大きいオノ」「小さいツルハシ」「ヤリ」「木のバクダン」など、いろいろな道具を作ろう。
面白いのは、カードをその道具のかたちに並べて表現するところ。自分の番に何ができるか、視覚的にも分かりやすい。「小さいオノ」は場札から1枚取取れるが、「大きいオノ」は2枚。「小さいツルハシ」は捨て札の山から1枚を選んで拾い、「ヤリ」は誰かの手札から見ないで1枚引き、お宝カードだったら奪うことができる。「木のバクダン」は強力で、場札から4枚引くか、全員の手札から1枚ずつ引き、お宝カードだったら奪える。効果はさまざまだが、何の道具かが視覚的に分かるので混乱しない。
先手でたくさん道具を作れば有利かと思ったが、「上限チェック」がこれに歯止めをかけている。手番の最後に、手札の枚数と道具の数を合計して7つまでしかもてないというルール。そのため道具を破棄したり、手札のお宝カードを捨てたりしなければならないことも。お宝が合計10点になれば勝ちだが、この上限のせいで9点どまりということが多く、次の手番になるまでみんなからカードを奪われるのでシーソーゲームになる。
ほかのプレイヤーにカード名を宣言してもっていれば奪える「剣」を2本作り、金(2点)をもっているプレイヤーを狙い撃ちしてぎりぎり勝利。戦況に応じた道具の切り替えが必要で、深みのあるゲームだった。

ワイルドゴールド/Wild Gold
デザイン・ナラセン/イラスト・カムラジュンタ/ロクジゾー(2017年)
3~4人用/8歳以上/30分

おそうじロボット(豚小屋)


おそうじロボット

磁石のボールが入ったおそうじロボットを飛ばして、自分の色のクリップだけ集めるゲーム。姫路のボードゲームカフェB-CAFEの大坪店長ことアタックさんが考案した。おそうじロボットの動きがロボットっぽくて面白い。
各プレイヤーのクリップを置いて、少し離れたところからおそうじロボットを発射する。ロボットは磁石のボールにカップをかぶせた簡単な作りで、回転させながら発射するとカーブを描くようになっている。そしてその磁石でおそうじロボットにくっついたクリップを片付ける。こうして自分の色のクリップをいち早く片付けられた人の勝ち。
クリップはほかのプレイヤーのものも混じっているので、『ベルズ』のように加減が難しい。運の要素もあるが、終盤は少なくなったクリップの中で自分の色にロボットを向けられるか、技術力も問われるだろう。

おそうじロボット/Putzroboter
デザイン&イラスト・アタック/豚小屋(2017年)
2~4人用/6歳以上/10分

星を渡る(Spieldisorder)


星を渡る

昨年亡くなったイギリスのミュージシャン、デヴィッド・ボウイへのオマージュ作品。星々をオークションで集めてつなぎ、彼を生まれ故郷に帰すというゲームで、Spieldisorderとして2年ぶりの新作となる(昨年はプロトタイプを出展)。
毎ラウンド、春夏秋冬の星カードが並べられる。これを見て春用、夏用、秋用、冬用のカードを裏向きにプロット。全員が置いたら、春用に置いたカードからオープンしていく。4回の入札である。
各季節ごとに、カードの数字が一番大きかった人が星カード(得点)を手に入れ、使ったカードを捨て札にする。このとき、ほかの人は使ったカードを次のオークションに持ち越すか、手札に戻すか、手元にプールするかという3択を順番に決める。次のオークションに持ち越せば数字が加算され、勝ちやすくなる。プールするというのが、このゲームのポイントだ。
というのもゲーム終了時に、プールしたカードの合計までしか得点できないというルールがあるからだ。オークションで入手したカードの合計のほうが多い場合、プールしたカードの合計を下回るまで捨てなければならない。さらに手札はオークションの回数よりも少ないため、オークションで適度に競り負けて、カードをプールに回したり、手札に戻したりすることが必要となる。同時公開のオークションの中で、この調整が悩ましい。
そのほか、星カードにはさまざまなマークが描かれ、セットコレクションやマジョリティーでもボーナスがある。それも踏まえてどれくらいの数字で星カードを落とせそうか、値踏みも面白い。

星を渡る/Across the Universe
デザイン・high-life/Spieldisorder(2017年)
3~4人用/10歳以上/38分

ハンターに気をつけろ!『ヴァンパイア・クイーン』日本語版、4月22日発売

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アークライトは4月22日、W.クラマーのカードゲーム『ヴァンパイア・クイーン(Vampire Queen)』日本語版を発売する。3~12人用、8歳以上、30分、1800円(税別)。

オリジナルはシュミットシュピーレ社が2016年に発売したもの。『大きいAと小さいa(Das grosse und das kleine A、アミーゴ社・1996)』、『ロバはだーれ?(Who's the Ass?、ファランクス社・2004)』、『ロバとウシ(Ochs & Esel、ペガサスシュピーレ社・2008)』と定期的にテーマを変えてリメイクされ続けてきたロングセラーだ。

プレイヤーはヴァンパイアの女王となり、ヴァンパイア・ハンターに狩られないように気をつけ、夜が明ける前に獲物を集めて帰ることを目指す。

ゴーアウト系のカードゲームで、スタートプレイヤーは同じ数字なら何枚でも出すことができ、あとの人は同じ枚数で数字を上回るなら出すことができる。1周して一番高い数字を出した人が次のスタートプレイヤーとなり、こうして誰かが手札をなくした時点で、残った手札が失点となる。

ヴァンパイア・ハンターカードは2枚あり、スタートプレイヤーのときだけ出すことができる。これが出ると全員強制的に1枚出して数字の大きかった人が引き取らなければならない。さらにジョーカーになるヴァンパイア・クイーンの使いどころも悩ましく、12人まで遊べて盛り上がる作品だ。

亀梨和也氏、TBS番組でボードゲームを遊ぶ

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TBS系列で3月16日に放送された『櫻井・有吉 THE夜会』にて、男性アイドルグループ「KAT-TUN」のメンバー・亀梨和也氏がボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」を訪れ、ボードゲームを楽しんだ。

31歳の亀梨氏が若者文化に触れるというテーマで登場したボードゲームカフェ。店内に入ってしばらくはバランスゲーム『イス山さん』を1人で遊んでいた亀梨氏、白坂店長の案内で大学生と相席してボードゲームを始める。

大学生と『スピードカップス』を遊んだ後、亀梨氏が提案したのは『ディクシット』。テレビ的にはルールが分からなくて相応しくないとスタッフから却下される。『ロストシティ』も同様に却下。最後に隣の席に相席を申し込んだが、『スコットランドヤード』が佳境に入っており、「集中してるんで」と拒否されて終わった。

『ディクシット』は亀梨氏が前に遊んだことがある様子で、以前に「『ディクシット』が好き」と言っていた木村拓哉氏との交流も番組内で明かされていることから、木村氏を通じて遊んだ可能性もある。

JELLY JELLY CAFEのブログによると、放送はされなかったがそのほかに『ラブレター』『スティッキー』『リング・ディング』も遊んでいったという。

JELLY JELLY CAFE:TBS「櫻井・有吉THE夜会」で亀梨くんが遊んだボードゲームまとめ

F.カサン氏逝去、オーストリアのボードゲーム普及に貢献

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ウィーン・ボードゲーム祭の主宰者であり、オーストリアでボードゲームの普及に貢献したF.カサン氏(Ferdinand de Cassan)が10日、病気のため亡くなった。68歳。

27歳のときにボードゲーム専門誌"Games & Puzzles"で記事を書き始め、翌年には"WIN Spiele Magazine"を創刊。1984年からウィーン・ボードゲーム祭(Wiener SPielefest)を始めた。国際ゲーマーズ賞の審査員も務め、特に近代デザイナーズゲームの普及に貢献した。奥さんのダグマー氏も、ウィーンボードゲームアカデミーの代表を務め、オーストリアゲーム賞を運営している。

11月に毎年開かれるウィーン・ボードゲーム祭はオーストリア最大のボードゲームイベントに成長し、3日間で7万人が訪れるようになった。2016年は資金不足のため休止になったが、代わって行われるようになったイベントに苦言を呈し、再開を期していたところだった。

本業はバラ園の経営。オーストリアのみならず、ドイツ語圏のボードゲーム関係者から次々と弔意を寄せている。謹んでご冥福をお祈りします。

Die Presse:Spielepionier Ferdinand de Cassan gestorben

リズムに合わせてポーズ!『ウィ・ウィル・ロック・ユー』日本語版、4月中旬発売

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ホビージャパンは4月中旬、フランスのアクション・パーティーゲーム『ウィ・ウィル・ロック・ユー』日本語版を発売する。デザイン・G.エクータン、イラスト・O.ファグネール、4~12人用、10歳以上、10分、1600円(税別)。

イギリスのロックバンド"Queen"の名曲"We Will Rock You"のリズムに乗って、膝や手を叩きながらプレイするパーティゲーム。2回ひざをたたいて、まず自分のポーズ、また2回ひざをたたいて、ほかの誰かのポーズ。今度はそのポーズの人が2回ひざをたたいて、自分のポーズ、そして2回ひざをたたいてまた誰かのポーズ。こうしてポーズをつないでいき、テンポが上がってくると難易度も上がり、ミスした人はボールカードを受け取らなければならない。

ゲーム中にジェスチャーが変わったり増えたり変更になったり、ボールカードの意地悪な効果が加わったりして、場はどんどんカオスになっていく。場のボールカード10枚全てがなくなったらゲーム終了で、受け取ったボールカードの枚数が少ないプレイヤーが勝つ。

オリジナルは2008年にカクテルゲームズ(フランス)が発売したもので、2014年に多言語版が発売されていた。このたびはアートワークを一新しての日本語版となる。飲み会など、ちょっとした集まりでも手軽にプレイできるリズム&アクション系パーティゲームだ。

内容物 サインカード40枚、ボールカード10枚、ルールシート                       

ゲームマーケット2017神戸:モニャイの仮面、ボン・ヴォヤージュ、ガリンペイロ

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ゲームマーケットでは、購入やお話もそこそこにして会場内でできるだけ遊ぶようにしている。ゲームマーケット大賞の情報収集という意味もあるが、個人的にも、たくさんの新作が毎日のようにリリースされる昨今、買ってもなかなか遊ぶ機会がなく、積みゲーになってしまいがちだ。また今回は、海外から「新作情報がほしい」というリクエストもあり、より積極的に遊ぶようにした。
試遊卓は1卓ということがほとんどで、前のグループが終わるまで待つことも多いが、ノリのよい関西の方々と遊べたのでとても楽しかった。ルール説明して下さったスタッフの方、ご一緒してくださった皆様、ありがとうございます。

モニャイの仮面(ギフトテンインダストリ)


モニャイの仮面

アニュビスの仮面』に続くスマホを使ったVRゲーム第2弾。専用のアプリをインストールしたスマホを紙製のゴーグルにセットしてスタート。見える風景を言葉で伝え、ほかの人はその情報をもとに、タイルとコマを並べてマップを再現する。プレイヤーが交代するたびにマップ内の位置が変わり、最終的にそれらの情報を組み合わせてひとつの大きなマップを組み立てる。
今回は「ムー公認」ということで海底のモアイ像という独特の世界観を打ち出している。粘土を使って「ラパラパ」という宇宙人を造形し、何体かいる「ラパラパ」が最後にUFOの発着点までたどり着ければ勝利となる。
マップと「ラパラパ」の姿は毎回自動生成され、100万通りぐらいになるという。また「ボードゲームらしさ」を追求し、マップを接続するときにパズルの要素を加え、はい・いいえ限定や擬音語など伝え方に制限を加えたりできるバリアントもある。
まず水上で見える風景を伝え、水中に飛び込んで中の風景を伝える。制限時間があるため、コミュニケーション力が試される。さらに終わってから、記憶を頼りに「ラパラパ」を粘土で作らなければならない。夢中になって遊ぶうちに、この海底神殿に迷い込んだような気分になる。

モニャイの仮面
デザイン・濱田隆史/イラスト・梶川晴香&村瀬都思/ギフトテンインダストリ(2017年)
2~6人用/10歳以上/30~60分/4600円


ボン・ヴォヤージュ(COLON ARC)


ボン・ヴォヤージュ

ライトな航海カードゲーム。自由楽暇がゲームマーケット2012春に発表した500円ゲーム『航海の日々』をリメイクした。『トゥーアンリミテッド』『大どろぼうとズルい騎士』に続くライトゲームだ。
各自船員チップをにぎり、一斉に公開。その後にイベントカードをめくって、1位から順にチップを支払ったり受け取ったりする。基本的には1位は支払いが少なくてすむが、イベントによって1位が損することもあり、どれくらい握るかで悩む。
イベントカードは「寄港」が出るまでめくり続けるので、まだ出ていないカードがだいたい分かり、カウンティングの要素もある。誰かの船員チップがなくなったところでゲーム終了となり、船員チップの一番多い人が勝つ。
追加ルールで効果が派手なイベントカードも加えると、ゲームはよりダイナミックになる。少なくにぎっているとペナルティというイベントなどもあって、「そろそのあのカードが出そう」「いやまだでしょう」などと会話も盛り上がる。

ボン・ヴォヤージュ 天気vs航海士
デザイン&イラスト・空地裕介/COLON ARC(2017年)
2~6人用/8歳以上/15分/1800円


ガリンペイロ(グループSNE)


ガリンペイロ

アマゾン川で金鉱採掘を競うボードゲーム。第1回グループSNEボード/カードゲームコンテストで選外佳作だった作品をディベロップした。これで第1回の入賞作品は『ソラシノビ』『ギャンブラー×ギャンブル』(以上大賞)『アニマルマインド』『デモンワーカー』『ガリンペイロ』(以上選外佳作)と全て製品化されたことになる。
はじめに計画カードを一斉に出して、順番に1枚ずつオープンし、お金やワーカーを補充したり、地位を上げたりする。前の人と同じものを選べないところがポイントで、前の人が何を選びそうかを考えて計画カードを選ばなければならない。
補充が終わったらアクション。地位の高い順にワーカーを置いてアクションを行う。すでに誰かが選んだアクションを実行するにはより多いワーカーが必要だ。
特殊能力を得られる勝利点カードの購入や、次の年に持ち越せる貯金など、さまざまなアクションが用意されているが、メインは金鉱山。ここでは置いたワーカーの数だけ袋から特殊ダイスを引いて振り、出た数の金が得点になる。特殊ダイスは6分の1しか金が出ない白から、半分の確率で金が出る紫まで確率が異なり、ダイスを引いては盛り上がり、振っては盛り上がる。
ワーカーをひたすら金鉱山につぎ込むというギャンブルだけでは長期的には勝てず、勝利点カードの特殊能力もじわじわと効いてくる。細部に至るまで作り込まれたゲーマーズゲームである。

ガリンペイロ
デザイン・増川和人/イラスト・緒方剛志/cosaic(2017年)
3~4人用/12歳以上/45~60分/4500円

つづく

ゲームマーケット2017神戸レポート

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ゲームマーケット2017神戸:会場の様子
会場は昨年と同じ3号館。ブース配置に手狭な感じはなかったが、あちこちに渋滞が発生した

3月12日(日)、神戸国際展示場(兵庫県神戸市中央区)にて、「ゲームマーケット2017神戸」が開催された。関西での開催は6回目で、神戸に移ってからは2回目。ボードゲーム出版社、専門店、同人サークルなど198団体が84タイトルの新作ボードゲームをはじめ、輸入ゲーム、中古ゲーム、書籍、関連グッズなどを出展し、4700名が参加した。

ゲームマーケット2017神戸:待機列
待機列はポートライナーの高架下に形成。ボードゲームへの熱意は寒空をも打ち負かす

限定販売を目指して開場前は1000人以上が待機列を形成。昨年のゲームマーケット神戸と比べれば約1ヶ月遅く、だいぶ春めいてきたとはいえ、朝は10度を下回る。10時の会場と同時に人々が殺到したのは、ボードゲームショップDDTとトリックプレイ。いずれも独自ルートでほかのショップでは見かけない輸入ゲームを扱っている専門店である。同人ゲームよりも先に輸入ゲームを求めるのは、関西開催の特徴と言える。

ゲームマーケット2017神戸:DTTちむ店長
DDTラボのちむ店長。今回は怪盗のコスプレで登場した。目玉は『呪いのミイラ』中国語版の『キョンシー』

しかし同人・創作ゲームの人気も上々。一般ブースは午後遅くまで人だかりが絶えず、売り切れも多数発生した。ブース前に人が集まっているのでしばらく待たななければならず、予めチェックしていたブースに狙っていかなければ、ぶらっと見てよさそうなものを見つけるということは難しい。

それでも東京開催のゲームマーケットと比べれば出展者数が少ないので、ゆっくりとゲームを見る余裕があった。開場時間は同じ7時間。昨年のゲームマーケット秋は539団体が出展したので、ざっくり比べても2倍以上の時間を1ブースに費やすことができる。「これくらいの規模がちょうどいい」という声を出展者・参加者双方から聞いた。今回、私は試遊に力を入れたが、9タイトルも遊ぶことができた。会場で遊んだゲームについては、別にレポートしたい。

昨年の秋にエッセンかと思うような大規模ブースで出展したオインクゲームズ。ドイツ支社"Oink Games GmbH"を立ち上げ、ヨーロッパ展開を本格化させている。エッセン・シュピールの出展で通訳をしたドイツ人女性が支社長となり、専業で営業活動を行う。来年にはアメリカのジェンコンや、フランスのカンヌ国際ゲーム祭への出展も検討しているという。これまでライセンス契約というかたちで海外に展開してきた日本ゲームに、新しい地平を開く。

ゲームマーケット2017神戸:オインクゲームズ
今回は新作『スタータップス』を発表。準新作『死ぬまでピラミッド』も好調で、すでに3000部販売したという

会場内では、大阪のボードゲーム専門店「キウイゲームズ」の2号店が4月下旬、新大阪駅近くにオープンするというニュースや、地元三ノ宮のグループSNEが8月、アナログゲーム雑誌『ゲーム・マスタリー』を発刊するというニュースが発表され、話題となっていた。なお関西の社会派ゲームデザイナー、北条投了氏の新作は『オーデンの触祭』と、無料配布の『トランプウォール』である。

昨年に引き続き、今回も前日交流会と当日打ち上げの両方に参加し、地元の方ばかりでなく、九州など遠方の方ともお話できた。そして二次会は両日ともトリックプレイに行き、「豚の鳴き声」の収録など、23時頃までじっくり話し込んだ。昨年から1000人も参加者が増えて「これくらいの規模がちょうどいい」などと言っていられる状況でもなくなってきたが、東京開催では急速に失われつつある「お互いの顔が分かっている感覚」が心地よいイベントだったと思う。

ゲームマーケット

変なポーズでパチリ!『フォト・パーティ』日本語版、4月中旬発売

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ホビージャパンは4月中旬、実際のカメラで撮影して、ポーズなどのチェック項目で得点を競うフランスのパーティカードゲーム『フォト・パーティ(Photo Party)』日本語版を発売する。デザイン・M.タブラン&L.エスコフィエ、6~15人用、8歳以上、15分、1600円(税別)。プレイするためにはデジタルカメラ、またはカメラ機能付き携帯電話などが必要。

「空中にいる」「片足だけ写る」「目的地まで走って帰ってくる」などのイベントカードを読み上げ、どんな写真を撮るかを説明したら、セルフタイマー機能を使ってカメラ撮影する。それから実際の写真を見て結果を判定し、課題をクリアしていれば得点を獲得する。最も多く得点を獲得したプレイヤーがこの日のスターだ。

オリジナルは2010年にカクテルゲームズ(フランス)から発売された作品。輸入版は国内流通している。缶入りのコンパクトなパッケージに、奇想天外なお題がたくさん詰まっている。

内容物:イベントカード46枚、ルールシート

TGiWレビュー:フォトパーティー

ゲームマーケット2017神戸:参加者4700名

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3月12日(日)に神戸国際展示場で行われたアナログゲームイベント「ゲームマーケット2017神戸」に4700名が参加したことを、主催のアークライト社が発表した。昨年の「ゲームマーケット2016神戸」(参加者3700名)から1000名、約3割増となった。

出展団体は前回より5団体減の198団体(会場に余裕をもたせるため二次募集は行われなかったという)。新作は昨年から17タイトル増えて84タイトルが発表されたほか、旧作・輸入・中古ゲーム・アクセサリー・同人誌などが多数出展・販売された。

「ゲームマーケット2017春」は2か月後、5月14日(日)に東京ビッグサイトで行われる。東京会場は毎回約1000人ずつ増加し、前回の「ゲームマーケット2016秋」では12000人が参加したが、関西での盛り上がり方も同じペースとなっている。

日本ボードゲーム大賞2016に『コードネーム』『カルバ』

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NPO法人世界のボードゲームを広める会「ゆうもあ」は12日、日本ボードゲーム大賞2016を発表した。選考部門には『カルバ』、投票部門には『コードネーム』が選ばれた。

今年で15回目を迎える日本ボードゲーム大賞。昨年1年間に日本国内で新発売された国産・日本語版・輸入・同人ゲーム284タイトルの中から大賞を選んだ。

投票部門は昨年12月から今年2月まで、2ヶ月半にわたってネット、ショップ、ゲームサークルで行われ、37都道府県から254名(昨年比-45名)が参加した。各自ベスト5まで記入できる方式で、1位5点、2位4点、3位3点・・・として集計した結果、『コードネーム』が1位となった。並んだカードからヒントをもとに自分の陣営に属するカードを当てていくゲームで、日本語版にもなっている。

2位以下の順位は下記の通り。国産ゲームが上位に入った昨年から一転、今年は海外ゲームが上位を独占した。国産では『インサイダーゲーム』が最高の9位。

選考部門(ゆうもあ賞)は、ゲームをあまり遊ばない家族向けにゆうもあがお薦めする作品。今年は『カルバ』が選ばれた。全員が同じ道タイルを引いて、遺跡までのルートを作るハバ社(ドイツ)のゲーム。ノミネートには『ドクターエウレカ』と『コンプレット』が選ばれている。

【日本ボードゲーム大賞2016】
投票部門
大賞:コードネーム(Codenames / V.フヴァチル / チェコゲームズ出版+ホビージャパン) 221点
2位:コンプレット(Completto / H.マイスター / シュミットシュピーレ)165点
3位:パンデミック:レガシー シーズン1(Pandemic Legacy Season 1 / M.リーコック他 / ズィーマンゲームズ+ホビージャパン) 138点
4位:世界の七不思議:デュエル(7 Wonders Duel / A.ボザ&B.カタラ / ルポプロドゥクシオン+ホビージャパン)129点
5位:マルコポーロの旅路(Auf den Spuren von Marco Polo / D.タシーニ&S.ルチアーニ / ハンス・イム・グリュック+アークライト)109点
6位:私の世界の見方(Wie ich die Welt sehe...) 101点
7位:フードチェーンマグネイト(Food Chain Magnate) 85点
8位:スカイアイランド(Isle of Skye) 83点
9位:インサイダーゲーム(Insider Game) 72点
10位:スルー・ジ・エイジズ(Through the Ages) 67点

選考部門
ゆうもあ賞:カルバ(Karuba / R.ドーン / ハバ)
ノミネート:ドクターエウレカ(Dr.Eureka / R.フラガ / ブルーオレンジゲームズ)
ノミネート:コンプレット(Completto / H.マイスター / シュミットシュピーレ)

・NPOゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2016 投票部門 発表!日本ボードゲーム大賞2016 ゆうもあ賞 決定

関西のボードゲーム中古専門店Schatziを訪問

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シャッツィ(1)

ゲームマーケット2017神戸の前日に兵庫・尼崎に1月オープンしたボードゲーム中古専門店「Schatzi(シャッツィ)」を訪問した。

新しいにおいのする店内に入ると、新品と見紛うような中古ゲームが並んでいる。「あれ? シュリンクがかかってるものもあるんですね」「クレーブラットさんのキッズゲームを取り扱ってるんです。それから未開封のまま遊んでない積みゲーを持ち込む方もいらっしゃいますね」

シャッツィ(2)
商品の並べ方もゆったりしていて新品のように見える

このお店はもともと、ボードゲームコレクターのcarrolこと高橋勝巳氏と、同じくボードゲームコレクターのわとさんが結婚して、大量の積みゲームが発生したことがきっかけとなっている。夫婦で所有するボードゲームは合わせて5000個! そのうち1000個をこの店で売りに出すことにしたという。この建物は夫婦の新居で、1階が店舗、2階が住まい、3階が倉庫になっている。

シャッツィ(3)
ザ・コレクター夫婦。わとさんと、carrolこと高橋店長

したがって開店当初はしばらく買取を行わず、「在庫」を販売していた。現在は買取も行っており、車で50個ぐらい持ってくる方もいらっしゃるという。「今週はゲームマーケット前で、持ち込まれる方が多かったですね」「分かりやすい(笑)」

国内では横浜の「ボードゲームリサイクルCUBE」に続いて2店目となる中古専門店。高橋店長は「こういうお店を私が欲しかったから」という。新品を扱うボードゲームショップでは、定番の新作が並び、絶版ゲームは取り扱われない。一方、絶版ゲームはプレミア価格がつき、とんでもない値段で取引されている現状。「本当の価値」で流通できる場所が求められているのは、全国のボードゲームフリーマーケットの人気を見れば明らかだろう。

多くのお客さんは、少し前のゲームを定価より安く買うために来ているという。大阪から20分ぐらいの住宅地で、仕事帰りに立ち寄る人も少なくない。また近日中にホームページを立ち上げて通信販売も行う予定となっている。

いわゆるレアゲームは、奥の棚に展示されている。『コミュニケーションカタン』19万円、『ワールドマップアクワイア』8万円、『飴ちゃん工場』2万円、『スタンプス』1.8万円など。『3Dカタン』は15万円で販売されたという。マニアでも見たことのないようなゲームが揃っているのはさすがコレクターだ。

また、店長夫婦が自ら製作しているボードゲームアクセサリー「ミープリング」の品物が置いてあるのも特徴。ゲームマーケットでしか手に入らなかったキャラクターミープルなどを、じっくり選んで購入することができる。

店内には変わった飲み物も販売されており、飲みながら店長とボードゲーム談義をするのも楽しい。今回私は、沖縄のルートビア(難易度4/140円)を頂いた。「アンメルツのにおい」と評する人もいる尖った炭酸飲料だ。ゲームマーケット前で次々と来店するお客さんを尻目に、店長夫婦としゃべっていると、何となく美味しく感じられてきたのが不思議だ。

シャッツィ(4)
変わった飲み物おしながき

帰りは、立花駅前の商店街で、たこ焼きを食べた。駅から店までの間に、たこ焼き屋さんが3軒もあって、美味しい匂いが漂っている。

Schatzi(シャッツィ)
兵庫県尼崎市立花町4-11-8-1
06-7182-8399
Twitter:gameSchatzi
JR東海道本線立花駅徒歩5分
13:00~20:00/水・土休

ゲームマーケット2017神戸:明日開催

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3月12日(日)、神戸国際展示場にてアナログゲームイベント「ゲームマーケット2017神戸」が開催される。10時から17時までで、3000人以上の参加を見込む。入場料1000円(カタログ付き1500円)、小学生以下は保護者同伴で無料、中高生は学生証提示で無料。

通算32回目を迎えるアナログゲーム専門の総合イベント。関西での開催は6回目となる。ボードゲーム、TCG、TRPG、SLGなどの各ジャンルにわたって、企業から同人サークルまでが創作、輸入、中古、書籍、関連グッズが展示販売する。3,800㎡のホールに198団体が出展。出展される新作は国産だけで85タイトルに及ぶ。

出展ブースでは無料体験卓が多く設けられるほか、TRPG体験コーナー、どうぶつしょうぎコーナー、こどもゲームコーナー、フリープレイコーナー、キッチンカーコーナーが設けられ、購入だけでなく、幅広い年代が楽しいひとときを過ごすことができる。

今回から初めて、現地で遊んだ新作ゲームの評価を投票できるようになった。こちらのページをスマホなどで開いて投票しよう。Googleアカウントを使用しており、後から修正・追加することもできる。

ほかにも、買い物に便利な公式エコバッグやコットンバッグが販売され、ゆうパックの会場受付もあり、たくさん購入しても安心。がっつり買いたい人も、ふらっと立ち寄って遊びたい人も、明日は神戸に行こう。

ゲームマーケット公式

ぶぅ~と鳴ったらバースト!『ガス・アウト』日本語版、4月中旬発売

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マテル・インターナショナルは4月中旬、カードでおならゲームを楽しめる『ガス・アウト(Gas Out)』日本語版を発売する。2~6人用、5歳以上、10分、1800円(税別)。発売に先駆けて、全国のトイザらスにて3月中旬より先行発売される。

各プレイヤーは3枚ずつカードを持ち、自分で出したカードの数だけガスター(電子制御・電池使用)を押す。押しても「ぷょっ」と鳴ればセーフ。しかし押すたびに音は高くなっていき、「ぶぅ~」とおならの音が鳴ったらバーストで脱落になってしまう。「スキップカード」や「リバースカード」もあり、手軽に盛り上がれる。

絶版になってしまった名作『ブリッとでるワン』の後継に位置づけられる作品。次がバーストか、その次がバーストかと、たいへんなスリルが味わえる。

TGiWレビュー:ミスタープー(ドイツ語版)

ゲームマーケット2017神戸:オリジナル新作ボードゲームリスト(印刷用)

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ゲームマーケット2017神戸が、いよいよ3月12日(日)に神戸国際展示場にて開かれる。先日公開したリストに基づいて、オリジナル新作ボードゲームをまとめたリストを制作した。PDFファイルで、A4で1ページ。

・予約したゲームの受け取り忘れチェック
・当日絶対手に入れたいゲームや、現物を見て(試遊して)購入を検討したいゲームの備忘録
...ならびに用意するお金の計算(重要)
などにお役立て頂けたらと幸いである。

情報は本日現在のもので、未確定情報も含んでいる。また、ゲームマーケット事務局ではこのリストに基づいて新作評価アンケートを行う。今回から初めて、現地で投票できるようになる見込み。なお、リストに掲載されているけれども頒布されなかった、逆に掲載されていないけれども頒布されたなどの情報をお寄せ下さい。

ゲームマーケット2017神戸新作リスト(PDF)
ゲームマーケット2017神戸:新作評価アンケート

『放課後さいころ倶楽部』第9巻発売

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小学館は12日、月刊少年サンデー「ゲッサン」連載のボードゲームコミック『放課後さいころ倶楽部』第9巻を発売した。中道裕大作、637円。

女子高校生がボードゲームを通じて友情を深めていく物語。5ヶ月に1巻のペースで単行本化されており、このコミックがもとでボードゲームを始めた人も少なくない。毎回ボードゲームが1タイトルずつ登場し、そのゲームを通じたドラマが描かれる。恒例のおまけ漫画やすごろくや店長のコラムも付いており、ゲッサンで読んでいた方も買う価値がありそうだ。

加茂川北高校の新入生、黒崎奈央は、ボードゲームカフェ「ゲシェンク」にて放課後さいころ倶楽部の2年生4人と出会う。はたして奈央の心はボードゲームを通して開かれていくのか。

発売を記念して3月25日に東京・高円寺のす箱にて恒例のトーク&ゲームイベント「夜に集まれ!~中道先生との楽しい夜会~」が行われる。トークショーはすごろくやのウェブサイトから前売1800円(当日2500円)。イベントの詳細とチケット入手方法はこちら。また、東京・神保町のボードゲームカフェ「アソビCafe」では本日、第9巻を持ち込むとさいころチャレンジをして割引が受けられるサービスを行っている。

ゴールデンギーク賞2016に『大鎌戦役』、日本語版発売へ

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世界最大のボードゲームサイト「ボードゲームギーク(Boardgamegeek)」は8日、ユーザー投票によるベストゲーム「ゴールデンギーク賞(Golden Geek Awards)」を発表した。大賞には『大鎌戦役(Scythe)』が選ばれた。

ゴールデンギーク賞は2006年から始まり今年で11年目。これまで『ケイラス』『将軍』『アグリコラ』『ドミニオン』『ハンザ・テウトニカ』『ドミナント・スピーシーズ』『エクリプス』『テラミスティカ』『宝石の煌き』『パンデミック:レガシー シーズン1』が大賞に選ばれている。ボードゲームギークのユーザー層を反映して、遊びごたえのあるゲーマーズゲームが選ばれる傾向にある。

今年大賞になった『大鎌戦役』は、機械兵器のある架空のヨーロッパを舞台に、自分の国を最も豊かな国に発展させるアメリカのボードゲーム。今回、大賞のほかにアートワーク、ソロ、ストラテジー、テーマチックの4部門を受賞している。

『大鎌戦役』は先日発表されたフランス年間ゲーム大賞、スイスゲーマーズ賞も受賞しており、国際的にゲーマーから高い評価を受けている。この人気を承けてアークライトゲームズが日本語版を計画している。発売日は未定だが、これまで輸入版も国内での流通が少なかった作品であるだけに、期待も大きい。

今年から新たに協力ゲーム部門が新設され『メックVSミニオン』が受賞した。ファミリーゲーム部門とパーティーゲーム部門は昨年『コードネーム』が受賞したが、今年はこの2部門を続編である『コードネーム・ピクチャーズ』が受賞している。

【ゴールデンギーク賞2016】
ゲーム・オブ・ジ・イヤー:大鎌戦役(Scythe)
2人ゲーム:スターウォーズ:反乱(Star Wars: Rebellion)
アート&プレゼンテーション:大鎌戦役(Scythe)
カードゲーム:アーカムホラー・カードゲーム(Arkham Horror: The Card Game)
協力ゲーム:メックVSミニオン(Mechs vs. Minions)
拡張:世界の七不思議デュエル:パンテオン(7 Wonders Duel: Pantheon)
ファミリーゲーム:コードネーム・ピクチャーズ(Codenames: Pictures)
イノベーティブ:キャプテン・ソナー(Captain Sonar)
パーティーゲーム:コードネーム・ピクチャーズ(Codenames: Pictures)
プリント&プレイ:スタートレック・ダイスゲーム(Star Trek: The Dice Game)
ソロゲーム:大鎌戦役(Scythe)
ストラテジーゲーム:大鎌戦役(Scythe)
テーマチックゲーム:大鎌戦役(Scythe)
ウォーゲーム:フォーリングスカイ(Falling Sky: The Gallic Revolt Against Caesar)
ポッドキャスト:Shut Up & Sit Down: The Podcast!
アプリ:トワイライトストラグル(Twilight Struggle)

Boardgamegeek:2016 Golden Geek Award Winners

ゲームマーケット2017神戸:オリジナルボードゲーム新作リスト

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3月12日(日)、神戸国際展示場にてゲームマーケット2017神戸が開催される。出展は昨年の神戸開催から微減(-5)の198団体。来場者は前回の3700名程度を見込む。

ここで発表されるオリジナルボードゲーム作品の新作リストをまとめた。作成にあたってはゲームマーケット事務局より提供された情報を参考にし、輸入ゲーム、伝統ゲーム、拡張、再版、過去のゲームマーケット既出、ベータ版・プロトタイプ・見本展示・無料配布、書籍・アクセサリ、TRPG、SLG、TCGを除いた。改版・リメイクについては、前作からのルールの追加・変更が確認できる場合は掲載している。

現在のところ新作は前回の神戸開催から増加して(+30)97タイトル。そのほかに過去のゲームマーケットで発表された人気作品も多数ある。すでに予約・取り置きが締め切られているものもあるが、参加される方はチェックしておこう。

※追加・修正などの情報提供をお願いします(ツイッター、メール、コメント)。特に、カタログ情報のみの作品、発売が間に合わなくなった作品の情報提供をお待ちしています。頂いた情報をもとに適宜修正してまいります。

ゲームマーケット公式サイト

名探偵コナン×人狼『名探偵コナン 犯人推理ゲーム』3月末発売

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ビバリーは3月31日、人狼ゲームのシステムを用いた心理ゲーム『名探偵コナン 犯人推理ゲーム』を発売する。6歳以上、1200円(税別)。

市民の中に紛れ込んだ犯人を話し合いで推理する。朝には話し合いをもとに犯人を推理し、みんなで決めた1人を追放。夜には犯人がこっそり目をあけて、1人を襲撃しさらっていく。犯人を追放できれば市民の勝利、犯人と市民が同数になれば犯人の勝利となる。

基本のルールに加えて、さまざまな役職を加えることもできる。夜のターンに犯人かどうかを確認できる「探偵」、夜のターンに1人の役職を知ることができるが、探偵には犯人と判定されてしまう市民「怪盗」、ゲーム終了時に残っていれば勝てる第3陣営の「黒ずくめの組織」などが、『名探偵コナン』のキャラクターに割り当てられている。

人狼ゲームの処刑よりも穏やかなテーマで、子どもから遊ぶことができる。数ある人狼ゲームの中でも安価で手に取りやすいところもプラスポイントだ。

内容物:カード15枚、ケース1個、取扱説明書1枚

セクスションズ(Sexxxtions)

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セクスションズ

シモネタのお題にみんなで答えて、誰がどの答えだったかを当てるコミュニケーションゲーム。メンバーを選ぶが、盛り上がったときの破壊力は大きい。

親がお題を読んで、ほかのプレイヤーはペンで答えを書く。筆跡で分からないように親の左のプレイヤーに集め、シャッフルして発表していく。親はそれぞれの答えを誰が書いたか当て、当たったら自分のコマを進める。先にゴールしたプレイヤーの勝ち。

ときどき「ボーナーポイント」マスがあり、ここではプレイヤーをひとり指定して、イエスかノーで答えるお題を読み、一致していれば2マス進める。

どんなお題があるかは想像にお任せする。ちなみに写真は「行為中に言われて/されてイヤなこと」。これでもマイルドな方である。あと今回初めて、スマホの「リアルタイムカメラ翻訳」機能を使ったがとても便利だった。

5人で90分。なかなかポイントが入らなかったので、当てられなかったプレイヤーも得点などのルールにしたほうがよいかもしれない。ちなみにバリアントとして、当てられた人はお酒を一杯のまなければいけないとか、女性だけでプレイするというルールが提案されている。

Sexxxtions
作者不明/ホットトイズ(2012年)
5~8人用/18歳以上
www.sexxxtions.com

ボドゲde遊ぶよ!! phase 7-13

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ボードゲームで婚活イベント、3月15日池袋、3月20日高円寺

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3月15日(水)夜、東京・池袋のJELLY JELLY CAFE 池袋店にて、第1回ボードゲームコンが行われる。20~35歳の独身者限定で、男性7700円、女性3400円。

19時からのイベントスタート。5~6人のグループに分かれ、全員で乾杯をしてからボードゲームを始める。途中グループシャッフルを行って2ゲームを遊ぶ。最後に気に入った相手に投票するスマホアプリでマッチングを行い、22時に終了するというスケジュールとなっている。

主催は全国的に婚活イベントを手がける街コンジャパン。初心者でも1人参加も歓迎する。

街コンジャパン:3/15(水)【初心者大歓迎!オシャレな専門店で開催!】第1回★ボードゲームコン@JELLY JELLY CAFE 池袋店~楽しいゲームで盛り上がろう♪♪~

続いて3月20日(月祝)夕方、東京・高円寺のボードゲームスペース「す箱」にて、第1回「世話焼きMCニシヤマの縁結びボードゲーム会」が行われる。25歳以上の独身者限定で、男女とも前売2800円、当日3500円。定員は男女各12名まで(男女ともにソールドアウト)。

17時からのイベントスタート。『ナンジャモンジャ』や『かたろーぐ』など、誰でも楽しめるお手軽ゲームを遊んだ後、1対1のトークタイムと、お茶とケーキタイム、そして気に入った相手と連絡先交換を行う。

ゲストMCのニシヤマエリカ氏はフリーアナウンサーで、婚活パーティーで数多く司会をしてきた経験をもつ。ゲーム中、ニシヤマさんが各卓を巡りながら、さりげなく世話を焼いてくれるだろう。肩肘をはらず、「気の合う友人探し」ぐらいのお気軽さでご参加下さいとのこと。

すごろくや:3/20(月祝) 世話焼きMCニシヤマの縁結びボードゲーム会:第1回

管理人も地元で「寺コン」というお寺の本堂で行われる婚活イベントで3回ほど司会を務めている。そこでは参加者をグループ分けして『フラッシュ』や『詠み人知らず』を遊んでもらったが、ゲームは初対面の緊張を解きほぐし、心理的距離を縮めるのに有効であると思う。一方、ボードゲームばかりでは相手のプライベートを話す機会がなくなってしまうので、トークタイムにいかにうまくつなげられるかが成否に関わるだろう。

ボードゲームを使った婚活イベントは今後も各地のボードゲームカフェなどで開かれていくと見られる。「結婚し 好きなゲームも 二個並ぶ(第4回ボドゲーム川柳大賞・ふうか賞)」というように、ボードゲーム愛好者同士で結婚するという最高に幸せなケースもあるので、こういった機会を活用してみてはいかが。

イクジット 秘密の実験室(EXIT: Das geheime Labor)

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みんなで本気で考える

イクジット秘密の実験室

コスモス社から発売されている謎解きゲームシリーズ。秋に発売された3タイトルはドイツのボードゲームショップでも専用ショーケースで販売されるほどの力の入れ方で、すでに合計10万部を売り上げたという。言語依存があるが、ゲームストア・バネストが細部まで日本語化して販売している。そのうちの1つ「秘密の実験室」を5人でプレイ(ネタバレなし)。

実験室に閉じ込められたプレイヤーが、カードで指示される謎を解いて脱出することを目指す。はじめに渡されるのはブックレットと回答ディスクのみ。ブックレットの中に、部屋の見取り図があるので、そこにある1枚目の問題から取り組む。

問題はアルファベットの付いた「謎カード」に指示されており、対応する「謎カード」を引いて、その問題を解く。今回はどの謎カードも3つの数字を当てる問題で、その数字をもとに回答ディスクを回すと、どの番号の回答カードを引くかが指示される。その回答カードに「×」がついていればやり直し。正解なら次の問題に進めるという寸法だ。

行き詰まったらヒントカードが用意されている。各問題について3枚あり、1枚目を読んでも分からなければ2枚目、それでも分からなければ3枚目を引く。3枚目は正解が書かれている。これによって、途中で挫折しないようになっている。

成績は、10問全問解くまでにかかった時間と、それまでに見たヒントカードの枚数で決まる。とはいえ2回目はもうできない。カードやシートに書き込むということもあるが、それ以上に解き方が分かってしまうからだ。気に入ったら、シリーズの別の作品を遊ぶと良いだろう。

今回は所要時間90分(1問あたり9分)でヒントカードを6枚見たので成績は10点満点の3。5人プレイだとよく思いつく人と、よく分からなくて見守っている人(どちらかというと私は後者)に分かれたが、どの問題もやりごたえがあって次第に引き込まれていった。

EXIT Das geheime Labor
デザイン・I.ブラント&M.ブラント
コスモス(2016年)
1~6人用/12歳以上/45~90分
ゲームストア・バネスト:イクジット 秘密の実験室

7月2日に浅草ボードゲームフリマ、出展受付今月末まで

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7月2日(日)、都立産業貿易センター(台東館)にて、浅草ボードゲームフリーマーケットが開催される。出展受付は3月末日まで。

東京での開催は2013年以来4年ぶりとなるボードゲームフリーマーケット。今回はゲームマーケットの旧開催地、浅草の都立産業貿易センター(台東館)での開催となった。「ゲームマーケットの原点に帰り、中古ゲームの販売を中心に行い、ゲームを持ち寄って下さった皆様を中心に販売購入を楽しめるイベント」をコンセプトとする。

出展は1/2ブース2000円、1ブース4000円の2種類で、最大100ブース。中古ゲームだけでなくオリジナルゲーム・書籍も販売できるが、同名タイトルは最大5点まで。また合計10点以上の持ち込みが必要となる。申し込みは3月末日まで。定員を上回った場合は抽選となる。

購入はまず出展者グループ、次に400人限定の事前予約、その後に予約なしの順で入場となる。出展者には優先的に購入できる入場券が付くため、グループで申し込んで1人が販売を担当し、残りのメンバーが購入に回るのがお得だ。事前予約は4月16日から。

2013年には1000人以上が参加したボードゲームフリーマーケット。自宅のゲーム棚があふれかえっている人は、出展してみてはいかが。詳細事項と申し込みは下記ページから。

浅草ボードゲームフリーマーケット

ボードゲーム専門店の中古アウトレットセール、3月5日高円寺

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3月5日(日)12時から、東京・高円寺のボードゲームスペース「す箱」にて、ボードゲーム専門店の中古アウトレットセールが開かれる。整理券配布による30分ごとの入れ替え制、18時まで。

すごろくや、メビウスゲームズ、テンデイズゲームズの3店舗が、見本用だった中古ボードゲームや、箱つぶれなどの訳あり品など300点以上を割安で販売する。各店舗ごと1人3点(合計9点)まで購入できる。

また当日はプレイスペースも開かれ、1時間500円で利用することができる。購入したゲームをすぐに遊ぶことも可能だ。帰りにすごろくや店舗や、ボードゲームカフェ「Little Cave」に寄ってみるのもよいかも。

すごろくや:3/5 ボードゲーム専門店の中古アウトレットセール

大阪鶴橋にボードゲームカフェ「喫茶ヒデ」オープン

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3月1日、大阪・鶴橋にボードゲームカフェ「喫茶ヒデ」がオープンする。近鉄鶴橋駅徒歩5分、18:00~23:00、木休。料金はワンドリンク付き1時間400円から。

既存の喫茶店を利用した夜のボードゲームカフェという新しい形態。朝6時からオープンしている喫茶店が、18時を境にボードゲームカフェになる。「ボードゲームを気軽に楽しめる入りやすいお店」をコンセプトに、50種類ほどの易しいボードゲームを揃えるほか、定期的にボードゲームのイベントも開く。

ボードゲームの持ち込みも可能だが、テーブルが小さめなので注意。経験者には、ボードゲームを遊んだことがない友人にボードゲームの魅力を伝える場所にすることを提案する。罰ゲーム用ドリンク「デスジンジャー」200円も目玉だ。

昨年は全国で25店舗がオープンしたボードゲームカフェ・バー・プレイスペースだが、今年はPeeGee大阪東心斎橋店(大阪・心斎橋)、The Game(京都・大宮南田尻町)、EG room(大阪・四ツ橋)、喫茶ヒデ(大阪・鶴橋)と関西に集中している。→ボードゲームカフェ/バー/プレイスペースリンク集

喫茶ヒデ
大阪市生野区鶴橋 2-14-7
TEL:06-6731-1179
https://game-caffe-hide.amebaownd.com/
Twitter

アンケート:テーブルか座卓か

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Q115:テーブルと座卓、どちらでボードゲームすることが多い?

A.テーブル 93票(59%)
B.座卓 48票(31%)
C.床 16票(10%)

ボードゲームを遊ぶとき、テーブルの周りに椅子を置いて、それとも座卓の周りに腰を下ろして、はたまた床に直接という選択でどれが多いかを尋ねました。約6割がテーブルでという回答。自宅でも、公民館やプレイスペースでも、このスタイルが一般的と言えそうです。

座卓という方も3割いらっしゃいました。「生活はこたつメインのため、座卓!冬はこれ以外にありえないくらい。夏もそこでの生活がメインなので。大きいサイズのこたつなので、プレイ場所として小さいとは感じていません。(ボドゲ特捜隊さん)」というコメントにあるように、冬はこたつを囲んで温まりながら遊ぶのも魅力的です。

床に直接という方は少数でしたが、コンポーネントが多くて場所を取るゲームの場合はその手もアリです。「畳に大きめのフェルト引いてゲームしてます(あゆちいさん)」というように工夫すればのびのびと遊べます(前傾姿勢で腰が痛くなるのが難ですが)。

『スカッド7』のようなアクションゲームやバランスゲームは、立ったり座ったり、席を移動したりするのでテーブルで遊ぶのが楽でしょう。ゲームによって遊ぶ場所を変えてみるのもいいかもしれません。ドイツでは、天気が良ければ外にテーブルを運んでボードゲームをしている人もいます。

今月のアンケートは、結婚についてです。先日行ったボードゲーム川柳大賞では、配偶者を気遣う歌が何通も寄せられました。また、結婚すると休日に遊べなくなり、ボードゲームをやめてしまうという話がある一方、夫婦でボードゲームを楽しんでいるという話も聞きます。ボードゲーム愛好者の既婚率が気になるところです。3択の中で近いものをお答え下さい。なおこのアンケートは、個人情報は記録されません。

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