2017年5月アーカイブ

日本おもちゃ大賞2017受賞『地球まるごとすごろく』、6月20日発売

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メガハウスは7月、球体状のボードで吸盤のコマを使って遊ぶ『地球まるごとすごろく』を発売する。2~6人用、6歳以上、45~60分、3980円(税別)。

今週末に開催され、16万人以上の参加を見込む東京おもちゃショー2017に先立って、5月30日に日本おもちゃ大賞の授賞式が行われた。応募作品335点が7部門に分けられ、「コミュニケーション・トイ部門」で大賞に選ばれたのがこのゲームである。優秀賞には『スーパーマリオ ぶっ飛び!タワーゲーム』『人生ゲームMOVE!』が選ばれている。

このゲームのボードはビニール製で、空気を入れてふくらませる地球儀となっているのが特徴。盤上のマス目には世界約100の国名と地域名が記載されており、吸盤を使った専用のコマを用いて遊ぶ。

プレイヤーは日本を出発し、付属のルーレットで出た数だけコマを進め、電車・船・飛行機などを乗り継ぎながら世界の都市や名所、世界遺産を巡る旅をし、賞金を勝ち取っていく。日本に帰国し、ゲーム終了時点で所持金が一番多いプレイヤーが優勝となる。

途中には「ブルガリア:手作りヨーグルトのレシピ本が売れた/10,000円もらう」や「イースター島:モアイ像と顔が似ていると話題になる!/15,000円もらう」など、国の特色や、世界遺産の豆知識なども記載しており、すごろく遊びをしながら世界各国の知識を学ぶこともできる。

自分の手番には無料で歩くか有料の乗り物を使うかの選択があるほか、ゲームを有利に進められる特殊能力がついた世界遺産カード、ゲーム中に変更できる職業があり、マカオやラスベガスではギャンブルも楽しめる。子供と一緒に大人も楽しめる作品だ。

内容物:コマ6個、コマ用シール1枚、地球型ボール1個、台座(赤・青)各1個、ルーレット1個、フックパーツ×1個、お金カード×一式(¥5,000×48枚、¥10,000×48枚、¥50,000円×48枚、¥100,000円×38枚、¥500,000円×10枚)、職業カード12枚、世界遺産カード51枚、イベントカード22枚、自家用ジェットチップ3枚、ルーレット用シート×1枚、取扱説明書

オーガズミー!(OrgasMe!)

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あらゆる人間には、ある程度の「変態性」があるのだ(髙橋鐵)

オーガズミー!

次々と襲いかかるプレイに負けず、オーガズムに達しないよう我慢する18禁カードゲーム。ドイツ・ライプツィヒの愛好者がクラウドファンディングで製品化した作品である。早速キックしたのは言うまでもないが、ナフタレン氏の素晴らしいカード日本語化で遊ぶことができた。

最初に各プレイヤーのプリファレンス(性癖)を決める。食べ物、コスプレ、フェチズム、緊縛、汚物などがあり、弱点になると同時に、ゲーム中に使える特殊能力にもなる。

ゲームはドローアンドプレイのシンプルなもので、誰かの手番のたびに、全員がカードを1枚ずつ引くところが特徴。1回の手番で何人にでも攻撃でき、またそれに対して防御することができるため、手札が増え続けることはない。むしろ手札が減って狙われることが多いだろう。

アクションカードにはさまざまなプレイが描かれており、攻撃された人は興奮度が1、性癖が合致していた場合は2上がる。この興奮度は「オーガズメーター」で記録し、11に達した人の敗北でゲームは終了。

「おなら」「クールダウン」などのリアクションで興奮度を下げることもできるが、基本的には上がりっぱなし。オーガズメーターに少しでも余裕があるとみんなが狙ってくる。ぎりぎりのところで、人間のプライドをかけた戦いが熱い。

Orgasme
デザイン・M.ハウプト、M.ノイマン
イラスト・A.シュロイ
ラッペル(2016年)
2~6人用/18歳以上/20~30分

仙台アナログゲームフリマ、6月3日開催

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6月3日(土)、仙台市中小企業活性化センター(仙台駅徒歩5分)にて、「仙台アナログゲームフリマ」が開催される。13:00~17:00、参加費500円(学生200円、中学生以下無料)。

仙台で初めて行われるアナログゲーム全般のフリーマーケット。ボードゲームなどの中古販売のほか、自作ゲームの試遊と販売、ミニチュアゲームのペイント体験がある。フリーゲームスペースが用意され、購入したゲームをその場で遊ぶこともできる。

自作ゲームで出展するのはゲームマーケットでもおなじみの地元サークルが中心。ゲームマーケット2017春に発表されたばかりの新作も要チェックだ。

思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれないだけでなく、仙台を中心とする愛好者の交流が深まるきっかけにもなりそうだ。

仙台アナログゲームフリマ

能登の伝統遊戯を遊びやすく『ごいたカード』、6月24日発売

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ごいたカードアークライトは6月24日、石川県能登地方の伝統遊戯を遊びやすくした『ごいたカード』を発売する。日本ごいた協会公認、ルール&解説・草場純、グラフィックデザイン・Merrynice、4人用、10歳以上、30分、2000円(税別)。

今月20日に大阪で第4回全国大会も開かれた『ごいた』。2人対2人のチーム戦で、シンプルなルールと奥深い駆け引きが受け、伝統ゲームの枠を超えて広く親しまれている。もともとは将棋の駒を使って遊ぶものだが、安価で遊びやすいカード版がこれまでもグランペールやピグフォンから発売されている。

今回のアークライト版は、カードが将棋の駒のような五角形になっており、遊びやすさと美しさを両立させている。得点チップと早見表も付いており、ごいたファンにも、まだ遊んだことのない人にも、その魅力を味わえるようになっている。

ごいたカード(コンポーネント)

ボドゲde遊ぶよ!! phase 8-2

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東京吉祥寺にボードゲームカフェ「Caravan's Base」、5月28日オープン

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東京・吉祥寺に5月28日、ボードゲームカフェ「Caravan's Base(キャラバンズ・ベース)」がオープンする。JR吉祥寺駅徒歩6分、平日17:00~23:00、土日祝11:00~23:00、月休。

店内は軽く遊べる立ち席の「ベースエリア」と、じっくり遊べるテーブル席の「プレイエリア」に分かれており、人数と用途に合わせて使い分けられるのが特徴。「ベースエリア」は1ドリンク付き500円で利用でき、プレイエリアは2時間1000円(最大2500円)という料金体系となっている。

席数は30席で、遊べるボードゲームの種類は約150タイトルでスタート。遊べるゲームは毎月増やしていくほか、物販もゆくゆく開始する予定になっている。飲み物はビール、カクテル、ソフトドリンクがあり、入店時のワンドリンクオーダーとして全て500円。ソフトドリンクのお代わりは300円でできる。フード類の持ち込みは自由。

初心者には、ボードゲームの選択からルール説明まで隊員(店員)がサポート。お一人様でも相席を勧めてくれる。また無料の会員登録をすることで名札を兼ねた会員カードが手に入り、会員ランクアップ制度などリピーターになると嬉しい特典がある。

中央線沿線にはボードゲーム専門店がひしめくが、ボードゲームカフェ・プレイスペースもディアシュピール(東中野)、Little Cave(高円寺)、ことぶき(西荻窪)、ぶれん(八王子)と増えてきている。

テーブルの予約は下記ウェブサイトから。

Caravan's Base
東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目7-13レディーバードビル302
http://caravansbase.com/

花壇をお花でいっぱいにしよう!『コテージガーデン』日本語版、6月中旬発売

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コテージガーデン日本語版ホビージャパンは6月中旬、花壇をお花でいっぱいにするガーデニングゲーム『コテージガーデン(Cottage Garden)』日本語版を発売する。デザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・A.ベークホフ、1~4人用、8歳以上、60分、5000円(税別)。

ベルリンのボードゲームカフェ「シュピールヴィーゼ(TGiWレポート)」が初めて制作し、昨秋発売された作品。デザインには『アグリコラ』や『ル・アーブル』で知られるウヴェ・ローゼンベルクがあたった。同氏の『パッチワーク』と『オーディンの祝祭』にも用いられている、テトリスのようなパズルピースを組み合わせて配置するパズルチックなゲームだ。

プレイヤーは野心的な庭師となり、自分の庭の花壇を隅々まで花で埋め尽くすことを目指す。植木鉢や苗カバーも利用して、あたり一面にいろいろな花を咲かせよう。

各自2つの花壇ボードを受け持ち、それぞれにいろいろな花を植えていく。花はさまざまなかたちのパズルピースになっており、場からどのピースを取って、どのように組み合わせれば早く花壇が完成するかを考えなくてはならない。花壇の空きスペースが見えなくなると完成となり、得点計算をして、まだ何も植えていない新しい花壇と交換する。

花壇に見えている植木鉢と苗カバーが得点となるため、その部分は避けて花タイルを配置する必要がある。さらに終盤では仕事が遅いと減点されてしまうため、どこで切り上げるかの見極めも重要となる。困ったときは、ネコも手を貸してくれるだろう。

花を愛でながらリラックスしてプレイすることも、先の先まで考えてプレイすることもできる幅広い作品。ソロプレイルールや子供とプレイできるルールも入っている。

内容物:両面印刷の苗場ボード1枚、両面印刷の花壇ボード9枚、作業台ボード4枚、花タイル(パズルピース)36枚、植木鉢チップ16枚、ネコチップ30枚、ハチの巣タイル2枚、庭師ダイス1個、手押し車1台、パラソルタイル1枚、木製キューブ(水色)12個、木製キューブ(オレンジ色)12個、ルールブック1冊

TGiWレビュー:コテージガーデン

コテージガーデン日本語版(コンポーネント)

ネットTVで新番組「アナログゲームステーション」本日21時から

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ストリーミングサイト「Fresh!」は本日21:00から、「アナログゲームステーション」を配信する。生配信は視聴無料でスマホなどでも視聴可能。今後、毎月第2、第4木曜日に配信される予定となっている。

リアルで人と関わる時間が減っている今、リアルに人と絡んで楽しめる新作ボードゲームや定番の人狼ゲーム、パーティーゲームなど、電気を使わずに楽しめるゲームを紹介するバラエティ番組。

メインMCはドラッグストア芸人のごーちん氏とゲームストア・バネストの中野将之店長。このほかにスペシャルゲストが登場するかもしれないという。中野店長はおもちゃコンサルタントの資格を取得し、これまでのボードゲーム愛好者だけでなく、キッズや一般層への展開も視野に入れている。

おもちゃコンサルタントの立場も踏まえ、どんなボードゲームが登場するか楽しみだ。


Fresh!:アナログゲームステーション
ニコニコ生放送:アナログゲームステーション

第35回山形ボードゲームコンベンション

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......という名のゲーム合宿が、ゲームマーケット2017春の翌週に行われた。一戸建ての貸家を利用し、自炊で1泊2日を過ごす。長く続けているとおしゃべりの時間のほうが長くなりがちだが、今回も集中的にゲームマーケットの新作をプレイした。お付き合い頂いたメンバーに感謝。

うんちばさみ(ランチボックス)
まずは安定のクソゲー枠から。ゲームマーケットではブースで説明を聞いてもよく分からなかったが、やってみてこれまでにない仕組みであることが分かる。

うんちばさみ

うんちカードをめくり、ハエカードかウジカード2枚ではさんで取る。ハエ/ウジカードは1ラウンドに1枚しか出せず、2枚出すには最低2ラウンドかかるため、どこで1枚目を出しておいて、どこで2枚目を出して取りに行くかが悩ましい。ハエ/ウジカードには限りがあり、ある程度うんちカードがたまったところで一気に取りたいが、競争率が高いので取りにくくなる。そのためうんちカードが少ない時点で早めに仕掛けておくといった駆け引きがある。

?/2~5人用/15歳以上/5~10分


六次化農村(New Games Order)
第2回東京ドイツゲーム賞で審査員特別賞を受賞し、製品化されたゲーマーズゲーム。六次化というのは一次産業(農林水産業)から三次産業(商・サービス業)までを一括して行うという取り組みで、地方ではよく聞かれる言葉である。

六次化農村

農地を作り、農作物を収穫し、直売所に運んで販売する。ひとつの直売所では毎ラウンド基本的に1種類1つしか売れないため、加工して別の製品にしたり、畑を改良して質の高い農作物を出荷したりしなければならない。一方、直売所や加工所をどこに作るか、生産者に恩恵を与える補助金はどれを採用するかは投票で決めるため、ほかの人とできるだけ利害が一致するように進める必要がある。投票で利害が一致すれば直売所で競合することになり、直売所で住み分けすれば投票で対立するという悩ましい仕掛けがある。さらにお金も「貢献度」(ゲーム中のリソースかつ勝利点)もカツカツの中で農地の位置取りや農作物の選択をしていくのは考えることが多い。それでも生産・加工・販売というサイクルを回していくのはテーマ的に楽しかった。

神田恒太郎/3~4人用/大人用/120分


楽園の方舟(TDS)
ゲームマーケットでは、事前チェックで気になって予約しておくものと、実物を見たり説明を聞いたりして買うことにしたものがある。この作品は後者。システム面とルールブックのライティングが素晴らしい。

楽園の方舟

方舟を作り、沈みゆく島から動植物や祭礼品を運び出す変則ワーカープレイスメントゲーム。毎ラウンド、アクションスペースが公開されてワーカーを配置するが、ワーカーはアクションスペースの手前に右詰めと左詰めで置かなければならず、左詰めのほうはほかのプレイヤーの選択によってどのアクションスペースに行くか変わる。ゲーム終了時には祭礼品、動物、植物の数を競うため、ほかのプレイヤーがほしいものを取らせない配置をしたりできる。また、毎ゲーム組み合わせが変わる方舟カードは、建造するたびに効果が得られ、完成すると得点になるため、こちらにも駆け引きがある。最後に公開して条件を満たしているかチェックする使命カード、フリーアクションを生む「発言力」もゲームの展開に多様性をもたせている。繰り返し遊びたくなる作品。

?/3~4人用/10歳以上/30~45分


戦国ブリッジ(芸無工房)
北条投了先生の作品は無条件で購入することにしている。3月の神戸で発表された『オーデンの触祭』はテーマ・システムともに見事な出来栄えだった。今回はネタゲーではない、真面目な作品である。

戦国ブリッジ

戦国大名の個性的な特殊能力を身につけて争うトリックテイキングゲーム。最初に武将が並べられ、手札から入札して獲得する。そして各自武将を1枚ずつもち、その特殊能力を活かしてトリックテイクを行う。獲得したカードが得点になる。切り札のスートを集められる豊臣秀吉(刀狩り)、1回のトリックに同じスートなら3枚まで出せる毛利元就(三本の矢)など、それぞれの武将のエピソードにちなんだ特殊能力となっているところが面白い。武将の組み合わせによって、さまざまなドラマが生まれる。

北条投了/4~5人用/20分


エンペラーズ・チョイス(OKAZU brand)
『ミネルウァ』『横濱紳商伝』に続くOKAZU brand作品で、「これまでで一番重い」という話を聞いて今、興味をもたないゲーマーはいないだろう。ましてやボードゲームライトニングトークで作者のデザイン論を聞いたため、なおさら興味が増していた。このゲームのコアになる部分はどこで、それにどうやって肉付けしたのだろうなどと考えながら遊ぶと面白い。

エンペラーズ・チョイス

秦の始皇帝の部下となって、ころころ変わる政策に対応する国造りをする。手番順を競りで決め、その順にタイルを獲得してさまざまなパラメータを上げ、「皇帝の信頼ポイント」が高い順に政策を実行して勝利点を得る。パラメータは「皇帝の信頼ポイント」と勝利点のほかに兵士、領地、法家・儒家、運河、書物、馬車、防御力、人物カードのパワーと多岐にわたり、どれで得点計算が起こるかはプレイヤー次第。どれかに集中して伸ばして大量得点を狙うか、満遍なく伸ばしてどれでも得点できるようにしておくかの選択がある。獲得できるタイルはランダムに引いて4枚一組、3枚一組、2枚一組となっている中から手番順に選ぶため、どんなタイルが出ているか、それを誰が欲しがっているかを見越して競りに臨まなければならない。考えることは多いのだが、政策を決める「皇帝の信頼ポイント」の競争が軸になっており、何を目指すべきかが明確なので、すっきりとしたプレイ感がある。

林尚志/3~5人用/12歳以上/90~120分


おつかみさま(楽々亭)
第2回ゲームマーケット大賞で優秀作品に選ばれた『幽霊島の殺人』。斬新なシステムを用いるサークルとして注目している楽々亭の新作は、「実際に悲鳴を上げるようなゲーム」を目指したという。これは本当に悲鳴が上がる。

おつかみさま

みんなが目をつむっている間に筆で手のひらにひらがなを書いて当てていく。プレイヤーの中に「おつかみさま」がいる場合があり、そのプレイヤーはゲームを失敗に導こうと紛らわしい書き方をしたり、分かっていてもわざと外したりする。素で間違うこともあるので、そのたびに怪しいとか言い合う。何回か外すと次の「脱出フェイズ」に移り、人間だと思う人に目をつむって手を差し出す。ここで「おつかみさま」は正体を表し、手ではなくて手首を握る。ギャー! 誰が「おつかみさま」かをめぐって、あなたでしょ、いえあなたでしょ、誰が怪しいんじゃないかと会話が盛り上がるゲーム。振り返れば目をつむって手のひらに書かれるところからもう怖い。

?/3~8人用/12歳以上/20分


猫の手ファクトリー(アナログゲーム倶楽部)
「シド・サクソンのハグルを気軽にプレイしたい」という思いから作られたゲーム。『ハグル』は準備も大変で、1回しか遊べず、敷居が高かったが、この作品はいくつかのルールを用意して、その組み合わせが変わるようにすることで何度でも遊べるようになっている。

猫の手ファクトリー

各プレイヤーに配られたうわさカードと猫カードを5分以内でできるだけ多く交換して、「ネコ缶」を作る。猫カードは5色あり、どの猫カードがいくつのネコ缶を生産できるかが、中央の生産表で示されている。うわさカードは「○色のネコの生産力が1アップ(ダウン)」などの情報が書かれており、これらを最後に統合することで手持ちの猫カードからいくつの「ネコ缶」ができるか決まる。できるだけ交換して情報を集めたいが、みんなに情報が知れ渡ると同じ行動をするので必要なカードが集めづらくなるというジレンマがあるものの、「これは重要!」「えーそれ知らなかった」などといってゲーム中も得点計算も楽しめた。

イワテリュウヤ/5~8人用/12歳以上/15分


ペリー来ないで(哀愁旅館きたぐに)
クソゲー枠第2弾。私のスカトロゲームマニアぶりについては、拙著『ボードゲームワールド』第6章をご覧ください。

ペリー来ないで

ペリーが来ないように黄金を適宜ウンコに変えて、ほどほどに黄金を集めるゲーム。手番には自分を含め誰かの前に黄金&ウンコカードを置く。オセロのように、黄金に挟まれたウンコは黄金に、ウンコに挟まれた黄金はウンコに。がらりと変わるが、カードを1枚固定できるため、調整も可能となっている。1周するたび、黄金の一番多い人にペリーが近づいてくる。このペリーの接近度が一定に達したプレイヤーはペリーが来港してしまって脱落。それ以外のプレイヤーのうち、黄金の一番多い人が勝つ。自由度が高くて、陥れるのも守るのもみんな次第。その中で目立たないようにして、最後にちらっと出し抜く駆け引きがある。

?/3~5人用/6歳以上/15分


キーわーど(サザンクロスゲームズ)
北条投了先生の作品は(略)。

キーわーど

各自に配られた単語を、猿の鳴き声とジェスチャーでお互い当てっこするコミュニケーションゲーム。最初は言葉を話せないので、これだと思ったらメモに書いて相手に渡す。当ててもらったら言葉を話せるようになり、その人のリードでほかの人たちの単語も当てていく。ところが全員の単語にはある共通点があり、そのNGワードをいうと全員敗北になってしまう。NGワードがだんだん予想されてくるので、それを避けて質問する。1回使ったお題はもう使えなくなるが、難易度を変えていくつか入っているので安心。難しいお題をみんなで協力して解くのはやりごたえがあった。

北条投了/2~5人用/10歳以上/20分


ヌビア~ナイルの古代王国~(COLON ARC)
こちらも会場で実物を見たり説明を聞いたりして買うことにしたゲーム。ある筋では「ピラミッドゲームにハズレなし」とも言われている。

ヌビア

建物カードをピラミッド状に並べていく建設ゲーム。建設コストは、今置いたカードから左下方向と右下方向(ハの字)にあるカードから仮想的に獲得されるというシステムが斬新で、このルールのためにピラミッドの配置に大いに悩むことになる。ピラミッドが高くなるほど利用できる資源も増え、より効果の大きいカードを置けるようになるのが面白い。一手番で複数建設でき、そのコストは総額で支払うため、うまく組み合わせて建てたいところだがそうは手札が都合よく来ない。さらにピラミッドの底辺部に置いて勝利点や特殊能力をもたらすカードは逆ハの字にコストを使うのでさらに考える。プレイ後、スキルアップの余地を感じさせるゲームだった。

田邉顕一/1~5人用/10歳以上/30~90分


以上10ゲームを、食事や睡眠を挟んで合計13時間でプレイした。ゲームマーケットの新作はこれでもごく一部にすぎない。戦いはまだ始まったばかりだ。

歴史ゲームシリーズ第1弾『センチュリー:スパイスロード』日本語版、6月24日発売

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センチュリー:スパイスロード日本語版アークライトは6月24日、歴史テーマのゲームシリーズ第1弾『センチュリー:スパイスロード』日本語版を発売する。デザイナー・E.マツウチ、イラスト・F.スアレス、2~5人用、8歳以上、30~45分、4000円(税別)。

世紀(センチュリー)の歴史を探検するゲームシリーズ。カナダのF2Zエンターテインメント(昨年アスモデグループに合併)の社長が新たに立ち上げたプランBゲームズがリリースする最初の作品で、単独でも組み合わせても遊べる3部作が予定されている。第1弾はスパイスの取引がテーマで、プレイヤーはキャラバン隊長となってシルクロードを旅する。

手番には市場のカードを取って交易路を作り、手札から出してスパイスを収穫したり取引したりする。こうして条件を満たせば勝利点カードを獲得できる。デッキ構築によるセットコレクションである。

シンプルでスピーディながら、 常に戦略にもとづく決断を迫られる緊迫感があり、 勝利を目指して何度も遊びたくなる魅力がある。さまざまな市場をめぐり、交易によって多様な商品を取りそろえ、 顧客の要望を満たす組み合わせを売って得点しよう。

センチュリー:スパイスロード日本語版(コンポーネント)

宗教改革500周年ゲームコンテスト、優秀作に『宗教改革者たち』

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聖書を題材にしたボードゲーム「聖書コレクションシリーズ」を出版するキリスト新聞社は14日、宗教改革500周年ゲームコンテスト結果を発表した。応募作18作品の中から、砂漠のキタキツネ氏の『宗教改革者たち』が優秀作に選ばれた。ルール調整やグラフィックデザインなどを行い、2017年10月31日(宗教改革記念日)に、『ルターの宗教大改革』(仮題)として発売される予定。

このコンテストは今年、宗教改革500周年を迎えるのに合わせて開催されたもの。審査員には「聖書コレクションシリーズ」監修をしている牧師・三輪地塩氏、「キリスト新聞」編集長の松谷信司氏、ブロガーのmoonこと橋谷利幸氏、ゲームデザイナーの中村誠氏の四氏があたり、応募は本物の牧師、教会、研究者、大学のゼミなど、幅広い層からバラエティに富む作品が寄せられた。

その中から優秀作に選ばれた『宗教改革者たち』は、ルターやツヴィングリなどの「改革者」たちが、「聖書の翻訳」「説教」などを通じて信者らの支持を得、「異端」との誹りをかわしながら、それぞれの手法で「宗教改革」を遂行していくゲーム。環状に並べられたアクションスペースを周回して、協力者コマを配置していくワーカープレイスメントである。

宗教改革運動の歴史を描写しつつ、「マニアの期待にも応え得る骨太なガチゲーとしてのポテンシャルを持っています」(松谷氏)、「さまざまな行動を勝利点で表すことで、さまざまな勝ち筋を示し、「if(架空)の宗教改革」を介在させる余地を持たせています」(中村氏)とゲームシステムも高く評価された。また、カトリックとプロテスタントの分裂を生み出した宗教改革だが、現代において「ある一方を糾弾するようなことがなく、ここに高い理性を感じ取りました」(三輪氏)だったという。

プロテスタントが多いドイツでは昨年から、宗教改革500周年を記念するボードゲームが何点かリリースされている。このうちツォッホ社の『めんざいふ(Mea Culpa)』はユーモラスな作品で、日本語ルール付きで入手可能。本作が10月に製品化されたら遊び比べてみてはいかが。

聖書コレクション

ドイツ年間ゲーム大賞2017ノミネート

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ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)選考委員会は本日、3部門についてノミネート作品と推薦リストを発表した。赤いポーンの年間ゲーム大賞、青いポーンの年間キッズゲーム大賞、灰色のポーンの年間エキスパートゲーム大賞の3部門について各3タイトル、合計9タイトルがノミネートされた。ノミネート作品の中から、赤と灰色のポーンは7月17日にベルリンで、青いポーンは6月19日にハンブルクで大賞を決定する。

メインである年間大賞(赤)にノミネートされたのは、フランスのタイル配置ゲーム『キングドミノ』と、ベルギーのリアルタイム協力ゲーム『マジックメイズ』、ドイツのデッキ構築ゲーム『エルドラドへの競走』の3タイトル。30分以内で終わる短時間ゲームが並んだ。推薦リストには日本のゲーム『タイムボム』のリメイクなど、バラエティ豊かな5タイトルが選ばれている。

エキスパートゲーム大賞(灰色)のノミネートには、ドイツの謎解きゲームシリーズ『脱出:ザ・ゲーム』、ニュージーランドのバイキングゲーム『北海の略奪者』、スウェーデンの火星開拓ゲーム『テラフォーミング・マーズ』が選ばれた。エキスパートへの入門と位置づけられている賞で、プレイ時間は45~90分の作品が並んでいる。推薦リストには、日本語版も出ている『大いなる狂気の書』など4タイトルが入った。

審査員長のT.フェルバー氏はコメントで、協力型の謎解き脱出ゲームが今年の重要なトレンドという見方を示し、これまでに3タイトル発売されシリーズ化している『脱出:ザ・ゲーム』はいずれも優れているため、3タイトルまとめてノミネートすることになったという。またカテゴリーについては、ある程度の経験が必要としてエキスパートゲーム大賞でのノミネートとなっている。

キッズゲーム大賞(青)には、ドイツの海賊手探りゲーム『キャプテンシルバー』、ドイツのペンギンおはじきゲーム『アイスクール』、フランスの記憶力探険ゲーム『ミステリアスな森』がノミネートされた。3部門で合計27タイトル、「子どもでも男性でも女性でも、推薦リストから少なくとも1つは自分に『合った』ゲームが見つけられるよう」できるだけ多様なゲームを選ぶようにしているという。

3部門にノミネートされた9タイトルのうち、現在のところ日本語版が発売されているのは『キングドミノ』(テンデイズゲームズ)、『マジックメイズ』(ヘムズユニバーサルゲームズ)、『アイスクール』(ホビージャパン)の3タイトル。発売が予定されているのは『脱出:ザ・ゲーム』(グループSNE)、『テラフォーミング・マーズ』(アークライト)の2タイトル。日本の出版社も多様な状況だ。

【年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)ノミネート】
キングドミノ
(Kingdomino / B.カタラ / ペガサスシュピーレ)
マジックメイズ
(Magic Maze / K.ラップ / シットダウン!)
エルドラドへの競走
(Wettlauf nach El Dorado / R.クニツィア / ラベンスバーガー)
推薦リスト:デジャブ、ドデリド、ファーベルザフト(Fabelsaft)、クラスク(Klask)、シフタゴ(Shiftago)、恐怖の古代寺院(Tempel des Schreckens)、ワードスラム(Word Slam)

【年間エキスパートゲーム大賞(Kennerspiel des Jahres)ノミネート】
脱出:ザ・ゲーム
(Exit: Das Spiel / I.ブラント&M.ブラント / コスモス)
北海の略奪者
(Räuber der Nordsee / S.フィリップス / シュヴェアクラフト出版)
テラフォーミング・マーズ
(Terraforming Mars / J.フリクセリウス / シュヴェアクラフト出版)
推薦リスト:大いなる狂気の書、キャプテンソナー(Captain Sonar)、グレート・ウェスタントレイル、ル・ポイル(Les Poilus)

【年間キッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)ノミネート】
キャプテンシルバー
(Captain Silver / W.ディシャール&M.ラインドル / クイーンゲームズ)
アイスクール
(Ice Cool / B.ゴメス / アミーゴ)
ミステリアスな森
(Der Mysteriöse Wald / C.ロッシ / フッフ&フレンズ)
推薦リスト:チキブーン、腹ぺこヒナの成長物語、しずくのオバケ(Glupschgeister)、転がる魔女(Kullerhexe)、スリーピング・クイーン(Sleeping Queens)、キツネだまし(Verfuxt!)、魔法学校の3人(Zauberei hoch drei)

Spiel des Jahres e.V.:Die Nominierten 2017 stehen fest

13の事件簿が君を待つ『ワトソン&ホームズ』日本語版、6月中旬発売

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ホビージャパンは6月中旬、名探偵シャーロック・ホームズの世界を舞台にした対戦型推理ゲーム『ワトソン&ホームズ(Watson & Holmes)』日本語版を発売する。デザイン・J.T.カストロ、イラスト、2~7人用、12歳以上、45~75分、6,600円。

オリジナルはルドノヴァ(スペイン)が2015年に発売した作品。これを『T.I.M.Eストーリーズ』『アンロック!』と立て続けに高評価の謎解きゲームをリリースしているスペースカウボーイズ(フランス)がリメイクした。

ワトソン医師の失われた文章が発見された。ファイルの中には、これまでに日の目を見ることのなかった13のシャーロック・ホームズの事件が、その忠実な相棒の手により丁寧に報告されている。この未発表の事件簿の謎を、誰よりも早く解くのがプレイヤーの任務だ。

ゲームは13の事件簿から1つを使う。各プレイヤーは行きたい場所を選び、その場所のカードを読んで手がかりを集める。行きたい場所がかぶった場合には、早い馬車トークンを使ったほうが優先で、それ以外は別の場所に回される。これを繰り返し、謎が解けたと思ったプレイヤーはベイカー街221Bに行き、答え合わせをする。間違いがあったら脱落で、そのほかのプレイヤーはゲームを続行する。こうして最初に全問正解したプレイヤーが勝者となる。

ホームズとワトソンが聞き込みを行った場所を訪れ、証言をまとめあげ、足跡を追うことで手がかりが順次明かされていく。ベイカー街221Bの英雄が遺した謎を、自分の推理と理論で解き明かそう。

内容物:事件ファイル13冊、封筒13枚、場所カード206枚、プレイヤー駒とスタンド7組、プレイヤートークン7個、馬車トークン57個、警察トークン6個、中止トークン6個、解錠トークン2個、人物カード8枚、 ホームズカード1枚、ワトソンカード1枚、停車場カード1枚、ウィギンストークン1個、開始プレイヤートークン1個

ワトソン&ホームズ日本語版(コンポーネント)

イエローサブマリン札幌RPGショップ、5月26日オープン

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全国にホビーショップを展開するホビーベースは5月26日、TRPGとボードゲームを扱う専門店「イエローサブマリン札幌RPGショップ」をオープンする。地下鉄大通駅徒歩3分、平日13:00~22:00、土日祝11:00~21:00、無休。

TCG中心のイエローサブマリン札幌店と同じビルの4階にオープンする。札幌店でもボードゲームの取り扱いはあったが、RPGショップは専門店としてさらに商品の充実を図る。

秋葉原RPGショップと同様、同人・創作ゲームにも力を入れるほか、ダイスや各種関連商品も取り扱い、プレイスペースも完備。買うだけでなく遊べる場所としても注目されるお店になりそうだ。

イエローサブマリン札幌RPGショップ
札幌市中央区南3条西4丁目12アルシュ4F

無数のゾンビが襲いかかる!『ザ・レフュージ 生存競争』日本語版発売

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イエローサブマリンは5月14日、無数のゾンビから避難してゴールを目指すボードゲーム『ザ・レフュージ 生存競争(The Refuge: A Race for Survival)』を発売した。2~6人用、13歳以上、30分、4500円(税別)。

B&Bゲームズ(アメリカ)が2016年に発売した作品で、同社が日本語版を制作。イエローサブマリンに委託するかたちで発売された。プレイヤーのフィギュアが6体、ゾンビフィギュアが60体入っており、ゾンビから逃げるスリルを高める。

ゲームはボード手前のスタートマスから始まり、ボードを横切って奥にあるゴールを目指す。しかし途中には大量のゾンビが立ちはだかる。手番には自分のプレイヤーコマを移動させるか、アクションカードを引くか、使うかの3択。移動するたびに床タイルの効果が発動し、ゾンビを移動させたり、ほかのプレイヤーと場所交換したりできる。さらに49枚のアクションカードが逆転に次ぐ逆転を生み出す。途中の安全地帯とカードの効果をうまく使って、ゴールに一番先に辿り着くのは誰か?

イエローサブマリン:ザ・レフュージ生存競争

ネットTVで「芸能界ボードゲーム最強決定戦~初夏の陣~」、5月20日配信

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インターネットテレビ「AbemaTV」で5月20日(土)20:00~22:00に、「芸能界ボードゲーム最強決定戦~初夏の陣~」が配信される。出演・伊藤一朗(ELT)、石田明(NONSTYLE)、大川藍(タレント)、熊井友理奈(アイドル)、解説実況・伊藤広大(こりゃめでてーな)、白坂翔(JELLY JELLY CAFE)、視聴無料。

昨年の「夏の陣」「秋の陣」、今年の「冬の陣」「紅の陣」に続く第5回。前回は最短ルート探索ゲーム『ハイパーロボット』、ブラフゲーム『ファブフィブ』、アブストラクトゲーム『それだっ!』、対戦カードゲーム『アールライバルズ』で勝負する。毎回バラエティに富んだメンバーで、どのような展開になるか見ものだ。

AbemaTV:芸能界ボードゲーム最強決定戦~初夏の陣~

スマホとカードで謎を解いて脱出せよ!『アンロック!』日本語版、6月中旬発売

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ホビージャパンは6月中旬、iOSデバイスとカードを使った協力型脱出ゲーム『アンロック!(Unlock!)』日本語版を発売する。デザイン・C.ドゥマほか、2~6人用、10歳以上、60分。

『T.I.M.Eストーリーズ』で好評を博したスペースカウボーイズ(フランス)が今年発売した作品で、発売後間もなくフランス年間ゲーム大賞を受賞した。デザインはイスタリゲームズを率いてきたC.ドゥマ。

3つのシナリオが入っており、それぞれのカードセットを使って制限時間内に謎を解いていく。解答はタブレットかスマホにインストールしておいた無料アプリで行い、正解すれば脱出に近づく。

同梱されているシナリオは、ある科学者が開発している謎の薬の調合法を回収するため、秘密の研究室に潜入する「調合法」、カートゥーン風の冒険で、卑劣なノーサイド教授の企みを阻止する「ネズミとソーセージ」、風変わりな骨董品蒐集家の億万長者、グーズ博士が所有する島を訪れ、彼が仕掛けた謎を打ち破る「グーズ博士の島」の3本。チュートリアルのシナリオも入っており、ゲームに慣れてからシナリオを始められる。

現場を捜索し、物品を組み合わせ、パズルを解き明かせそう。自宅のテーブルで楽しめる脱出ゲームの登場だ。

内容物 ルールブック1冊、チュートリアル(カード10枚)、カード180枚(シナリオごとに60枚)

東京池袋にプレイスペース併設ショップ「MISTEL」オープン

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東京・池袋に本日、プレイスペースのあるTRPG&ボードゲームショップ「MISTEL(ミステル)」がオープンする。JR池袋駅徒歩3分、11:00~23:00、無休。

三池亮代表はもともとアナログゲーム全般が好きで、またまだまだ発展する展望があるとみて独立を決意。この度の開業に至ったという。

販売するボードゲーム、プレイスペースで遊べるボードゲームは定番を中心に50種類ほど。今後ゲームマーケットなどで出店された創作同人作品も取り扱い、点数を増やしていく予定。プレイスペースは特殊な六角テーブルを4卓導入し、24席を用意する。

飲食物の持ち込みは、匂いのある食べ物や酒類などを除いて自由。店内では簡単なお菓子と飲み物、それとインスタント食品などを販売する。

プレイスペースの利用料金は平日1時間400円(最大2000円)、土日祝日1時間600円(最大3000円)。6人で使うとお得なテーブル貸し切り、開店前の9時から使える予約制のモーニング卓貸もある。

池袋のボードゲームカフェ・プレイスペースはJELLY JELLY CAFE池袋店、サイコロブクロ、なるねこはうすに続いて4店舗目。都内屈指の激戦区になってきている。


MISTEL
東京都豊島区西池袋 2-39-8 ローズベイ池袋ビルB1F
TEL:03-6709-2463
http://mistel.jp/
Twitter

MISTEL

熱い駆け引きの取引ゲーム『クーハンデル』日本語版、6月17日発売

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アークライトは6月17日、ロングセラーの交渉ゲーム『クーハンデル(Kuhhandel)』日本語版を発売する。デザイン・R.コルツェ、イラスト・T.ダントン、3~5人用、10歳以上、45分、2500円(税別)。

オリジナルは1985年にラベンスバーガー社(ドイツ)から発売されたカードゲーム。ドイツ年間ゲーム大賞候補作。これまで輸入版はカワダやメビウスゲームズが扱ってきた。タイトルは「牛取引」の意味で、価値の異なる家畜をオークションと取引で集めることを目指す。

10点のニワトリから1000点のウマまで、10種類の動物が登場する。手番には山札からカードをめくって競りにかけるか、ほかのプレイヤーと手持ちのお金で取引する。競りの場合、競り落とした人からお金を受け取るか、逆にその金額で買い取る。取引する場合、お金カードを同時に交換し、金額の多かったほうが動物カードを買い取る。

取引ではお互いにお金を相手に支払うことになるため、小さい差額で獲得できればお得だが、考えていることは相手も同じ。ときには「0」のお金カードを出して、動物を渡す代わりに大金をせしめることもできる。相手がいくら出すかの駆け引きは、発売後30年以上だった今も色褪せないこのゲームの魅力だ。

最後は動物カードの価値と、集めた動物のセット数をかけて合計を競う。誰も見向きもしない安い動物を集めてセット数を稼ぐか、みんなが敬遠するところを狙って高級な動物を集めるかも、駆け引きに大きな影響を与えるだろう。

クーハンデル日本語版(コンポーネント)

東京永代橋にボードゲームカフェ「Ein Prosit!」オープン

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Ein Prosit!
隅田川が眼下に。絶好のロケーション

東京永代橋に5月22日、ボードゲームカフェ「Ein Prosit!(アイン・プロージット)」がオープンする。地下鉄茅場町駅、地下鉄水天宮前駅、JR八丁堀駅各徒歩8分、17:00~23:00。

隅田川にかかる永代橋を一望できる絶好のロケーションに囲まれ、クラフトビールやミード(蜂蜜酒)を飲みながらボードゲームを遊ぶことができる。店名はドイツ語の「乾杯!」の意味。5月末には醸造所を設置し、オリジナルのクラフトビールも提供される予定だ。

オーナーのMAX渡辺氏はプロモデラーで、フィギュアなどを制作する会社「マックスファクトリー」の代表を務める。模型業界では知らない人のいない人物。ロケーションに魅せられてビアカフェを開いたが、季節に関係なく楽しめるものをということでボードゲームに着目した。この仕事の関係でホビージャパン、アークライトとつながりがあり、全面的な協力を得ている。

Ein Prosit! MAX渡辺

店内は100種類以上のボードゲームが用意され、物販も行う。付近はオフィス街と住居街の中間地点になっており、「近くで住む人・働く人のサンクチュアリ」にしたいと渡辺オーナー。リラックスして、その日に会った人とボードゲームを遊んでもらえる空間を目指す。

マックスファクトリー社内でもボードゲームに詳しい社員がおり、今回のボードゲームカフェと並んでミニチュアゲーム制作に着手する。ウォーハンマーシリーズの日本独自展開も視野に入れているという。

Ein Prosit!
東京都中央区新川1-20-6-4F
http://einprosit.tokyo/

Ein Prosit! 夜景

ゲームマーケット2017春レポート

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2017年5月14日、東京ビッグサイト東1ホールにて、国内最大のアナログゲームイベント「ゲームマーケット2017春」が開催された。国内ボードゲーム専門店や創作・同人ゲームサークルなど575団体が出展し、284タイトル(暫定値)の新作ボードゲームをはじめとする多数のアナログゲームを展示即売。1万3000人(昨年秋から1000人増)が参加した。

ゲームマーケット2017春
通路が広く取られていたが、それでも混雑する会場

限定品を求める来場者が早朝よりつめかけ、10時の開場時には約3000人が並んでいたとみられる(Realさん調べ)。テレビ局も多く訪れ、テレビカメラが見守る中で幕は切って落とされた。

ゲームマーケット2017春
走らないでくださーい!

会場と同時に長い行列ができたのは、Bakafire Party(『桜降る代に決闘を 祭札』)、FLIPFLOPs(TCG『レギオンズ!』)、KITERETSU(『猫と死体と12人の容疑者』)、DOMINA(『Argoat』)、ノスゲム(『マムマムマーガレット』)、Polygonotes(『弱者の剣』)、スーパーナンバーワンゲームス(『酒魅人』)、itten(『TOKYO HIGHWAY』)、スパ帝国(『ナショナルエコノミー・メセナ』)、カワサキファクトリー(『ルールの達人』)など。数多くの新作が発表される中で注目されたところには、①固定ファンがいる、②直前に大手メディアに取り上げられる、③先行して流通しており話題となるといった要因がありそうだ。

ゲームマーケット2017春
ノスゲムの『マムマムマーガレット』は1個1個手作り。11個の限定販売で瞬殺

ゲームマーケット2017春
カワサキファクトリーの『ルールの達人』は600セットを3時間ほどで完売

さて今回の新しい企画として「ボードゲームライトニングトーク」が行われた。愛好者やデザイナーなどが5分という制限時間でプレゼンするもので、12時から16時までの間に16人のスピーカーが登壇した。司会は声優の慶星氏と、今月CDをリリースするボードゲームアイドル「しゅぴ~る遊園地」の月田桜菜さんと神城くれはさん。

ゲームマーケット2017春

昨年のゲームマーケットにオリジナル作品『外人ダッシュ』を出展したフランスのボードゲームデザイナー、A.ボザ氏は通訳付きでゲームデザイン論を発表。テストプレイは最低でも50回以上行うことや、開発の後半には余分な要素を削っていくことを説いた。

ゲームマーケット2017春

その次に登壇したのはOKAZU Brandの林尚志氏。今回のゲームマーケットでは「これまでで一番重い」という新作『エンペラーズチョイス』を発表している。重量級ゲームのデザイン論として、核となる要素から始めて要素を加えていく手法を紹介。A.ボザ氏の作るファミリーゲームと、林氏の作るゲーマーズゲームとでは、デザインの方向性が逆方向になっているのが興味深い。

ゲームマーケット2017春

最後はゲームマーケット事務局の刈谷圭司氏が今後の展望、特にみんなが気になっている次回の2日間開催について語った。2日開催といっても、コミケのように多くのサークルはどちらか1日の出展になる見込み。アンケートを取ったところ、1日目希望のほうが2日目希望よりやや上回った。2日間開催によって出展者もほかのサークルを見て回ったり、謎解きイベントに参加したりできるようになるほか、1日目夜にはレセプションも計画したいという。

ゲームマーケット2017春

登壇したA.ボザ氏のほかにも、外国からの参加者が目立った。BoardgamegeekのE.マーティン氏とJ.パワー氏は通訳を伴って新作のチェックに精力的に動き回り、台湾のボードゲーム出版社は今回初めてブース出展を行った。フランスやドイツのボードゲーム出版社も優れた日本ゲームを探しに来ている。

ゲームマーケット2017春
台湾のボードゲーム出版社は14社共同で32タイトルを出展

ゲームマーケット2017春
テンデイズゲームズの試遊卓ではブルーオレンジゲームズ(フランス)が日本のボードゲームシーンを見に来日し、『ドクターエウレカ』をインスト

小箱のシンプルなゲームを次々とヒットさせているオインクゲームズ。ドイツ支社からラウラ・グルントマン氏が来日。デュッセルドルフ大学で現代日本学を学び、オインクゲームズの通訳としてシュピールに参加しているうちに支社を立ち上げることになった。ドイツで「香水みたいな箱」と評されるオインクゲームズの美しいデザインと、シンプルなルールに魅せられ、ヨーロッパだけでなくアメリカまで展開する。好きなゲームは『インサイダーゲーム』と『スタータップス』。

ゲームマーケット2017春

オインクゲームズの試遊卓は常に人がいっぱいで、遊んでいる人の周りにさらに見物客がおり、大盛況だった。ほかのブースでも行列をさばくのに精一杯で、試遊卓を回す余裕がないところがいくつも見受けられた。そういった状況において実際に遊ぶことができたものはごくわずかで、気になったものは購入して遊ぶことにした。ここでは目についたタイトルをいくつか概要だけ紹介しよう。

『東京ダンガン』(グランディング)は、道タイルを配置して都内の目的地を早く回るゲーム。タイルがつながると一気に移動できるが、一度置かれたタイルが回転されたり除去されたりすることもある。

ゲームマーケット2017春

『マジックメイズ』(ヘムズユニバーサル)は、ベルギーのボードゲームの日本語版。4つのコマを時間内に移動してショッピングモールから脱出させるゲーム。各自が担当しているムーブがあるが、しゃべったりジェスチャーしたりしてはならず、以心伝心が必要となる。

ゲームマーケット2017春

『半額オソウザイ』(J.C.クリエイツ)は、総菜が半額になる時間を狙ってスーパーに行くゲーム。早すぎると定価で買う羽目になるが、遅すぎると買うものが残っていない。あるあるが落とし込まれたゲームは楽しい。

ゲームマーケット2017春

『カップラーメン』(シブヤに5時)は、ゲームマーケット会場で運営に見つからないようにカップラーメンを売るゲーム。なぜに?

ゲームマーケット2017春

『楽園の方舟』(TDS)は、沈みゆく島から方舟を作って新天地に脱出するワーカプレイスメントゲーム。ワーカーを置いた先のアクションスペースが順次変わっていく面白いシステム。

ゲームマーケット2017春

『ヌビア』(COLON ARC)は古代エジプトでピラミッドを建築するゲーム。カードをピラミッド状に並べ、「ハ」の字型に効果が出る。

ゲームマーケット2017春

『うんちばさみ』は、ハエカードとウジカードでうんちを集めるカードゲーム。愛すべきクソゲー枠。紹介している人のかぶりものも最高。

ゲームマーケット2017春

輸入ゲームはゲームストアバネストと、東京初出展となるDDTがたくさんのタイトルを販売した。創作ゲームの新作タイトル数が減少したことで、輸入ゲームにお金が流れると予想していたが、売り上げについて聞くと、バネストの中野店長は「悪くない」、DDTラボのちむ店長は「ぼちぼち」という答え。ゲームマーケットのアンケートを見る限り、1人あたりの購入額自体は減少していないようなので、愛好者が増加しても従来のコア層(輸入ゲームをどんどん購入する層)の拡大には直結せず、多極化が進んでいるとみられる。

ゲームマーケット2017春
ゲームマーケットはいつもハイテンションの中野店長。「これでも44歳です」

ゲームマーケット2017春
DDTラボのちむ店長は、今月横浜にプレオープンしたDDTレルムにちなんでアラビア風のコスプレ

会場内を回って各ポイントでヒントを集める謎解きゲーム、TRPG・クリベッジ・キッズゲームの体験コーナーも盛況で、「LARP(ライブアクションRPG)」で鎧を着た人たちが剣をふるっている姿はエッセン・シュピールを髣髴とさせる。お目当ての作品を買うだけでなく、会場をぶらりと歩いて気になったものを遊ぶ・聞くという楽しみが充実してきたのは、2日開催への扉を開くことになるだろう。ゲームマーケットは、ゲーム・人・出会いの面で世界的に注目されつつある日本ゲームの原動力となっている。

ゲームマーケット2017春

ボドゲde遊ぶよ!! phase 8-1(祝・ゲームマーケット2017春開催)

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オーデンの触祭(Tsuntsunmaru's Finger in Oden)

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おでんの具材と真剣勝負

オーデンの触祭

ツンツンされていないおでんを見分けて食べる記憶ゲーム。北条投了氏の作品で、ゲームマーケット2017神戸で芸無工房から発売された。タイトルはウヴェ・ローゼンベルクの『オーディンの祝祭』のパロディで、元ネタはお騒がせYoutuberという、分かる人がかなり限定される分、爆発力が高い。ゲーム内容は記憶だけでなく、協力や心理戦の駆け引きもあり、それでやっていることがおでんの移動というのが笑う。

自分の番には山札からおでんの具カードを引いて、鍋ボードに配置する。鍋ボードはグリッドが入っており、それに合わせて置かなければならない。そろそろ具が揃ったかなと思ったら、カードを引かないで、食べる宣言をする。さあ、ツンツンタイムの始まりだ。

手番プレイヤーが後ろを向いている間に、ほかのプレイヤーは1周、鍋ボード上にある具を移動・回転させる。その後で手番プレイヤーが戻り、みんながニヤニヤしている中で、移動・回転(ツンツン)しなかったかを当てる。ツンツンされていない具を当てることができたらゲット。ツンツンした具を選んでしまったら、ツンツンした人がもらう。

ほかに具カードの中にツンツン丸カードが入っており、これが出たら逆に、ほかのプレイヤーに後ろを向かせて具をひとつ移動・回転させる。その具を誰も当てられなかったらもらえるが、当てられてしまったら取られるという寸法だ。

具の位置を覚えようと、おでん鍋を真剣に見ている姿に笑いがこみあげてくる。さらには移動・回転の際、ほかのみんなで協力していくつかの具をまとめて移動し、混乱させる作戦などもあっておかしい。後ろを向いている間、ほかのプレイヤーの会話が聞こえるが、それはブラフかもしれない。

全員が2回食べる宣言をしたら終了。ここでもうひとひねり、鍋ボードに残った具と山札を混ぜて1枚引き、その具をもっているプレイヤーが勝者となるのだ。プレイヤーが取った具は引かれる確率が下がるため、レアな具を求めて駆け引きが生まれる。ゲーム終盤に初めて出てきた具などは、あからさまでもツンツンされることになるだろう。

元ネタを知らない人でも、その無駄なくらい高い完成度で夢中になれるはずだ。「北条先生の作品を遊べる日本人でよかった」と思える作品。

オーデンの触祭
デザイン・北条投了/芸無工房(2017年)
3~4人用/30分

独年間大賞の名作ダイスゲーム『ブラフ』日本語版、6月17日発売

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アークライトは6月17日、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した名作ダイスゲーム『ブラフ(Bluff)』日本語版を発売する。デザイン・R.ボーグ、2~6人用、12歳以上、30分、4200円(税別)。5月14日に東京ビッグサイトで開かれるゲームマーケット2017春で先行発売される。

オリジナルは南アメリカに起源をもつ古いダイスゲームでさまざまなバリアントがあり、『ライアーズダイス』『ペルード』などと呼ばれアメリカを中心に広く親しまれてきた。これをアメリカ人デザイナーのR.ボーグ氏(1948~)が取り上げ、1987年、ミルトン・ブラッドリー社(アメリカ)から発売。そのドイツ語版が1993年にF.X.シュミット社から発売され、その年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞した。日本国内ではメビウスゲームズが輸入版を取り扱い、ロングセラーとなっている。

各プレイヤーが5個のダイスをカップに入れて、一斉に振る。そして順番にどの出目が全体でいくつあるかをビッドしていく。ビッドはどんどん上げていかなければならず、前のプレイヤーのビッドがありえないと思ったら「ブラフ!」と言って全員カップをオープンする。実際よりも多くビッドしていたらそのプレイヤーが、少なかったら「ブラフ!」と言ったプレイヤーがダイスを捨てなければならない。

ほかのプレイヤーのビッドから、どの目が多いかを推測していくが、もしかしたらそのプレイヤーは出てもいない目を言って陥れようとしているかもしれない。ウラまで見通す目と素早い判断力が問われる。

ダイスがなくなったプレイヤーから脱落し、最後に残ったプレイヤーが勝利。最もデカいブラフ(はったり)をかまして生き残るのは誰か?

内容物:説明書1冊、カップ6個、黄色のダイス30個、赤色のダイス1個

ブラフ日本語版(コンポーネント)

ゲームマーケット2017春:オリジナル新作ボードゲームリスト(印刷用)

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ゲームマーケット2017春が、いよいよ5月14日(日)に東京ビッグサイトにて開かれる。先日公開したリストに基づいて、オリジナル新作ボードゲームをまとめたリストを制作した。PDFファイルで、A4で4ページ。

・予約したゲームの受け取り忘れチェック
・当日絶対手に入れたいゲームや、現物を見て(試遊して)購入を検討したいゲームの備忘録
...ならびに用意するお金の計算(重要)
などにお役立て頂けたらと幸いである。

情報は本日現在のもので、未確定情報も含んでいる。また、ゲームマーケット事務局ではこのリストに基づいて新作評価アンケートを行う予定。リストに掲載されているけれども頒布されなかった、逆に掲載されていないけれども頒布されたなどの情報をお寄せ下さい。

ゲームマーケット2017春新作リスト(PDF)

3分以内に協力してアイテムを盗み出せ!『マジックメイズ』日本語版、5月14日発売

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ヘムズユニバーサルゲームズは5月14日、ゲームマーケット2017春にて、リアルタイム協力ゲーム『マジックメイズ』日本語版を発売する。デザイン・K.ラップ、イラスト・ギョーム、1~8人用、8歳以上、3~15分、3500円(税別)。

シットダウン社(ベルギー)が今春発売したばかりの新作ゲーム。ヘムズユニバーサルゲームズが日本語版を手がけるのは6タイトル目となる。

装備品を失ったヒーローたちが、次の冒険に出かけるためにショッピングモール「マジックメイズ」でアイテムを盗み出すボードゲーム。ドワーフ、エルフ、ウィザード、バーバリアンがそれぞれの特徴を活かし、協力して盗み出す。

プレイヤーに与えられた時間は3分。その間、「北に移動する」「探索する」「ワープする」「エスカレーターを使う」など、各自決まったアクションしか行うことができない。自分が担当しているアクション以外は他のプレイヤーに行ってもらうことになるが、ゲームが始まったら言葉やジェスチャーを使うことはできず、相手をじっと見つめるか、「気付いてトークン」を使って自分の気持ちに気付いてもらうしかない。

静寂の中で協力するスリルが盗みの雰囲気を生み出す。砂時計が落ちるまでに盗みを成功させよう。

マジックメイズ日本語版

正体がばれないように暗殺!『10ミニッツ・トゥ・キル』日本語版、6月10日発売

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アークライトは6月10日、『10ミニッツ・トゥ・キル(10' to Kill)』日本語版を発売する。デザイン・B.バニア、イラスト・P.デトラ、2~4人用、14歳以上、10分、2700円(税別)。

2015年にラ・ボタテ・ドゥ・ジュ(フランス)から発売された作品。動物たちが行き交う街中で、正体を見破られることなく指示されたターゲットを葬ることを目指す。

街中にランダムに動物が並べられ、各プレイヤーには自分が担当する動物1人と、ターゲットとなる動物3人が割り当てられる。手番には移動するか、いずれかの動物を暗殺するか、警官に身元調査をさせるか。動物が暗殺されたとき、誰によって殺されたかわからないところがポイント。付近にいる動物から、誰がヒットマンだったかを推理しなければならない。

動物を暗殺するときには、ヒットマンが特定されないように注意しよう。さもなければ、次に命を狙われるか、警察に逮捕されるのは自分だ。

15分ぐらいの短時間で遊べるシステマチックでトリッキーな正体隠匿系ゲーム。脱落プレイヤーが出ないところも特長だ。

10ミニッツトゥキル日本語版(コンポーネント)

カワサキファクトリーの『ローマの執政官』、豪華版になって6月10日発売

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アークライトは6月10日、カワサキファクトリーの名作『ローマの執政官』を豪華版として発売する。デザイン・川崎晋、イラスト・原友和、3~4人用、10歳以上、60分、4000円(税別)。

もとは同人創作ゲームの人気サークル「カワサキファクトリー」がゲームマーケット2012春に発表した作品。新作評価アンケートでは『ラブレター』に次いで2位につけた。プレイヤーは市民としてローマの発展に貢献し、ときに執政官として皆を導くゲームで、独特のアクション選択システムが評価された。

執政官のプレイヤーが法案を出し、その法案のアクションを行うか全員同時に選ぶ。アクション数には制限があり、執政官は全員がアクションを行わなかった場合のみ、そのアクションを行うことができる。この選択システムが生み出す駆け引きが、ほかのゲームにはない醍醐味だ。

アクションでは市民をローマ七丘に配置したり、資源を手に入れたりしていき、戦争や街道建設でこれらを使って得点する。少しずつ得点を重ねるか、大一番で大得点に賭けるかの選択もあり、駆け引きを一層深いものとしている。

深い駆け引きと悩ましくも楽しい選択のジレンマが楽しめる作品。豪華なアートワークも古代ローマの世界に誘う。

内容物:法案カード(57×88mm)10枚、ボード大1枚、ボード小1枚、神託タイル6枚、投票チップ12枚、市民コマ56個、資源キューブ40個、執政官タイル1枚、街道/名誉点コマ10枚、名誉点カウンター8個、凱旋チップ4枚、戦度マーカー1個、農耕袋1つ、サマリーシート4枚、ルールブック1冊

TGiWレビュー:ローマの執政官(2012)

ローマの執政官(コンポーネント)

ゲームマーケット2017春:オリジナルボードゲーム新作リスト

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5月14日(日)、東京ビッグサイトにてゲームマーケット2017春が開催される。出展は過去最高の575団体(2016秋から+36)。来場者は前回の12000名からさらに増加を見込む。

ここで発表されるオリジナルボードゲーム作品の新作リストをまとめた。作成にあたってはゲームマーケット事務局より提供された情報を参考にし、輸入ゲーム、伝統ゲーム、再版、過去のゲームマーケット既出、ベータ版・プロトタイプ・見本展示・無料配布、書籍・アクセサリ、TRPG、SLG、TCGを除いた。改版・リメイクについては、前作からのルールの追加・変更が確認できる場合は掲載している。

現在のところ新作は289タイトル(2016秋から-53)。そのほかに過去のゲームマーケットで発表された人気作品も多数ある。すでに予約・取り置きが締め切られているものもあるが、参加される方はチェックしておこう。

※追加・修正などの情報提供をお願いします(ツイッター、メール、コメント)。特に、カタログ情報のみの作品、発売が間に合わなくなった作品の情報提供をお待ちしています。頂いた情報をもとに適宜修正してまいります。

ゲームマーケット公式サイト

どのネコがスパイなのか?『チェックポイントチャーリーの捜査犬』日本語版、6月中旬発売

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ディアシュピールは6月中旬、スピード勝負の推理ゲーム『チェックポイントチャーリーの捜査犬(Checkpoint Charlie)』日本語版を発売する。デザイン・J.A.アバスカル、イラスト・J.ガルディエット、3~5人用、10歳以上、20~30分、2480円(税込)。5月14日のゲームマーケット2017春と、都内のボードゲームカフェ「Jelly Jelly Cafe」「コロコロ堂」「アソビCafe」にて少部数の先行販売がある。

冷戦時代、調査機関の捜査犬たちが、ベルリンの壁の検問所でスパイのネコを競って見つけるカードゲーム。オリジナルはデヴィア社(スペイン)が2016年に発売した作品で、ディアシュピールが英語版を販売し、この度日本語版に切り替えられることになった。

はじめに各プレイヤーが、帽子の有無、眼鏡の有無、服装、毛並み、新聞の有無という5項目を決める。カードはこれらの組み合わせが全パターンあり、全てを満たすネコは1匹しかいない。手番にはカードをめくり、自分が知っている要素に合致していれば「容疑猫」としてテーブル中央に置き、合致していなければ捨て札にする。これを繰り返していくうちに、ほかの要素もだんだん分かり、スパイが絞りこまれていく。

しかし推理はゆっくりしていられない。スパイはこのカードだと思ったらいつでも、自分のチップを置いて告発できる。先に告発チップを置かれたカードにはもう置けなくなるので、直感や思い切りも必要だ。最後に答え合わせをして、告発が正しかったプレイヤーはスコアマーカーをもらえる。無実の猫を告発してしまうと、失点になってしまうので慌ててもいけない。

瞬時の判断力が問われる推理ゲームで、テンポのよい展開のため、ファミリーやパーティーで楽しむことができる。

T.I.M.E ストーリーズ(T.I.M.E Stories)

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記憶が曖昧になるのでまた遊べる

T.I.M.Eストーリーズ

タイムワープで時空を移動し、行き先で事件を解決する協力型謎解きゲーム。ナラティブの手法を用いた一回限りのゲームで話題となり、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞、フランス年間ゲーム大賞エキスパート部門、国際ゲーマーズ賞、ゴールデンギーク賞などにノミネートされている。

基本セットには1921年のフランスの療養施設を舞台としたシナリオ「療養所にて」が入っている。患者から情報を集め、謎を解いていこう。

一回限りのゲームといっても、1回目でクリアすることはほとんどない。何回もプレイしてやっと事件を解決できるので、コストパフォーマンスは悪くない。なぜ何回もプレイしなければいけないかというと、ゲーム中に多彩な枝分かれがあり、最短ルートを探さなければならないからだ。寄り道しているとゲームオーバーになってしまう。

ゲームの流れはまず、場所カードが何枚か並べられ、その中から各自好きなカードを選んで中を読む。カードによってアイテムやトークンを獲得したり、ダイスを振って戦闘したりしていく。その場所の探検が一通り終わったら、全員で相談して次の場所を決める。その場所のカードがまた何枚か並べられ、同じように好きなカードを選んで情報を集める......こうして場所を移動しつつアイテムを集めていくと、最後の謎の手がかりが集まるようになっている。

場所を移動したり、同じ場所で何アクションかするたびに「時間」が減っていき、0になったらゲームオーバー。はじめは寄り道ばかりですぐ時間切れになってしまうが、何ゲームかプレイするうちに余計なルートを通らないようになり、クリアに近づいていくだろう(記憶力が確かならば)。

ゲームブックでは?と思う方もいらっしゃるが、ボードゲームらしさはプレイヤーの情報分散にある。各自自分が見たカードはほかの人に見せてはならず、その中の情報を言葉で伝えたり、記憶にとどめたりしておかなければならない。何気ない情報も後になって大事になってくるので、自分が訪れたカードはしっかり見ておこう。

今回は4人で5時間、4ゲームほどでようやくクリアできた(ルール的には何ゲーム目かで時間無制限になるが、時間がいくらあっても謎が解けなければクリアできない)。ネタバレになるので肝心の謎解き部分については詳細を控えるが、謎解きについてはメンバー一同が若干腑に落ちない感じだったたとだけ書いておく。難易度は高い。

1ゲーム終わるたびに、薄れゆく記憶を頼りに、「ここに行くべきだった(行かなくてもよかった)」、「ここにはまだ行っていない」などととあーだこーだ語り合えるのが楽しいゲームである。

T.I.M.E Stories
ゲームデザイン・P.シャスネ&M.ロゾワ/イラスト・B.カールほか
スペースカウボーイズ(2015年)+ホビージャパン(2017年)
2~4人用/12歳以上/90分

エジプト社会をダイスで昇りつめろ!『ファラオの恩恵』日本語版、5月20日発売

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cosaicは5月20日、T.レーマンの人気ダイスゲーム『王への請願』をリメイクした『ファラオの恩恵(Favor of the Pharaoh)』日本語版を発売する。デザイン・T.レーマン、イラスト・O.ティム、2~4人用、13歳以上、45分、6000円(税別)。5月14日のゲームマーケット2017春でグループSNEブースから先行販売される。

オリジナルは2015年にベジエゲームズ(アメリカ)から発売された作品。メンサセレクト2016入賞、ゴールデンギーク賞ファミリーゲーム部門ノミネート。

舞台はヨーロッパからエジプトに移った。ダイスを振って役を作り、さまざまな特殊な能力を得て、王妃の寵愛を手に入れ、さらに王妃の口利きで王に謁見することが目標。ダイスや特殊能力を持つタイルをどんどん集めて、レベルアップしていこう。

『王への請願』からの違いは、ゲームごとに環境を変えられる点。特殊能力のタイルや、タイルを獲得するのに必要な条件の組み合わせをさまざまに変更できるので、毎回異なった展開が楽しめる。そのほかに特殊ダイスもあり、可変式タイルやレベルバーが入って遊びやすさも格段にアップしている。

誰かが「王妃」のタイルを獲得したら王の恩恵を巡る最後のダイス勝負が始まる。最も高い役を作り、王様に素晴らしい貢物をするのは誰か?

ファラオの恩恵
ファラオの恩恵

キウイゲームズ2号店、新大阪南方にオープン

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大阪のプレイスペース付きボードゲームショップ「キウイゲームズ」が5月15日、2号店を新大阪にオープンさせる。JR新大阪南口徒歩5分、平日13:00~21:30、土日祝10:30~21:30、火水休。本日よりプレオープン。

店内ではボードゲームを購入できるほか、4人用テーブル4卓と、2人用テーブル2卓で合計20席、最大24席で遊ぶことができる。プレイスペース利用料は30分250円で平日最大1000円、土日祝最大2000円。小学生以下は保護者と同卓で1名無料。ドリンクバーは1人300円。

キウイゲームズは2011年、大阪日本橋にオープンしたボードゲーム専門店。輸入ゲームだけでなく国産同人ゲームにも力を入れており、販売、プレイスペース貸出ともに充実した品揃えを誇る。

キウイゲームズ新大阪南方店
大阪市淀川区西中島5丁目6−9新大阪第一ビルB1
電話06-6195-2777
http://kiwigames-som.jp/ / Twitter

ニット・ウィット(Knit Wit)

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黄色くて、平面で、愉快なもの?

ニットウィット

紐の輪にタグを付けて、重なるもの全てを満たすものを考えて発表するひらめきゲーム。『パンデミック』のデザイナー、M.リーコックがデザインした作品で、シンプルなルールで多人数で盛り上がれるパーティーゲームである。

まずは問題作成を全員で行う。糸巻を囲むように紐の輪を置き、囲んだ紐の輪に「生きている」「神秘的」などのワードタグをつける。複数の紐の輪の重なり合うところが糸巻が置かれると、論理学のベン図のように、その全てを満たすものを考えなくてはいけない。紐の輪が多い糸巻ほど問題は難しくなり、得点も上がる。

問題作成が終わったら、糸巻の番号を見て解答用紙に記入する。書き終わるか、難しい問題を書くのを諦めた人からボタンを取って抜け、4つのボタンが取られたら発表タイムとなる。ここからがゲームのメイン。

各自が何を書いたか発表し、異議がなければ得点。異議がある場合は「ニットウィット!」と言って、解答者の説明を受け、多数決で判定する。こうして全ての糸巻について全員が発表し、通った回答の得点と、ボタンのボーナス得点を合計して勝敗を競う。

紐の輪1本の問題なら余裕だと思うかもしれない。しかしここに「他の人とかぶったらアウト」というルールが効いてくる。典型的なものを外したつもりが、他の人も同じことを考えていたなんてこともしばしば。得点にはならないが、気が合う仲間が見つかるだろう。

8人で約30分。メンバーによって盛り上がり方が変わり、カジュアルプレイヤーであればうまいことを言って笑う大喜利ゲーム、フリークであれば遊びのないガチな心理ゲームになる。3本、4本と紐が増えるにつれてチャレンジングになっていくのが、やりがいがあって悩ましい。

冒頭のお題の答えは以下のようなものだった。「卵焼き」「なんで愉快なのか分からない、バツ」「アンパンマンのマント」「黄色じゃないでしょ、バツ」「折り紙」「なるほど!、マル」「黄ばんだ一反もめん」「(笑)、OK!」

Knit Wit
デザイン・M.リーコック/イラスト・P.グエリン
フィロソフィア(2016年)+ホビージャパン
2~8人用/8歳以上/15分

ドイツゲーム賞2017、投票始まる

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ボードゲーム愛好者の投票で今年の一番人気を決めるドイツゲーム賞(Deutscher Spielepreis)の投票が、インターネット上で始まった。日本からでも誰でも投票できる。7月31日まで。

対象となるのはエッセン・シュピール2016からニュルンベルク玩具見本市2017までの時期にドイツ語圏で発表された新作。下記のページを開き、面白いと思う順に5タイトルまで(全て埋めなくてもよい)、タイトル(原題)とメーカー名、さらにキッズゲームも1タイトルを記入する。

下の段には個人情報を全て記入しなければならない。Vorname(名前)、Nachname(名字)、Straße(町名と番地)、PLZ(市町村名)、Ort(都道府県名)、Land(国名=Japan)、Telefon(電話番号=+81の後に0を除く市外局番から)、E-Mail-Adresse(メールアドレス)、E-Mail wiederholen(同じメールアドレスを再入力) 。入力が終わったら「absenden」のボタンで送信する。

受け付けられると、入力されたメールアドレスに確認のメールが届くので、そこに指定されたURLをクリックして投票完了となる。クリックしないと無効になるので注意。日本ではまだ一般発売されていない新作もあるので、締め切りまでたっぷり遊んでから投票してみよう。発表は9月にネット上にて、授賞式は10月のエッセン・シュピールにて行われる。

近年の受賞は『モンバサ』(2016)、『マルコポーロの旅路』(2015)、『ロシアンレールロード』(2014)、『テラミスティカ』(2013)、『村の人生』(2012)。ゲームをたくさん遊んでいるコアな愛好者が投票するだけに、遊びごたえのあるゲーマーズゲームが選ばれる傾向にある。

Deutscher Spiele Preis:Abstimmung

熱帯雨林で珍しい動物探し!『コスタリカ』日本語版、5月14日発売

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ジーピーは5月14日、ゲームマーケット2014春にて『コスタリカ(Costa Rica)』日本語版を発売する。デザイン・M.ダンスタン&B.J.ギルバート、イラスト・K.フランツ、2~5人用、8歳以上、30~45分、2700円(税別)。

『エリジウム』のデザイナーコンビによるタイルめくりゲーム。2016年にルックアウトシュピーレ(ドイツ)から発売された。『ジーピー』がカタンシリーズ以外で海外ゲームの日本語版を発売するのは初。

熱帯雨林の野生動物の世界を探検し、希少動物を集めて密猟者の手から救うことを目指す。手番には6つの探検隊のうち1つを移動させ、新しいタイルをめくる。それから時計回りに、このタイルを取って探検隊から抜けるか、さらに続けてタイルをめくるかを選ぶ。タイルには動物のほかに蚊のマークのあるものが入っており、2回出ると強制的に引き取って探検隊を抜けなければならない。こうして盤上にタイルか探検家が全てなくなったらゲーム終了で、集めたタイルのセットで得点を競う。

同じ種類の動物を集めれば集めるほど得点が上がるが、いろいろな種類を集めてもよい。蚊のタイルによるバーストを恐れない度胸と、どこで探検隊を抜けるかという計算の両方が問われる作品だ。

ダイスを改造してグレードアップ!『ダイスフォージ』日本語版、5月下旬発売

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ホビージャパンは5月下旬、ダイス改造ゲーム『ダイスフォージ(Dice Forge)』日本語版を発売する。デザイン・R.ボネッセ、イラスト・ビブン、2~4人用、10歳以上、45分、5600円(税別)。

リベル(フランス)の新作で、フランス語版、英語版などと共に日本語版も同時発売となる。作者は『ヒマラヤ』『クシディット王国記』『十二季節の魔法使い』などのボネッセ。

神々が退屈を紛らせてくれる娯楽を求めており、英雄たちが半神になるべく競い合う壮大なトーナメントを開催する。 この究極の報酬を手にするために、英雄たちは天空の島々で栄光に満ちた試練に立ち向かい、聖なる神殿で捧げ物をして、魔法のダイスの力を我が物とするのだ。

プレイヤーは英雄となり、ダイスを改造してグレードアップしながら神々の領域で偉業を達成していく。ダイスの「フェイス(面)」は取り外して交換できるようになっているのが特徴だ。

ダイスを振ってリソースを集め、新たな「フェイス」を購入する。「フェイス」の効果はどんどん強くなっていき、神々が仕組んだ試練に立ち向かうことでさらなる報酬と栄誉を勝ち取ることができる。

ダイスの幸運を支配する英雄は誰か。

内容物:スリーブ付きの神殿ボード1枚、島々ボード1枚、カード96枚、トークン類20個、ラウンド・トラック・マーカー1個、ダイス8個とダイスフェイス 108個、英雄の資産ボード4枚、英雄コマ4個、リソース・マーカー20個、〈宝箱〉タイル4枚、スタートプレイヤー・トークン1個、英雄ガイド1冊、ルールブック1冊

横浜菊名にボードゲームショップ&スペース「ボードゲームレルム」オープン

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ボードゲームレルム横浜・菊名に6日6日、プレイスペース付きボードゲームショップ「ボードゲームレルムDDT」がプレオープンする。JR・東急菊名駅徒歩2分、平日15:00~23:00、土日祝13:00~23:00、月火休。5月3日から6月5日まではプレオープン期間の営業となる。

大阪・長堀橋のボードゲームショップ「DDT(ディーディーティー)」の系列で、昨年11月に中津にオープンした「ボードゲームラボ」に続き3店舗目。ゲームマーケット神戸で人気を集めていることなどから関東圏への出店要望が多数あり、出店する運びになったという。ボードゲームラボ直営で、日本語版だけでなく、独自ルートの輸入・中古ゲームを多く取り扱う。

プレイスペースは30席で、約250種類のボードゲームが遊べる。利用料金は30分200円で、平日最大1500円、土日祝最大2000円。小学生以下は半額。

横浜でのボードゲーム専門店は「R&Rステーション横浜店」が閉店してから中古専門の「ボードゲームリサイクルCUBE」のみとなっており、買って遊べる場所として重宝されそうだ。

BOARDGAME.Realm DDT
神奈川県横浜市港北区篠原北1-1-8
第二菊名ビル2階
Twitter

アンケート:ボードゲームカフェ・バーに期待すること

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Q117:ボードゲームカフェ・バーに期待することは?

A.ボードゲーム 38票(28%)
B.食べ物飲み物 15票(11%)
C.集まってくる人 83票(61%)

先月だけで新規開店が10件、全国に広がっているボードゲームカフェ・バー。開店のきっかけやお店の特色もさまざまで、それぞれの場所でボードゲームを楽しむ人が増えそうです。

ボードゲームの品揃えも、飲食物のメニューもお店によってまちまちですが、アンケートではボードゲームに期待している方が28%、飲食物に期待している方が11%に留まり、過半数が「集まってくる人」に期待していると答えました。

「ボードゲームするだけならSNSで友達同士でも出来ます。ゲーム会など開けばそこそこ人も集まります。でもボードゲームカフェは毎日開いてるがゆえに、ゲーム会には来れないような人も拾ってくれる懐の深さのようなものがあると思います。」(オルターさん)というコメントの通り、ゲーム会が行われる土日には仕事をしている方などの需要が掘り起こされてくると見られます。

これまでボードゲームに関心があっても時間が取れなかった方や、仲間が集められなかった方から、新しい遊べる場所として認知されれば、一過性のものではなく、今後も各地に広がっていくでしょう。

5月のアンケートは引き続き、ボードゲームカフェ・バーについてです。全国にどんどん増えていますが、実際読者の皆さんは、どれくらい行っていますか? 近いものをお答え下さい。

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