数字型タイルを上手に重ねよう『ナンバーナイン』日本語版発売

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メビウスゲームズは11月3日、数字の形のタイルを積み重ねるパズルゲーム『ナンバーナイン(NMBR 9)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・P.ヴィヒマン、イラスト・フィオーレ社、日本語版ボックスアート・タンサンファブリーク、1~4人用、8歳以上、20分、2800円(税込)。
アバクスシュピーレ(ドイツ)が今春発表した新作。メビウスゲームズは今年になって『グリュックス』『デジャブ』『コンプレット』と次々と日本語版を発売しているが、これらの作品が輸入版の売れ行きが好調なため日本語版を決定したのに対し、『ナンバーナイン』は最初から日本語版を取り扱うことにした。最初から日本語版を取り扱うのは『サンファン』(2004年)以来だという。
0~9のタイルとカードがあり、カードをめくって指示された数字のタイルを自分の前に並べていく。下に空間がなく、2枚以上のタイルの上になる場所があれば上に重ねることもでき、階層が上がるほど得点も増える。さまざまな形のタイルを密に並べ上にタイルを置けるスペースをどれくらい取れるか、パズル思考が求められる。
輸入版では得点をメモに記録することになっていたが、日本語版では箱が得点トラックになっており、手持ちのコマなどを使って記録できる。『ナンバーナイン』はこれまで12カ国語版が制作されているが、このような工夫は日本語版だけのものとなっている。
メビウスおやじ:ナンバーナイン