今度はオランダが舞台!『パンデミック:ライジングタイド』日本語版、12月下旬発売

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pandemicrtJ.jpgホビージャパンは12月下旬、『パンデミック:ライジングタイド(Pandemic: Rising Tide)』日本語版を発売する。ゲームデザイン/イラスト・J.ドウメン&M.リーコック、2~5人用、8歳以上、45~60分、5000円(税別)。拡張セットではなく、単独でプレイできる。
『パンデミック:イベリア(2016年)』に続く限定生産のテーマシリーズ。今度は国土の4分の1が海を埋め立てた土地(あるいは海抜以下にある土地)のオランダが舞台だ。国土を水の侵略から守るため、数百年に渡って堤防と風力ポンプで干拓を進めてきたが、北海の嵐による洪水と河川の氾濫は、常にオランダを脅かしている。
プレイヤーはそれぞれ特別な能力を持つオランダの文官となり、協力してオランダを洪水から守ることを目指す。各地域を駆け回りながら、水の流れを制御するために堤防を築き、移動を容易にするために港を建設し、水浸しになった土地から水を汲み上げるために風車を設置する。だが、嵐はいつ起こるとも知れず、海は落ち着いてはいない。はたして、祖国を高潮(ライジングタイド)から取り戻すことができるだろうか?
『パンデミック』のゲームシステムを使った協力型ゲームだが伝染病は出てこない。洪水を防ぐための近代的水利施設を4つ建設して全員で勝利するか、洪水の範囲が広がり過ぎた(水コマが足りなくなった)場合や、時間を使い果たした(プレイヤーカードの山札が足りなくなった)場合は、全員敗北となる。
内容物:ゲームボード1枚、役割カード7枚とプレイヤーのコマ7個、プレイヤーカード78枚、参照カード5枚、堤防決壊カード56枚、水コマ36個、堤防コマ50本、ポンプ場コマ5個、港コマ5個、水利施設コマ4個、海水位マーカー1枚、リマインダーマーカー1枚、目的カード12枚、人口コマ36個、人口喪失カード1枚 他

(写真は英語版)