2018年1月アーカイブ

協力してモンスターを撃退せよ!『砦の守護者』日本語版、3月8日発売

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BastionJ.jpgアークライトは3月8日、協力ゲーム『砦の守護者(Bastion)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・E.ニキティン&N.ペガソフ、イラスト・S.ドゥリン、1~4人用、14歳以上、45~60分、5800円(税別)。

オリジナルはホビーワールド(ロシア)から2015年に発売された作品。その後、ズィーマンゲームズ(カナダ)が昨年、英語版を発売した。デザイナーのN.ペガソフは『絶滅ダウト』の作者でもある。ヒーローのミニチュアコマと六角形のボードが目を引く作品。

プレイヤーは広大な要塞を守るために残った4人の英雄となり、城壁へ迫る暗黒の勢力を撃退する。暗黒の勢力を導くのは、邪悪な魔導士、狡猾な竜、恐ろしい伝説上のモンスターたち。侵略者を撃退するには、要塞に備えられた魔力の源も利用しなくてはならない。

12種類のモンスター、10種類の伝説のモンスター、2種類のゲームボード、4種類の難易度設定、4種類のシナリオが含まれており、暴力が荒れ狂うファンタジーの世界はゲームごとに変化する。

内容物:地区タイル6枚、英雄コマ4体、マナ・ディスク90枚、モンスターの巣窟1個、記録トークン50個、中央砦1枚、モンスターカード82枚、儀式カード30枚、早見表シート4枚、城門コマ(プラスチックスタンド付き)1個(カードサイズ:56mm×88mm)

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『マジックメイズ:マキシマムセキュリティー』日本語版、1月29日発売

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ヘムズユニバーサルゲームズは1月29日、しゃべってはいけないリアルタイム協力ゲームの拡張セット『マジックメイズ:マキシマムセキュリティー(Magic Maze: Maximum Security)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・K.ラップ、イラスト・ギョーム、1~8人用、8歳以上、1~24分、2500円(税別)。プレイするためには『マジックメイズ』本体が必要。

昨年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされ、第1回イノシュピール賞、イタリア年間ゲーム大賞ノミネート、ドイツゲーム賞9位など高い評価を得ている作品の拡張セット。オリジナルはシットダウン社(ベルギー)から昨年発売された。

ショッピングモール「マジックメイズ」の管理者たちは盗みを働くヒーローたちに対し、新たなセキュリティーシステムを導入した。警備員やレーダーなど13のキットを加え、盗みの難易度がさらにアップ。ヒーローたちの追加能力を駆使して、盗みを成功させることはできるか。

新しいハードルは次の6キット。少しずつ難易度を上げて加えていけるようになっている。
①警備員:警備員コマがいるタイルにヒーローが入れなくなる。警備員コマはほかのヒーローと同じように移動させなければならない。
②警備員の追加:盗みが終わると警備員が追加される。
③警備室:警備員のいるタイルにヒーローが入ると警備室に閉じ込められ、ほかのヒーローが助けに来なければならない。
④監視者:警備員と同様に同じタイルにヒーローが入れなくなるが、移動させるには誰かが操作室に行かなければならない。
⑤センサー:タイル上に広範囲のセンサーが置かれ、操作室で回転させないと通れない。
⑥脱出口の施錠:別の部屋にいって解錠しないと脱出できなくなる。

新しい特殊能力は次の7つ。便利だが、時間に気をつけて使いこなすにはコツがいりそうだ。
①換気弁:ドワーフが換気弁を開くと、ヒーローがワープできるようになる。
②壁抜け:戦士が壁を壊して通れるようにする。
③呪文:魔法使いがいろいろな効果を持つ呪文を唱える。
④テレキネシス:エルフがタイルを動かすことができる。
⑤アンチストレス:しゃべれるようになったり、タイルを交換したり、砂時計を反転させたりできる。
⑥探索:モールをもっと早く探検できる。
⑦制御室:特殊スペースで警備員を飛ばす。

内容物:警備員駒4個、新モールタイル13枚、監視者(プラスチックスタンド付き)1個、トークン各種、説明書

Hemz Universal Games:マジックメイズ拡張セット:マキシマムセキュリティー

ニュルンベルク'18:ツォッホ

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モンスター・マイスター(Monster Meister)
ゲームデザイン・A.ドーン&M.ドーン、イラスト・A.コモース、2~4人用、7歳以上、15分。
モンスターに光を当てて追い払う記憶ゲーム。いろいろな色や目の数のモンスターカード16枚セットを、各自混ぜて自分の前に並べる。1人が課題カードをめくったら全員自分のモンスターカードを次々とめくっていく。課題カードには「4枚めくる」「2匹のモンスターカードが出てくるまでめくる」などの制限と、どのモンスター(色や目の数)が何点になるか指示されており、与えられた制限の中でできるだけ得点が多くなるようにカードをめくらなければならない。そのためには、前にめくったカードがどこだったかを覚えておく記憶力が必要となる。
最も得点が高かったプレイヤーは、めくったモンスターカードを1枚追い払い、最も得点が低かったプレイヤーはモンスターカードを1枚自分の場に追加する。こうして10枚の課題カードが終わったとき、自分の場にモンスターカードが一番少ないプレイヤーが勝つ。


メナラ(Menara)
ゲームデザイン・O.リヒトベルク、イラスト・S.シャヴォー、1~4人用、8歳以上、45分。
2002年に同社から発売され、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『ヴィラ・パレッティ』の後継作品。今度は協力ゲームである。マレーシアの密林の奥で古い建造物の断片が見つかった。何千年も前の神殿である。研究者であるプレイヤーは協力してこの神殿の再建に取り組む。手番には建設計画カードをめくり、その指示に従って柱を立てたり、上の階に移動したりする。柱は色によって置く場所が決まっており、神殿の床はさまざまなかたちをしているため、みんなで相談して置く場所を考えよう。どこかの床に柱がなくなると、上に新しい床が追加され、神殿は高くなっていく。神殿が崩れるか、柱・建設計画カード・床のいずれかがなくなったらゲーム終了で、指示された高さに達していれば全員の勝利となる。


ロック・ザ・ボック(Rock the Bock)
ゲームデザイン・C.コンラート、イラスト・M.ピヴォヴァルスキ、3~6人用、8歳以上、20分。
できるだけたくさんの動物をお祭りに連れてくるカードゲーム。1~7の数字が入った動物カードを配り、手札にもつ。ラウンドのはじめに場所カードをめくり、どの動物にどれだけチケットがあるかが示される。各プレイヤーはそれを見て手札から1枚を裏にして出し、一斉に公開。さらに2枚の手札を追加して一斉に公開する。全体を見て、動物ごとに数字を足し合わせ、チケットの数が足りているかをチェックする。足りなかった場合は一番数字を多く出したプレイヤーから手札に戻していき、残ったプレイヤーでチケットが間に合うかをチェックする。チケットが間に合った時点で、一番数字を多く出したプレイヤーが成功したことにより得点。こうして3回行って合計得点を競う。チケットの枚数を増やしたり、VIP席を追加したりする特殊カードもあり、読み合いに変化がもたらされる。

箱を揺らしてコマを移動『パニックマンション』日本語版、1月29日発売

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テンデイズゲームズは本日、アクションゲーム『パニックマンション(Panic Mansion)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・A.グラナールド、イラスト・D.S.ペダーセン、2~4人用、6歳以上、20分、3600円(税別)。

箱を振ったりゆすったり、斜めにしたりして、コマを素早く狙ったところに動かすアクションゲーム。『キングドミノ』のドイツ年間ゲーム大賞受賞で波に乗るブルーオレンジゲームズ(フランス)から昨秋発売された。

プレイヤーは、宝が眠る幽霊屋敷を訪れた探検家となって、カードで指定された部屋に、指定されたいくつかのコマをいち早く集めることを目指す。各プレイヤーはいろいろなコマの入ったマンションのボックスをもち、カードをめくって、今回の部屋とコマを決めたら一斉にスタート。同時リアルタイムプレイでゲームを進める。

コマを直接手で触れることはできず、箱を傾けたり、振ったり、斜めにしたりして動かしていく。しかもコマは四角いもの、丸いもの、大きいものなど形状や材質もさまざまで、ときにダイナミックに、ときに繊細に動かし方を変えなければならない。最初に達成したプレイヤーがカードを受け取り、次の課題へ。こうして最初に5枚のカードを集めたプレイヤーが勝つ。

焦れば焦るほどコマが思うように動いてくれず、子どもから大人まで夢中になれるアクションゲームだ。

テンデイズゲームズ:パニックマンション

インディアンサマー(Indian Summer)

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♪照る山もみじ~

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落ち葉タイルを自分の林床に敷き詰めるパズルタイル配置ゲーム。『コテージガーデン』の後継作として昨秋、ベルリンのボードゲームカフェ「シュピールヴィーゼ」から発売された。『パッチワーク』『オーディンの祝祭』などローゼンベルクが近年取り組んでいるパズルタイル配置ゲームで、二重にタイルを配置できる仕組みが悩ましいゲームとなっている。

各プレイヤーは6つのエリアに分かれた自分の林床ボードをもつ。ここに自分のストックからさまざまなかたちの木の葉タイルを配置して埋めていく。木の葉タイルはどこかに穴が空いており、林床の宝物(木の実・キノコ・ベリー・羽根)が見えるようにタイルを配置することで、エリアが埋まったときにその宝物が手に入る。さらに穴をつなげてパターンを作ると動物タイルを木の葉タイルの上に置くことができ、そこからまた宝物が手に入る。この宝物をどれだけ多く獲得し、うまく使っていくかがゲームの勝敗を左右する。

ベリー:自分のストックにタイルが残っていても補充できる
木の実:リスチップで1マス分を埋める
キノコ:ほかのプレイヤー2人ののストックからタイルを取って配置する
羽根:1手番で2枚タイルを配置する

特に重要なのが木の実とキノコで、リスチップで1枚埋める→エリアが埋まる→キノコチップを得る→そのキノコチップでほかのプレイヤーからいいタイルを取って配置する→また別のエリアが埋まる→リスチップを得る......というような連続手番が可能になる。さらにこれらは交換可能で、ベリー2枚で木の実、木の実2枚でキノコ、キノコ2枚で羽根にできるため、手持ちの宝物チップのマネージメントも重要。いかに効率よくボードを埋められるかに関わってくる。

誰かがボード全部を埋めたら1周してゲーム終了。埋められなかった人は脱落で、埋められた人の中では木の実をより多く持っている人が勝つ。

4人プレイで45分。動物タイルが早い者勝ちなので、穴を揃えていきたいところだが、そこにこだわるとエリアが埋まりにくくなるところが悩ましい。しかしエリアを埋めるほうに注力すると、チップが取れずだんだんと手が遅くなる。このあたりの加減の難しさが絶妙だった。考え始めるときりがないが、チップを活用できる分いろいろな可能性が開け、手詰まり感はない。またそこに上達の余地があり、繰り返し遊びたくなる一品である。

Indian Summer
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク/イラスト・A.ベークホフ
シュピールヴィーゼ(2017年)+ホビージャパン(2018年)
1~4人用/10歳以上/プレイヤー人数×15分

ボドゲde遊ぶよ!! phase 11-2

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ニュルンベルク'18:ドライマギア

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神秘的な魔法の湖(Der geheimnisvolle Zaubersee)
ゲームデザイン・A.オッポルツァー&S.クロース、2~5人用、5歳以上、15分。
さあ、逃げろ! 3人の魔法使いコンラート、ミラ、フィッキーが暗いカラス岩城から嫌な魔術師ラベンホルストから逃れるため急いでいる。そこで3人は神秘的な魔法の湖に向かう。でもどうしたことか、魔術師の手により3人はいつも捕まるか城に戻ってきてしまう。一緒に正しいカードをめくって、3人の魔法使いを謎の魔術師から救い出そう。3人が一丸となり、一歩一歩向こう岸にたどり着いてこそ、ラベンホルストから逃れられるのだ。
デザイナーは『ビースティーバー』のコンビ。コンポーネント画像はまだ公開されていないが、大箱なのでどのようなギミックが仕掛けられているか楽しみだ。

エイジオブディサイプル~大門弟時代~(Age of Disciple)

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手塩にかけて育った弟子たち

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『エイジオブクラフト~大建築時代~』(2014年)に始まるエイジオブシリーズの7作目。毎回独特なシステムでカードのコンボを楽しませてくれる。今回は弟子に書物を読ませて育てるというテーマ。書物は読み終わったら使い回せるが、弟子たちが次々と入門してきて読みたがるので、やり繰りが悩ましい。

各自5種類の書物コマと、最初の弟子「富豪の子息」をもってスタート。毎ラウンド、中央の場から弟子カードか特殊カードを1枚ずつ取る。弟子カードは自分の前に並べて入門したことになる。特殊カードは新しい書籍を手に入れたり、特殊能力やゲーム終了時のボーナスになったりする。

全員がカードを取ったら修業フェイズ。弟子に1冊ずつ、左から順に書物を与えなければならない。弟子はそれぞれ必要な書物の種類や数が異なり、手持ちの書物をうまくやり繰りしなければならない。必要な書物がないときは、知識コマを3つ支払うか、借財(本を借りてくる)をすることになる。

誰も取らなかったカードに知識コマを置き、場にカードを補充して次のラウンドへ。カードは3列になっており、次にどのカードから選ぶかは分かっている。

そのうち、弟子が必要な書物を全て読み終えると達成したことになり、得点と共に、さまざまな恩恵がもたらされる。手塩にかけて育てた弟子が、恩を忘れずに門下の力になってくれるというわけだ。育成に時間のかかる弟子ほど、得点も効果も大きい。またエイジオブシリーズの特徴でもあるカードのコンボがここで発揮され、1枚1枚は弱くとも組み合わせることで絶大な力を発揮する場合もある。

困りものなのが最初からいる「富豪の子息」。何もせずただ本を読むだけで、読み終わっても何の役にも立たない。しかもゲーム後半になると、「領主の子息」としてまた勝手に入門して本を読み始める。そのためにほかの弟子に与える書物が不足し、やり繰りが一層難しくなる。この道楽息子が!

山札がなくなったらゲーム終了で、達成した弟子の得点に、ゲーム中に集めたカードのボーナスを加え、借財によるマイナス点を引いて勝敗を決める。

4人プレイで45分ほど。借財のマイナス点は上限があるため、1ゲーム目はどんどん雇ってどんどん借財するというプレイをしてみたがマイナス点が大きすぎて勝てず。2ゲーム目は反対に弟子を極力入門させず、育てやすい弟子だけにしてみたが、最後の得点が伸びない。どちらのゲームもほどほどに借財しつつ書物をやり繰りして、育成に時間がかかる弟子を育て上げたプレイヤーが勝利した。

書物を読ませて育てるというテーマも好きだが、カードの出方で展開が変わり、いろんなコンボが考えられるのも楽しい。

エイジオブディサイプル~大門弟時代~
ゲームデザイン・N2/監修・北条投了
サザンクロスゲームズ(2017年)
2~5人用/10歳以上/30~50分

千葉にボードゲームプレイスペース「おもくろや」オープン

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千葉市内に本日、週末限定のボードゲームプレイスペース「おもくろや」がオープンする。JR都賀駅徒歩2分、金曜15:00~22:00、土日曜13:00~22:00。

骨董市やフリマでレトロ雑貨と手芸資材を販売していた佐々木直美氏がオープンするプレイスペース。店名は「面白い」をひねった言い回しから取られた。どんな時も洒落心を忘れず、誰かにとってはつまらないものも、誰かにとってはおもしろいものと心得て、さまざまな「あそび」の形を尊重するという。

ボードゲームの店内常備は初心者向けのみで、利用者の持ち込みをメインとする。物販はふみ工房ダイストレイ、ダイスカップ、カードケースなどオリジナル手作りボードゲームグッズ、店主仕入れによるレトロ雑貨、レトロ手芸資材など。席数は16席。

料金は金曜30分100円(フリータイム1000円)、土日曜30分150円(フリータイム1500円)。食べ物の持込みはOKで、飲み物のみ店内で購入する。テーブル予約、貸し切り可。

開店を記念して27日には千葉ごいた会による『ごいた』を遊ぶ会が開かれ、現在参加者を募集している。

おもくろや
千葉市若葉区西都賀1-12-3/TEL:050-3717-0296
[Twitter ] [Web ]


ウンコゲーム会@仙台タンブリングダイス

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仙台のボードゲームカフェ「タンブリングダイス 」でウンコをテーマにしたゲーム会に参加。なぜこのような会が開催されることになったか謎に包まれているが、参加者7名中女性が4名と過半数を占めた。下ネタなのにセクハラにならないのがウンコゲームの良さだ。

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拙著『ボードゲームワールド 』第6章「クソゲーもといトイレゲーム」では、フロイトの肛門期とボードゲーム愛好者の奇妙な共通性を論じ、10タイトルをランキングした。しかしその後も面白いゲームが何点かリリースされており、このゲーム会で補うことができた。今回はトイレしか出てこないゲームを除外。ウンコが出てくるゲームも人糞と動物の糞に分類されるが、今回は人糞をメインとした。スカトロジーに嫌悪感を抱く方はご注意下さい。

モレール(スモール出版、2016年)
ウンコを我慢して家に無事帰ることを目指すカウントアップゲーム。手札から数字を出して足していき、一定数を超えさせた人がダメージを受ける。このダメージが累積してヒットポイントが0になるとバースト。ヒットポイントが減るたびにプレイヤーごとに違うセリフがあり、これを読むと臨場感が出る。定番のリバースやスキップのほか、ダイスを振って回復したりダメージを受けたりするカードもあってスリリングである。間接的な絵柄が味わい深い。→Amazon
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フェットナップ(Fettnapf im Sicht、2005年)
肥溜めを踏まないように歩くカウントアップ&カウントダウンゲーム。詳しくはこちら。肥溜めカードのウンコが黄色いのがリアルで気持ち悪い。
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プーピーヘッド(Poopyhead、2015年)
トイレの順序通りにカードを素早く出して、手札をなくすオランダのゲーム。詳しくはこちら。負けるとかぶらなければならないおもちゃのウンコはなかなかの出来である。
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君の硬さは。(NOY、2017年)
昨秋のゲームマーケットで頒布された同人ゲーム。手作りのウンココマは1~7の硬さがあり、お姫様たちは城にいる王子様に合わせた硬さに調節しつつお城を目指す。まずは自分の硬さを知り、王子様の硬さも探って、違っていたらほかのウンココマと交換していく。自分で触ってみるのが一番だが、ほかのプレイヤーが触ったときに観察しておけばある程度は硬さが分かる。ちょっとずつ硬さの違うウンココマ、いったいどうやって作ったんだろう?
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うんこかん字ドリルのボードゲーム(バンダイ、2017年)
巷で話題のうんこ漢字ドリルの例文を使ったボードゲーム。小1から小6までに習う漢字が入ったカードを集めながら進んでいくすごろくで、途中途中に小気味良いイベントが入っている。例文を読んだり、漢字を尻文字で当ててもらったり、付属の特殊メガネでウンコを探したり。「うんこをわたせば、身の安全は保証しよう」ただでさえ面白い例文に、節をつけたり怖い感じで読んだりするとことさらにおかしい。→Amazon
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カタイン(CRAP GAMES、2017年)
昨年のゲームマーケットで頒布された、ヘックスの腸内で繰り広げられるロンゲスト・ウンコ競争。ダイスで食材を手に入れ、セットコレクションでウンコを作って腸内に配置する。ラウンドが終わるとケツ穴(菊)からウンコが排泄され、ゲーム終了までに一番長い記録を作った人が勝つ。長いウンコを1ラウンドで作るのは難しく(ウンコは1日にして成らず)、ケツ穴から離れたところで数ラウンドかけて育てていく必要があるが(宿便)、長く育ててもケツ穴までたどり着けなかったり、たどりつけても浣腸で排出されてしまったりすることもあって位置取りが難しい。
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ペリー来ないで(哀愁旅館きたぐに、2017年)
ペリーが来ないように黄金を適宜ウンコに変えて、ほどほどに黄金を集めるゲーム。詳しくはこちら。今回はウンコを全く出せず、ペリーがやたら近づいてきたが逃げ切れた。
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ガスアウト(Gas Out、2016年)
厳密にはおならなんでウンコではないが、おそらく脱落した人はおなら以外も出ていただろうと思われる。自分で出したカードの数だけガスターを押し、「ぷょっ」と鳴ればセーフ、「ぶぅ~」とおならの音が鳴ったらバーストで脱落。電子制御のためランダム性があり、どこでバーストするか分からない中、押すたびに音は高くなっていくのはスリリングである。→Amazon
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カリマンボー(Kalimambo、2011年)
探検隊が象の糞を踏まないように進むゲーム。詳しくはこちら。今回唯一の動物の糞ゲームだったが、糞以上にサイにケツを掘られるのがインパクト大であった。
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参加者がゲームをしながらチョコマフィンなどを召しあがっていて、とても美味しそうだったことを付け加えておく。ウンコウンコとカフェとは思えない盛り上がり方をしたにも関わらず、大目に見てくださったほかのお客さんに、この場を借りてお詫び申し上げます。

ふうかのボードゲーム日記:仙台ゲーム会

キャラクターを勝手に分析!『ザ・プロファイラー』日本語版、2月下旬発売

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profilerJ.jpgホビージャパンは2月下旬、協力型推理ゲーム『ザ・プロファイラー(Profiler)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.ギャロニエ、イラスト・スティボ、3~8人用、12歳以上、30分、3000円(税別)

オリジナルはカクテルゲームズ(フランス)から昨春発売された作品。プレイヤー全員で1つのチームとなり、与えられた2つのヒントから、6人のキャラクターのうち1人を当てる協力ゲームだ。

毎ラウンド、「ローマ法王」「英国女王」「ブルース・リー」「フィギュアスケーター」など6人のキャラクターから1人を密かに選ぶ。そして「バンジージャンプに熱中している」「ツイスターゲームが得意」「シャワー中に歌う」などのフレーズカードを2枚引き、選んだキャラクターが-5(全く当てはまらない)から5(非常によく当てはまる)で評価する。残りのプレイヤーは、そのフレーズカードを見て相談し、どのキャラクターが当てはまらないかを決める。当たっていれば得点して続行。外れれば次のラウンドとなる。

人を見かけだけで判断する『アンユージュアルサスペクツ(2015年)』と比べキャラクターが具体的であるため分析しやすいが、それでも謎のヒントを前に真剣かつとんちんかんな分析が繰り広げられるパーティゲームだ。

内容物:キャラクターカード100枚(両面印刷)、ゲームボード2枚、フレーズカード50枚(両面印刷)、番号カード10枚、得点コマ1個、番号タイル10枚、ルールシート1部

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『スモールワールド:スカイアイランド』日本語版、2月下旬発売

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smallworldsiJ.jpgホビージャパンは2月下旬、ファンタジー国取りゲームの拡張セット『スモールワールド:スカイアイランド(Small World: Sky Islands)』日本語版を発売する。ゲームデザイン&イラスト・T.デイヴィス、P.ケヤール、3~6人用、8歳以上、40~80分、4800円(税別)。プレイするためには『スモールワールド』基本セットが必要。

昨秋にデイズオブワンダー(フランス)から発売されたばかりの拡張セット。スモールワールドに空からの脅威「天空の島々(スカイアイランド)」が襲いかかる。

素敵な春の朝、鳥たちは歌い、花々は咲き誇り、巨人たちは新たな刺青を入れ、残りの小さな世界の住人たちは来たるべき日の征服に備えていた。突如森林や山岳地帯の上空を巨大な影が覆い、地上は不気味な沈黙に包まれた。偶然にもウィザードたちが再び羊たちの群れを飛ばしたのだろうか? スモールワールドの上空に、太陽が昇るのと同時にスカイアイランドの島々が浮かび上がり、すべての目は地平線へ向けられた。この新たな土地の出現は、不足していた土地に余裕が生まれ、新たな富を得るチャンスとなる! 数時間中に、最も意欲的な種族たちが巨大な魔法の豆の木や天国への階段を使ってスカイアイランドへ上っていった。残念なことに、この天空の地にも新たな種族が存在し、彼らも眼下の新たな土地を征服しようと構えていた。こうしてスカイアイランドを巡る戦いが始まった......

新たな地域ボード「天空の島々」が加わって空への侵攻が可能になったほか、7つの新たな種族(エスカルゴ、案山子、カーン、スカベンジャー、嵐の巨人、龍人、ウェンディゴ)と7つの特殊パワー(金細工師の、飛行船に乗った、値切り屋、砲手の、探検する、恐喝する、空挺の)が加わり、スモールワールドをさらにバラエティに富んだ楽しい世界にする。プレイ人数も3~6人に拡張され、新しい楽しみ方ができる拡張セットだ。

内容物:両面印刷のゲームボード1枚(2島と3島)、ファンタジー世界の種族バナー7枚、特殊パワーバッジ7枚、種族トークン98枚、その他の様々なトークン20枚・ルールブック1部・サマリーシート1枚

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ニュルンベルク'18:ハンス・イム・グリュック

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レース・トゥ・ザ・ニューファンドランド(Race to the New Found Land)
ゲームデザイン・M.カレンボーン、J.シェラー、イラスト・A.ユング、2~4人用、10歳以上、60~90分。
勇敢な航海者たちは世界の海を渡り歩き大発見をする。北アメリカ沿岸部にある巨大な「新しく発見された島」ことニューファンドランド島である。すぐにこの島の領土を巡って国々の競争が始まる。プレイヤーは艦隊をうまく投入し、自分の王家に繁栄をもたらさなければならない。先に島に到着して最初のエリアを開拓し、新しいエリアを探査し、交易を行って艦隊を強化しよう。
さまざまなカード、タイル、交易品で4ラウンドにわたってゲームを行う。各ラウンドは4つのフェイズからなる。①島フェイズで探索の準備と交易品の用意を行う。交易品は港を拡張し、新しい船を完成させ、ミッションを達成するのに使う。②計画フェイズでは積荷、開拓、配達、発見の4つのアクションをプロット。船を投入することで、アクションの順番と強さを決める。③アクションフェイズでは船の帆の数字で、それぞれのアクションのプレイ順が決まる。ゲームボード上ではさまざまな契約を達成し、達成すると街にマーカーを置いて影響力を強められる。④終了フェイズでは島や街の得点計算を行い、目的カードの達成をチェックする。最後に最も高い勝利点を獲得したプレイヤーが勝利し、祖国に錦を飾れるのだ。

『マンション・オブ・マッドネス:境界を越えて』日本語版、2月22日発売

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momexp1J.jpgアークライトは2月22日、クトゥルフ神話をテーマとしたボードゲームの拡張セット『マンション・オブ・マッドネス第2版 拡張:境界を越えて(Mansions of Madness: Second Edition - Beyond the Threshold)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.センテル・ダンク、G.ホールディングハウス、N.ヴァレンス、1~5人用、14歳以上、120~180分、3800円(税別)。プレイするためには『マンション・オブ・マッドネス』(第2版)が必要。

無料のアプリがシナリオを進行するボードゲーム。第2版初の拡張セットで、オリジナルは昨年の年明けにファンタジーフライト(アメリカ)から発売された。新しいシナリオが2本追加され、神話的な出来事と対面する。

過去と未来の真実を探求する過程で、致命的な過ちを犯す者は後を絶たない。失敗に終わった儀式のなか、その姿は原型をとどめぬほど変容する。おのれの意志を凌駕する超越的な存在の下僕となり、禁断の知識など、ものともしなくなる。〈戸口に潜むもの〉が時空の外より、この世界を操る方法を探っている。探索者たちは、危険極まりないヨグ=ソトースのこの企みを阻止する手段を見つけ出さなくてはならない。さもなければ自身もまた、意思なき隷属という、先達者たちと同じ道に連なることになるであろう。

新たなマップタイル、モンスター、探索者、ダメージ、恐怖、呪文、アイテム、状態カードが同梱されており、プレイヤーたちをさらなる狂気へと誘う。

内容物:ルールシート1枚、マップタイル6枚、探索者カードとコマ2枚(2個)、一般アイテムカード8枚、特殊アイテムカード1枚、呪文カード10枚、状態カード9枚、ダメージカード4枚、恐怖カード4枚、モンスタートークン4個、モンスターコマ4個、炎/暗闇トークン16個、クルートークン10個、NPCトークン7個、壁トークン2個、キートークン4個(※カードサイズ:40×62mmが36枚、119×69mmが2枚)

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「浄土双六ペーパークラフト」プロジェクト開始

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ようがくじ不二の会は19日、クラウドファンディングサイトKibidangoにて、「浄土双六ペーパークラフト」を開始した。全6回にわたってワークショップが開かれるほか、7800円以上の出資で製品が送られる。2月23日まで。

『浄土双六』は仏教の世界観に沿って、地獄から極楽までを巡る江戸時代の伝統ゲームで、PLENLUNOが近年復刻しゲームマーケットにも出展されている。これをペーパークラフトでジオラマ化しようというプロジェクトである。手がけるのは『御朱印あつめ』『檀家 -DANKA-』『WAになって語ろう』とお寺ボードゲームシリーズを製作してきたようがくじ不二の会。

今回の特色は、出資者がワークショップに参加できるところが特徴となっている。今年の3月から現世編、地獄編、須弥山編、天界編、ほとけ編、まとめ編の6回のワークショップが行われ、僧侶が登壇する。当サイトの管理人も3月6日に開かれる第1回の現世編に招待されている。場所はいずれも東京・深川の陽岳寺。

クラウドファンディング内容は7800円の出資で製品と墨跡うちわ、8000円で製品とワークショップ1回券など。

1月28日、陽岳寺にてプレイベント「仏教とボードゲームトークショー」が開かれる。仏教とボードゲームのつながりと役割について、ボードゲーム研究家の草場純氏、『現代版浄土双六』の仕掛人である望月哲史氏、そしてプロジェクト代表の陽岳寺・向井真人氏が語り合う。15:30から、参加費無料、申し込み不要。

Kibidango:仏教の世界観を遊べる・学べる「浄土双六ペーパークラフト」を作りたい!

独立型拡張『アンドールの伝説 最後の希望』、2月22日発売

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andor3J.jpgアークライトは2月22日、ファンタジー協力ゲームのシリーズ最新作『アンドールの伝説 最後の希望(Die Legenden von Andor: Die letzte Hoffnung)』を発売する。ゲームデザイン&イラスト・M.メンツェル、1~4人用、10歳以上、60~90分、6500円(税別)。拡張セットではなく、『アンドールの伝説』がなくとも単独でプレイできる。

『星の盾』『北方への旅立ち』に続いて昨年秋に発売されたアンドール三部作のグランドフィナーレ作品。クラードの巨人どもは奴隷狩りを終え、アンドールから無数の人々を連れ去った。勇者たちが戻ってきたのは、そんなである。拉致された虜囚を解放すべく、すぐさま南方へと向かった。今こそ最大の冒険が始まる。

灰色山脈の彼方には、クラード族に率いられし肉体のない骸骨剣士が待ち受けている。数々の伝説を乗り越え、古代の四つの魔法の盾の力を借りて、最後の希望である勇者たちは再び世に平和をもたらすことができるのだろうか?
そう、諸君らこそが、最後の希望なのだから。

新たな勇者やアンドール南方の新マップ、新シナリオやまだ見ぬ強敵など、新要素がたくさん詰め込まれた渾身の一作。基本セットをプレイしていなかった人、基本セット以来遠ざかっていた人も挑戦するチャンスだ。

内容物:両面仕様のゲームボード1枚、ゲーム用コマ46体(80×120mm)、プラスチック製コマ立て46個、勇者ボード4枚(60×90mm)、戦闘の流れ/物品在庫ボード1枚、馬車1つ、宿営地1つ、その他の厚紙パーツ121個、ダイス22個、、大きなカード143枚、小さなカード33枚、木製ディスク9個、木製キューブ6個、語り手コマ1個、仕分け袋15枚、チュートリアル冊子1冊、参照用ルールブック1冊

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どんどん苦しくなる!『テイクザット』日本語版、2月22日発売

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takethatJ.jpgアークライトは2月22日、ヒキガエルを押し付けあうカードゲーム『テイクザット(Take That)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.シュピーア&R.シュタウペ、イラスト・O.フロイデンライヒ、2~4人用、8歳以上、20分、1800円(税別)。

ニュルンベルガー・シュピールカルテン社(ドイツ)から2016年に発売された作品。手札から場にカードを出して、ヒキガエルカードをできるだけ取らないようにする我慢比べゲームだ。アークライトが同社の製品を日本語化するのは『ザ・ゲーム』『ザ・ゲーム:エクストリーム』『クウィント』『ライフセイバー』に続いて5タイトル目。いずれも同じ大きさの小箱でコレクションするのにもよい。

手番には、数字が前のカードよりプラスマイナス10以内のカードを出すか、列にあるカードの「反転カード(一の位と十の位が入れ替わってるカード)」を出してそのカードを獲得する。では、どちらもできない場合は、場にあるカードをすべて引き取らなければならない。山札がなくなったらゲーム終了で、反転カードで獲得したカードが+1点、引き取ったカードは通常のカードが-1点、ヒキガエルカードが-5点で合計点を競う。ルールはこれだけのシンプルなゲームである。

カードの構成は12~98で、一の位が0のカードはなく、ゾロ目(22、33、44......)がヒキガエルカードになっている。そのため反転カードが次々と出されるとヒキガエルカードだけが残ることになり、出せるカードが減っていく。この緊張感が売りの洗面器系カードゲームだ。

内容物:ルール説明書1枚、カード79枚(カードサイズ:59mm×91mm)

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GM2017秋新作評価アンケート結果、オリジナル1位は『戦国ドミノ』

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ゲームマーケット2017秋(昨年12月2・3日、東京ビッグサイト)で発表された新作の評価アンケート結果が21日、事務局から発表された。320名の有効投票により、679タイトルの新作の中から、オリジナルの評価平均1位は『戦国ドミノ』(ゲームNOWA)、投票数1位は『トロイカ』(オインクゲームズ)となった。

新作評価アンケートはゲームマーケット終了後から約1ヶ月にわたってウェブで行われた。誰でも投票することができ、各ゲームを5段階で評価したものを、とても面白い=5~全く面白くない=1として数値化し、総投票数の5%にあたる16票以上でランキングした。これまでは国産オリジナルに限られていたが、今回から輸入ゲーム、日本語版、TCG、TRPG、SLG、グッズ等も加わり、投票対象は倍増。そのため投票形式も選択式から記述式に変更となったが、投票数は前回の732票から5割以上減少している。

全体の評価ではエッセン・シュピールの新作で国際的にも評価されている『アズール』(輸入版)『テラミスティカ・ガイアプロジェクト』(日本語版)が1位、2位。国産オリジナルに限ると『戦国ドミノ』が1位で、『ホシアツメ』(さいころグラス)、『リトルタウンビルダーズ』(Studio GG)、『ブックメイカーズ』(オオツカ製作)、『天下鳴動』(77spiele)と続く。

オリジナルで評価平均1位の『戦国ドミノ』は、刀、長槍、弓、騎馬、旗印、鉄砲が配されたドミノタイルを、マークが合うように配置してく陣取りゲーム。先の先を読む思考が求められる。投票数1位の『トロイカ』は数字タイルでセットを作り、価値の高い宝石を集めて地球に帰還することを目指すタイルめくりゲーム。評価平均では27位と振るわなかった。輸入版・日本語版を除いたオリジナル作品のランキングは以下の通り。

これまでこのアンケートは、ゲームマーケット大賞の一次選考を兼ねており、上位5作品が自動通過となっていたが、今回から参考に留められることになった。票数減少の一因になったとゲームマーケット事務局は分析している。

今回も、出展者が自分の作品の評価内訳を問い合わせられるようになっている。下記リンクのフォームから、出展者名、登録番号、メールアドレスなどを送ると返信される。ランキングしなかった作品でも評価の高かった作品があるので、気になる方は問い合わせてみよう。

ゲームマーケット公式:【結果発表】2017秋 新作評価アンケート

【ゲームマーケット2017秋:新作評価アンケート結果】
1.戦国ドミノ(ゲームNOWA)4.57/21
2.ホシアツメ(さいころグラス)4.44/16
3.リトルタウンビルダーズ(Studio GG)4.43/37(投票数6位)
4.ブックメイカーズ(オオツカ製作)4.39/23
5.天下鳴動(77spiele)4.33/27(投票数18位)
6.ヘルトウクン(RAMCLEAR)4.31/16
7.タイムボム(アークライト)4.31/16
8.トリックと怪人(BrainBrainGames)4.28/29(投票数16位)
9.ワンナイトマンション(ぎゅんぶく屋)4.26/47(投票数3位)
10.Ostle(雅ゲームス)4.20/25(投票数20位)
11.ヒト+イロ ~この色なに色~(COLON ARC)4.16/32(投票数12位)
12.ボブジテンその2(TUKAPON)4.15/33(投票数10位)
13.ハンザの女王(ゆるあーと)4.13/52(投票数2位)
14.朧ニンジャスタートリック(Mogwai)3.97/33(投票数11位)
15.アニマーレ・タッティカ(カワサキファクトリー)3.95/38(投票数5位)
16.航海の時代 the DICE ~バルスの商人たち~(A.I.Lab.遊)3.94/17
17.おぼえなサイコロ(らなとパパ)3.91/23
18.ねずみ海賊ラッタニア(OKAZU brand)3.86/29(投票数17位)
19.文絵のために(ワンドロー)3.86/35(投票数8位)
20.グラギャモン(ハッピーゲームズ)3.81/21
(オリジナル作品のみのランキング。右の数字は評価平均/投票数)

ゲームマーケット大賞受賞作『ビンジョー×コージョー』2月22日一般発売

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binjokojo2.jpgアークライトは2月22日、スイッチゲームズのレーベルで、工場ラインを構築して製品を作るボードゲーム『ビンジョー×コージョー』を一般発売する。ゲームデザイン・すまいる120円、イラスト・U井&A.ドイッセン、アートワーク・タンサンファブリーク、3~4人用、10歳以上、40~60分、4000円(税別)。

世間の流行りにビンジョーし、天下の大コウジョーを目指すゲーム。オリジナルはゲームマーケット2016神戸で発表され、第2回ゲームマーケット大賞に輝いた。このたびタンサンファブリークによる楽しいアートワークで一般発売される。

自分の工場には製造ラインが3本あり、「熱する」「切る」「固める」「混ぜる」「組み立てる」という5種類の機械タイルを配置して、生産体制を整える。手番の最後に各製造ラインの機械タイルにあるコマを1マスづつ進め、市場の注文に備える。

市場から製品の注文が出てきて、それに対応する製造ラインが整っていたら製造できる。このとき、ほかのプレイヤーも同様の製造ラインがあれば「ビンジョー!」といって同じ製品を製造できるところがポイント。製造できると収入が入り、その設備で新たな設備投資を行ったり、資産を増やしたりする。最終的には資産勝負だが、どこまで設備投資するかも考えどころだ。

ライトなプレイ感の中にも便乗するための機械の選択や工場の拡大のバランスなどにインタラクションとタクティクスがあり、便乗や製品カードのめくり運で盛り上がれる作品。コンニャクから宇宙ロケットまで、あなたは何を作る?

ゲームマーケット大賞受賞作がオリジナルと異なる出版社から発売されるのは初。ゲームマーケット大賞の中立性をはかるため、主催のアークライト社は受賞作品の優先契約権などをもっておらず、受賞後にフェアなかたちで出版契約が行われている。

内容物:資本金ボード1枚、工場ボード4枚、職人タイル15枚、機械タイル45枚、製品カード30枚、チャージタイル1枚、チャージコマ12個、資本金コマ4個、お金チップ59枚、スタートプレイヤータイル1枚、ルールブック1冊(※カードサイズ:44×63mm)

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装飾タイルの芸術『アズール』日本語版、2月下旬発売

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azulJ.jpgホビージャパンは2月下旬、タイルを集めて美しい壁画を作るボードゲーム『アズール(Azul)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.キースリング、グラフィック・P.ゲリン&C.クイリアムス、2~4人用、8歳以上、30~45分、5600円(税別)。

プランBゲームズ(カナダ)が2017年秋のエッセン・シュピールで発売し、スカウトアクションで3位、その後も高い評価を集め品切れが続いている作品。ゲームデザインはW.クラマーとのコンビでドイツ年間ゲーム大賞を何度も受賞してきたキースリング。日本では昨年のゲームマーケットでゲームストア・バネストが輸入版を少量販売し、一瞬で売り切れている。

「アズレージョ」という美しい装飾タイルに魅了された王様の命令で、タイル・アーティストたちがポルトガルのエヴォラ宮殿をカラフルなタイルで装飾し、名声を競う。

テーブル中央にはいくつかの工房展示ボードがあり、いろいろなタイルが置かれている。自分の番にはいずれかの展示ボードから1色のタイルを全て取り、プレイヤーボードの図案ライン上のいずれかの段に配置。これをテーブル中央のタイルがなくなるまで順番に続けた後、自分の図案ライン上のいずれか1段にあるタイル1枚を、右側の壁の指定された場所に置く。縦か横にできるだけつなげて得点が上がるように、集めるタイルを考えていくパズルチックな作品だ。

簡単なルールと高度な戦略性だけでなく、カラフルなキャスト製のタイルやペルシャ風のアートワークといったコンポーネントも魅力に溢れ、大人同士でもファミリーでも楽しめる今期最大の話題作が登場だ。

プランBゲームズは今月、ライトなアブストラクトゲームのラインナップを手がける新たなブランド「ネクストムーブゲームズ(Next Move Games)」を立ち上げたことを発表し。第1作としてE.マツウチの『リーフ(Reef)』という作品のリリースを予定している。これに伴い、『アズール』も第2版から、プランBゲームズではなくネクストムーブゲームズのラベルが貼られることになる。

内容物:タイル100枚、プレイヤーボード4枚、工房展示ボード9枚、得点マーカー4個、先手プレイヤーマーカー1個、布袋1枚ほか

TGiWレポート:アズール

ボードゲーム売上ランキング2017まとめ

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年末から年始にかけて、ボードゲームショップや日本語版出版社で2017年1年間の売り上げランキングが発表されているのでまとめ。ショップによって品揃えが全く異なるため比較はできないが、ランキング不動のものは定番といってよく、新作でランクインしたものは評価されているものとして注目できるだろう。

各ランキングのリンク先では11位以下も見ることができる。カッコ内は原語タイトル。原語タイトルがないものは国産ゲームであることを表す。リストに遊んでいないゲームがあったら、どこかで試してみよう。愛好者個人による昨年のベストボードゲームランキングはこちら

メビウスゲームズ (東京・水道橋)
 1位:ワードバスケット
 2位:ごきぶりポーカー(Kakerlakenpoker)
 3位:おばけキャッチ(Geistesblitz)
 4位:ハゲタカのえじき(Hol's der Geier)
 5位:ニムト(6 nimmt!)
 6位:ガイスター(Geister)
 7位:お邪魔者(Saboteur)
 8位:カルカソンヌJ(Carcassonne)
 9位:ぴっぐテン(Pig 10)
 10位:ヒューゴ(Hugo)
メディアで紹介されたワードバスケットが2年ぶり1位。新作はコンプレットが13位、デジャブ14位、グリュックス18位で10位以内に新作なし。

ホビージャパン
 1位:ドブル(Dobble)
 2位:パンデミック:新たなる試練(Pandemic)
 3位:ドミニオン:第二版(Dominion)
 4位:ディクシット(Dixit)
 5位:コードネーム(Codenames)
 6位:宝石の煌き(Splendor)
 7位:アイスクール(Icecool)
 8位:ドミニオン:帝国(Dominion: Empire)
 9位:T.I.M.Eストーリーズ(T.I.M.E.Stories)
 10位:ダイスフォージ(Dice Forge)
3位まで昨年と同じ。新作は『アイスクール』が最上位で、6位まで新作なし。

テンデイズゲームズ (東京)
 1位:キングドミノ(Kingdomino)
 2位:私の世界の見方(Wie ich die Welt sehe...)
 3位:ドクターエウレカ(Doctor Eureka)
 4位:テレストレーション(Telestrations)
 5位:四人の容疑者
 6位:ゴーゴージェラート(Go Go Gelato)
 7位:インフェルノ(Inferno)
 8位:テラミスティカ・ガイアプロジェクト(Gaia Project)
 9位:クイーンドミノ(Queendomino)
 10位:ハーフパイントヒーローズ(Half-Pint Heroes)
さすがドイツ年間ゲーム大賞。こちらも定番化が進んでいるみたい。

イエローサブマリン (全店)
 1位:犯人は踊る 第三版
 2位:ハコオンナ
 3位:ダンジョンブマンダム エイト
 4位:ナンジャモンジャ・ミドリ 日本版(Toddles-Bobbles)
 5位:桜降る代に決闘を 第壱拡張:夜天会心
 6位:コヨーテ(Coyote)
 7位:ラブレター
 8位:桜降る代に決闘を 第弐拡張:機巧革命
 9位:Not My Fault!~俺のせいじゃない~
 10位:桜降る代に決闘を 第二幕
『桜降る代に決闘を』シリーズが好調。

ゲームストア・バネスト (名古屋)
 1位:イクジット(脱出:ザ・ゲーム)シリーズ(Exit: Das Spiel)
 2位:キングドミノ(Kingdomino)
 3位:サント・ドミンゴ(Sant Domingo)
 4位:ズーポリス(Zoo Police)
 5位:スラフ・オフ!(Sluff Off!)
独自の輸入ゲームが並ぶ中、『キングドミノ』が入り込む。

ディアシュピール (東京・東中野)
 1位:プライバシー日本版(Privacy)
 2位:クランク!(Clank!)
 3位:チェックポイントチャーリーの捜査犬(Checkpoint Charlie)
 4位:ボブジテン
 5位:クランク!沈む財宝(Clank!: Sunken Treasures)
 6位:フューズ(Fuse)
 7位:狩歌
 8位:ルールの達人
 9位:メモアァーール!(Memoarrr!)
 10位:グリュックス(Glüx)
卸売ランキングでは『チェックポイントチャーリーの捜査犬』が1位。

インプルーブメント・オブ・ザ・ポリス(Improvement of the Polis)

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急激な成長を実感

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紀元前9世紀の古代ギリシャを舞台に、自分が受け持つポリスを特性を活かして成長させるボードゲーム。ゲームマーケット2017秋で初出展の慶應義塾大学ボードゲームサークルHQが製作したもので、成長の喜びに心躍るエキサイティングな作品である。

各自個人ボードをもち、アテナイ、スパルタ、テーバイなどからポリスカードを1枚与えられる。ポリスカードには、進歩するとどのような能力や効果が得られるかが書かれており、アテナイなら政治、スパルタなら軍事、コリントスなら文化、テーバイなら経済というように得意分野がある。基本的に、この得意分野に沿ってポリスを成長させていくと得点が高い。

ゲームは9ラウンドにわたって行われる。はじめにこのラウンドのイベントが告示される。全員に収入などが入ったり、何かが1位の人にメリットがもたらされたりするが、解決はラウンドの最後。このイベントを考慮してこのラウンドの行動を決めよう。

各プレイヤーはダイスを振り、そのダイスにアクションカードを割り当てる。アクションカードは1の哲学、立法から6の進歩まであり、数字が高いアクションカードほど、高い出目が求められる。出目が足りない場合は「市民」を支払って補えるが、それも限りがあるのである程度まではダイスの目に従うことが求められる。運の要素はあるがそれほど高くない。

全員割り当てたらアクションカードを公開し、1から順にプレイしていく。ここがゲームのメインである。通常は2アクション、文化レベルを上げれば途中から3アクションができる。ダイス目は一応選択の指針になるが、自分のポリスの特性、手持ちの政治カードの内容によってアクションは変わる。どれもやりたいことばかりで困る。

1:哲学-いろいろな使い方ができる哲学カードを1枚得る。
1:立法-政治カードを1枚と、市民3を得る。
2:文化-文化レベルだけ勝利点を得る。
3:交易-経済レベルに応じた収入が入り、知識を1つ購入できる。
4:軍拡-軍事レベルに応じた兵力を得て、その兵力で植民を行い、知識や報酬を得る。
5:政治-手札の政治カードをプレイし効果を得る。効果の高い政治カードほど多くの知識が必要。
6:進歩-自分のポリスを1段階レベルアップさせ、能力を開放する。

アクションが終わったらお金を払って文化、経済、軍事のレベルを上げることができる。レベルを上げることにより、税収や栄誉などが上がることもある。そしてラウンドの最初に公開されていたイベントを解決して次のラウンドへ。9ラウンドで最後に、ゲーム中に入った勝利点に、ポリスや政治カードによるボーナス、そして栄誉×特別な知識(上級の植民によって得られる)の数を足し合わせて勝利点を競う。

4人プレイで1時間弱。私のポリスはアルゴスというバランス型だったので、政治カードのコンボでアドバンテージを目指した。交易のたびに収入などが増える「ディオルコス」をもとに、経済レベルを上げて、最後は持ち金を勝利点にする作戦である。その間にアテナイのくさのまさんは政治カードをどんどんプレイし、スパルタのbashiさんは強大な軍事力を背景に植民を進めていく。最後はくさのまさんが政治カードとポリスの能力を掛け合わせるかたちで得点を伸ばし1位。

通常のアクションがそれほど強くなく、政治カードやポリスの能力が乗っかることで効果を発揮する。ほかのプレイヤーをさしおいて、「そんなことできるようになっていいの?」という思うぐらい有利になるのが快感(ほかのプレイヤーはまた、別のところで有利になっているわけだが)。ポリスが変われば戦略も大きく変わるが、どんな政治カードを引くかによっても展開が変わるため、繰り返し遊びたくなる作品である。各カードにイラストを加えて再版してほしい。

Improvement of the Polis
慶應Head Quarter Simulation Game Club(2017年)
2~4人用/12歳以上/45~60分
精神科医のボードゲーム日記:【デザイナーインタビュー】慶應HQ:Improvement of the POLIS

福岡ボードゲームフェスタ5、1月21日開催

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ボードゲームイベント「福岡ボードゲームフェスタ5」が1月21日(日)、福岡市の西新パレス(地下鉄西新駅徒歩1分)にて開催される。10:00~19:00。入場料1000円。

ボードゲームの魅力を広げるとともに、参加者間の交流を図ることが目的にして開かれ、今回で5回目となるイベント。年2回のペースで夏と冬に開かれており、第4回は昨年7月に同会場で行われた。

今回出展するのは、ゲームストア・バネスト、よぐゲーム、Brain Brain Games Nagasaki、トイドロップ&サザンクロスゲームズ、合同会社ふくふく、人狼ゲーム研究会、ホワイトキューブ、ビストロ怪談倶楽部、チームせんりたん、HBGGフリマ、野望研究所 YABOLABOの11団体。昨年秋にゲームマーケットで好評を博した作品、今回が初出しの完全新作が試遊・購入できる。

試遊スペースが広く取られているのも特徴で、いろいろなゲームを説明付きで遊ぶことができる。破損や紛失対策のため、お子さんは小学生以上のみ。家族や友達で参加するのも、1人で参加して会場内でいろいろな人と遊ぶのもよいだろう。

福岡ボードゲームフェスタ

ボドゲde遊ぶよ!! phase 11-1

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1/21(日)に西新パレスにて開かれる福岡ボードゲームフェスタ にて、『ボドゲde遊ぶよ!!』1、2巻が頒布されます。また赤瀬よぐ先生が作ったゲーム『ようせいさんさがし』『カッパラパーティー』も新たに箱入りになって出展されるそうなのでお近くの方はどうぞ!

Back Number

ボードゲームのチョイ読みペーパー『メビテン!』創刊

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ボードゲーム専門店「メビウスゲームズ(東京・水道橋)」と「テンデイズゲームズ(東京・三鷹)」は1月1日、共同でフリーペーパー『メビテン!』を創刊した。フルカラー10ページで、同店のボードゲームを取り扱うボードゲームショップやボードゲームカフェなどで無料で配布されている。

「ボードゲーム好きにおくるチョイ読みペーパー」というサブタイトルで、愛好者からボードゲームになじみのない人まで手にとってもらうことを目指す。

第1号はテンデイズゲームズのあっきーさんによるエッセンシュピールのレポート、メビウスママさんによるカルカソンヌ世界大会とお邪魔者世界大会観戦記、さらに『放課後さいころ倶楽部』の中道裕大氏によるマンガ、アナログゲームマスターのあだちちひろ氏によるコラムと、無料とは思えない充実の内容。メビウスゲームズとテンデイズゲームズの日本語版ボードゲームも紹介されている。

表紙にも入っているキャラクターマスコットは「メビテンさま」。ボードゲーム界の事柄に精通している長老さまをイメージしたという。年3回の発行を予定。配布に関する問い合わせはウェブサイトから。

メビテン!

ニュルンベルク'18:コスモス

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ドロップイット(Drop It)
ゲームデザイン・B.ラッフ&U.ラップ、2~4人用、8歳以上、20分、1月発売。
器用さと戦術が試されるファミリーゲーム。時計回りに○△□のタイルを中央に入れていき、位置が高いコマとボーナスポイントに接したコマに得点が入る。ただし同じ形や同じ色が接してはならず、接すると得点が入らない。最後に合計得点を競う。チームでもプレイ可能。

オバケの落とし穴(Geisterfalle)
ゲームデザイン・G.バース、2~4人用、6歳以上、20分、2月発売。
オバケ警報発令中! オバケ退治に落とし穴を作った。オバケはいたるところから出没し、プレイヤーは穴に落として動かなくすることしか出来ない。各プレイヤーは台と2つのオバケボールをもつ。オバケボールを転がして台の穴に入れればオバケを捕まえたことになる。3つとも捕まえたら「ストップ!」といってラウンド終了。得点計算をして次のラウンドを行う。一番多くオバケを捕まえたプレイヤーが勝利する。

街コロサッカー(Machi Koro Fußball)
ゲームデザイン・菅沼正夫、2~4人用、8歳以上、30分、3月発売。
ロシアのサッカーW杯にちなんで日本発のゲーム『街コロ』がサッカー版になった。サイコロを振ってカードを建設し、サッカーの世界を作っていく。小さな施設をたくさん作って稼働させるか、それとも大きなプロジェクトを取るか考えなければならない。トレーニング場は作らなければいけないし、スタジアムも......たくさん建設すればするほど、収入も上がる。ほかのプレイヤーの動向もよく見ておこう。屋台やクラブハウスでお金を持っていこうとしているかもしれない。

ファーストフード・フィア(Fast Food Fear)
ゲームデザイン・D.ドルドーニ、3~6人用、8歳以上、15分、3月発売。
プレイヤーは協力してファーストフード店を経営する。テーブルには注文のあるモンスターカードがやってくる。これを獲得するには、全部の希を制限時間内に満たさなくてはならない。カードを引き、ほかのプレイヤーと交換しよう。そのうち誰か1人が注文を満たす料理を全て集めたら、望みは満たされたことになる。しかし時間に注意して、砂時計を適切なタイミングで逆さにしなければならない。

サッカーデュエル(Fußball-Duell)
ゲームデザイン・B.ギルバート&M.ダンスタン、2~4人用、8歳以上、30分、3月発売。
サッカー選手はフィールドでそれぞれのポジションを取る。プレイヤーは自分のチームをうまい走りとドリブルとパスでゴールに導く。手番には戦術カードをプレイしてボールを移動させる。上手にカードを投入してゴールの前まで進めたら、シュートカードを出してゴールしたかキーパーに止められたかを決める。上級ルールではファウルとイエローカードのある決闘カードが加わり、よりエキサイティングでサッカーのフィーリングが増す。

脱出:日記29(EXIT - Das Buch - Tagebuch 29)
ゲームデザイン・D.シャッサパキス、144ページ、3月発売。
ある研究者チームが28週間、謎のプロジェクトに取り組んでいた。そして29週目、何か予期せぬことが起こり全員が消えてしまった。この日記だけが戻ってきた。63の謎をとき、何が起こったかを解き明かそう。謎を解くにはこの本と、ペンと、ネットにつながったスマートフォン・タブレット・コンピュータ、そして勇気と理解力が要る。本であるけれども遠慮せず書き、印をつけ、折り曲げ、重ね、切り、破っていく。ひとりでもチームでもプレイできる。答えはインターネットにキーワードを打ち込んで手に入れる。正解すると次の問題へ。全部の答えがわかったとき、何が起こっているか分かるだろう。リアル脱出ゲームの雰囲気を味わえる。

メルカド(Mercado)
ゲームデザイン・R.ドーン、2~4人用、10歳以上、30分、3月発売。
市場の日、果物と野菜が毎日の需要に応じて準備されている。しかしときにはお金を面白いことに使いたいもの。高貴な布、エレガントな靴、美しい金杯......でもほかに裕福な仲間たちも、極上の品物で自分の名声を高めようとしている。商人をめぐる争いはすでに過熱してきた。必要なコインを袋に入れている者が品物をもらえる。しかし贋金も流通しており、計画を台無しにしてしまうだろう。

ロストシティー:アドベンチャー・トゥ・ゴー(Lost Cities - Abenteuer To Go)
ゲームデザイン・R.クニツィア、2人用、10歳以上、20分、3月発売。
『ロストシティー』のカードをチップに替え、持ち運べるコンパクトなパッケージにした作品。ヒマラヤ、熱帯雨林、砂漠......地球の最奥に至る探検ルートは、チップを出して上手に計画しなければならない。しかし勇気もときには大切。名声をより多く稼いだプレイヤーが勝者となる。

ウボンゴ・ソロ(Ubongo Solo)
ゲームデザイン・G.ライヒトマン、1人用、8歳以上、3月発売。
ほかのプレイヤーとではなく、ゲームと戦う。546レベルの問題を全て解くことはできるだろうか。最初は簡単なパズルから始まるが、難問が待ち構えている。『トライゴン』や『エクストリーム』などでも用いられた正三角形、正方形、正六角形を組み合わせたタイルが45枚入っており、毎回ルールが変わる。

脱出ザ・ゲーム:不気味な邸宅(EXIT - Das Spiel - Die unheimliche Villa)
ゲームデザイン・I.ブラント&M.ブラント、1~4人用、12歳以上、45~90分、3月発売。
プレイヤーたちはある邸宅に招待された。しかし到着した後、自分たちが恐ろしいゲームに巻き込まれていることを知る。謎を解いて邸宅を脱出するのに時間は多く残っていない。何かを組み合わせて、チームワークと創造力で次々とアイテムを発見し、コードを読み取り、謎を解いていく。そこでは通常でない方法を取らなければならない。用具を折り曲げたり、書き込んだり、破ったりすることもできる。秘密を解き明かしたら、このゲームは2度とプレイできない。上級のリアル脱出ゲームの雰囲気が味わえる。

ロストシティー・決闘(Lost Cities - Das Duell)
ゲームデザイン・R.クニツィア、2人用、10歳以上、30分、3月発売。
イラストを一新し、6列目ができるようにリメイク。プレイヤーはカードを置いて地球の最奥へと続く探検ルートを作る。ヒマラヤ、熱帯雨林、砂漠、火山、深海。目的はできるだけ多くの名声をもたらすルートを作ること。特に勇敢な者は、さらに探検の成功に賭けることもできる。しかし盗賊や相手のチームが驚くべき妨害をしてくるのに注意しよう。最後に名声を多く集めたほうが勝つ。

ロストシティー:ボードゲーム(Lost Cities - Das Brettspiel)
ゲームデザイン・R.クニツィア、2~4人用、10歳以上、30~60分、3月発売。
アメリカで出版された同タイトルの作品のドイツ語版。探検の用意は整った。5つの埋没した都市を発見しよう。プレイヤーは探検感をいろいろな道に送り込む。最後に最も成功して名声を獲得するのは誰か?コマを1歩進めるたびにその色のカードを道に置かなければならない。さらに進めるにはまたカードを出すが、数字は前に出したカード以上でなければならない。最初のマスはマイナスだが、道の最後にあるロストシティーにたどり着いたら大得点となる。途中には自分の得点を挙げたり、早く進めるチャンスもある。カードを引く運と、カードを出す上手さを上手にミックスしてリードしよう。

脱出ザ・ゲーム:謎の博物館(EXIT - Das Spiel - Das mysteriöse Museum)
ゲームデザイン・I.ブラント&M.ブラント、1~4人用、12歳以上、45~90分、5月発売。
プレイヤーはサンタマリア号の財宝を見学するため、フローレンスの自然歴史博物館を訪れた。突然信じられない冒険が始まる。博物館の謎を解いて脱出する道を見つけられるか。何かを組み合わせて、チームワークと創造力で次々とアイテムを発見し、コードを読み取り、謎を解いていく。そこでは通常でない方法を取らなければならない。用具を折り曲げたり、書き込んだり、破ったりすることもできる。秘密を解き明かしたら、このゲームは2度とプレイできない。初級のリアル脱出ゲームの雰囲気が味わえる。

カタン:インカ帝国の勃興(CATAN - Der Aufstieg der Inka)
ゲームデザイン・K.トイバー&B.トイバー、3~4人用、12歳以上、90分、7月発売。
南アメリカの魅力的な文化であるインカ帝国を「開拓」しよう。カタンの基本要素「開拓」「交渉」「建設」がテーマ的に拡張される。魚、コカ、羽根が交渉材料だ。それに基本的なゲームの仕組みとしていろいろな文化の勃興と衰退が加わる。常に新しい状況が生まれ、戦術を合わせる必要がある。はじめて他のプレイヤーの資源産地を占領できるようになり、アンデスのいろいろな文化の興亡を表す。細かな造形のコマと美しいイラストがプレイヤーをインカの時代に誘うだろう。

資源を集めてコロッセウムに壁を築け!『コロッセウム』日本語版、2月15日発売

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bmcolosseumJ.jpgアークライトは2月15日、『コロッセウム(Die Baumeister des Colosseum)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.J.ヴレーデ、イラスト・M.メンツェル、2~4人用、10歳以上、30~45分、3500円(税別)。

『カルカソンヌ』のヴレーデがデザインし、2016年にシュミット社(ドイツ)から発売された作品。日本ではメビウスゲームズが『コロッセオ』という邦題で輸入版を取り扱っている。ローマのコロッセウム建設に貢献し、勝利点を競う。

プレイヤーは建築士となり、皆で巨大なコロッセウムの完成を目指す。手番には事業を推進する執政官コマを移動させ、移動先のマスに従って地形タイルを取り、そこから資源カードを獲得し、地形の決算を行ったり、コロッセウムの建設を行ったりする。建設では指示されたカードを支払い、タイルをボードに差し込んで得点を得る。資源を揃えるには、手札の上限を増やしておくことも必要になるだろう。

リソースマネージメントとセットコレクションの中量級ボードゲーム。チャリオットに乗った木製コマや、箱の上に楕円状にだんだんとできあがっていく立体のコロッセウムが見ものだ。

内容物:建築エリアボード1枚、バリアントトークン3枚、ゲーム盤1枚、勝利点チップ81枚、壁タイル20枚、移動力コマ4個、初期領地タイル4枚、キャンプタイル16枚、執政官コマ1個、資源カード72枚、領地タイル58枚(※カードサイズ:44×68mm)

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東京西新宿にボードゲームバー「FLAT」オープン

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東京・西新宿に本日、ボードゲームバー「FLAT(フラット)」がオープンする。地下鉄西新宿駅徒歩徒歩2分(ヒルトン東京地下1階)、18:00~23:00、土日祝休。

平日昼はコワーキングスペース、平日夜はボードゲームバー、土日祝日は貸切パーティスペースとしてオープンする多目的コミュニティ空間「Glade Park(グレイド パーク)」のひとつ。ヒルトン東京地下1階にあるショッピングアーケード「ヒルトピア」にあり、オフィス街にの中にぽっかり生まれた「大人のためのオアシス」だ。

遊べるボードゲームは70種類。ボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」と、ボードゲームクリエイティブチーム「グランドアゲームズ」が監修した。また飲み物は東京・赤坂のボードゲームとお酒が楽しめるバー「hacocoro ふらっと」をプロデュースした「KURAND」が100種類のお酒を用意する。

料金はちょい飲みプランが1杯500円+エントランス料500円、飲み放題プランが3240円。時間制限なし。

FLAT
東京都新宿区西新宿6-6-2ヒルトン東京B1F/TEL:03-5944-9960
[Web]


ケルト世界のドラフト&陣取り『イニシュ』日本語版、2月中旬発売

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inisJ.jpgホビージャパンは2月中旬、古代ケルト世界を舞台にしたボードゲーム『イニシュ(Inis)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・C.マルティネス、アートワーク・J.フィッツパトリック&D.ビーラク、2~4人用、14歳以上、60分、8000円(税別)。

オリジナルはマタゴー社(フランス)から2016年に発売された作品。ゴールデンギーク賞で3部門にノミネートされている。古代ケルトの入植者となり、王となるべく覇権を競う壮大な叙事詩的ボードゲームだ。

プレイヤーは、船で新たな地を訪れたケルトの族長となり、精霊の啓示を受けるために聖域を築き、氏族を平和に守るために砦を建て、新たな場所を求めて周囲の領地を探索する。氏族は互いに協力して移住を進めていくが、彼らの違いはやがて紛争へと至る。氏族の忠誠を束ね、指導力を見せつけて、王冠を手に入れよう。

システムはカードドラフトとエリアマジョリティーがメイン。ラウンド制で、アクションカードをドラフトし、手札からカードをプレイして氏族の配置、氏族の移動、聖域の建設などを行う。ほかのプレイヤーの氏族がいる地域に移動させると衝突が起こり、カードを破棄させたり、叙事詩カードで乗り切ったりする。こうして自分の氏族が6つ以上の地域に存在するか、自分が族長となっている地域に、ほかプレイヤーの氏族が合計6体以上あるか、自分が存在する地域に聖域が合計6つ以上あれば勝利する。

アイルランド神話に基づいたカードテキストと、美麗なアートワーク、ギザギザ組み合わせ式のユニークなゲームボードで、独特な魅力を放つボードゲームだ。

内容物:領地タイル16枚、建物18個(聖域9個、砦9個)、カード67枚(叙事詩カード30枚、行動カード17枚、地勢カード16枚、早見表 4枚)、トークン17個、氏族フィギュア48個ほか

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クマ牧場(Bärenpark)

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計画的にタイル配置

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入り口の看板は多言語になっていて楽しい。「ビョルンパーク」はデンマーク。

クマをメインに飼育展示している動物園を「クマ牧場」といい、日本国内にも北海道4ヶ所を始め合計7ヶ所ある。飼育されているのはツキノワグマ、ヒグマが多い。スイス、ドイツにもあるようだが、デザイナーのウォーカーハーディングが住むオーストラリアには「コアラ牧場」はあるがクマ牧場はないようだ。

このゲームではゴビグマ、シロクマ、パンダ、コアラが登場する。いろいろなかたちのオリや厩舎をびっちり並べて得点を競うパズルゲームだ。ローゼンベルクが『パッチワーク』以来取り組んでいるタイプのゲームで、『パッチワーク』の出版社であるルックアウトシュピーレ(ドイツ)から発売され、オーストリアゲーム賞を受賞した。

各プレイヤーには4マス×4マスの空き地ボードが渡され、ここにタイルを置いて動物園を作る。はじめは1~3マスの「トイレ」「遊び場」「屋台」から。

手番には手持ちのタイルを1枚、空き地に配置する。空き地には一輪車、ミキサー車、ショベルカー、工事現場のアイコンがあるマスがあり、ここを覆うと対応するタイルや新しい空き地をもらえる。こうしてもらったタイルを次の手番にまた配置して、動物園が広がっていくわけだ。

タイルは大きいほど得点が高いが、動物園はもってのほか狭く、大きいタイルのスペースを計画的に作っていかなければならない。複数のアイコンを同時に覆えばその数だけタイルをもらえるので、選択肢を増やしておくと少し楽になる。「このタイルをここに置いて、空き地を広げて、次にこのタイルをここに置いて、あのタイルを手に入れて......」

計画的に進めるのと同時に、早さも大事な要素。というのも中央のタイルは数に限りがある上に、先に取るほど得点が高いタイルもあるからだ。ここにほかの人の動向も見据える必要と、インタラクションが生まれる。

空き地タイル1枚につき1マスだけ、タイルを置けないマスがある。これがなかなか邪魔で工夫の余地があるのだが、ほかのマスを全部埋めるとボーナスとして、このマスにクマの像を設置できる。クマの像も先に取るほど得点が高い。

進め方としては、空き地タイルを1つずつ丁寧に埋めてクマの像を獲得していく作戦と、複数の空き地タイルを同時に進めて広いスペースに大きいタイルを置いていく作戦があり、これも他の人の動向に大きく左右される。その点でパズルゲームにありがちなソロプレイ感は少ない。

誰かが4枚の空き地ボードを全部埋めたら1周して終了。基本ルールではタイルの得点の合計を競うが、発展ルールでは「シロクマのタイルを3枚配置する」「川を3枚つなげる」などの条件が加えられ、先に達成した順にボーナスが入る。空き地タイルを埋めつつ、これらも達成には相当テクニカルなパズル思考が求められる。

4人プレイで45分。2枚のタイルが手元にあって、それを置く順番でその後の展開がだいぶ変わる。ただ手前から埋めていけばよいというわけでもない。大きなタイルはあまり置けなかったが、中ぐらいのタイルでこまめに埋めて1位。出来上がった動物園は詰め込まれすぎていて決して見栄えの良いものではなく、最後の達成感は低いが、毎手番クリエイティブな思考ができて過程に満足感の高い作品である。

Bärenpark
ゲームデザイン・P.ウォーカー=ハーディング/イラスト・K.フランツ
ルックアウトシュピーレ+ホビージャパン(2017年)
2~4人用/8歳以上/30~45分

都道府県別ボードゲーム関心度

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当サイトでは3年前 6年前 、都道府県別のボードゲーム関心度を出しています。その後どうなっているのか、昨年1年間のデータをもとに集計しました。

前回同様、当サイトの過去1年間の総セッション数(976,564)の都道府県別パーセンテージを、国内人口(2017年10月)の都道府県別パーセンテージで割った数を計算し、ランキングしました。1.00がほぼ人口並みのアクセス数であることを表し、高いほどアクセス数が多いことを表しています。括弧内の順位は3年前のものです。

1位東京、2位大阪は変わらず。富山が順位をさらに上げて5位以内にランクインしました。和歌山、高知がジャンプアップして10位以内に。四国地方(香川9位、高知10位、徳島17位、愛媛19位)と近畿地方(大阪2位、京都6位、兵庫12位、和歌山13位、奈良22位、滋賀23位、三重27位)に上位陣が目立ちます。全体的に九州地方と東北地方は依然として低めです。

ボードゲームの関心度をはかる基準として当サイトのアクセスが適当か疑問の方もいらっしゃると思いますが、前回・前々回の結果から推移を見ることができる資料ということでご理解頂ければ幸いです。

1(1). 東京 2.85
2(2). 大阪 1.92
3(5). 神奈川 1.46
4(6). 富山 1.28
5(8). 愛知 1.14
6(4). 京都 1.11
7(3). 山形 1.00
8(10). 北海道 0.98
9(16). 香川 0.86
10(30). 高知 0.79
11(7). 石川 0.70
12(23). 兵庫 0.65
13(34). 和歌山 0.64
14(18). 岡山 0.63
15(14). 新潟 0.61
16(11). 埼玉 0.60
 17(13). 徳島 0.60
18(12). 山梨 0.59
19(17). 愛媛 0.59
20(22). 静岡 0.58
21(35). 栃木 0.57
22(27). 奈良 0.56
23(15). 滋賀 0.54
24(21). 千葉 0.53
25(24). 長野 0.53
26(28). 宮城 0.53
27(20). 三重 0.51
28(29). 茨城 0.49
29(19). 福井 0.47
30(39). 島根 0.47
31(42). 岐阜 0.46
32(38). 群馬 0.46
  33(32). 長崎 0.46
34(9). 鳥取 0.45
35(25). 福岡 0.42
36(43). 大分 0.40
37(37). 沖縄 0.39
38(26). 広島 0.39
39(31). 山口 0.38
40(46). 秋田 0.35
41(41). 岩手 0.34
42(33). 青森 0.33
43(36). 熊本 0.26
44(45). 福島 0.25
45(44). 宮崎 0.21
46(40). 鹿児島 0.18
47(47). 佐賀 0.12

みんなのイーブン(Even by Everyone)

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この質問、賛否割れそう?

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いろいろな質問にイエスかノーで答え、多数派になることを目指すコミュニケーションゲームが5年ぶりにリメイクされた。旧版と比べ、質問のバラエティーが増え、『ウントチュース』のイラストを手掛けたフジワラカイ氏のコミカルなイラストも加わって、さまざまな場面で遊ぶことができる。

「納豆大好き」「動物園より水族館の方が好き」「幽霊は本当にいる」といったカードの質問に対し、「イエス」「ノー」「イーブン」のいずれかで答える。イエスかノーは多数派だったほうがポイントをもらえるが、同数だった場合、「イーブン」を出した人が2倍のポイントを得る。皆の顔ぶれを見て、同数になるのを読み切れると気持ちいい。

質問の多彩さがアップしているのも魅力。好みだけでなく、哲学的なものから単なる語呂合わせ、そして「大人のイーブン」と呼ばれる大人向けのカード(色分けされているので、場面に応じてこれだけで遊ぶことも、これを除いて遊ぶこともできる)とあり、質問を読んだだけで笑いがこみ上げてくるものも。

5人プレイで20分ほど。回答にひとつひとつコメントし合うのも楽しいが、すぐ答えられるような軽い質問が多いので立て続けにテンポよく質問して、イーブンになるかどうか挑戦するという楽しみ方もある。テンポの良さに紛れてさりげなく恋愛観など聞いてみたりするのもいい感じだ。

多人数でも遊べ、時間もかからず、時折相手の思わぬ一面も垣間見れるパーティーゲーム。同世代で盛り上がれるのはもちろん、子どもからお年寄りまで、世代を問わず遊べそうだ。

みんなのイーブン
ゲームデザイン・居椿善久、イラスト・フジワラカイ
サイ企画(2012年)―テンデイズゲームズ(2017年)
3~10人用/8歳以上/10~20分

『スピードワゴンの月曜The NIGHT』でボードゲーム新年会

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1月9日放送のインターネットTV番組『スピードワゴンの月曜The NIGHT』にて、いけだてつや氏が出演しボードゲーム新年会が行われた。

「ボードゲーム芸人がオススメ! 超盛り上がるゲームで新年会」と題された企画で、スピードワゴンの井戸田潤氏と小沢一敬氏のほか、狩野英孝氏、紺野ぶるま氏がいけだてつや氏の持ち込んだボードゲームを楽しんだ。

人生ゲームやモノポリーからボードゲームを説明した後、いけだ氏がボードゲームを始めたきっかけとして養成学校時代に『スコットランドヤード』を遊んだ話を紹介。ボードゲームカフェの開店や愛好者による「ボー年会」の開催など、ボードゲームが盛り上がっている話を紹介した。

『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』や『人狼』ぐらいしか知らなかった出演者が遊んだのは、『ミスターダイヤモンド(ドイツ、1993年、絶版)』、『大きさ比べ(ドイツ、2011年)』『チャオチャオ(ドイツ、1997年)』、『キャット&チョコレート日常編(日本、2014年)』。いけだ氏のインストに引き込まれ、終始楽しんだ様子だった。特に『キャット&チョコレート日常編』は芸人さんだけあって見事な腕前。

番組の途中でいけだ氏から「おもしろゲーム番外編」としていくつかのボードゲームが紹介された。「なかなか終わらないゲーム」として『パンデミックレガシー』、「引き分けると大変」として『アーボレータム』、「クラウドファンディングで2億円」として『サイズ大鎌戦役』のほか、展示してあった『ハイパーロボット』のパッケージ絵を出演者が「テンガのドイツ語版」と呼ぶ場面も。

出演者はボードゲームのイメージが変わったとコメント。番組は放送終了後も下記のリンクから無料で視聴できる。

Abema.tv:スピードワゴンの月曜The NIGHT#89~ボードゲームで遊ぼう!~

カヴェルナ:洞窟対決(Caverna: Höhle gegen Höhle)

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洞窟のシステム構築

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ローゼンベルクは重量級ヒット作品を2人ゲーム化しており、『アグリコラ:牧場の動物たち (2012年)』『ル・アーブル:内陸港 (2012年)』と成功を収めてきた。本作のエッセンスを継承しつつ、新しいプレイ感を加え、短時間で遊べるという見事なデザインを披露している。これに続き、『アグリコラ』や『ル・アーブル』を超える重さで知られる『カヴェルナ 』を2人ゲーム化した作品である。ドワーフが資源を集め、洞窟を掘り、部屋を作って資源を得点化し、部屋や資源の合計得点を競う。

前作にも言えるが、コンポーネントを少なくして手軽に遊べるようにしたところが注目点。ワーカープレイスメントのシステムだがワーカーコマはなく(「ワーカーのないワーカープレイスメント」)、中央にあるアクションタイルを交互にとってアクションを行う。手持ちの資源は資源トラックのマーカーで表され、大量の資源コマを扱う必要がない。部屋タイルははじめ裏になって両プレイヤーの洞窟の中に置かれてあり、洞窟を掘るたびに表になって場に出てくる。最初から全部並んでいた『カヴェルナ』と比べ、少しずつ出てくるので迷うことが少ない。また部屋タイルが出てくる順番はゲームごとに異なるので、展開や戦略も変わってくる。

アクションタイルはラウンドごとに1枚ずつめくられ、アクションの選択肢が増えていく。木材や石材などの物資を取る、物資を交換する、壁を作る/取り除く、洞窟を掘る、部屋を作る、部屋を使うというものがあり、アクションタイルによって複数できるものと選べるものがある。

洞窟を掘って、壁のの位置を整えて、必要な資材を支払うと部屋を作ることができる。部屋にはアクションで使えるオレンジ色の部屋と、終了時まで効果がある青色の部屋がある。一度に複数の部屋を使えるアクションがあるので、コンボを作って効率よく資源を得点にしていこう。並んだ部屋を見てどんな組み合わせを作るか考えるのは『カヴェルナ』から引き継がれた魅力だ。

はじめは各プレイヤー2アクションずつだが、アクションの選択肢とともにアクション数も増えていき、最終の8ラウンドは4アクション行ってゲーム終了。部屋の得点、資源のひとつである金塊の数を合計して多いほうが勝ち。

部屋の組み合わせを考えることもあってプレイ時間は少々長め。しかし1時間を超えることはなく、悩ましさもちょうどよいくらい。自分が今回使わなかった部屋を次回使いたくなり、それで次はどんな展開になるか期待の高まるゲームだ。

Caverna: Höhle gegen Höhle
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク/イラスト・K.フランツ
ルックアウトシュピーレ(2017年)+ホビージャパン(2017年)
1~2人用/12歳以上/20~40分

サンタマリア(Santa Maria)

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じっくり建設、一気に産出

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サンタマリア号は、コロンブスが大西洋横断をしたときの帆船である。コロンブス前後に始まった大航海時代に、自分に与えられた入植地を発展させ、幸福度を競うノルウェーの戦略ゲーム。ダイスの出目に沿って街に道路を書き込む『ドゥードルシティ』の作者コンビが、このゲームを発展させて生み出した。ダイスゲームにかかわらず運の要素は低く抑えられており、リソースマネージメントがメインとなっている。

基本的な流れは拡大再生産である。資源を支払ってタイルを自分のボードに置き、ダイスを使って対応する縦か横の一列を発動させる。発動すると資源が産出され、その資源で新しいタイルを入手したり、船を増やしたりする。できることがなくなったらラウンドから抜けて、全員が抜けたらラウンド終了。3ラウンドで幸福点を競う。

楽しいのはダイスを使って一列を順番に発動させるところ。全員共通の白いダイスは上から、自分専用の青いダイスは左から順番に1マスずつ移動し、それぞれの地形によって資源を算出したり、資源を使って船を増やしたり、征服者トラックや信仰トラックを進めたりする。

ダイス目は毎ラウンドのはじめにランダムに決められるが、お金を払えばダイス目を変更できるし、同じ列を何度も使えるので、1つか2つの列を充実させるのが得策。しかし同じ列を使うたびに使えるマスが1つずつ減っていく仕組みで、しかも縦と横があるので、それを両立させるのが難しい。パズル的な思考が求められる。

そのラウンドのダイス目に合わせてタイルを敷き、用意を整えてからダイスで発動させるという手もある。しかしタイルを手に入れるための資源はダイスで発動させないと入手できなかったり、用意を整えているうちにほしかったダイスをほかのプレイヤーに取られてしまったりと悩ましい。「まずこの列を発動させて木と麦が手に入るでしょ? それであのタイルを手に入れてここに置いて、それからこの列を発動させれば......」

ほかにも、征服者トラックを進めれば金塊が手に入るほか、ラウンドの最後にどれくらい進んだかによって幸福点のボーナスが入る。信仰トラックを進めれば自分専用の青いダイスが増えたり、修道士を学者タイルや司教タイルに置いて特殊能力やゲーム終了時ボーナスを得たりできる。さらに船はラウンドの最後にこれらのポイントや収入、幸福点を累積でもたらす。

最後は残った資源を換金したもの、完成した列にいる入植者、司教ボーナス、船などが幸福点になり、合計で勝敗を決める。

3人プレイで100分。得点源はいくつもあるが、ゲームが進むにつれて得点パターンが特化していくので、そのための取捨選択が難しい。特に今回は司教タイルで「縦でも横でも一列に全部の地形を揃えたらボーナス」というのを取ったのでタイル配置で苦労した。宝石と征服者が多く出る地形だったことを活かし、得点の高い船を集めることができてぎりぎり1位。

あちら立てればこちら立たずの中、最適そうな選択肢を考える悩ましさと、ダイスで一気に発動する気持ちよさが交互に訪れ、非常に遊びごたえのある作品である。

Santa Maria
ゲームデザイン・E.スヴェンソン+K.A.オストビー
イラスト・G.ボーネ
アポルタゲームズ(ノルウェー、2017年)
1~4人用、12歳以上、45~90分
テンデイズゲームズ:サンタマリア

オーガズモ(Orgasmo)

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先にイッたら負け

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カードを1から順番にほかのプレイヤーに付けて脱落させ、最後まで残ることを目指す乱交カードゲーム。イタリアのゲームを『カーマスートラ』『バトルインザベッド』のヴァイスゲームズがキックスターターで英語版にしたもので、目標の5000ドルをぎりぎり上回る6300ドルが222名から寄せられた。

手番にはアクションカードを出して効果を使用した後、パフォーマンスカードをほかのプレイヤーに付ける。1のカードがあるプレイヤーには2のカードを、2のカードがあれば3のカードを......と出していくことができ、10の「オーガズモ!」を出されたら脱落する。

アクションカードは全員から1人にパフォーマンスカードを付けさせる「いたずら」、オーガズモカードを出されたときに回避できる「イッたふり」、自分のパフォーマンスカードをほかの人に押し付ける「ビッグサプライズ」など、攻撃カードから防御カードまで多彩。一発逆転もあってスリリングだ。

大阪のボードゲームカフェ「デザートスプーン」でプレイ。私はどんどんパフォーマンスカードを出されてしまって真っ先に脱落。指定したプレイヤーがカードをプレイするとパフォーマンスカードを捨てられる「敗者!」をもっていたプレイヤーが、みんなの集中砲火をかいくぐって勝利。『オーガズミー!』と同じテーマだが、スリルの高まり方やカードプレイによる展開の多様さにおいてこちらのほうが一枚上である。

Orgasmo!
S.ロンクッチ/カーズコー(2014年)+ヴァイスゲームズ(2017年)
3~6人用/18歳以上/20分

あなたを知らないあなたの隣人(Your Neighbors Don't Know You)

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許せないこと、どうでもいいこと

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結婚相手に求めるものとしてよく、価値観の一致が挙げられる。しかも、好きなものよりも嫌いなものが合うほうがうまくいくという。ゲームマーケット2017秋に発表され、新書のようなパッケージデザインで注目されたこの作品は、ほかのプレイヤーの価値観をランキングで知ることのできるコミュニケーションゲームだ。

「やりたくない」「悪いこと」などのお題に対して、並べられた5つの事柄の優先順位をどうつけるか予想する。

「電車の中で化粧をする」「公共の場でイチャイチャする」「インフルエンザで出勤」「既読スルー」「歩行者の信号無視」などの選択肢が並べられ、「悪いことだ」「してしまうかも・したことがある」など今回のお題が出される。1人がお題に沿って密かにランク付けし、ほかの人はどういうランキングになるかを予想。発表して順位が当たったものが得点になる。

よく知っている相手でも、価値観までは分からない。日頃の言動からあれこれ予想し、当たっても外れても盛り上がる。全部を当てるのは難しい分、当てられたときはその人に全てを知られているような感覚になる。

選択肢カードは100枚もあり、モラル、好き嫌い、体験、シチュエーションと4系統に分かれているので、いろいろな側面から仲間を見ることができる。またなぜそれを1位にしたのかで、会話も盛り上がる。知らない人同士でやっても、終わる頃にはだいぶ人となりが分かってくるだろう。

あなたを知らないあなたの隣人~「行列に割り込む」は何番目に悪いことですか?~
デザイン・サンジョウバサトシ&asato/イラスト・アモウユウイチ
万屋楽団(2017年)
2~6人用/12歳以上/20~60分

ニュルンベルク'18:アミーゴ

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ニュルンベルク玩具メッセが1月31日から5日間に渡って行われる。ドイツ市場では、エッセン・シュピールと共にボードゲームの新作が発表される二大イベントとなっている。ここで発表される予定の新作を、出版社別に紹介しよう。はじめはいつも情報が早いアミーゴから。

オール・ユーキャン・イート(All You Can Eat)
ゲームデザイン・K.ヌン、グラフィック・K.フランツ、3-6人用、7歳以上、15分。
食物連鎖をテーマにしたライトなカードゲーム。オリジナルは昨年秋にメイフェアゲームズから発売された。各プレイヤーはミミズ、鳥、ネコ、犬、ノミのカードを手札にもち、1枚出して一斉に公開する。鳥を出したプレイヤーはミミズのカードを取り、ネコを出したプレイヤーは鳥のカードを取り......最後にノミを出したプレイヤーが犬のカードを取る。取ったカードは自分のカードの下に置き、その後に自分のカードが取られたら一緒に持って行かれてしまう。こうして他のカードを取り、かつ他から取られなかったカードが得点になる。こうして手札がなくなったときに得点の高い人が勝つ。

はげたかのえじき新版(Hols der Geier)
ゲームデザイン・A.ランドルフ、グラフィック・M.ブラハ、2-5人用、8歳以上、20分。
1988年に発売され、今日に至るまでロングセラーとなっているカードゲームがグラフィックを一新して再登場。各プレイヤーは1~15のカードを持ち、中央の得点カードをめくってはカードを1枚ずつ出す。得点になるカードは数字の最も高いカードを出したプレイヤー、失点になるカードは数字の最も低いカードを出したプレイヤーが取るが、同じ数字だった場合、次点のプレイヤーに移る。15ラウンドで得失点の合計が最も多い人が勝利する。

支離滅裂(Krass Kariert)
ゲームデザイン・K.シュトレンメル、3-5人用、10歳以上、30分。
各プレイヤーはチップとカードを受け取る。手札の順序を変えてはいけない。時計回りに、手札の中から連続する1~3枚のカードを出す。1枚が一番弱く、3枚同じ数字が一番強いという役になっており、後から出す人はより高い役で出さなくてはならない。高い役を出せなければ、手前に公開しておいたリザーブカードを手札に入れる。一番強い役を出した人が次のラウンドを始め、手札をなくした人から抜けていき、最後の一人がチップを1枚捨てる。誰かのチップがなくなった時点でゲーム終了となり、そのプレイヤー以外全員が勝利となる。

マルコ・ボーノ(Marco Bohno)
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、グラフィック・B.ペルフォート、1-7人用、10歳以上、45分。
『ボーナンザ』の拡張セットで、プレイするためには『ボーナンザ』か『レディーボーン』が必要。課題カードを達成して、豆コマをスタートからゴールまで進めることを目指す。課題カードはある種類の豆を植えるとか、ちょうど2ターラーで収穫するとか、全ての畑に豆を1枚だけ植えるなどといったものがある。達成できない畑は1ターラーを支払ってパスできる。誰かがゴールまで行ったらゲーム終了で、残りのプレイヤーの豆コマもゴールまでお金を払って進め、残ったお金で勝負する。

テキサス・ショーダウン(Texas Showdown)
ゲームデザイン・M.メジャー、イラスト・K.フランツ、3-6人用、10歳以上、45分。
カードを混ぜて全員に同じ枚数だけ配る。時計回りに1枚ずつカードを出し、一番強いカードを出した人が全員が出したカードを取れるトリックテイクだが、獲得したトリックはマイナスポイントになる。最初に出されたカードの色をもっていれば出さなければいけないが、なければ別の色を出してもよく、一番強いカードは、そのラウンドで最も多く出た色で最も数字の大きいカードとなる。最も多く出た色が複数ある場合は、その色の中で最も数字の大きいカードが一番強い。こうして手札がなくなるまで続けて、マイナスポイントの最も少ない人が勝つ。

ザ・キャット(The Cat)
ゲームデザイン・B.ロス&D.ウルマン&J.ウルマン、グラフィック・R.フレイ、2-4人用、8歳以上、20分。
各プレイヤーは自分の前に4枚の山札をいくつかと、同じ枚数の手札をもち、中央に4枚の場札を並べてスタート。同時プレイで、自分の山札が全て同じカードにすることを目指す。山札を取り、手札と場札を交換する。揃わなかったら山札を切り替えてもよい。できたと思ったらストップをかけ、山札をチェックする。うまくできていれば得点。こうして規定点以上に達したプレイヤーが勝つ。

呪われた!(Verflucht!)
ゲームデザイン・S.ベンドルフ、グラフィック・J.ビンタキース、1-5人用、10歳以上、15分。
中央にカードをばらばらに並べ、そのとなりに印章を置く。目的は協力して全部のカードをめくること。手番には中央からカードを1枚引き、アイテムだったら手札に入れ、クリーチャーだったら中央に出して手札のアイテムで取り除くことができる。取り除かれないクリーチャーはたまっていき、規定数を超えるかグループが出来たら強制的に取り除かなければいけなく成る。しかしプレイヤーはどのアイテムをもっているか言ってはならない。カードが全部めくられたときに、クリーチャーが規定数以下ならば全員の勝利となる。

りゅうほうのおしごと(Ryuho's Work)

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言い淀んでも怪しい

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りゅうほうの弟子になって守護霊を呼び出すゲーム。『キムの名は。』『オーデンの触祭』などネタと内容を両立させた作品を発表し続けている北条投了先生の作品で、ゲームマーケット2017秋に芸無工房から頒布された。正体隠匿系で、ヒントをもとに1人をあぶり出す。

各プレイヤーに1冊ずつ「○○の書」が配られ、ダイスで毎回ページ数と番号を決める。そこには今回守護霊を呼び出す有名人の名前が書かれているが、同じものが書かれている場合と、1人だけ別なものが書かれている場合がある。

順番に、その守護霊を呼び出した体で一言述べる。「男です」「昔の人です」「外国に住んでいました」......など。多数派だった場合は、1人だけの少数派をあぶり出し、少数派だった場合は、自分が少数派だとばれないようにして多数派が何かを推理する。そのためどちらの場合も自然と曖昧なヒントになるところが面白い。『エセ芸術家ニューヨークへ行く』をお絵描きではなく言葉にしたようなプレイ感だ。

少数派が分かったと思ったら、中央にあるコマをその人のところに置く。自分が少数派だと思ったら自分のところに置く。全員同じ答えだと思ったら中央に立てる。誰がいつ置いてもいいのでスリルがある。そして回答。当たっていればチップをもらえ、このチップが規定に達したら勝利する。

少数派は非常にマイナーなキャラクターが登場するので、自分だとすぐに分かる。そのときの多数派は、少数派とどこか共通点がある(林修と林冲など)ので、それをもとに多数派を推理する。その一方、自分の手番には自信たっぷりにトンチンカンでないヒントを出さなければならないのでスリリングである。

5人プレイで30分ほど。ヒントは内容だけでなく表情や言い方などのニュアンスもヒントになり、笑いも絶えない。最後の解答でもタネ明かしにまた盛り上がれる。上質な正体隠匿ゲームである。

りゅうほうのおしごと
北条投了/タレる/芸無工房(2017年)
4~6人用/30分

私が夢みるとき(When I Dream)

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一富士二鷹三茄子

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エッセン・シュピールでのプロモーション。寝ている人に妖精とブギーマンがささやく

目隠しをしてほかのプレイヤーのヒントからキーワードを当てるコミュニケーションゲーム。プレイヤーの中には、ミスリードをして間違えさせようとしている者もおり、注意深く聞く必要がある。

順番にプレイヤーのひとりが「夢みる人」となり、アイマスクで目隠しして「眠りにつく」。ほかのプレイヤーは「妖精」「ブギーマン」「睡魔」の役割カードがランダムに割り当てられ、「妖精」は正解するようなヒント、「ブギーマン」はミスリードするヒント、「睡魔」は正解と不正解の数が同じになるようにヒントを出す。

ヒントは時計回りに1単語ずつ何周でも出されるが、「夢みる人」の回答は1回限り。当たっても外れても次の夢カードに移る。こうして砂時計が終わるまで続け、当たった夢カードは「妖精」にポイント、不正解だったら「ブギーマン」にポイントが入る。

砂時計が終わって答え合わせをする前に、「夢みる人」が今まで見た夢を思い出すフェイズ。たくさん思い出すほど得点になるので、回答中から自分が何を答えたか覚えておかなくてはならない。頭の中でビジュアルにして覚えるのが有効で、本当に夢を見ている気分になる。

その後アイマスクを取って得点計算をした後、次のプレイヤーが「夢みる人」を務める。こうしてプレイヤー全員が「夢みる人」を1回ずつプレイし、合計得点を競う。

「夢みる人」にとっては、「ブギーマン」が誰か特定できると楽になるので、序盤は誰がとんちんかんなヒントを出しているか聞きながら進めるとよい。一方「ブギーマン」は、自分がブギーマンであると知られないようにぎりぎりのところでミスリードするようなヒントを出す。そのぎりぎりのところの加減が難しくて、思わずナイスヒントを与えてしまうことも。「妖精」で当てやすいヒントを出すよりも、「ブギーマン」のほうがウィットに富んでいて面白いヒントを出せるような気がする。

ほかにも「妖精」が2人続いていると、息の合った2つのヒントを出して正解に導くという技を出したり、「夢みる人」にしか分からない古いネタを仕込んでみたりと、ヒントの出し方にいろいろな工夫ができて非常にクリエイティブである。

10人までできるので、人数が多いときに重宝している。テンポよくヒントを考えるのが苦手な人もいるが(ヒントを5秒で出せないと飛ばされる)、ほかの人のヒントでウケてしまったり、面白いヒントを出すうちに大喜利大会のようになったりと大盛り上がり。多人数ゲームの定番になりそうだ。

When I Dream
デザイン・C.ダーサクリス、イラスト・A.ハイドシーク&R.トレスほか
ドローラボ・エンターテインメント(2016年)―ホビージャパン(2017年)
4~10人用/8歳以上/30分

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アンケート:買い直し

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Q125:一度手放したゲームを買い直したことが......

A.ある 52票(28%)
B.ない 67票(36%)
C.手放したことがない 69票(37%)

ボードゲームはひとつひとつの体積が大きく、買えば買うほど収納スペースが少なくなっていきます。ゲーム棚はもういっぱい、押し入れはおろか床にも進出し始めれば、放出を検討し始めることになるでしょう。しかし、どれを残してどれを放出するか、大いに悩むことになります。

ポッドキャスト「卓上遊戯の快楽」ではこの話題を考察し「好みは変わる」という指摘をしました(第41回 "ボードゲームを手放す時~ラーなど全7タイトル"(前編) )。長年この趣味を続けていれば、もう遊ばないだろうと思って手放しても、後からまた遊びたくなることは十分考えられます。そうなると一度放出したゲームを買い直すということも出てくるでしょう。

アンケートでは買い直したことがあるという方が約3割に上りました。手放したことがない方を除くと、4割以上の方が買い直したことがあると答えています。一度購入したものは、面白くなかったと思っても、あるいは遊び飽きたとしても、愛着がずっと残っていくようです。

もしかしたら、そのまま死蔵させておいては感じられなかった愛着が、手放したことによって再び燃え上がるのかもしれません。一旦手放して、後から買い直したものこそ本当に自分のお気に入りということもできるでしょう。手放すということも、後ろ向きなことばかりではないのかと思います。

1月のアンケートは、年末年始に家族とボードゲームを遊んだかどうかです。実家への帰省などで普段遊ばない家族と会ったとき、ボードゲームを出すのは結構勇気がいるものです。一方、普段から遊んでいて、年末年始も平常運転だったという方もいらっしゃるでしょう。普段遊んでいるかどうかと問わず、ご家族と遊んだかどうか、三択でお答え下さい。23年目のTable Games in the World、今年もよろしくお願いいたします。

2018年2月

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