2018年5月アーカイブ

リトルフューチャーは6月1日、スーパーヒーローたちが東京の平和を守る協力ゲーム『東京サイドキック』を発売する。ゲームデザイン・エミユウスケ、2~4人用、12歳以上、6000円(税別)。今月はじめのゲームマーケット2018春で先行販売された。

東京の街に次々と発生する事件や遅い来る敵ヴィランたちに挑み、東京の平和を守るのが目的の事件解決型協力ボードゲーム。各プレイヤーは特色豊かな総勢20のプレイヤーキャラクターからヒーロー1人と相棒のサイドキック1人を選んで自分のコンビを組み、スキルを活かして事件やヴィランに挑む。強敵にはほかのプレイヤーのコンビと共闘し打ち勝つことも必要だ。

またヴィランを倒すだけではなく、街の事件から市民を守ることも重要。街が事件で溢れると秩序が崩れゲームに敗北してしまう。そのため、戦うことばかりでなく、事件を解決することが得意なキャラクターも使用するプレイヤーも重要となってくる。

このゲームの特徴として、事件を解決したりヴィランと戦うことで経験値が入り、キャラクター毎に個性豊かなスキルを獲得してパワーアップするという要素がある。最初は手に負えなかった難事件や、さらに強力なヴィランに挑み、経験値を稼いで、最終ボス「メナス」を打ち倒そう。

システムはデッキ構築。これに特殊能力と協力の要素を加え、敵味方ともユニークなキャラクターで、遊びごたえのあり、プレイするたびに異なる展開が楽しめるボードゲームとなっている。

内容物:A1メインボード1枚、プレイヤーボード4枚、パワーアップボード1枚、大型キャラクターカード42枚、小型カード各種計203枚、チップトークン類31枚、キャラクター駒40個、キャラクタースタンド14個、説明書1冊

東京サイドキック公式ホームページ  / 東京サイドキック公式Twitter

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富山市内に6月1日、ボードゲームプレイスペース「ボドゲ☆らんど」がオープンする。路面電車小泉町駅徒歩10分(バス停「太郎丸口」徒歩1分)、平日10:00~22:00、土日祝10:00~23:00、無休。

22席で世界のボードゲーム200種類が遊べる。飲食は持ち込みOK、買い出し自由。「手もみ処揉屋」内にあり、マッサージを受けることもできる。料金は平日2時間500円(最大1000円)、土日祝2時間1000円(最大1500円)、中学生以下半額。

富山市内でボードゲームカフェ/プレイスペースはEngames(大学前)、Riddloop(金泉寺)に続いて3店舗目となる。北陸三県の県庁所在地では最も多い。

ボドゲ☆らんど
富山市太郎丸西町2丁目4-7センタービル1F
[Twitter ]

ボードゲームとアフォーダンス

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『知性は死なない』(與那覇潤、文藝春秋)は、大学で教鞭を取っていた著者が重度のうつを乗り越えて、心の病や大学教育、さらには現代政治について書き綴った本である。

最終章で著者は、精神科病棟の談話室に置いてあった『ウノ』を入院仲間と遊んでいた話を紹介する。中には『ウノ』ができない人がおり、情報を集めて外出時にいくつかボードゲームを購入してきたという。本書では『カルカソンヌ』と『マスカレイド』が紹介されている。

『ウノ』ができない人が『カルカソンヌ』なんてできるの?と思うかもしれない。しかし『カルカソンヌ』は隠された手札がないのでアドバイスできること、ゲームが終わった後に盤面がきれいなことがあって、『ウノ』が苦手な患者さんにも楽しんでもらえたという。そのようなメタレベルでの協力が成り立ちやすいゲームが『カルカソンヌ』で、成り立ちにくいのが『ウノ』だったというわけである。

うまくあそべない人に、「おまえは能力が低いなあ。もっと勉強しろよ」なんて、言わなくてもいい。むしろ「能力が低い」プレイヤーがまじっても、みんなが最後までたのしめるようなデザインのゲームを、みつけてくればいいのです。

考えてみれば、子どもや初心者と遊ぶとき、アドバイスしながら遊ぶことはよくある。過剰でなくて適切なアドバイスをすることで、ゲームはみんなにとってより面白いものとなる。ルール上は勝敗を目指すし、実際勝敗もつくけれども、それとは別の次元で、みんなで楽しもうという協力関係が成り立っているのである。アドバイスに限らず、ゲームを盛り上げるコメントや、上機嫌で臨むこともこれに含まれるだろう。そのような振る舞いで参加者みんなが楽しめるボードゲームを、意図的であれ無意識であれ愛好者は選んでいる。

このように人をゲームに合わせるのではなく、ゲームを人に合わせるという発想から著者は「アフォーダンス」という概念に言及している。健常者に走るという能力があるのではなく、平らな道に人を走らせるという能力があるというように、「能力」の主語を、人からものへと移しかえる。障害は人ではなく環境にあるという「社会モデル」にも通じる新しい考え方である。能力の差を織り込み済みで、それを心地よさや楽しみにつなげていく。だからこそ、ボードゲームは種類が多ければ多いほど、それだけTPOに適合しやすくなる。

同様に『マスカレイド』では、手札は伏せられているが協力関係が成り立つ。その協力関係込みで、ゲームの魅力になっているという。

ルールが十分飲みこめず、うっかりだれかを勝たせてしまいそうな人がいたら「このままだとあの人があがっちゃうから、こうしてよ」と、ほかの人が頼めばいい。「あの人はゲームをわかっているから、まかせよう」・「この人はわかってなさそうだから、自分の手番をつかって、かわりにあがりを阻止しておこう」というように、ほかのプレイヤーの「能力」をみきわめながら、戦略を変えてもいい。

著者はボードゲームを「療養体験の中で最も、回復と思考のヒントをくれた媒体」としている。能力の優劣による対立から、個性を認め合う共存へ。ボードゲームが心の病の療養に効果があるというだけでなく、人間観さえも変えてしまう力があることを学ばせられる。

manhattannJ.jpgアークライトは7月5日、高層ビル建築ゲーム『マンハッタン(Manhattan)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.ザイファルト、イラスト・J.デイヴィス、2~4人用、8歳以上、30分、4200円(税別)。

オリジナルはハンス・イム・グリュック社(ドイツ)が1994年に発売した作品。ドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、ロングセラーとなっており、輸入版がメビウスゲームズで扱われていた。今回の日本語版は、マンドゥーゲームズ(韓国)がリデザインしたもので、ビルのパーツがカラフルな透明になっているほか、追加プロモカードが10枚入っている。

世界6大都市で、高層ビルの建設を競う。手番にはカードをプレイして、その位置に自分の色のビルのパーツを配置。階数のマジョリティーで一番上にパーツを置いているプレイヤーがビルのオーナーとなる。ラウンドが終わるたびに世界一高いビル、各都市ごとに所有するビルが一番多いプレイヤー、各ビルで得点が入り、3ラウンドの合計を競う。

シンプルなルールながらインタラクションが強く、誰のビルを乗っ取るかをめぐってさまざまなプレイスタイルが楽しめる作品だ。

内容物:ゲーム盤1枚、建物ブロック96個、プレイヤーボード4枚、得点マーカー4個、親マーカー1個、ルール説明書1冊、建設カード45枚(※カードサイズ:45mm×70mm)

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名古屋・大須に6月2日、ボードゲームカフェ「ボードボード」がオープンする。地下鉄上前津駅徒歩4分、13:00~23:00、6月中は火曜定休。

30席で現在のところ約230種類のボードゲームが遊べるほか、リクエスト品を増強していく。料金は平日1時間400円(フリータイム2150円)、土日祝1時間500円(フリータイム2600円)、1ドリンクオーダー制(ソフトドリンク300円、アルコール500円)。3時間コース、1ドリンク付き5時間のパックプランなども用意されている。

好きなボードゲームは『ラミィキューブ』、『ザ・タワー・オブ・ドルアーガ』、『モンスターメーカー』という田口譲司店長は株式会社ナムコにて対戦格闘ゲームなどの開発に携わった経験の持ち主。その後、大須商店街を中心とした店舗事業に従事してきた。関東には多数あるボードゲーム・カフェが大須や栄にはなかったため、自分たちで作ろうと考えたという。

お店はアクセスのよい大須商店街にあり、普段ボードゲームを遊ばない方には新しい楽しさを知る場を作るとともに、個人ではなかなか購入しづらい大型ゲームや、購入前に一度遊んでみたいゲームのお試しプレイができるような環境を作る。かつてのゲームセンターのような、ゲーマー同士が知り合うコミュニティスペースになればと店長は語る。そのため重ゲープレイ会や、相席デーなどイベントを開催する予定だ。

名古屋大須には6月、ジェリージェリーカフェ名古屋大須店もオープンする予定となっており、相乗効果も期待される。

ボードボード
名古屋市中区大須3丁目38-13キクヤビル2階
[Web link][Twitter ]

falloutJ.jpgホビージャパンは6月下旬、人気ビデオゲームのボードゲーム版『フォールアウト ボードゲーム(Fallout)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.フィッシャー&N.ハジェック、イラスト・、1~4人用、14歳以上、120~180分、7000円(税別)。

1997年にアメリカで発売され、PC・プレイステーション・Xboxでプレイできる人気ビデオゲームを2017年、ファンタジーフライト社(アメリカ)がボードゲームにした。核戦争後の放射能に汚された地「ウェイストランド」で生存者として数々の試練に立ち向かう。

ビデオゲーム本編に基づく4本のシナリオが入っており、謎の土地を探索し、敵と戦い、スキルを開発して、クエストを達成する。2つの派閥を行き来し、秘密を解き明かし、仲間を集めてウェイストランド全土での影響力を高めよう。

60年代レトロフューチャー的なアートワークはそのままに、シナリオの多様性と、圧倒的なテキスト量のクエストカードにより、オリジナルゲームの雰囲気をボード上に再現するファン待望のボードゲームだ。

内容物:プラスチック製フィギュアとスタート時の各種パーツ5組、V.A.T.S.ダイス3個、ペグ12本、マップ・タイル21枚、シナリオ・シート4枚、カード282枚、プレイヤーボード4枚、接続パーツ8個、トークン類140個、クエスト・マーカー8個、ルールガイド1部、プレイ方法1部


(写真は英語版)

グッド・トイ2018にボードゲーム7タイトル

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NPO芸術と遊び創造協会は26日、「グッド・トイ2018」受賞おもちゃを発表した。積み木2作が受賞したほか、61作がグッド・トイに認定され、その中に7タイトルのボードゲームが含まれている。

グッドトイはエントリー制で、全国のおもちゃコンサルタントや選考委員が選定しているもので、「健全」「ロングセラー」「遊び・コミュニケーション尊重」という3つの方向性を掲げている。1985年に始まり、これまで『ブロックス』『スティッキー』『おばけキャッチ』『レシピ』『ナンジャモンジャ』などが認定されている。

今年認定されたボードゲームは『ナインタイル(オインクゲームズ)』、『かたろーぐ(ちゃがちゃがゲームズ)』、『レターズ(モクムクワークス)』、『バウンス・オフ!(マテル)』、『おけだま(オプトニカ工房)』、『こどもトランプ1to10(バンビーノ)』、『イス山さん(ミック・プロダクト・イデー)』の7タイトル。

グッド・トイに選定されると、「グッド・トイ」マークをパッケージなどに印刷表示でき、東京おもちゃ美術館などでの展示、全国の玩具店での販売、子育てサロンでの活用などを通して幅広く告知される。

認定作品のひとつ、『かたろーぐ』をデザインした川口氏は認定を記念して27日より放課後等デイサービス、児童館、学校などの希望する団体向けに製品を無料でプレゼントするキャンペーン を開始している。

Good Toy Award 2018

ルクソール(Luxor)

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冒険者を1箇所に集めて発掘

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ピラミッドを探索して一番奥の王室を目指すボードゲーム。『アズール』『ザ・マインド』と並んで今年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた。デザイナーのR.ドーンは『ベガス』『カルバ』など定期的に作品がノミネートされ続けている息の長いデザイナーだ。

ドーンといえばまとまった自分のコマを1個ずつ分散しながら移動するドーン歩きだが、このゲームでは逆。あちこちに分散している自分のコマを、うまくひとつのマスに集めて宝を発掘する。

スタートにいる探検家コマは2個。自分の番には、手札5枚のうち一番右か、一番左をプレイして、その数だけいずれかのコマを進め、残った手札の真ん中に補充する。カードの順番を変えてはいけない。『イアルへの道(梟老堂、2017)』でも用いられた手札処理で、選択肢を減らしてゲームのテンポを上げると共に、次の手番の行動まで見るようになる。

マスにはタイルが敷かれており、ゲームごとにマップが少しずつ変わる。特殊なカードを補充したり、最後の部屋に入るための鍵や、何点になるかは引いてのお楽しみスカラベを手に入れたりするタイルがあるが、一番多いのはお宝。1枚1枚が得点になるだけでなく、ゲーム終了時には壺・彫像・宝石飾りの3枚1セットがどれくらいできたかによってボーナスがはいる主要な得点源である。

このお宝は、発掘するのに必要なコマの数が示されており、その数のコマをそのタイルがあるマスに集めてこなければならない。しかもそのタイルは早いもの勝ち。必要なコマが2個のお宝に、各プレイヤーが1個ずつ置いたら、もう1個移動させてお宝を取るのは誰か、緊張が高まる。

同じマスにいくつかのコマを集めるには、手札を見た計画性が必要だが、先を越されると計画が狂ったり、逆に棚ぼたでチャンスが回ってきたりするところも面白い。ゲーム終了時には、コマの位置が王室に近いほど得点が高く、またほかのプレイヤーとの競合を少なくするためにどんどん奥へと進むことがポイントだ。途中にある自分のコマは、そのマスを通過すると解放して仲間にすることができる。

4人プレイで45分。少し後れていたがワープマスが登場してから先頭集団に進むことができ、宝物を順調に集めることができた。ゴールには1番にたどり着けなかったものの宝物のセットで1位。ゲーム内容に比してプレイ時間がやや長めに感じたが、いろいろな要素があるにしてはルール説明もほとんどいらず(カードを出して、自分のコマをどれか1つ進めて、止まったマスの指示に従って、補充するだけ)、安心して遊べるすごろくゲームである。

Luxor
ゲームデザイン・R.ドーン/イラスト・D.ローハンゼン
クイーンゲームズ(2018年)
2~4人用/8歳以上/45分

historyoftheworldJ.jpgアークライトは6月28日、『ヒストリー・オブ・ザ・ワールド(History of the World)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・G.ディッケン&S.ケンドール&P.ケンドール、3~6人用、14歳以上、120~180分、9500円(税別)。

アバロンヒル社(アメリカ)から1991年に発売されたゲーマーズゲームを今年、ズィーマンゲームズ(カナダ)がリメイクして新版にしたもの。ルールを改良し、イラストを一新し、コンポーネントが豪華になっている。

文明の幕開けから20世紀までの長いスパンでゲームは行われる。各プレイヤーはそれぞれの時代で自分の帝国を担当し、周囲の地域へ侵攻し、記念碑の建設などによって繁栄を目指す。

軍隊コマを隣接するエリアに置いて戦争を仕掛け、ダイスで勝敗を決めるが、帝国の特殊能力、地形による有利不利やイベントカードによる逆転がある。資源を取れるところを押さえれば記念碑を建設できる。占領したエリアや記念碑が得点となり、次の時代へと移る。こうして7つの時代の総合得点が最も高価いプレイヤーが勝利する。

内容物:軍隊コマ150個、首都/都市コマ24個、記念碑コマ20個、ゲームボード1枚、カタパルトコマ1個、砦コマ14個、帝国カード40枚、イベントカード40枚、戦闘ダイス4個、エリアタイル32個、得点マーカー6個、包囲トークン15個、艦隊/隊商マーカー6個、ルール説明書1冊(※カードサイズ58mm×89mm)

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青森・八戸に6月1日、ボードゲームのプレイスペース「ポンポン」がオープンする。JR本八戸駅徒歩15分(バス停・十三日町徒歩3分)、11:00~19:00、火曜休。

弘前のTriple(とりぷる)、青森のハッピーゲーム青森に続き県内3番目となるボードゲームカフェ・バー・プレイスペース。200種類以上のボードゲームを遊ぶことができる。料金は1時間大人500円(最大2000円)、高校生以下400円(最大1500円)。飲食物はアルコールを除き持ち込み自由。

秋山賢治店主は、開店のきっかけとして「ボードゲームを教えてもらい楽しかったのはもちろんですが、子供やご年配の方の脳の発達や活性化にも繋がり、人と人とのコミュニケーションをとれるツールとしてとても良い物だと感じ、みなさまに知っていただきたく始めることにしました」という。

本日と明日、内覧会が行われる。11~19時まで。

ボードゲームスペース ポンポン
青森県八戸市十三日町16-6F
[Twitter ]

unlocksaJ.jpgホビージャパンは6月下旬、『アンロック! シークレットアドベンチャー(Unlock! Secret Adventures)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・C.デュマ、イラスト・A.ドゥマ、2~6人用、10歳以上、60分、4500円(税別)。プレイするには、AndroidまたはiOSデバイス(タブレットかスマートフォン)が必要。

スペースカウボーイズ社が贈る、卓上で本格的脱出ゲームが楽しめる『アンロック!』シリーズ第3弾。オリジナルは昨年冬に発売された。チュートリアルと、それぞれカード60枚以上で構成される3つの冒険シナリオ「ノーサイド物語」「ツームストーン急行」「オズの冒険者たち」が入っている。

プレイは同梱のカードセットと無料アプリをインストールしたiOSデバイス(プレイ中にインターネット接続は不要)を用いて行う。カードをよく観察して現場を捜索し、物品を組み合わせてパズルを解き明かしていく。3つのシナリオは今回も変化に富んでおり、さまざまなシチュエーションで脱出ゲームに挑戦できる。

内容物:ルールブック1冊、チュートリアル(カード10枚)、カード186枚、厚紙製トークン、オズの地の地図

これはゲームなのか?展 5月29日から東京末広町にて

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5月29日から6月3日にわたって、3331アーツ千代田(地下鉄末広町駅徒歩1分)にて、企画展「これはゲームなのか?展 #1ルールで世界する」が開かれる。初日19:00~21:00、30日から2日まで12:00~21:00、最終日12:00~18:00、入場無料。

ゲームマーケットなどで活躍する10組のボードゲームデザイナーが、ゲームの概念を拡張するルールの模索と提案を行う企画展。これまでの商業ベースのゲーム製作では難しいようなルールへのアプローチを行う実験的な場を作る。

主催はニルギリ氏(するめデイズ)で、朝戸一聖(TANSANFABRIK)、田中 英樹(ASOBI.dept)、安東 和之、IKE(ひとじゃらし)、itten、佐々木 隼・出水田 紘子(オインクゲームズ)、椎名 隼也・中森 源(Xaquinel)、島田 健一・大山 徹(daitai)、山田 龍太(宇宙ドミノ)の各氏がこの展覧会のために新作ゲームを制作する。今月のゲームマーケット2018春でも、各所でチラシが配布されていた。

会場では参加者の展示ゲームのルールをまとめた冊子を図録として販売予定。またこれに合わせてオインクゲームズが謎の新作『VOID(ボイド)』を会場で発売する(通販や一般販売については検討中)。

体験型展示であるため、入場制限がかかる場合もあるという。詳しくは当日会場とツイッター にて。混雑を避けるには初日と土日以外が狙い目だ。

これはゲームなのか?展公式サイト

junggleJ.jpgアークライトは6月14日、『ジャングル(Junggle)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・B.フェデュッティ&A.ヴレーデ、イラスト・S.シモタ、2~10人用、7歳以上、10~15分、1800円(税別)。

オリジナルは2017年、ズィーマンゲームズ(カナダ)から発売された。今年のゲームマーケット大阪に来日したフランス人ゲームデザイナー、B.フェデュッティと、オインクゲームズから『ゾーゲン』をリリースしたドイツ人ゲームデザイナー、A.ヴレーデの共同作品。強弱を示す「天敵」と動物の体の大きさで表される「ランク」というルールを用いて、同じコンポーネントで5種類のゲームが遊べる。

ゲームの内容は、同時アクションゲーム「ジャングルの王様」と「ジャングルの地響き」、記憶とバーストゲーム「ジャングルの迷子」、推理ゲーム「社交場」、ブラフゲーム「ジャングルパーティー」の5種類。数字によらないため、子供から大人まで楽しめるファミリーゲームとなっている。さあ、ジャングルへ出発だ!

内容物:動物カード:45枚、早見表(動物の輪)カード9枚、ルール説明書1冊(※カードサイズ:直径85mm)

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ゲームマーケット2018大阪(4月1日、インテックス大阪)で発売された新作の評価アンケート結果が21日、事務局から発表された。132名の有効投票により、110タイトルの新作の中から、オリジナルの評価平均1位は『ダンコロ』(陽炎ゲームズ)、投票数1位は『リキュール・ザ・ゲーム』(B-CAFE+豚小屋)となった。

新作評価アンケートはゲームマーケット終了後から約1ヶ月にわたってウェブで行われた。誰でも投票することができ、各ゲームを5段階で評価したものを、とても面白い=5~全く面白くない=1として数値化し、総投票数の5%にあたる7票以上でランキングした。投票形式は自由記述式で、投票数は前回神戸の150票から1割以上減少している。

国産オリジナルで評価平均1位となった『ダンコロ』は、ダンジョンを探索して冒険者ユニットを強化した後でバトルロワイヤルを繰り広げるボードゲーム。ゲームマーケット初出展の陽炎ゲームズから頒布された。現在一般発売はされていないが、アンケート1位を受けて再版や拡張を計画しているという。

投票数1位で、評価平均も3位という好成績の『リキュール・ザ・ゲーム』は客の注文や流行に合わせてお酒を作るカードゲーム。こちらの注目度も高く、ゲームマーケット2018春でも完売となり、再版が予定されている。

今回も、出展者が自分の作品の評価内訳を問い合わせられるようになっている。下記リンクのフォームから、出展者名、登録番号、メールアドレスなどを送ると返信される。ランキングしなかった作品でも評価の高かった作品があるので、気になる方は問い合わせてみよう。

ゲームマーケット公式:【結果発表】2018大阪 国産新作評価アンケート

【ゲームマーケット2017秋:新作評価アンケート結果】
1.ダンコロ(陽炎ゲームズ)4.63/16(投票数2位)
2.超王神機ゼクトダイン(新版)(スピマテ制作委員会)4.56/16(投票数2位)
3.リキュール・ザ・ゲーム(B-CAFE+豚小屋)4.43/23(投票数1位)
3.でんしゃクジラ(イマジンゲームズ)4.43/14(投票数5位)
5.平成終了のお知らせ(芸無工房)4.38/8
6.ブランクワールド~Complete the Atlas~(一石ラボ)4.30/10
7.魔法陣のルール(仮)(river games)4.14/7
8.メトロックス(OKAZU brand)4.13/8
9.オネズミ算(モグワイ)4.00/10
10.ゾーゲン(オインクゲームズ)3.87/15(投票数4位)
11.ねばねばナンバー(かじかじワークス)3.71/14(投票数5位)
12.突撃!今夜の晩ごはん(NSGクリエイト)3.69/13
13.ヘルヴィレッジ(グループSNE/cosaic)3.57/7
(右の数字は評価平均/投票数)

tsstaquinoJ.jpgホビージャパンは2月下旬、物語体験型冒険ゲーム『T.I.M.Eストーリーズ』の追加シナリオ『サント・トマス・デ・アキノ(T.I.M.E Stories: Santo Tomás de Aquino)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・U.マエス、2~4人用、12歳以上、60~90分、800円(税別)。プレイするためには『T.I.M.Eストーリーズ』が必要。

シリーズ7作目『海岸の同胞(Brotherhood of the Coast、日本語版未発売)』のプロローグとなるシナリオで、オリジナルは2017年に発売された。舞台は西暦1685年のカリブ海。T.I.M.Eのエージェントとしてスペイン艦隊の一隻「サント・トマス・デ・アキノ号」に乗船し、囚われた海賊を解放することを目指す。

『T.I.M.Eストーリーズ』シリーズは『マーシー事件』『龍の預言』『仮面の下』『エンデュアランス号の航海』『エストレラ・ドライブ』がこれまでに日本語版となっている。

ホビージャパン:T.I.M.Eストーリーズ

東京・武蔵小金井に5月14日、ボードゲームカフェ「Brett(ブレット)」がオープンした。JR武蔵小金井駅徒歩7分、18:00~23:00(6月から13:00~23:00)、水曜休。

店名はドイツ語で「ボード」を意味する。8人まで拡張できるテーブル6卓で、話題に上がった新作やボードゲーム賞の受賞作を取り揃え、初心者からゲーマーまで楽しめるカフェを目指す。

利用料金は1時間500円で、半日1200円、終日2000円。1ドリンクオーダー制で、軽食の持ち込み可。飲み物はコーヒー、ソフトドリンク350円から。

中央線沿線はもともとボードゲームショップがたくさんあるが、ボードゲームカフェ・プレイスペースも急増している。新宿以西ではゲームスペース柏木(大久保)、ディアシュピール(東中野)、kurumari・フローチャート(中野)、リトルケイブ(高円寺)、ことぶき(西荻窪)、Caravan's Base・ロンドン(吉祥寺)、Brett(武蔵小金井)、on board(国分寺)、JELLY JELLY CAFE立川店(立川)、ぶれん(八王子)と並ぶ。

Brett
東京都小金井市本町3-8-10 B1F102/TEL:042-316-4272
[Web ] [Twitter ]

ボドゲde遊ぶよ!! phase 11-9

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smileJ.jpgアークライトは6月21日、M.シャハトの競りゲーム『ニコニコの森(Smile)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.シャハト、イラスト・A.カナーニ、3~5人用、8歳以上、30分、2200円(税別)。

ズィーマンゲームズ(カナダ)から昨年発売されたカードゲーム。逃げ出したペットのイキモノたちをホタルを使って捕まえるが、中には野生のイキモノも混じっており、それを取るとマイナスになってしまう。さらに同じ色のイキモノを捕まえるとどちらもいなくなってしまう。巧みな駆け引きで得点の大きいペットのイキモノを集めよう。

毎ラウンド、イキモノカードが場に並べられ、競りが始まる。手番にはおはじきをカードの上においてビッドするか、おはじきが置かれたカードを引き取って抜けるかの2択。最後まで抜けずに残ったら残りのカードを引き取る。これを10ラウンド繰り返し、獲得したカードの合計点を競う。

マイナスのカードでもおはじきがたくさんあれば引き取る手もあるし、同じ色のカードをほかの人が取らざるを得ない状況に追い込む手もある。おはじきが切れないように注意しつつ、どこまでビッドして、どこで降りるか、悩ましい作品だ。

内容物:イキモノカード50枚(カードサイズ70×120mm)、おはじき40個、ルール説明書1枚

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「よしもとボードゲーム倶楽部」6月3日大阪公演

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6月3日(日)、大阪梅田のポストよしもとにて吉本興業の公演「よしもとボードゲーム倶楽部」が開かれる。17:00~21:00、前売1500円(当日2000円)でチケットは本日販売開始。

よしもとの若手芸人がオススメのボードゲームを紹介して、ゲストの黒田尚吾氏(グループSNE)にオリジナルボドゲをプレゼンする。出演はヒューマン中村、プリマ旦那・河野、ロングコートダディ、雷鳴・OKI、もみちゃんズの各氏。

よしもと芸人はカプコンがカタンを展開していた時期頃からボードゲーム愛好者が多く、2012年には『よしもと芸人人生ゲーム』が発売されている。このイベント発のオリジナルボードゲームも一般発売されることが期待される。

チケットよしもと:よしもとボードゲーム倶楽部

テンデイズゲームズは17日、人気コミュニケーションゲームの日本オリジナル拡張セット『もっと私の世界の見方』を発売した。ゲームデザイン・U.ホステトラー、翻案・田中誠、アートワーク・森木ノ子、2~9人用、10歳以上、30分、1500円(税別)。ゲームマーケット2018春で先行販売された。

『私の世界の見方』は、もともとはファタ・モルガーナ社(スイス)の作品。テンデイズゲームズが完全ローカライズして2015年に日本版を発売し、テレビ番組『「ぷっ」すま』で「ぷっすまボードゲーム大賞」に選ばれるなど人気を博している。

ひとりがお題カードを読んで、その空白部分に当てはまる単語カードを各プレイヤーが出す。全員が出した単語カードを混ぜ、1枚ずつ発表し、傑作を1枚選ぶ。中には1枚、山札から引いたカードが入っており、それを選ぶと減点になってしまう。お題と単語の思わぬマッチングに笑いの絶えないゲームだ。

今回の拡張は、ドイツの一般的なカードゲームサイズ(いわゆる「アミーゴ箱」サイズ)に詰められるだけのカードを詰め込んだ。お題カード29枚(両面で合計58題)、単語カード90枚で、全て日本オリジナルの内容。基本セットより尖った言葉を収録しており、遊びこんでいる人にも新しい刺激が待っている。

「キウイゲームズ」京都マルイに5月18日オープン

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大阪・恵美須町のボードゲームショップ「キウイゲームズ」は18日、京都マルイの6階に京都店をオープンする。阪急河原町駅徒歩2分、10:30~20:30、無休。

キウイゲームズは2011年にオープンしたボードゲームショップ。昨年5月に新大阪南方に2号店をオープンし、京都店で3号店となる。京都マルイは四条河原町阪急の閉店後、2011年にオープンした複合商業施設で60以上のテナントが入っている。

20席のプレイスペースは本店と同様、輸入から同人作品まで100タイトルを幅広く揃えている。利用料金は30分300円で、平日1日最大1000円、土日祝1日最大2000円。店内にはドリンクバーもあるが、京都マルイ内にはたくさんのカフェがあるのでそちらで食べてくるのもよいだろう。

キウイゲームズ京都店
京都市下京区四条通河原町東入真町68京都マルイ内6F/TEL:06-6599-9792
[Web ]

ホビージャパンは6月上旬、フランスのパーティーカードゲーム『ツインイット!(Twin it!)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・N.ソーニエ&R.ソーニエ&T.ヴァルシェー、グラフィックデザイン・T.ヴァルシェー、2~6人用、6歳以上、30分、2200円(税別)。

オリジナルは2017年、カクテルゲームズ(フランス)から発売された缶入りカードゲーム。デザイナーは『ジャングルスピード』のトマス・ヴァルシェー。今年のフランス年間ゲーム大賞にノミネートされている。

テーブルの上に増えていくカラフルな幾何学模様のカードの中から同じ絵柄のカードを素早く探し出す。順番に自分の山札から1枚ずつカードをめくってテーブルの上に出していきます。同じ絵柄のカード2枚が出現したら、早い者勝ちでそのカードを取る。類似図形・色使いなど、絵柄に巧妙な罠が隠されている上に、同じ絵柄は2枚または3枚ずつ存在し出現頻度が変わるため、油断できない。

競技モード(個人戦)、チーム戦、協力ゲームの3つのモードでゲームプレイが楽しめる。

内容物:両面に絵柄が表示されたカード135枚、ルールシート1部

クニツィアとアドルング社が和解 権利侵害認める

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昨年5月、アドルング社(ドイツ)がR.クニツィアのアイデアを盗用したとして争われていた事件がようやく和解に至った。アドルング社は権利の侵害を認め、問題となったカードゲーム『ネクストプレス(NextPress)』の販売を8月までに中止する。

アドルング社は2016年、カードに記されたアルファベットを組み合わせて単語にするカードゲーム『ネクストプレス』を発売した。これに対し、R.クニツィア氏が2002年に同社から発売した『エクスプレス(Express)』を発展させたものであると主張。『エクスプレス』の契約終了後に、同社の社長であるK.アドルング氏をデザイナーにクレジットして類似する作品を発売したのはアイデアの盗用であるとした。

『エクスプレス』は1枚のカードにアルファベットが1文字ないし2文字書かれており、場に3枚出たら全員同時にアルファベットを組み合わせて単語を考え、その単語に使われているカードがもらえるというゲーム。一方、『ネクストプレス』は1枚のカードに赤い背景で書かれたアルファベットと白い背景で書かれたアルファベットがあり、全員が手札を1枚一斉に公開し、出されたカードから単語を考え、その単語に使われているカードがもらえる。

R.クニツィア氏は自身が所属するゲームデザイナー連盟(SAZ)を通して権利の侵害を主張。アドルング社と1年間にわたって争っていた。

日本でもオインクゲームズの『インサイダー・ゲーム』について、ベジエゲームズ(アメリカ)が同社に連絡をとった後で類似する作品『ワーワード』を発売し、BGGで議論になったことがある(TGiWニュース )。結局日本にはSAZのようなデザイナーの権利を保護する団体がなく、『ワーワード』の販売は継続されている。

spielbox-online:Knizia und Adlung legen Urheberrechtsstreit bei

オリジンズ賞2018ノミネート

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アメリカ・ゲームメーカー連盟(GAMA)は13日、第44回となるオリジンズ賞2018のノミネート作品を発表した。この中から6月のオリジンズ・ゲームショーで投票が行われ、会期中の16日に大賞が発表される。

対象は一昨年の後半から昨年の前半までに発売されたもので、ボードゲーム小売業者の投票によって選ばれている。今年の部門は昨年と同じくボードゲーム、カードゲーム、TCG、ファミリーゲーム、ミニチュアゲーム、TRPG、TRPG付録、アクセサリーの8部門。

昨日発表されたドイツ年間ゲーム大賞のノミネート・特別賞・推薦作品と合わせると、国際的に評価されている作品が浮かび上がってくる。両方に名前が挙がったのは『アズール』『パンデミックレガシー シーズン2』『サントリーニ』『ファイブミニッツダンジョン』(以上今年度)『レイダーズ・オブ・ザ・ノースシー』『グレートウェスタントレイル』(以上昨年度)の6タイトル。

【第44回オリジンズ賞ノミネート作品】(ボードゲーム関連のみ)
ボードゲーム部門
・キャプテンは死んだ(The Captain is Dead / AEG)
・ダイスフォージ(Dice Forge / アスモデ)
・グルームヘイヴン(Gloomhaven / セファロフェア)
・ゴッドファーザー:コルレオーネの帝国(The Godfather: Corleone's Empire / CMON)
・グレートウェスタントレイル(Great Western Trail / エッガート)
・ロレンツォ・イル・マニーフィコ(Lorenzo il Magnifico / CMON)
・ニア&ファー(Near and Far / レッドレイヴン)
・パンデミックレガシー シーズン2(Pandemic Legacy Season 2 / ズィーマン)
・レイダーズ・オブ・ザ・ノースシー(Raiders of the North Sea / レネゲイド)
・タク(Tak: A Beautiful Game / チーパス)
・サグラダ(Sagrada / フラッドゲート)
・サントリーニ(Santorini / スピンマスター)

カードゲーム部門
・ファイブミニッツダンジョン(5-Minute Dungeon / スピンマスター)
・イオンの終わり(Aeon's End / インディー)
・カスタムヒーローズ(Custom Heroes / AEG)
・エクス・リブリス(Ex Libris / レネゲイド)
・フォックス・イン・ザ・フォレスト(The Fox in the Forest / レネゲイド)
・ヒーローレルムス(Hero Realms / ホワイトウィザード)
・本州(Honshu / レネゲイド)
・ジャンプドライブ(Jump Drive / リオグランデ)
・ロストエクスペディション(The Lost Expedition / オスプレイ)
・ワンデッキダンジョン(One Deck Dungeon / アスマディ)

ファミリーゲーム部門
・アズール(Azul / プランB)
・バニーキングダム(Bunny Kingdom / イエロ)
・コードネーム:ディズニー(Codenames: Disney / ウサポリー)
・コードネーム:デュエット(Codenames: Duet / チェコゲームズ)
・ダウンフォース(Downforce / レストレーション)
・ドロップミックス(Dropmix / ハズブロー)
・ホットショット(Hotshots / ファイヤーサイド)
・狂気山脈(Mountains of Madness / イエロ)
・サグラダ(Sagrada / フラッドゲート)
・ヴァイラル(Viral / アーケンワンダーズ)

The Academy of Adventure Gaming & Design:Current Origins Awards Nominees

ドイツ年間ゲーム大賞2018ノミネート

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ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)選考委員会は本日、3部門についてノミネート作品と推薦リストを発表した。赤いポーンの年間ゲーム大賞、青いポーンの年間キッズゲーム大賞、灰色のポーンの年間エキスパートゲーム大賞の3部門について各3タイトル、合計9タイトルがノミネートされた。ノミネート作品の中から、赤と灰色のポーンは7月23日にベルリンで、青いポーンは6月11日にハンブルクで大賞が発表される。

メインである年間大賞(赤)にノミネートされたのは、美しいタイルの配置ゲーム『アズール』と、ピラミッド探索ゲーム『ルクソール』、空気を読むカードゲーム『ザ・マインド』の3タイトル。全てドイツ語圏のデザイナー作品で、プレイ時間が20~45分程度の作品が選ばれた。推薦リストにはパーティーゲームから戦略ゲームまで、バラエティ豊かな6タイトルが選ばれている。

エキスパートゲーム大賞(灰色)のノミネートには、袋から材料を引いてスープを作る『クアックサルバー』、シート記入式のダイスゲーム『ガンシュンクレバー』、修道院でビールを作る『ヘヴン&エール』が選ばれた。こちらも全てドイツ語圏のデザイナー作品。推薦リストには、デッキ構築ダンジョン探索ゲーム『クランク!』とアメリカ開拓ゲーム『パイオニア』が選ばれたほか、8年ぶりの特別賞が『パンデミックレガシー:シーズン2』に授与された。

審査員長のT.フェルバー氏は「リストの作成にあたってボードゲームとプレイ経験の質を考慮し、出版社やデザイナーは考慮していない」としつつも、年間大賞・エキスパートゲーム大賞にノミネートされた6タイトルのうち、オーストリアの新人デザイナーW.ヴァルシュ氏が3タイトル、ドイツの大賞作家M.キースリング氏が2タイトルと席巻しており、「想定外」としている。そのほか、納期を急ぐあまりルールの分かりやすさや漏れのないことに十分な注意が払われておらず、良いゲームなのにルールの不備のために除外したものが今年ほど多い年はないという。

キッズゲーム大賞(青)には、カードの絵柄を感情で表現する『エモジト!』、リングを取ってこぼれたお宝を集める『ドラゴンズブレス』、箱に振動を与えてコマを集める『パニックマンション』がノミネートされた。3部門で合計23タイトル、「ボードゲームを遊ぶ人々なら誰でも必ず、自分の家族や周囲の人々と楽しめるボードゲームが見つかる」としている。

3部門にノミネートされた9タイトルのうち、日本語版が発売されているのは『アズール』(ホビージャパン)と『パニックマンション』(テンデイズゲームズ)の2タイトル。このほかにアークライトが本日、『ザ・マインド』、『クアックサルバー』、『ヘブン&エール』の3タイトルについて日本語版を製作中であることを明かした。推薦リスト・特別賞では『マジェスティ』(アークライト)、『メモアァール!』(ホビージャパン)、『パンデミックレガシー:シーズン2』(ホビージャパン)、『キャプテン・リノ :スーパーバトル』(すごろくや)、『スピード・カラーズ』(ホビージャパン)の5タイトルが日本語版となっている。

【年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)ノミネート】


アズール(Azul / M.キースリング / プランBゲームズ)


ルクソール(Luxor / R.ドーン / クイーンゲームズ)


ザ・マインド(The Mind / W.ヴァルシュ / NSV)

推薦リスト:ファイブミニッツダンジョンフェイスカードマジェスティメモアァール!サントリーニ、ウッドランド(Woodlands)

【年間エキスパートゲーム大賞(Kennerspiel des Jahres)ノミネート】


クアックサルバー(Die Quacksalber von Quedlinburg / W.ヴァルシュ / シュミット)


ガンシュンクレバー(Ganz schön clever / W.ヴァルシュ / シュミット)


ヘヴン&エール(Heaven & Ale / M.キースリング&A.シュミット / エッガート)

特別賞:パンデミックレガシーシーズン2
推薦リスト:クランク!、パイオニア

【年間キッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)ノミネート】


エモジト!(Emojito! / U.スリンスカス / フッフ)


ドラゴンズブレス(Funkelschatz / L.&G.ブルクハルト / ハバ)


パニックマンション(Panic Mansion / A.グラナールド&D.ペデーセン / ブルーオレンジ)

推薦リスト:ウェンディゴのこわい話、ディノワールド(Dino World)、キャプテン・リノ スーパーバトルSOSディノスピード・カラーズ

Spiel des Jahres e.V.:Das sind unsere Nominierten 2018!

サイレントパーティー(Silent Party)

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笑ってはいけない

silentparty.jpg

2枚のカードで言葉を作り、笑わないように我慢するゲーム。『犯人は踊る』の鍋野企画がゲームマーケット2018大阪限定で少部数頒布した。ゲームマーケット2018春には頒布されなかったが、様子を見て再版したいという。

山札から2枚を出してスタート。手番には手札から1枚、2枚のカードのどちらかの上に置き、その言葉を読み上げる。5秒間、誰も笑わなかったら次の人へ。3回笑ったら負けである。

笑ってはいけないというシチュエーション自体、おかしくてたまらないものであるが、カードの言葉が生み出す意外な組み合わせが我慢の限界を超えさせる。今回は「徐々に まるだし」と「やけに平たい マン」が自分の笑いのツボにはまった。

ツボにはまらないように、響きだけで笑わないようビジュアルイメージをもっておいたが、それが仇となってかえって笑えることも。さらに今回は、思い出し笑いまでしてしまってもう止められず。

変な節やジェスチャーをつけて言ったり、5秒間に笑いそうな人の顔を覗き込んだりと、パーティー要素もつけられる。笑いを我慢するのがこんなに辛いとは、そして笑って解放されるのがこんなに気持ちいいものだとは思わなかった。

サイレントパーティー
鍋野ぺす/鍋野企画(ゲームマーケット2018大阪)
3~5人用/12歳以上/15分

netrunnerhpJ.jpgアークライトは6月14日、『アンドロイド:ネットランナー』の大型拡張セット『名誉と利潤(Honor and Profit)』日本語版を発売する。デザイン・R.ガーフィールド&L.リッツィンジャー、2人用、14歳以上、30~60分、3,400円(税別)。

『アンドロイド:ネットランナー』はサイバー闘争をモチーフにした2人用LCGで、日本語版が2016年に発売されている。『マジック:ザ・ギャザリング』のガーフィールドらがデザインしたLCG(リビング・カードゲーム)で、単体でも遊べるが拡張パックが数多く発売されている。大型拡張セットの日本語版は今年3月に発売された『想像と支配』以来。

オリジナルは2014年に発売された。ジンテキのコーポレーション派閥とクリミナルのランナー派閥にフォーカスを当てたもので、それぞれの派閥用のデッキ同士でも、基本セットのデッキとでも対戦できる。

内容物:ジンテキのカード66枚、コーポレーションの中立カード15枚、クリミナルのカード69枚、ランナーの中立カード15枚、ルールシート1枚(※カードサイズ:61×88mm)

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仏アスモデ社、投資会社が売却を検討か

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ロイター通信によると、アスモデグループを所有する投資会社ユーラゼオ(パリ)が、同社の売却を検討していることが、関係者への取材で判明した。売却額は15億ユーロ(約2000億円)にのぼるとみられる。

ユーラゼオ社の子会社が非公開ながら、売却のための専門家を雇ったという。この件についてユーラゼオ社はノーコメントで、アスモデ社からの返答はない。

ユーラゼオ社は2013年、アスモデ社を1億4300万ユーロ(187億円)で購入したが、アスモデ社はハイデルベルガー、デイズオブワンダー、ルックアウト、ファンタジーフライトと有名なボードゲーム出版社を次々と傘下に収めており、昨年の売上は4億4100万ユーロ(576億円)で前年比17%増と、急激な成長を続けている。資産価値は5年で10倍以上になった計算だ。

Reuters:Board game company Asmodee explores sale: sources

ホビージャパンは5月下旬、麻雀牌のようなタイルを使ったイタリアの城郭建築ゲーム『覇王龍城(Dragon Castle)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・L.シルヴァ、H.ハッチ、L.リッチ、アートワーク・C.チウ、2~4人、8歳以上、45分、6000円(税別)。

崩れゆく龍城の建材を使い、自らの龍城を完成させて覇王となれ! 龍城――最古にして最重要なる王国の力の中心――が衰え始めている。確かにその力と影響は長年にわたって失われつつあったのだが、ここに来て猛き太古龍の寵愛からも見捨てられ、人々も永く栄える人生を過ごすための新たな地を求めてこの都市を離れていった。そしてその近くに居を構える国の領主であるあなたにとって、彼らは歓迎に値するどころの話ではないのだ! 龍城の影から抜けだし権力を得るまたとない機会だ......だが、一方で全能の精霊たちの信用と支援を勝ち得ることができるのだろうか? 太古龍の寵愛は得られるのか? 次の龍城たる城を建てることはできるのか?

『スチームパーク』、『ポーション・エクスプロージョン』、『ワインと毒とゴブレット』など、ユニークなコンポーネントとプレイ感覚で注目されるホリブルゲームズ(イタリア)が昨秋発表した作品。麻雀牌を使ったパズルゲーム『上海』からヒントを得たゲームで、龍の城から牌を取り、それを自分の城を建設していく。

手番には中央に積み重ねられた山から牌を取り、自分の国ボードに配置する。同じ種類の牌を集めてその上に社(やしろ)を建てると得点。同じ種類が連続してつながり、また階数が高いところに社が置かれるほど得点が高い。情報公開型の思考ゲームである。

上級ルールでは精霊カードを使って、特殊能力を加えたり、太古龍が要求したパターンを作るとボーナスが入ったりする。また中央の龍の城の積み方はいくつもパターンがあり、ゲームの度に変更できる。シュピールボックス2018年2号には新しい積み方が提案されており、自分たちでオリジナルの積み方をするのもよいだろう。

内容物:中央ボード2枚、国ボード4枚、プラスチック製牌116個、社40個、勝利ポイントトークン85個、龍カード10枚、
精霊カード10枚、開始プレイヤートークン1個、期限トークン7個、早見表カード4枚、ルールブック1部

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プレイスペース「Third Place秋葉原」5月3日オープン

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秋葉原に5月3日、プレイスペース「Third Place(サードプレイス)秋葉原」がオープンした。JR秋葉原駅徒歩8分、平日13:00~21:00、土日祝11:00~21:00、月火休。

ボードゲーム・アナログゲームファンの集う小さな場所、お気に入りのマイスペースになってほしいというのが店名の由来。26席があり、レースのカーテンで仕切ることで半個室になり、落ち着いて遊ぶことができる。

貸出ボードゲームの種類は現在のところ約70種類で、ボードゲーム販売・飲食の取扱はない。ペットボトル飲料は5種類各¥120で、お酒と匂いの強いものを除き持込み自由となっている。

利用料金は平日1時間500円(4時間1500円)、土日祝1時間600円(6時間3000円)、学割あり。5月18日には『桜降る代に決闘を』新幕発売記念・最速交流会があり、また今後TRPGイベントや初心者の方へのボードゲーム体験会などさまざまなイベントを企画しているという。

近隣の店舗では駿河屋トレカ・ボードゲーム館から徒歩1分、Role&Roll Station 秋葉原店から徒歩2分。

Third Place秋葉原
東京都千代田区外神田3-7-14MYビル2F
TEL・FAX:03-6206-0233 [Web ] [Twitter ]

colonyJ.jpgアークライトは6月14日、日本発のカードゲーム『エイジ・オブ・クラフト』をアメリカでリメイクしたボードゲーム『コロニー(Colony)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・北条投了&中津圭央(N2)&T.アルスパッチ、イラスト・S.ガスタフソン&O.ティム、1~4人用、13歳以上、60分、6800円(税別)。

4年前のゲームマーケット大阪でチキンダイスゲームズから発売され、「エイジ・オブ」シリーズの先駆けとなった『Age of Craft~大建築時代~』を、ベジエゲームズ(アメリカ)がリメイクして2016年に発売。それを逆輸入する形での日本語版発売となる。滅んだ文明を再建し、コロニーを完成させることをを目指すゲーム。

大半は廃墟と化した終末後の地球が舞台。限られた資源しかない過酷な環境の中で、新たな文明を築いていく。白と灰色の2種類のダイスをリソースとして使い、その出目を資源として消費し、さまざまな能力をもつ建造物カードを購入して自分の能力を強化する。カードは28種類のうち7種類しか使わず、その都度コンボを考える戦略性があり、リプレイアビリティも高い。

内容物:初期カード16枚、基本生産カード30枚、基本核シェルターカード8枚、選択カード112枚、早見表カード2枚、カード名一覧ボード1枚、ダイス(白)30個、ダイス(灰)12個、得点表1枚、得点マーカー(4人分)4個、C・H・I・P・Iトークン27個、ルール説明書1冊(※カードサイズ63×88mm)

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あなたはドイツ年間ゲーム大賞のターゲットか

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ドイツ年間ゲーム大賞の審査員長、T.フェルバー氏が公式サイトで発表した「間違いのない10の兆候(Die 10 untrügliche Anzeichen )」の翻訳。ヘビーゲーマー、エキスパート、愛好者、ボードゲームオタクはドイツ年間ゲーム大賞が何になるか興味のあるところだろうが、ターゲットはあなたたちではないという趣旨である。


もうすぐまたやってくる。5月14日月曜日、ドイツ年間ゲーム大賞の審査員は、今年推薦するボードゲームのリストを発表する。議長である私にとって毎年たいへん有益なことは、発表後にみなさんからどのような反応があるかである。しかし強烈な反応の中には誤解、特にターゲットグループの誤解に基づいているものもある。私たちの決まりによればドイツ年間ゲーム大賞の受賞作品は、家族や友だちの間にボードゲーム文化をさらに広め、普及させるのに相応しいボードゲームと考えられている。したがって受賞作品は複雑すぎてはならず、敷居が高すぎないものがよい。そうすることで社会に広い影響を与えることができるのである。それでは、ひょっとして大賞に対する期待が誤っているかどうか、自分がプレーヤーとしてまだターゲットグループに入っているかどうか、簡単にチェックする方法はないだろうか?

ここで、あなたが間違いなく(もはや)ドイツ年間ゲーム大賞のターゲットグループではないことを示す10の兆候がある。

  1. ボードゲームをプレイするたび、Boardgamegeekでプレイした場所、時間、全プレイヤーの得点、彼らの名前と職業、プレイヤーカラー、血圧、果てはゲーム前の昼食に食べたチップのブランドまで記録している。
  2. ゲーム終了後すぐ、あるいはゲーム進行中でもTwitter、Instagram、SnapChat、Facebookでプレイしているボードゲームの写真を投稿して、アカウントを持っているほかのプレイヤーをタグ付けしている。
  3. エッセン・シュピールの後、戦利品、つまりイベントから持ち帰ったボードゲームの山をSNSで誇らしげにアップしている。
  4. ドイツ年間エキスパートゲーム大賞の過去受賞作の中には、難易度からいうとキッズゲームだと本気で思われるものがあり、そのことを審査員長や審査員に直接かつ強調して伝えている。
  5. 定期的に海外からクールなオタクのTシャツを高いお金を払って送ってもらっている。
  6. 未知のゲームデザイナーと新規出版社が出すキックスターターのボードゲームに、システムが機能しているかどうか全く分からないのに120ドル以上払う用意がある。大事なのはフィギュアがカッコよくて、イラストが心奪われることである。
  7. 平日夜のゲーム会では、「バットマン、スポック、ティム、ストラッピがダース・ベイダー、ララ・クロフト、リック・アンド・モーティと闘技場で対決したら、誰が何ラウンドでどうやって勝つか」などという議論をしている。
  8. 議論? ゲーム会では議論など全くしない。頼むからプレイヤーはボードゲームに集中してほしい。
  9. とにかく独りでプレイするのが好きで、テーブルで仲間のプレイヤーとやりとりするのは好きではない。
  10. チェス/碁/モノポリー/カタン/マジック:ザ・ギャザリング/ネットランナー/ポーカー/ティチュー/ヤス/スカート/ブリッジ/ドッグ/ウノ/潜水艦ゲーム/サッカー/縄跳びはオールタイム・ベストゲームで、そのほかのボードゲームは必要ない。

raxxonJ.jpgアークライトは6月7日、ゾンビゲーム『デッド・オブ・ウィンター』のスピンオフ作品『ラクソン(Raxxon)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.A.エリス、イラスト・1~4人用、14歳以上、45~60分、4800円(税別)。

オリジナルは『デッド・オブ・ウィンター』と同じプラッドハットゲームズ(アメリカ)から昨秋発売された作品。ゾンビが大量に現れた世界で、6人のキャラクターから1人を選び、協力して巨大製薬会社「ラクソン」から市民を救出する。

人物カードはデッキから場に裏向きのまま伏せて並べられており、めくることで健康かゾンビ化しているかが分かると共に、さまざまな効果が発生する。キャラクターのアクションを使ってゾンビを倒したり、健康な人物を避難させたりしていく。全員がパスしたら残ったカードで人物カードのデッキが再構築され、次のラウンドが始まる。これを繰り返して健康な人物を全員避難させればプレイヤーが勝利し、ラクソン製薬が都市を掌握したら敗北となる。

人類の存亡を左右する重大な任務を、達成することはできるだろうか? 『デッド・オブ・ウィンター』シリーズに追加できる職能者セットが付属し、『デッド・オブ・ウィンター』ともリンクしてプレイできる。

内容物:キャラクターシート6枚、ラクソン施設ボード1枚、人物カード60枚、陰謀カード40枚、検疫マニュアル1冊、アクショントークン60個、ラクソン陰謀マーカー1個(※カードサイズ人物カード70×70mm、陰謀カード62×89mm)/『デッド・オブ・ウィンター』シリーズ用、職能者コマ2個、職能者カード2枚、交差点カード2枚(※カードサイズ63×88mm、41×63mm)

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5月8日放送のインターネットTV番組『スピードワゴンの月曜The NIGHT』は、「今夜は夜通し!ボードゲームSP」と題していくつかのボードゲームを実際にプレイする様子が放送された。この番組でボードゲームが取り上げられるのは1月と2月に続いて3回目。

最近芸能人の集まりでよくボードゲームを紹介しているらしい、いけだてつや氏が再びゲスト出演。空気を読むカードゲーム『ザ・マインド』、色のイメージを揃える『ヒト+イロ』、危ない質問にこっそり答える『プライバシー』、イメージを重ねて伝える『ピクテル』、カードが揃ったらそっと伏せる『そっとおやすみ』の5タイトルが登場した。一緒に遊んだゲストは1月にも出演した狩野英孝氏と、プロ雀士でもあるモデルの岡田紗佳氏。

『ザ・マインド』は本来しゃべらないでプレイするゲームだが、TV番組であることを考えて動物の強さや芸人の年収で喩えてよいルールをいけだ氏が提案。『そっとおやすみ』では芸人ならではの楽しいトークで盛り上がった。いけだ氏はゲーム紹介だけでなく、ゲーム中の会話もうまく盛り上げ、最後に岡田氏は「最高です。毎日やりたい」とコメントするほどだった。

番組は放送終了後も下記のリンクから無料で視聴できる。

Abema.tv:スピードワゴンの月曜The NIGHT#106~第三回ボードゲームで遊ぼうSP!

Engamesは5月18日、日本発の世代交代戦争ゲーム『ヴォーパルス』のリメイク作品『ペーパーテイルズ(Paper Tales)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・上杉真人、イラスト・C.アルクフェ、2~5人用、12歳以上、30分、4200円(税別)。5月5~6日のゲームマーケット2018春にて先行販売された。

オリジナルは2011年、大爆笑カレー氏の個人ブランド「I was Game」から発売された同人作品。キャッチアップゲームズ社(フランス)が2017年に英仏語版を発売し、今年はペガサスシュピーレがドイツ語版を発売することになっている。

同時プレイでカードをドラフトし、必要ならばコストを支払って自分の王国に人物や軍隊や建物を置く。これらによって戦闘の勝敗や収入や得点が決まるが、カードは4枚しかもてない。ここがこのゲームの大きな特徴で、カードにはそれぞれ異なる寿命があり、寿命が来たら除去されてしまう。王国が移り変わっていく中で、生きているカードの組み合わせを考えてドラフトしていく戦略性が試される。

『ヴォーパルス』のイラストは長谷川登鯉氏が手がけたが、『ペーパーテイルズ』はフランス人のイラストレーターが担当し、中世の素朴な雰囲気が醸し出されている。

Engamesは富山のボードゲームカフェで、日本語版を手がけるのは初。ボードゲームカフェは昨年から急増しているが、数が増えたばかりでなく、その業態もショップから日本語版制作へと多様化している。

Engames Online Shop:ペーパーテイルズ 日本語版

NHK「ごごナマ」に丸田氏生出演

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本日放送のNHK「ごごナマ」に、高円寺のボードゲーム専門店すごろくやの丸田康司氏が生出演し、『ナンジャモンジャ』と『スティッキー』を紹介した。

「ごごナマ」は「オトナの井戸端」がテーマの生放送番組。ボードゲームは番組終了間際15:45頃から15分にわたり、「オトナも夢中になる最新ボードゲーム紹介」と題して取り上げられた。出演は番組レギュラーの船越英一郎氏、美保純氏と、ゲストの松野明美氏。

野球盤と人生ゲームに並んで『犯人は踊る』がディスプレイされ、「カードゲームを含めてボードゲーム」と紹介。「ゲームクリエイター」という肩書で登場した丸田氏は年間1000種類以上の新作が発売されており、すごろくやには600種類以上、ボードゲームギークには8万種類以上のボードゲームがあることを手短に話した。

早速『ナンジャモンジャ』が取り出され、出演者で実際にプレイ。カードのめくり方は慣れない様子の出演者も「脳トレになる」「世代を問わず遊べる」とコメント。続いて『スティッキー』が登場。あえて崩しに行くプレイで番組終了間際までの短時間に2ゲームプレイされた。

『ナンジャモンジャ』は対象年齢が4歳以上、『スティッキー』は対象年齢が6歳以上(実際は2歳位から遊べる)というキッズゲームの代表格だが、「オトナもはまる!?ボードゲーム」として紹介されていたのが興味深い。分かりやすいが頭も使い、かつテレビ映えも考えた丸田セレクションだった。

NHKごごナマ「外国人も気になる!?ニッポン今海外で大ブーム中!秋田犬特集」

ゲームマーケット2018春レポート(2日目)

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昨日に引き続き、東京ビッグサイトで行われたゲームマーケット2018春2日目。開場前の待機列は前日と比べると4割ほど(Raelさん調べ)で、行列ができるブースも少なく、全体的にゆったりとしていた(参加者数は1日目が12000人、2日目が8000人で合計2万人だったと主催者発表)。出展者にとっては売上が思わしくなかったかもしれないが(土曜日を希望しながらも抽選で日曜日になったところもあった)、参加者にとっては試遊卓に入りやすく、出展者とお話する余裕もあってよい。

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ビッグサイトのほかのイベントが終わってから参加する方もちらほら

これまでのゲームマーケットからの客層の変化について、女性・カップル・家族連れの増加が指摘されるようになって久しいが、今回は海外からの参加者と、非ボードゲーム愛好者の増加が目立った。

海外からの参加は、AEG、カクテルゲームズ、アスモデ、ハンス・イム・グリュックなどの出版社からスカウトがやってくるようになって何年も経つが、海外からの出展者もあちこちで見かけた。会場内でウェブ撮影をしていたBoardgamegeekクルー、オインクゲームズのブースにて仕入れ交渉をする方、仲間と一般参加したフランス人ゲームデザイナーのA.ボザだけでなく、あちこちで外国語を耳にした。この傾向が強まれば、各ブースでもエッセン・シュピールのように英語でルール説明できるスタッフを配置したほうがよくなりそうだ。

非ボードゲーム愛好者とは、『桜降る代に決闘を』や『マジック:ザ・ギャザリング』のプレイヤー、TRPGやLARP(ライブアクションロールプレイング)を専門にプレイする愛好者、そして謎解きゲーム愛好者である。彼らはひとつのブース(コーナー)だけを目指して来場しており、いろいろなブースをあまり見て回らない。来場者が増加している割には、創作ボードゲームを見に来る人はそれほど増えていないのかもしれない。さらにはボードゲーム自体もライトなパーティーゲームから重量級まで多様なジャンルが生まれており、一括りにして語ることが難しくなっている。

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開場直後の様子

私は昨日と同様、新作ボードゲームのチェックをして、後は試遊を楽しんだ。購入は、テーマやシステムにオリジナリティがあって、(過去作やゲーム説明から)制作者のスキルに一定の信頼感があり、かつ会場内で試遊できないものに絞った。予約は全く行わず、新作ボードゲームの現地調査のため、全部のブースを回っている間に実物を見て、説明を聞いてから決めることにした。土日とも午前中で回り終えることができたため、ブースを訪れる前に売り切れてしまったものはほとんどない。ボードゲーム界には「買わずに後悔するより、買って後悔しろ」という金言があるが、確かに買って後悔することはないものの、積みゲーになってしまったのでは製作者に申し訳ない。だいたいこれから一ヶ月ぐらいで遊べる量に応じて購入した。

そのような中で、ボードゲームに代わって手を出しやすいのが書籍である。今回は専門誌『オールゲーマーズ創刊号(AHC)』『シュピールシュテルン2018(COLON ARC)』『ボードゲームクイズEXTEND(番次郎)』『ゲーマー妻のユーウツ(堀場工房)』『ボードゲームカフェパス(ボドっていいとも!)』を購入。道中のお供にもなった。

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ボードゲームカフェパスは完売。第2号が秋に予定されている。

会場の外に出る余裕もあったのでキッチンカーで食事。食材宅配パルシステムによるヨーグルトとプリンの試供品と、ケバブを頂いた。風が強かったが快晴で気持ちがよい。あまりのまぶしさに目がくらむ。

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どれも美味しそうなキッチンカー

次回のゲームマーケットは11月24日(土)と25日(日)に東京ビッグサイトにて。来年から東京オリンピックの関係で都内での会場確保が難しくなっているが、ゲームマーケット事務局では東奔西走して準備を進めているようだ。

以下、会場内で試遊したゲームや気になったゲーム。

『すずめ雀(すごろくや)』は少ない牌で手軽に麻雀を楽しめるようにした作品。バカ売れしていた。会場内では麻雀の体験コーナー・関連書籍販売コーナーもあったほか、『ごいた』関連の出展も人気で、伝統ゲームの底力を感じる。
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『ストックホールデム(OKAZU Brand)』は、カードを伏せて置いていき、最終的にポーカーの役で株価が決まる株取引ゲーム。注目株は購入価格も高いので、安く買って高く売れるように仕込んでいきたいところだが、あまり同じ株ばかり買っていると邪魔される。OKAZU Brandによると、1イベントでの売上数が歴代トップになったという。
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『ストレイキャット』『カネと車を用意しろ』『星の契り』『ブングス』と4タイトルを一挙に発表したSMART500ゲームズ。ゲームマーケットの伝統だった500円ゲームを蘇らせた。同じデザインのパッケージでシリーズ化されており、コンプリート欲求をそそる。
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『コキコキステーション(EVIL Team)』は手持ちの積荷をコンテナに乗せていくゲーム。コンテナが埋まったとき手持ちの積荷コマが最も少ないことを目指すが、その前になくなったら脱落してしまう。
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トリックテイク『バロックの変遷』と、トリビア『BodoCa』(Colorful Spiele)は、ボドゲーマの松永彩氏がデザイン。
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『カニの行進(Azb.Studio)』はカニをうまく誘導して助ける協力ゲーム。豪華なコンポーネントが発泡スチロールの箱に入っている。
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『モウルスカルタ(ギフトテンインダストリ)』はスマホにダウンロードしたアプリでモールス信号を出し、どのカードか当てるゲーム。モールス信号はいろいろな音声バージョンがある。
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『勇者が一撃でやられた!(切札会社ソウキタカ)』は戦士・魔法使い・僧侶がお城の中で魔王から逃げ回る1対多のゲーム。ポイント制なのでほかを犠牲にして生き延びるといったドラマも。
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新作評価アンケートもまもなく始まる。買って終わりではなく、どんどん遊んで、感想をツイートしたりアンケートに答えたりするまでがゲームマーケットだ。

ボドゲde遊ぶよ!! ゲームマーケット2018春特別編

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ゲームマーケット2018春レポート(1日目)

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5月5日のこどもの日、ゲームマーケット2018春(1日目)が、さわやかな五月晴れの中で開催された。正確な入場者数はまだ発表されていないが、ゲームマーケット事務局によると昼過ぎに1万人を突破したそうで、ゲームマーケット2017秋の1日目入場者数1万人を超えたのは確実と見られる。

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10時の開場時には待機列に約2700人(Raelさん調べ)。開場と同時に思い思いのブースへと散っていく。今回の会場は2つのホールを合わせてありL型になっているため、死角が多い。そのためどこのブースの行列が特に長かったかは不明。

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4時間も待てば早足になるものだ

その中でも圧倒的に行列ができたのが『桜降る代に決闘を』の新作を発表したBakaFire Partyであろう。今回はエリア出展で、エリア内に大きなステージを設け、購入者優先でトークイベントを行っていた。

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BakaFire Partyのトークイベント

今回のエリア出展は8つ。ブルーのオインクゲームズに、レッドのジーピー、オレンジのすごろくや、黒のディアシュピールとカラフルで、スペースのゆとりや試遊卓の多さにエッセン・シュピールのような雰囲気が感じられる。

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ブルーのオインクゲームズ

ubongo3dbig.JPGジーピーでは巨大ウボンゴ3Dが登場

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すごろくやは門をくぐる

ディアシュピールは壁で囲まれた『プライバシー』専用のプレイルームを設置。18歳未満禁止ののれんをくぐると、めくるめく世界が待っている。

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18禁!

エッセン・シュピールのような雰囲気が感じられたのはスペースの使い方だけではない。海外からの参加者が増え、英語や中国語をしょっちゅう耳にした。韓国・台湾からの出展者も多くなっている。『花火』『世界の七不思議』のA.ボザ氏は一般参加者として台湾のボードゲームを仲間でプレイ(英語でインストしてもらえるからだろう)。会場の一角には世界最大のボードゲームデータベースサイトBoardgamegeekの撮影ブースも作られた。

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試遊卓につくアントワン・ボザ氏

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BGGの撮影。通訳はけがわ氏

当サイトの管理人が翻訳した『ボードゲームデザイナーガイドブック』(スモール出版)先行販売は好評を頂き、用意した250部が完売。出展者証をつけた方も多かったそうで、今後のゲーム制作の役に立つことを願う。

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ボードゲームデザイナーガイドブック

アナログゲーム総合誌『オールゲーマーズ』は創刊号発売。鈴木銀一郎親子の対談や、ゲームカフェやショップの投票でベストゲームを決める「ゲームカフェ大賞」など注目の記事が目白押し。

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オールゲーマーズ

会場内では、新作ゲームチェックを4時間ほどで終了し、あとは試遊したりいろいろな方とお話したりして過ごすことができた。試遊できたゲーム、注目されたゲームを紹介しよう。

『フロム:バタヴィア』(COLON ARC)はスパイスカードを集めて船を積載するゲーム。スパイスによって特殊効果があり、効率が上がっていく。コストの支払いに使ったカードは左隣に回るところが面白い。
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『パティスリー・トリックケイク』(こげこげ堂)はマストフォローで美味しいケーキをお客さんに提供するトリックテイク風カードゲーム。負けたカードはセール品に入ってまとめて出せるのでわざと負けて力をためることも戦略だ。
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『ふくろと金貨』(オインクゲームズ)は、ほかの人の袋から金貨を取ってばれないように一番多くなることを目指すブラフゲーム。手がかりは袋を振ったときの音。
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『あいわな -Trap of Love-』(TUKAPON)は手札で役を作って賭けるカードゲーム。一部が公開になっており、それを手がかりに賭けるが、ブラフかもしれない。
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『アルペンツィアン』(梟老堂)はボードに直接書き込んで街づくりをするゲーム。
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『グラバー』(New Games Order)は東京ドイツゲーム賞を受賞した交渉ゲーム。
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『Marché de France』(慶應HQ)は『Improvement of the Polis』に続く重量級ボードゲーム。
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『もっと私の世界の見方』(テンデイズゲームズ)はバラエティあふれるオリジナルカードを加えたオリジナル拡張セット。
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『王様の新しい街 さいころニュータウン』(イオピーゲームズ)はたくさんダイスを振ってその出目で土地や建物を作っていくゲーム。
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『HIKTORUNE(ヒクトルーン)』(こぐま工房)はカードを崩さないようにとる協力ゲーム。
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『ハピエストタウン』(さとーふぁみりあ)は『8ビットモックアップ』でゲームマーケット大賞を受賞したさとーさんの最新作街づくりゲーム。
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『サバンナスマイル』(ボドゲイム)は動物の動きを読んでベストショットが取れる位置にカメラを置くゲーム。実際にスマホを使って写真を撮る。
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『れんきん!』(るりるりゲームズ)はビーズを使って点数の高い素材をかけあわせていくゲーム。コンポーネントが相変わらず豪華だが制作部数は少ない。
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『積みゲークイズ』(もんじろう)は最後の文字や最初の文字からゲーム名をどんどん言っていくクイズゲーム。
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『東京サイドキック』(リトルフューチャー)はスーパーヒーローたちが悪党を倒す協力ゲーム。
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2日目に続く

テンデイズゲームズは5月5日、ゲームマーケット2018春を皮切りに、R.クニツィアがデザインしたパーティーゲーム『ハリウッドライヴス(Hollywood Lives)』のハードカバー日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.クニツィア&K.ジャンクリン、アートワーク・R.メインツ、10~25人用、12歳以上、240分、3000円。ルールブックだけの販売で、プレイするためにはゲーム用コンポーネントの印刷が必要となる。

2004年に書籍として出版された異色パーティーゲーム。プレイヤーは進行役を務めるディレクターのもと、映画のプロデューサーや役者になりきり、2回の映画制作を通じてハリウッドの成功者となることを目指す。

プロデューサーが映画の企画・脚本をオークションで入手すところからゲームは始まる。そして、出演者との交渉、配役へと進み、脚本に基づいてトレーラー(予告編)を制作、上演する。こうして2本の映画を作り、投票による映画賞を受けて、より富を得たプレイヤー、スターとして脚光を浴びるプレイヤーが勝利する。

たとえスターを擁したとしても、安易な配役では映画の質を高めるのは難しく、プロデューサーの腕の見せ所となる。

推奨プレイ人数は12人、プレイ時間は4時間。しかもプレイヤーはそれぞれの役割になりきる必要があり、プレイのハードルは高いが、クニツィアのゲームファンなら挑戦する価値は大いにありそうだ。

ハードカバー版は300部限定で、このほかに電子書籍版(予価1620円)が5月下旬リリース予定となっている。

ゲームマーケット2018春:国産オリジナル新作リスト

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5月5~6日のゲームマーケット2018春(東京ビッグサイト)に発表される国産オリジナル新作ボードゲームリストを公開します。

ゲームマーケット事務局に寄せられた出展者からの情報に基づくもので、拡張、新版、伝統ゲームのアレンジは含み、輸入ゲーム、日本語版、TCG、TRPG、SLG、グッズ、書籍は除外しています(ただしゲームマーケット新作評価アンケートでは輸入ゲーム、日本語版も含まれる見込みです)。

修正点がありましたら、ツイッターなどでご連絡下さい。ゲームマーケット事務局を通して新作評価アンケートに掲載されます。現在のところ新作は301タイトルです。

ジーピー、5月の輸入ゲームリストを発表

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ジーピーは今月発売予定の輸入ボードゲームリストを発表した。いずれも外国語版で日本語ルールが添付され、ゲームマーケット2018春に出展される。

アレスアンボード(Alles an Bord?!)
ゲームデザイン・C.ロッシ、イラスト・M.メンツェル、アバクス社(2018年)、2~4人用、7歳以上、30分、4500円。
同時プレイで装備品を船に積み込み、航海に出て商品やお金に換えるゲーム。どの装備品が必要かは、並んだカードで判断するが、航海が始まったら、カードは伏せてシャッフルされ、どの順番で出てくるか分からない。素早い判断力と共に、記憶力も試される。

ピザモンスター(Pizza Monsters)
ゲームデザイン・M.シャハト、イラスト・C.フィオーレ、アバクス社(2018年)、2~8人用、5歳以上、30分、3200円。
袋から引いたピザと同じ食材をもっていればモンスターに食べさせることができ、たくさんピザを食べさせることを目指すキッズゲーム。

ニューヨーク1901(New York 1901)
ゲームデザイン・C.ラサル、イラスト・V.ドゥトレ、ブルーオレンジ社(2015年)、2~4人用、8歳以上、30~60分、4200円。
ニューヨークで土地を確保して高層ビルを建てるタイル配置ゲーム。

ブリックス(Brix)
ゲームデザイン・C.シャヴァリエ&D.デヌアル、ブルーオレンジ社(2016年)、2人用、7歳以上、10分、2400円。
ブロックを重ねて同じマークか色を4つ一列にすることを目指すアブストラクトゲーム。

オキヤ(Okiya)
ゲームデザイン・B.カタラ、イラスト・C.ブーケ、ブルーオレンジ社(2012年)、2人用、7歳以上、10分、2100円。
並んだタイルを順番にとっていき、1列4枚、または2×2のパターンを作るアブストラクトゲーム。

アッティラ(Attila)
ゲームデザイン・B.フェデュッティ、イラスト・C.ブーケ、ブルーオレンジ社(2015年)、2人用、7歳以上、15分、1800円。
4×5マスのボードでタイルを置きながら移動し、先に相手を動けなくさせたら勝つアブストラクトゲーム。

フルムーン(Full Moon)
ゲームデザイン・C.ルロイ、イラスト・C.ブーケ、ブルーオレンジ社(2013年)、2人用、8歳以上、10分、1000円。
タイルを移動して4匹の狼を一列に並べることを目指すアブストラクトゲーム。

キングダムラン(Kingdom Run)
ゲームデザイン・E.クラヴェリエ、イラスト・J.E.ガオ、アンカマ社(2018年)、2~4人用、7歳以上、15~25分、2400円。
4つのダイスを振ってコマを進めるレースゲーム。自分の手番には自分のコマと同時にほかのプレイヤーのコマも進めなければならない。1マスに4つのコマが入ると満員でブロックされるのでそれを利用して上手に進めよう。

ミステリアスフォレスト(The Mysterious Forest)
ゲームデザイン・C.ロッシ、イラスト・D.リースケ、イエロ社(2016年)、2~4人用、6歳以上、10~25分、3500円。
カードに出てくる装備品を覚えて、その装備チップを取り、主人公をゴールまでたどり着かせる協力ゲーム。ドイツ年間キッズゲーム大賞2017ノミネート作品。

ファーミニ(Farmini)
ゲームデザイン・フォール夫妻、イラスト・A.ペツケ、ロキ社(2018年)、1~4人用、5歳以上、15分、1200円。
狼に気を付けて動物と畑を集めるタイル配置ゲーム。

SOSディノ(SOS Dino)
ゲームデザイン・L.モーブロン&T.リヴィエール、イラスト・M.リエッセンヌ、ロキ社(2018年)、1~4人用、7歳以上、25分、3800円。
溶岩や隕石を避けて恐竜を逃がす協力型タイル配置ゲーム。

トロール&ドラゴン(Troll & Dragon)
ゲームデザイン・A.エメリ、イラスト・P.マファヨン、ロキ社(2018年)、2~5人用、7歳以上、20分、2200円。
勇者を食べようとするトロルや宝を守るドラゴンに気を付けてダイヤモンドや金塊を持ち帰るダイスゲーム。

ウボンゴ3D(Ubongo 3D)
ゲームデザイン・G.レヒトマン、コスモス社(2009年)、2~4人用、10歳以上、30分、7900円。
立体のコマを組み合わせていち早く決められた形を作るパズルゲーム。ジーピー社では日本語版の制作を進めており、今回はその前段階としてドイツ語版が販売される。ゲームマーケット当日は限定200個を5900円で販売。

ウボンゴミニ(Ubongo Mini)
ゲームデザイン・G.レヒトマン、コスモス社(2007年)、1~4人用、7歳以上、10分、1500円。
ウボンゴをコンパクトなパッケージにしてより手軽に遊べるようにした作品。

このほか、ゲームマーケット2018春では4月に発売されたフッフ社の新作(TGiW記事)、6月以降発売予定の『メルカド(コスモス、7900円)』、『ガイスターフォール(コスモス、6000円)』、『ドロップイット(コスモス、6800円)』、『ハッピーサーモン グリーン(ノーススターゲーム、2300円)』、『ハッピーサーモン ブルー(ノーススターゲーム、2300円』、『キャッスルフラッターストーン 缶ケース(シュミット、1200円)』、『エンチャンテッドタワー 缶ケース(シュミット、1200円)』、『おばけだぞ 缶ケース(シュミット、1200円)』、『魔法のラビリンス 缶ケース(シュミット、1200円)』と合計30タイトル以上が販売される予定となっている。

株式会社タンブリングダイスは9日、ボードゲームカフェ「タンブリングダイス」と同じビルの3階にプレイスペース「嵐からの隠れ場所」をオープンする。平日15:00~24:00、土日祝12:00~24:00、月火休。5月3日よりプレオープンしており、見学が可能となっている。

TRPG、ボードゲーム、人狼などのアナログゲームが遊べるプレイスペース。コンセプトは広々としたオープンスペースで、大きな窓に大きなテーブルを配置し、ゆったりと時間を忘れて静かに遊ぶことができる。

3卓20席で、食事は2階のタンブリングダイスから提供される。料金は平日1人1時間300円、貸切何人でも1時間4000円、土日祝1人1時間400円、貸切何人でも1時間5000円。12~13人以上は貸切のほうがお得だ。少人数・まったりならば2階の「タンブリングダイス」、多人数・じっくりならば3階の「嵐からの隠れ場所」と、人数や遊ぶゲームに合わせて使い分けよう。

嵐からの隠れ場所
宮城県仙台市青葉区大町1-4-14 建装ビル3F/TEL:022-226-0804
[Web ] [Twitter ]

アンケート:オープンゲーム会

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Q129:オープンゲームサークルに参加している?

A.よく参加する 47票(40%)
B.たまに参加する 16票(14%)
C.ほとんど参加しない 54票(46%)

ボードゲームカフェが急増する昨今、カジュアルに集まってプレイするスタイルも広まっているように見受けられます。そうなると、これまで一般的だったオープンゲームサークルはどうなっているのでしょうか。

アンケートでは「よく参加する」という方と「ほとんど参加しない」という方にはっきり分かれ、「ほとんど参加しない」という方が6ポイント上回る結果でした。「よく参加する」と答えたオルターさんは、オープンゲームサークルが大好きな理由として次の3つを挙げています。

1.沢山集まるオープン会だと、やりたいゲームを遊べる確率が高くなる
2.オープン会で出会ってボドゲ仲間や友達が増えるので楽しい
3.自宅には入り切らない人数のゲームを楽しめる!(10人ニムトやコヨーテ、人狼系のゲームなど)

一方、「ほとんど参加しない」と答えたボードゲーム特捜隊さんは実際は全く参加していないといい、「恥ずかしながら、見ず知らずの人とプレイする勇気がありません(汗)。それ以前に、社会人、家族持ちだと、そのような時間が取りにくいのもあります(泣)。」とコメントされました。どちらの立場もよく分かりますね。

当サイトの管理人は、ボードゲーム特捜隊さんと同様、土日まるまる1日空くことがないため、自宅で半クローズ会を開いています。半クローズ会というのは、開催通知をSNSで知り合いに流して、その知り合いが知り合いを連れてくるのは歓迎というものです。これだったら見ず知らずの人ばかりになることもありません。しかも先日のゲーム会は10人も集まり、多人数ゲームも楽しむことができました(部屋はぎゅうぎゅう詰めでしたが)。

今月のアンケートは、最近の2~4人用ボードゲームの好きなプレイ人数です。『グレートウェスタントレイル』『オーディンの祝祭』『アグリコラ(リバイズドエディション)』『サイズ - 大鎌戦役 -』など、最近の戦略ボードゲームは2~4人で遊ぶことができます(ソロプレイルールも付属しますが、ここでは考慮しないことにします)。2人だとプレイは濃密ですが息詰まることもあり、4人だとインタラクションが豊かですがダウンタイムが長くなります。みなさんは何人でプレイするのがお好きでしょうか?(あるいは、何人でプレイすることが多いでしょうか?) サイドバーの3択アンケートからご回答下さい。

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