シュピール’18:コスモス出版

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アンドールの伝説:失われた伝説(Die Legenden von Andor – Die verschollenen Legenden)
ゲームデザイン・D.ミシェルス&M.ミラー&M.メンツェル、2~4人用、10歳以上、60~90分。
3つのシナリオが入った拡張セット。ドラゴンを退治した英雄たちに、新しい冒険が待ち受ける。西から来た民族の力を借りて農場を再建し、森の妖精アルバクと出会い、やがて氷の女悪魔、太古の地の精、悪の酋長といった未知の敵と対峙する。最後には灰色の山脈の中に長く眠っていた秘密を暴くのだ。「新しい英雄」や「黒の英雄」といった拡張を加えることで6人までプレイ可能。

トライブス(Tribes)
ゲームデザイン・R.ハカンソン&C.ステファン、2~4人用、10歳以上、45分。
1万年前の地球。プレイヤーは青銅時代に至る先史時代を通して自分の部族を率いる。開拓できる新しい土地を発見して貴重な資源を産出できるようにし、それをもとに新たな発見や発明を行う。各プレイヤーにはさらに、天災や病気や敵襲といったいろいろな出来事に立ち向かわなければならない。最後に最も成功した部族となるのはどれか。文明史に多様な展開をもたらす戦略ゲームだ。
ロストシティー:ライバルの中で(Lost Cities – Unter Rivalen)
ゲームデザイン・R.クニツィア、2~4人用、10歳以上、30分。
カードを並べて探検ルートを作り、忘れられた山の神殿、湖に沈んだ街など、地球の遠くにある秘密に溢れた場所へ向かう。できるだけたくさんの名声が得られるよう、計画的にルートを考えよう。特に勇気ある発見者は自分の探検にお金を賭けることもできる。最後には探検で最も多くの名声を稼いだプレイヤーの勝ちだ。しかしそれは簡単ではない。2人用ゲームの名作を4人に拡張したこのゲームでは新たに36枚のコインが付属し、探検カードにお金をビッドすることができる。自分のリソースを臨機応変に賢く使い、適切なタイミングで競り落とすことができた者が成功するだろう。
脱出キッズ:コードブレーカー(EXIT Kids – Code Breaker)
ゲームデザイン不明、1~4人用、7歳以上、15分。
子ども探偵が協力してできるだけ早く謎を解き、大きな電気のお城のコードを破る。UVランプ、鏡、赤色のフィルターといった探偵の道具が役立つときもあるあるだろう。「クロノ」モードで全員落ち着いてプレイすることも、「タイマー」モードで時間勝負にすることもできる。4つの難易度と60の謎解きで毎回楽しめる。電池あり。
脱出・ザ・ゲーム:恐怖のカタコンベ(EXIT – Das Spiel – Die Katakomben des Grauens)
ゲームデザイン・I.ブラント&M.ブラント&R.クエルフルト、1~4人用、16歳以上、40~80分。
第6弾まで日本語版が発売されている脱出ゲームシリーズの最新作。今回はパリの地下墓地で行方不明になった友人を見つけて脱出することを目指す。難易度は上級者向けで、2部に分かれており2回ゲームが楽しめる。

ロール・フォー・アドベンチャー(Roll for Adventure)
ゲームデザイン・M.ダンストン&B.ギルバート、2~4人用、10歳以上、30分。
古い王国が危機に瀕している。世界を永遠の暗闇に落とそうとする闇の王が差し向けた敵軍があらゆる方角から攻め込んできた。唯一のチャンスは、協力して伝説の力の石を手に入れ、魔法のアムレットを完成させること。それができれば、王国を救ってゲームに勝利できる。しかし1つのエリアでも闇の王の手に落ちれば、プレイヤーは敗北となってしまう。英雄ダイス24個と、闇の王ダイス1個が運命を左右する。
イムホテップ:決闘(Imhotep – Das Duell)
ゲームデザイン・P.ウォーカー=ハーディング、2人用、10歳以上、30分。
2016年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品を2人用にアレンジ。プレイヤーはエジプトの歴史上有名な夫婦であるアメンホテプ4世とネフェルティティ妃になり、それぞれのコマを臨機応変に賢く配置して、6つの船から価値のあるタイルを下ろす。そして4つのモニュメントを作り、名声を競う。日本語版がジーピー社から発売されることが発表されている。
カタン:インカの勃興(CATAN – Der Aufstieg der Inka)
ゲームデザイン・K.トイバー&B.トイバー、3~4人用、12歳以上、90分。
今度は南米のインカ文明を開拓する。カタンの基本要素「開拓」「交易」「建設」はテーマに沿って拡張され、魚、コカ、羽毛を交換する。さらにいろいろな文明の勃興と没落が行われ、常に新しいゲーム状況が生まれてそれに対応する戦術が求められる。ほかのプレイヤーの資源の産出場所を征服することで、アンデス地方の興亡が描かれる。細かい造形のコマと色とりどりのイラストがプレイヤーをインカの時代に誘う。
ワードスラム:ミッドナイト(Word Slam Midnight)
ゲームデザイン・I.ブラント&M.ブラント、3~人用、18歳以上、45分。
ワードスラム・ファミリー(Word Slam Family)
ゲームデザイン・I.ブラント&M.ブラント、3~人用、12歳以上、45分。
名詞、形容詞、動詞、その他の4カテゴリーの基本的な単語カードを並べて、お題を当ててもらうチーム戦コミュニケーションゲームのアダルト版とファミリー版。『ワードスラム』の追加カードとして使うこともできる。