シュピール’18:ツォッホ出版

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トロルのフィヨルド(Trollfjord)
ゲームデザイン・E.スヴェンソン&K.A.オストビー、イラスト・A.ユング、2~4人用、10歳以上、45~60分。
木製のハンマーで木製の塔を叩いてコマを落とすゲーム。マップ上に自分のトロルを増やし、伝説の岩の砦の周りに戦略的に配置して、山の幽霊からもたらされるお宝を集めよう。
準備が整ったらハンマーで塔を叩き、さまざまな色のキューブを落とす。洞窟の周囲にいる自分のトロルの数によって、落とせるキューブの上限が決まっているので叩き過ぎに注意。運の要素もあるが、力加減もポイントとなる上に、トロルを戦術的に配置すればほかのプレイヤーの採掘に参加して負担を軽減できるかもしれない。
ゲームボード周囲にはタイムトラックがあり、トロルを配置するか、移動するかで2つのフィールドに分かれており、これが面白い選択を生み出すようになっている。最後は集めたお宝の価値が最も高いプレイヤーが勝利する。

不運な鳥(Pechvogel)
ゲームデザイン・P.ユンゲンセン、イラスト・D.マテウス、2~5人用、8歳以上、20分。
7つのダイスを振って同じ数字を4つ出すことを目指す。しかしカラスが3羽出てしまうと手番は失敗で、黒い小さなコマ「欲求不満」を受け取る。このコマはゲーム終了時に失点になるが、ゲーム中に使うと振り直しの効果があり、ほかのプレイヤーの出目がいいときにも使うこともできる。得点タイルがなくなったらゲーム終了で、得点の最も少ないプレイヤーが敗者となる。

あほったれ(Vollpfosten)
ゲームデザイン・A.プロイエッティ、イラスト・D.ローハウゼン、3~8人用、7歳以上、20分。
ダイスで指示された通りのアクションをして、中央に立てられた棒を取るゲーム。白いダイスはアルファベットやダイス目が付いており、どの棒を取るか指示される。オレンジのダイスは取る棒を変えたり、取る手を指定したりする。青いダイスは取る前に立ち上がったり腕立て伏せをしたりといったアクションを、水色のダイスは動物の鳴き声やほかのプレイヤーの名前など口で言うことを、黄緑のダイスは隣のプレイヤーとタッチすることを指示する。どれくらい達成していたかによって違う長さのスティックがもらえ、最後に合わせた長さで勝敗を決める。

ヘックメック・デラックス(Heckmeck Deluxe)
ゲームデザイン・R.クニツィア、イラスト・D.マテウス、2~7人用、8歳以上、30分。
ダイスゲームのクラシックと、その拡張セット「追加の虫」が一緒になって缶入りで発売。さらにゲーム終了時にもっているとボーナスになる「焼きリンゴ」も追加されている。