(カタンブック P21)

環礁

ブリギット/ウォルフガング=ディット作/4〜5人/約90分

物語

長い間旅をしてきた開拓者と航海者たちは、長く暗い晩に7つのカタンの海の港で伝説に満ちた環礁の物語をよく話します。その環礁は大きく環礁を囲む環状の土地を開拓した開拓者たちを魔法のように魅了しました。
無謀なことに―人はそう言います―さらに最も小さい開拓団が船を送り、自分たちの橋がかりを小さい環礁からカタンの南方に作ろうとしています。しかし環礁を周回している海賊船がさけられず、常に多大な損害が心配です。
神出鬼没の海賊の絶え間ない攻撃に身をさらすのが怖い者は、環礁の海を避けた大きい環状の土地に安寧を求めることもできます。そこは海賊からは安全で、またこの安全のために環状の土地の外側だけに港が置かれています。資源不足になったら、特別よいこれらの港の交易路が調達するのにしばしば役立つことになります。
環状の土地の外側で生きることは全く冒険的なものではないかもしれません。しかし熟練した、7つの海をまたにかける商人にとってはそれはもちろん一番大事な目標ではないのです。
だからカタン世界の港の酒場で何時間ものんびりと賭博師たちと海賊との戦いを話したいのです。それはあたり障りなくゴールした者たちにとってはほんとうにちょうどいいでしょう。なぜなら優れた商人たちはこのような事情から静かで平和に行動するからです。

1.用具

A.六角タイル:総数52

砂漠 砂金川 耕作地 丘陵 山脈 牧草地 森林
28

B.数字チップ:総数23

10 11 12

C.港:総数9(全て基本セットから)

専門港 一般港

D.各プレイヤーのもちもの

街道 開拓地 都市
15 15

2.準備

枠を以下のように組み立てます。まず、海タイルを中央に置きます。その左に砂漠を置きます。土地タイル(耕作地、丘陵、山脈、牧草地、森林)を裏にしてよく混ぜ、表向きに海の周りに並べます。数字チップ4,6,8,9、10を1枚ずつとり、5つの地形タイルの上に図のように置きます。これで小さい環礁は完成です。
この環礁の周りに海タイルを環状に並べます。それから残り18の地形タイルをとり、表向きにしながらその周りに大きい環礁として右回りまたは左回りに並べていきます。数字チップをアルファベット順に並べ、表向きにしながら時計回りに並べていきます。最初にチップを置く場所は好きに選んでかまいません。
最後に改めて海タイルを環状に並べます。港は基本セットのものを使います。5つの専門港はどれも1つの地形タイルだけと接するように置き、一般港は2つの地形タイルと接するように置きます(22ページの図参照)。
海賊船ははじめ砂漠の左隣に海タイルに置きます。

・入植フェイズ

最初の開拓地は小さい環礁に建設し、2つ目の開拓地は大きい開拓地に建設しなければなりません。5人プレイヤーの場合最後の人は2つとも大きい環礁に建設することができます。

3.特別ルール

・特別勝利ポイント

各プレイヤーは、小さい環礁から大きい環礁、または大きい環礁から小さい環礁を結ぶ「確定した航路」(2つの開拓地や都市間を結ぶ自分の色の船の航路)を1つ作ることによって、勝利ポイント・チップを1つ手に入れます。開拓地や都市のない分岐によってさらに確定した航路を作っても、追加の勝利ポイント・チップはありません。
1つの開拓地や都市からいくつも確定した航路を作ることができます。それによって別の開拓地や都市に着くならば、それぞれ1勝利ポイントになります。確定した航路からは、船を動かすことができません。
重要:航路は他プレイヤーの開拓地や都市に対して確定することもできます。
例(24ページ):この2つの赤の航路によって2勝利ポイントになります。

・7と盗賊

7が出るか騎士カードが出されたら、盗賊は基本セットのルール通りに移動します。しかしここではまだ資源カードは盗まれません。プレイヤーは海賊船を時計回りに動かします。騎士カードが出されている場合は1マス動かし、7が出ている場合には2つのサイコロの小さいほうの目だけ動かします。そこで海賊のいるタイルに他プレイヤーの船が接していれば、プレイヤーはその船の持ち主から資源を盗まなければなりません。海賊のいるタイルに他プレイヤーの船が接しておらず、何も盗まれない場合にのみ、盗賊が資源カードを盗むことができます。

4.ゲームの終了

このゲームは、いずれかのプレイヤーの勝利ポイントが12点に達することにより、そのプレイヤーの勝利で終了します。

アドバイス

4〜5人用のこのシナリオは2つの環礁の橋渡しがポイントになります。