(カタンブック P39)

エルドラド

アンドレアス=ゼーファールト作/3〜4人/約90分

物語

かつてカタン文化の歴史の中で語るべき場所があるとすれば、黄金にまつわるものとして、それは筆舌に尽くし難いほど恐ろしい環礁にちがいありません。その中心にはエルドラドという特別な名前をもつ島があります。我々はエルドラドの川ほど、その流れの中にたくさんの黄金が発見される川を知りません。
もちろん、エルドラドの富を手に入れたいものにとって、ただ海に出てエルドラドに接岸し、再び母国に持ちかえって豪華な生活の資本にするために黄金を船に積めるだけ積むというだけでは十分ではありません。エルドラドはそんなに簡単なものではなかったのです。
エルドラドの富が、国に奉仕することなく自己中心的でちんけな鬱憤をエルドラドの砂金川ではらそうとしている冒険者の手に入らないように、生活の中ですでに最低1つ都市を建設している者だけがエルドラドの宝にあずかることが許されるという法律がありました。その上で街道と船が都市からエルドラドの海岸に完全に保持されてつながっていなければなりませんでした。
なぜ年代記編者はこの「完全に保持されて」ということをそんなに変に強調するのでしょうか?それはその時、エルドラドの周囲の海域には私掠船が暗躍し、夜明けから稲妻のようにすばやく何度も現れてはたくさんの船の船倉を略奪することが少なくなかったのです。

1.用具

A.六角タイル:総数39

砂漠 砂金川 耕作地 丘陵 山脈 牧草地 森林
10

B.数字チップ:総数28

10 11 12

C.港:総数9(航海者セットから)

専門港 一般港

D.各プレイヤーのもちもの

街道 開拓地 都市
15

2.準備

図示されたように枠を組み立ててください。(40ページ)次に数字チップ3、5、11を裏返して混ぜ、ボード中央の砂金川のタイル上に置きます。港は裏返してよく混ぜランダムに図に示された海タイル上に置きます。勝利ポイント・チップ8枚をわきに用意しておきます。

3.特別ルール

中央の黄金の島「エルドラド」について特別ルールがあります。さらに各プレイヤーは私掠船を建造する選択ができます。外界と内海の間に航路を作ることはできません(船は内海にのみ用います)。

入植フェイズ

通常のルールに従い、2つの開拓地を置きます(中央の島には置けません)。

エルドラド

例(41ページ):5が出ました。赤のプレイヤーだけが勝利ポイントを手に入れます。白のプレイヤーはエルドラドの浜辺に船がありません。青のプレイヤーは浜辺に船がありますが、都市とはつながっていません。

私掠船

このシナリオでは、航海者たちの海賊船のルールは使いません。黒い船は「私掠船」を表します。

4.ゲームの終了

このゲームは、いずれかのプレイヤーの勝利ポイントが12点に達するか、勝利ポイントチップ8枚全部が獲得されたときに終了します。最後の産出のときに勝利ポイントチップが全プレイヤーにいきわたるだけなかった場合、不足した分も配分されたものとします(紙に書くか、余分の勝利ポイントチップを使います)。勝利ポイントチップがなくなってゲームが終了した場合、勝利ポイントの一番多いプレイヤーが勝者です。複数のプレイヤーが同じ勝利ポイントの場合、私掠船を持っているか、最後に持っていたプレイヤーが勝者になります。

ヴァリアント

ゲーム盤を以下のように組み立ててもよいでしょう。

私掠船のヴァリアント

私掠船を建造したプレイヤーは、7が出るのを待たずに、建造した直後かその後の手番にいつでも置くことができます。