(カタンブック P43)

カタンの発見者たち

ハネス&クリスティアン=ティル作/3〜4人/約100分

物語

カタンの民族の年代記を読めば誰でも、カタンの民が「開拓者」として名声を博していたことがわかりますが、発見者の血も歴史的に根強く流れていました。ひどく長い間の定住が島民の性格になじまなかったのも無理はありません。次第に冒険者の血が沸き立ってくると、多くのカタンの民は錨を上げて地図上でまだ空白になっているところへ進路をとりました。
これはカタン島の開拓者たちの発見者伝説です。しかし単に発見者の欲望を満たしたということだけではありません。いや、彼らはまた、遠く離れたかの地で豊富な鉱脈を発見します。その力でとりわけ故郷である母国島で都市文化を開花させることになるのです。
こうして発見者の船は、何が彼らを待っているか知らずに未来の歴史の闇に向けて航海します。彼らはマストの上で見張りが見つけた陸地に勇敢に突き進んでいきます。そしてカタンの民には当たり前の勤勉さで、彼らは島から島へ開拓地を建て陸地を耕作します。そのうちに新しい巨大な鉱石の入手が大海の島々で見つかるという希望が裏切られなかったことが明らかになります。しまいには開拓地から開拓地へと都市化され、土地の産出量は改良された生産方法で倍増することができます。たいへんな熱心さのため、もう故郷の陸地のいくつかの部分は捨てなければなりません。生産にかかるすべての労働力を新しく発見された土地に向けなければならないからです。
それから、さらなる海に向かって航行していくことを恐れないカタンの航海者の中で最も勇敢な者たちは、カタンの世界地図が根本的に変わるという経験をするでしょう。いつかカタンの海の東端に出ていき、さらにそこから東に航路を取るならば、いつかカタンの西端にたどり着き、「カタンの世界はまるい」とわかるのです。

1.用具

A.六角タイル:総数51

砂漠 砂金川 耕作地 丘陵 山脈 牧草地 森林 合計
母国島と海 22
未発見地帯 12 29

B.数字チップ:総数21

10 11 12 合計
母国島 12
未発見の土地

C.港:総数 (基本セットから)

専門港 一般港

D.各プレイヤーのもちもの

街道 開拓地 都市
15 15

2.準備

図示されたように枠を組み立ててください。(44ページ)まず母国島を作ります。基本セットの一般港を図示されたように母国島に付けて置きます。

次に「未発見地帯」の道具を準備します。海タイル12枚と特殊港5枚で山を作ります。残りの陸タイル17枚でもうひとつ山を作ります。それぞれの山はよく混ぜ、裏返しにしてボードのわきに置いておきます。未発見の土地用の数字チップ9枚は麻袋に入れます。

入植フェイズ

母国島に基本ルール通り2つの開拓地を置きます。海岸に開拓地を建てれば、街道の変わりに船を置いた方がよいでしょう。

3.特別ルール

7が出たら、当面は資源カードが8枚以上のプレイヤーが資源カードを半分失うだけです。盗賊と海賊が活動するのは、母国島の外に最初の開拓地が建設されてからになります(盗賊は適当な砂漠からスタートします)。

発見

カタンはまるい

このシナリオでは航路をボードの右端または左端から反対側の端に出すことができます(46ページ図)。右端と左端にある半分の海タイル2枚は合わせて1枚のタイルとみなします。上端または下端から反対側に出ることはできません。シナリオ「カタン・ワールド」を参照して下さい。

陸地の劣化

麻袋の数字チップがなくなったらすぐ、新しい陸地の発見の際に「陸地の劣化」ルールが適用されます。手番のプレイヤーは母国島の陸地から数字チップを取って、新しい土地に置かなければなりません。

数字チップの選択は以下の条件に従います。

  1. 母国島のすべての開拓地と都市は少なくとも1つ数字チップのある土地をもっていなければなりません。
  2. 1.の条件で数字チップを自分の開拓地または都市が建っている土地から取ります。
  3. 赤い数字チップを動かしてはいけません。

ただし、この条件で母国島から取り出せる数字チップがない場合は、同じ条件で新しく発見された島から取り除きます。

4.ゲームの終了

このゲームは、いずれかのプレイヤーの勝利ポイントが12点に達することにより、そのプレイヤーの勝利で終了します。