ロストシティー
<ひとこと紹介>ロストシティーは、コスモス社から出ている2人用ゲームのヒット作です。世界各地の遺跡を発掘し、価値の高い発見を目指します。しかし発掘にはコストがかかり、コストパフォーマンスを計算しながら発掘を進めなければなりません。また同時に、同じ遺跡を発掘している相手の状況も見極めなければなりません。ルールは単純ですが駆け引きの妙が奥深い佳作です。
ここでは、作者クニツィアのサイトで紹介されていた4人用ゲームのルールをご紹介します。こちらも2セットさえあればルールは簡単で、そのくせエキサイティングになっているので是非お試しください。下半分はこのルールのポイント解説です。
ロストシティータッグマッチ 4人用
ライナー=クニツィーア作
- ロストシティーを2セット用意します.1セットのコンポーネント全部と,もう1セットから2,3,4の数字のカードを使います.60枚+15枚で合計75枚のカードを使うことになります.
- 各プレイヤーはパートナーとそれぞれ向かい合って座り,同じ側にプレイします.
- 探検のためにカードをプレイするとき,数字は直前のカードより高い数値でなければなりません.同じ数字のカード(※2,3,4は2枚ずつ)を同じ列にプレイしてはいけません.
- 通常の手番(カードをプレイして補充する)を行わずに,手札から2枚を選んで裏向きにしてパートナーに渡すことができます.これによって手札が5枚以下になってはいけません(※そのパートナーから2枚戻るまで,再び渡すことができない).これ以外にパートナーと相談してはいけません.
- これ以外は通常ルールに準じます.
ヒント
- パートナーがカードをプレイしたときそのカードの次の数字のカードをもっていたら,すぐプレイしましょう.プレイしないとパートナーはそのカードがないのだと思います.何ターンが過ぎてもカードがプレイされないならば,次の数字まで間が相当空いているとみなすことができます.
・カードを渡すことでどの色を多くもっているかわかるようになり,得点が高くなる可能性が上がります.数字の低いカードを渡すことでその色をたくさんもっていることがわかり,数字の高いカードを渡すことでその色があまりないことがわかります.
- 以下はあくまで方針です.意図が正確に伝わるとは限りませんので絶対ではありません.
- 同じ色が4枚以上あれば,数字が低いカード(2〜4)を渡した方がよいでしょう.その際低い方から2枚ではなく,1番低いカードと3番目に低いカードにします.
- 同じ色が3枚あれば,1番低いカードと3番目に低いカードを渡します.これで手札の内容とその色についてどの辺りの数字を持っているかが予想されます.あるいは2番目に低いカードを渡して自分からプレイしていくということもあり得ます.
- 同じ色が2枚あれば,低い方のカードを渡します.
- 同じ色が1枚しかなければ,それが高い数字(6〜10,時に5も)ならば渡します.
- 同じ色で数字の低いカードが1枚しかなければ,渡しても仕方ないでしょう.数字の低いカードを渡すのは,その色の列を伸ばしたいと思ったときです.
- 2と3と4が重複して手札にある場合は,1枚を無視します.
by Reiner Knizia and Chris Lawson
