ロボラリーオプションカード
ロボラリーはWizards of the Coast社(アメリカ)と,Amigo社(ドイツ)の2種類が出ています.前者は2人から8人まで遊ぶことができ,マップも6枚あります.後者はそのリニューアル版で2人から4人までマップも4枚しかついていません.この減数は意図的なもので,前者がハチャメチャで大味な展開になりやすいのを,より戦略的になるように(また値段もリーズナブルに)したものだと思われます.またロボットもアメリカ版がメタル一色だったのに比べ,ドイツ語版はこまやかに着色されています.ドイツ版も追加セットの「クラッシュ&バーン」(マップ4枚,コマ4つ,オプションカード)があり,これによってアメリカ版(+アメリカ版「クラッシュ&バーン」―ボード2枚のみ)と同じ内容になります.中身ならアメリカ版(ついでに言うと,アメリカ版にはマップ配置例が5例載っていて,重宝する),コンポーネントならドイツ版といったところでしょうか.
さて,アメリカ版にはオプションカードが付いています.これは,スパナ2の修理工場でダメージを回復する代わりに受け取るというオプションルールで,レーザーを強化したり,ダイナミックに動いたりします.ここではそのカードの和訳を掲載します.お試しください.
<オプションカードのルール>
5番目のプログラムステップ終了後に2ポイントの修理場(スパナ2つ)にいるロボットは,2ポイントのダメージを回復する代わりに,オプションカードを受け取ることができる.そのロボットが死んだら全て捨てる.カードにあるカタログナンバーはゲームに関係ない.
選択兵器Optional Weapon
選択兵器はメインレーザーを撃つときならいつでも使える.ただしメインレーザーか追加兵器のどちらかしか使えない.
- 曲射砲Howitzer
1ダメージを与え,かつ1マス押し出す.5発撃ったらこのカードを捨てる.
- 圧力ビームPressor Beam
1マス押し出す.
- 牽引ビームTractor Beam
1マス引き寄せる.隣接する相手には使えない.
- ラジオコントロールRadio Control
6マス以内のロボット1体を,ラウンド中それ以降自分のプログラムで動かす.順序は相手ロボットが先に動く.
- かく乱装置Scrambler
敵ロボットの次のプログラムを1枚,山から引いてきたプログラムにする.ただし第5フェイズのプログラムを変えることはできない.
メインレーザー変更Main Laser Mod
メインレーザーをいったん変更したらずっと有効であり,元に戻すことができない.変更するかしないかという選択はできない.
- ハイパワーレーザーHigh Power Laser
壁1枚かロボット1体を通りぬけてその先のロボットにダメージを与える.通りぬけられたロボットもダメージを受ける.照準器,二頭砲レーザーと併用できる.
- 二頭砲レーザーDouble Barrel Laser
2ダメージ与える.照準器,ハイパワーレーザーと併用できる.
- 照準器Fire Control
好きな方向に撃てる.プログラムをロックする分だけオプションカードを捨てることができる.
追加兵器Additional Weapon
追加兵器は適当なときには常に使わなければならない.メインレーザーとの併用もある.
- 突き出しギアRamming Gear
ロボットを押すとき,1ダメージを与える.押されたロボットが動けない場合でも1ダメージ受ける.
- 後背レーザーRear Laser
背後にレーザーを撃つ.
ラウンドプログラムTurn Programmed
ラウンドプログラムはプログラム前に提示したラウンドに限り有効である.
- 自由車輪Flywheel
プログラム終了後,残りの手札から1枚を選び,次のラウンドにそれを加えることができる.ノーダメージのロボットの場合,10枚もつことになる.
- 安全回転装置Gyroscopic Stabilizer
工場内のギアやコンベアで回転しない.
- シールドShield
ラウンドの最初に指定した方向(前後左右のいずれか1つ)で,進行フェイズ中に1ポイントまでダメージを受けない.
- 回転砲塔Turret
ラウンドの最初に指定した方向(前後左右のいずれか1つ)にメインレーザーとオプション兵器を撃つ.
連続プログラムRun Time
連続プログラムは常に有効であり,プログラム前に提示する必要はない.
-
不発スイッチAbort Switch
プログラムカードをめくる代わりに1枚山から引いてそのカードにしたがう.そのラウンド中はそれ以降のプログラムもすべて山から引いてくる.
- 4番ギアFourth Gear
3マス前進を4マス前進にすることができる.3マスのままでもよい.
- メカニックアームMechanical Arm
進行フェイズ終了後にチェックポイントに隣接するマスにいた場合,チェックポイントを自分のいるマスに引き寄せる.壁がある場合は不可能だが,チェックポイントの上にロボットがいてもかまわない.
- ブレーキBreaks
1マス前進(後退)を0マス前進(後退)にすることができる.1マスのままでもよい.
- バックギアReverse Gears
後退を2マス後退にすることができる.1マス後退でもよい.
その他
- 優秀コピーSuperior Archive Copy
コピーロボットをノーダメージで始められる.
- アブラティブコートAblative Coat
3ポイントまで無敵.3ポイントダメージを受けたら捨てる.
- 自動ブレーカーCircuit Breaker
3ポイント以上のダメージでラウンドを終えると,次回は自動的にパワーオフになる.
- コンディショニングConditional
5枚のプログラムのほかにもう1枚出しておく.裏返す前であればどれか1つのプログラムをこの1枚と交換できる.
- 追加メモリーExtra Memory
1ラウンドにもらえるカードが1枚増える.
- パワーダウンシールドPower Down Shield
パワーダウン中のみ,1ダメージまでどの方向からでも守る.
- リセットRecompile
プログラム前なら手札を全部交換できる.ただし交換した後に1ダメージ負う.
