ダイスゲーム大全

ダイスゲーム大全
Das grosse Buch der Wuerfelspiele

デザイナ:R. クニツィア(R.Knizia)
出版社:ハインリヒ・フーゲンドゥーベル(Heinlich Hugendubel)
(英語版"Dice Games Properly Explained",
Elliot Right Way Books, U.K.)

クニツィアによるダイスゲーム紹介本です。家族・友人で楽しめる124ものゲームが以下の分類で紹介されています。

1.運ゲーム
 1−1.シンプルゲームメドレー(1〜22)
 1−2.1つの数を出す(23〜27)
 1−3.全部の数を出す(28〜42)
2.チップを使った運ゲーム
 2−1.ギブ・アンド・テイク(43〜49)
 2−2.左と右(50〜57)
3.カジノゲーム
 3−1.ビッド&サイコロ(58〜61)
 3−2.ビッド&サイコロ決勝(62〜65)
 3−3.サイコロ対決(66〜68)
4.進歩ゲーム
 4−1.オール・オア・ナッシング(69〜73)
 4−2.過程VS過程(74〜78)
 4−3.結果VS結果(79〜83)
5.リスクゲーム
 5−1.帽子の上で(84〜86)
 5−2.頭と頭(87〜89)
6.カテゴリーゲーム
 6−1.サイコロの組み合わせ(90〜102)
 6−2.数と合計(103〜114)
 6−3.カテゴリー対カテゴリー(115〜118)
7.ブラフゲーム
 7−1.秘密のサイコロ(118〜124)

その中に収められている例として適当に10くらい訳出してみました。「ブラフ」などのサイコロがあれば遊べますのでお試しください。感想などお寄せ頂ければ幸いです。

(19)「ヴァバンク」
  計算好きな人におすすめです。サイコロを5回振り、1投目+2投目-3投目×4投目÷5投目(端数切捨て)で点数をつけます。3投目の時点でマイナスになったらその時点で0点となり、手番終了です。何ラウンドか行い、最も点数が多いプレイヤーが勝ちです。

(23)マッチ
  4つのサイコロとプレイヤー数×10のチップを用意します。手番には2つのサイコロを振ります。ゾロ目だったらチップを2枚獲得して振り直します。違う目が出たら、その2つのサイコロをその目のまま中央に返して手番終了です。
次のプレイヤーは他の2つのサイコロを振ります。中央にある2つのサイコロと、
・1つだけ同じ…チップを1枚もらって振り直す
・ゾロ目で片方と同じ…チップを2枚もらって振り直す
・同じ組み合わせで同じ…チップを3枚もらい、中央のサイコロを振り直す(その結果ゾロ目だったら更に2枚で振り直し、異なっていたら中央に返して手番終了)
・1つも同じでない…そのまま手番終了
最初に11枚チップを獲得したプレイヤーの勝利です。

(28)シカゴ
  2つのサイコロとメモ用紙を用意します。第1ラウンドの目標は「2」です。順番に2つのサイコロを振って合計が2になったプレイヤーは2点獲得します。第2ラウンドは「3」で、合計3を出せば3点、というように以下第11ラウンドの「12」まで行い、合計点の最も多いプレイヤーの勝利です。

(48)隣人を助けよ
  各プレイヤーはチップを10枚か20枚持ち、1〜6のうち自分の数を担当します(2人プレイなら1,2,3と4,5,6、3人プレイなら1,2と3,4と5,6、4〜6人プレイならば1人1つで使わない数もあり)。順にサイコロを3つ振ります。他の人の手番で、自分が担当する数が出たらチップを捨てます。2個出たら2枚、3個出たら3枚捨てます。最初にチップを全部なくしたプレイヤーが勝ちです。

(50)ラッシュマスター
  各プレイヤーはチップを12枚持ちます。手番にはサイコロを1つ振ります(最初のプレイヤーはそれで終了)。前の手番のプレイヤーの数と比べて、大きければ差額をそのプレイヤーからもらい、少なければ支払います。同じなら何も起こりません。誰かのチップがなくなった時点で最も多いプレイヤーが勝ちます。

(58)7より上か下か
  手番にチップを何枚でも6以下、7、8以上のいずれか1つに賭けます。次にサイコロ2個を振って合計し、賭けた通りであれば、6以下・8以上は2倍、7は5倍の配当がもらえます。

(64)私のおばさん、あなたのおばさん
  各プレイヤーはチップを1〜6のいずれか1つに賭けます。ディーラーはダイスを1個振って左側に置き(「私のおばさん」サイコロ)、その後もう1個振って右側に置きます(「あなたのおばさん」サイコロ)。
・「私のおばさん」の数にビッドされたチップは失われます。
・「あなたのおばさん」の数で、かつ「私のおばさん」の数でなければ2倍の配当をもらいます。
・「あなたのおばさん」の数で、かつ「私のおばさん」の数ならばチップは失われます。
・どちらでもなければチップは場に残ります。

(68)クロンダイク
  全員ビッドしたら、ディーラーはダイスを5個振ります。それから時計回りに各プレイヤーは5個ダイスを振り、以下の役で勝敗を決めます。勝てば2倍、負ければなくなります。完全に引き分けの場合は、ディーラーの勝ちです。
1.ファイブカード…5つ全部が同じ目。1-1-1-1-1
2.フォーカード…4つが同じ目。3-3-3-3-6
3.フルハウス…ツーペア+スリーカード。2-2-2-5-5
(ストレート…1-2-3-4-5)
4.スリーカード…3つが同じ目。2-3-4-4-4
5.ツーペア…3-3-5-5-6
6.ワンペア…2つが同じ目。2-3-4-6-6
同じ役の中では1,6,5,4,3,2の順で強いです。フルハウスはスリーカードの数、ツーペアは大きい方の数で比べます。

(69)船・船長・士官・乗組員
  手番に5つのサイコロを振ります。6(船),5(船長),4(士官)が出たら、残り2個の合計が点数になります。2回まで振り直すことができ、その際にすでに出た6,5,4の目は脇によけておくことができます。5ラウンド行って合計の最も高いプレイヤーが勝ちです。
(例)1回目は6-5-5-3-1でした。6と5を脇によけて残り3つを振ると4-5-2でした。これで得点資格ができ、5は高い数なので残して1個だけ振りなおしました。これで3が出たので得点は5+3で8点になります。

(84)ブタ
  手番に1つサイコロを振ります。1が出なければ何度でも振ることができ、点数を合計していきます。1が出たらその手番の得点は0になり、終了です。合計が最初に100になったプレイヤーの勝ちです。

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