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シュピール'13:ホビージャパン、輸入リスト第3弾を発表

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ホビージャパンは、先月ドイツで開催されたシュピール'13の新作取り扱いリスト第3弾を発表した。第1弾13タイトル第2弾10タイトルに続いて、今回はフランスの出版社を中心に10タイトル。いずれも英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付される。

ゾンビ15ゾンビ15'(フィフティーン)(Zombie 15')
G.レメリー、N.シュレーヴェッツ作/イエロ(フランス)/2~4人用/15分/8400円/2月下旬。
ゾンビから逃れ、ほかの生存者を救い出し、真実を見つけ出すナリオベースのリアルタイム協力型ゲーム。CDで15分間のサントラが流れる間に、シナリオをクリアしなくてはならない。
18歳以上の男女はすべてゾンビへと変容を遂げてしまった世界で、生き残った15歳の若者たちが生存をかけて戦う。街を駆け抜け、隠れ家を見つけ、食糧をあさり、戦略的な要衝を押さえ、ほかの生存者を救いだし、この恐るべき事態に隠された真実を見つけ出さなくてはならない。時間が刻一刻と過ぎていき、タイムアップはゾンビの餌食になることを意味する。
15体のゾンビが襲いかかるシナリオが15本。『キング・オブ・トーキョー』の出版社が贈る、15という数字にこだわった斬新な作品だ。

ゾンビ15(コンポーネント)
Youtube: Zombie 15' - Gen Con 2013

ポリスポリス:ペロポネソス戦争(Polis)
F.ディアス作/ペガサスシュピーレ(ドイツ)/2人用/90~120分/6300円/12月下旬。
紀元前5世紀の都市国家アテナイとスパルタが、ギリシャ世界の覇者となることを目指す2人用ゲーム。都市国家の力を拡大するには、ほかの都市国家を軍事的圧力や政治的働きかけにより同盟に引き入れ、拡大していく同盟を管理し、必要な小麦を確保し、貿易を行い、軍事行動もしっかり行わなければならない。
オリジナルは2012年にアスィラムゲームズ(スペイン)から発売された作品。今年の国際ゲーマーズ賞の2人用ゲーム部門でノミネートされ、アートワークを一新してリメイクされた。
手番には12のアクションから2つを行い、軍事力や政治力を上げていきます。相手を追い込んで名声を失わせ、勝利点で上回れば勝利です。史実に基づいた2つのシナリオが入っています。

ポリス(コンポーネント)

宝石の煌き宝石の煌き(Splendor)
M.アンドレ作/アスモデ(フランス)/2~4人用/30分/5250円/2月下旬。
ルネッサンス期の商人となり、宝石鉱山や輸送手段や販売店を買い取り、職人を雇いあげ、貴族とのつながりを深くして威信点を競うカードゲーム。
自分の手番には、宝石を集めるか、発展カードを購入して建設をするか、発展カードを1枚保持する。宝石を集める場合、3種類別々の宝石を1個ずつ集めても、同じ種類の宝石2個を集めてもよい。集めた宝石で発展カードを購入し、建設するとさまざまな得点が得られる。後で建築したいカードは保持しておこう。
手札と宝石と購入する設備をうまく管理して、最初に威信点を15点集めたプレイヤーが勝者する。豪華な宝石トークンでリソース管理を楽しめる。

宝石の煌き(コンポーネント)

キャメロット城建築キャメロット城建築 (Camelot: the Build)
J.マスグレイヴ作/ウォータンゲームズ(イギリス)/2~5人用/30分/5250円/1月下旬。
中世の欧州城郭の内装を施工するタイル配置ゲーム。ブリテンを統一したアーサー王のために居城を作る。立派な濠をめぐらし、塔を築き、城壁をめぐらしたが、内装はまだ施されていない......はたして王にふさわしい居城とするのは誰か。
内装となるタイルを配置していきますが、そこに戦略的な駆け引きや読みが必要となってくる。ウォータンゲームズはアーサー王シリーズのボードゲームを手がけており、華麗なアートワークも注目だ。

シューティングスターシューティングスター(Shooting Star)
I. アモーレッティ、V.ジーニ作/DVジョーキ(イタリア)/3~5人用/30分/1890円/12月下旬。
無慈悲な宇宙軍提督となって、偉大なる支配者ダーク・インヴェーダーの歓心を得るべく、ただただ破壊しまくるB級SFゲーム。惑星を破壊したり、衛星を捕獲したり、ほかのプレイヤーの破壊兵器カードを破壊したりして、秘密の目的を果たすことで得点が入る。はたしてダーク・インヴェーダーの艦隊で一番の地位を得ることができるだろうか?
カードを同時にプレイして、順に解決するだけの簡単なルールながら駆け引きが盛り上がる、スピーディなカードゲーム。今年のリトルエッセンでは、ゲームストア・バネストも取り扱っている。

オリジンオリジン~人類の起源~(Origin)
A.マイニーニ作/マタゴー(フランス)/2~4人用/45分/6300円/1月下旬。
人類の揺籃の地、アフリカから自分の部族を導き、世界中に拡散させていくボードゲーム。進出していく地域によって人類は多様性を獲得し、さまざまな文化をもつ人種に分かれていく。
このゲームで使う部族コマは、3種類の色、3種類の高さ(早さ)、3種類の太さ(強さ)でさまざまな組み合わせがあり、隣の地域に広がるときには、色違いか、太さか高さが1つだけ大きいコマを置く。このほかに移住や交換を行い、行き先でカードを獲得したり、発明タイルを得たり、狩猟トークンを得たりする。
経路や段階をうまく考え、最もうまく自分の部族とその子孫たちを新たなる地へと導き、繁栄させることができたプレイヤーが勝者となる。

オリジン(コンポーネント)

カプチーノ(Cappuccino)
C.シュヴァリエ作/マタゴー(フランス)/2~5人用/約15分/4200円/2月下旬。
コーヒーカップを重ねてほかのプレイヤーとコーヒーカップを奪い合うゲーム。プレイヤーごとに16個のコーヒーカップがあり、ランダムに並べた状態でスタート。自分の番になったら自分の色のカップ(もしくは一番上が自分の色のカップが重ねられた山)を1つ選び、隣りの取ったカップ(の山)以下の高さのカップ(の山)に重ねる。これを順番に繰り返し、ゲームの最後に最も高いカップの山を作れたプレイヤーが勝者となる。
シンプルなルールでカラフルなカップのコンポーネントもかわいらしく、ちょっとした合間にプレイできる。
TGiW:カプチーノ

カプチーノ(コンポーネント)

エクリプス拡張エクリプス:宇宙船パック1(Eclipse:Ship Pack One)
T.ターコカッリオ作/ラウタペリト(フィンランド)/2~9人用/120分/7980円/2月上旬。プレイするためには『エクリプス』基本セットが必要。
人気宇宙ゲーム『エクリプス』で使用できる基本セットの6種の異星種族向けに、別々な形状に再デザインされた迎撃機、巡洋艦、戦艦、宇宙基地の宇宙船コマ6セットと、地球人種族と『古代種族の夜明け』のマゼラン用のプレイヤーボード、および新たな内容物を加えた拡張セット。
新たな要素として、強力な新テクノロジー、古代種族の船、新種族が2種加わる。また選択ルールとして、新たなターン進行ルール、未踏の外縁部の探索、安全保障会議で勝利に導く新たな能力もある。『エクリプス』をやりこんでいるプレイヤー待望セットが登場する。

シュピール'13:ホビージャパン、輸入リスト第2弾を発表

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ホビージャパンは、先月ドイツで開催されたシュピール'13の新作取り扱いリスト第2弾を発表した。注目の新作から未知の出版社まで10タイトル。いずれも英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付される。

ネイションズネイションズ(Nations)
R.ホッカンソン、N.ホッカンソン、E.ローゼン、R.ローゼン作/ラウタペリト(フィンランド)/1~5人用/プレイヤー人数×40分/12,600円
紀元前、文明の曙から第一次世界大戦まで、文明国家を育てる歴史ボードゲーム。他国家との攻防とともに、長期的な成長戦略、国家の需要の充足、外交と機会を見極める感覚とが必要。勝利点は主にゲーム中に建造される「偉大なる遺産」こと建築物や驚異の建造物で得られ、8ラウンドにわたるゲームを終えた後で最も勝利点の高いプレイヤーが勝者となる。
文明の曙より時代が過ぎた今であっても、人間は、同族の集団「国家」を作り上げ、国家同士で戦いを繰り広げ、国家ごとに文明を築き上げてきた。強大な国家は、ほかの国家や自然の脅威から国民を保護し、与える存在である。国家の目的として、国民に食糧を分配し、安定した人口の増加を目指さなくてはならない。また、産業を興し、経済を活性化させる必要もある。最後には自らの国家の偉業を知らしめ、人類史に偉大なる足跡を残すのだ。
人類の興亡史という人気のテーマを、幅広いプレイ人数で遊ぶことのできる期待のビッグゲームだ。
ネイションズ(コンポーネント)

ルイス・クラーク探検隊ルイス・クラーク探検隊(Lewis & Clark)      
C.シャボウシ、V.デュトレイ/ルドノート(フランス)/1~5人用/約30分/6,300円
1803年11月30日、アメリカはナポレオンよりルイジアナを買収した。時の大統領、T.ジェファーソンは2人の探検家を未踏の地の探索へと送り出すことにした。2人の名は、M.ルイスとW.クラーク。そしてこれこそがアメリカ史でも有名なルイス・クラーク探検隊である。
プレイヤーは北米大陸を横断する探索に挑戦する。探検の目的は最初に太平洋に到達すること。ネイティブアメリカンの部族の協力を得ながら、部隊を率いていく。途中採集する資源を管理して、大事に使用していかなければならない。システムの中心はカードプレイで、その独特なシステムによりハンドマネージメントのジレンマが悩ましいゲームとなる。1人から遊べるのも見逃せない。
ルイス・クラーク探検隊(コンポーネント)

オークション狂想曲オークション狂想曲(Going, Going, GONE)
S.ニコルソン作/ストロングホールドゲームズ(アメリカ)/2~6人用/約20分/6,930円
ユニークで独自の視点のゲームをリリースしているストロングホールドゲームズから、かなり変わったアクション・競りゲームが登場。プレイヤーは主催者の提示する5つの商品を、10数えるまでに値段を競りあげて買い付ける。競りは、5つの商品を表す半透明のカップの中に競りコマを実際に投げ込む方式。10数えて、それぞれのカップの中にどれだけのコマが入っているかで競り値が決まり、もっとも高い値段を付けたプレイヤーは対応する商品を獲得する。
獲得した商品はゲーム中売却して競りコマを獲得しても、ゲーム終了時に得点のため集計してもよい。もちろん最も競りコマを獲得したプレイヤーこそが勝者だ。さあ、オークション会場で値段が競り上がっていくとき、心穏やかでいられるだろうか? これこそが、その本当のオークションを再現したゲームだ。
オークション狂想曲(コンポーネント)

チュパカブラの夜チュパカブラの夜(Chupacabra: Survive the Night)
B.フロディマ、D.ブランチャード、J.ジャコブセン作/スティーヴジャクソンゲームズ(アメリカ)/2~4人用/30分/2,730円
『ゾンビダイス』『ディノダイス』『クトゥルフダイス』に続くスティーヴジャクソンのダイスゲーム。手軽で、ばかばかしいのに悩みどころもあるのが特徴だ。今回登場するのは南米の伝説の怪物、吸血獣チュパカブラの襲撃を一晩かわして生き延びることができるだろうか?
24個の夜光ダイスを使用(※夜光はゲームに一切関係なし)。プレイヤーはそれぞれダイス6個を受け取って、自分の振ったチュパカブラの目を使って、ほかのプレイヤーの振ったニワトリやヤギやウシのダイスを奪う。チュパカブラのひとつで、ニワトリ2個かヤギ1個、ふたつならウシ1個を奪う。しかし同じ動物の目がたくさん出て群れになれば、チュパカブラからの襲撃から動物たちは身を守ることができる。

バーバヤーガバーバ・ヤーガ(Baba Yaga)
J.キャプレーン作/イエロ(フランス)/2~5人用/約15分/3,990円
ロシア民話によく出てくる「バーバ・ヤーガ」は鶏の足の小屋に住む、恐ろしい人食いの妖婆だ。幸い子供は思わぬ味方を見つけ、幸運にも逃げ切れるといわれているが、その幸運を試す。
プレイヤーはバーバヤーガの恐ろしい爪から逃れなくてはならない。そのためには、3種類の魔法カードのための材料を集めるが、その材料は、恐ろしいバーバヤーガがうろついている森の中にある。5×5枚のタイルで構成された森の中を、バーバヤーガをかわしながら、3枚の呪文の書にある材料を記憶力をたよりに探していく。
『三匹のこぶた』につづく。子供と一緒に遊ぶことのできる簡単さと本格的なゲーム性を備えた、イエロのおはなしゲームシリーズ第2弾。

プロスパリティプロスペリティ(Prosperity)
S.ブリーズデール、R.クニツィア作/イスタリ(フランス)/2~4人用/約60分/6,300円
プレイヤーが国家を大規模なスケールで発展させるゲーム。発展中の国家の指導者となり、ゲーム時間で70年間の間、自国のインフラを整備し、産業を育成し、資金とエネルギーを獲得し、他国との競争に勝つために研究に資金を投入する。繁栄は代償が必要だが、健全な環境を次世代に残す責任がプレイヤーにはある。発展を犠牲にして環境汚染をどこまで制限できるだろうか。
新技術を開発し、新たなる道を建設し、首都に投資をして環境への影響を考慮する。エネルギーと環境のバランスを考えて首都を発展させ、長期的な視点で繁栄点を獲得するのがゲームの目的だ。

北西航路探検北西航路探検(Expedition Northwest Passage)
Y.トーリニィ作/マタゴー(フランス)/2~4人用/45分/6,300円
1854年、北極探検家として知られるジョン・フランクリン卿は、英国海軍を挙げ、北西航路を探検したまま消息を絶った。プレイヤーはこのフランクリンの行方を探す探検隊のリーダーとなり、失敗した北西航路発見のため、極限の環境下である北極海へと向かう。船の移動やフランクリン探検隊の探索などの様々なアクションのため、自分の船員を配置につかせる。
ゲームが進行するにつれ時間が過ぎ、冬が来れば海上航路も氷に閉ざされてしまう。船員を集め、地図上の発見を行い、そしてできれば北西航路を発見して勝利点を獲得していく。しかし、そのためには必ずグリーンランドまで生還しなければならないのだ。歴史上有名な史実をもとにした美麗で過酷なタイル配置ゲーム。

ツォルキン拡張ツォルキン:部族と預言 (Tzolk'in: The Mayan Calendar - Tribes & Prophecies)
S.ルキアーニ、D.タスキーニ/リオグランデゲームズ(アメリカ)/2~5人用/90分/5,250円
『ツォルキン:マヤ神聖歴』の拡張セット(プレイするためには『ツォルキン:マヤ神聖歴』が必要)。
さまざまな特殊能力をもつ13の部族が登場し、プレイヤーはそのいずれかの指導者となる。する(13という数字はマヤの神話では重要な意味を持つ神秘数)。また、時が正しく訪れたときに明かされる3つの預言にゲームの行方が左右されるようになる。これらの預言は得点を得るための機会となりますが、預言に備えていないものにとっては得点を失う危機に。部族同様、13の預言が登場する。そのほか、5人目のプレイヤーが参加できるようにもなる。昨年の人気タイトル『ツォルキン:マヤ神聖歴』のファンには見逃せない拡張セットだ。

スカルスカル(Skull)
H.マーリィ作/アスモデ(フランス)/3~6人用/15~45分/2,940円
シンプルで盛り上がることで人気のブラフゲーム『髑髏と薔薇』のリメイク。花の中に隠されたドクロをめくらないように騙し合う。イラストのみの変更で、古代の祖先を表したサイケデリックなドクロのイラストが見ものだ。

ルッカルッカ:ゲームの都(Lucca: The City of Games!) 
A.ズッキーニ作/DVジョーキ(イタリア)/2~5人用/20~30分/2,520円
2005年に同社から発売された『ルッカ・チッタ(Lucca Città)』のリメイク。ルッカ・ゲームフェスティバル20周年を記念して制作された。舞台はルネサンス期の1513年、イタリア・ルッカ市。市の有力な一族は、ボードゲームに情熱を傾け、互いに都市を盛り上げるべく偉大なる壁を築き上げるのに邁進していた。この年一番の栄誉を浴びる一族は誰か?

シュピール'13:タコアシゲームズ

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入り口から一番奥まった2番ホールで2人ゲームの『アッサルトゥス(Assaultous)』を出展していたMotohashi Tomoki氏は、10月中旬に行われたスペインのコルドバボードゲーム祭から直接ドイツ入りしていた。「ゲームを作りたい」という小さい頃からの夢を若いうちに叶えようとシステムエンジニアを辞めて「タコアシゲームズ」を立ち上げた。

Motohashi Tomoki氏

ゲームを作った後、せっかくだからと世界で一番大きいボードゲームイベントであるシュピールに参加することを決意。スペインのコルドバボードゲーム祭と共に、自分で情報を集めて出展を申し込んだ。コルドバでは、日本初の出展だったため手続きに苦労したというが、シュピールだって申込は簡単なものではない。ただブースを取るだけではなく、備品の机や椅子のレンタル、英語やドイツ語のインストラクターまで手配しなければならない。

Assaultous

出展した『アッサルトゥス』は2人用の陣取りゲーム。ダイスの目で軍勢を増やし、敵の首都を陥落させるか、指揮官を倒すことを目指す。ヘックスタイルを使ったバリアブルマップが目を引く。そのヘックスが気になるのか、体験卓はいつも埋まっていた。

ゲームマーケット2013秋には出展しなかったが、「お祭りで直接売ったほうが面白い」というMotohashi氏。日本での販売は未定だが、ゲームマーケット2014大阪に申し込んだ様子なので、まもなくお目にかかることができるだろう。

Takoashi Games

シュピール'13:冒険企画局

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ヤポンブランドと並んで、毎年シュピールに出展しているのが冒険企画局だ。TRPGがメインの出版社だが、今年は『シェフィ(Shephy)』というソロプレイ専用のカードゲームを出展した。試遊卓では、外国の方がうんうん唸りながらプレイしている。近藤功司代表にお話を伺った。

Shephy
やたら長考している外国人。独りだから何時間考えてもOKだ。

『迷宮牧場の決闘』で多人数用、『迷宮砦の攻防』で2人用を作り、今度は1人専用に挑戦してみたいと思ったのが制作のきっかけ。1人専用のボードゲームは、海外では『ロビンソン漂流記(2Fシュピーレ)』などいくつか例があるものの、未開拓のジャンルである。「魅力あるジャンルです」と近藤さん。

『シェフィ』は、ヒツジを1匹から1000匹に増やすカードゲーム。仮想ライバルより先に増やさなければいけないが、せっかく増やしたヒツジを減らすアクシデントがこれでもかというほど襲いかかる。デザイナーはポーン氏。翌週のゲームマーケットでは完売御礼が出た。

日本国内では16日に一般発売されるが、シュピールではデモのみに留まり、販売はしていなかった。その理由はコストの問題だという。スーツケースに入るくらいの少数持ち込みならば可能だが、それ以上の規模になるとライセンス販売か、中国で安価に生産しないとヨーロッパ市場に持ち込めない。「文化かビジネスかという問題ですね。」

しかし、この余裕ぶりがかえってゲームを面白く見せていたことは確かである。

冒険企画局・近藤さん
奥まったブースなのに賑わう冒険企画局のブースに「会場変更で導線ができていないからでしょう」

シュピール'13:カルカソンヌ世界選手権、ギリシャ代表優勝

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10月27日、シュピールにて、第8回カルカソンヌ世界選手権が開催され、ギリシャ代表のP.リツァルドプロス氏が前回チャンピオンのチェコ代表・M.モイズィス氏を破り優勝した。日本代表の岩村響氏は予選で敗退し25位。

前回を11カ国も上回る世界36カ国の代表と、昨年のチャンピオン・M.モイズィス氏が参加。予選を6ゲーム行い、勝ち数で上位4人が準決勝に進出した。予選ではM.モイズィス氏が王者の貫禄を見せて1位で通過。準決勝では予選4位だったポーランド代表を2点差で破って決勝に進出した。

ギリシャ代表のP.リツァルドプロス氏は予選を3位で通過し、準決勝ではラトビア代表を6点差で破って決勝に進出した。決勝は107対60という大差でモイズィス氏を撃破。ギリシャ勢初の優勝トロフィーをもたらした。

これまでに行われた8回のうち、第5回までは全てドイツ代表が優勝(うち第1回、第3~5回の4回はクエルフェルト氏)、第6回からはオランダ、チェコ、ギリシャの代表が優勝している。日本代表は第6回から参加し、2位、5位、25位という成績を収めている。次回もシュピール会期中に行われることが決まっており、日本代表のさらなる活躍が期待される。

Spielzentrum Herne:8th Carcassonne World Championships 2013

シュピール'13:ホビージャパン、輸入リストを発表

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ホビージャパンは、先月ドイツで開催されたシュピール'13の新作取り扱いリストを発表した。注目の新作から未知の出版社まで13タイトル。いずれも英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付される。このほかに出版社が先行販売している関係で既に発売されたものや、追加で販売になるものもある。

ブレーメンの港ブレーマーハーフェン(Bremerhaven)
R.アオアーロホス作/ルックアウトシュピーレ(ドイツ)/1~4人用/約90分/7,350円
ブレーメン州にある港町ブレーマーハーフェンを舞台にした経済ゲーム。プレイヤーはそれぞれ自分の港を建設していき、資産と名誉を築く。
毎ラウンド。プレイヤーは最も利益のあるアクションスペースを選んで影響力カードをつぎ込む。影響力カードは裏向きに積まれるので、ほかのプレイヤーの意図を考えて、影響力を配分しなければならない。アクションは、新たな船をと船荷を自港に導いたり、新たな契約を結んだり、4種類ある商品の価格を操作したり、影響力カードの手札枚数を増やしたり、港を拡大したり、建物を購入したり、航海レベルを上げて収入を増やしたりとさまざま。しかし、船と契約は限られた期間しかプレイヤーの港にとどまらない。商品の出入庫の手順を滞らせてしまえば、契約不履行で違約金を支払うことになるかもしれない。期待の新鋭による新作。

カーニッケルのサムネイル画像カーニッケル~ウサギとニンジンと鉄道と~(Karnickel)
B.J.ギルバート作/ルックアウトシュピーレ(ドイツ)/2~4人用/15分/2,940円
カーニッケルとはドイツ語でウサギのこと。ウサギは畑がどこまでも続く田舎に住んでおり、特に、にんじん畑がお気に入り。でも、汽車がときどき通るから、気をつけよう。
サイコロを振って、ウサギがにんじん畑を進む。しかしサイコロの目が揃うと、汽車がものすごい速さで線路を走り始める。汽車をうまくかわし、ウサギがまだ線路に残っていたら、にんじんをゲット。たくさんにんじんを集めたほうが勝つ。うまくニンジンのあるマスに自分のウサギを動かせるか、ほかの邪魔なウサギを動かすか。汽車がいつ動き始めるかもハラハラドキドキな、子供から大人まで楽しめるお手軽なボードゲームだ。

マデイラマデイラ(Madeira)
N.P.センチエイロ、P.ソレダーデ作/ホワッツユアゲーム?(ドイツ)/2~4人用/120分/7,350円
マデイラ諸島は15世紀はじめにポルトガルの船乗りによって発見された島々で、ポルトガルで「木」を意味する通り、うっそうとした森におおわれた島である。ここはその大西洋上での位置と材木資源から、大航海時代のポルトガル帝国にとって、植民地政策の重要な実験場となった。小麦のプランテーションからサトウキビ栽培、やがてブドウを栽培し、今ではマデイラ・ワインが重要な産物となっている。
プレイヤーはこれらの歴史的制約下で、最適な産物を栽培できる農場を拓き、良質な木材を入手し、町に建物を建てたり、船を建造したりする。船は海外の市場との貿易のために重要なものとなっていき、新たな土地を発見していくことになる。ポルトガル王家は遠征、都市建設、通商路開設、富の蓄積、島のギルドの支配、農業の転換を要求してくる。これに応えて威信を高めよう。
小麦もお金も不足しがちで、住人は腹を空かせ、海賊がいつ現われるやもしれない。行動が早すぎても十分な名声は得られず、遅すぎればほかの誰かが先に名声を得てしまう。的確なタイミングの選択と、さまざまな要素のマネージメントがやりごたえのあるゲーマーズゲームだ。

ブループリントブループリント(Blueprints)
Y.トーリニィ作/ズィーマンゲームズ(カナダ)/2~4人用/30分/3,990円
建築家となり、3枚の青写真に従って建物を建築し、建築家の腕を競うダイスゲーム。
プレイヤーは場に出ているダイスを選んで、手元の青写真に配置して建物を作っていく。しかし、ダイスを積み上げるにはその目が重要。上に積み上げるダイスは下のダイス以上の目でなければならない。作り上げた建物はそのダイスの色と配置の組み合わせによって点数が異なり、またその目と種類などによってボーナスもある。手軽なダイス・ドラフトと、パズルのような得点計算により、簡単ながらも悩ましさのある作品だ。

ブリュッセル1893(箱)ブリュッセル1893(Bruxelles 1893)
E.エスプレマン作/ズィーマンゲームズ(カナダ)/2~5人用/(25×プレイヤー人数)分/8,925円
19世紀のブリュッセルでアール・ヌーボーの有名な建築家となって、名声を競うボードゲームゲーム。助手を使ってアール・ヌーボー様式の建物を建築したり、アール・ヌーボー様式の装飾を作る。建築物を完成させれば、自身の最も美しい代表作に投資することができる。また、世間での評判も上がり、宮廷や市議会での発言力も増していき、著名人からの助力を得られるようにもなるだろう。
毎回使用できるアクションスペースが変化するワーカープレイスメントシステムと、ボーナスカードの競りのシステムが独特な作品。

ギンコポリス拡張銀杏都市:専門家たち(Ginkgopolis: The Experts)      
X.ジョルジュ作/ズィーマンゲームズ(カナダ)/2~5人用/60分/4,830円
昨年のシュピール新作の中でも5本の指に入る人気を博した『銀杏都市』の拡張セット(プレイするためには『銀杏都市』が必要)。5種類の拡張セットが含まれており、それぞれ別々に導入することも、組み合わせて導入することもできる。
新たに加わるのは、新たな建物、威信建物、専門家、イベント、緑地帯の5種類。そのうちタイトルにもなっている専門家は、銀杏都市の成功を見て集まってきた様々な分野の専門家、たとえば芸術家やエンジニア、銀行家、ジャーナリストなどを表す。新たな戦略や視点を加えることができる。

ダンジョンペッツ拡張ダンジョンペッツ:宵闇小路(Dungeon Petz: Dark Alleys)
V.フヴァチル作/ズィーマンゲームズ(カナダ)/2~4人用/90~120分/5,250円
モンスターをペットにする風変わりなゲームの拡張セット(プレイするためには『ダンジョンペッツ』が必要)。新しいペット、新しい檻、新しい顧客のほか新宵闇小路から、あなたのペットにピッタリなさまざまなものが発見される。巨大ナメクジの背中にごっそり荷物を詰め込んだ行商人から、トゲトゲのペットの首輪を手に入れたり、本物の預言者にペットの相談をしたり、ペットを精神科医に連れて行ってカウンセリングを受けさせたり、最新の堆肥製造技術を導入したり、ロリポップキャンディ製造の工程を学んだりする。ほしいものがお手頃価格で手に入るブラックマーケットも登場する。

ワールド・オブ・タンク:ラッシュワールド・オブ・タンクス:ラッシュ(World of Tanks: Rush)
N.ペガソフ作/ホビーワールド(ロシア)/2~5人用/30分/4,200円
世界的に人気のオンラインゲーム『ワールド・オブ・タンクス』を元にしたデッキ構築ゲーム。プレイヤーは戦車小隊長となり、戦場で戦車戦を指揮し、自陣を防御し、隊を再編成し、勲章を得ることを目指す。システムの根幹はシンプルなデッキ構築ゲームで、より多くの勲章を得るのが目的となる。しかしそのために編成できるのが、米英独ソの4勢力各25種類もの様々な戦車と超豪華。
ミリタリー・戦車ファンはもちろん、オンラインゲームのファンも注目のロシアのメーカーによる作品だ。

ハリウッドハリウッド(Hollywood)      
N.ペガソフ作/ホビーワールド(ロシア)/2~3人用/30分/5,040円
映画スタジオの責任者となって、ヒット作を送り出すことを目指すカードゲーム。映画の制作に必要なものは、カードをドラフトして集めていく。有名俳優・女優を起用すれば注目を集めることができ、よい脚本、テーマに合った演出家、監督、道具係などを揃えることで映画の完成度は高いものとなるだろう。
最初のカードはドラフトで選ぶが、次に得るスターは競りで獲得するので、出費に気を付けなければならない。ハリウッドで3年間にわたってスタジオを経営し、最も成功したプレイヤーが勝つ。アメリカがテーマのロシアゲームという点も注目される。

キーフラワー:農夫たちキーフラワー:農夫たち(Keyflower: The Farmers)
S.ブリーズデール、R.ブリーズ作/フッフ&フレンズ(ドイツ)/2~6人用/90分/5,040円
昨年のシュピールで任期を集めたイギリスのボードゲーム『キーフラワー』の拡張セット(プレイするためには『キーフラワー』が必要)。今までのキーフラワーでの発展に加え、麦畑、牛、豚、羊の牧畜など、農業方面での発展ができるようになる。動物はタイル配置で作られる地形上に置いておくことができ、麦を育て動物を増やすことで得点が入るようになる。
基本セットに入れ替えて使うことも、基本セットに加えて使うことも可能。

キーフラワーミニ拡張:キーセレステ号(Keyflower: Celeste)
S.ブリーズデール、R.ブリーズ作/フッフ&フレンズ(ドイツ)/2~6人用/90分/840円
『キーフラワー』に新たなタイルを追加するミニ拡張セット(プレイするためには『キーフラワー』が必要)。謎の幽霊船キーセレスト号が加わる。シンプルなタイルとコマだけのミニ拡張なので、手軽に基本ゲームに導入できる。

ひつじグーグーグーひつじグーグーグー(SheepZZZ)
B.カタラ作/ハリケーンゲームズ(スイス)/2~5人用/20分/1,680円
すっかり夜も暮れた山の中、羊飼いは退屈そう。しかし仕事は忘れておらず、引き連れているヒツジが全部いるのか数え始める。でもだんだん眠くなってきて、眠りにつく前にちゃんと数えられるだろうか。
『モウ』などの軽快なゲームも得意とするブルーノ・カタラによるカウントアップ系のカードゲーム。枕をたくさん取らないように、うまくカードを出していかなくてはならない。しかし、オオカミが現れた途端にカウントダウンに切り替わり、状況はくるくる変わる。子供から楽しめる、短時間で終わるユニークな作品。

オペラ座の怪人オペラ座の怪人(Le Fantome de l'Opera)
B.カタラ、L.モーブラン作/ハリケーンゲームズ(スイス)/2人用/90分/5,250円
2人用傑作推理ゲーム『Mr.ジャック』に連なるシリーズ最新作。オペラ座の10個の部屋には8人の容疑者トークンが置かれ、それぞれ歌姫ラ・カルロッタを追い出す動機をもっている。8人の容疑者のうち、1人はオペラ座とその地下水路に棲む謎の人物『オペラ座の怪人』がその正体だ。プレイヤーの一方はこのオペラ座の怪人となり、もう一人は捜査陣を受け持って正体を暴くことを目指す。怪人側は正体が暴かれる前にラ・カルロッタを追い出せば勝利、捜査側はそれを阻止すれば勝利となる。
ミステリアスな雰囲気も魅力的な、対戦型推理ゲームの新作。

シュピール'13:来場者新記録

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10月24日から4日間にわたってドイツで行われたシュピール'13は、来場者が156,000人と過去最高であったことが、主催のフリードヘルム・メルツ社の発表で判明した。昨年の148,000人から8000人の増。

ここ数年、15万人前後で推移していた来場者数が急増した。ノルトライン・ヴェストファーレン州内の学校の秋休みに重なるかどうかが、子どもの参加に関わるといわれていたが、昨年(10月8~20日、シュピールは18~21日)も今年(10月21日~11月2日、シュピールは24~27日)も、秋休みに重なっている。参加国も昨年から2カ国、出展者数も昨年から1団体しか増えていない。

メルツ社は、ドイツのボードゲーム市場の売上が前年比5%増えていることを背景にあげている。急増の原因は明らかではないが、ドイツ国外からの参加者の増加なども考えられる。ただし改装のため別のホールで行われ、会場の広さが2000平方メートル(4%)広がったため、会場内の混雑は緩和されていた。

来年のシュピール'14は10月16日から4日間。

Friedhelm Merz Verlag:News

シュピール'13:ヒキダシトリック

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ヒキダシトリックは、京都造形芸術大学の大学院に在籍する答島惣太氏のサークルである。自身が企画したプロジェクトを大学にプレゼンして採用され、助成金を活用してシュピールへの出展を果たした。1年ほど前から制作を始め、今年のゲームマーケット大阪に試作品を出展。来週行われる秋のゲームマーケットにも出展するが、ドイツに持ち込んだ分(60部)が全て売り切れてしまったため、20部の限定販売となる。

ヒキダシトリック・答島さん

作品は『ギルドスタック』という、中世ヨーロッパを舞台にした建設ゲーム。建物を集めると職業を雇うことができ、手持ちの職業は、誰でも指定された建物を建てれば発動する。プレイ時間は60~90分で、ゲームマーケットでは少数派のゲーマーズゲーム寄りの作品である。目をみはるのがレーザーカッターで作ったというコマ。大学の機器を使用して3ヶ月ほどを要したという。

ギルドスタック

ブースは2番ホールという奥まったところにあったが、海外の愛好者が足を止めて説明を受けたり、テストプレイをしたりしていた。初出展の場合、イラストやコンポーネントがしっかりしていることが、足を止めてもらうためにまず必要だということが分かる(さらに買ってもらうためには、ゲーム内容がよくなければいけないことは言うまでもない)。大きなのれんをかけ、和服を着て呼びこみをし、座布団でテストプレイするというように、見せ方にも工夫がなされていた。

ヒキダシトリック

シュピール'13:バルデナイ湖

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エッセン・シュピールに参加するのも9回目となり、日がな会場にいても何となく心が満たされなくなってきた。そこで去年辺りから、会期中なのに会場に行かず観光をし始めている。かつては観光したがる神尾さんに「独りで行ってきたらどうですか」なんていっていたのが、メビウスの能勢さんに「おのさん、どうしたんですか?」と心配されるほどである。

観光といってもエッセンは、ドイツの旅行ガイドに1ページあるかないかというほどで、世界遺産の「ツォルフェアアイン炭鉱跡」も正直なところ廃墟でしかない。旧市街を歩き回りながらボードゲームを売っている店に立ち寄るくらいが関の山という感じ。しかし今回は夕方に帰国する関係で、エッセン市内を探すことになった。そこで訪れたのが「バルデナイ湖(Baldeneysee)」。エッセン中央駅からSバーン(近距離各駅停車)で3駅のエッセン・ヒューゲル駅が最寄りである。


大きな地図で見る

バルデナイ湖は、ルール川をせき止めて作った湖で、1933年に完成した。水力発電設備を備えるほか、カヌーやボートの水上レジャーも楽しまれている。駅を降りると後ろには山、前には湖が広がり、すぐわきにはレストランもある。観光遊覧船は10月上旬までしかやっておらず、船に乗ることはできなかったので、散策することにした。幸い、10月下旬とは思えない温かさで、ドイツ人もたくさん散歩やサイクリングに来ていた。

バルデナイ湖

湖についてすぐに目に止まった橋まで歩き、向こう岸へ。通りかかった人に聞くと、20分ほど歩けば別の駅まで行けるらしい。その前に、お昼の時間だったのでレストランを探してピットイン。「モジ(Moji)」という、ベジタリアンのイタリア料理店だった。ミントティー、おからスパゲティ、ヨーグルトを食べる。

バルデナイ湖

食後は再び散策。湖に沿って遊歩道があり、犬を連れて散歩する人たちとすれ違いながら駅にたどり着く。最初に降りたエッセン・ヒューゲル駅の1つ先、エッセン・ヴェルデン駅だった。中央駅に戻った後、旧市街にある書店でボードゲーム売り場を見た後CDを買って帰る。土曜日のせいか、カフェからマクドナルドから、たくさんのお客さんで賑わっていた。

宿を出発して帰るまで5時間くらいの小旅行だったが、ボードゲームのことをしばし忘れて街の空気を吸うのも悪くない。次は、シュピール会場のすぐ裏にあるグルーガ公園をたっぷり散策してみたい。

シュピール'13:スカウトアクション

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ボードゲーム専門誌「フェアプレイ」は、シュピールで発表された新作の人気投票「スカウトアクション(Scoutaktion)」を現地で行い、結果を発表した。この投票は重複投票を避けるため記名式で行われ、1~5の5段階で評価する(1が最高)。結果は以下の通り。

1位はハンス・イム・グリュック社(ドイツ)が「ここ数年で一番重いゲーム」という触れ込みで発表した『ロシア鉄道』。2位にはM.ゲルツがロンデルシステムから脱却した新作『コンコルディア』、3位には『テラミスティカ』の出版社による『グラスロード』が入った。3位まで全てドイツの出版社で、全体的にも非ドイツゲーム人気だった近年の傾向を打ち破って、ドイツゲームが再び人気を集め出している。

また規定票数には届かなかったが評価の高かったものとして、『アタカマ(Atacama)』、『ブレーマーハーフェン(Bremerhaven)』、『カヴェルナ(Caverna)』、『シトラス(Citrus)』、『エッベス(Ebbes)』『ルイス&クラーク(Lewis & Clark)』、『マイス&ミスティクス(Maus & Mystik)』、『ネーションズ(Nations)』、『プロスペリティ(Prosperity)』が挙げられている。票数は、各ブースが用意したテーブルの数に大きく左右される。

【フェアプレイ・スカウトアクション】(40票以上)
1位:ロシア鉄道(Russian Railroads/ハンス)1.73/85票
2位:コンコルディア(Concordia/PD出版)1.84/64票
3位:グラスロード(Die Glasstraße/フォイヤーラント)1.91/65票
4位:ブリュッセル1893年(Bruxelles 1893/パールゲームズ)2.12/49票
5位:カシュガル(Kashgar/コスモス)2.13/63票
6位:ロココの仕立屋(Rokoko/エッガート・ペガサス)2.15/41票
7位:スパイリウム(Spyrium/イスタリ)2.21/72票
8位:マデイラ(Madeira/ホワッツユアゲーム)2.22/58票
9位:ラブレター(Love Letter/ペガサス)2.24/97票
10位:ウゴ(UGO/プレイジスワン)2.3/44票
11位:アメリゴ(Amerigo/クイーンゲームズ)2.35/85票
12位:炭鉱讃歌(Glück Auf/エッガート)2.4/55票
13位:雲南(Yunnan/アルゲントゥム)2.44/40票
14位:ギルドマスター(Guildhall/ペガサス)2.48/42票
15位:ノーティカス(Nauticus/コスモス)2.48/42票
16位:サンスーシ宮殿(Sanssouci/ラベンスバーガー)2.61/59票
17位:タシュカラル:伝説のアリーナ(Tash-Kalar:Arena of Legends/チェコゲームズ出版)2.75/48票

Fairplay Online:Tagesergebnisse der Scoutaktion 2013

シュピール'13:ヤポンブランド(2)

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前回のつづき)ヤポンブランドで続いてお話を伺ったのは『トレインズ』の林尚志氏。AEG社(アメリカ)が配っている大きなバッグには、『トレインズ』が大きく乗っていて力を入れていることが分かる。

Q:今回のラインナップの売れ行きはいかがですか?
林:『Sail to India』が完売して、『Patronize』『ひもサバンナ』も好調です。かつては『ひも電』など「飛び道具」が注目されていたのですが、今は「飛び道具」でなくても売れるようになってきました。初日はヤポンブランドの前に長い行列ができて、となりのブースに迷惑をかけないか心配したほどで、まるでゲームマーケットでしたよ。

Q:『トレインズ』も注目されていますね。
林:AEG社が、宣伝コンテストをしたんですよ。優勝者には『トレインズ』がもらえるという。それで『トレインズ』をもっていないのに宣伝してくれた方がいらっしゃって(笑)、その様子がYoutubeにアップされています。

Q:ゲームマーケットでも新作『江戸屋敷』を準備していて、精力的に制作されていますね。
林:ゲームデザイナーには1つの作品をじっくり売っていく人と、新しいのを次々と出す人がいて、私は後者のほうだと思います。だからどんどん作りたいですね。日本では小箱が受けますが、ドイツでは箱が大きいほうが注目されます。いつかコスモス社やハンス・イム・グリュック社から大箱の作品をリリースしたいと思っていますよ。

OKAZU Brand 林さん

お次は有限浪漫の藤田氏。『Donburiko』で初出展となる。ブースの前で通りかかった人たちにパンフレットを配っていた。

Q:初出展していかがですか?
藤田:言語の壁には苦労しましたが、遊んで下さった人はたいてい買ってくださったのが自信になりました。ただ、ドイツの方は箱が大きくて長時間のボードゲームを求めるので、物足りないということもあるかもしれません。

Q:ゲームマーケットも出展されますね。
藤田:実は新婚旅行も控えておりまして、新作は来年の春になりそうです。来年のシュピールにもぜひ参加したいですね。
Q:おめでとうございます!

有限浪漫・藤田さん

同じく『赤ずきんは眠らない』で初出展の佐藤純一氏は、薫風から独立したJunias(ユニアス)という団体名で参加していた。

Q:初出展はいかがですか?
佐藤(純):楽しくてしょうがないですね。面白いって言ってもらえるし、サインを求められたりもしました。日本と比べて、規模の違いに驚きましたね。「ここに来ている人みんながボードゲーム好きってホント?」と思うくらいで。

Q:海外の人にも楽しんでもらえたというのは次につながりそうですね。
佐藤(純):子どもが大人に勝つ場面があって、そのときにちょうど売り切れたというニュースも入ったので嬉しさ倍増でしたね。次のゲームマーケットでは『ワリトリペンギン』という作品を用意していますが、来年のシュピールにどうやって来ようか、今から思案中です。
Q:この時期に1週間休むのはたいへんですものね。

ユニアス・佐藤純一さん

最後にお話をお聞きしたのはconceptionの佐藤慎平氏。『タマゴリッチ』で初出展である。

Q:初出展はいかがですか?
佐藤(慎):受け入れてくれる層が一気に広がって、チャンスが増えたと思います。もともと私は子ども向けに積み木などの創作活動をしてきたので、こちらでも子どもに手応えがあったのは収穫でした。

Q:今年はたくさんの方が参加していましたが、よいことがありましたか?
佐藤(慎):デザイナーが飛行機で12時間も一緒に乗っていると、やはり新しいゲームの制作会議のようになりましたね。その中には製品化できそうなものもあって、ヤポンブランドとして新しいゲームを出そうかなんて話になっています。
Q:それはすごい。ぜひ実現して下さい。

conception 佐藤慎平さん

ほかにもたくさんの方からお話を伺いたかったが、ブースが当番制になっていて皆さんお忙しそうだった。デザイナーだけでなく、コーディネーターの健部伸明氏をはじめ、通訳やインスト担当の外国人スタッフが東奔西走しており、多くの人に支えられていることを感じた。

今、日本のゲームマーケットに海外の出版社の熱い視線が注がれている。早くからスカウトを送っていたAEG社(アメリカ)やカクテルゲームズ社(フランス)の成功に、ほかの出版社も追随しようとしている。エッセン・シュピールの新作は約800タイトル。これに対してゲームマーケットの新作は今や180タイトルに達し、独創的な作品が次々と発表されている。ヤポンブランドの活躍とゲームマーケットの成長によって、今後も日本は世界的な注目を浴びていくことだろう。

シュピール'13:ヤポンブランド(1)

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今回のシュピールでは、日本からの出展に大きな注目が寄せられていた。カナイセイジ氏の『ラブレター』、林尚志氏の『トレインズ』のドイツ語版が発売されたことで大きく取り上げられ、「日本人の作るボードゲームは面白い」という認識が急速に広まったためである。もちろん、日本発のボードゲームを世界に発信するプロジェクト「ヤポンブランド」の地道な活動が背景にある。シュピールに毎年欠かさず出展しているだけでなく、前もってサンプルを海外の有名なレビュアーに送ることで、事前情報をうまく広めている。800タイトル以上も発表される新作の中、面白いだけでは注目されにくい。

今回、日本から出展しているのはヤポンブランド、冒険企画局、タコアシゲームズ、ヒキダシトリック、ねこまど(将棋)、フォース・オブ・ウィル(TCG)の6ブース。各ブースを訪れて出展した方々からお話を伺った。はじめはヤポンブランドから。

ヤポンブランド

今回、『ラブレター』のドイツ語版がペガサスシュピーレから発売され、大きく取り上げられているカナイセイジ氏。ヨーロッパ各国からの取材を受けつつ、ヤポンブランドのブースを切り盛りしていた。

Q:今年のヤポンブランドはいかがですか?
カナイ:ブランド力がついたと思いますね。以前は売れるものと売れないものがはっきり分かれてしまっていたのですが、今年はどの作品もよく売れています。
Q:人気の作品は何ですか?
カナイ:『街コロ』や『すきもの』(グランディング)、『Sail to India』(OKAZU Brand)は、すぐに売り切れました。もっとたくさん用意すればよかったんでしょうけど、売れ残るリスクもありますので難しいところです。
Q:注目されるポイントはどこでしょうか?
カナイ:グラフィックのいいもの、テーマが和のものあたりでしょうか。
Q:カナイさんが今回発表された『成敗』もそうですね。
カナイ:ドイツでの出展は、日本国内での注目度アップにもつながると思います。今回はニコニコ生中継もありまして、日本からもご覧になっている方が多いようです。
Q:国内といえばゲームマーケットがすぐありますね。500円ゲームズの新作はいかがですか。
カナイ:ドイツにいる間に準備しようと思っていたのですが、全然そんな余裕がなくて。どうなるか分かりません(笑)。

カナイ製作所

続いては『ワンナイト人狼』の奥井晶久氏。ドワンゴでニコニコ動画に携わっている方で、会場を回って実況中継を行っていた。初出展となるシュピールの印象を伺った。

Q:ヤポンブランドに参加していかがですか。
奥井:ブランド力に驚きました。外国の方が「カナイ!」「ハヤシ!」ってやってくるんですよ。
Q:今回『ワンナイト人狼』の英語版がベジエゲームズ(アメリカ)から発売されますが、どのような経緯だったんですか。
奥井:Youtubeにレビューが上がりまして、それを見たベジエの方から連絡があったんですよ。でも自分で持って行って売りたいというのがありましたから、一旦はお断りしたんですけど、だいぶ作り変えて別のゲームになるようでしたので引き受けることにしました。
Q:英語版『究極のワンナイト人狼』には新し役職が追加されているようですね。
奥井:ベジエで追加したものですが、我々の方でもローカルルールで採用していた役職がありました。でもマニア向けという印象で、私たちの目指す一般向けとは住み分けできそうです。
Q:『ワンナイト人狼』の今後の展開はいかがでしょうか?
奥井:これまで1万セット販売していますが、プロモーションなどを工夫して新しい展開を目指したいと思います。ハロウィン版などの制作も考えています。
Q:会場を回ってどんなゲームに注目されましたか?
奥井:メタルールがある『マンチキン』や、イカサマができる『いかさまゴキブリ』など、変わったルールのものに注目しています。

ワンナイト人狼・奥井氏

(つづく)

シュピール'13新作情報:シュミットシュピーレ

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ハンス・イム・グリュック社とドアイマギア社の販売を手がけつつ、カジュアルゲーマー向けの自社製品も発表しています。その中で『クワークル』はドイツ年間ゲーム大賞に選ばれました。

ストーリーズストーリーズ!(Stories!)
T.オーベンホーフェン作、3~10人用、8歳以上、30分。
親がお題カードを引いて、そのお題についてお話をします。お題は「私が最近北極に行ったとき」「昨日の午後スーパーマーケットで」というように、文で出されます。ほかの人は、話が始まる前に5つのキーワードを書いておき、そのキーワードが言及されると得点できます。例えば「私が最近北極に行ったとき」というお題だったら、「雪」「寒い」「シロクマ」などのキーワードを書くとよいでしょう。ほかの人が書いていないキーワードだと得点が高くなります。親も、当ててもらった分だけ得点できるので、ひねくれない話をするのがよいでしょう。親に質問して、キーワードに誘導することもできますが、質問するたびに失点になってしまいます。少ない質問で、うまく誘導できるでしょうか。
ストーリーズ

クワークル拡張1クワークル拡張1(Qwirkle Erweiterung 1)
S.M.ロス作、2~4人用、6歳以上、30分。
2012年のドイツ年間ゲーム大賞作品の拡張セットです。4枚のボードが入っており、ボード上にタイルを置いて遊びます。前においたタイルを取り除くことのできる「セレクト」、タイルのさまざまなつなげ方でボーナスが入る「コネクト」、またはその両方で遊べるほか、得点ボードが入っています。プレイするためには基本セットが必要です。

シュピール'13新作情報:ドライマギア

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ドイツ年間キッズゲーム大賞の常連になっているドイツの出版社です。

秘密の鏡(Der geheimnisvolle Spiegel)
F.ベーベンロート作、2~4人用、5歳以上、20分。
傘、稲妻、月、太陽など、魔法使いたちが屋敷の中で見つけたものを当てっこします。1人がタイルを引いて、そこに書いてあるものを魔法の杖で魔法の鏡に描きます。魔法の杖は光るようになっていて、魔法の鏡に残像が映ります。その残像を見て、ほかの人は何を書いたかあてなければなりません。残像はすぐ消えていくので、注意深く観察することが必要です。
魔法の鏡

シュピール'13新作情報:ホワッツ・ユア・ゲーム

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社長がイタリアからドイツに引越しし、昨年『アスガルド』と『オドヴィル』で復帰した出版社です。ポルトガル人デザイナーコンビのゲーマーズゲームを発表します。

マデイラマデイラ(Madeira)
N.B.センティエーロ&P.ソーレダーデ作、2~4人用、12歳以上、120分。
ポルトガルの首都リスボンから南西1000kmに浮かぶマデイラ諸島は、15世紀にポルトガル人によって発見され、ジャングルと豊かな土地によって、ポルトガル帝国の「研究所」として使われてきました。当初は小麦を栽培していましたが、世界情勢によってやがて砂糖も栽培するようになり、今日ではワインの産地として知られています。
プレイヤーはこの変化に沿って、農作物や木材を手に入れるための土地を見つけ、木材を使って新しい建物や船を作ります。船は外国貿易や、新たな土地の発見に役立ちます。ポルトガル王国の要求に従って、探検、都市化、交易路の開設、富の増大、島のギルドの制御を行い、名声ポイントを競います。
それぞれの目標は、早く達成しすぎれば名声が低く、遅ければほかの人に先取りされてしまいます。また、小麦は不足し、お金は決して十分ではなく、住民はお腹をすかせ、海には海賊の影が現れます。困難を乗り越えて、適切なタイミングで名声を集めましょう。
マデイラ(コンポーネント)

シュピール'13新作情報:チェコボードゲームズ

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『心臓発作にならないための10の方法』『チェコパブ』など、変わったテーマの作品を発表している出版社です。チェコゲームズ出版(Czech Games Edition)とは別の出版社なので注意が必要です。

ドクターフルーベックドクターフルーベック(Dr. Hrubec)
S.ペテルカ作、2~5人用、13歳以上、40分。

私はフルーベック。ドクター・フルーベックだ。私に人を殺してよい許可は受けていないが、そういうこともある。外科医が検死になることもある。アルコール中毒、突然変異、狂牛病。何よりも、会計か誰かが私の同僚を盗んでいきやがった。
我々の病院は狂ってる。ここでの生活は厳しいぞ。一番いいドクターを盗み、一番悪い患者を奪え。敵を妨害しろ。でも勝つためには1人は治療しなければいけないことを忘れるな。それは君次第だ。

マッドドクターのチームを作り、閉院間近の病院で変な患者を治療するカードゲームです。ドクターは外科医、精神科医、歯科医、皮膚科医とさまざまな専門に分かれます。患者もさまざまな病気を抱えており、それぞれ対応する専門医に治療してもらわなければなりません。さまざまなアクションカードを駆使して、チームを助け、ほかのプレイヤーを妨害します。病院が閉院したらゲーム終了です。

シュピール'13新作情報:ツォッホ出版

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木をふんだんに使った豪華なコンポーネントでファンの多いドイツの出版社です。

指はなせ指はなせ!(Finger weg!)
P.ヴィヒマン作、3~8人用、12歳以上、45分。
「スポーツ」「歴史・政治」「地理」「生物・医学」など7つのカテゴリーから1つクイズが出されます。選択肢は8つ。そのうち7つが正解です。親はそのクイズカードをケースに入れて出題します。
親が選択肢の中から1つ選びます。ほかのプレイヤーは降りるか続けるかを選びます。その選択肢が正解だったら、降りなかったプレイヤーには得点が与えられます。どこで降りるかをめぐって、スリルある展開が楽しめます。
指はなせ(コンポーネント)

こんなに重いよこんなに重いよ(Sauschwer)
A.マイヤー&M.シュレーゲル作、3~8人用、10歳以上、30分。
「カバの赤ちゃん」「銀製の10リットルバケツ」「ワイン100リットル」「テニスボール1000個」などのカードの重さを評価するゲーム。手番には、カードを1枚見て、重さを考えながらシーソーの片方に乗せます。そして重いと思うほうにブタのコマを置きます。これを誰かが疑うまで続け、誰かが疑ったら全員、重いと思う方に賭けます。カードを裏返すと重量が書いてあり、正解者は得点できます。
こんなに重いよ(コンポーネント)

おばけキャッチおばけキャッチ12時5分前(Geistesblitz 5 vor 12)
J.ゼメ作、2~8人用、8歳以上、15分。
めくられたカードから一瞬で判断してコマを取り合うゲームの第3弾。今度は5色のコマ9つに増えて難易度がアップします。カードには3つの絵が描いてあり、基本的にその3つの絵と色も形も一致しないコマを取ります。ただし、色も形も1つのコマと一致するものが絵の中にある場合は、そのコマを取らなければなりません。正解を一番早く取れればカードがもらえ、山札がなくなったときカードの最も多い人の勝ちです。
おばけキャッチ12時5分前

ポルターバレルポルターバレル(Polterfass)
A.シュミット作、3~6人用、8歳以上、20分。
サイコロを使わないダイスゲームです。樽コマをカップに入れて振り、倒れないで立ったものだけをカウントします。
親がダイスを振った後、ほかのプレイヤーはカードを伏せて出します。親は振り直しができます。終了することにした場合、全員が出したカードを公開して、その数字を合計します。樽コマで出た数字の合計が、カードの数字の合計より小さければ親がみんなのカードを総取りし、しかも一番高い数字を出した人は失点になります。一方、樽コマの合計のほうが多ければ、みんながそれぞれ出したカードの数字だけ得点にし、親は余った分しかもらえません。誰かが75点を取ったときに、得点の最も多い人の勝ちです。
ポルターバレル

スズメのキッススズメのキッス(Schmatzspatz)
E.グラインベッチャー作、2~4人用、4歳以上、15分。
お腹をすかせたひな鳥に親鳥がエサをあげるキッズゲーム。サイコロを振って、どのひな鳥が一番腹ペコかを決めます。そのひな鳥が親鳥のところに来るようにボードを回しますが、回転は途中で止まる場所があります。それ以上回せないと、エサをあげられません。虫がなくなる前に、全てのひな鳥にエサをあげられれば勝利です。
協力ゲームルールと、競争ゲームルールの両方があります。
スズメのキッス

ヴァカ・ロカ(Vaca Loca)
I.ロスバッハ作、3~6人用、8歳以上、15分。
宇宙から来た動物たちを揃えるリアクションゲーム。20種類の動物の頭、銅、足タイルがあり、全部で60枚のタイルが裏になってばらばらに並んでいます。1枚ずつめくっていって、1種類の動物3枚が全て揃ったら、その動物の頭をいちはやく取ります。一番早く取った人が、3枚を獲得します。お手つきはマイナス1点です。ゲーム終了時に最も多く得点した人が勝ちです。
ヴァカ・ロカ

ニワトリ羽根とり競争:羽根に近づいて(Zicke & Zacke - Ran an die Federn)
K.ツォッホ作、2~4人用、5歳以上、15分。
タイルの絵柄を覚えてニワトリを進め、追い越したニワトリから羽根を取るキッズ向けの記憶ゲーム。1997年に発売された『ニワトリ羽根とり競争』とは、2匹だけで競争するところ(4人では2人チーム戦)、虫コマのいるタイルをめくるところが異なります。

シュピール'13新作情報:ルックアウトシュピーレ

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『アグリコラ』を生み出したドイツの出版社は、人気作の続編から意欲的な新作まで、ゲーマー向けの作品をたくさん発表します。

ブレーメンの港ブレーメンの港(Bremerhaven)
R.アウアーロフス作、1~4人用、12歳以上、90分。アートワークは『ル・アーブル』にならっていますが、ローゼンベルクではなく新人デザイナーを起用しています。
北ドイツの有名な港を作り、富と名声を競います。毎ラウンド、希望するアクションスペースに影響力カードを裏にして出し、最も多い人がそのアクションを実行します。アクションはラウンドによって異なり、新しい船と品物を手に入れたり、港を拡張したり、新しい契約を結んだり、資材の価格を変えたり、手札の影響力カードを強化したり、新しい建物を建てたりします。船は短い間しかおらず、その間に契約通りに品物を荷降ろしできないと罰金が課せられてしまいます。
規定ラウンドで勝利点の多い人が勝ちです。ショートルール、ソロプレイルールもあります。
ブレーメンの港(コンポーネント)

カヴェルナカヴェルナ:洞穴の農夫(Caverna: Die Höhlenbauern)
U.ローゼンベルク作、1~7人用、12歳以上、プレイヤー人数×30分。
『アグリコラ』の後継作となるボードゲーム。洞穴に住むドワーフの一族を率いて森を切り開き、洞穴を掘り、洞穴の中に子孫のための住まいや仕事場を作ります。鉱石をどれくらい掘るか決め、掘り出した鉱石から鍛冶で武器を作ります。武器があると、パトロールをして特別ルートでアクションができるようになります。洞穴の中には鉱石のほかにも、水脈やルビーが出てくるところもあり、ドワーフの生活を豊かにしてくれます。
農業ももちろん大切です。洞穴の前にある森を開墾して畑を作り、柵で囲んで動物たちの牧場を作ります。最後に自分のボードをもっとも豊かにしたプレイヤーが勝利します。
いろいろなタイル48枚を使いこなすソロプレイルールから、7人でも遊ぶことができるというプレイ人数の広さも魅力です。ドワーフ、動物、資材の木のコマが300個以上、鉱石とルビーの透明コマが60個以上、タイルが400枚以上、カード30枚で、物理的にも『アグリコラ』に匹敵する重量級作品です。

アグリコラ2拡張2アグリコラ:牧場にもっともっと建物を(Agricola: Noch mehr Ställe für das liebe Vieh!)
U.ローゼンベルク作、2人用。
2人専用の『アグリコラ:牧場の動物たち』の第2拡張セット。ドイツ語版はすでに発売されています。
27の新しい建物が入っており、毎ゲームその中からランダムに選んで使います。ワーカーを追加する「収入役場」や資材を動物と交換する「動物市場」などが入っています。

カーニッケルカーニッケル(Karnickel)
B.ギルバート作、2~4人用、6歳以上、15分。日本語ルールを含む多言語版です。
ダイスを振ってウサギを進め、ニンジンを集めます。ダイスの中にはエンジンマークがあり、エンジンマークが出たものは脇によけておきます。全てのダイスがエンジンマークになると、機関車が走り、途中にいたウサギは逃げ出してしまいます。機関車が通らなかったり、うまくトンネルに入っていたウサギはニンジンをもらえます。誰かがニンジンを8本集めたとき、最も多くニンジンを集めたウサギの勝利です。
カーニッケル(コンポーネント)

ノーフラゴスノーフラゴス(Náufragos)
A.コーラル作、1~4人用、12歳以上、120分。
難破して孤島に辿り着いたプレイヤーたちが、協力して生還を目指すゲーム。半協力ゲームは、ルックアウトシュピーレ初で、スペイン人のデザイナーによる作品です。

1719年8月17日、ある島に我々はいる。狼煙を焚く木はやっと集めたが、仲間は山に探索に行ったまま帰ってこない。ずっと待っているが食料は底をつきかけている。昨晩は森のほうから音が聞こえた。私は眠ることができない。神よ救い給え!

全員協力して救出されることを目指しますが、勝者は報告ポイントをたくさん集めたプレイヤーです。試行、悪口、喜び、疑い、救出までにさまざまなドラマが起こるでしょう。
ノーフラゴス(コンポーネント)

シュピール'13新作情報:ラベンスバーガー

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ドイツゲームの大手ラベンスバーガーは、最新機器の導入やメディア展開など意欲的な試みを続けています。

サンスーシ宮殿サンスーシ宮殿(Sanssouci)
M.キースリング作、2~4人用、8歳以上、40分。
ベルリン近郊にある宮殿で豪華な庭を作り、貴族を散歩させて勝利点を競います。
手番にはカードを2枚プレイし、プレイしたカードに指示された色やシンボルのタイルを場から取って自分の庭ボードに並べます。庭ボードも色やシンボルで分けられており、合うように置かなければなりません。その後貴族コマを移動して、移動先の左右にあるタイルで得点が入ります。貴族はタイルの道がつながっているところしか通れず、遠くほど行くのが難しくなります。
ゲーム終了時に縦横にタイルが揃っている列でボーナスを得て、特典の多い人が勝ちます。
サンスーシ宮殿(コンポーネント)

スコットランドヤード・マスタースコットランドヤード・マスター(Scotland Yard Master)
ラベンスバーガー企画部&M.シャハト作、2~6人用、10歳以上、45分。
ミスターエックスが戻ってきました。30年前と同じ遊び方ですが、ミスターエックスを追いかける探偵は新しい技術を持っています。iPadに無料アプリをダウンロードすることにより、ボード上を写すと画面にロンドンの立体の建物が投影されます。ミスターエックスの大体の居場所をつかめる電波塔、ミスターエックスが最近とおりかかったかを聞き込みできる目撃者などが追加されます。
発売30年になるロングセラーの探偵ゲームが新たな次元に向かいます。

ミリオン強盗ミリオン強盗(Der Millionen Coup)
M.クラマー作、2~4人用、8歳以上、40分。
AIを内蔵したペン「ティップトイ」を用いた協力ゲーム。セキュリティーの専門家が、銀行に雇ってもらうために現在のセキュリティーの不備を見つけます。40分の間にドアを解錠し、セキュリティーシステムを解除し、金庫を開ける組み合わせを見つけます。守衛や警報を解除しないようにします。
ゲームは銀行の探査・スキルの習得・計画の決定を行う準備フェイズと、その実行を行う強盗フェイズに分かれていますが、両方合わせて40分しか与えられません。32のシナリオと12の銀行マップがあり、毎回さまざな展開を楽しむことができます。

シュトロンベルク:大椅子レース(Stromberg: Das große Bürostuhlrennen)
M.ブラント&I.ブラント作、3~5人用、14歳以上、60分。
ドイツのコメディー映画に基づくボードゲーム。登場人物たちが、駐車場の使用権をめぐって椅子に乗ったまま街中でレースを繰り広げます。上司をものともせず、アイテムを集めます。

ドゥードルジャンプ(Doodle Jump)
M.キルプス作、2~4人用、8歳以上、20分。
坂道になったボードで上を目指して登ります。サイコロを振って、次の段の数が出れば登ることができます。ライバルのコマは蹴落としましょう。蹴落とされたコマは坂道を滑り落ちていきます。

シュピール'13新作情報:クイーンゲームズ

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ドイツの出版社クイーンゲームズは今年、全タイトルをキックスターターで資金調達し、話題作りにもなりました。

アメリゴアメリゴ(Amerigo)
S.フェルト作、2~4人用、12歳以上、75分。
16世紀初頭にアメリカを探検したイタリア人探検家アメリゴ・ヴェスプッチを助けて「新大陸」を発見します。南アメリカの島々を探索し、交易路を作り、開拓地を建設します。
アクションは『将軍』などでも用いられた特製ダイスタワーを使って決定されます。7色のキューブが予め入っており、ゲーム中にキューブを入れ、中に引っかからないで落ちてきた色のアクションができます。
ゲームボードはプレイヤー人数によって9~16枚のタイルから作られ、ボード上を船で航海し、島に上陸して開拓地を建設します。開拓地は資源や得点をもたらし、海賊から守るために大砲を装備したり、特殊能力を得るためにグレードアップさせたりしていきます。
今年のドイツゲーム賞に3タイトル(『ブルッヘ』『ボラボラ』『リアルト橋』)も入賞した今最も注目されるデザイナーの作品です。

ダーク・ダーカー・ダーケストダーク・ダーカー・ダーケスト(Dark Darker Darkest)
D.オースロー作、2~5人用、14歳以上、120分。
『パニックステーション』のデザイナーによる協力ゲーム。たくさんのミニチュアフィギュアがゲームを盛り上げます。世界中をゾンビにしてしまうウィルスの解毒剤を求めて、モルティマー博士の屋敷を探索します。
屋敷の中ではゾンビと炎が一緒に押し寄せてきます。アイテムを手に入れて扉を開けたり、消火したり、襲いかかる恐怖のゾンビたちと戦わなければなりません。屋敷の秘密は隠れた生き物やセキュリティーカメラが見張っており、見つかるとイベントが起こってしまいます。戦闘やイベントでは特殊ダイスを振って
コードを集めて研究室に入り、ネメシスを倒すことができればゲームに勝利します。その前に全員が死んでしまったら敗北です。ゲームはダーク、ダーカー、ダーケストの3つの難易度でプレイでき、タイルの組み合わせによって毎回異なる屋敷になります。

スペキュレーションスペキュレーション(Speculation)
D.ヘン作、3~6人用、10歳以上、45分。
1992年に発表された同タイトルの株式ゲームのリメイクです。会社コマの価値がカードプレイとダイスで変動する中、株券の安いうちに購入して、その会社を上位にあげて儲けることを目指します。みんながもっている株は株価が上がりやすいですが差がつかず、自分しか持っていない株はリスクが高まります。
TGiW:スペキュレーション(旧版)

聖墓の騎士聖墓の騎士:秘密の宝物(Templar: The Secret Treasures)
J.T.カストロ作、2~5人用、10歳以上、60分。
聖墓の騎士が修道院に宝を隠します。さまざまなキャラクターを使って、隠された宝を見つけましょう。
10枚のキャラクターカードと、宝物として本、聖杯、指輪を持っています。キャラクターカードを全員1枚ずつ選び、一斉に公開してから、順番にキャラクターのアクションを行います。アクションはキャラクターによって異なり、修道院の中を移動したり、宝を隠したり、隠された宝を取ったり、扉を開閉したりします。修道院長のレミジウスが移動した部屋に宝物があるプレイヤーは得点できます。
それ以降のアクションカードは、ほかのプレイヤーが直前のラウンドで出していないものに限られます。同じアクションで追随することができないため、カードの選択も重要です。

シュピール'13新作情報:マタゴー

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ファミリーからゲーマーまで、幅広く展開しているフランスの出版社です。

北西航路探検北西航路探検(Expedition Northwest passage)
Y.トリグニー作、2~4人用、14歳以上、60分。2010年にネットで公開された作品を製品化したものです。
カナダ北極圏の探検中に行方を絶ったイギリスの探検家J.フランクリンの足跡をたどって1850年、探検隊が出発しました。氷の迷路と、北極の冬が立ちはだかる中、無事に帰還することはできるでしょうか。
手番には7人の乗組員を使ってアクションを行います。タイルを氷の絵柄が合うように配置し、船(海上)やそり(陸上)を移動させ、移動先でフランクリンの遺品や海峡、イヌイットや石塚を見つけます。島を完成させたり、最奥まで進んで北西航路を発見したりすると名声ポイントが入ります。
北西航路探検

オリジンオリジン(Origin)
A.マイニーニ作、2~4人用、8歳以上、45分。
人類がアフリカから地球上に広がっていきます。大中小、細中太、白茶黒のコマを盤上に配置し、移動し、交換していきます。配置(進化)は、となりにあるコマと要素(大きさ、太さ、色)が共通しているものだけを置くことができます。移動先ではカード、イノベーションタイル、獲物タイル、海峡タイルを手に入れ、新しい能力や得点になります。カードやタイルが尽きたらゲーム終了となり、最後は目標カードに書かれたとおりにコマが配置されていればボーナスが入り、合計得点の多いプレイヤーが勝ちます。
オリジン(コンポーネント)

カプチーノ(Cappuccino)
C.シャベリエ作、2人用、9歳以上、15分。
コーヒーショップのカップをかたどったコマを使ったおしゃれなアブストラクトゲーム。カップを並べたところからスタートします。自分の番には、自分の色のカップ(または自分の色のカップが一番上のスタック)をとなりのカップに重ねます。段数のより多いスタックに重ねることはできません。こうしてカップが積み重ねられていき、誰も重ねられなくなったらゲーム終了です。一番上に自分の色のカップが乗っているスタックの段数の合計で勝負します。
カプチーノ(コンポーネント)

コルト(Corto)
L.エスコフィエ&S.ポーション作、2~4人用、10歳以上、20~40分。
ボード上にカードを配置しつつ、さらにそのカードの上にコマを置いて陣取りをするゲーム。20世紀初頭のロシアを舞台に、金塊を奪い合います(アニメ映画『コルトマルテーズ 皇帝の財宝を狙え!』がテーマです)。4枚の手札から何枚でもカードを出して、カードを場に配置したり、カードの上に自分のコマを置いたり、ほかのコマを取り除いたり、移動したりします。コルトカードを出すとゲーム中に金塊の配分が起こります。金塊は、エリアごとにコマの多い人がもらえます。最後に、連結している自分のコマや、達成したクエストで金塊を受け取り、金塊の最も多い人が勝ちます。
コルト(コンポーネント)

C3KC3K(C3K - Creature Crossover Cyclades / Kemet)
J.バリオ、G.モンティアージュ、B.カタラ、L.モーブラン作、2~5人用、13歳以上、60分。
ギリシャの神々の戦争を描いた『キクラデス』と、その続編でエジプトの種族の戦争を描いた『ケメット』の拡張セット。『ケメット』のフィギュアを『キクラデス』に使うためのカードが入った「エジプトの援軍」セット、逆に『キクラデス』のフィギュアを『ケメット』で使うためのタイルが入った「ギリシャの伝説」セットが入っており、それぞれのゲームの展開をより多様にします。

タケノコ:コレクターズ・エディション(collector's version of Takenoko)
A.ボザ作、2~4人用、8歳以上、45分。
日本語版も発売されているボードゲームの豪華版。全てのコマとタイルが一回り大きくなり、庭師とパンダのコマが豪華になりました。スポンジと木箱に収納されています。通常版の4倍にもなる価格に見合うクオリティーです。
タケノコ:コレクターズ・エディション

シュピール'13新作情報:クワインドゲームズ

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ゲーマーズゲームを美しいコンポーネントで制作しているオランダの出版社です。

アメリカンレイルズアメリカン・レイルズ(American Rails)      
T.ハリソン作、3~5人用、14歳以上、90分、5890円(ホビージャパン)、11月下旬発売予定。
運の要素はなく、交渉と競りで進めるヘックスマップの鉄道ゲーム。2009年にゲームズ・オン・ザ・ブレイン社から発売された作品のリメイクで、クワインドゲームズ社の「マスタープリントシリーズ」の10タイトル目となる作品です。
プレイヤーは投資家となり、6社ある鉄道会社の有価証券を取引し、厳格な交渉と綿密な計画の末に、保有資産を増やし、収益を上げることを目指します。7ラウンドにわたってアクションを使って都市を発展させ、鉄道会社に出資し、路線を拡充させ、株券を入手していくことで、配当を受け取り、資産を増やしていきます。ゲーム終了時に最も資産を増やしたプレイヤーこそ、鉄道王として讃えられるのです。
今日もプレイミス:アメリカン・レイルズ

ウォーロックウォーロック(Warlock)      
F.ヴァンデンボーゲルデ作、3~5人用、12歳以上、60分、5250円(ホビージャパン)、11月下旬発売予定。
恐るべき災厄が襲い、今あなたは魔法の地「ノルコビア」に漂泊する身となりました。地上への帰還を望みましたが、ノルコビアの支配者である大魔導士マルドルフは、帝国を建設するまで帰還を許すことはありません。巨人や魔法使いやノームなど魔法の存在の能力をうまく利用し、ほかのプレイヤーを妨害しつつ、自分の帝国を建設することを目指します。
魔法の種族のカードは鉱山、ダンジョン、酒場などに置くことができ、その能力をうまく使うことで、4×4枚のカードで最も巨大な帝国を築いたプレイヤーは元の世界への帰還を果たし、勝者となることができます。
こちらは完全オリジナルで、クワインドゲームズ社の「マスタープリントシリーズ」の11タイトル目となる作品です。
作者のホームページ

シュピール'13新作情報:フッフ&フレンズ

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広い販売網を武器に、ゲーマーズゲームからファミリーゲームまで幅広いラインナップをもつドイツの出版社です。3タイトルが、ホビージャパンの取り扱いでまもなく一般発売されます。

マウナケアマウナ・ケア(Mauna Kea)
T.ターコカッリオ作、2~4人用、10歳以上、45分、ホビージャパン取り扱いで5250円。
『ウォルナットグローブ開拓史』や『エクリプス』などのシンプルでシステマチックな作品でファンも増えている、トウコ・ターコカッリオによる戦略性にとんだタイル配置ゲーム。
溶岩が迫り来る中、できる限り多くの住人を見つけ出し、脱出ボートまで導かなくてはなりません。適切な判断と、わずかながらな運を味方につけて、恐るべき自然災害から住人を救い出した英雄になることを目指します。
マウナケア

ドッカーン!ドッカーン!(Ka-Boom)
R.フラガ作、2~5人用、6歳以上、30分、ホビージャパン取り扱いで5250円。
順番に1人が積み木で城を建てる役となり、制限時間内にいろいろな難易度の城の中から好きなものを選んで、うまく建てたらその点数をもらいます。しかし、その城を作っている間、ほかの人はダイスの砲弾をカタパルトで飛ばして崩そうとするのです。しかも、飛ばしたダイスで『ドッカーン!』の目が出たら、机をドンッ!と叩いて揺らすこともできます。フラガの本領が発揮された尋常でないゲームです。
ドッカーン!(コンポーネント)

イグニスイグニス(Ignis)
D.ブレトン作、2人用、8歳以上、20分、ホビージャパン取り扱いで3990円。
火と水との精霊に分かれてお互いに優位を競うゲーム。火と水の精霊が拮抗する世界に、地と風の精霊を侵入させて、相手を世界から押し出します。しかし、風の精霊は地の精霊が押した時だけ世界から押し出され、地の精霊は決して世界の外に押し出されることはありません。また、同じ精霊が1列に並んでしまったら、その聖霊は世界から消えてしまい、世界もその分狭くなっていきます。はたして最後に残るのは、火か水のどちらでしょうか? 押し出して、色をそろえて、連鎖させる、考えどころいっぱいのアブストラクトゲームです。

ドイツあるある:カヤのゲーム(Typisch Deutsch - Das Kaya Spiel)
M.フェルトケッター作、2~5人用、10歳以上、45分。
ドイツのコメディアン、カヤ・ヤナールと共にドイツを旅行し、行き先の文化や言葉についてのクイズに答えます。

シュピール'13新作情報:2Fシュピーレ

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緑髪の鬼才F.フリーゼが自身の作品を発表しているドイツの個人出版社です。

大家はつらいよフリードマン・フリーゼの大家はつらいよ(Frieses Wucherer)
F.フリーゼ作、2~6人用、12歳以上、40分。アークライトの日本語版が来春発売される予定です(2625円)。
アパートの大家さんが、アパートを建て、店子を募集し、ガッポリ儲けることを目指すゲーム。しかし建物はいつまでも完成しないわ、壊れるわ、おまけに問題大ありの店子がやってくるわで、思い通りにはいきません。いわくつきの店子には他の物件を紹介して出て行ってもらうか、あらゆる危険な手を使ってでも追い出し、金払いのよい、店子を住まわせましょう。でも、ほかの大家も同じことを画策していることに注意しなければなりません。
フリーゼが22歳のときに初めて制作し、アバクスシュピーレから『斡旋屋(Wucherer)』というタイトルで発売されたカードゲームのリメイクです。当時はタイトルの頭文字が「F」ではありませんでしたが、今回は「フリーゼの(Frieses)」と付けることで「F」にしました。

5本のキュウリ5本のキュウリ(Fünf Gurken)
F.フリーゼ作、2~6人用、8歳以上、25分。
最後のトリックだけ取らないようにするトリックテイキングゲーム。北欧のトランプゲーム『アグルク』を現代風にアレンジしたものです。
自分の番には、数字の大きいカードを出してトリックを取るか、パスして手札の最も小さい数字を捨てなければなりません。最後のトリックまで、数字の小さいカードをキープしておくのは難しくなります。
最後に残ったカードで7回目のトリックを取ってしまった人は、キュウリを受け取ります。1人でもてるキュウリは5本までで、それを超えてしまった人はゲームから脱落します。最後に残ったプレイヤーが勝利します。

となりの餌は美味しそうとなりの餌は美味しそう(Futterneid)
F.フリーゼ作、2~5人用、8歳以上、10分。
フリーゼのフライデープロジェクト(『暗黒の金曜日』『ロビンソン漂流記』)の最後になる作品。ゲーム会の夜、テーブルにはお菓子が並んでいます。各自がひそかに摂取カロリーを決めた後、テーブルのお菓子を取ったり、ほかの人から奪ったりしていきます。最後にカロリーを発表して、目標通りに取ることができた人が勝ちます。お皿が同梱されており、本物のお菓子を入れてほかのゲームのプレイ中にプレイすることもできます。

電力会社:オーストラリア&インド亜大陸(Funkenschlag: Australien & Indischer Subkontinent)
F.フリーゼ作、2~6人用、12歳以上、120分。
毎年恒例、電力会社の拡張マップです。オーストラリアは南東部に都市が密集しているため、全国に電力網を広げるのはコストがかかるようになっています。インドは急速に電力網を広げると停電が起こる上に、資源が限られています。

シュピール'13新作情報:チェコゲームズ出版

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『ツォルキン』で勢いに乗るチェコの出版社です。新作1タイトルのほかは、全て拡張セットです。

タシュカラータシュカラー:伝説のアリーナ(Tash-Kalar: Arena of Legends)
V.フヴァチル作、2~4人用、8歳以上、30~45分。
魔法の国でモンスターを召喚して戦うゲーム。ボードにコマを配置し、手札のパターンを作ったらモンスターを召喚できます。召喚されたモンスターはさまざまな特殊能力を発揮して敵軍を攻撃します。ジャイアントは隣り合うコマを破壊し、騎士は敵をすり抜け、将軍は以前に配置したコマを移動して戦わせ、魔女は敵を寝返らせます。使ったモンスターはコマとなり、次のパターンを作るのに利用します。種族ごとにデッキがあり、そのほかにドラゴンなど強力な伝説のモンスターデッキがあります。得点を競うスタンダードモードと、聴衆を喜ばせる乱戦モードの2つがあります。

タシュカラー(カード1)タシュカラー(カード2)

ツォルキン拡張ツォルキン・マヤ神聖暦:種族と預言者たち(Tzolk'in: The Mayan Calendar - Tribes & Prophecies)
S.ルキアーニ、D.タスキーニ作、2~5人用、13歳以上、30~75分。
『ツォルキン:マヤ神聖暦』の拡張セット。プレイヤーは13の種族から1つを担当し、それぞれユニークな特殊能力を使えるようになります。また13の預言者から3人が登場し、預言を満たすことができればボーナスが入ります(満たせなければペナルティーもあります)。新しい建物のほか、プレイヤーのコマセットが1人分追加となり、5人でも遊べます。
ツォルキン拡張(種族)

おかしな遺言拡張おかしな遺言:クビになりそう(Last Will: Getting Sacked)
V.スーヒィ作、2~5人用、13歳以上、30~75分。
まもなくアークライト社から日本語版が発売される『おかしな遺言』の拡張セット。お金を最初に使い果たした者に遺産を与えるというおじさんの遺言に、新たな条項が見つかりました。それは会社をクビになること。職に就いている人に遺産は与えられません。仕事カードにリストアップされたことを消化することで降格されます。こうして上司の我慢の限界を超えて、クビになることを目指すのです。そのほかに計画ボードがあり、ランダムに選ぶ計画タイルによってさまざまな展開が楽しめます。

ギャラクシートラッカー:最新モデル(Galaxy Trucker: Latest Models)
リアルタイムで宇宙船を組み立てるボードゲームの拡張セット。さまざまな方向から飛来する隕石に対応する宇宙船を作ります。

ダンジョンペッツ:闇の路地(Dungeon Petz: Dark Alleys)
モンスターのペットを飼うボードゲームの拡張セット。闇の路地から不法労働者や闇市場のペットを手に入れます。

シュピール'13新作情報:イスタリゲームズ

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徹底的に作りこんだゲーマーズゲームを発表しているフランスの出版社です。今年は『キーフラワー』のブリースデールとクニツィア、そして『ケイラス』のアティアを起用しました。

スパイリウムスパイリウム(Spyrium)
W.アティア作、2~5人用、12歳以上、75分。ホビージャパンが取り扱ってすでに日本で発売されています(5670円)。
パラレルワールドの大英帝国において、工場を建設し、工員を雇って「スパイリウム」という新物質を製造します。「スパイリウム」は希少で高価であるため、わずかでもかき集めなくてはなりません。
建物やキャラクターが9枚並んだ場に工員コマを配置します。工員はカードとカードの間に配置し、活性化することでカードの購入や、工場の稼働ができます。配置から活性化にどこで切り替えるか、どれだけの行員を動員してどのアクションを行うか、そしてそのアクションを使ってどれだけ「スパイリウム」を獲得できるかという選択に悩まされます。

スパイリウム(コンポーネント)

プロスパリティプロスパリティ(Prosperity)
S.ブリースデール&R.クニツィア作、2~4人用、13歳以上、60分。
現在発展中の大国の指導者となり、70年間という期間に繁栄を競います。インフラと産業を整備し、エネルギーと資金を用意します。しかし繁栄は後代に公害などのツケを残します。どこまで制御できるでしょうか。
手番には、タイルを引いて全員が指示に従います。エネルギーがプラスなら収入、マイナスなら支出か公害が悪化します。エコロジーならば公害トラックのマーカーを増減し、資金なら手持ちのタイルによって収入を得ます。研究が出ると研究度が上がり、繁栄が出ると手元のタイルによって得点が入ります。ただしこのとき、公害が限界を超えていると得点できません。その後で、収入、公害マーカーの除去、研究度アップ、タイルの購入から2アクションを行います。タイルはエネルギーとエコロジーのレベルによって購入価格を下げることができます。
購入したタイルを置く場所は限られており、場所がなければ前のタイルを除去しなければなりません。高速道路や鉄道を整備することでタイルを置く場所を広げることができますが、公害の悪化を招くこともあります。タイルがなくなったら得点計算をして、繁栄ポイントの最も多い人が勝ちます。

プロスパリティ

シュピール'13新作情報:パールゲームズ

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『トロワ』と『トゥルネー』で高いオリジナリティが評価されたベルギーの出版社です。4年目の出展となる今回は、昨年の作品の拡張と共に、ベルギーの首都をテーマにした作品を発表します。

ブリュッセル1893(箱)ブリュッセル1893年(Bruxelles 1893)
E.エスプルマン作、2~5人用、13歳以上、90分。
19世紀後半の建築家となって、アール・ヌーヴォーの建築物を競い合います。高級資材を獲得し、家を建て、パトロンを探し、芸術的な建築作品を作り、それを販売してお金や名声を得ます。しかしこういったアクションにはお金がかかります。無料でできるアクションには、低級資材の獲得、パトロンの活用、株取引などがありますが、ワーカーを失う可能性があります。全員がアクションの選択をパスしたらラウンド終了で、作品の展示を行って、名声ポイントやボーナスカードを得ます。4ラウンドでゲーム終了となり、最も得点の多い建築家が勝ちです。ワーカープレイスメントに、競りとエリアマジョリティの要素を加えたゲーマーズゲームです。

ブリュッセル1893

ギンコポリス拡張ギンコポリス:専門家(Ginkgopolis: The Experts)
X.ジョルジュ作、2~5人用、13歳以上、60分。
昨年のエッセンで発売された都市開発ゲーム『ギンコポリス』の拡張セットです。ギンコポリスの開発が成功したことで、芸術家、エンジニア、銀行家、ジャーナリストなどの専門家が集まってきました。アイデアコンテストとキャンペーンによってインパクトのあるアヴァンギャルドな建物が生まれました。しかしこれらの建物はあまりに大きく、喚起をよくするために緑のスペースを設ける必要も出てきました。
21~23番の建物、名声を生む24番と25番の建物、専門家、イベント、緑のエリアという5つのモジュールが入っており、好きなものだけ加えて拡張することができます。

ギンコポリス拡張(専門家カード)ギンコポリス拡張(建物カード)

シュピール'13新作情報:ハンス・イム・グリュック

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フリークから絶大な人気を集め、ドイツゲーム賞では毎年入賞しているミュンヘンの出版社です。

ロシア鉄道ロシア鉄道(Russian Railroads)
H.オーレイ、L.オグラー作、2~4人用、12歳以上、120分。
18シリーズ、『ポセイドン』、『レイルロードバロン』と鉄道ゲームを専門に作っているデザイナーの新作です。シベリア鉄道、豪華なサンクトペテルブルク線、新しいキエフ線の3つの路線で、機関車、車、トラックの性能を向上させ、勝利点を競います。技術力を向上させれば、より得点が入りやすくなります。アクション選択はワーカープレイスメントを採用しています。試作品をプレイした人によれば、ハンス社のゲーマーズゲームの中で、ここ数年一番の重量級作品ということです。

ロシア鉄道(コンポーネント)

カルカソンヌ南海カルカソンヌ:南海(Carcassonne Südsee)
K.J.ヴレーデ作、2~5人用、8歳以上、40分。
カルカソンヌの新シリーズ。海洋エリアにミープルを置いて、貝や魚やバナナを集めます。手に入れたアイテムは船タイルに載せ、指定された組み合わせができると得点になります。ゲーム中の得点計算がなくなり、スピーディーな展開が楽しめます。「カルカソンヌ・アラウンド・ザ・ワールド」の第1弾と位置づけられ、今後も世界中の各地を舞台にしたカルカソンヌがリリースされていく予定です。

カルカソンヌ南海(コンポーネント)

シュピール'13新作情報:ホワイトゴブリンゲームズ

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オランダの出版社で、ドイツゲームのオランダ語版から自社オリジナルゲームまで幅広くリリースしています。ここではオリジナルゲームを紹介します。

アーティファクトアーティファクト(Artifact)
J.D.アラーズ、B.アイゼンシュタイン作、3~5人用、12歳以上、60分。
20世紀前半、欧米の博物館は世界中から遺物を集め、博物館に収蔵して競うように名の轟く展覧会を開いていました。プレイヤーは考古学者となって世界中を探検し、遺物を発見して博物館に持ち帰ります。展覧会の収益で次の発掘費用を捻出し、名声を獲得します。アクションと資金は限られてますが、競争は厳しく、ときには闇市場から資金や遺物を調達しなければいけないことさえあります。展覧会と資金のやりくりで名声を最も多く集めた考古学者が勝利します。
ゲーム中にはたくさんの選択肢がありますが、基本ゲームと、2つの拡張を入れた完全ゲームに分かれており、段階的にルールを把握できるようになっています。拡張は1つずつ入れてプレイすることもできます。

アーティファクト

パシャパシャ(Pasha)
S.ドラ作、2~5人用、8歳以上、30分。
パシャとはトルコ・エジプトの州知事・軍司令官です。5つのサイコロをうまく組み合わせ、パシャとなって価値の高いカードを手に入れます。アクションキューブを上手に使うことで、勝利のチャンスを増やします。毎ラウンド、カードを出して、このラウンドの得点方法を決めます。サイコロを振り、一番よい組み合わせだったプレイヤーはカードやボーナスタイルを取り、特別アクションができるようになります。

パシャ

パケット・ロウパケット・ロウ(Packet Row)
H.ベルイ&A.ベルイ作、2~5人用、10歳以上、45分。
1842年のニューヨーク。現在は史跡となっているサウス・ストリート・シーポートには、定期船が列をなして出入りしていました。待機している船の多さに、このエリアは「定期船の列(パケット・ロウ)」として知られるようになりました。プレイヤーは貿易会社を経営し、大西洋貿易で利益を稼ぎます。しかし、お金持ちになるだけではゲームに勝てません。街のために利益を還元し、勝利点を得なければいけないのです。
今日もプレイミス:パケット・ロウ

パケット・ロウ

インベーダーズインベーダーズ(Invaders)
M.チャプリン作、2人用、12歳以上、60分。
強力な武器をたずさえて地球を整復しようとするエイリアンと、人類の英知を結集した地球防衛軍が戦うボードゲーム。自分のデッキから軍隊、作戦、資源、イベントのカードを出しあって戦います。非対称の戦闘ゲームなので、カードの内容から、勝利への導き方まで両者全く異なります。敵の弱点を見抜き、有利なところから攻め、フェイントをしかけて勝利を手にしましょう。

ローグ・エージェントローグ・エージェント(Rogue Agent)
D.オースロー作、2~4人用、12歳以上、90分。ストロングホールド社(アメリカ)との共同開発。
2048年の地球では、犯罪集団と警察部隊が争っていました。プレイヤーは秘密のエージェントとなり、ハイテク爆弾を解除し、暗殺を阻止して犯罪を防がなければなりません。街を歩いてアイテムを集め、乗り物や武器をアップグレードしていきます。しかしエージェントの中に、アンドロイドがいます。アンドロイドは次第に本性を現し、人類の殲滅を目指します。手がかりを早く発見し、アンドロイドを倒さなければなりません。
『パニックステーション』の作者による、SFアドベンチャーゲームの第2弾です。

ローグ・エージェント(コンポーネント)

ボルスパ拡張ボルスパ:神々の命令(Völuspá: Order of the Gods)
S.カプト作、2~5人用、10歳以上、45分。
スカンジナビア神話に基づく神々のタイルを並べるゲームの拡張セット。ドワーフ、女神、カラス、ニーズヘッグのタイルが加わり、より多様なコンボが組めます。

ラットゥス・カルトゥス拡張ラットゥス・カルトゥス拡張:貴族(Rattus Cartus: Nobilis)
H.ベルイ&A.ベルイ作、2~5人用、10歳以上、30分。
ペストの流行した中世ヨーロッパを舞台にしたボードゲーム『ラッタス』のカードゲーム版の第1拡張。貴族のいる建物カードが新しく加わり、新しい展開が生まれます。

rattusmercatus.jpgラットゥス:メルカトゥス(Rattus Mercatus)
H.ベルイ&A.ベルイ作、2~4人用、10歳以上、45分。
ボードゲーム版の拡張セット。詐欺師、泥棒、侵略者など新しい職業カードが12枚加わります。

シュピール'13新作情報:ルポ・プロドゥクシオン

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『世界の七不思議』で成功を収めたベルギーのメーカーです。フランスのデザイナーを擁し、パーティーゲームを発表します。

ランページランペイジ:怪獣征服(Rampage)
A.ボザ作、2~4人用、8歳以上、30分、7350円(ホビージャパン)、11月上旬発売予定。
ミープルの街にはらぺこの怪獣が襲いかかります。道路を切り裂き、車を投げ飛ばし、建物を壊します。逃げる時間がなかったミープルは犠牲となります。怪獣が食べるのは英雄、ジャーナリスト、店員、ブロンド、ビジネスマン、老人。その食欲から逃れることはできないのです。
街に最も大きな損害を与えた怪獣が勝者です。怪獣がそれぞれもっている固有の能力に注意しましょう。その個性と超能力が破壊レースでは必要になるのです。
手番にはディスクを弾いたり、怪獣コマをビルの上に落としたり、怪獣の頭の上にのせた車コマを弾いたり、怪獣コマの上に顎をのせて息を吹きかけたりして街を破壊したり、ほかの怪獣を攻撃したりします。このほかに特殊能力を発動して特別なアクションで破壊することもできます。建物から怪獣の近くに落ちたミープルは胃の中に収めることができますが、ボード外に飛び出したミープルは、脱出したことになり怪獣にダメージを与えます。
建物が全部破壊されたらゲーム終了で、破壊した建物のフロア、餌食にしたミープル、ほかの怪獣から奪った牙で得点を競います。ミープルは全種類集めないと特典になりませんが、怪獣(キャラクターカード)によって得点パターンが異なります。

ランページ(コンポーネント)

マスカレイドマスカレイド(Mascarade)
B.フェイドゥッティ作、2~13人用、10歳以上、30分。ホビージャパンから今月、日本語版の発売が予定されています(3580円)。
プレイヤーはそれぞれ判事、泥棒、王、魔女、農民といったキャラクターをもち、自分のキャラクターを交換(または交換のふりを)しながら、ユニークな能力を使ってコインを稼ぐゲーム。全員キャラクターの正体を明かした状態で始めますが、すぐにキャラクターカードは伏せられます。
自分の手番には、自分のキャラクターカードを他のカードと交換(または交換のふりを)する、自分のキャラクターカードを秘密裏に確認する、キャラクターの能力を使用する、のいずれかのアクションを実行します。
ゲームが進むにつれて、自分自身でさえも正体が分からなくなるでしょう。ハッタリをかけて偽りのキャラクターの能力を使用することも可能だが、ウソがバレると罰金を徴収されてしまいます。正体を隠匿してのだましあいが楽めるブラフゲームです。

マスカレイド

コンセプトコンセプト(Concept)
G.ビュージャノ&A.リヴォル作、4~12人用、10歳以上、40分。
アイコンを使ってお題を表現し、いち早く当てるゲーム。ボード上にたくさんのアイコンやイラストが描いてあり、お題カードを引いたプレイヤーはそれぞれのアイコンにコマをおいてヒントを出します。プレゼント、おもちゃ、雪で「クリスマス」など、メインコンセプトとサブコンセプトを指し示すコマをうまく組み合わせるのがコツです。
お題の難易度は三段階用意されていて自由に選べます。

コンセプト(コンポーネント)

サンドイッチ(Sandwich)
C.レンボー作、3~10人用、7歳以上、15分。
3つの具材を組み合わせておいしいサンドイッチを作り、ほかのプレイヤーにプレゼントするカードゲーム。2010年にル・ジュール社から発売された作品(当サイトのレビュー)の再版です。丸いカードが丸い缶に入っています。

シュピール'13新作情報:アルゲントゥム出版

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『ハンザ・テウトニカ』など、ドイツゲームの粋が楽しめる作品を制作している出版社です。今年のヒッポダイス・デザイナーコンテストで最終ラウンドに進んだ作品を製品化します。

雲南雲南(Yunnan)
A.ハーク作、2~5人用、12歳以上、75分。
中国・雲南省は高級茶葉プーアル茶の産地です。1000年以上にわたり、馬のキャラバンで茶葉を遠方のチベットまで運んでいました。雲南の原生林を通り、四川の草地を抜け、ヒマラヤを超えて作られたルートは、「茶馬古道」と呼ばれています。
プレイヤーはこの交易路を作り、茶葉を遠方まで運びます。そのためには新しい商人を育成し、よりよい馬を手に入れ、国境を渡るための許可証を手に入れなければなりません。しかし交易だけで勝負するのではありません。社会的な影響力を高め、接待用の建物を作ることで、役人に取り入りたり、橋を作って近道をしたり、交易所を設けて通行を安全にしたりすることも必要です。
ワーカープレイスメントで建物や市場のアクションを選び、ルートにそって商人を移動します。無事に茶葉をチベットまで届けるともらえる報酬を勝利点に変換して、勝利点を競います。

雲南(コンポーネント)

シュピール'13新作情報:dlpゲームズ

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シベリア』や『バンコクの運河』など、質実剛健なボードゲームを制作しているドイツの出版社です。『賽は投げられた』『もっとホイップを』のアラーズを起用してきました。

シトラスシトラス(Citrus)
J.D.アラーズ作、2~5人用、10歳以上、50分。
スペインのアンダルシア地方で柑橘類を栽培するボードゲーム。プランテーション(タイル)を購入して農場に配置し、所有を示す労働者を置きます。収穫すれば収入と得点が入りますが、労働者は取り除かれプランテーションは誰のものでもなくなります。全てのタイルを置き終わったときに、農場ごとに隣接しているプランテーションの多い人が得点を受け取り、得点で勝敗を決めます。
レモン、オレンジ、ブラッドオレンジ、ライム、グレープフルーツのどのプランテーションを購入するか、また得点を狙って農場に隣接するか、特殊効果のある地形タイルを取りに行くかという選択の幅が広く、悩ましい選択がたくさん待ち構えています。プランテーションを広げれば得点のチャンスが上がりますが、収入が入りにくくなり、収入を上げるには、小さいプランテーションをどんどん収穫していく必要がありますが、得点は入りにくくなるというジレンマがあります。

シュピール'13新作情報:フォイヤーラントシュピーレ

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昨年、初出展の『テラミスティカ』で大きな話題を呼んだ出版社は、いよいよ本命ローゼンベルクの作品を発表します。早速、テンデイズゲームズが日本語版の準備を進めています。

グラスロードグラスロード(Die Grassstraße)
U.ローゼンベルク作、1~4人用、12歳以上、75分。
 グラスロードは、ドイツ・バイエルン地方の森に広がる250kmのルートで、ガラス工芸で700年の伝統をもっています。プレイヤーはガラス工芸とレンガ生産を上手に行い、適切な建物を建てて、経営を進めます。森から木を切り出してかまどの燃料にし、池や穴や木立を広げたり取り除いたりして、必要なアイテムを手に入れます。15人の専門家が味方になって命令を実行してくれます。
 ゲームは4つの時代にわたって行われます。各自15人の専門家をもっており、専門家は資源を取る、新しい地形を置く、建物を建てるなどから2つの能力をもっています。時代の始めに、各自5人の専門家を選び、1枚ずつ出して使います。ほかのプレイヤーが誰も選ばなかった専門家を出せば、2つの能力を両方使うことができます。ほかの人も選んでいれば、1つしか使うことができません。
 資源は、『祈り、働け』で導入された収穫リングで管理します。たくさんのチップ類を使わず、どの資源がいくつあるか一目で分かります。
 建物は93軒あり、資源を変換するもの、1回だけ効果のあるもの、ゲーム終了時に達成度合いによって得点が入るものという種類別に4枚ずつ場に出ています。コストの資源を支払い、マイボードの空いているところに建てていきますが、改良する建物は、すでにある建物から置き換えなければなりません。効果をうまく組み合わせて、効率よく得点を増やしていきましょう。

グラスロード

(コンポーネント写真は試作段階のものです)

シュピール'13新作情報:ファンタジーフライトゲームズ

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アメリカの出版社ファンタジーフライトゲームズは、SF系の作品で人気があります。

プラネット・スチームプラネット・スチーム (Planet Steam)
H.G.ティーマン作、2~5人用、12歳以上、90~180分、7,980円(ホビージャパン)、10月上旬発売予定。
2008年にルドアート(ドイツ)から大箱で発売され話題となった作品が、ファンタジーフライトゲームズらしい豪華なコンポーネントで甦ります。
新興惑星の開発を競うボードゲーム。プレイヤーは企業家となり、装備を組み立て、坑道の権利を獲得し、資源を採掘し、富を増やす。抽出漕を用いて採掘した資源を売買する市場では、価格が不安定に変化します。その中で採掘資源をマネジメントする洞察力と、供給量と需要を的確に操作することができた企業家が勝者になります。
プレイ順と能力を競りで決め、抽出漕を建設して資源を採掘します。市場では資源を売れば価格が下がり、買えば価格が上がります。生産する資源の選択と、効率のよい生産方法をめぐって、幅広い戦略を取ることができます。
TGiWレビュー:プラネット・スチーム(ルドアート版)

プラネットスチーム(コンポーネント)

ギアワールドギアワールド:ボーダーランド(Gearworld: The Borderlands)      
B.エバール、J.キットレッジ、P.オロッカ作、2~4人用、14歳以上、60~120分、6,300円(ホビージャパン)、10月上旬発売予定。
大崩壊した空想世界で征服と生存を目指すボードゲーム。資源を集め、軍事力を高め、輸送能力を強化し、高い塔を建てて「空の世界」を目指します。各土地からは資源が産出され、これを交易したり、軍事力を用いて奪ったりします。車両や武器や建物などの発展を行うためには、必要な資源をその地域に集めなければならず、そのために輸送手段を強化するも必要です。また、同時にそれら資源をほかのプレイヤーから守る軍事力も必要です。
100体のフィギュアが入っており、壮大な戦いが繰り広げられます。

ギアワールド(コンポーネント)

(ホビージャパン取り扱い分のみ。追加可能性あり)

シュピール'13新作情報:エッガートシュピーレ

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ドイツゲームの本流で意欲作を作り続けているエッガートシュピーレは、有名デザイナーを起用してきました。

ロココロココの仕立屋(Rokoko)
M.クラマー、S.マルツ、L.マルツ作、2~5人用、12歳以上、60~120分、6,090円(ホビージャパン)、11月上旬発売予定。
ルイ15世の治世に、上流階級のために豪華な衣装を製作するボードゲーム。豪奢な舞踏会を開くことこそ当世の流行でした。数週間後に大きな舞踏会が行われることになり、注文が舞い込んできました。そこで生地を確保し、職人を雇って指導し、舞踏会で宣伝して評判を競います。また、それだけではなく、花火など、舞踏会の装飾も行わなければなりません。
自分の戦略に合わせて毎手番、従業員カードを1枚選び、アクションを行います。見習いは特殊な技能をもっていますが、針仕事はできません。助手は素晴らしい衣装を仕立てる腕をもっていますが、新しい職人を雇う必要があります。これらのカードには、デッキ構築の要素を取り入れました。
7ラウンドの後で、舞踏会が行われ得点計算があります。従業員、ゲストに提供した衣装、資金を出した舞踏会の飾りに名声ボーナスが与えられ、最も多かった人が勝利します。
『グレンモア』『ランカスター』のM.クラマーと、『江戸』のS.マルツのコンビネーションが楽しみです。

ロココ(コンポーネント)

炭鉱讃歌炭鉱讃歌(Glück Auf)
W.クラマー、M.キースリング作、2~4人用、10歳以上、60~75分、6,090円(ホビージャパン)、11月上旬発売予定。
20世紀初頭のエッセン。太陽光発電やクリーンエネルギーなど当然まだあろうはずもない時代でしたが、そこには代わりに無尽蔵とも思える石炭の鉱脈がありました。
プレイヤーは石炭鉱山の所有者となり、搬出用のトロッコを製造し、鉱山内へと送り込んで、坑道から掘れる限りの石炭を採掘します。採掘した石炭の買い手を確保し、勝利点を獲得します。ただし、受注は石炭の需要に大きく左右されてしまいます。しかもその品質は炭鉱の深さによって異なるため、時には坑道深部から採掘を行わなければなりませんが、当然コストも増大します。
ほかにもやらなければならないことは多岐にわたりますが、問題は炭鉱夫の数は限られていることです。作業に送り込む坑道も決めねばならず、そしてその作業を達成するにはより多くの炭抗夫が必要になります。全プレイヤーが炭鉱夫をすべて使い終えたら、1シフト終了し、ゲームが終わる3シフトまでに、もっとも得点を獲得していたプレイヤーが勝者となります。
今年『カッラーラの宮殿』がドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされたデザイナーコンビに、創作の勢いが衰える兆しは見えません。

炭鉱讃歌

シュピール'13新作情報:デイズ・オブ・ワンダー

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豪華なコンポーネントで知られるフランスの出版社は、『カーゴ・ノワール』以来2年ぶりとなる完全新作を発売します。

レリックランナーレリックランナー(Relic Runners)
M.ダンスタン作、2~5人用、10歳以上、40~80分、7,350円(ホビージャパン)、10月下旬発売予定。
引退した大学教授、大ぼら吹きの探検家、大胆不敵な跡取り娘、秘密組織の指揮官などが、素晴らしい財宝を求めて、ジャングルの奥深くに眠る古代の遺跡を探検するボードゲーム。前人未到の密林をかき分け、失われた寺院を見つけ出し、貴重な遺物と財宝をたくさん持ち帰ります。
ジャングルでは、同じ道を2回通ることはできない上に、通ったことのない道は最初か最後に1回しか通れません。探険する寺院への巡回路をよく考え、また補給物資を無駄にしないで、効率的に遺物や財宝を探検基地まで持ち帰ることが大切です。手持ちのアイテムは3段階にアップグレードでき、これによって通行の制限をなくすこともできます。
いろいろな種類の財宝を集めたり、長いルートを通ったりすればボーナスが入ります。しかし財宝は早い者勝ちです。計画性と臨機応変の両方が問われます。
美しいアートワークやフィギュアも満載で、デイズ・オブ・ワンダーらしい作品となりました。

レリックランナー(コンポーネント)

チケット・トゥ・ライド:オランダチケット・トゥ・ライド:オランダTicket to Ride: Nederland
A.R.ムーン作、2~5人用、8歳以上、45分、3150円(ホビージャパン)、11月上旬発売予定。
チケット・トゥ・ライド:マップコレクションシリーズの第4弾。無数の運河が張り巡らされているアムステルダムは、北のベネチアと呼ばれていますが、オランダは全土にも水路がたくさんあります。この低地での鉄道の旅は、数多くの橋を渡り、通行料を払うことになるでしょう。
このセットでは、鉄道の敷設にコストの概念が導入され、橋を渡る際に通行料金の支払いが必要になります。また、ほとんどのルートが橋を横断する複線ルートになっており、最初に橋を横断する都市間をつないだプレイヤーは、銀行へ橋の通行料を支払いますが、2本目のルートをつないだプレイヤーは橋の通行料を1本目のルートをつないだプレイヤーに支払います。ゲーム終了時に所有している通行料は、ボーナス得点として加算されます。

チケット・トゥ・ライド:オランダ(ボード)

シュピール'13新作情報:コスモス

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『アンドールの伝説』がドイツ年間エキスパートゲーム大賞に選ばれたコスモス社は、ゲーマー向けからキャラクターものまで、18タイトルのラインナップで臨みます。

ノーティカスノーティカス(Nauticus)
W.クラマー&M.キースリング作、2~4人用、12歳以上、60~90分。
船を建造し、品物を搬送するボードゲーム。船は船倉とマストタイルを組み合わせ、いろいろな大きさのものを作ることができます。大きい船ほど、作るのに手間がかかりますが、できあがればたくさんの品物を運ぶことができます。アクションの選択は、全員共通のアクションションリングで行うのが特徴で、これにより手番の交替がスムーズにできます。

ノーティカス(コンポーネント)

カシュガルカシュガル:シルクロードの商人(Kashgar: Händler der Seidenstraße)
G.ヘヒト作、2~4人用、12歳以上、45分。
ドイツでは珍しいデッキ構築のカードゲーム。プレイヤーはシルクロードの商人となって、スパイスを交易します。各自3つの山札(部族)をもっており、手番にはその山札の一番上のカードだけ取ることができます。使わなかったカードは山札の下へ。部族の組み合わせで交易の可能性を広げ、たくさんの交易を達成した人が勝者です。

ホビット:スマウグの荒らし場(Der Hobbit - Smaugs Einoede)
A.シュミット作、2~4人用、10歳以上、60分。
年末に公開される映画『ホビット』の第2部に基づくボードゲーム。ドラゴンのスマウグが一行の行く手を阻みます。協力して難所を乗り切り、山にたどり着くことはできるでしょうか? 画像は後日公開されることになっています。

アンドール拡張アンドールの伝説:星の盾(Die Legenden von Andor - Der Sternenschild)
M.メンツェル作、2~4人用、10歳以上、60~90分。
ドラゴン退治の後、勇者たちは伝説の盾を探す旅に出ます。伝説の盾が、悪の陣営の手に渡る前に、取り戻さなければなりません。おまけに飢えた狼が行く手に現れます。しかし、うまく手なずければ、悪の陣営と戦うときに信頼できる仲間となってくれるでしょう。

ウィーンカタンウィーン・カタン(Wien Catan)
K.トイバー作、3~4人用、10歳以上、75分。
ドイツカタン(2008年)、バーデン・ヴュルテンブルクカタン(2012年)に続く限定のご当地カタン。今回はオーストリアのウィーンのマップを開拓します。街道を建設するだけでなく、巨大観覧車やシュテファン大聖堂などの観光名所を建設したり、発展カードでウィーンの有名人を手に入れたりします。

カタンの開拓者たち:冒険者と海賊5-6人用(Die Siedler von Catan - Entdecker & Piraten Ergänzung fuer 5/6 Spieler)
K.トイバー作、5~6人用、12歳以上、120~150分。
まもなく日本語版が発売されるシナリオを5~6人でも遊べるようにする拡張セットです。

研究室はもっとカオス笑ってはいけない:研究室はもっとカオス(Nichtlustig - Noch Mehr Labor Chaos)
I.デコニング作、3~6人用、8歳以上、20分。
めちゃくちゃな効果のカードを使って、手札を早くなくすカードゲーム。『研究室はカオス』の続編で、組み合わせて遊ぶことも、単体で遊ぶこともできます。

マンノ・モンスターマンノ・モンスター(Manno Monster)
M.トイブナー作、2~4人用、8歳以上、25分。
「赤のモンスターが2匹、青のモンスターは1匹以上、黄色のモンスターは赤のモンスターより多い」などのお題に合うように、同時プレイで手持ちの15枚のモンスターチップをいち早く揃えるゲーム。できあがったら砂時計をひっくり返し、落ちる前にできた人にも得点があります。難易度が6段階用意されていて、初心者から経験者まで楽しめるようになっています。

わあ、ママグレッグの日記:わあ、ママ(Gregs Tagesbuch - Heissa Mama!)
J.キンニー作、2~6人用、7歳以上、20分。
各自に配られたカードを見て、全体で何がいくつあるかを言います。数は好きなだけ増やすことができますが、ダウトされたら全員のカードを公開して、正しかったほうがカードを手に入れます。


マダガスカルのペンギン:完全に捕まった!(Die Pinguine aus Madagaskar - Voll Erwischt!)
I.ブラント&M.ブラント作、2~4人用、7歳以上、15分。
動物園のペンギンたちが雪合戦をします。ダイスでカードの目を出せないと、雪玉にあたってしまいます。しかし休んではいられません。次の雪玉がもう飛んできているのですから!

3つのクエスチョン3つのクエスチョンとファイヤーダイヤモンド(Die Drei ??? und der Feuerdiamant)
R.クニツィア作、2~4人用、8歳以上、60分。
協力して事件を解決します。容疑者カード、手がかり、危険カード、アリバイカード、危険チップ、パワーチップを使って、時間内に事件を解決しなければなりません。危険が一定以上になると全員の敗北となります。ゲーム事に設定が変わるので違う展開を楽しめます。またiPadと連動しており、効果音やエフェクト、追加ルールをダウンロードすることができます。

3つのクエスチョン(コンポーネント)

何が何:大クイズ(Was ist Was: Das grosse Quiz - Play it Smart)
作者不明、2~4人用、8歳以上、30分。
一番人口が多いのはどの国か、飛べないのはどの鳥か、電話とラジオはどちらが先に発明されたか・・・さまざまなジャンルのクイズに答えてコインを集めるクイズゲームです。iPadと連動して、写真や絵や音のクイズを楽しむこともできます。

ターボ:カーブをえぐれ!(Turbo - Kratz die Kurve!)
作者不明、2~4人用、4歳以上、15分。
サイコロを使った双六のレースゲーム。オイル溜まりに注意して進みましょう。賞金のコインを最初に8枚集めた人が勝者です。

ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ:地下の狩り(Teenage Mutant Ninja Turtles - Jagd im Untergrund)
作者不明、2~4人用、6歳以上、20分。
スーパーヒーローコミックの主人公たちが、地下水路をわたって友だちのエイプリルを助けるレースゲームです。

ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ:ピザパーティー(Teenage Mutant Ninja Turtles - Pizza Party)
作者不明、2~4人用、6歳以上、15分。
悪人や招かれざる客のカードをすばやく叩いて、手札をいち早くなくすことを目指すカードゲームです。

ザ・ウォーキング・デッド:ボードゲーム(The Walking Dead - Das Spiel)
C.ジョーンズ作、1~4人用、16歳以上、45分。
ゾンビの人気テレビ番組に基づくゲーム。2011年にクリプトゾイク・エンターテイメント社から発売されたもののドイツ語版です。食料、武器、移動手段、仲間を確保して生き残ることを目指します。仲間がゾンビに襲われると、ゾンビになって襲ってくるので注意が必要です。

インドアカーリング(Indoor Curling)
2~8人用、7歳以上、20分。
1.2メートルの距離でボールの入ったコマを交互に投げ入れます。

ラビッズ:ファミリーパーティーゲーム(Rabbids - Das Familien-Partyspiel)
ビデオゲームのキャラクターが登場するゲーム。2分以下のミニゲームが60タイトル以上入っており、手先の器用さ、思考力、スピード、運を競います。

ラビッズ

シュピール'13新作情報:アミーゴ

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ドイツゲーム界の最大のお祭りであるシュピール'13(エッセン国際ボードゲーム祭)が10月23日(木)から4日間にわたって行われます。

このページでは、新作情報を各メーカーのウェブサイト、ニュースサイトから翻訳し、どのような新作が出るかを見ていきたいと思います。日本に比較的入りやすく、よく知られているメーカーを中心に紹介しています。ゲーム名は直訳で、後に輸入販売されるときには別になるかもしれません。

例年1番最初に情報を出すアミーゴ社から。発売は9月なので、エッセン・シュピール前に国内発売される可能性もあります。

ノアの箱舟ノアの方舟Arche Noah)
C.ベーレ作、2~5人用、8歳以上、25分。イラストはD.マテウスです。
動物のペアを集めて方舟に載せるゲーム。毎ラウンド、プレイヤー人数分の動物カードがめくられるので、入札したチップで入札して多い順に1枚ずつ取ります。取ったカードは裏にして自分の山札に重ねます。大きいチップを出すと、1枚も取らなかったり、2枚取ったりすることもできます。動物カードがなくなったら、自分の山札を表にして、ペアがいれば得点、シングルならば失点になります。2ゲームの合計が一番多い人の勝ちです。どの動物を前に取ったか、よく覚えておきましょう。

ノアの方舟

フラッシュ10フラッシュ10(Flash 10)
W.クラマー作、2~5人用、8歳以上、20分。
同時プレイ、スピード勝負のカードゲーム。10枚のカードを各自裏にして自分の前に並べ、カードをめくって一斉にスタートします。中央にばらばらに置いてあるカードを取り、自分の前においてあるカードの上に重ねます。目標は10枚のカードを左から右へ昇順にすることです。できたら「ストップ!」といってラウンド終了になります。昇順になっているカードの枚数だけ得点になります。数ラウンド行なって、合計点が50点を超えた人の勝利です。稲妻カードをうまく使うことがポイントです。

フラッシュ10

ガラパゴスガラパゴス(Galapagos)
B.ハイスマン作、2~4人用、8歳以上、30分。
ガラパゴス島で新種のカメを集めるボードゲーム。カラーダイスを振って、移動の順番にそって並べます。並べ終わった人は砂時計を逆さにして、終わるまでに全員自分のダイスを並べ終えなければなりません。最初に並べ終わった人から、カラーダイスに対応するマスを移動し、移動先にあるカメチップを取ります。例えば緑、青、赤、黄色と並べたら、緑のマス→青野マス→赤のマス→黄色のマスの順に移動しなければならないのです。効率のよい移動ルートの計画を、すばやく考える判断力が求められます。

ガラパゴス

チーズダイスチーズダイスKäse Würfeln
M.フェルトケッター作、2~5人用、8歳以上、30分。
8つのサイコロを4回まで振って、できるだけ大きいチーズを集めます。1のチーズは1の目を1つ、2のチーズは2の目を2つ、3のチーズは3の目を3つ・・・というようにして取ります。3の目が4つあっても、3のチーズは取れません。取ったチーズは、数字の大きい方から重ねて山を作り、山の大きさによって得点がもらえます。4段では12点ですが、5段にすると25点、6段では40点になります。1~6のチーズの山のいずれかがなくなったらゲーム終了で、それまでに集めたチーズの山の得点の合計が多い人の勝利です。

チーズダイス

ファラオコードファラオコード(Pharao Code)
J.リム作、2~5人用、10歳以上、20分。
素早い計算能力が問われるゲーム。3つのサイコロを振り、その目を和差積商で組み合わせて、ピラミッドに並んでいる数字タイルを取ります。最初に取った人は、砂時計を逆さにします。砂時計が終わったら、それぞれ取ったタイルの検算をして合っていれば得点、間違っていれば失点です。サイコロは8面、10面、12面を使うので、大きい数字を暗算することになります。

ファラオコード

スピードカップスピードカップ(Speed Cups)
H.シャフィール作、2~4人用、6歳以上、15分。
各自カップをもって、カードの指示通りに素早く並べます。カードには鳥や電車など、さまざまなイラストで色の並べ方が指示されます。これを見て、自分のカップをその色の順番に並べます。できあがったら中央のベルをチン! 最初に鳴らした人がカードを取ります。縦に重ねる場合もあれば、横に重ねる場合もあって混乱します。24枚のカードが終わったとき、一番多くカードを取っていた人が勝ちです。

初めてのカルテット(Mein erstes Quartett)
H.シャフィール作、2~4人用、4歳以上、15分。
探しているカードをほかのプレイヤーに尋ね、相手がもっていればもらうことができます。4枚のカード(カルテット)を揃えたら自分の前に出すことができます。カルテットを一番多く出した人が勝ちです。

ピピファックス(Pipifax)
W.ディシャール作、2~5人用、4歳以上、15分。
サイコロを振って、出た目の動物が描かれたタイルをめくります。見事正解したら、またサイコロを振って次の動物を探します。外れたらタイルを裏返して次の人の手番になります。こうして4連続で正解した人の勝ちです。

ワード・オン・ザ・ストリート

ワード・オン・ザ・ストリート(Word on the Street)
J.デグナン作、2~10人用、12歳以上、25分。
2チームで戦うワードゲーム。「緑の野菜」などのお題が出るので、ボード上のアルファベットをできるだけ使って単語を考えます。使ったアルファベットは自分のチームの側に1マス移動します。砂時計が終わったら相手チームの番になります。こうして17のアルファベットの内8つを自分のチーム側に引き寄せたほうが勝ちです。

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