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シュピール'14:ホビージャパンの輸入リスト第3弾

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ホビージャパンは、10月にドイツで開かれたシュピール'14の新作輸入リスト第3弾を発表した。今回はフランスの出版社3タイトルで、発売は12月下旬から1月中旬を予定している。

ロビン(Robin)
F.モイヤーセン作、イエロ社(フランス)/フラットラインドゲームズ(ベルギー)、2~6人用、8歳以上、30分、3400円(税別)、12月下旬発売予定。
プレイヤーはシャーウッドの森に潜むロビン・フッドとその一味に連なって、富める者から奪い、貧しき人々に施しをします。そのために、シャーウッドの森のねぐらの野営地を手伝ったり、ノッティンガム城へと続く道で旅人を待ち構えたり、ロビンからの報せを伝えたり、近隣を見まわって情報を集めたりします。危険を侵せば侵すほど手に入るものは増えますが、城にあまりに近づきすぎると、待ち構えていた警邏と守備隊に捕まってしまうでしょう。
いずれかの種類の任務を7回こなすことで、ロビン・フッドの副官となれます。ほかのプレイヤーもその座を狙っている中、ほかのプレイヤーよりもいち早く成功をつかみ取ることができるでしょうか? プレイ時間も短く、家族で遊べるお手軽さと、度胸が試される駆け引きのゲームです。
ロビン

孫子兵法(Sun Tzu)
A.ニューマン作、マタゴー社(フランス)、2人用、10歳以上、30分、5800円(税別)、1月中旬発売予定。

西暦506年、春秋戦国時代......楚の昭王、兵を率いて淮河を侵し、孫子、兵を挙げ迎える。楚の昭王軍を率い高地に陣し、孫子率いる呉兵比ぶるにその数少なし。孫子、謀りて兵を退き、昭王即ち兵を散らせ追撃を命ず。楚の兵まばらとなり、孫子これを漸次向かえて撃ち減らす。この柏挙の戦いに於いて、楚の昭王敗れ兵を郢都に退く。孫子とその兵、郢都を侵し、昭王都より出、孫子の兵法を大いに懼れる......。

プレイヤーは楚の孫子、もしくは呉の昭王となり、軍を率い、中国の平定をめざします。毎ターン、各地域のカードをプレイし、地域ごとに公開します。そのカードの値や特別な効果により、プレイヤーは兵を進めたり退けたりします。カードは1度しか使用できないものがあり、そのため適切な時を選んで使用することが勝利のためには重要です。ゲームは綱引きのように、中央に置かれた得点マーカーを自陣側に動かすことを競います。9ラウンド行うか、いずれかのプレイヤーが得点マーカーを自陣側の最後のスペースに進めると終了します。アートワークも美しい、対戦型の陣取りゲームです。
孫子兵法

アルティフィキウム(Artificium)
T.シャーゴロドスキー作、アスモデ社(フランス)、2~6人用、8歳以上、20~50分、5000円(税別)、1月中旬発売予定。
中世の施政者として、産業を発展させ、産物の効率的な循環を作り上げて、自分の都市を発展させるゲーム。生産し、加工し、資源を集めますが、ほかの都市の領主の邪魔があることを忘れてはいけません。
カードドリブンによってゲームは進みます。カードの中には資源を生み出すものや、ある資源を別の資源に変換するものや、勝利点をもたらすものや、アクションを実行できるようにするものがあります。カードの連鎖を見極めてプレイすることが、勝利のために必要となります。
ゲームは4ラウンドからなり、各ラウンドの開始時には、各プレイヤーは手札5枚を持っています。そのほかに、表向きになったカードが6枚並べられており、そこを市場と呼びます。まず最初にプレイヤーは自分の手札のカードと市場のカードを交換することができます。その次に、カードを使用してアクションを実行したり、交易をおこなって資源を集めたり、ある資源を別な資源へと変換して勝利点を得たりします。
4ラウンドが終了したところで、持っている資源などを売却して最後の得点計算が行われます。最も得点を獲得したプレイヤーは、中世の施政者として実力を示したこととなり、勝者となります。カードの効果を見極めつつ必要なカードをそろえていく駆け引きと判断が面白いボードゲームです。デザイナーはロシア人で、この作品が第一作となります。
アルティフィキウム

シュピール'14:ホビージャパンの輸入リスト第2弾

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ホビージャパンは、先週ドイツで開催されたボードゲームメッセ「シュピール'14」で発表された新作の中から、輸入リストの第2弾を発表した。いずれも第1弾と同じく、11月下旬発売予定。スカウトアクションの上位12作品のうち、これで8タイトルがホビージャパンのラインナップに入ることになった。

ムラーノ島(Murano)
I.ブラント、M.ブラント作、ルックアウトシュピーレ(ドイツ)、2~4人用、10歳以上、60分、7800円(税別)。スカウトアクション6位。
イタリア・ヴィネツィアの北東に位置するムラーノ島を舞台としたゲームです。島は小さな7つの島が集まっており、観光客にはガラス細工でも有名な島です。ヴィネツィアと、ムラーノ島は運河で隔てられており、ゴンドラと水運がゲームの要となります。
ゲームボードはムラーノ島を表しており、それぞれの島には建物を建てるスぺースと、歩道が記されています。ゲームボードの周囲にはアクションスペースがいくつか記されており、ゲーム開始時にゴンドラがいくつか配置されています。そして毎ターン、このゴンドラを1つ選んで移動させて、その移動先のスペースにあるアクションを実行します。この時、他のゴンドラを追い越すことや既にゴンドラのあるスペースに入ることはできないのですが、ゴンドラはお金さえ払えば動いてくれるので、支払いによっては複数のゴンドラを動かすことも可能ですが、取れるアクションは1つだけです。
アクションスペースのいくつかは島の商店を表しており、その業種は様々です。プレイヤーは店を所有することができ、後に観光客が来た時には買い物をしていってくれます。また、得点のためにはゴンドリエーレを島のゴンドラに配置する必要があります。
これらはすべて、手札のキャラクターカードを得点とするために必要となり、またアクションによっては更なるカードを獲得することができます。また、建てた建物でガラス細工を製造して、これらをアクションで使用したり観光客に売ることで、お金を得たり、得点とすることができます。
『村の人生』で人気のインカ&マルクス・ブラント夫妻による、アクションの選択と管理も悩ましい作品です。

パッチワーク(Patchwork)
U.ローゼンベルク作、ルックアウトシュピーレ(ドイツ)、2人用、8歳以上、30分、3800円(税別)。スカウトアクション8位。
9×9マスのゲームボード上に、より素晴らしいパッチワークキルトを作ることを競う2人用のボードゲームです。
それぞれプレイヤーはゲームボードを受け取り、中央に進行ボードと時間トークンを置いて、その周りを囲むようにランダムに布地タイルを並べ、いずれかのタイルの間に糸巻きコマを置いたら準備完了です。
毎ターン、プレイヤーはランダムにぐるりと配列された布地タイルの中で、糸巻きコマの置かれている所から時計回り方向で3つ先までの布地タイルを選んで、そこに糸巻きコマを進めてタイルを獲得するか、パスします。布地タイル1つを獲得するときは、最初に5個受け取ったボタンをいくつか支払うことになります。そして、布地に描かれている「時間」の分だけ、時間トークンを進め、自分のボードに配置します。布地の置き方は重ねない限り自由ですが、隙間なくうまく配置することが重要です。プレイヤーは対戦者の時間トークンより、自分の時間トークンが後ろにある限り、自分のターンを得ます。追い越してしまったら、相手の手番となってしまいます。布地を獲得する代わりにパスすることでボタンを獲得することもできますが、相手の時間トークンの直前に時間トークンは進んでしまいます。
このボタンのコストと時間のコストに加え、布地にはそれぞれいくつかボタンが描かれており、時間トークンが時間トラックのボタンマスを通過したら、自分のゲームボード上のボタンの数だけ、ボタンを獲得できます。さらに、時間トラックの1×1サイズの布地の置かれたマスに時間トークンが進んだら、即座にその布地を獲得できます。
こうやって、時間とボタンと適切な布地をうまくやりくりすることで、素敵なパッチワーク・キルトを作り上げたプレイヤーが勝利します。
『アグリコラ』の作者、ウヴェ・ローゼンベルクによる、手軽で駆け引きも面白い、見た目も鮮やかな新作です。

ゴールド・アホイ!(Gold Ahoi!)
S.ハーミンガウス作、ルックアウトシュピーレ(ドイツ)、2人用、8歳以上、15分、2800円(税別)。
35枚のタイルを、6×6の範囲に並べるゲームです。タイルには水と砂の2種類の地形があり、水はタイルの角、砂はタイルの辺にあります。宝箱は2色あり、それぞれのタイルの真ん中にどちらかが描かれています。そしてプレイヤーが順番にタイルを置いて、水と砂の迷路を作っていきます。
プレイヤーは自分のターンに、タイルを引いて6×6マスのなかに配置します。このとき、一つだけ守らなければならないのは、対戦相手の方へはタイルを伸ばしてはいけないということ。タイルを置ききったら、自分の側につながっている宝箱を数えて、多いほうが勝ちとなります。
ウヴェ・ローゼンベルクが発掘したお手軽な対戦型タイルゲームです。

フリート・コマンダー (Fleet Commander)
A.バーゲラ、E.シャーペンティ、A.スキンドラー作、カプシクムゲームズ(フランス)、2人用、12歳以上、60分、8000円(税別)。
星間艦隊提督として配属されたのがわずか数分前。あなたの強力な艦艇を伴う艦隊の、フリゲート艦と戦艦は既知宇宙での優勢を得るべく、終わりなき戦いを続ける交戦宙域へと侵入した!
ミニチュアを使用した、2人用の宇宙艦隊戦のゲームです。プレイヤーはそれぞれ7隻の艦を率いて、5×5マスに区切られた、様々な要因――たとえば小惑星隊など――がある戦闘宙域に突入します。毎ターン、プレイヤーは命令ダイスを3つ選び、ふった結果をそのまま使用してアクションを実行することも、続くラウンドのために戦闘指揮所に取って置くこともできます。ダイスは移動、攻撃、シールドへのエネルギー充填の3種類があります。
壮大な宇宙艦隊戦を、手軽に場所を取ることなくプレイすることを目的してデザインされており、ルールはシンプルで覚えやすく、何種類もの出来の良いミニチュアを使用するのが魅力です。コンパクトなボックスに収まっていますが、ゲーム性はかなり奥深いものとなっています。
また、組み合わせ式のゲームボードや、各艦艇で使用する6つの特殊兵装、上級ルールと追加ルール、4本のシナリオなどにより、同じような展開にはなりません。繰り返して遊びたい、ミニチュアゲームです。

スピーク・イージー:非合法酒場 (Speakeasy)
A.ビドー、H.レディシ作、カプシクムゲームズ(フランス)、2人用、8歳以上、30分、3200円(税別)。
1920年代、アメリカは禁酒法と"スピーク・イージー"と呼ばれる非合法の酒場の時代。あなたはギャングのファミリーとして、他のファミリーの非合法酒場を見つけ出さなくてはならない。血で血を洗う抗争が今始まる......
まずプレイヤーはそれぞれ対戦相手にわからないように25個のさまざまな種類のコマを配置します。毎ターン、プレイヤーはこのコマを、通りや小路にそって移動させたり、隠れ家と呼ばれるビルに入ったりします。相手のファミリーのコマと同じマスに入ったら、より強い側のコマが対戦相手のコマを脅し、街から追い出してしまいます。特別なコマの中にはより速く移動したり、街から消える前に全ての敵のファミリーを脅すようなものもいます。
中国の軍人将棋、軍棋にヒントを得た、記憶力とブラフと予想が重要な対戦型ゲームです。 

アクロティリ(Akrotiri)
J.コーミエ、S.フォンリム作、ズィーマンゲームズ(カナダ)、2人用、13歳以上、45分、4000円(税別)
プレイヤーは古代ギリシア世界のまだ地図の無いエーゲ海に乗り出して、遥か昔に滅び、今や廃墟となっているであろうミノアの神殿を探し求めます。話では、その神殿はセラ島(サントリーニ島)近辺に隠されており、その秘密の場所へと導く地図を手に入れました! 北に山を2つ超え、火山で西に? 何としても手がかりから神殿を見つけ出さなくては......
しかし、探索費用の問題もあります。未知の未知なる神殿の探索と発掘のための資金を集めるには、まずはセラ島近辺の資源を採掘して、出荷する必要があります。
『アクロティリ』は、タイル配置と手札管理と荷物の集配のゲームです。プレイヤーは手札の手がかりとなる地図に合致するゲームボードを作り上げるために、タイルを配置していきます。そして神殿を発掘しますが、そこを見つけ出すのが難しいプレイヤーや、セラ島からより遠い場所で見つけ出したプレイヤーはより多くの勝利点を獲得できます。しかし、秘密の目的カードにより、勝者は最後まで誰になるのかはわかることはありません。神々のご加護と善き風に恵まれますように!
アートワークも美しい、2人対戦ジャンルの新作です。

シュピール'14:世界に羽ばたく日本のゲーム

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ドイツのボードゲームメッセ「シュピール'14」では、日本発のゲームの海外版が多く見られた。開催前日、プレス向けに行われるプレビューは、各出版社が有料でスペースを借りて新作をアピールしている。そのためこのプレビューで展示される作品は、各社が力を入れてPRしていることを表す。ここでいくつも日本の作品が見られたことは、日本がひとつのブランドとして認知されつつあることを示しているといえるだろう。

今年、ドイツゲーム賞でカナイセイジ氏の『ラブレター』が4位に入賞。また日本の創作ゲームサークルが共同で出展している「ヤポンブランド」ブースは年々混雑の度合いを深め、今年は2つ目のブース「ミニマルゲームズ」を開設した。『シェフィ』をサンプル展示している「冒険企画局」ブースでは、ライセンスを希望する出版社がよく訪れるという。日本の存在感は、確実に増している。

ここではプレビューで展示されていた日本の作品を紹介しよう。

1.セイルトゥインディア(Auf nach Indien!)
OKAZU Brandによる、ポルトガルからインドを目指して航海するカードゲーム。日本でもゲームフィールドによる豪華版が発売されている。世界で評価される日本のミニマリズムが、500円ゲームズから始まったことをよく表す作品だ。AEG社による英語版、イエロ社によるフランス語版もある。ペガサスシュピーレによるドイツ語版が展示されていた。

『セイルトゥインディア』ドイツ語版

2.街コロ(Machi Koro)
グランディングによる、ダイスで街を発展させるカードゲーム。ロシア、オランダ、アメリカ、イタリア、ポーランド、韓国、ドイツ、フランスの各国語版が製作されており、世界中で遊ばれるようになった。プレビューはコスモス社によるドイツ語版。

街コロドイツ語版

3.究極のワンナイト人狼(Loup Garou pour Une Nuit)
10分で終わる人狼ゲームをT.アルスパッチがアレンジした作品。ベジエゲームズによるフランス語版が展示。

ワンナイト人狼フランス語版

4.すしドラ!(Sushi Draft)
こげこげ堂本舗による、回転寿司のドラフトカードゲーム。ブルーオレンジゲームズ・ヨーロッパによる多言語版が展示。

すしドラ!英語版

5.赤ずきんは眠らない(Eat Me If You Can!)
ユニアスによる、オオカミが相手の出方を予想して襲う心理ゲーム。イエロ社(フランス)による英語版が展示。

赤ずきんは眠らない英語版

6.小早川(Kobayakawa)
オインクゲームズによる、コインを賭けて勝負をするカードゲーム。イエロ社(フランス)による英語版が展示。

小早川英語版

日本の作品が海外の出版社で取り上げられるルートはいくつかあるが、ヤポンブランドによる出展の比率が最も大きい。ヤポンブランドでは、予めサンプルを何人かの海外レビュアーに送り、ウェブサイトで紹介してもらうことで注目度を上げているが、これが出版社の目に止まり、製品化に結びついている。今年も21タイトルもの新作がヤポンブランドとミニマルゲームズで発表された。ゲームマーケットからヤポンブランド、ヤポンブランドから世界という流れ。来年の今頃、このうち何タイトルが海外版で出版されているか楽しみである。

ムードX(Mood X)

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怒るかと思ったら・・・

ムードX

絵の中のキャラクターに実在の人物を当てはめて、その感情を当てるコミュニケーションゲーム。イタリア人のデザインを中国の出版社が製品化し、シュピールに出展した。

カードをめくると、『ディクシット』のようなファンタジックなイラストが描いてあり、そこに何人かのキャラクターがいる。魔法使いだったり、船乗りだったり。

これらのキャラクターのうち親はどれかを1人が指定し、もう1人が残りのキャラクターが誰かをいう。芸能人でもいいし、歴史上の人物でもいいし、そのメンバーが知っている人(プレイヤーのうち誰か)でもいい。そしてもう1人がそのキャラクターのセリフをアドリブで考える。

親は円盤を見て、そのシチュエーションでどんな感情になるかを選ぶ。頭にきた、がっかりした、悲しい、嬉しいなど8択。ほかのプレイヤーも同じ円盤を持っており、親がどの感情を選びそうか予想する。円盤を公開して、親と同じか近い感情を選んだ人が得点。親も同じ得点を獲得し、コマを進める。こうしてゴールに先についた人の勝ち。

4人プレイで30分。超内輪ネタで盛り上がったので、その展開については省略させて頂くが、笑いの絶えないゲームだった。

Mood X
M.チアッチエラ、B.D.イノチェンティ/プランプレイ(2014年)
4~8人用/8歳以上/20分
国内未発売

ヴェネツィア2099(Venezia 2099)

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沈むけど買いたいお宝

ヴェネツィア2099

どんどん沈んでいくヴェネツィアの街なかで、足元を救われないように気をつけつつお宝を集めるゲーム。水に沈んだ場所はタイルを裏返すのだが、タイルを裏返しやすいようにくぼみのある台座がセットになっている。

各自、自分のコマを3つボード上に置いてスタート。自分の番には、自分のコマどれか1つを直線上(タテ・ヨコ・ナナメ)に動かして、行き先の街の色と同じ宝を購入する。移動のときはすでに沈んだところやほかのコマのあるところは通れないため、足場がなくなるにつれて苦しくなってくる。

移動が終わったら、手札から一番数字の低いカードを出す。カードはボード上のタイルに対応しており、出したカードのタイルが水に沈むという仕掛けた。その上にあったコマは脱落。こうして手札がなくなるまで続け、生き残ったコマと、集めた宝の得点の合計を競う。

ポイントその1は、色別に残っているタイルの枚数によって宝の価値が変わるところ。手札を見て、またほかのプレイヤーが集めている宝を見て、どの宝のレア度が上がりそうかを予測する。手札にたくさんある色の宝は、どんどん集めて、どんどん沈めてしまおう(何というマッチポンプ)。なお、前に宝が買われたタイルから再び買おうとすると、値段が上がるというにくいルールがあって、同じところを行き来するというプレイができないようになっている。

ポイントその2は、生き残るための足場。最後は、生き残りコマが乗っているタイルの数字が得点になるので、できるだけ得点の高いタイルの上でゲームを終わりたい。しかし高いタイルはすなわち沈む可能性も高いので、脱落するリスクも高まるというジレンマがある。ここで「手札から一番数字の低いカードを出す」というルールが効いていて、ほかの人が出したカードより少し低いタイルに移動しておくことで安全が確保される。もっともコマは3つあって、手番には1つしか動かせないのでなかなかコントロールできないわけだが。

ドイツゲームらしい(作者はイタリア人で、出版社はオーストリアだが)シンプルかつジレンマのあるいいゲームである。3人プレイで30分ほど。序盤は手当たり次第に買っていたが、タイルが沈んでだんだん移動先が狭まるにつれて買えるものが限られてくる。そして相手のコマが来たところを見計らって沈める作戦。ゴンドラカードで救出できるがそれもゲーム中2回までである。お互いにいい具合に沈めあってあまりコマが残らなかった。集めていたお宝のレア度が最高値になって私の1位。

Venezia 2099
L.コロヴィーニ/ピアトニク(2014年)
2~5人用/8歳以上/45分
国内未発売

ブロッキーマウンテンズ(Blocky Mountains)

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山登りは集中力

指定された積み木上で人とグリズリーのコマを落とさないように移動するドイツのアクションゲーム。ドイツのクラウドファンディング「スタートネクスト」で資金集めに成功し、シュピール'14での発表にこぎつけた。ドイツ人よりは器用さにおいて有利だと思われる日本人でさえ、相当の集中力が要求される。

チャレンジカードをめくり、指示されたように積み木を並べる。人とグリズリーのコマを置いたらスタート。指示されたカギ棒で人やグリズリーのコマを移動し、目的地まで移動する。成功したらチップをめくり、その数だけプレイヤーコマを進める。先にゴールした人の勝ち。

難易度はA,B,Cの3つ。さらに、ボーナスのある追加難易度も選べる。カギ棒の先に紐をつけて吊り下げながら移動したり、障害物を増やしたり。ボーナスのリスチップをもらうと、コースをショートカットしたり、失敗したときにやり直ししたりできる。

4人プレイで40分ほど。序盤は簡単なものをプレイしてみた。「余裕じゃないですか?」「ドイツ人はこれでも難しいのかな」などと言っていられたのもつかの間。調子に乗って難易度を上げると難しいのがどんどん出てくる。最初にぶつかったのは、ひもで吊り下げて振り子で置くというチャレンジ。勢いがつきすぎて飛び出したり、逆に弱くて届かなかったり。ふうかさんが見事に成功させたときは拍手が起こった。次は細い橋の上を、グリズリーでコマを押させて進むチャレンジ。曲道に障害物まで置いてある。このチャレンジはじっくり時間をかけて私が成功させた。こんな調子で、ゲームが終わる頃には精根尽き果てたが、後からじわじわとまた遊びたくなった。

Blocky Mountains
G.ユンカー/ユフシュピーレ(2014年)
1~7人用/8歳以上/30分
国内未発売

シュピール'14:ホビージャパンの輸入リスト第1弾

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ホビージャパンは、先週ドイツで開催されたボードゲームメッセ「シュピール'14」で発表された新作の中から、輸入リストの第1弾を発表した。フェアプレイ誌のスカウトアクション(TGiWニュース)で上位にランクされた話題作が中心で、いずれも11月下旬発売予定。

アクア・スフィア(AquaSphere)
S.フェルト作、ホールゲームズ(ドイツ)、2-4人用、12歳以上、プレイ人数×25分、6600円(税別)。スカウトアクション1位。
深海よりニュース! アクア・スフィアは大洋の水底深くに設けられた研究施設だ。そして、君たちは熟練のチーム――エンジニア、科学者、プログラム可能なロボット、探査用潜水艇で構成される――であり、可能な限り多くのデータを採取することが目的です。
『アクアスフィア』のゲームボードは2つのエリアに分類されます。ひとつは6つの区画に分かれた研究所。実験室では科学者が実験を行っており、指令室ではエンジニアがロボットを操作しています。
ゲーム中、プレイヤーは自分のターンにさまざまなことを実行します。例えば、エンジニアを指令室で使用して、ロボットにプログラムを組み込むことで、毎ラウンド3~7つのアクションを実行させることができます。科学者はロボットを区画へ持ち込むことで、アクションを行います。
研究所を拡大するようなアクションを行うには、探査潜水艇を送り込んでクリスタルを採集し、海洋生物の調査をし、チームの能力を高め、知識ポイントを集めることで勝利を目指します。追加の挑戦の結果は研究所の規模により変わり、個人の資産で変わります。プレイヤーは自分の研究所を拡大することができ、生命維持も容易になりますが、反面コストは上昇します。
『アクア・スフィア』は戦略性と戦術性のそれぞれが必要な、勝利への道筋が一つとは限らない、計画しそれを実行する技術が求められる、長期的な展望と短期の利益を考えなければならないゲームです。
デザインは『トラヤヌス』などでおなじみのシュテファン・フェルト。『FAIR PLAY』誌による2014年エッセン・ゲームショー会場内で実施された新作人気投票(スカウトアクション)で堂々の1位を獲得した話題作です!

春秋戦国(ZhanGuo)
M.カネッタ、S.ニッコリーニ作、ホワッツユアゲームズ?(イタリア/ドイツ)、2~4人用、12歳以上、60~120分、7400円(税別)。スカウトアクション3位。
時は紀元前230年~紀元前221年。秦の若き王は中原を統一し、戦国諸国を支配下に置いた。そして中国史で最初の皇帝の座についた。彼こそが、秦の始皇帝である。中華帝国を作り上げるためにさまざまな改革を推し進めるため、皇帝はひと時も時間を無駄にはしなかった。始皇帝は国を県に分割し、中央や地方の役人を指名した。また、国内で使用する文字を統一した。さらに、法の整備や度量衡の統一、通貨の統一を行い、経済環境を整え、帝国の発展の礎を築いた。この新帝国にとって、内政だけをしていればよいわけではない。北方からは匈奴の脅威が控えており、始皇帝は彼らの侵攻を止めるために、人類史上最も野心的な建造物、万里の長城を建設する必要があることを知っていた。多くの農民が彼のもと建築に従事したが、長城だけではなく、道路や運河、宮殿、そして素晴らしい兵馬俑で知られる秦始皇帝陵の建築なども行った――
プレイヤーは皇帝の使者となり、帝国の建設を進める名誉ある仕事につきます。長城や兵馬俑の建設を助け、国内の必要な施設の建設を進めるのです。ゲームの期間の5ラウンドの間、各ラウンドに得られる何枚かのカードを的確に使用しなければなりません。カードは、個人ボードにプレイすることで、帝国内での自分の権力を強めることにも使えますが、ゲームボード上にプレイすることで労働力を集め、皇帝の命による建築物を建て、秦の兵を招集し、各国へと軍を進めることもできます。
プレイヤーは、ここぞという時に適切な行動をとり、皇帝の歓心を得なければなりません。しかし、権力が強くなりすぎてしまったり、労働者を個人の権力の増長のために酷使し過ぎると、民衆の不満はつのり、新たに帝国に組み敷いた王国に反乱の危険が増してしまうでしょう。こうして、もっとも皇帝の命に従い、同時に民心を平穏にためったプレイヤーが勝者となります。
世界史に名を刻む秦の始皇帝の帝国建設をテーマとしたゲームです。

工房の錬金術師(Alchemists)
M.コトリー作、チェコゲームズ出版(チェコ)、2~4人用、13歳以上、90分、6600円(税別)。スカウトアクション4位。
マンドレイクの根、サソリの尾、スカスカのキノコにイボだらけのガマ――これらは錬金術師の日々の暮らしと科学と技術の基礎となるもの。しかし、これらの奇妙な材料は如何なる魔術的な秘密を宿しているのか――今こそそれを解き明かすときです。材料を薬にかき混ぜて、飲む――もしくは、安全を期して弟子に飲ませてみる。はたしてその効能は? 旅の冒険者にこの薬を売って財をなし、その財をもって魔法機械――アーティファクトに投資するのです! あなたの知識が増えていけば、その理論を書き記して周知することで否応が無くも名声は上がります。知識、富、名声こそは錬金術師の大釜の中に眠っているのです!
プレイヤーは駆け出しの錬金術師となり、その深遠なる技術を深めることになります。勝利点は様々な方法で獲得できますが、もっとも獲得できる手段は見つけた理論を出版すること。理論を見つける――これこそが問題となります。
ゲームは6ラウンドにわたって行われます。毎ラウンドの開始時に、各プレイヤーのプレイ順を決定しますが、後手に回ったほうがより良いものをもらえます。
プレイヤーはアクションスペースにキューブを置くことによって、行動をすべて計画し、順に解決していきます。プレイヤーは材料を混合することで知識を得、ゲームごとに変わる法則により導き出されるその結果を、スマートフォンのアプリ(iOS、android、ウィンドウズ対応)で確かめることになります(※)。錬金術師が他の同業者と差別化を望むのであれば、魔法の工芸品、アーティファクトを購入することも可能です。力あるアーティファクトは9種類(毎ゲーム異なります)あり、その効果は絶大ですが価格もそれなりにお高いものとなります。しかし、金なんてものはどうでもいい! 重要なのは錬金術学会での名誉こそが重要なのだ! しかも、アーティファクトは持ってるだけで名声がちょっと上がる。お金に関しては怪しげな効能のポーションを冒険者たちに売ることで稼ぐことができますが、最後に意味を持ちます。とにかく、富を求める錬金術師はまずおらず、彼らの求めるのは賞賛と名誉、特に発表した論文が称賛されることこそが彼らの目的なのです。
錬金術の秘密が明かされ、プレイヤーの理論がどれだけ正しかったのかが明かされた時、もっとも名声を得た錬金術師こそが勝者となるのです!
アプリケーションによる裁定など、斬新な補助システムを導入することでプレイも容易となる、ちょっと変わったゲーマーズゲームが得意なCGE社の作品です。
※アプリが無くてもゲームはプレイできますが、あるとプレイが快適になります。

デウス(Deus)
S.ドゥジャルダン作、パールゲームズ(ベルギー)、2~4人用、14歳以上、60~90分、8000円(税別)。スカウトアクション5位。
それぞれの文明を受け持ち、共通の環境下で文明を発展させていくゲーム。各プレイヤーは5枚の建築物カードをもってゲームを始め、これらを使って建築物を建てるか、捨て札にして神々に捧げます。カードの種類は6種類あり、赤い軍事カード、茶の資源カード、黄の交易カード、青の得点カード、紫の寺院カード、緑の様々な効果を持つカードがあります。
建物を建てるときは、連結式のゲームボード(プレイ人数によって使う枚数が異なり、7つの地域からなるメガヘクスを組み合わせます)上の適切な場所に建てなければなりません。建てる場所が決まったら、カードを個人ボードの上にそれぞれの色ごとに重ねて置き、その効果を重ねたカードの下からすべて発動させます。
神に捧げものをするときは、カードを捨て、捨てたカードの種類に関連する神の助力を得ますが、捨てるカードが多ければ多いほど、その力は大きくなります。そして最後に、手札を5枚になるまで補充します。
ゲームはゲームボード上の蛮族の村をすべて包囲して攻撃するか、すべての寺院が建築されたときに終了します。どの行動を取ればアドバンテージが取れるか、カードのプレイが重要な、人気の文明発展テーマのゲームです。

グロッグ・アイランド(Grog Island)
M.リーネック作、エッゲルトシュピーレ(ドイツ)、2-4人用、10歳以上、60分、5800円(税別)。スカウトアクション?位。
最強の海賊といえども、その殺戮と略奪の生活から引退の日を迎えることになりました――が余生は何をしていくことになるでしょう? そう、5つの島からなるグロッグ・アイランド("水割りラム酒"島)で、彼らは安定した堅気の仕事をすることになったのです。たとえば、義足屋や、船首につけるフィギュアヘッド木工所、ヴードゥー人形屋、そしてかの有名なグロッグ・ホール・パブなど。
グロッグ・アイランドのキモは、5色のダイスを使ったユニークなアクションシステムです。プレイヤーはこのダイスの目を使って、競りをすることになります。この競りの勝者は特定の島に建物の権利を得ることができるという寸法なのです。しかし、パスしたプレイヤーにも報酬はあります。もらえるものはグロッグ瓶みたいな商品やお宝の地図とは限りませんが、商船に行けば。こういった品物を金や、鸚鵡や、宝箱に換えてもらえます。この競りこそがグロッグ・アイランドのゲームのキモとなるところで、場合によってはパスしたほうが、競りに勝つよりイイモノを手にできるかもしれません。生き残るコツは、競り上げるのと、ばっくれるのとを程よくやることです。
ゲームは誰かが一定数の建物を手にしたときに終わります。そうしたら、みんなゲームの開始時やゲームの途中で手にした秘密の目的カードをオープンにして、点数を計算します。カードは島での優勢度や特定の種類の建物を獲得したり、特定の品物を獲得することで点数になります。もちろん、点数が一番多かったヤツが、海賊人生とゲームの勝者と言うわけです!
『サンティアゴ・デ・クーバ』や『キューバ』で評価の高いミヒャエル・リーネックによる競りのシステムが面白い作品です。

グロッグ・アイランド

カルナック(Carnac)
E.ヴェントリーニ作、フッフ&フレンズ(ドイツ)、2人用、8歳以上、15分、3800円(税別)。スカウトアクション?位。
シンプルでプレイ時間も短い、2人用のアブストラクトゲームです。プレイヤーは自分のターンに、2つのキューブがつながった"メガリス"コマを共通のストックから取り、ゲームボード上に寝かせずに立てて配置します。対戦相手がメガリスを倒そうとするか、スペースが無くて倒せなくなったらターンが移ります。
プレイヤーはゲームボード上のマスを、自分の色のシンボルの面を向いたメガリスが置かれていると支配していることになります。ドルメンは、こうして支配したマスが少なくとも3つ繋がっている状態のものです。そしてこのドルメンの数が多いプレイヤーが勝者となります。
メガリスはすべて同じで、それぞれのプレイヤーの色が3面ずつ描かれています。そして、プレイヤーはそれぞれ同じ条件で、自分がどこにどの面を向けてメガリスを置いたらよいのか、対戦相手はそれを倒すのか、放置するのかを考えながらメガリスを配置していかなくてはなりません。そして自分の色がより多く見えていることは、勝利につながらないかもしれません。というのも、ドルメンの数が重要なのであって、つながった大きなドルメンになってしまっては勝利が遠のくからです。
美しいコマと、柔軟な戦略眼が必要なアブストラクトゲームです。 

カルナック

シュピール'14:来場者新記録

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10月16日から4日間にわたってドイツ・エッセンで行われたシュピール'14は、来場者が158,000人と過去最高であったことが、主催のフリードヘルム・メルツ社の発表で判明した。昨年の156,000人から2000人の増、一昨年と比べると10000人増加している。

ここ数年は15万人前後で推移していたが、いよいよ16万人に近づいてきた。今年もノルトライン・ヴェストファーレン州内の学校の秋休みに重なり(金~土曜日の3日間)、親子連れが多数参加。また売り切れになる前に購入を急ぐ参加者が会場入口に集まり、毎日予定の10分前に開場しなければならないほどだった。出店者の規模は昨年からほぼ横ばいだったものの、ホールを増やして展示面積を昨年の48000平方メートルから58000平方メートルに広げていたため、混雑は緩和された。

来年のシュピール'15は10月8日(木)から4日間。例年よりも会期が早まっている。

シュピール'14:スカウトアクション

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ボードゲーム専門誌『フェアプレイ』は、ドイツのボードゲームメッセ「シュピール」で発表された新作の人気投票「スカウトアクション(Scoutaktion)」を現地で行い、結果を発表した。この投票は重複投票を避けるため記名式で行われ、1~5の5段階で評価する(1が最高)。結果は以下の通り。

1位はS.フェルトの深海調査ゲーム『アクアスフィア』、2位はR.シュトックハウゼンの『オルレアン』、3位はイタリア人デザイナーコンビの『戦国』。プレイ時間90分以上の遊びごたえのあるゲームがランキングの殆どを占めた。

また規定票数には届かなかったが評価の高かったものとして、『アルルの大地(Arler Erde)』、『セイル・トゥ・インディア(Auf nach Indien!、OKAZU Brand作品のドイツ語版)』、『ブルーポイント(Blue Points)』、『ユーフォリア(Euphoria)』、『フラッシュフィッシュ(FrischFisch)』、『ヒストリア(Historia)』、『マヘ島(Mahe)』、『ミソトピア(Mythotopia)』、『ネーションズ・ダイスゲーム(Nations: Das Wüfelspiel)』、『マンハッタンプロジェクト(The Manhattan Project)』が挙げられている。

【フェアプレイ・スカウトアクション】(40票以上)
1位:アクアスフィア(AquaSphere/ホールゲームズ・ペガサスシュピーレ)1.87
2位:オルレアン(Orléans/dlpゲームズ)1.93
3位:戦国(ZhanGuo/ホワッツユアゲーム?)1.96
4位:アルケミスト(Alchemists/チェコゲーム出版)1.98
5位:デウス(Deus/パールゲームズ)2.02
6位:ムラーノ(Murano/ルックアウト)2.16/41票
7位:シュタウフェン朝の人々(Die Staufer/ハンス・イム・グリュック)2.17
8位:パッチワーク(Patchwork/ルックアウト)2.24
9位:ビースティバー(Beasty Bar/ツォッホ)2.39
10位:アビス(Abyss/ボンビックス)2.44
11位:コルトエキスプレス(Colt Express/ルドノート)2.49
12位:ファイブトライブス(Five Tribes/デイズオブワンダー)2.50

Fairplay Online:Tagesergebnisse der Scoutaktion 2014

エッセン(Essen)

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売れなくて閑古鳥

今年のシュピールでは、このイベントをテーマにしたボードゲームが2タイトル発売された。1つがボードゲームを買い込んで運ぶベルギーボードゲーム『エッセン・ザ・ゲーム』(TGiWレビュー)、もう1つがボードゲームを売り込んで儲けるフィンランドのボードゲーム『エッセン』である。シュピールの出展者となって、ほかのブースより多くの売り上げを上げることを目指す。

毎ラウンド、タイルで指示された数のゲーマーがやってくる。これをプレイヤー間で均等に分けて、さらに自分のブースボードの中で4つのテーブルに均等に分ける。この人数を見て、各自販売テーブルをいくつ作るか決める。客が多いほど、販売テーブルが多いほど儲けは大きいが、販売テーブルは有料である上に、たくさん作っても売れないことがある。販売テーブルを多く作ることはリスクを伴うというわけだ。

次に各プレイヤーのアクション。販売テーブルを増やす、デモプレイに出る、広告を出す、セールを行うなどのアクションから1つを行う。これが終わったらいよいよ販売。タイルをめくり、いくつの販売テーブルが稼働するか指示される。稼働した販売テーブルのところにいた客の数だけ収入。

この後、何も買えなかった客が移動する。宣伝力を比べ、多いところに残りの客を移動する。テーブルの数が限られているため、宣伝に力を入れるとどんどん客が集まってくるが販売には力を入れられず、販売に力を入れるとほかのブースに客が流れてしまうというジレンマ。客が集まってきたタイミングでうまく販売できると嬉しい。

また、全体でどれくらいの客がゲームを買えたか調べ、多いときは相場が上がる。宣伝費用がかさんだり、収入が減ったりする一方、ゲーム終了時のボーナスが増える。ボーナスは残った客の数、ラウンドごとの最高売り上げ記録、最低売り上げ記録で1位のプレイヤーに入り、ボーナスが少ないときは地道のゲームを売り、ボーナスが高いときはゲームよりボーナスを優先するのがよいだろう。

これを数ラウンド繰り返し、利益とボーナスを足して最も多いプレイヤーの勝ち。3人プレイで40分程度。客がなかなか集まらなくてほそぼそと経営していたが、途中で主な押して広告に力を入れ、大量に客を集めて儲けることができた。しかしそれも1度だけ。コンスタントに利益を上げることができず3位。

エッセンのブースで1人で販売からデモプレイまでやりくりしている人を見るととても大変そうである。出展したことのない人でもその大変さが少し理解できるゲームだ。

Essen
H.P.クーセラ/ルディクリエイションズ(2014年)
2~4人用/12歳以上/45分
国内未発売

シュピール'14:アスモデ・ゲーミングナイト

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シュピール初日の夜に、会場近くのホテルで行われているアスモデ・ゲーミングナイトに参加してきた。

アスモデ(Asmodee)はフランスのボードゲーム出版社で、自社製品としては『ドブル』や『ジャングルスピード』など数えるほどしかないが、アメリカ、ドイツ、中国に支社をもち、フランス内外の出版社の製品を取りまとめて世界中に売るというビジネスモデルを確立している。

数年前からハズブロー社(アメリカ)に代わってシュピール入口の一番目立つブースを取っており、今ではらさらにホワッツ・ユアゲームズ?(イタリア)、パールゲームズ(ベルギー)などのシュピールで人気の出版社も束ねている。

ゲーミングナイトでは軽食を取った後、いくつかのテーブルに分かれて座った。そして7分という制限時間で、傘下の出版社が順番にプレゼンをして回るという仕組みだった。紹介された作品は20タイトル。すでに発売されているものもあれば、未発表の試作品もある。このプレゼンを聞いて、各国のディストリビューターは、その商品を買いたいか、現地語版を出したいか答える。

プレゼン中も自由に飲食できるので、朗らかな雰囲気である。プレゼンするほうもビールやワインを片手にもっている。フランス人デザイナーのB.フェデュッティが自作の試作品を紹介するとき、「日本語で知っているのはジャンケンポンとアイコデショ」と言っていたのには笑った。

今回プレゼンしたのは13社。参加した各国のディストリビューターは20社以上で、広がりの大きさに驚く。アスモデの支社を除くとドイツは出版社、ディストリビューターともに参加しておらず、ドイツ包囲網のような状態である。これまでボードゲーム業界をけん引してきたドイツが、主役の座をフランスに明け渡す日が来るかもしれない。

シュピール'14:ドイツゲーム賞授賞式

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10月15日、シュピールの前夜祭となるドイツゲーム賞授賞式が午後7時半から行われた。フリードヘルム・メルツ社の招待により出版社、デザイナー、記者など100人以上が集まり、ワインやビールを飲みながら和やかに進められた。

ドイツゲーム賞は1990年から毎年行われているもので、愛好者による投票で順位が決められる。投票はドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』『シュピールボックス』『シュピーラライ』にハガキが同封されるほか、テレビやラジオで活躍しているジャーナリスト、ドイツ、オーストリア、スイスにある300以上のボードゲームサークル、そして2001年からインターネットで行われ、数千人の愛好者が投票に参加している。

はじめにエッセン市長から金の羽根・模範ルール賞の贈呈。今年は『アブルクセン』が受賞し、ラベンスバーガー社の方とW.クラマー氏が壇上に登った。続いて10位から順番に呼びあげられ、それぞれ出版社とデザイナーが壇上で賞状を受け取る。

感慨深かったのは『ラブレター』で4位を受賞したカナイセイジ氏の登壇。以前にも日本人作品の受賞はあったが、日本人が登壇するのは史上初である。インタビューはなかったが、ドイツ語版の発売元であるペガサスシュピーレの方とともに賞状を受け取り、カメラに囲まれていた。

ダイス・ブルーイング(Dice Brewing)

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美味しいビールを作ろう

世界中のビールを、ダイスの組み合わせで作っていくダイスゲーム。シュピール出展は2年目となるポーランドの出版社「ボード&ダイス」が発売した。ダイスの目を操作するアクションを駆使するべく、振った後に考えることの多いゲームである。

ゲームに登場する4色のダイス、黄色はライトモルツ、黒はブラックモルツ、緑はホップ、青は技術を表している。自分の番になったら手持ちのダイスを全部振って、ビールの原料やアクションに分配していく。

ビールの原料はカードが並んでいて、そこに示されている。ダイスの数だけでなく、ダイスの目まで決められており、さらに後半になって登場する難易度の高いビールには、お金を払って購入する特別な原料も必要となる。原料にするダイスはリザーブに移して、ビールの原料に使うまで振り直すことはできない。中途半端な出目をリザーブに移すか、ほかのアクションに回すかが悩ましい。

ダイスが足りなかったり、出目が低かったりして原料を揃えられないときのために、青のダイス=技術がある。これを使うと、ダイスを増やしたり、出目を上げたりすることができる。そのためのアクションがいくつか用意されており、ダイスを置くことで実行できる。アクションはラウンドによってできることがだんだん増えていくのが楽しい。

出目を整えたら、スタートプレイヤーから順に醸造。必要なダイスを使って、条件を満たすビールカードを取る。これがゲームのメインで、醸造するとお金や得点が入ってくる。しかし狙っていたカードが先の人に取られてしょんぼりということも。

醸造に使ったダイスも次の手番に振ることができるので、基本的にダイスは増えていく。しかしビールの醸造に必要なダイスも増えていくので、ダイスが多いからといって簡単に作れるとは限らない。むしろ何も醸造できずに手番終了ということも多い。

4人プレイで1時間ほど。序盤からみんなダイスの目がよくて、どんどんいいビールが醸造されていく。しかしよく見ると、得点になるビールと収入になるビールがあり、私は収入になるビールばかり醸造していたものだから得点が上がらない。その間に神尾さんが得点になるビールをどんどん醸造してぶっちぎり。

ダイスの出目が1つか2つだけ低いときなど、どのアクションをどの順番で使うと醸造できるようになるのか、そのアクションのためのダイスはいくつ使えるのかなど、振ってから考えることが多くてしびれた。1枚1枚名前付きで描かれているビールの名前と色合いを見るのも飽きない。

Dice Brewing
F.グロワツ、I.フスツカ作/ボード&ダイス(2014年)
2~4人用/12歳以上/45分
国内未発売

シュピール'14:開幕

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世界最大のボードゲームフェア「シュピール」が今月16日から4日間にわたり、ドイツ・エッセンにて行われる。今年は41(昨年比+2)か国から832(昨年比+2)団体が出展し、850(昨年比+50)タイトル以上の新作が発表される。会場は新しくホールを1つ増やして58000(昨年比+10000)㎥。今年も愛好者やバイヤーなど世界中から15万人が参加する予定となっている。

開幕に先駆けて前日に行われた記者会見では、ラベンスバーガ―社のコンピュータを使ったボードゲーム「スマートプレイ」や、今年発売100周年を迎えるドイツの国民的すごろく『イライラしないで!』、ゲーマーズゲームの広がり、クイズ・パーティーゲームの人気などいくつかのトピックが取り上げられた。

壇上にはドイツのテレビ料理人S.ヘンスラーが料理クイズゲーム『ヘンスラーの料理ラリー』、北京オリンピック重量挙げ金メダリストのM.シュタイナーが"ThinkFun"という脳トレの宣伝に上がった。

最後にドイツのボードゲーム出版社で組織されている「ボードゲーム出版社協会」が市場動向について発表。今年の前半は温暖な気候のため屋外の趣味に押され、前年同時期比4.8%の売り上げ減となっていることを明らかにした。売り上げにはワールドカップ関連のTCG人気(前年比+9.4%)も含まれているため、ボードゲームの落ち込みは相当なものである。カードゲームやダイスゲームなどのシンプルなファミリーゲームが元気な一方、戦略性の高いゲームの売り上げがやや落ちていることも一因と分析、異なる世代をつなぐツールとしての機能に期待を寄せている。

Internationale Spieletage SPIEL'14


シュピール'14:AllGames4you

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エッセン市内にあるボードゲーム専店AllGames4you(オール・ゲームズ・フォー・ユー)を訪問。品揃えの豊富さに圧倒され、久しぶりに心のリミッターが解除された。

このお店はネット通販もしており、私は10年以上前から毎年のように利用している。ドイツ年間ゲーム大賞のノミネート作品が発表されたとき、日本にまだ入っていない作品を探すと、一番揃うショップがここである。今年はキッズゲーム大賞のノミネート3作品をすべてここで手に入れた。当初在庫にないものもあったが、数日で調達してしまったのには舌を巻いた。

店舗はエッセン中央駅からS9という各駅停車で3駅、エッセン・ホルトハウゼン(Essen-Holthausen)駅から徒歩10分くらいのところにある。ルール川のほとりにある駅から、遊歩道で車道に出て北へ行き、教会の手前から曲がる。途中のところどころに看板があるので迷わなかった。

倉庫のようなところを改造して作ったお店には、新旧のボードゲームがびっしり並んでいる。シュピールには毎年出店しているが、これだけ多くの商品を持ち込むことは不可能だろう。「シュピールにもっていくのは新作だけ」とティーマン店長。愛好者にとっては、すでに絶版になって久しいゲームがあちこちにある店舗のほうがシュピールのブースよりも魅力的だ。

入ってすぐアドルングシュピーレの製品がずらりと並んでいて心躍る。ルックアウトシュピーレ、コスモス、ツォッホ・・・と出版社別に陳列されているのがそそる。アミーゴのカードゲームは、『ボーナンザ』シリーズだけ別にまとめられ、見たこともないディスプレイで陳列されていた。さらに通販には出てこない中古品、箱つぶれ品などのコーナーもあって、食い入るように見ているうち、気が付けば1時間。

ふうかさんは『カナロア』と『ルドフィール』を見つけ、ピアトニクのトリックテイク『やあ、こんにちわ!』を購入。これで心のリミッターが解除されてみんな買うモードに突入。私は『ダイスソーセージ(Würfelwurst)』『イリーガル(Illegal)』『オメルタ(Omerta)』を購入、神尾さんは『カラヤのスルタン』と『花火デラックス』を買っていた。

ティーマン店長と少し話したが、このお店は17年前にオープンしたという。またティーマン店長は重量級ボードゲーム『プラネットスチーム(TGiWレビュー)』のデザイナーでもある。ゲーム好きでなければ、このような並べ方はできないだろう。

お店はシュピール前だけでなく、シュピール期間中も空いている。スタッフ数名でお店の前にワゴン車を停めて、荷物を搬入したり相談したりと忙しそうだった。シュピールの会場から近いという地の利を活かしていることも、長年続いている一因だと思われる。シュピールの前後に訪ねてみてはいかが。

AllGames4you
Langenberger Straße 436, 45277 Essen
ホームページ

シュピール'14:クイーンゲームズ

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『キングダムビルダー』で大賞を受賞したドイツの出版社です。

キューボ(Cubo)
J.ベルガー、J.グプタ作、2~4人用、8歳以上、20分。
全員がダイスを同時に振るスピーディーなダイスゲーム。インドで春を祝うお祭り「ホーリー」にちなみ、カラフルな色が用いられます。中央には4つのダイスがあり、各自9つのダイスを振ります。ダイスの組み合わせで中央のダイスをほかのプレイヤーより早く取ることを目指します。

エスケープ:ゾンビシティ(Escape:Zombie City)
K.A.オストビー作、2~4人用、10歳以上、15分。
制限時間内にダンジョンを脱出する協力ゲームの続編。ゾンビの襲撃から生き残ったプレイヤーたちが、街の教会に隠れています。必要な用具を集め、古いマイクロバスに乗って街から脱出しなければなりません。
15分間のサウンドトラックCDを流してプレイします。この時間が終わると、ゾンビは手に負えなくなり、敗北が決定します。

グリード(Greed)
D.X.ヴァッカリーノ作、2~5人用、10歳以上、30分。
犯罪者のボスとなってお金を稼ぐカードゲーム。各自12枚の手札から1枚を選び、同時に公開してアクションを行います。そして残りのカードをそれぞれ左どなりのプレイヤーに渡します。こうして10ラウンドを行い、勝敗を競います。
カードには銀行に支払うなどのコストのかかるもの、プレイするには別のカードを出しておかなければならないなどの条件があるものがあります。プレイしたカードで手に入れたトークンを換金し、所持金と足して合計が多い人が勝ちます。

ネプチューン(Neptun)
D.ヘン作、3~5人用、8歳以上、45分。
ローマの商人となって商品を街や神殿に運ぶゲーム。海上を移動し、契約に従って商品を届けます。契約には順序があるので、順路を考えて契約を受けたほうがよいでしょう。契約を果たすと神殿から好意か、お金をもらえます。お金は船の移動力を増やすのに使います。最終的には、神殿の好意を最も多く集めた商人が勝利します。

オーク・オーク・オーク(Orcs Orcs Orcs)
F.ティベン作、2~4人用、10歳以上、60分。
塔に攻め込んでくるオークの集団を、賢者たちが退治するデッキ構築ゲーム。呪文をとなえ、オークを蹴散らし、その腕前を競います。塔の周りには放射線状に6つの道があり、外側からオークが攻めてきます。オークは3種類あり、強さや倒したときに得られる能力が異なります。毎ラウンド、はじめに運命カードを引いて、今回の重点とルール変更があります。最後は倒したオークや覚えた呪文が得点になり、デッキの中にある毒カードが失点になります。

ドラゴンの谷(Tal der Drachen)
J.ベルガー、J.グプタ作、2~4人用、6歳以上、20~30分。
魔法使いに捕まる前に、ドラゴンの子どもを巣に帰すゲーム。2人のプレイヤーが1本の杖をもち、魔法の力でドラゴンの子どもを運びます。

シュピール'14:フランニョス出版

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『騎兵ゴルフ』のクラウドファンディングで話題を集めたドイツの出版社です。

マヘ島(Mahé)
A.ランドルフ作、2~7人用、7歳以上、30分。
愛好者の間で幻となっていた『冷たい料理の熱い戦い(Die heisse Schlacht am kalten Buffet、1990年)のリメイクです。この作品はさらに『カンガルー(Kängaruh、1974年)』を元にしており、実に40周年を記念するリメイクです。
アフリカ大陸の東に浮かぶセーシェル共和国で一番大きいマヘ島。ここにウミガメたちが卵を産みに集まってきました。
ダイスを3つまで振って島を周り、岸にたどり着いたらカードに指示されただけ卵を産むことができます。ほかのウミガメの背中に乗って運んでもらうこともできます。カードがなくなったとき、卵を一番多く産んだウミガメの勝利です。

シュピール'14:クレイニオ・クリエイションズ

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『ダンジョンファイター』や『スチームパーク』などの一風変わった作品で知られるイタリアの出版社。ロゴはドクロのマークです。

ダンジョンバザール(Dungeon Bazar)
P.チェッチェート、S.ルキアーニ、D.タスキーニ作、3~4人用、8歳以上、45分。
『ツォルキン』のデザイナーが手がけたダンジョンゲーム。
洞窟の近くで店を構え、ドラゴン退治に来た冒険者たちに武器や防具、道具を販売して儲けるゲーム。武器商人たちが、収入源となるドラゴンを守るため、ダンジョンをこっそり調整していることを冒険者たちは知りません。
各プレイヤーはゲームボードをもち、そこに装備品カードを並べます。冒険者カードには、その冒険者がほしがっている装備と優先順位が示されています。冒険者たちは、優先順位と所持金によって、一番安いものを買います。一番お金を儲けたプレイヤーの勝利です。

混乱(Soqquadro)
S.ルキアーニ、L.T.ソレンティーノ、D.タスキーニ作、2~12人用、8歳以上、20分。
こちらも『ツォルキン』のデザイナーが手掛けた、リアルタイムアクションゲーム。山札からカードを引き、そこに指示されたものを探してきます。カードは3種類の難易度があり、「緑のもの」「柔らかいもの」などから「Rのつく黒いもの」などがあります。
指示されたものを見つけて帰ってきたらコマを進め、次のカードを引きます。チャレンジラインを超えたらゲームをいったん中断し、チャレンジを行います。最初にゴールしたプレイヤーの勝ちです。

ダンジョンファイター:ザ・ビッグウェーブ(Dungeon Fighter: The Big Wave)
A.ブオンフィーノ、L.シルヴァ、L.T.ソレンティーノ作、2~6人用、8歳以上、60~90分。
奇妙な振り方でダイスを振ってダンジョンを探検するゲームの拡張第2弾。地水火風の4つのテーマで拡張が制作されることになっており、第1弾の「火」の拡張(『炎の意のまま』)に続き、今度は「水」の拡張です。
新しいモンスター、装備品、海賊のヒーロー、新しい部屋のマップが入っており、ボスとしてクトゥルフが登場します。TRPGのように経験値をため、カードを使って回復の呪文などの水の力を使います。

ビンバンバン(Bim Bum Bam)
L.T.ソレンティーノ作、1~99人用、7歳以上、5分。
スタートプレイヤー決めやタイブレイクのアイデアをまとめたカード集。「踊りが下手な人」「ビデオゲームが上手な人」など、ジョークがきいています。

シュピール'14:シュミットシュピーレ

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『クワークル』で大賞を受賞したドイツの老舗出版社です。ハンス・イム・グリュック社とドライマギア社の製品も販売を取り扱っています。

アドベンチャーツアー(Adventure Tours)
カナイセイジ作、3~6人用、10歳以上、30~60分。
カナイ製作所の『舞星 Mai-Star』(2010年)のリメイク。AEG社からは今年、同じタイトルで英語版が発売されましたが、シュミット版はテーマを芸者から冒険に変えました。
探検のリーダーとなって、探検隊を素晴らしい場所に連れて行き、お金を稼ぎます。でもきちんとした装備がないと、どこにも連れていけません。ゲームは3ラウンドで行われ、各ラウンドには6枚の手札をもちます。手番にはカードを1枚、サポーターとして右側にプレイして装備を整えるか、探検者として上側にプレイして雇ってもらいます。雇ってもらうには、その探検者の要求に応える装備がないといけません。プレイできれば、特殊能力が手に入るほか、ラウンドの最後に収入になります。
エキスパートルールでは、スタートから装備や特殊能力が異なり、各自の戦略が代わります。

トラックス(TrakkX)
T.プレヒト作、2~4人用、8歳以上、40分。
『ラミィキューブ』と『クワークル』をかけあわせたような作品です。4色、1~14のタイルとスペシャルタイルから、ランダムに15枚のタイルをもってスタートします。自分の手番にはタイルを補充してから、何枚か出します。最初は同じ数字で違う色の3~4枚か、同じ色で3連続以上を出します。その後はほかのプレイヤーが出したタイルに付けることもできますし、組み替えてから出すこともできます。最初に手持ちのタイルを全て使いきったプレイヤーが勝者です。

クラウンズ(Crowns)
B.シュヴェア作、1~6人用、8歳以上、20分。
6個のダイスを振って自分の5×5のボードを埋めていき、ビンゴの要領でタテ・ヨコ・ナナメの列をいっぱいにすることを目指すダイスゲーム。振った目の中で、低い目に変えることができるのが特徴で、例えば5,4,4,3,3,2と出れば、全ての目を2にして2が6つのマスを埋めたり、5を4にして4が3つのマスを埋めたりすることができます。誰かが18マス埋めたところでゲーム終了となり、列ができていれば得点になります。

クワークル・シンプソンズ(Qwirkle SIMPSONS)
S.M.ロス作、2~4人用、6歳以上、30~45分。
ドイツ年間ゲーム大賞作品に、アメリカのテレビアニメシリーズのキャラクターを載せました。

ピックニック(Pick Nick)
F.ベーベンロート作、2~4人用、5歳以上、15分。
鳥のニックに食べられないように虫たちが巣を目指します。ダイスで出た色のタイルを置き、ボードにいっぱいになったら取ることができます。その前にニックの目が出ると、ニックがつまみます。つまみにくい葉のかげにタイルを置いてニックから守りましょう。

シュピール'14:dlpゲームズ

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『シベリア』『シトラス』などのドイツゲームらしい作品を作っている個人出版社です。

オルレアン(Orléans)
R.シュトックハウゼン作、2~4人用、12歳以上、90分。
中世フランスの街オルレアンとロワール地方を舞台に、交易、建設、科学の分野で力を競います。ほかの街へ旅をし、必要な品物を仕入れて商館を建てます。
ゲームのクライマックスは、アクションを選ぶ仕組みです。そこでは農夫、職人、騎士、修道僧といったいろいろな人物が必要となります。これらの人物を自分の配下にします。騎士は行動範囲を広げ、旅の護衛になってもらいます。村では職人を雇い、商館を建てたり、工具を製造してもらいます。学者は進歩するのに重要な役割を果たします。また修道僧は、悪運を回避してくれます。
アクションはたくさんありますが、できることは限られていますが、ひとつの領域に力を入れると追加アクションが得られます。それぞれの戦略に従って、自分の配下やほかの要素を意識的に選び、マッチさせていかなければなりません。

がっぽり大儲け(Scheffeln)
R.シュトックハウゼン作、2~7人用、10歳以上、20分。
ボード上にいる8人のキャラクターを使って、お金を儲けるのが目的です。手番には、4枚の手札から1枚の移動カードをプレイして、キャラクターを1人移動するか、1枚裏にして出して別のキャラクターカードを場から取ります。移動するのは自分のキャラクターでも他人のキャラクターでもかまいません。キャラクターは、カードが一定枚数出たときに、場所と仕事によってお金をもたらします。
ドイツのクラウドファンディングで製品化された作品で、小ぶりながら、怒りとブラフが中心のピリリとしたゲームです。4人までプレイできる手番制と、7人までプレイできる同時プレイの2種類のルールがあります。

シュピール'14:ラベンスバーガー

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『アブルクセン』でスマッシュヒットしたドイツの大手出版社です。

オロンゴ(Orongo)
R.クニツィア作、2~4人用、10歳以上、40分。
イースター島の秘密の歴史を担い、神々に捧げ物をして、モアイの像を作ります。
ほかのプレイヤーよりも多くの貝を供え、六角形マスになっている島でよりよい建設場と効果的な資源を手に入れます。シンプルなルールの競りと建設のゲームです。

上に走れ!(Lauf rauf!)
R.コルツェ作、2~4人用、8歳以上、30分。
サイコロを振り、その組み合わせで各自3つのコマを山の頂上まで進めます。しかしほかのプレイヤーが邪魔をするので容易ではありません。
手番には3つのサイコロを振り、そのうち2つの合計だけコマを進めます。登り口のマスにちょうど止まれば、上の段に進めます。3つのサイコロの中には黒いものが1つあり、この数だけ進んだ先にほかのコマがあれば、そのコマを取って振り出しに戻すことができます。
ダイスでゾロ目や3連続が出ると、コマを戻したり、条件付きで登ったりできる特殊カードがもらえます。

ブタ仲間!(Sau-Bande!)
サイヴィジョン会社作、2~4人用、4歳以上、15分。
ブタの子どもたちが泥団子を押し付け合うアクションゲーム。中央からお母さんブタが出てきたとき、自分のところに泥団子があると「洗いなさい」チップを受け取ります。誰かが3枚受け取ったところで、一番少ない人が勝者です。

シュピール'14:チェコゲームズ出版

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オリジナリティの高い作品で東欧から新風を送り込んでいる出版社です。

アルケミスト(Alchemists)
M.コトリー作、2~4人用、13歳以上、90分。
錬金術士たちが秘法を発見することを競うゲーム。魔法の材料をポーションに混ぜて飲み、その効果を調べます(助手に飲んでもらってもかまいません)。できあがったポーションはそのへんの冒険者に売って儲け、その利益で強力なアーティファクトを買います。製法の知識を出版すれば、名声が上がるでしょう。
ゲームは6ラウンドにわたって行われます。ラウンドのはじめにプレイ順を選びます。後に選ぶほど報酬が増えます。そしてワーカープレイスメントでアクションを行っていきます。知識は、材料を混ぜて結果をスマホ(iOS、アンドロイド、ウィンドウズも可)のアプリで得られます。ゲームごとに変わるアーティファクトは、高価なものですが名声をさらに高めてくれるでしょう。
プレイヤーの名声はゲーム中に上下します、最後に展示会を行い、錬金術の秘法をが明らかになったとき、各プレイヤーのセオリーが正しければ得点が入ります。

タシュ=カラール:永久凍土(Tash-Kalar: Arena of Legends - Everfrost)
V.フヴァチル作、2~4人用、12歳以上、60分。
日本語版も発売されている『タシュ=カラール:伝説の闘技場』の拡張セット。氷の国の強力な生き物18頭が登場します。ユニークな効果として、召喚したときではなく、必要に応じて能力を発揮できる「氷の効果」があり、戦略性が高まります。
『タシュ=カラール:伝説の闘技場』も新しいグラフィックと低価格で再版されます。すでに初版をもっている人のために、アップグレードデッキも発売されます。

ダンジョンロード:楽しい記念日(Dungeon Lords: Happy Anniversary)
V.フヴァチル作、2~4人用、13歳以上、90分。
モンスターを育成して勇者を阻むボードゲームの発売5周年を記念して製作されたコンプリートセット。『ダンジョンロード』基本セットに、昨年発売された『ダンジョンロード:フェスティバル・シーズン』、さらにモンスターや部屋やワナ、新しい呪文、パラディンなどを追加した決定版です。特殊能力によってゲームの幅が広がり、ペットを飼うこともできるようになります。

シュピール'14:ツリーフロッグゲームズ

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熱烈なファンの多いM.ワレスの個人出版社です。

ミソトピア(Mythotopia)
M.ワレス作、2~4人用、14歳以上、60~90分。
中世ファンタジーがテーマのデッキ構築ゲーム。2人専用だった『数エーカーの雪(A Few Acres of Snow)』のシステムを用い、デッキを構築するとともに自分の陣地を広げます。
ゲームボードは40の地域があり、それぞれ対応するカードがあります。はじめはランダムに地域カードが割り当てられ、そこに自分の街コマを置いておきます。この地域カードと、最初のカード5枚で最初のデッキを作り、手札として5枚をもちます。9枚の勝利点カードのうち4枚を使うため、ドラゴン、ルーンストーン、城砦、海エリア、ほかのプレイヤーへの攻撃など、ゲームごとに何が得点になるか変わります。
手番には2つのアクションを行い、手札を5枚まで補充します。アクションは、軍隊/船を買う、その軍隊/船を配置する、改良カードを引く、カードをリザーブする、カードを廃棄する、特定のアクションのためにカードを使う、隣の地域に侵攻するの9種類。侵攻するには、侵攻元の地域カードと、軍隊カードと食料が必要です。相手には防衛のチャンスが与えられます。
資源は侵攻に使う食料、都市・道路・城を建設する石材、軍隊・船・改良カードを買うお金の3種類があります。これらの資源は所有している地域から取れます。街を都市にすればリザーブできる枚数が増え、道路を作ればカードを軍隊を無料で移動でき、城を作れば防衛力が上がります。都市、道路、城は、勝利点カードに関わらず得点になります。

火星探検(Onward to Venus)
M.ワレス作、2~5人用、90分。
G.ブロードモアが19世紀のイギリス帝国によるアフリカ探検をパロディーにしたグラフィックノベル「ドクター・グロードボート」に基づくボードゲーム。舞台はさまざまな宇宙人が住む太陽系です。
惑星や月を駆け巡りタイルを集めます。タイルを取ると工場や鉱山を建てたり、変わった動物を狩ったり、お金を稼いだりできるようになります。またほかのプレイヤーに攻撃したり、惑星や月の危機レベルを上げたりするものもあります。危機レベルが上がると、火星人の侵略やロボットの反乱、宇宙海賊などが起こるので気をつけなければなりません。

シュピール'14:アルゲントゥムシュピーレ

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『コニーアイランド』『デスペラードス』『雲南』と玄人好みの作品を作っているドイツの出版社です。

エル・ガウチョ(El Gaucho)
A.D.フューラー作、2~4人用、8歳以上、60~75分。
ガウチョとは、17~19世紀に南米に居住し牧畜に従事していた混血民族のことです。ラプラタ川流域の草原地帯パンパで、ウシをできるだけたくさん集めるゲームです。ダイスを使ったロデオでウシを捕まえる能力を鍛えます。よく鍛えられると、ウシをたくさん捕まえることができるでしょう。
アクションはワーカープレイスメントで行います。各プレイヤーには7人の手下がおり、ウシを捕まえたり、ほかのプレイヤーのウシを盗んだり、ウシの順序を並べ替えたりします。手下を置くときには、ロデオで手に入れたダイスが必要です。ウシタイルには種類と数値があり、同じ種類を昇順か降順に捕まえていかなければなりません。この順序から外れるウシを捕まえてくると、それまでのセットがなくなってしまいます。
各ラウンドの最後に捕まえたウシでセットが完成したものを売ります。こうして最もお金持ちのプレイヤーが勝者となります。

ハンザ・テウトニカ:ブリタニア(Hansa Teutonica: Britannia)
A.シュテーディング作、2~5人用、12歳以上、45~90分。
東方マップに続く2つ目の拡張マップ。2人用ルールも付いています。

シュピール'14:ホワッツユアゲーム?

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イタリアからドイツに居を移した出版社です。『マデイラ』『ヴィニョス』『ヴァスコ・ダ・ガマ』などのヘビーなゲーマーズゲームを製作しています。

戦国(ZhanGuo)
M.カネッタ、S.ニッコリーニ作、2~4人用、12歳以上、60~120分。
紀元前221年に秦の始皇帝は戦国時代に終止符を打ち、中国を統一しました。プレイヤーは皇帝の使者として、帝国の統一に貢献することを目指します。インフラを整備し、万里の長城を建設し、兵馬俑を作ります。
アクションはカードをつかって行います。カードは自分のボードに置いて自分の能力を上げるか、全体のボードに置いて兵力を集めたり、建設したり、秦の軍隊を増員して移動したりします。皇帝に気に入られるためには、タイミングと方法が重要です。しかし、力をつけすぎたり、労働者を集めすぎたりすると民衆の支持を失い、ほかの王国が台頭することにもなりかねません。皇帝に貢献しつつ、民衆を反乱させなかったプレイヤーが勝利します。得点方法が数多くあり、多様な戦略が取れるゲームです。
作者は『ドージェの船』(ジョーキクス、2012年)のデザイナーコンビです。

シュピール'14:アバクスシュピーレ

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『花火』ドイツ語版で一昨年、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した出版社です。

ロイヤルズ(Royals)
P.ハウズ作、2~5人用、10歳以上、60分。
17世紀の貴族となって、ヨーロッパの覇権を争います。国カードをうまく使い、影響力を高めボーナスを獲得します。高い地位を手に入れるには、それだけカードも多く必要となります。また、すでに獲得した地位も陰謀カードで奪われることがあります。
手番にはカードを引き、カードをプレイしてボード上の都市に自分のコマを置きます。都市にはいろいろな地位があり、獲得するのに必要なカード枚数が異なります。すでにほかのプレイヤーが獲得している地位は、陰謀カードと国カードをプレイして奪うことができます。その都市で最初に地位を獲得したり、1つの国にある全ての都市で地位を獲得したりするとボーナスがもらえます。
ゲームは3つの時代にわたって行われ、時代が終わるごとに得点計算があります。得点計算では、4つの国でそれぞれ最も影響力の高いプレイヤーが勝利点を得ます。ゲーム終了時には、それぞれの地位に応じた得点が入り、合計点の多いプレイヤーが勝利します。地位を集めるか、国を固めるか、その両立を狙うかで選択が悩ましいゲームです。
作者はオーストラリア人で、『フランシス・ドレイク』などの作品があります。

花火ポケットボックス(Hanabi Pocketbox)
A.ボザ作、2~5人用、8歳以上、30分。
昨年のデラックス版に続き、今度は小箱の缶入りです。

シュピール'14:ツォッホ出版

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コンポーネントの豪華さと、親しみやすいルールで定評のあるドイツの出版社です。

マングローヴィア(Mangrovia)
A.スヴェンソン作、2~5人用、10歳以上、60~90分。
カリブのマングローブ林を舞台に、小屋を建てるのによい場所を争います。小屋をたくさん建て、神聖な場所を取り、アミュレットを集めることで得点になります。
小屋を建てるには、「アクティブ」な土地の代金をちょうど支払わなくてはいけません。代金がカツカツになっていくこのゲームを制するには、アクション選択のタイミングが重要です。アクションを表す祭儀場マスを、ボートが移動しています。これによって、選択できるアクションの組み合わせが変わります。

ビースティーバー(Beasty Bar)
S.クロース作、2~4人用、8歳以上、20分。
動物たちが着飾ってナイトクラブ「ビースティーバー」に行きます。ほかの動物を押しのけて無事に入ることができるのは誰でしょうか。
動物カードを出して、一列に並べていきます。それぞれの動物には特殊能力があり、順序が変わります。動物が5匹になったとき、最初の2匹がナイトクラブに入り、最後の1匹はイエに帰らなければなりません。自分の動物をたくさんナイトクラブに入れたプレイヤーの勝利です。

バイトナイト(Bite Night)
R.ヴェッタリング作、3~4人用、8歳以上、20分。
アクションゲーム好きのためのカオスなゲームです。
まず、手札からカードを裏にして中央に重ねていきます。そして同時にタイルをめくり、必要な物を素早く取ります。ゲームの最後に、伏せておいたカードを公開して順番に処理し、タイルがどの組み合わせで何点になるか決まります。自分が出したカード通りにタイルを集めても、ほかのプレイヤーの出したカードでひっくり返されるかもしれません。

空飛ぶくつ下(Socken Pfeffern)
F.ベーベンロート作、2~4人用、6歳以上、45分。
おもりの入ったくつ下を投げてワッシャーの的に当てるアクションゲーム。アウトドアでもプレイすることができます。

スシゴー!(Sushi Go!)
P.W.ハーディング作、3~5人用、8歳以上、20分。
2013年にオーストラリアのアドベンチャーランドゲームズから発売されたカードゲームのドイツ語版。ドラフトで寿司ネタを集めて得点します。
TGiWレビュー:スシゴー!

シュピール'14:クワインドゲームズ

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名作ゲームの豪華版などを製作しているオランダの出版社です。

マッシリア(Massilia)
A.エプロン作、2~4人用、12歳以上。プレイヤー人数×30分、ホビージャパンから6800円(税別)で11月下旬に発売予定。
地中海要衝の地に構えられた都市マッシリアは、ローマ帝国の重要な港町として、繁栄を極めていました。そしてマッシリアの市場は沿岸でもっとも人気があり、商人たちはそこに店を構えるためしのぎを削っていました。競争は激しく富を築くのは並大抵ではなく、露店の品ぞろえはしっかりとして裕福な顧客の関心を引き、評判を高めなければなりません。執政官の怒りを買ってしまえば、余計な出費がかさむことになってしまいます。お供え物をすれば神々の助力は期待することができます。
4色のダイスを使って対応する4種類アクションを実行します。港で商品を買い付け、市場にいる雇い主や執政官を動かし、神々に供え物をし、名声を得ます。ダイスの出目がそのダイスの価値となり、神殿に置かれているダイスを使って各アクションを実行し、使用したダイスは自分の前に置いておきます。このダイスは次のラウンドにふって価値を決め、神殿に置くことになりますが、お金を払って自分が使用するためにとどめておくこともできますので、お金の管理が重要になってきます。
2012年にクラウドファンディングで資金集めがされたものの、結局製作されなかった幻の作品の登場です。作者は『バヌアツ』の人です。

黄金時代(The Golden Ages) 
L.フェリーニ作、2~4人用、12歳以上。60~90分、ホビージャパンから7600円(税別)で11月下旬に発売予定。
プレイヤーは歴史の中で自分の文明を発展させていきます。ゲームは大きく分けて4つの時代に分かれており、技術を見つけ、芸術を編み出し、建築物を建て、世界の七不思議のような偉大な建物を創りあげていくことになります。そして探検隊を送り出して大陸の未踏の地を探り、遠き異国の都市を見つけ、軍勢を送り込み支配を試みて、もっとも偉大な文明となるのです。
タイルを配置して世界地図を作っていき、技術タイルを獲得することで様々なアクションが可能になっていくなど、人気の文明発展テーマに必要なルールを押さえつつ、比較的短時間で楽しめる作品に仕上がりました。

シュピール'14:ストロングホールドゲームズ

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世界各国からゲーマー向けのボードゲームを集めているアメリカの出版社です。

ダイアモンド(Diamonds)
M.フィッツジェラード作、2~6人用、8歳以上、30分、ホビージャパンから3600円(税別)で10月下旬発売予定。
ダイアモンドを集めるトリックテイキングゲーム。マストフォローのトリックテイキング・カードゲームで、フォローできない場合、リードとは異なるスートのカードをプレイすることにより「スートアクション」を得られるのが特徴です。このスートアクションにより、ダイアモンドコマを「ショウルーム」や「貯蔵庫」に送り、集めていきます。貯蔵庫は安全ですが、ショウルームのコマはほかのプレイヤーに盗まれてしまうかもしれません。

カンバン:自動車革命(Kanban: Automotive Revolution) 
V.ラチェルダ作、2~4人用、12歳以上、30分×プレイ人数、ホビージャパンから8500円(税別)で11月下旬発売予定。『ビニョス』のポルトガル人デザイナーの作品で、オリジナルはジョーキクス社(イタリア)から出版されます。
海外でも「カンバン」として知られる生産管理方式は、導線の無駄や労働者の労働効率の無駄、在庫管理や発注までにわたるもので、自動車の生産ラインに革命をもたらしました。このゲームではその自動車工場の生産ラインがテーマとなっています。プレイヤーは向上心あふれる主任で、取締役会で存在感を主張し、自分の社内での地位をより向上し、確たるものとするのが目的です。工場で昇進すればより在庫スペースは多く割り当てられるなどの利点があり、昇進のためより多くの業績が求められるようになるでしょう。
そのためにプレイヤーは部品と部品納入業者を管理し、パーツの性能を向上させ、常に改善をもたらさなくてはなりません。それも、無駄を省いてギリギリで行わなくてはならず、さもなくば納品数を満たすため、生産ラインで油まみれで働かなくてはならないでしょう。何を優先していくかに細心の注意を払い、極力無駄を省いていきましょう。

星々のあいだで:同盟の拡大(Among The Stars: Expanding The Alliance)
V.バギアルタキス、P.ズィノヴィアディス作、2~6人用、12歳以上、30分。オリジナルはアーティピアゲームズ(ギリシア)から出版されます。
銀河系に宇宙ステーションを建設するカードドラフトゲームの拡張第2弾。新しいタイル、トークン、これまで配布されたプロモカードのほか、6人まで遊べるプレイヤーセットが入っています。

スペースカデット:遠くのミッション(Space Cadets: Away Missions)
D.ラスプラー、A.ローズ作、1~6人用、10歳以上、90分。
『スペースカデット:宇宙訓練生』『スペースカデット:宇宙ダイス作戦』に続く任務を達成する協力ゲーム第3弾。このゲーム単体でプレイできます。毎手番、3アクションポイントを使って宇宙船の装備を整えます。プレイヤーの手番が終わると、エイリアンが攻め込んできます。エイリアンは7種類あり、ミッションによってエイリアンの組み合わせや宇宙船が異なります。協力と戦術、そしてダイス運が試されます。

スペースカデット:抵抗はたいてい不毛(Space Cadets: Resistance is Mostly Futile)
B.エンゲルシュタイン、G.エンゲルシュタイン、S.エンゲルシュタイン作、2~7人用、8歳以上、60~120分。
『スペースカデット:宇宙訓練生』の拡張セット。新しいミッション、障害物、敵が入っており、2人でプレイできるミッションもあります。発明によって困難を解決する新しい乗組員「科学技師」が加わります。

宇宙ダイス作戦:DIEファイター拡張セット(Space Cadets: Dice Duel - Die Fighter)
J.エンゲルステイン&S.エンゲルステイン作、2~10人用、12歳以上、約30分、ホビージャパンから4800円(税別)で発売予定。
『スペース・カデット:宇宙ダイス作戦』の拡張セット。人数によっていくつかシナリオがあり、宇宙船(主力艦)1隻と戦闘機1機でチーム戦をする「空母戦」、一方のチームが戦闘機2機を受け持ち、もう一方のチームは主力艦で迎え撃つ「航空突撃」、戦闘機同士がドッグファイトを繰り広げる「航空戦」などがあります。

コアワールド:革命(Core Worlds: Revolution)
A.パークス、S.ステーフォン作、2~5人用、10歳以上、約90分。
宇宙帝国の建設ゲーム『コアワールド』の拡張セット。さまざまな効果をもった進歩カードや、特定の英雄と組み合わせる戦術など97枚のカードが入っています。

パナマックス(Panamax)
G.ドーリー、N.B.センティエーロ、P.ソレダーデ作、2~4人用、12歳以上、100分。オリジナルはメサボードゲームズ(ポルトガル)の出版です。
パナマ運河のコロン自由貿易地帯で船舶会社を経営します。アメリカ、中国、ヨーロッパからの契約を受け、荷物を運び、資金を集め、配当を分配します。同時に資金を貯め、資産を築きます。
消去法のアクション選択、双方向ルートでのピックアンドデリバリー、運河の船が連鎖的に移動するシステムなどといったシステムが複合され、多様な得点方法が用意されています。

シュピール'14新作情報:R&Dゲームズ

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キーシリーズでおなじみのイギリスの出版社です。

キーフラワー:商人たち(Keyflower:The Merchants)
S.ブリーズデール、R.ブリーズ作、2~6人用、14歳以上、90分。ホビージャパンから5000円(税別)で11月中旬に発売予定。
『キーフラワー:農民たち』に続く拡張セット第2弾。プレイするためには『キーフラワー』本体が必要となります。
労働者や資源や技能タイルなど入手したアイテムを交易することによって得点の手段を増やす「商契約」、タイルに記されている点数を倍増させる「施設拡張」、施設拡張を造ったり、アップグレードする機会を増やす「小屋」が加わります。これらは特に2人でプレイする際のゲーム性を高めます。
また、使用タイルも『キーフラワー:商人たち』のすべてと、キーフラワー本体からランダムに必要枚数を加える方法や、その両方を使用する方法を選べるなど、プレイの幅が広がります。

このほかにシュピール会場では、『キーフラワー』の拡張タイルとして、ボードゲームギーク15周年を記念して作られたタイル「養蜂家(Beekeeper)」、インドの慈善事業に対して寄付するともらえる「交易商(Trader)」が入手できる予定です。

シュピール'14新作情報:2Fシュピーレ

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今年の2Fシュピーレは新作はなく、人気作品のリメイクを出展します。

フレッシュフィッシュ(Frischfisch)
F.フリーゼ作、2~5人用、12歳以上、45~90分。
1997年に発売され、2003年にプレナリー社からリメイクされた作品が再び、2Fシュピーレで蘇ります。港とさかなや、製油所とガソリンスタンド、原子力発電所と廃棄所、そしてボードゲーム出版社からショップを、最短ルートで結びます。建物を作りたい場所にキューブを置き、競りをして建物ができると、道路が半ば自動的に作られていきます。建物の建設予定地が道路になってしまうこともあるので先に建てておかないといけません。
新版では建物が木製のコマになり、視覚的にも楽しめるようになりました。

新電力会社デラックス(Funkenschlag Deluxe: Europa/Nordamerika)
F.フリーゼ作、2~5人用、12歳以上、120~140分。
2004年に発売された2Fシュピーレの代表作が、発売10周年を迎えてリメイクされます。マップは北米とヨーロッパの両面刷り、リニューアルされた木製パーツ、刷新した発電所カード、燃やせるゴミの代わりに天然ガスの導入、資源補充表のカード化でプレイしやすくなりました。
2人プレイの際には「コンツェルンとの競合」というエキサイティングな新ルールも導入されます。
日本語版がアークライトから7400円(税別)で発売予定となっています。
アークライト:新電力会社デラックス

シュピール'14新作情報:ハンス・イム・グリュック

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『ロシアンレールロード』のドイツゲーム賞受賞でゲーマーからの信頼を証明したドイツ・ミュンヘンの出版社です。

シュタウフェン朝の人々(Die Staufer)
A.シュテーディング作、2~5人用、10歳以上、60分。
2010年のヒッポダイス・ゲームデザインコンテストで2位になった作品が製品化されます。「赤ひげ王(バルバ・ロッサ)」の異名をもつホーエンシュタウフェン朝の神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世の足跡をたどります。ドイツの各地域にできるだけ多く影響力を及ぼすことが目標です(写真はヒッポダイス応募時の試作品)。

サンクトペテルブルク第2版(Sankt Petersburg: Zweite Edition)
M.トゥメルホファー作、2~4人用、10歳以上、30分。
ドイツのクラウドファンディングで資金と話題集めに成功したリメイクです。資金額が目標を大幅に上回ったため、木製コマ、最初から各プレイヤーがもつ特殊能力「助手」、ゲーム中に発生するイベント、12枚の新しいグループカード、得点トラックに置いて誰かが超えるとイベントが発生するハードル、ミッションカードという全てのオプションが入りました。初版のルールでプレイすることもできます。

ロシアンレールロード:3人のエンジニア(Russian Railroads: Neue Ingenieure)
ドイツゲーム賞受賞作品のミニ拡張セット。ハンス社で行ったウェブ投票により、1金で黒い線路3つを引くピョートルなど、3人のエンジニアが選ばれました。この3人のエンジニアタイルを1組にしたものです。

カルカソンヌ:ゴールドラッシュ(Carcassonne: Goldrausch)
K.J.ヴレーデ作、8歳以上、2~5人用、30分。
『南海』に続く「カルカソンヌ・アラウンド・ザ・ワールド」シリーズ第2弾。19世紀アメリカ西部を舞台に、金鉱に手下を送り込んで金塊を探します。テントを上手に配置すれば、ほかのプレイヤーから金塊を奪うこともできます。でも、奪ったと思ったらそれは価値のない石ころかもしれません。

カルカソンヌ第2版(Carcassonne - Edition II)
K.J.ヴレーデ作、8歳以上、2~5人用、30~45分。
来年で発売15周年を迎え、世界で1000万セット以上販売された定番作品をリメイクしました。草原を分断する川タイルと、修道院に置いて縦横連続するタイル数を得点にする修道院長が付いており、イラストも一新されました。裏面の柄は同じで、草原や道の色も変わっていないので、ほかの拡張と組み合わせてプレイすることができます。ルールに変更はありません。


シュピール'14新作情報:パールゲームズ

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『銀杏都市』『ブリュッセル1893年』と評価の高いベルギーの出版社も、今年で出展が5年目となります。

デウス(Deus)
S.ドゥジャルダン作、2~4人用、14歳以上、60~90分。
古代文明のリーダーとなって、未知の土地を探索し、帝国を発展させます。新しい都市を作り、建物を建て、そこから資源を利用したり、交易路を作ったりします。バーバリアンの村を征服し、科学力を高めます。捧げ物や神殿で神々に崇拝することも忘れてはいけません。
5枚の建物カードをもち、手番には1枚を使って建物を作るか、捨て札にして神々に捧げ物をします。カードは軍事、資源産出、交易、得点、神殿、特殊効果の6種類があります。建物は、六角形タイルが並んだゲームボード上に作ります。建物を建てると、出したカードは自分のボードに置かれ、以前に置かれているカードの効果が発生します。捧げ物をすると、捨てたカードの枚数によって神の助力を受けます。そして手札を5枚まで補充します。
バーバリアンの村が全て包囲されて攻撃されるか、全ての神殿が建設されたらゲーム終了で、得点の多いプレイヤーが勝利します。

シュピール'14新作情報:ルックアウトシュピーレ

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ゲーマーズゲームを作り続けている出版社は、今年も4タイトルと元気です。

ムラーノ(Murano)
I.ブラント、M.ブラント作、2~4人用、10歳以上、60分。
ヴェネツィア北東の島ムラーノは、ガラス細工で有名です。この島で名声の高い商人になることを目指します。職人に素晴らしいガラス細工を作ってもらい、お店で顧客に販売します。
新しいアクション選択システムでは、島の周りにアクションスペースがあり、手番には船で空いているアクションスペースに行き、そこでアクションを行います。船は方向を変えられず、空いているマスしか入れないので、選択肢は毎回変わります。このワーカームーブメントがゲームの核となります。
建物の購入する、ガラス細工を作る、人物を雇う、道や建物を作る、ガラス細工を売るといったたくさんのアクションがあります。
建物の建設も勝利点になりますが、それ以上にキャラクターカードの投入が大事です。ゲーム中に手に入れ、何を得点とするかが決まります。キャラクターカードは40枚あり、ゲームごとに使うカードが変わります。どのカードも1枚ずつしかなく、コマを置いた島でのみ勝利点となるので、タイミングよくコマを置きましょう。でもどのアクションもお金がかかるのでいつもカツカツです。

パッチワーク(Patchwork)
U.ローゼンベルク作、2人用、8歳以上、30分。
各自9×9マスのボードに、美しいパッチワークを作る競争をします。
手番には3枚のパッチから1枚を購入するか、パスをします。購入するときはボタンで支払い、時間マーカーを進めます。時間マーカーが相手より進んでいなければ続けて手番ができます。パッチは自分のボードの好きなところに置きます。パスをするとボタンがもらえます。時間マーカーを先に進めるとボタンや1×1のパッチがもらえるところもあります。
時間マーカーが最後までいったら、埋められなかったマスの分のボタンを支払い、ボタンの多いほうが勝ちます。

ジョハリ(Johari)
C.ラヴェッチ作、2~4人用、10歳以上、60分。
インドの都市ジャイプルにある宝石市場ジョハリは、伝説と秘密に包まれています。抜け目のない商人たちがここで宝石を売っていますが、価値のない偽物を出してくる者もいます。腕前を発揮して宝石商の王様になるのは誰でしょうか。
プレイヤーは宝石と黄金を売買し、その地域に住む貴族を雇い、市場の監督に賄賂を送って偽物を見逃してもらいます。タイミングとお金が重要で、アクションを選ぶのが後になるほどコストは下がりますが、ほしいアクションを先に取られてしまうかもしれません。貴族と商人の組み合わせが変わるので、ゲームごとに異なる展開があります。

黄金だヤッホー!(Gold Ahoi!)
S.ヘルミングハウス作、2人用、8歳以上、15分。
海賊ゴールドハーケンが隠したという伝説の黄金が現れました。干潮のときに海賊が死んだ場所に入れたものが、財宝を見つけることができます。
36枚のタイルがあり、6×6枚をはみ出さないように絵柄を合わせて並べていきます。タイルは宝箱と海、陸の地形があり、陸・海が自分の側にできるだけ多くつながるようにします。全て埋まったときに、宝箱から自分の側につながっている分の多い方が得点になります。

シュピール'14新作情報:フォイヤーラントシュピーレ

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ローゼンベルクの肝いりで注目されている出版社は、『グラスロード』に続いて2年連続、ローゼンベルクの作品を発表します。

アルルの大地(Arler Erde)
U.ローゼンベルク作、1~2人用、14歳以上、プレイヤー人数×60分。ズィーマンゲームズより英語版、フィロソフィアゲームズよりフランス語版が予定されています。箱のサイズは『テラミスティカ』と同じです。
北ドイツの小さな村アルルは、ローゼンベルクの父親が生まれ、両親が結婚した村です。ここで1800年頃を舞台として、湿原を干拓し、畑を作り、動物を飼育し、仕事の腕を上げ、建物を建設します。ワーカープレイスメントゲームで、各プレイヤーは自分の居住地ボードと納屋ボードをもち、9年間にわたって発展させます。夏と冬の季節があり、それぞれできることが異なります。

テラミスティカ:氷と炎(Terra Mystica Feuer & Eis)
H.オスターターク、J.ドレーゲミュラー作、2~5人用、12歳以上、プレイヤー人数×30分。
昨年のドイツゲーム賞受賞作『テラミスティカ』の第1拡張セット。イエティなど地形を新たに変える種族6種類と、新しいゲームボードで、新しいプレイ感を生み出します。白とオレンジのプレイヤーコマセットが入っています。日本語版がテンデイズゲームズから発売される予定です。


シュピール'14新作情報:アレア

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アレアは『ボラボラ』に続いて2年連続フェルトを起用してきました。

ラ・イスラ(La Isla)
S.フェルト作、2~4人用、10歳以上、60分。
絶滅したといわれている動物を発見するため、研究者たちが秘密の島にやってきました。けばけばしい色のドードーを待ち伏せし、巨大なフォッサに忍び寄り、金のヒキガエルを捕まえます。プレイヤーは5人の研究者チームを率いて島のいろいろなマスに配置し、珍しい動物を包囲して追跡します。
ゲームボードは五角形のマスからなります。
全員3枚のカードを選び、1枚目から一斉にめくってアクションを行います。どのカードにも、研究者を置く、資源を取る、特殊効果を使うといった3つの使い方があります。資源を支払って研究者を置き、動物タイルの置かれたマスを包囲すればその動物タイルを取って得点できます。動物は希少価値やどれくらい集めたか、さらにカードの効果で得点が増えます。
ほかのプレイヤーよりたくさん動物タイルを集め、集めた動物の価値を上げて、最も得点の多かったプレイヤーが勝者となります。
ラ・イスラ

シュピール'14新作情報:ペガサスシュピーレ

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『キャメルアップ』と『イスタンブール』のダブル受賞で波に乗っている出版社です。

アクアスフィア(AquaSphere)
S.フェルト作、2-4人用、12歳以上、プレイ人数×25分。
TMG社(アメリカ)がキックスターターで資金を集めた作品を、ハルゲームズと共同出版します。マタゴー社(フランス)、クワインドゲームズ社(オランダ)も各国語版を制作しており、ファンの多いS.フェルト作品に注目の度合いが伺えます。
深海調査の研究設備で、エンジニア、科学者、ロボット、潜水艦を使ってできるだけたくさんのデータを集めます。ゲームボードは研究ステーションと指令本部に分かれており、研究ステーションでは6つのブースで科学者たちが実験を行い、指令本部ではエンジニアたちがロボットの準備をします。アクションはロボットを使って行い、研究所を改良したり、潜水艦を出したり、推奨を集めたり、タコを調査したり、チームの能力を上げたり、知識ポイントを獲得したりします。研究所の規模を大きくすれば仕事がしやすくなりますが、貴重な時間を使います。勝つための道筋がたくさんある戦略的なボードゲームです。

グローグアイランド(Grog Island)
M.リーネック作、2-4人用、10歳以上、60分。エッガートシュピーレとの共同出版。
どんなに強い海賊でも侵略と略奪の日々から引退しなければならないときがやってきます。でもその後になにがあるでしょう。グローグ島の5つの半島で、戦利品を使って義足ショップや看板大工、ブードゥー人形製作所、パブ「グローグ・ホール」などの商売するのです。5色のカラーダイスの目を使い、アクションをビッドします。競り勝つと半島に建物を建てられますが、パスしても報酬があります。グローグのボトルや宝の地図が手に入るだけでなく、商船を訪れてそれらを換金したり、オウムや宝箱と交換したりできます。ビッドとパスをうまく使い分けることが勝利のカギです。
誰かが規定数の建物を建てたらゲーム終了で、各自が秘密の目標カードで得点します。秘密の目標カードには半島のマジョリティ、特定の種類の建物、アイテムなどがあります。
グローグアイランド

7人目のこびと(Der 7bte Zwerg)
P.ノイゲバウアー作、2~6人用、8歳以上、25分。
同じタイトルの映画のダイスゲーム版。7つのダイスを大きさ順に並べることを目指します。

ホスピタル・ラッシュホスピタル・ラッシュ(Hospital Rush)
T.K.ローセン、K.ストーガルド、S.トムセン作、3~5人用、10歳以上、50分。ニュルンベルクで発表されていましたが、エッセンでの発売になりました。
研修医たちが、採用されるために病院で腕を競います。毎ラウンド、2つのコマを置いてアクションを行います。アクションには薬を集める、新しいスキルを身につける、試験を受ける、患者を治療するなどがありますが、賄賂を送る、ほかのプレイヤーから盗むなど非合法なものもあります。非合法なものは、ほかのプレイヤーから密告されると、ペナルティーを受けてしまいます。
毎ラウンドの最後に、適切な治療をされた患者から医療ポイントが入ります。手当が十分なされなかった患者は病院を離れ、何も得るものはありません。ダークでシニカルなユーモアあふれる、騙しあいと足の引っ張り合いの読みが楽しいカードゲームです。

レガシー遺産―権力の系譜(Das Vermächtnis - Stammbaum der Macht)
M.J.E.ヘンドリクス作、1~4人用、8歳以上、60分。
貴族の一族を三世代にわたって繁栄させるカードゲーム『レガシー:公爵の遺言(Legacy: The Testament of Duke de Crecy)』のドイツ語版です。
ひだりの灰色:レガシー:公爵の遺言

シュピール'14新作情報:コスモス

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アンドール北アンドールの伝説:北へ(Die Legenden von Andor: Die Reise in den Norden)
M.メンツェル作、2-4人用、10歳以上、120-240分。
『アンドールの伝説』の2番目の拡張セットで、大箱入りです。プレイするためには基本セットが必要です。英雄たちは古い船に乗り、北へ向かって危険な航海を行います。未知の島に行き、海の怪物から海岸を守ります。さらに常に激しい嵐と、海の力が襲いかかります。両面刷りのゲームボード、28体のフィギュア、船が入っています。

エジプトカタンカタンの開拓者たち:古代エジプト(Die Siedler von Catan - Das alte Ägypten)
K.トイバー作、3-4人用、10歳以上、90分。
昨年の『冒険者と海賊』に続いて2年連続のカタンシリーズリリースです。基本セットなしに単独でプレイすることができます。ファラオの時代に、牛車を使って資源を運び、開拓地や神殿の街を作ります。「神の力」というルールでは、新しい資源が登場し、大きなピラミッドを作ります。

狩人と斥候狩人と斥候(Jäger und Späher)
G.ヘヒト作、2人用、10歳以上。
石器時代の部族を率いて勢力争いを繰り広げます。さまざまなキャラクターをカードプレイし、部族を発展させます。狩人を使って食料や皮革を手に入れれば、部族の飢えを凌げるでしょう。斥候を使って資源を手に入れれば、価値あるものを生産することができます。

キングスポート・フェスティバルキングスポート・フェスティバル(Kingsport Festival)
A.チャルヴェジオ、G.サントピエトロ作、3-5人用、13歳以上、90分。
ラヴクラフトのクトゥルフ神話小説『祝宴(1923)』に基づくボードゲームで、ストラテリブリ社(イタリア)が制作した作品のドイツ語版です。カルト教団の一員となり、キングスポートの街に強大な力を呼び込みます。そのために呪文や建物などの効果を使って力をため、イベントなどを起こしていきます。

街コロ(ドイツ語版)街コロ(Machi Koro)
菅沼正夫作、2-4人用、8歳以上、30分。
日本初のダイスゲームのドイツ語版。さまざまな効果を持った建物を購入し、サイコロでさらに収入を増していきます。どの建物を選択するか、サイコロをいくつ振るかによって街のかたちが変わっていきます。
TGiWレビュー:街コロ

7ステップス7ステップス(7 Steps)
M.キースリング、R.シュタウペ作、2-4人用、10歳以上。
7つのフィールド、7つの色、7つのコマで争うアブストラクトゲーム。毎ラウンド7つのコマをもち、ボード上に積み重ねていきます。置いたマスにあるコマの高さによって得点が入りますが、高さは7つまでという制限があります。上手にコマを配置し、いろいろな特別チップをうまく使った人が勝者です。

ホビージャパン、9月の輸入リストを発表

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ホビージャパンは9月発売予定の輸入ゲームリスト6タイトルを発表した。英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付される。8月の14~17日にアメリカ・インディアナポリスで行われるゲームイベント「ジェンコン」で発表される新作。10月にドイツ・エッセンで行われるシュピールに先駆けての販売だ。

アビス(ボックス)アビス(Abyss)
B.カタラ&C.シュヴァリエ作、アスモデ(フランス)、2~4人用、14歳以上、約45分、7,000円(税別)。
C.シャヴァリエ(『ソルターニーエ』『コンチネンタル・エクスプレス』『カプチーノ』)とB.カタラのコンビによる、水底深くにある世界「アビス」の要衝を支配して、その組み合わせや収集で発展を競うカードゲーム。
プレイヤーは協力者を集め、協力者を通じてアビスの領主たちを味方とし、その力をもって都市の様々な場所に影響力を振るう。
協力者のカードはドラフトによって獲得するが、アビスの領主たちはゲームボード上に並べられており、獲得した協力者のカードをコストとして支払うことで獲得できる。要衝は領主たちを使って獲得できるが、獲得に使った領主の特殊能力は使えなくなってしまう。いつ、どの領主を使って要衝を支配するのかが重要になる。

アビス


ブラック・フリート(ボックス)ブラック・フリート(Black Fleet)
S.ブリーズデール作、スペースカウボーイズ(フランス)、3~4人用、14歳以上、約60分、8,500円(税別)。
『キーフラワー』や『ウィ・ウィル・ウォック・ユー』の作者が『宝石の煌き』の出版社から発表する注目の大型ゲーム。
カリブ海の海賊、商人、そして海軍の艦長代理となって栄光と富を求める。そのために3種類の異なった役割の船を指揮しなければならない。商船は港から港へ商品を運んでお金を稼ぎ、海賊船は商戦を襲ってお宝を奪い何処かの島へ埋めて隠し、軍艦で敵プレイヤーの海賊船を沈める。手に入れた金でカードを購入して船を強化したり、特殊な能力を与えることができる。運命カードを使って敵プレイヤーの裏をかき、誰より早くお金を貯め、囚われの総督の娘の身代金を払って勝利をつかむのは誰か。

ブラック・フリート(コンポーネント)


ヒュペルボレア(ボックス)ヒュペルボレア(Hyperborea)
A.チャルヴェシオ&P.ジッツィ作、アスモデ(フランス)、2~6人用、12歳以上、90分、12,000円(税別)。
魔法の王国を繁栄させるファンタジー文明発展ゲーム。新たなる土地を得て、怪物を討ち滅ぼし、新たなる技術を見出し、国力を高みに導く。敵となる文明は、それぞれ独自の能力を備えており、征服事業は一筋縄ではいかない。
自文明の袋の中には、強力な国家へと成長するために行う開発に必要な文明コマが入っており、自分のターンに毎ラウンドランダムで取る3個のコマを使って、自文明を発展させていく。この「バッグビルディングシステム」が、プレイ時間を短縮した。
豪華なコンポーネントに、シンプルでプレイしやすいシステムを備えた新作だ。

ヒュペルボレア


シノビ・クランシノビ・クラン(Shinobi Clans)
J.マイヤー作、ポストヒューマンスタジオ(アメリカ)、3~5人用、13歳以上、60分、3,600円(税別)。
プレイヤーは残忍で狡猾なニンジャ・マスターとなり、配下のニンジャを率いて秘密の任務を遂行する。危険なローニン、高貴なダイミョウ、恐るべきショーグンたちに見え、最も腕の立つ暗殺者を雇って業物の武器を与え、ほかのニンジャ・クランの裏をかくのだ。
最も労の少なく、報酬が多い目標に対する任務を密かに選び、カードドラフトで任務に適したニンジャに最適な武器を与える。そしてニンジャをカード・スタックで慎重に配置し、敵ニンジャの計画を霧散させよう。秘密の部隊を雇うことで、密偵に戦略を盗み見られないようにすることもできる。
最後に明かされるまで、プレイヤーのクランのアクションと目的は隠されている。煙幕が掻き消え、計画、目的、シノビの技は明らかになったとき、はたして勝者は誰なのか?

シノビ・クラン(コンポーネント)


DIEファイター宇宙ダイス作戦:DIEファイター拡張セット(Space Cadets: Dice Duel - Die Fighter) 
J.エンゲルステイン&S.エンゲルステイン作、ストロングホールドゲームズ(アメリカ)、2~10人用、12歳以上、約30分、4,800円(税別)。プレイするためには『スペース・カデット:宇宙ダイス作戦(Space Cadets: Dice Duel)』が必要となる。
チーム協力型ダイスゲーム『スペース・カデット:宇宙ダイス作戦』に2つの新たな要素を追加するの拡張セット。
「戦闘機」はプレイヤー1人が扱い、単独で行動し高速で機動性に富んでいますが、シールド装置は装備しておらず、容易に破壊される可能性がある。人数によっていくつかシナリオがあり、宇宙船(主力艦)1隻と戦闘機1機でチーム戦をする「空母戦」、一方のチームが戦闘機2機を受け持ち、もう一方のチームは主力艦で迎え撃つ「航空突撃」、戦闘機同士がドッグファイトを繰り広げる「航空戦」などがある。
また、27枚の試製装備カードは、主力艦に新兵器、現行装備の拡張型、新たな移動方法など特殊な能力を加える。各チームはカードドラフトにより装備を選び、自分たちの主力艦をその戦略に併せて強化していこう。

マスカレイド拡張ブルーノ・フェイドゥッティのマスカレイド:エクスパンション(Mascarade Expansion)
B.フェイドゥッティ作、ルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)、2~13人用、10歳以上、30分。3,400円(税別)。プレイするためには『ブルーノ・フェイドゥッティのマスカレイド』が必要。
斬新なシステムと幅広い対応人数で人気の正体隠匿系のゲームが、さらに深みを増す拡張セット。はたしてあなたは高級娼婦に骨抜きとされてしまうのか、死霊術師の呪文に屈してしまうのか? ほかにも錬金術師や人形遣いなど、新たな13の仮面が、己すらも正体を失う仮面舞踏会に加わる。

シュピール'14新作情報:アミーゴ

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ドイツゲーム界の最大のお祭りであるシュピール'14(エッセン国際ボードゲーム祭)が10月16日(木)から4日間にわたって行われます。

このページでは、新作情報を各メーカーのウェブサイト、ニュースサイトから翻訳し、どのような新作が出るかを見ていきたいと思います。日本に比較的入りやすく、よく知られているメーカーを中心に紹介しています。ゲーム名は直訳で、後に輸入販売されるときには別になるかもしれません。

例年1番最初に情報を出すアミーゴ社から。発売は9月なので、エッセン・シュピール前に国内発売される可能性もあります。

ゆかいなふくろゆかいなふくろ(Absacker)
L.コロヴィーニ&D.トッフォリ作、2-5人用、7歳以上、15分。
3枚の手札から、場に3枚までカードを出します。カードには3~7の数字があり、場には数字別に分けて重ねておきます。3のカードが3枚、4のカードが4枚というように、数字と枚数が同じになったら袋がいっぱいになったことになり、その列を全てもらいます。こうしてできるだけたくさんカードを取ることを目指します。数字が小さいカードはすぐいっぱいになりますが得点は低く、多いカードは得点が多いですが、なかなか集まりません。
ゆかいなさかなとメビウスゲームズによる日本語版が発売予定です。

キウブキウブ(ciúb)
T.リーマン作、2-4人用、10歳以上、45分。
魔法使いが1年に1度の腕試しをサイコロで行います。チャレンジしたい課題にマーカーを置いて、サイコロを振ります。指定された目をすべて出す、合計がいくら以上、同じ目がいくつ以上・・・といった課題をクリアすると、得点になります。ダイスには、振り直しや好きな目に替えるといった目もあり、課題を達成しやすくなるでしょう。最初は白いダイスだけ振りますが、出目によってカラーダイスに強化することもできます。目標によってどのカラーダイスを使うかがポイントです。

ハムスターの頬袋ハムスターの頬袋(Hamsterbacke)
F.ベラルディ作、3-5人用、8歳以上、20分。
円状に並んだ場札から補充して、同じ色・数字を揃えて自分の前に出し、それを裏返して得点にします。場札は取ったところから補充され、たくさん溜まっているところがあります。自分の前に出すときは、青の4が4枚というようにして出し、ほかの人が出しているものと同じものは出せません。裏返して得点にしたとき、手札の多い人から取ることができます。最後は得点にしたカードから手札のカードを差し引いて、得点の多い人が勝ちます。

ねじ回しねじ回し(Schraube Locker)
C.シュテール&D.レヒナー作、2-4人用、8歳以上、25分。
サイコロを振ってネジカードとナットカードをセットで集めます。円状に並んだカードの並びで決められたサイコロの出目をできるだけ多く出して、コマを進めます。移動先でほかのプレイヤーとカードを交換することができ、またカードをもらえます。手に入れたカードにはネジかナットの絵が描いてあり、ネジとナットの組み合わせができると得点になるだけでなく、ほかの人から交換で奪われなくなります。

スネークオイルスネークオイル(Snake Oil)
J.オクス&P.H.カウフマン作、3-8人用、10歳以上、30分。
親が役割カードを引き、「ゾンビ」「ヒッチハイカー」などになります。ほかのプレイヤーはその役割になった親に対し、2枚のカードを組み合わせて新商品を提案します。「かたつむり」「花」「オイル」「バナナ」「ハンマー」など、組み合わせによって面白おかしな商品ができあがります。親に選んでもらった人が得点です。オリジナルはアメリカで、2010年に発売されました。

ウィッチズウィッチズ(Witches)
K.フィッシャー&J.アンドリューズ作、3-5人用、10歳以上、45分。
『ハートスイッチ(HeartSwitch)』というタイトルで2013年にアメリカで発売された作品のドイツ語版。さまざまな特殊効果の入ったカードで戦うトリックテイキングゲームです。火のスートのカードが失点になるので、それをできるだけ取らないようにします。失点を増やしたり減らしたりする魔女カードや、数字が0なのでトリックを取らなくてすむ魔法使いカードを使うタイミングが勝敗をわけます。

セット3(Set ³)
M.J.ファルコ作、2-4人用、8歳以上、35分。
パターンが全て違う3つのセットを作るゲームが、ダイスゲームになりました。クロスワードの要領でセットになったダイスを並べ、得点を競います。

スピードカップス2(Speed Cups²)
H.シャフィール作、2人用、6歳以上、15分。
イラストに合わせてカラーカップを並べたり重ねたりするゲーム。イラストはカップではないので、読み替える必要があります。先にできたほうがカードを取ります。

小さなミツバチ(Honigbienchen)
R.クニツィア作、2-5人用、4歳以上、15分。
蜂の巣が円形に並び、その中にミツバチが入っています。めくったカードと同じ色のミツバチを見つけられたらゲット。でもクマをめくってしまったら返さなければいけません。

ちょっと見て(Schau mal)
H.シャフィール作、2-6人用、4歳以上、10分。
表と裏にちょっとだけ違うイラストが描かれたカードが中央に並んでいます。みんなが目を閉じている間に、1人が裏返したカードはどれかを当てます。

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