モリオロシ

内閣支持率9パーセント。最近の論調は政策云々批判ではなく「首相の資質」の名の元にひたすら個人をいためつけるといういじめに近いものがある。森さんの肩をもつわけではないが、批判の口調が強烈過ぎて辟易する。
社会的な弱者については決して否定的なことを言ってはいけないが、従来「先生」と呼ばれてきた職業の人には何を言っても許される世の中だ。政治家、教師、医者、警察官、僧侶・・・受難である。
批判する側は、好きなだけ理想を押しつけてそれとの乖離を指摘すればいいのだから簡単だ。しかし、そこに「善の切り売り」や「出る杭は打ってやる」といったという偏狭な考えがないだろうか。
自分のことを棚に挙げて人の非ばかり責め立てていては社会が息苦しくなっていく。首相をいじめて満足しているだけで政治がよくなるはずがない。森さんを支える森派、総主流となってしまった自民党、駆け引きに走る連立与党、対案を明確にできない野党にまで目を向けることである。政治家は政治のプロなのだから、何よりも政策の面で批判しなければならない。地域振興券は正解だったのか?
同じ人間であることを思うと、少なくとも人格の面であの人を批判できない。(こういうことも善の切り売りだろうか?)

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