インド映画

あいつに会ったタイトル:Koii mil gayaa(あいつに会った)
ストーリー:
 知的障害のために体は大人でも小学校に通っている主人公ローヒットは皆からいじめられていた。そんなある日、ローヒットが亡くなった父親の遺品である謎のパソコンをいじっていると、宇宙人ジャドゥーと交信がついてしまった。かくしてジャドゥーとの生活が始まる。
 ジャドゥーは超能力でローヒットの障害を克服し、ローヒットは成績優秀で力持ち、おまけにダンスまでうまくなってしまう。しかしそんな中、宇宙船の手がかりを追う警察の捜査が近づいてきたのであった。
 必死で守るローヒットだったが、ジャドゥーは警察に捕獲されてしまう。ローヒットはいったん銃で殴られて気絶するが、気を取り直すと救出に向かう。命がけでジャドゥーを救出したところで、迎えの宇宙船がやってきて別れとなる。
 ジャドゥーが去った後は再び元通りになったかに見えたローヒットであったが、いじめっ子に絡まれたとき、本気を出したらやっつけることができた。ジャドゥーは宇宙のかなたからローヒットを見守っていたのである。→公式ページ
感想:


  • 入館料は80ルピー(200円)。これでも映画館の中ではかなり高いらしい。
  • ストーリーを中断するダンスと歌の数々はインド映画の特徴。ただ後半はだれる。「またそこで踊るのかよ!」歌を歌っているのは俳優ではなく専門の歌手(声だけの出演。俳優と比べると結構年が行っているらしい)。これもインド映画の特徴だが口ぱくまるわかり。だいたい声質からして全く違う。
  • 舞台となっている街はデリーに近い北インドの丘陵地。とても美しいところで行ってみたいと思った。ただ何カットはスイスやギリシャで撮ったのかもしれない。
  • 主人公が思いを寄せるヒロインは役柄上、踊りのためだけにいるおまけキャラという感じだったが、女優はとても綺麗だった。インド人らしくないなあと思っていたら、髪を金髪に染めているのだとか。黒髪のインド人は、日本人と同様に染めることが多いという。
  • ジャドゥーはETっぽい造形。というかもろイミテーション。特撮ヒーローテレビ級だが、CGを駆使していないところに好感が持てた。
  • ヒンディー語の理解率は5パーセントくらい(観客の母語はマラーティー語だが、ヒンディーはほとんど理解できるようだ)。時々混じる英単語と、あとは場面の展開からストーリーはだいたいわかった。ところどころのギャグで周りが笑っているのに自分が笑えないのが口惜しい。
  • 休憩が途中入って賞味2時間半。10分の休憩時間にはぜひ外の売店をご利用くださいってな感じがもろ出しで何も買う気が起きなかった。(でも始まる前にラッシーを飲んだ。ゲキウマ)
  • もうひとつ上映されていた「kuch naa kaho(何も言わないで)」はラブストーリー。こちらも見てみたかった気がする。

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