手巻き寿司大会

昨日頼んだ電気屋は約束通り8時30分に来て、2人で手際よく、かつ入念に掃除していった。金属の薄い板で頑固な苔をはがし、酸性洗剤をかけて仕上げ。新品を買わせようとしていた前の電気屋とは比べ物にならないよい仕事だった。満足したので掃除代750円を言い値で払う(前回は交渉してまけさせた)。
昼からはFさん宅で手巻き寿司大会。料理上手で日本の食材を各種取り揃えているFさん宅では先月、Aさんの誕生日記念でそうめん大会が行われ、昆布だしのめんつゆ、みょうがの酢漬け、シャーベットが振る舞われた。日頃脂っこいカレーと焼きそばばかり食べている身に美味しさがしみこんだものだ。今回はさらにチャレンジング。この日のために一時帰国中のI氏が大葉を手に入れてきた。
手巻き寿司大会寿司の具はエビ・カニ・シーチキン・卵焼きの4点。ちゃんと寿司飯になっていて、海苔もふんだんにある。そのほかに五目ちらしとトンカツ(肉はイェルワダの肉屋から調達)、ナスの煮物に京風味噌汁が用意された。デザートにはマンゴーシャーベット。さらに、円実さんが大量のビールとワインをもってきて、ここはもうパラダイス。幸せ幸せ。参加者は7人で、あっという間に平らげた。Fさんご馳走様でした。
食後はもってきたカードゲームで遊ぶ。まずはコミュニケーションゲームの『アップルトゥアップル』。日本語に滅多に接しない海外で遊ぶとひときわ楽しい。Aさんが3連続でカードを取って勝利条件を満たしたが、協議で2周遊ぶことにした。勝敗よりも、1人1人の審判が面白い。今回の傑作は「ピュアな」「セクハラ」。悪気があってやったんじゃないんですーといったところか。
次にはイタリア・ミラノ発のブラフゲーム『ファブ・フィブ』。カードの引き運による一発逆転の要素と、ウソの演技が楽しい。顔はニコニコ、心臓はバクバクだ。しかも勝ち残り戦なので、HPが残り少なくなってくると否応なく真剣勝負になる。最後はFさんと私の一騎打ちになったが、噛んだふりをしてFさんにブラフと言わせた私の勝利。ニコニコ顔でウソがつけない振りをして、しっかりウソをついていた円実さんのプレイが光った。
それからはI氏が男の子が生まれたK氏のために日本から買ってきた『魁!男塾』の単行本を見ながら昔のジャンプの話をしたり、大阪から来て円実さんの家に住んでいるNさんとインド映画の話をしたり、光GENJIのレパートリーは何だったかとか、お笑いマンガ道場は何分番組だったかとか、髪の薄さと結婚適齢期の関連とか、ぺちゃくちゃおしゃべりに花を咲かせる。椅子がいっぱいあって居心地がよく、気がついたら夜の10時を過ぎていた。このところFさん宅の集まりは10時間以上経つのが相場となっている。
今回は自転車で来たのでリキシャーの交渉に疲れることなく、歌を歌いながらのんびりいい気分で帰った。次回は焼肉大会らしい。まじっすか?

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