『 「風が吹けば桶屋が儲かる」のは0.8%!? 身近なケースで学ぶ確率・統計』

表題の計算の仕方は、風が吹くから桶屋が儲かるまでの7段階がそれぞれ50%として、0.5×7で計算する。
「統計的な情報は、まったくと言っていいほどない」し、それぞれが50%でも掛け合わせれば小さくなるよというのが筆者の言いたいことだろうが、その大雑把な計算は0.8%という数字に何か意味を感じて買った読者を馬鹿にしてはいないだろうか。
高校で習った確率の計算の仕方のよい復習になったのと、仮説検定という統計の方法があることを知ったのは収穫だったが、専門用語を分かりやすく解説したという以上の知見は見られず。教科書を読んでいるよう。

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