『寺門興隆』で紹介

今月1日発売の月刊誌『寺門興隆』(旧・月刊住職)に「ボードゲームを日本に広める青年住職の技」という記事で私が紹介された。私の生い立ちから『ウサギとハリネズミ』の遊び方まで詳しく紹介されていて、嬉し恥ずかしである。
インターネット経由で取材依頼があり、秋葉原で取材に応じた。数日前にはゲーム関係でインタビュアーとなったイエサブ下のルノワールで、今度は私がインタビューされる側というのも不思議な気分である。しどろもどろだったが、記事ではきちんと伝えられていた。さすがプロ。
終わってから上の階に移り水曜日の会で遊ぶ様子を撮影。つなきさんとかが冷やかすのでにやけてしまったが、幸い遊んでいる写真だけが掲載された。
取材でしどろもどろだったのは、お寺とボードゲームに接点がほとんどないという理由もある。先日、韓国の方と”Are you praying every morning?” “Yes, if I stay in the temple.” “Playing every morning?!” “No, no, p’r’aying! … but maybe that’s why I p’l’ay boardgames.”なんていう会話をした話でお茶を濁したが、なぜ住職がボードゲームをしているのかなんて考えたこともなかった。
お寺に人を集めるため? 人間の観察眼を鍛えるため? コミュニケーションスキルを上げるため? それとも単なる暇つぶし? う〜ん、どれも結果的にそうなっているのであって、目的ではないなぁ。きっとこういうのを遊戯というのかもしれない。無為であることが尊い。

遊戯(ゆげ)……菩薩の自由自在な活動。とくに仏国土から仏国土への移動。仏の境地に徹して、それを喜び楽しむこと。心のままに無礙自在であること。ゆきき。遊化とも書く。(佛教語大辞典)

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