有料インタビュー

昨日の夕方、ある会社から電話があった。雑誌で寺院インタビューがあるので応じてほしいという。
何でも有名で話し上手な年配の俳優さん(名前は聞いても分からなかった)がカメラマンと共にお寺にいらっしゃって、若い住職と会談するというものだそうで、時間の設定まであっという間に話が進んだ。でも、前にもこんな話があったような……。
「お聞きしますが、このインタビューは有料だったなんていうオチはありませんよね?」
その質問はズバリ的中。取材協力費として7万円だとか仰る。しかしそれはご住職さんのアピールにもなりますし、誰でもその俳優さんと会いたい人はいらっしゃっていいですしというので、
「その協力費は、お出ししてもお出ししなくてもよいものでしょうか? それとも請求される性格のものでしょうか? こちらはお金をお出しするつもりは全くないんですが」
と申し上げたら終了ー。そのあたりで前にも同じ誘いをお断りしたのを思い出した。前回は、わりあい最初からお金の話が出ていたと記憶しているが、今回はこちらから聞かなかったらどうなっていたんだろう? 当日、インタビューが終わってから「実は……」と切り出されたらお支払いせざるを得ないんだろうな(そこで支払わずに帰すには、相当のインド人魂が必要だ)。
住職もいまどき、ガードを堅くしておかないといけないようだ。

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