詠讃するということ
曹洞宗で梅花流詠讃歌が始まって来年で60年、その教学的な位置づけは今なお曖昧なところがある。御詠歌嫌いを公言して憚らない和尚さんや、おばあちゃん方のお茶飲みの口実ぐらいだと思っている檀家さんもいる(あながち間違っていない …
曹洞宗で梅花流詠讃歌が始まって来年で60年、その教学的な位置づけは今なお曖昧なところがある。御詠歌嫌いを公言して憚らない和尚さんや、おばあちゃん方のお茶飲みの口実ぐらいだと思っている檀家さんもいる(あながち間違っていない …
先代から使っていた経本がだいぶ古くなったので、この度経本を作り直した。法要などで使いやすいよう、テキストを打ち込んだファイルを近所の印刷所に持ち込み、以前の経本と同じサイズ・デザインで作ってもらった。 もくじ ・修証義 …
学生時代、ドビュッシーやプーランクのフランス音楽にどっぷりとはまっていた。ベートーヴェンやブラームスなど、ドイツ音楽の重厚さには付いていけず、軽やかなメロディと淡いハーモニーが心地よかったのである。 「これでーいいのだー …
『超訳 ブッダの言葉』や『偽善入門』などを著し、このごろメディア露出度が高い僧侶、小池龍之介師が、浄土真宗から破門されていた。仏教教団で最も思い罰である波羅夷(教団追放)である。 破門の経緯は、小池師のお寺のホームページ …