洞松寺オリジナル経本

修証義の新経本先代から使っていた経本がだいぶ古くなったので、この度経本を作り直した。法要などで使いやすいよう、テキストを打ち込んだファイルを近所の印刷所に持ち込み、以前の経本と同じサイズ・デザインで作ってもらった。
もくじ
・修証義 総序
・般若心経
・修証義 行持報恩
・慈経
・慈悲の瞑想
・般若心経(現代語訳)
・修証義 総序(現代語訳)
・修証義 行持報恩(現代語訳)
・追弔御和讃
・新亡精霊供養御和讃
・追善供養御和讃
・報恩供養御和讃
修証義はお葬式で一緒に読んでいただくもののみ抜粋。順序もお葬式で読む順に、般若心経を間に入れた。そしてこの頃法事でよく読んでいる慈経と慈悲の瞑想は、パーリ仏教から。さらに修証義と般若心経は、できるだけ短く分かりやすいことを心がけた拙訳を掲載。これも法事で一緒に読んで頂くつもりである。最後に、法事でよくお唱えする供養編の御和讃の歌詞を載せた。
一方、檀家さんと一緒に読むことのない観音経と舎利礼文、修証義の第2〜4章は割愛した。
修証義の総序だけを読むと、罪悪感を抱かせるだけなので続けて第二章を読むというご寺院さんもいらっしゃるが、その前に、一般の方は意味も分からず読んでいるみたいである。修証義は明治時代に編纂されたものだが、正法眼蔵の抜粋なので中身は鎌倉時代の言葉。それでも漢文をそのまま読むのと比べればだいぶ理解できるが、論理展開まではついていくのはたいへん。今回、現代語訳にして読んでみて、自分でもいろいろ腑に落ちるところが多かった。
お葬式用の経本入れに130冊セットし、法事用かばんにも25冊ほど入れてある。これで秋からの法事は進めやすくなりそうだ。多めに刷ったのでお正月には全檀家さんに配りたい。
洞松寺オリジナル経本はB6サイズ54ページ。ご希望の方には実費(1冊250円+送料)で頒布します。お申し込みはhourei@e.jan.ne.jpまで。

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