小学校の卒業式

小学校の卒業式に来賓として参加。卒業式は短大に続いて2日連続となる。

卒業生の親でもないのに、中学校の制服姿で入場してきた最初の子どもを見た途端にうるっと来てしまった。赤ちゃんから手塩にかけてきて立派になった嬉しさだろうか、だんだん大人になって親元から離れていく寂しさだろうか。それとも、もう二度と帰ってこないあの頃へのノスタルジーだろうか。どうして晴れの席に泣けてくるのか、考えていた。

教育委員長さんが記念品贈呈でおっしゃった一言「中学生になると自分でも驚くほど成長します」という言葉が心に残る。教育を受けて自分がどう変わるか、受けている前には分からないのが教育の本質であるという内田樹氏の言葉に重なる。未知の可能性を秘めた卒業生に、心から祝福を送る。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.