葬式の迷信

近所のミニデイ講演会から帰宅。前回の写経教室で関心が高かったお葬式に関する迷信について、特に友引、清め塩、北枕、親指隠し、夜爪について、そのような迷信が生まれた背景をお話してきました。

迷信か否かを見分けるポイントは、人の心を不安にさせるか、安心させるかだと考えています。例えば地元には「しだみ(亡くなって4日目の葬式は避ける)」というものがありますが、これを行うとまたお葬式が出るからという理由ならば迷信、亡くなった方の遺体を1日長く家に置いておきたいからという理由ならば迷信でないといえます。四角四面ではなく、遺族の意をくんだ臨機応変な対応が求められます。

困った時の神頼みではなく、普段からのお参りが、いざというときでも動じない心を生み出します。

“Grant me that I may not be a coward, feeling your mercy in my success alone; but let me find the grasp of your hand in my failure.” (Tagore)

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