冬の山形弁

東京駅間近の山形新幹線。デッキで携帯電話を話している方が「いやいや、わりなっし(悪いねー)」としゃべっているので心が和む。

山形新幹線は走る故郷。先日、都内で働いている山形の人がときどきふらりと山形新幹線に乗って帰郷する話を思い出しました。東京駅で乗った時から、もう山形気分です。

冬にしか使わない山形弁シリーズ。

「ざげる」:圧雪状態になった道路が、寒さが緩んでシャーベット上になり、轍があちこちにできて非常に通りにくい状態を指します。お寺の参道はカーブの坂道なのでざげるとなかなか登れなくて大変です。ポイントは下から助走をつけることと、まだざげていないところを狙って通ること。はまってしまったら、脱出板とスコップを使って何とかします。それでもどうしようもなくなったら、ワイヤーを付けてほかの車に引っ張ってもらいます。

「こげる」:屋根に積もった雪が、寒さが緩んで一気に滑り落ちてくること。この時期は、軒先に車を止めておくとたいへんなことになります。人の往来がある軒先では、屋根に「雪止め」を設置して、「こげ」ないようにします。

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