山形新幹線つばさ


つばさはなぜ混むのか?

 先日、東海道山陽新幹線に乗りました。驚いたのは車内アナウンス。「今日も新幹線をご利用くださいまして・・・」「新幹線」ってこれを指していうのか・・・。ということは山形新幹線って何?ニセモノっていうこと?確かに車幅も広いし座席もゆったりしていましたが、傲慢すぎないでしょうか。

 さて、その山形新幹線ですが、大繁盛しています。「JR東日本のドル箱(山形の噂)」とまで言われているほどです。先日、土曜日の朝1番に乗ろうと早朝の上野駅まで行ったときのこと。まだ6時でした。帰省シーズンでも何でもありませんでした。
  上越新幹線・・・がらがら
  東北新幹線・・・空席が目立つ
  長野新幹線・・・あまり乗ってない
  秋田新幹線・・・全然だめ
という中やってきた山形新幹線。なんと満席で自由席もすわれない!!通路に立ちつづける乗客。泣き出す赤ん坊。車内販売は混んでいて入ってこられない。車掌アナウンス「なお指定席は全て満席になっております」。これはどういうことでしょーか?

 原因として考えられるのは以下。
  ●近いのに田舎なので不況の世の中でも手軽な観光地になっている
  ●近いので帰省客が帰省しやすい
  ●他に適当な交通手段(バス、飛行機※どちらもありますが不便)がない。
  ◎福島から単線区間があるため、たくさんの車両を発車できない。
  ◎車幅が狭く1列に4席しかないため、席数が少ない。
 他の新幹線と比べて発車間隔が長く、増発があっても1時間に1本くらいしか発車していないのです。かなしい。)

 車内にはビジネスマン、標準語を身につけて得意げに話しているけどやはり訛りの抜けない若者、登山客、温泉に行きそうな老夫婦などがいましたが、山形県住民は見た目で判断できます。
  ●会話はバリバリに訛っているが、小声だ。
  ●一人でいるときは伏し目がち。人を見るときは下から見上げるようチラッと見る。
  ●おばさんは荷物のバッグが花柄ビニールで、同じパーマ。
  ●飲食はしない。車内販売にも声をかけたりしない。

 こういった山形県住民が乗っている限り、新幹線の中はとても静かで緊張感すら漂っています。ここに山形の県民性が現れているではありませんか。まず謙虚。贅沢を嫌う。人見知りする。美徳だと思います。


つばさの禁煙車両について

 先日,つばさに乗って帰省しましたが,切符を買うときに確かめなかったため,指定席が喫煙席になっていました.

 禁煙の自由席が例によって満席だったため,やむなくその指定席にすわりましたが,途中で頭痛と吐き気を催し,宇都宮で自由席が空いたところにいきました.ぐっすり休めたことはいうまでもあり
ません.

 そのときに調べたのですが,禁煙の自由席は14列×4席で56席なのに対し,喫煙の自由席は16×4で64席ありました.先頭が運転席になっているため,その分席が少ないわけです.

 そして実際見ると,禁煙席は満席でしたが喫煙席は空席がちらほら.非常に不満を覚えましたまた,禁煙席を予約しようとしても喫煙席しか空いていないことがままあります.

 明らかに禁煙車を希望している人の方が多いのです.喫煙席でも実際に喫煙している人はあまり見かけませんでした.(それでも1人吸えば煙はすごいのですが)

希望を言うと,

1.64席の16号車を禁煙にし,56席の17号車を喫煙車にする.これで救われる嫌煙者が8人出ます.(現行車両には灰皿が備え付けであるため無理っぽい)

2.指定の喫煙車を1両禁煙に変える.

3.禁煙車を1両増設して8両編成で運転する.(ホームが狭くてできないかな?)

などが挙げられます.JRで検討してもらいないものでしょうか?


不便になった上野駅

上野駅といえば石川啄木の「ふるさとの訛りなつかし停車場にそをききにいく」に詠み込まれているように,東北の玄関口として機能してきました.集団就職や出稼ぎなど東北地方に顕著な清貧と勤勉の象徴として,その垢抜けない田舎くささが安らぎを与える駅でありました.東海道からの入り口である東京駅とは対照的なイメージがあります.

さて,東北新幹線とつばさは上野駅で地下4階に停車します.地上1階または2階から発車する他の電車からの乗り換えも容易ではありません.それでも,常磐線などに乗るにはわざわざ東京まで行って引き返す必要もなく,上野駅の地底で降りることになります.

それでも縦横に張り巡らされたエスカレーターのおかげでこれまではそれほど苦労せずに乗り換えることができました.下の図は従来の新幹線ホーム周辺の地図です.つばさの自由席から改札まで行く最短ルートを赤で示してあります.

つばさの端からでもほとんど歩かずに改札に向かうことができたので,それほど大変ではありませんでした.3階にある改札はほぼ中央に位置し,他の電車に乗りかえるときもさほど歩きません.

しかしこれは過去の話です.平成12年に駅舎内改装工事が行われ,便利だったエスカレーターがことごとく封鎖されてしまいました.3階の改札は廃止で1階にあるものに統一されたため,新幹線約17両分も自力で歩かなければなりません.しかも新幹線改札から他の電車まではまた遠いのです.

もはや,上野駅で新幹線を乗り降りする人は奇特としか言えません.特にお年寄りには全くお勧めできません.

連結しているやまびこの自由席が改札に一番近いことになります.都会の仙台・盛岡の人は歩かないでよろしい,山形の人は田舎なんだから歩けということかなとひがみたくもなってきます.「こまち」も同じことですが.

乗り換えに10分もかかり,こんなに歩くのでは,東京駅を利用した方がよいということになっていきます.それに最近では上野駅ノンストップのつばさもありますから,そのうち上野駅は完全通過駅になるかもしれません.

たいへんさびしいことです.

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